JP2005101103A - 太陽電池装置 - Google Patents

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和久 村田
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Abstract

【課題】 空間を効率的に利用でき、かつ、太陽光の利用効率が高い太陽電池装置を提供する。
【解決手段】 複数の太陽電池パネル10および複数の板部材14がジグザグ状に直列に接続された受光部が筐体22の上部に設けられ、筐体22は、台座26上に台座26の法線軸まわりに回動自在に軸支される。軸部16には、付勢力を発生するスプリングが取付けられ、受光部の側面には、軸部16を包絡するようにワイヤ20が設けられる。そして、ワイヤ20の長さを調整することによって、受光部の伸縮状態が調整され、その伸縮状態に応じて太陽電池パネル10の仰角が調整される。また、台座26に対して筐体22を回動することによって、受光部の方角が調整される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、太陽電池装置に関し、特に、空間を効率的に利用し、かつ、太陽光の利用効率の高い太陽電池装置に関する。
一般に、太陽電池が屋外に設置される場合、できるだけ多くの太陽光を受光するため、多数の太陽電池パネルがビルの屋上や家屋の屋根などに平面状に敷設される。しかしながら、太陽電池パネルを平面状に敷設する場合、設置面積が大きくなるため、所望の発電量を得るだけの設置場所を十分に確保できないことがある。
また、太陽光の利用効率の観点からは、ビルの屋上や家屋の屋根などに太陽電池パネルを平面状に敷設しても、太陽光の利用効率が優れるとは必ずしもいえない。すなわち、太陽電池セルの受光面と太陽光との交角が直角に近いほど、1つの太陽電池パネルでより多くの太陽光を受光することができ、太陽光の利用効率は高くなる。
太陽光の利用効率を向上できる太陽電池装置としては、特開昭64−11373号公報に折り畳み式の太陽電池セットが開示されている(特許文献1参照)。この太陽電池セットは、所定の単位面に太陽電池ユニットが配置され、かつ、屏風のごとく伸縮可能な太陽電池セットであって、展開時に隣接して対向する単位面の太陽電池ユニットが所定の対向角度で対向するように支持体の展開を設定する対向角設定手段を備えている。
この太陽電池セットによれば、受光面を上側にして屏風のごとく展開することによって、太陽光が隣接する面内で多重反射し、太陽光の利用効率が向上する。
また、実開平2−42450号公報では、蛇腹状に伸縮自在で、かつ、折り畳み可能な柔軟絶縁基板の同方向を向く面上に太陽電池群を搭載した太陽電池パネルが開示されている(特許文献2参照)。
特開昭64−11373号公報 実開平2−42450号公報
特にビルや家屋が密集する都市部などにおいては、板状の太陽電池パネルを多数平面状に敷設するための十分な設置スペースを確保することができないことも多い。そこで、空間を効率的に利用でき、かつ、太陽光の利用効率が高い太陽電池装置が望まれている。
上述した特開昭64−11373号公報において開示される太陽電池セットは、隣接する面内で太陽光を多重反射させることによって太陽光の利用効率を向上させることができる太陽電池装置として有用なものであるが、空間を効率的に利用できるものとはいえない。特に、太陽電池ユニットの数が多くなるときは、その数に応じて平面的な設置スペースも増大する。また、隣接する面の対向角を小さくすれば、設置スペースを小さくすることができるが、全入射光が減少するので、太陽光の利用効率は低下する。
また、実開平2−42450号公報において開示される太陽電池パネルは、蛇腹状に折り畳み可能とすることによって携帯性を向上させ、また、折り畳み時に太陽電池群の破損を防止できるものとして有用であるが、この開示された太陽電池パネルでも、上述した課題を解決することはできない。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、空間を効率的に利用でき、かつ、太陽光の利用効率が高い太陽電池装置を提供することである。
この発明によれば、太陽電池装置は、台座と、隣接する平面の対向角を変化させてジグザグ状に伸縮する受光部とを備え、受光部は、各々の受光面が上面となり、かつ、同一方向を向くように並設される複数の太陽電池パネルと、複数の太陽電池パネルの各々と交互に設けられる複数の接続部材と、隣接する太陽電池パネルおよび接続部材を回動自在に軸支する複数の軸部と、複数の太陽電池パネルの受光面が所望の仰角となるように受光部の伸縮状態を拘束する拘束部材とを含む。
好ましくは、太陽電池パネルの上段側に隣接する接続部材は、下面が鏡面からなる板部材である。
好ましくは、受光部は、複数の軸部の各々に設けられ、かつ、受光部が伸張する方向の付勢力を発生する複数のばね部材をさらに含み、台座の上部に受光部が立設される。
好ましくは、受光部は、固設された台座に吊設される。
