JP2005101308A - レーザ光送受光装置 - Google Patents

レーザ光送受光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005101308A
JP2005101308A JP2003333529A JP2003333529A JP2005101308A JP 2005101308 A JP2005101308 A JP 2005101308A JP 2003333529 A JP2003333529 A JP 2003333529A JP 2003333529 A JP2003333529 A JP 2003333529A JP 2005101308 A JP2005101308 A JP 2005101308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
laser beam
laser light
light
cylindrical lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003333529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4414183B2 (ja
Inventor
Noboru Koizumi
昇 小泉
Hideo Kanda
秀雄 神田
Kazuo Makimura
和雄 牧村
Yoshiyuki Ikemoto
善行 池本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Fujinon Corp
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujinon Corp, Nippon Signal Co Ltd filed Critical Fujinon Corp
Priority to JP2003333529A priority Critical patent/JP4414183B2/ja
Publication of JP2005101308A publication Critical patent/JP2005101308A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4414183B2 publication Critical patent/JP4414183B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

【目的】 列状アレイレーザ光源からのレーザ光を、その拡散を抑制するとともに、光路分離部材からレーザ光射出窓部までのビーム径を細くすることで、物体からの戻り光の光強度を確保しつつ、S/N比を向上させる。
【解決手段】 レーザ光送出用レンズ部16は、光源部3から射出されたレーザ光をコリメートするとともに、光束径を絞った状態でスキャンミラーに照射せしめるものであり、光源部3側から順に、正のパワーを有するコリメートレンズ部52、光源部3を構成する半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に正の屈折力を有する第1シリンドリカルレンズ53、上記接合面に対して直交方向に負の屈折力を有する第2シリンドリカルレンズ54、上記接合面に平行な方向に正の屈折力を有する第3シリンドリカルレンズ55を配列してなる。2つのシリンドリカルレンズ53、54は、ビームエクスパンダ部を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、所定の空間内に存在する物体の位置や大きさ等を検出する自動監視装置等に用いられるレーザ光送受光装置に関するものである。
従来、例えば、監視対象となる空間内に侵入した物体等を特定するために、上記空間内を多次元的に走査するようにレーザ光を照射し、上記物体からの戻り光の情報に基づき物体の位置や大きさを検出できるように構成された自動監視装置が知られている(下記特許文献1参照)。このような自動監視装置は、光源部から射出されたレーザ光を送出するレーザ光送出用光学系、上記空間内を多次元的に走査するように反射させるスキャンミラー、上記物体からの戻り光を受光する受光素子、さらには上記戻り光を受光素子の受光面上に集光させるための集光レンズ等により構成されるレーザ光送受光装置を備えている。
このような装置の1タイプとして、「同軸系タイプ」と称されるものが知られている。この「同軸系タイプ」は、光源部から射出されたレーザ光が光源部からスキャンミラーを経て上記空間内に照射されるまでの光路と、空間内の物体から反射されたレーザ光が物体から受光素子に至るまでの光路とが途中まで互いに重なっているタイプである。
しかし、この「同軸系タイプ」では、光路上に配されたハーフミラーやスキャンミラーの界面等で発生した散乱光が受光素子に導かれる虞があるため、本願出願人は、このような問題を解決したレーザ光送受光装置を案出し、既に開示している(下記特許文献2)。すなわち、この特許文献2に開示されたものは、光源部からのレーザ光の光路から戻り光の光路を分離する光路分離部材として、有孔反射ミラーもしくは微小反射ミラーを用いている。このため、それまでの従来技術のように光路分離部材としてハーフミラーを用いた際に生じる問題、すなわち、光源部からのレーザ光がハーフミラーを透過する際にハーフミラーの界面において散乱光が発生し、この散乱光が集光レンズを経て受光素子に入るという問題の発生を未然に防止することができ、また、これによりS/N比をさらに向上させることが可能である。
特開2000−149154号公報 特願2002−324143号明細書
