JP2005100758A - フロートスイッチ及びフロートスイッチを用いるポンプシステム - Google Patents

フロートスイッチ及びフロートスイッチを用いるポンプシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 外面を清浄に保つことができるフロートスイッチを提供する。
【解決手段】 フロート本体11の表面全体に被覆した光触媒18へ内蔵のLED20から光りを照射する。光触媒18の作用により、汚水槽で用いられる際には表面に付着するスカムを分解でき、フロートスイッチ10Uの外面を清浄に保つことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水槽等の水位を検出し水中モータ等を駆動させるためのフロートスイッチ
、及び、該フロートスイッチを水槽内の水位の上限、下限検出用に1対備えるポンプシステムに関するものである。
水中ポンプでは、モータの起動、停止を行うための水槽の水位検出のためにフロートスイッチが用いられる。フロートスイッチとしては、例えば、特許文献1に、水位の変化に伴うフロートスイッチの傾動を利用して環状マグネットの摺動によりリードスイッチの接点を開閉させる構成が開示されている。
ここで、特許文献2には、LEDに被されたキャップに光触媒を担持させる技術が開示されている。また、特許文献3には、光触媒を被覆した基体にLEDからの光を照射させる技術が開示されている。更に、特許文献4には、貯水タンク内に光触媒を配置し、光を透過させてタンク内での細菌の増殖を抑制する技術が開示されている。
特開平6−302256号公報 特開平9−008361号公報 特開平9−000941号公報 特開平11−047738号公報
ここで、フロートスイッチを汚水槽で用いられる際には、表面にスカム(固形物や油脂分の集まったもの)が付着し、フロートスイッチの浮力が低下して誤動作が生じることがある。更に、フロートスイッチが駆動する水中モータに誤動作が生じた際にも、フロートスイッチが適正な動作を行っているか否かは、水位によるフロートスイッチの傾斜状態に対応してモータが動作、動作停止を行っているか確認する必要があり、暗い汚水槽内での確認は非常に困難であった。一方、フロートスイッチを飲料水用の水槽に用いられる際には、フロートスイッチ表面で細菌、微生物の増殖するおそれがあった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、外面を清浄に保つことができるフロートスイッチ及び該フロートスイッチを備えるポンプシステムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、スイッチを内蔵するフロート本体と該スイッチをポンプ側へ接続させる配線とを備え、水位による姿勢変化により前記スイッチをオン、オフさせるフロートスイッチにおいて、フロート本体の表面に光触媒を被覆し、該光触媒へ光りを照射する前記スイッチのオン又はオフに連動する光源を設けたことを技術的特徴とする。
請求項2の発明は、スイッチを内蔵するフロート本体と該スイッチをポンプ側へ接続させる配線とを備え、水位による姿勢変化により前記スイッチをオン、オフさせるフロートスイッチにおいて、前記フロート本体の配線反対側に配置される透明又は半透明の樹脂から成る外殻と、前記外殻に被覆された光触媒と、前記外殻の内側に配置され、該光触媒へ光りを照射する前記スイッチのオン又はオフに連動するLEDと前記LEDの中心軸上であって、該LEDと前記外殻の内側との間に配置された第1の反射部材と、前記第1の反射部材で反射した光を前記外殻側へ反射する位置に配置された第2の反射部材と、を備えることを技術的特徴とする。
請求項1のフロートスイッチでは、フロート本体の表面に被覆した光触媒へ光源から光りを照射するので、光触媒の作用により、汚水槽で用いられる際には表面に付着するスカムを分解でき、フロートスイッチの外面を清浄に保つことができる。また、飲料水用の水槽に用いられる際には、フロートスイッチ表面での細菌、微生物の増殖を抑制し、安全な飲料用水を提供することが可能である。また、該光源をスイッチのオン又はオフに連動させるので、外部から光源のオン、オフ状態を確認することで、フロートスイッチのスイッチが適正に動作しているかを容易に判断することができる。
請求項2のフロートスイッチでは、フロート本体の透明又は半透明の外殻に被覆した光触媒へLEDから光りを照射するので、光触媒の作用により、汚水槽で用いられる際には表面に付着するスカムを分解でき、フロートスイッチの外面を清浄に保つことができる。また、飲料水用の水槽に用いられる際には、フロートスイッチ表面での細菌、微生物の増殖を抑制し、安全な飲料用水を提供することが可能である。また、該LEDをスイッチのオン又はオフに連動させるので、外部からLEDのオン、オフ状態を確認することで、フロートスイッチのスイッチが適正に動作しているかを容易に判断することができる。更に、LEDと外殻の内側との間に第1の反射部材を配置し、第1の反射部材で反射した光を外殻側へ反射する位置に第2の反射部材を配置してある。これにより、LEDからの光を第1の反射部材で反射させ、反射させた光を更に第2の反射部材で外殻側へ反射させることで、光を効率的に光触媒へ照射させると共に、外殻の全面に均一に光りを照射させ、外殻全面を清浄に保つことが可能になる。