好ましくは、受光部は、伸縮方向に沿って受光部を拘持する支持部材をさらに含み、支持部材に案内されて受光部が伸縮する。
好ましくは、受光部は、複数の太陽電池パネルおよび複数の接続部材に交差して設けられ、かつ、パンタグラフ状に受光部が伸縮するように受光部を支持する支持部材をさらに含む。
好ましくは、受光部は、台座の法線軸まわりに回動する。
好ましくは、太陽電池装置は、受光部の伸縮状態を変化させるために拘束部材を動作させる第1の駆動部と、台座の法線軸まわりに受光部を回動させる第2の駆動部と、複数の太陽電池パネルから出力される電圧および電流をそれぞれ検出する電圧センサおよび電流センサと、電圧センサおよび電流センサによってそれぞれ検出される電圧および電流を用いて複数の太陽電池パネルの発電量を演算し、発電量が最大となるように第1および第2の駆動部を制御する制御部とをさらに備える。
好ましくは、太陽電池装置は、周囲の環境を検出する環境センサをさらに備え、制御部は、環境センサによって検出された情報に応じて、必要時、受光部が折り畳まれるように第2の駆動部をさらに制御する。
好ましくは、環境センサは、風力センサを含み、制御部は、風力センサによって検出された風力が所定値を超えたとき、受光部が折り畳まれるように第2の駆動部を制御する。
好ましくは、環境センサは、光センサを含み、制御部は、光センサによって検出された日射量が所定値を下回ったとき、受光部が折り畳まれるように第2の駆動部を制御する。
好ましくは、環境センサは、雨センサを含み、制御部は、雨センサによって降雨が検出されたとき、受光部が折り畳まれるように第2の駆動部を制御する。
好ましくは、太陽電池装置は、受光部の回動軸を斜倒させる第3の駆動部をさらに備え、制御部は、複数の太陽電池パネルの発電量が最大となるように第3の駆動部をさらに制御する。
この発明の太陽電池装置によれば、太陽電池パネルが設けられる受光部がジグザグ状に伸縮するようにしたので、設置場所を空間的にとることができ、設置面積を小さくすることができる。そして、太陽電池パネルの受光面を所望の角度に設定することができるので、太陽電池パネルの受光面を太陽光と垂直に近い角度で追従させることができ、太陽光を効率的に受光することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による太陽電池装置1の全体構造を示す正面図であり、図2は、図1に示す太陽電池装置1の側面図である。
図1,図2を参照して、太陽電池装置1は、複数の太陽電池パネル10と、複数の板部材14と、複数の軸部16と、複数のフレーム18と、ワイヤ20と、筐体22と、ワイヤ案内部材24と、台座26とを備える。この実施の形態1では、太陽電池装置1は、地上や建造物などの水平面上に立設して用いられる。
太陽電池パネル10は、軸部16の両端に平行して軸支される2つのフレーム18の間に設けられ、その2つのフレーム18に固設される。太陽電池パネル10は、受光面が上面側となるように配置された複数の太陽電池セル12を含み、受光した太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する。
板部材14は、太陽電池パネル10が固設されるフレーム18を軸支する軸部16の両端に平行して軸支される他の2つのフレーム18の間に設けられ、その2つのフレーム18に固設される。板部材14は、下面側が鏡面となっており、下面に受けた太陽光を下段側に隣接する太陽電池パネル10に向けて反射する。
軸部16は、太陽電池パネル10が固設されるフレーム18とその太陽電池パネル10に隣接する板部材14が固設される他のフレーム18とを回動自在に軸支する。フレーム18は、隣接する2つの軸部16を接続する。また、フレーム18の内部には、太陽電池パネル10によって発電される電力を筐体26へ伝送する電力線が設けられている。
そして、太陽電池パネル10および板部材14が交互に連続して複数設けられ、各々の受光面が同一方向を向くように複数の太陽電池パネル10が並設される。一方、各太陽電池パネル10の受光面の方向と異なる同一方向を向くように各太陽電池パネル10の間に複数の板部材14が並設され、複数の太陽電池パネル10および複数の板部材14は、ジグザグ状に直列に接続される。
なお、以下では、この複数の太陽電池パネル10、複数の板部材14、複数の軸部16および複数のフレーム18からなるこのジグザグ状の構造体を「受光部」と総称する。
ワイヤ20は、この太陽電池装置1の両側面において、図2に示すように複数の軸部16を包絡するように設けられる。ワイヤ20は、ワイヤ案内部材24によって筐体22の内部に誘導され、筐体22の内部に設けられるドラム(図示せず)に巻付けられており、ドラムをモータで回動することによって長さが調整される。そして、ワイヤ20が無い状態では、後述するように、軸部16に設けられたコイルスプリングの付勢力によって太陽電池パネル10と板部材14との対向角θが大きくなり、受光部が直線状に伸張するところ、ワイヤ20の長さを調整することによって受光部の伸縮状態を調整することができる。なお、対向角θとは、図2に示される太陽電池パネル10および板部材14の間の角度である。