ところで、上述したような自動監視装置の光学系では、コンパクトで安価な構成とするため、通常、光源としては半導体レーザ光源が用いられている。一般的な半導体レーザ光源はシングルストライプで、その発光面は1μm×3μm程度の大きさを有し、1点からの発光とされている。このため、レーザ光送出用光学系には複数枚の球面レンズや、非球面単レンズ等の比較的単純な構成のものが用いられている。
しかし、シングルストライプの半導体レーザ光源の出力はせいぜい6W程度であり、さらに高出力を必要とするときには多数の発光点を一列(もしくは複数列)に配設してなるレーザ光源、例えば上記シングルストライプのものを一列(もしくは複数列)に配設してなるアレイ構造のレーザ光源とする必要がある。このようなレーザ光源の発光面のサイズは、例えば1μm×150μm程度とライン形状となる。また、発光面の長径方向と短径方向のビーム拡がり角(全角)が前者では10度程度、後者では30度程度と大きく異なる。このため、レーザ光送出用光学系として、上述したような複数枚の球面レンズや非球面単レンズ等の単純なレンズ構成を用いると、特に遠方の物体に照射すべき状況では、レーザ光が拡散してしまい、いかに高出力にしようと物体からの戻り光が微弱となって、検出精度を良好なものとすることができないという問題があった。
すなわち、上述したような自動監視装置においては、使用されるスキャンミラーの反射面の面積が小さく、また、光源部から空間内の物体までの距離は長いため、物体から反射されたレーザ光の光強度は、通常、光源部から射出されたレベルの数千万分の1以下のレベルまで減衰しており、検出精度を良好とするためには、いかにレーザ光を拡散させることなく遠方の物体に照射するかが問題となる。
さらに、上述したような自動監視装置においては、有効な信号光が微弱であるため、ノイズ対策が重要となる。ノイズ対策としては、上述した光路分離部材から、空間に向けてレーザ光が射出される窓部の透明カバーまでの間のビーム径を細くしておくことが重要である。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、発光点が列状に配された半導体レーザ光源からのレーザ光を、その拡散を抑制しつつ遠方の物体に照射し得るとともに、光路分離部材からレーザ光射出窓部までのビーム径を細くしてS/N比を向上させ得るレーザ光送受光装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、本発明のレーザ送受光装置は、発光点が、少なくとも1つの列状に配された半導体レーザ光源と、この半導体レーザ光源から射出されたレーザ光をコリメートするとともに、光束径を絞った状態で所定の光学部材に照射せしめるレーザ光送出用光学系と、このレーザ光送出用光学系から該所定の光学部材への送出光束の光路と、該所定の光学部材からの戻り光束の光路を互いに分離する光路分離部材を備え、
前記レーザ光送出用光学系は、半導体レーザ光源側から順に、正のパワーを有するコリメートレンズ部、前記半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に正の屈折力を有する第1シリンドリカルレンズと前記半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に屈折力を有する第2シリンドリカルレンズからなるビームエクスパンダ部、およびスリット部を配列するとともに、前記第1シリンドリカルレンズと前記第2シリンドリカルレンズの間、または前記第2シリンドリカルレンズと前記スリット部の間に、前記半導体レーザ光源の接合面に対して平行方向に正の屈折力を有する第3シリンドリカルレンズを配置してなり、
前記コリメートレンズ部の後側焦点位置と前記第3シリンドリカルレンズの前側焦点位置を略一致させるように配置してなることを特徴とするものである。
また、本発明のレーザ送受光装置は、発光点が、少なくとも1つの列状に配された半導体レーザ光源と、この半導体レーザ光源から射出されたレーザ光をコリメートするとともに、光束径を絞った状態で所定の光学部材に照射せしめるレーザ光送出用光学系と、このレーザ光送出用光学系から該所定の光学部材への送出光束の光路と、該所定の光学部材からの戻り光束の光路を互いに分離する光路分離部材を備え、
前記レーザ光送出用光学系は、前記半導体レーザ光源側から順に、正のパワーを有するコリメートレンズ部、前記半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に正の屈折力を有する第1シリンドリカルレンズと前記半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に屈折力を有する第2シリンドリカルレンズからなるビームエクスパンダ部、および該第2シリンドリカルレンズからの出力光を通過せしめるスリット部を配列されてなることを特徴とするものである。
さらに、前記所定の光学部材が、前記レーザ光送出用光学系からのレーザ光を所定の空間に向け該空間内を多次元的に走査するように反射させるスキャンミラーであり、前記空間内の物体から反射して前記スキャンミラーに戻り、該スキャンミラーによって前記レーザ光の光路を逆進するように反射された戻り光を、
前記光路分離部材によって該レーザ光の光路とは外れた方向へ出力せしめて受光素子により受光させ、前記戻り光に担持された情報に基づき前記物体を認識するように構成することが可能である。
ここで、上記第2シリンドリカルレンズの屈折力は、正負のいずれであってもよく、第1シリンドリカルレンズと組み合わせられて、上記接合面に対して直交方向にビーム径を縮小するビームエクスパンダを形成し得るものであればよい。
また、上記コリメートレンズ部と上記第1シリンドリカルレンズを一体に形成し、1つのレンズで両者の機能を融合させて持たすように構成することも可能であり、この場合にはレンズの少なくとも一方の面形状を、光軸に対して回転非対称な自由曲面とすることが有効である。