筐体22は、固設される台座26の法線軸まわりに回動自在となるように台座26に軸支され、上面に受光部が設けられる。そして、筐体22は、内部に含まれるモータによって台座26の法線軸まわりに回動し、筐体22の回動に応じて受光部も台座26の法線軸まわりに回動する。また、筐体22は、後述するように、上述のモータや制御装置、太陽電池パネル10から出力される電圧や電流を検出するセンサなどを内部に含む。
この太陽電池装置1においては、ワイヤ20の長さを変えることによって、同一方向を向いて並設される複数の太陽電池パネル10の受光面の仰角が調整される。上述のように、ワイヤ20は、長さ調整が可能であり、ワイヤ20の長さによって受光部の伸縮状態を調整することができる。そして、受光部の伸縮状態に応じて太陽電池パネル10の受光面の傾きが決まるので、ワイヤ20の長さを調整することによって太陽電池パネル10の受光面を所望の仰角に調整することができる。具体的には、ワイヤ20を短くすることによって太陽電池パネル10の仰角は大きくなり、ワイヤ20を長くすることによって太陽電池パネル10の仰角は小さくなる。
図3は、実施の形態1による太陽電池装置1が折り畳まれた状態の正面図であり、図4は、図3に示す折り畳まれた状態の太陽電池装置1の側面図である。
図3,図4を参照して、筐体22の内部に設けられる図示されないドラムによりワイヤ20を巻取ることによって、ジグザグ形状の受光部が折り畳まれる。したがって、強風や雨などの悪環境時や夜間など太陽電池装置1を使用しないときは、受光部を折り畳むことによって、太陽電池装置1の転倒を防止し、かつ、太陽電池パネル10の受光面を保護することができる。
図5は、図1に示した軸部16の構造を概略的に説明する図である。
図5を参照して、軸部16には、固定式のスプリング28が取付けられている。スプリング28は、2つのフレーム18の対向角θが180度よりも小さいとき、対向角θが大きくなる方向に付勢力を発生する。したがって、受光部において仮にワイヤ20による拘束がない場合、受光部は、各軸部16にそれぞれ設けられるスプリング28の付勢力によってほぼ直線状に伸張する。
図6は、図1に示したワイヤ20の長さを調節する機構を概略的に説明する図である。この図6では、筐体22の前面に平行な筐体22の一断面が示され、ワイヤ20の長さを調節する機構に関する部分のみが概略的に示されている。
図6を参照して、筐体22は、ワイヤ20が巻付けられるドラムが駆動軸に設けられた第1のモータ30を内部に含み、ワイヤ20を案内するワイヤ案内部材24が側面に取付けられている。第1のモータ30は、正逆に回転可能であり、この図において時計回りに回転することによってワイヤ20を巻取ることができ、反時計回りに回転することによってワイヤ20を巻解くことができる。
なお、図2,図4の側面図において示したように、ワイヤ20は、筐体22の両側面の前面側および後面側から筐体22の内部に入るが、ワイヤ20は、筐体22内の前面側および後面側のいずれかのみでドラムに巻付けられるようにしてもよいし、筐体22内の前面側および後面側の両方でドラムに巻付けられるようにしてもよい。
図7は、図1に示した筐体22の構成を概略的に示す平面図である。なお、点線は、その部分が筐体22の内部に設けられていることを示す。
図7を参照して、筐体22の上面には、最下段の軸部16が設けられている。筐体22は、上述した第1のモータ30と、台座26に対して台座26の法線軸まわりに筐体22を回動させる第2のモータ32と、第1および第2のモータ30,32を制御する制御部34と、太陽電池パネル10から出力される電圧および電流をそれぞれ検出する電圧センサ70および電流センサ72とを内部に含む。
第2のモータ32は、駆動軸にピニオンが設けられており、台座26の歯形成部にピニオンが外接している。そして、第2のモータ32が回動すると、台座26に対して筐体22が回動する。電圧センサ70および電流センサ72は、それぞれ太陽電池パネル10から出力される電圧および電流を検出して制御部34へ出力する。制御部34は、電圧センサ70および電流センサ72から受けた電圧値および電流値に基づいて、太陽電池パネル10から出力される電力が最大となるように第1および第2のモータを制御する。
なお、第2のモータ32は、ピニオンが台座26に内接される構成であってもよく、また、第2のモータ32が台座26側に設置される構成であってもよい。
図8は、図7に示した制御部34の構成を機能的に示す機能ブロック図である。
図8を参照して、制御部34は、電力演算部74と、追尾制御部76と、第1のモータ制御部78と、第2のモータ制御部80とからなる。
電力演算部74は、電圧センサ70および電流センサ72によってそれぞれ検出された電圧値および電流値を用いて、太陽電池パネル10から出力される電力を演算する。追尾制御部76は、電力演算部74によって演算された電力値を受け、太陽電池パネル10による発電量が最大となる受光部の方角および太陽電池パネル10の仰角を探索し、その探索結果をそれぞれ第1および第2のモータ制御部78,80へ出力する。
第1のモータ制御部78は、追尾制御部76による仰角の探索結果に基づいて、ワイヤ20の長さを変更させる第1のモータ30を駆動し、第2のモータ制御部80は、追尾制御部76による方角の探索結果に基づいて、台座26に対して筐体22を回動させる第2のモータ32を駆動する。
ここで、具体的な探索方法としては、たとえば、追尾制御部76は、まず太陽電池パネル10を所定の仰角に固定して発電量が極大となる方角を決定し、その後、受光部をその方角に固定して発電量が最大となる仰角を決定する。あるいは、追尾制御部76は、山登り探索などによって最適な方角および仰角を同時に探索するようにしてもよい。
なお、追尾制御部76による探索演算は、常時実行されていてもよいが、消費電力の観点から、タイマーなどを設けてたとえば1時間毎など所定の時間間隔で実行されるのが望ましい。
なお、上記においては、図2で示されるように、最下部に設けられる軸部16は、筐体22の中央部において設けられ、他のフレームの半分の長さのフレーム18が最下段に設けられているが、この筐体22の中央部に設けられる軸部16およびそれに接続されるフレーム18を備えずに、図2において下から2段目の軸部16がその直下において筐体22に直接軸支されるような構成としてもよい。
以上のように、この実施の形態1による太陽電池装置1によれば、受光部がジグザグ状に上下に伸縮し、かつ、台座26の法線軸まわりに回動するようにしたので、上方向に空間を利用することができ、平面的に狭いスペースでも十分な発電量を得ることができる。
また、この太陽電池装置1は、板部材14の下面が鏡面であるので、板部材14に入射される太陽光がその板部材14の下段に隣接する太陽電池パネル10に集光され、太陽光の利用効率が向上する。
さらに、この太陽電池装置1は、発電量が最大となるように受光部の方角および太陽電池パネル10の仰角を自動調整するので、使用時の日照状態における最大効率で太陽光を受光することができる。
また、さらに、この太陽電池装置1は、太陽電池装置1の保管、搬送、移動、敷設なども容易であるという効果も有する。
[実施の形態2]
図9は、この発明の実施の形態2による太陽電池装置1Aの全体構造を示す正面図である。
図9を参照して、太陽電池装置1Aは、実施の形態1による太陽電池装置1の構成において、複数の太陽電池パネル10、複数の板部材14および筐体22に代えて、それぞれ複数の太陽電池パネル10A、複数の板部材14Aおよび筐体22Aを備え、支持部材38と、リング状部材44,48と、風力センサ40とをさらに備える。
太陽電池パネル10Aは、中央に長穴42が設けられ、その両側に受光面が上面側となるように複数の太陽電池セル12が配置される。長穴42の中央には、太陽電池パネル10Aに回動自在に軸支され、かつ、支持部材38に対して滑動するリング状部材44が設けられている。
板部材14Aは、下面側が鏡面となっており、下面に受けた太陽光を下段側に隣接する太陽電池パネル10Aに向けて反射する。そして、この板部材14Aも、太陽電池パネル10Aと同様に、中央に長穴46が設けられており、長穴46の中央には、板部材14Aに回動自在に軸支され、かつ、支持部材38に対して滑動するリング状部材48が設けられている。
支持部材38は、各太陽電池パネル10Aおよび各板部材14Aにそれぞれ設けられたリング状部材44,48を貫通して設けられる棒状部材である。この支持部材38は、受光部が上下に伸縮動作をする際の案内レールとして機能する。また、支持部材38は、受光部の伸縮に応じて伸縮することができる。
風力センサ40は、支持部材38の上端に設けられ、風杯の回転によって風力を検出する。なお、筐体22Aの上面中央に支持部材38が立設されるため、最下段の軸部は、軸部16A,16Bに分割されている。
図10は、図9に示した太陽電池装置1Aの側面図である。
図10を参照して、支持部材38は、筐体22Aに軸支され、太陽電池装置1Aの側面に平行な面内で回動することができる。すなわち、この太陽電池装置1Aは、台座26の法線軸に対して受光部を後方に斜倒させることができ、太陽光をより効率的に受光することができる。
図11は、図9に示した筐体22Aの構成を概略的に示す平面図である。なお、点線は、その部分が筐体22Aの内部に設けられていることを示す。
図11を参照して、筐体22Aの上面には、最下段の軸部16A,16Bが設けられている。筐体22Aは、図7に示した実施の形態1における筐体22の構成において、制御部34に代えて制御部34Aを含み、光センサ50と、雨センサ52と、支持部材38を斜倒させる第3のモータ56とをさらに含む。
筐体22Aの上面中央には、支持部材38を通すための長穴54が設けられており、支持部材38は、筐体22Aの内部において、側面に平行な面内で回動するように軸支されている。