また、上記第2シリンドリカルレンズと上記第3シリンドリカルレンズを一体化する構成も可能であり、この場合にもレンズの少なくとも一方の面形状を、光軸に対して回転非対称な自由曲面とすることが有効である。
本発明のレーザ光送受光装置によれば、レーザ光出力用レンズ系として、半導体レーザ光源側から順に、正のパワーを有するコリメートレンズ部、前記半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に正の屈折力を有する第1シリンドリカルレンズと前記半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に屈折力を有する第2シリンドリカルレンズからなるビームエクスパンダ部を配設し、さらにこのスキャンミラー側にスリット部を配設することにより、各レーザ光を細い平行光の状態として出力することができる。
これにより、例えば自動監視装置等に搭載した場合、スキャンミラーに至るまで各レーザ光を細いビーム状態とすることができ、またスキャンミラーにより投影空間に照射されたレーザ光は大きく拡散されることなく物体に照射されるので、ノイズの低減を図ることができるとともに、この物体からの戻り光の光強度を増大させることができる。
また、第1シリンドリカルレンズと第2シリンドリカルレンズの間、または第2シリンドリカルレンズとスリット部の間に、半導体レーザ光源の接合面に対して平行方向に正の屈折力を有する第3シリンドリカルレンズを配置して、この方向における、上記コリメートレンズ部の後側焦点位置と第3シリンドリカルレンズの前側焦点位置を略一致させるように配置することで、上記接合面に対して平行方向において、各発光点からのレーザ光を互いに略平行とすることができるので、各レーザ光の拡散をさらに抑制することができ、物体からの戻り光を検出するのに十分な光強度を有するものとすることができる。
以下、添付図面に基づき、本発明の実施形態に係るレーザ光送受光装置について説明する。なお、このレーザ光送受光装置について詳しい説明をする前に、このレーザ光送受光装置の適用例として、このレーザ光送受光装置を搭載した、任意の物体を識別する自動監視装置について説明する。各添付図においては、説明を分かりやすくするために、構成部品間の距離や個々の大きさ等を適宜変更して示してある。
<自動監視装置の構成>
まず、本発明の実施形態に係るレーザ光送受光装置を搭載した自動監視装置について、図4に基づき簡単に説明する。図4は、本発明の実施形態に係るレーザ光送受光装置を搭載した自動監視装置の構成図である。
図4に示す自動監視装置1は、空間R内に物体が存在するか否かを監視するためのものであり、発光点が、少なくとも1つの列状に配された半導体レーザ光源からなる光源部3と、この光源部3から射出されたレーザ光をコリメートするとともに、光束径を絞った状態で出力するレーザ光送出用レンズ部16を含み、該レーザ光送出用レンズ部16から出力されたレーザ光Bを空間Rに向けスキャン照射すると共に、空間R内の物体Mから反射したレーザ光(戻り光)Bを受光素子5に集光させるためのレーザ光送受光装置10Aと、後述する種々の制御や演算処理等を行なうコントロール部20とを備えてなる。
上記レーザ光送受光装置10Aは、詳しくは後述するが、レーザ光送出用レンズ部16からのレーザ光Bを、ガルバノミラー等(半導体共振ミラー、例えば、日本信号株式会社製のECO SCAN(登録商標))で構成されるスキャンミラー11により、上記空間R内を多次元的に走査するように該空間Rに向けて照射すると共に、物体Mからの戻り光Bをスキャンミラー11、有孔反射ミラー13、集光レンズ15を介して受光素子5に受光させるように構成されている。
また、上記コントロール部20は、光源部3から射出されるレーザ光Bを光パルスとするためのパルス発生回路21や、受光素子5から出力された信号を増幅するための増幅器22、スキャンミラー11の傾動角の制御を行なうスキャンミラー制御部23や、パルス発生回路21からの信号と増幅器22からの信号に基づき、光源部3からのレーザ光Bの出力タイミングと、それが物体Mに反射されて受光素子5に受光されたタイミングとの時間差を検出する時間差検出部24を備えている。そして、時間差検出部24で検出された時間差情報に基づき、距離検出部25において物体Mまでの距離を算出すると共に、スキャンミラー制御部23からの信号に基づき、方向検出部26において物体Mの方向を検出し、これらの検出された距離情報および方向情報に基づき、物体Mの距離画像(距離、方向、大きさを示す画像)を距離画像生成部27において生成し、さらに、生成された物体Mの距離画像に基づき、物体Mが対象とする物体であるか否か等を物体識別部28において識別するように構成されている。
<レーザ光送受光装置の構成>
次に、図5を用いて、上記レーザ光送受光装置10Aについて、より詳細に説明する。なお、図5においては、構成部材の図示方法が図4と異なるものがあり、また、図4では図示を省略された一部の部材が図示されている。
図5に示すようにレーザ光送受光装置10Aは、レーザ光送出用レンズ部16(詳しくは後述する)およびスリット板17(詳しくは後述する)からなるレーザ光送出用光学系、上述した有孔反射ミラー13、スキャンミラー11、および集光レンズ15を備えている。有孔反射ミラー13の中央部には、反射面13bから裏面13cまで貫通する孔部13aが形成されており、光源部3から射出されたレーザ光Bは、この孔部13a内を通過してスキャンミラー11に照射されるようになっている。