光センサ50は、筐体22Aの上面に設けられ、所定値以上の光量の有無を検出する。そして、光センサ50は、光量の有無の検出結果を制御部34へ出力する。光センサ50には、たとえば、CdSセンサなどが用いられる。
雨センサ52も、筐体22Aの上面に設けられ、所定値以上の降雨の有無を検出する。そして、雨センサ52は、降雨の有無の検出結果を制御部34へ出力する。雨センサ52には、たとえば、電極を用いた水分検出センサなどが用いられる。
制御部34Aは、電圧センサ70、電流センサ72、光センサ50、雨センサ52、および図示されない風力センサ40の各検出結果に基づいて第1〜第3のモータ30,32,56を制御する。
なお、筐体22Aのその他の構成は、図7に示した筐体22と同じであるので、その説明は繰り返さない。
図12は、図11に示した制御部34Aの構成を機能的に示す機能ブロック図である。
図12を参照して、制御部34Aは、図8に示した制御部34の構成において、追尾制御部76に代えて追尾制御部76Aを含み、判定部82と、第3のモータ制御部84とをさらに含む。
追尾制御部76Aは、電力演算部74によって演算された電力値を受け、太陽電池パネル10Aによる発電量が最大となる受光部の方角、太陽電池パネル10Aの仰角、および受光部の斜倒角を探索し、その探索結果をそれぞれ第1〜第3のモータ制御部78,80,84へ出力する。ここで、太陽電池装置1Aの設置安定性を考慮して、追尾制御部76Aは、斜倒角を所定の範囲内で探索する。第3のモータ制御部84は、追尾制御部76Aによる斜倒角の探索結果に基づいて、支持部材38を斜倒させる第3のモータ56を駆動する。
判定部82は、風力センサ40、光センサ50および雨センサ52からそれぞれの検出値を受け、その検出値に基づいて受光部を折り畳むか否かを判定する。具体的には、たとえば、風力センサ40から受ける風力検出値が所定値を超えたとき、光センサ50によって日射量が所定値を下回ったことが検出されたとき、または、雨センサ52によって所定値以上の降雨が検出されたとき、判定部82は、受光部の折り畳みが必要であると判断する。そして、判定部82は、第1および第3のモータ制御部78,84に対して受光部の折り畳むように割込指令を出力する。
判定部82から割込指令を受けた第1のモータ制御部78は、ワイヤ20を巻取るように第1のモータ30を駆動し、同様に割込指令を受けた第3のモータ84は、斜倒させていた支持部材38を戻すように第3のモータ56を駆動する。
制御部34Aのその他の構成は、図8に示した制御部34と同じであるので、その説明は繰返さない。
なお、上記においては、各太陽電池パネル10Aおよび各板部材14Aの中央部を支持部材38が貫通する構造としたが、支持部材38の設置方法は、これに限られるものではなく、たとえば、受光部側面の中央に沿うように支持部材を設けるなどしてもよい。
また、風力センサ40には、発電型のものを用いてもよく、これによって、太陽電池装置1A全体としての発電量は、さらに向上する。
以上のように、実施の形態2による太陽電池装置1Aによれば、支持部材38を設けたので、受光部全体としての強度が向上する。また、支持部材38を斜倒させることによって受光部を斜倒させることができるので、太陽光をより効率的に受光することができ、発電量は、さらに向上する。
また、この太陽電池装置1Aによれば、種々の環境センサを設け、環境センサの検出結果に応じて受光部を折り畳むようにしたので、夜間や悪環境時などは、受光部が自動的に折り畳まれ、太陽電池装置の転倒や太陽電池パネルの破損などを防止することができる。
[実施の形態3]
図13は、この発明の実施の形態3による太陽電池装置1Bの全体構造を示す正面図である。
図13を参照して、太陽電池装置1Bは、実施の形態2による太陽電池装置1Aの構成において、複数の板部材14Aを備えない構成となっている。太陽電池装置1Bのその他の構成は、太陽電池装置1Aと同じである。
この太陽電池装置1Bは、下段側に隣接する太陽電池パネル10Aに太陽光を反射する板部材14Aを備えないので、太陽電池装置1Aよりも集光力が劣り発電力は劣るが、板部材14Aが備えられていた部分が通風するので、受光部の受ける風圧が低減される。
なお、上記においては、支持部材38が設けられる太陽電池装置1Aにおいて板部材14Aを備えない構成が示されたが、実施の形態1による太陽電池装置1において板部材14を備えない構成であってもよい。
以上のように、この実施の形態3による太陽電池装置1Bによれば、受光部の受ける風圧が低減されるので、設置時の安定性が向上する。
[実施の形態4]
図14は、この発明の実施の形態4による太陽電池装置1Cの全体構造を示す側面図である。
図14を参照して、太陽電池装置1Cは、実施の形態1による太陽電池装置1の構成において、複数のフレーム58と、複数の軸部60とをさらに備える。フレーム58は、上端および下端のものを除いてフレーム18と長さが同じであり、フレーム18と交差して設けられる。そして、フレーム18およびそれに交差するフレーム58は、各々の中央部64において受光部の側面内で回動自在に軸支される。軸部60は、軸部16と前後に対向する位置に設けられ、隣接するフレーム58を回動自在に軸支する。