スキャンミラー11は、光源部3からのレーザ光Bを、空間R内を多次元的に走査するように該空間Rに向けて反射させると共に、空間R内の上記物体M(図5では、図示略)からの戻り光Bを、レーザ光Bの光路を逆進するように反射させるよう構成されている。レーザ光Bの光路を逆進する戻り光Bは、光源部3からのレーザ光Bよりも光束径が大きくなっており、有孔反射ミラー13の、上記孔部13aの周囲の反射面13bにおいて、レーザ光Bの光路から外れる方向に反射され、さらに、集光レンズ15により集光されて受光素子5に受光されるようになっている。
このように、レーザ光送受光装置10Aは、光源部3から射出されるレーザ光Bが光源部3からスキャンミラー11を経て空間R内に照射されるまでの光路と、空間R内の物体Mからの戻り光Bが物体から受光素子5に至るまでの光路とが途中まで互いに重なっている同軸系タイプである。このため、非同軸系タイプでは必要となる、広角で高効率な高価な集光レンズを用いる必要はない。また、集光レンズ等の見込む角度が狭く、余分な背景光が受光素子に入り難くなるので、S/N比が良くなる。
また、光源部3からのレーザ光Bの光路から戻り光Bの光路を分離する光路分離部材として、有孔反射ミラー13を用いている。光源部3から射出されたレーザ光Bは、有孔反射ミラー13の孔部13a内を通過するので、従来技術のように光路分離部材としてハーフミラーを用いた際に生じる問題、すなわち、光源部3からのレーザ光Bがハーフミラーを透過する際にハーフミラーの界面において散乱光が発生し、この散乱光が集光レンズ15を経て受光素子5に入るという問題の発生を未然に防止することができる。また、これにより、S/N比の向上を図ることが可能である。
また、上記レーザ光送受光装置10Aにおいては、前述したように、光源部3と有孔反射ミラー13との間に、レーザ光送出用レンズ部16と、1つまたは複数(図5では2つ)のスリット板17が設けられている。このスリット板17の中央部には、有孔反射ミラー13に形成された孔部13aよりも幅の小さい、スリット17aが形成されており、光源部3から射出されたレーザ光Bは、レーザ光出力用レンズ部16を経た後、このスリット17a内を通過してから有孔反射ミラー13の孔部13a内を通過するようになっている。このようなスリット板17を配することにより、光源部3からのレーザ光Bの光束径を、有孔反射ミラー13の孔部13aの径よりも十分に小さく絞ることが可能となるので、光源部3からのレーザ光Bが有孔反射ミラー13の孔部13aの端部に照射されて散乱光が発生することを防止することができる。
さらに、有孔反射ミラー13の孔部13aは、その反射面13bから裏面13cに向けて、テーパ状に広がるように形成されている。このため、万一、光源部3からのレーザ光Bが有孔反射ミラー13の孔部13aの端部に照射されて散乱光が発生した場合でも、その散乱光が受光素子5に向かうことを防止し得るようになっている。
また、上記レーザ光送受光装置10Aにおいては、スキャンミラー11と空間Rとの間に、スキャンミラー11から空間R内に向かうレーザ光B、および空間R内の物体Mから反射されスキャンミラー11に向かう戻り光Bが透過する透明カバー19が配置されている。
さらに、上記レーザ光送受光装置10Aにおいては、光源部3からのレーザ光Bが有孔反射ミラー13の孔部13a内を通過した後、スキャンミラー11に入射した際に、スキャンミラー11の反射面において散乱光が発生した場合においても、その散乱光が入射方向に戻り、有孔反射ミラー13の反射面13bで反射された受光素子5に入ることを防止するように構成されている。
<レーザ光送出用光学系>
以下、上記レーザ光送出用レンズ部16およびスリット板17からなるレーザ光送出用光学系について、図1および図2を用いて説明する。なお、図1において、(A)はレーザ光送出用光学系を示す側面図であり、(B)はその平面図である。
図1(A)、(B)に示すように、レーザ光送出用レンズ部16は、この光源部3から射出されたレーザ光をコリメートするとともに、光束径を絞った状態でスキャンミラー11に照射せしめるものであり、光源部3側から順に、正のパワーを有するコリメートレンズ部52、光源部3を構成する半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に正の屈折力を有する第1シリンドリカルレンズ53、上記接合面に対して直交方向に負の屈折力を有する第2シリンドリカルレンズ54、上記接合面に平行な方向に正の屈折力を有する第3シリンドリカルレンズ55を配列してなる。
上記第1シリンドリカルレンズ53と第2シリンドリカルレンズ54とは、図1(A)に示すようにビームエクスパンダ部を構成しており、上記接合面に対して直交する面内において、コリメートレンズ部52からの平行光束の光束径を縮小して出力するものである。
本実施形態のレーザ光送受光装置10Aにおいては、光源部3としてシングルストライプ半導体レーザを一列に配設してなるアレイ構造のレーザ光源(以下、列状アレイレーザ光源と称する)を用いており、発光面のサイズは、例えば1μm×150μm程度とライン形状とされている。これにより、レーザ出力をシングルストライプ半導体レーザの出力の例えば十倍程度(例えば数十W程度)とすることができ、レーザ光を遠方の物体に良好に照射することが可能となる。
しかし、このような光源部3からの出力光の断面形状が、上記発光面の形状に応じてライン形状とされているため、また、発光面の長径方向(接合面に平行な方向)と短径方向(接合面に直交する方向)のビーム拡がり角(全角)が前者では10度程度、後者では30度程度と大きく異なることから、複数枚の球面レンズや非球面単レンズ等の単純なレンズ構成を用いると、特に遠方の物体に照射される状態では、レーザ光が拡散してしまい、光源部3を高出力のものにしても、検出物体からの戻り光は微弱となってしまう。
そこで、本実施形態のレーザ光送出用レンズ部16では、発光面の形状に対応して、その長径方向と短径方向との屈折力を互いに異なったものとし、いずれの方向においても細い径とされ、拡散しない状態とされたレーザ光をスキャンミラー11に照射するように構成されている。
すなわち、光源部3から射出された各レーザ光は、コリメートレンズ部52により発光面の長径方向、短径方向のいずれも平行光の状態とされる。ただし、上述したように、ビーム拡がり角の違いから、発光面の短径方向(接合面に直交する方向)に幅広のビーム形状とされる(図1(A)、(B)参照)。そこで、発光面の短径方向(接合面に直交する方向)にのみ屈折力を有する2つのシリンドリカルレンズ53、54により構成されたビームエクスパンダ部を用い、図1(A)に示すように、発光面の短径方向においても幅狭のビーム形状に整形している。
また、本実施形態装置のレーザ光送出用レンズ部16では、発光面の長径方向(接合面に平行な方向)において、上記コリメートレンズ部52の後側焦点位置と上記第3シリンドリカルレンズ55の前側焦点位置を略一致させるように配置しており、これにより第3シリンドリカルレンズ55から出力される各レーザ光60を、図1(B)に示す如く、光軸zと略平行に出力することができるようにしている。また、発光面の長径方向(接合面に平行な方向)において、スリット板17の位置で各レーザ光60が最も幅狭となるように構成されている。
このように、本実施形態装置のレーザ光送出用レンズ部16においては、断面形状がライン形状とされた高出力の半導体レーザからの出力光を用いつつ、各レーザ光60を細いビーム状態で、かつ拡散させることなく、スキャンミラー11を介して上記透明カバー19まで導くことを可能としている。
また、上記スリット板17は、図1(B)に示すように、発光面の長径方向(接合面に平行な方向)に長い形状のスリット17a(図5参照)を有する遮光板からなり、ノイズ光をカットするためのものである。
図7((A)は側面図、(B)は平面図)は、従来技術に係る装置のレーザ光送出用光学系を示すものであり、上記実施形態と同様の列状アレイレーザ光源からなる光源部103から出力されたレーザ光160をコリメートするコリメートレンズ部152を備えており、該レーザ光160をコリメートした状態で図示されないスキャンミラーに照射せしめるものである。この従来技術によれば、発光面の長径方向、短径方向のいずれも平行光の状態とされてはいるものの、スキャンミラーに照射された際のレーザ光160は、図1(A)、(B)に示す本実施形態のものと比べると、上記いずれの方向においても幅広のビーム径とされており、また、発光面の長径方向において、各レーザ光160が互いに大きく拡散していく状態となっている。
換言すれば、本実施形態装置のレーザ光送出用レンズ部16においては、従来技術のものに比べて、各レーザ光を細いビーム状態で、かつ拡散させることなくスキャンミラー11(さらには透明カバー19)に照射することが可能となる。
この結果、スキャンミラー11により空間Rに照射されたレーザ光60は、ノイズの低減を図ることができるとともに、図2に示すように、大きく拡散されることなく物体70aに照射されるため、この物体70aからの戻り光は検出するのに十分な光強度を有し、かつS/N比のとれたものとすることができる。
また、本発明のレーザ光送受光装置のレーザ光送出用光学系としては、上記実施形態のものに限られるものではなく、例えば、第2シリンドリカルレンズ54は第1シリンドリカルレンズ53と組み合わせられて、レーザ光のビーム径を縮小するビームエクスパンダ部を構成することができるものであればよく、第2シリンドリカルレンズ54の位置を光軸方向に調整することにより、第2シリンドリカルレンズ54を、正レンズではなく負レンズにより構成することができる。
また、本発明のレーザ光送受光装置のレーザ光送出用光学系としては、第3シリンドリカルレンズ55を省略することも可能である。この場合のレーザ光送出用レンズ部86を図3(A)、(B)に示す。
この図3(A)、(B)に示すレーザ光送出用光学系のレーザ光送出用レンズ部86は、列状アレイレーザ光源からなる光源部3側から順に、正のパワーを有するコリメートレンズ部82、光源部3を構成する半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に正の屈折力を有する第1シリンドリカルレンズ83、上記接合面に対して直交方向に負の屈折力を有する第2シリンドリカルレンズ84を配列してなる。第1シリンドリカルレンズ83と第2シリンドリカルレンズ84とは、図3に示すようにビームエクスパンダ部を構成しており、コリメートレンズ部82からの平行光束の光束径を、光源部3の発光面の短径方向において縮小して出力するものである。また、このレーザ光送出用レンズ部86の後段にはスリット板17が設けられている。この図3(A)、(B)に示すレーザ光送出用光学系は、図1(A)、(B)に示すレーザ光送出用光学系と比べると、発光面の長径方向に各レーザ光が互いに拡散していく状態は抑制されていないものの、図1(A)、(B)に示すレーザ光送出用光学系と同様に発光面の長径方向および短径方向のいずれにおいても平行光とされ、特に該短径方向において幅狭のビーム径の状態とされている。これにより、ノイズの低減を図ることができるとともに、この物体70aからの戻り光の光強度もある程度確保することができる。
<変更態様>
なお、本発明に係るレーザ光送受光装置としては、図5に示すものに限られるものではなく、例えば、図6に示すような構成とすることもできる。以下、図6に示す実施形態に係るレーザ光送受光装置について説明する。
なお、図6においては、上述したレーザ光送受光装置10Aを構成する部材と同様の部材に対して、図5で用いたものと同じ番号を付している。