太陽電池装置1Cのその他の構成は、太陽電池装置1と同じであるので、その説明は繰返さない。
なお、この太陽電池装置1Cは、板部材14を備えるが、実施の形態3と同様に、受光部の受ける風圧の低減を目的に、板部材14を備えない構成としてもよく、また、実施の形態2,3と同様に、支持部材38を備えてもよい。
この実施の形態4による太陽電池装置1Cによれば、複数のフレーム18,58がいわゆるパンタグラフ状に連続して接続されるので、実施の形態1による太陽電池装置1と比べて受光部全体としての強度が向上する。
[実施の形態5]
図15は、この発明の実施の形態5による太陽電池装置1Dの全体構造を示す側面図である。
図15を参照して、太陽電池装置1Dは、固定部材66に吊設される。太陽電池装置1Dは、実施の形態2による太陽電池装置1Aの構成と基本的に同じであるが、この太陽電池装置1Dが吊設されたときに、各太陽電池パネル10Aにおける太陽電池セル12の受光面が上面側となり、かつ、各板部材14Aの鏡面が下面側となるように、各太陽電池パネル10Aおよび各板部材14Aが設けられる。太陽電池装置1Dのその他の構成は、太陽電池装置1Aと同じである。
この実施の形態5による太陽電池装置1Dによっても、上述した実施の形態と同様に、空間を有効に利用することができ、平面的に狭いスペースでも太陽電池装置1Dを設置することができる。また、この太陽電池装置1Dは、受光部の自重によって受光部が伸張するので、隣接するフレーム18間に付勢力を発生するスプリング28を設けなくてもよい。
[実施の形態6]
図16は、この発明の実施の形態6による太陽電池装置1Eの全体構造を示す側面図である。
図16を参照して、太陽電池装置1Eは、複数の太陽電池パネル102と、複数のフレーム104〜110と、接続部材112〜118と、支持部材120と、螺合部材122と、筐体124と、台座126とを備える。
太陽電池パネル102は、受光面が上面側となるようにフレーム108に固設される。対向して設けられるフレーム104,106は、各々の一端が折れ曲がっており、両端において接続部材112,114を介して接続される。フレーム104,106および接続部材112,114の接続部は、回動可能に軸支されている。また、フレーム108,110についても、各々の一端が折れ曲がっており、両端において接続部材116,118を介して接続される。フレーム108,110および接続部材116,118の接続部も、回動可能に軸支されている。接続部材114,116は、互いに固着されている。
支持部材120は、ねじ山が設けられた棒状部材であり、筐体124内に設けられる図示されない駆動モータによって回動する。最上段の接続部材112には、支持部材120のねじ山に螺合される螺合部材122が設けられており、支持部材120の軸上に位置するその他の接続部材は、支持部材120の軸方向に滑動可能に拘持される。筐体124は、台座126の法線軸まわりに回動自在となるように台座126に軸支される。
図17は、図16に示したA部の構造を示す拡大図である。なお、図17においては、フレーム106とフレーム110との接続状態が示され、接続部材114,116は省略されている。
図17を参照して、フレーム106,110は、折れ曲がった先の先端部が歯車状に加工され、その加工部が互いに噛合わされている。これによって、フレーム106,110の一方の傾斜角が変化すると、それに連動して他方のフレームの傾斜角も変化し、フレーム106,110は、それぞれ上下等角にその傾斜角が変化する。
再び図16を参照して、この太陽電池装置1Eにおいては、支持部材120が回転すると、螺号部材122によって、最上段の接続部材112が支持部材120の回転方向に応じて上下に作動する。そうすると、フレーム106の傾斜角が変化し、それに連動してフレーム110の傾斜角も変化する。そして、フレーム104,108は、それぞれフレーム106,110に対向しながらその傾斜角が変化するので、フレーム108に固設された太陽電池パネル102の仰角が変化する。すなわち、支持部材120を回動することによって、太陽電池パネル102の仰角を変化させることができる。
図18は、実施の形態6による太陽電池装置1Eが折り畳まれた状態の側面図である。
図18を参照して、最上段の接続部材112に設けられた螺合部材122が下がるように支持部材120を回転させることによって、ジグザグ形状の受光部を折り畳むことができる。
なお、上記においては、各フレームの折れ曲がった側の先端部が歯車状に加工されたが、そのような加工を施さなくても、受光部をジグザグ形状に伸縮することは可能である。
また、上記においては、支持部材120に螺合される螺合部材122は、最上段の接続部材112に設けられるものとしたが、この螺合部材122は、支持部材120に拘持される中段の接続部材に設けられてもよい。隣接するフレームが上述したように噛合わされていれば、いずれかのフレームにおいて傾斜角を変化させるようなモーメント力が加わることによって、全てのフレームが連動して動作するからである。