図6に示すレーザ光送受光装置10Bは、レーザ光送出用レンズ部16、スリット板17、微小反射ミラー14、スキャンミラー11、および集光レンズ15を備えている。微小反射ミラー14は、光を透過させる光透過面14bの中央部に、光を反射させる、口径が小さな反射面14aを有する構成とされ、光源部3から射出されたレーザ光Bは、この反射面14aで反射されてスキャンミラー11に照射されるようになっている。
スキャンミラー11は、微小反射ミラー14の反射面14aからのレーザ光Bを、空間R内を多次元的に走査するように該空間Rに向けて反射させると共に、空間R内の物体M(図6では、図示略)からの戻り光Bを、レーザ光Bの光路を逆進するように反射させるよう構成されている。この、レーザ光Bの光路を逆進する戻り光Bは、光源部3からのレーザ光Bよりも光束径が大きくなっており、微小反射ミラー14の、上記反射面14aの周囲の光透過面14bを透過して、レーザ光Bの光路から外れる方向に進行し、さらに、集光レンズ15により集光されて受光素子5に受光されるようになっている。
このように、レーザ光送受光装置10Bは、光源部3から射出されるレーザ光Bが光源部3からスキャンミラー11を経て空間R内に照射されるまでの光路と、空間R内の物体Mからの戻り光Bが物体から受光素子5に至るまでの光路とが途中まで互いに重なっている同軸系タイプであり、上述したレーザ光送受光装置10Aと同様の効果を奏する。
また、光源部3からのレーザ光Bの光路から戻り光Bの光路を分離する光路分離部材として、微小反射ミラー14を用いている。光源部3から射出されたレーザ光Bは、微小反射ミラー14の微小な反射面14aにおいて、受光素子5への方向から外れる方向に反射されるので、反射面14aにおいて散乱光が発生した場合でも、この散乱光が集光レンズ15を経て受光素子5に入ることを防止することができる。これにより、S/N比の向上を図ることが可能である。
また、前述したように、光源部3と微小反射ミラー14との間には、上記実施形態で説明した如きレーザ光送出用レンズ部16および、1つまたは複数(図6では2つ)のスリット板17が設けられている。このスリット板17の中央部には、微小反射ミラー14の反射面14aの口径よりも幅の小さいスリット17aが形成されており、光源部3から射出されたレーザ光Bは、レーザ光送出用レンズ部16を経た後、このスリット17a内を通過してから微小反射ミラー14の反射面14aに至るようになっている。このようなスリット板17を配することにより、光源部3からのレーザ光Bの光束径を、微小反射ミラー14の反射面14aの口径よりも十分に小さく絞ることが可能となるので、光源部3からのレーザ光Bが微小反射ミラー14の反射面14aの端部に照射されて散乱光が発生し、この散乱光が受光素子5の方向に向かうことを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態のものに限られるものではなく、その他の種々の態様の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、半導体レーザ光源として、多数の発光点を一列に配設してなるものを用いているが、発光面がライン状に形成されるのであれば、発光点が2列あるいは3列等の複数列とされていてもかまわない。
また、本発明のレーザ光送受光装置は、上述した自動監視装置に限られず、列状アレイレーザ光源から射出されたレーザ光を絞った状態で出力することが要求され、かつレーザ光被照射物体からの戻り光を検出光として用いる種々の装置に搭載することが可能である。
なお、特開平10−332816号公報には、本発明のものと同様に送信リレー光学系が開示されているが、この送信リレー光学系は、光ファイバ端面におけるケラレを防止するものであって、ファイバ端面の前段に配置された結像レンズの開口数を制御することを目的としたものである。したがって、本発明のものとは、その目的および構成が大きく相違する。
本発明の実施形態に係るレーザ光送受光装置のレーザ光送出用光学系を示す概略図 図1に示すレーザ光送出用光学系を用いて室空間に照射されたレーザ光を示す概略図 図1に示すレーザ光送出用光学系とは異なるレーザ光送出用光学系を示す概略図 本発明の実施形態に係るレーザ光送受光装置を搭載した自動監視装置の構成図 本発明の実施形態に係るレーザ光送受光装置を示す構成図 図5に示すレーザ光送受光装置とは異なる実施形態に係るレーザ光送受光装置を示す構成図 従来のレーザ光送受光装置のレーザ光送出用光学系を示す概略図
符号の説明
1 自動監視装置
3、103 光源部(列状アレイレーザ光源)
5 受光素子
11 スキャンミラー
13 有孔反射ミラー
14 微小反射ミラー
15 集光レンズ
16、86 レーザ光送出用光学系
17 スリット板
17a スリット
20 コントロール部
52、82、152 コリメートレンズ部
53、83 第1シリンドリカルレンズ
54、84 第2シリンドリカルレンズ
55 第3シリンドリカルレンズ
60、90、160 レーザ光

Claims (3)

  1. 発光点が、少なくとも1つの列状に配された半導体レーザ光源と、この半導体レーザ光源から射出されたレーザ光をコリメートするとともに、光束径を絞った状態で所定の光学部材に照射せしめるレーザ光送出用光学系と、このレーザ光送出用光学系から該所定の光学部材への送出光束の光路と、該所定の光学部材からの戻り光束の光路を互いに分離する光路分離部材を備え、
    前記レーザ光送出用光学系は、前記半導体レーザ光源側から順に、正のパワーを有するコリメートレンズ部、前記半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に正の屈折力を有する第1シリンドリカルレンズと前記半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に屈折力を有する第2シリンドリカルレンズからなるビームエクスパンダ部、およびスリット部を配列するとともに、前記第1シリンドリカルレンズと前記第2シリンドリカルレンズの間、または前記第2シリンドリカルレンズと前記スリット部の間に、前記半導体レーザ光源の接合面に対して平行方向に正の屈折力を有する第3シリンドリカルレンズを配置してなり、
    前記コリメートレンズ部の後側焦点位置と前記第3シリンドリカルレンズの前側焦点位置を略一致させるように配置してなることを特徴とするレーザ光送受光装置。
  2. 発光点が、少なくとも1つの列状に配された半導体レーザ光源と、この半導体レーザ光源から射出されたレーザ光をコリメートするとともに、光束径を絞った状態で所定の光学部材に照射せしめるレーザ光送出用光学系と、このレーザ光送出用光学系から該所定の光学部材への送出光束の光路と、該所定の光学部材からの戻り光束の光路を互いに分離する光路分離部材を備え、
    前記レーザ光送出用光学系は、前記半導体レーザ光源側から順に、正のパワーを有するコリメートレンズ部、前記半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に正の屈折力を有する第1シリンドリカルレンズと前記半導体レーザ光源の接合面に対して直交方向に屈折力を有する第2シリンドリカルレンズからなるビームエクスパンダ部、および該第2シリンドリカルレンズからの出力光を通過せしめるスリット部を配列されてなることを特徴とするレーザ光送受光装置。
  3. 前記所定の光学部材が、前記レーザ光送出用光学系からのレーザ光を所定の空間に向け該空間内を多次元的に走査するように反射させるスキャンミラーであり、前記空間内の物体から反射して前記スキャンミラーに戻り、該スキャンミラーによって前記レーザ光の光路を逆進するように反射された戻り光を、前記光路分離部材によって該レーザ光の光路とは外れた方向へ出力せしめて受光素子により受光させ、前記戻り光に担持された情報に基づき前記物体を認識するように構成されたことを特徴とする請求項1または2記載のレーザ光送受光装置。
JP2003333529A 2003-09-25 2003-09-25 レーザ光送受光装置 Expired - Lifetime JP4414183B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003333529A JP4414183B2 (ja) 2003-09-25 2003-09-25 レーザ光送受光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003333529A JP4414183B2 (ja) 2003-09-25 2003-09-25 レーザ光送受光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005101308A true JP2005101308A (ja) 2005-04-14
JP4414183B2 JP4414183B2 (ja) 2010-02-10

Family

ID=34461514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003333529A Expired - Lifetime JP4414183B2 (ja) 2003-09-25 2003-09-25 レーザ光送受光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4414183B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010091763A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Olympus Imaging Corp ビーム光投受光装置
JP2013003380A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Canon Inc 光ビーム出射装置及び該光ビーム出射装置を備える画像形成装置
JP2018059846A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 レーザレーダシステム
CN109031244A (zh) * 2018-08-16 2018-12-18 北醒(北京)光子科技有限公司 一种激光雷达同轴光学系统及激光雷达

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08146136A (ja) * 1994-11-25 1996-06-07 Matsushita Electric Works Ltd 光波測距装置
JP2000149154A (ja) * 1998-11-05 2000-05-30 Nippon Signal Co Ltd:The 自動監視装置
JP2002040350A (ja) * 2000-07-28 2002-02-06 Fuji Xerox Co Ltd 光走査装置
JP2002316440A (ja) * 2001-02-14 2002-10-29 Fuji Xerox Co Ltd レーザ光源及び画像形成装置
JP2003131165A (ja) * 2001-10-25 2003-05-08 Sony Corp レーザー光源を備えた照明装置及び画像表示装置
JP2005099459A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Fujinon Corp 光束径変換素子およびこれを用いたレーザ光送受光装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08146136A (ja) * 1994-11-25 1996-06-07 Matsushita Electric Works Ltd 光波測距装置