以上のように、この実施の形態6による太陽電池装置1Eによっても、受光部をジグザグ状に上下に伸縮させることができる。したがって、上方向に空間を利用することができ、平面的に狭いスペースでも十分な発電量を得ることができる。
[実施の形態7]
図19は、この発明の実施の形態7による太陽電池装置1Fの全体構造を示す側面図である。
図19を参照して、太陽電池装置1Fは、図16に示した太陽電池装置1Eの構成において、支持部材120を備えず、部材128を備え、筐体124に代えて筐体124Aを備える。部材128は、最下段のフレーム110に回動自在に一端が軸支され、筐体124A内に設けられる図示されない駆動モータによって、回動可能な面内であって水平方向に他端が作動する(以下、この他端を「駆動端」とも称する。)。
この太陽電池装置1Fにおいては、部材128の駆動端を作動させると、最下段のフレーム110の傾斜角が変化する。ここで、各フレームは、上述したように、折れ曲がった先の先端部が歯車状に加工され、その加工部が隣接するフレームの加工部と噛合わされているので、最下段のフレーム110に連動して各フレームの傾斜角が変化する。すなわち、部材128の駆動端を作動させることによって、太陽電池パネル102の仰角を変化させることができる。
図20は、実施の形態7による太陽電池装置1Fが折り畳まれた状態の側面図である。
図20を参照して、部材128が斜倒するように部材128の駆動端を作動させることによって、ジグザグ形状の受光部を折り畳むことができる。
以上のように、この実施の形態7による太陽電池装置1Fによれば、棒状の支持部材を設けることなく、実施の形態6による太陽電池装置1Eよりも簡単な構造で受光部をジグザグ状に上下に伸縮させることができる。
[実施の形態8]
図21は、この発明の実施の形態8による太陽電池装置1Gの全体構造を概念的に示す側面図である。
図21を参照して、太陽電池装置1Gは、複数の太陽電池パネル102と、複数のフレーム132〜138と、複数の軸部140と、部材128と、筐体124Aと、台座126とを備える。
太陽電池パネル102は、フレーム132に固設される。複数のフレーム132〜138は、パンタグラフ構造を形成する。軸部140は、フレーム132〜138の交点に設けられ、交差するフレームを回動自在に軸支する。部材128は、駆動端と異なる端部が最下段のフレーム134に回動自在に軸支される。
この太陽電池装置1Gにおいては、部材128の駆動端を作動させると、最下段のフレーム134の傾斜角が変化する。ここで、フレーム132〜138は、パンタグラフ構造を形成しているので、最下段のフレーム134に連動して各フレームの傾斜角が変化する。すなわち、部材128の駆動端を作動させることによって、太陽電池パネル102の仰角を変化させることができる。
以上のように、この実施の形態8による太陽電池装置1Gによれば、複数のフレームによってパンタグラフ構造を形成するようにしたので、実施の形態7による太陽電池装置1Fよりも受光部全体としての強度が向上する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明による太陽電池装置は、特に、建造物が密集する都市部などにおいて平面的な設置スペースを十分に確保することができない場所に太陽電池を設置する際に利用することができる。また、この太陽電池装置は、折り畳み式であるので、所望の箇所に固設して用いるほか、キャンプ時などの携帯用発電装置としても利用することもできる。
この発明の実施の形態1による太陽電池装置の全体構造を示す正面図である。 図1に示す太陽電池装置の側面図である。 実施の形態1による太陽電池装置が折り畳まれた状態の正面図である。 図3に示す折り畳まれた状態の太陽電池装置の側面図である。 図1に示す軸部の構造を概略的に説明する図である。 図1に示すワイヤの長さを調節する機構を概略的に説明する図である。 図1に示す筐体の構成を概略的に示す平面図である。 図7に示す制御部の構成を機能的に示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態2による太陽電池装置の全体構造を示す正面図である。 図9に示す太陽電池装置の側面図である。 図9に示す筐体の構成を概略的に示す平面図である。 図11に示す制御部の構成を機能的に示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態3による太陽電池装置の全体構造を示す正面図である。 この発明の実施の形態4による太陽電池装置の全体構造を示す側面図である。 この発明の実施の形態5による太陽電池装置の全体構造を示す側面図である。 この発明の実施の形態6による太陽電池装置の全体構造を示す側面図である。 図16に示すA部の構造を示す拡大図である。 実施の形態6による太陽電池装置が折り畳まれた状態の側面図である。 この発明の実施の形態7による太陽電池装置の全体構造を示す側面図である。 実施の形態7による太陽電池装置が折り畳まれた状態の側面図である。 この発明の実施の形態8による太陽電池装置の全体構造を概念的に示す側面図である。