JP2000149154A (ja) * 1998-11-05 2000-05-30 Nippon Signal Co Ltd:The 自動監視装置
JP2002040350A (ja) * 2000-07-28 2002-02-06 Fuji Xerox Co Ltd 光走査装置
JP2002316440A (ja) * 2001-02-14 2002-10-29 Fuji Xerox Co Ltd レーザ光源及び画像形成装置
JP2003131165A (ja) * 2001-10-25 2003-05-08 Sony Corp レーザー光源を備えた照明装置及び画像表示装置
JP2005099459A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Fujinon Corp 光束径変換素子およびこれを用いたレーザ光送受光装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010091763A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Olympus Imaging Corp ビーム光投受光装置
JP2013003380A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Canon Inc 光ビーム出射装置及び該光ビーム出射装置を備える画像形成装置
JP2018059846A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 レーザレーダシステム
CN109031244A (zh) * 2018-08-16 2018-12-18 北醒(北京)光子科技有限公司 一种激光雷达同轴光学系统及激光雷达

Also Published As

Publication number Publication date
JP4414183B2 (ja) 2010-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9285266B2 (en) Object detector including a light source with light emitting region of a first size in a first direction and a second size in a second direction
US11764539B2 (en) Transmitting device for a LIDAR scanner having a scanning mirror covered by a cover element
US10018725B2 (en) LIDAR imaging system
WO2018068363A1 (zh) 激光雷达光学系统
US20190162857A1 (en) Optical designs using cylindrical lenses for improved resolution in lidar systems
JP2006259098A (ja) 光走査装置
JP2017003391A (ja) レーザレーダシステム
US20200249319A1 (en) Optical assembly for a lidar system, lidar system and working apparatus
JP4824253B2 (ja) 光学測距装置
JP2004170965A (ja) 集光光学系
WO2020116078A1 (ja) レーザレーダ
JP4414183B2 (ja) レーザ光送受光装置
CN110140060B (zh) 用于激光雷达系统的光学组件、激光雷达系统和工作装置
JP4421252B2 (ja) レーザ光送受光装置
JP6323056B2 (ja) 光電センサ
CN111190159A (zh) 用于激光雷达传感器的构件和激光雷达传感器
JP2005274678A (ja) 光学走査装置
US20220120869A1 (en) Receiving system for lidar, lidar and method for inhibiting ghost lines
US20230003843A1 (en) Transmission unit and lidar device with optical homogenizer
US11333880B2 (en) Coaxial macro scanner system
JP4588339B2 (ja) 送受光装置および該送受光装置を備えた自動監視装置
CN110574244B (zh) 泵浦激光辐射的均匀化
JP5374800B2 (ja) レーザー距離計
JP5430112B2 (ja) ビーム光投受光装置
US11137482B2 (en) Lidar device having increased transmission power while taking eye safety into consideration, and method for scanning a region to be scanned

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060614

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4414183

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term