符号の説明
1,1A〜1G 太陽電池装置、10,10A,102 太陽電池パネル、12 太陽電池セル、14,14A 板部材、16,16A,16B,60,140 軸部、18,58,104〜110,132〜138 フレーム、20 ワイヤ、22,22A,124,124A 筐体、24 ワイヤ案内部材、26,126 台座、28 スプリング、30 第1のモータ、32 第2のモータ、34,34A 制御部、38,120 支持部材、40 風力センサ、42,46,54 長穴、44,48 リング状部材、50 光センサ、52 雨センサ、56 第3のモータ、66 固定部材、70 電圧センサ、72 電流センサ、74 電力演算部、76,76A 追尾制御部、78 第1のモータ制御部、80 第2のモータ制御部、82 判定部、84 第3のモータ制御部、112〜118 接続部材、122 螺合部材、128 部材。

Claims (13)

  1. 台座と、
    隣接する平面の対向角を変化させてジグザグ状に伸縮する受光部とを備え、
    前記受光部は、
    各々の受光面が上面となり、かつ、同一方向を向くように並設される複数の太陽電池パネルと、
    前記複数の太陽電池パネルの各々と交互に設けられる複数の接続部材と、
    隣接する前記太陽電池パネルおよび前記接続部材を回動自在に軸支する複数の軸部と、
    前記複数の太陽電池パネルの受光面が所望の仰角となるように前記受光部の伸縮状態を拘束する拘束部材とを含む、太陽電池装置。
  2. 前記太陽電池パネルの上段側に隣接する前記接続部材は、下面が鏡面からなる板部材である、請求項1に記載の太陽電池装置。
  3. 前記受光部は、前記複数の軸部の各々に設けられ、かつ、前記受光部が伸張する方向の付勢力を発生する複数のばね部材をさらに含み、
    前記台座の上部に前記受光部が立設される、請求項1または請求項2に記載の太陽電池装置。
  4. 前記受光部は、固設された前記台座に吊設される、請求項1または請求項2に記載の太陽電池装置。
  5. 前記受光部は、伸縮方向に沿って前記受光部を拘持する支持部材をさらに含み、
    前記支持部材に案内されて前記受光部が伸縮する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
  6. 前記受光部は、前記複数の太陽電池パネルおよび前記複数の接続部材に交差して設けられ、かつ、パンタグラフ状に前記受光部が伸縮するように前記受光部を支持する支持部材をさらに含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
  7. 前記受光部は、前記台座の法線軸まわりに回動する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
  8. 前記受光部の伸縮状態を変化させるために前記拘束部材を動作させる第1の駆動部と、
    前記台座の法線軸まわりに前記受光部を回動させる第2の駆動部と、
    前記複数の太陽電池パネルから出力される電圧および電流をそれぞれ検出する電圧センサおよび電流センサと、
    前記電圧センサおよび前記電流センサによってそれぞれ検出される電圧および電流を用いて前記複数の太陽電池パネルの発電量を演算し、前記発電量が最大となるように前記第1および第2の駆動部を制御する制御部とをさらに備える、請求項7に記載の太陽電池装置。
  9. 周囲の環境を検出する環境センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記環境センサによって検出された情報に応じて、必要時、前記受光部が折り畳まれるように前記第2の駆動部をさらに制御する、請求項8に記載の太陽電池装置。
  10. 前記環境センサは、風力センサを含み、
    前記制御部は、前記風力センサによって検出された風力が所定値を超えたとき、前記受光部が折り畳まれるように前記第2の駆動部を制御する、請求項9に記載の太陽電池装置。
  11. 前記環境センサは、光センサを含み、
    前記制御部は、前記光センサによって検出された日射量が所定値を下回ったとき、前記受光部が折り畳まれるように前記第2の駆動部を制御する、請求項9に記載の太陽電池装置。
  12. 前記環境センサは、雨センサを含み、
    前記制御部は、前記雨センサによって降雨が検出されたとき、前記受光部が折り畳まれるように前記第2の駆動部を制御する、請求項9に記載の太陽電池装置。
  13. 前記受光部の回動軸を斜倒させる第3の駆動部をさらに備え、
    前記制御部は、前記複数の太陽電池パネルの発電量が最大となるように前記第3の駆動部をさらに制御する、請求項8に記載の太陽電池装置。
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