請求項3のフロートスイッチを用いるポンプシステムでは、フロート本体の表面に被覆した光触媒へ光源から光りを照射するので、光触媒の作用によりフロートスイッチの外面を清浄に保つことができる。
[第1実施形態]
以下本発明の第1実施形態に係るフロートスイッチ及びフロートスイッチを用いるポンプシステム(高水位起動、低水位停止)について説明する。
図4(A)及び図4(B)は、第1実施形態に係るフロートスイッチを用いるポンプシステムを示している。
図4(A)に示すように、流入管56からの汚水が流入する排水槽52内に水中ポンプ50が設けられ、排水槽52内の水位が上昇すると水中ポンプ50が起動して排水管58から汚水を排出する。水中ポンプ50には、電力線54を介して電力が供給されるようになっている。
水中ポンプ50には、フロートスイッチ支持用の支持桿48が固定されており、支持桿48には、高水位検出用フロートスイッチ10Uと、低水位検出用フロートスイッチ10Lとが電線30を介して支持されている。なお、図4(B)には、支持桿48が排水槽52側に固定されている例を示している。図4(A)中には、汚水の中水位状態(高水位検出用フロートスイッチ10Uが垂下、低水位検出用フロートスイッチ10Lが起立)を示しているが、水位が上がり高水位状態(高水位検出用フロートスイッチ10Uが起立、低水位検出用フロートスイッチ10Lが起立)になると、水中ポンプ50が起動し、汚水の排出を開始する。そして、水位が下がり低水位状態(高水位検出用フロートスイッチ10Uが垂下、低水位検出用フロートスイッチ10Lが垂下)になると、水中ポンプ50が停止する。
図1は、図4(A)を参照して上述した高水位検出用フロートスイッチ10Uの構成を示す断面図である。なお、低水位検出用フロートスイッチ10Lの構成は、高水位検出用フロートスイッチ10Uと全く同じである。
フロートスイッチ10Uは、フロート本体11とフロート本体11を自在に支持する電線30とからなる。フロート本体11は、透明又は半透明のポリプロピレン等からなるケース12と、ケース12に取り付けられる透明又は半透明のポリプロピレン等からなるカバー16を備える。ケース12及びカバー16の表面には、アパタイトに担持された二酸化チタンから成る光触媒18が被覆されている。ケース12及びカバー16を構成するポリプロピレン等の透明又は半透明の合成樹脂には、内部で光りを拡散させるようにアルミニウム等の金属粉が混入されている。カバー16の内側には、PE又は発泡スチロールからなる浮き14が収容され、万一の内部浸水時にも浮力を失わないよう構成されている。
ケース12の中央部には、筒状ケース12aが形成されている。筒状ケース12aの先端側には、カバー16の中央に形成されたスリーブ16aが挿通されている。筒状ケース12a内には、基板28が収容され、基板28の先端側には光源を構成する発光ダイオード(以下LEDとして参照する)20が、中央部にはリードスイッチ26Uが固定されている。なお、図示しないが、基板28には後述する抵抗が取り付けられている。該筒状ケース12aの開口部には、防水用のキャップ34が嵌入されている。該キャップ34には、電線30が挿通されている。一方、筒状ケース12aの外周には、環状マグネット32が摺動可能に挿通されている。該環状マグネット32は、図4(A)に示すように高水位検出用フロートスイッチ10Uが垂下した状態においては、図中実線で示すように、リードスイッチ26U側に位置して、リードスイッチ26Uをオンさせる。一方、高水位検出用フロートスイッチ10Uが起立した状態においては、該環状マグネット32は、図中一点鎖線で示すようにリードスイッチ26Uから離れ、リードスイッチ26Uをオフさせる。
図2(A)は、第1実施形態のフロートスイッチ10Uの回路構成を示している。この例は、2線式の電線30を用いて直流電源に接続される場合を示している。ここでは、電線30は、信号線30a、30bから成り、水中ポンプ50のモータ制御用のリレーRy側に信号線30aが接続される。信号線30a、30bには、フロートスイッチ10Uが接続されている。該フロートスイッチ10Uでは、LED20に電流調整用の抵抗R2が直列に、また、電圧調整用の抵抗R1が並列に接続され、LED20、抵抗R2、抵抗R1と直列にリードスイッチ26Uが接続されている。図2(B)の例は、2線式の電線30を用いて交流電源に接続される場合を示している。ここでは、LED20に電流調整用の抵抗R2及び整流用ダイオードDが直列に、また、電圧調整用の抵抗R1が並列に接続され、LED20、ダイオードD、抵抗R2、抵抗R1と直列にリードスイッチ26Uが接続されている。
図3(A)は、3線式の電線30を用いて直流電源に接続される場合を示している。ここでは、電線30は、信号線30a、30b、30cから成り、水中ポンプ50のモータ制御用のリレーRy側に信号線30cが接続される。信号線30a、30b、30cには、フロートスイッチ10Uが接続されている。該フロートスイッチ10Uでは、信号線30aに電流調整用の抵抗R1、LED20、リードスイッチ26Uが直列に接続され、該抵抗R1、LED20と並列に、リレーRyとリードスイッチ26Uとを接続するリード配線21が設けられている。図3(B)の例は、3線式の電線30を用いて交流電源に接続される場合を示している。ここでは、LED20、電流調整用の抵抗R1に整流用ダイオードDが接続されている。
図2及び図3に示すa接点(常開接点)のリードスイッチ26Uを用いる場合には、リードスイッチ26UのオンによりLED20が点灯し、オフによりLED20が消灯する。即ち、高水位検出用フロートスイッチ10Uが垂下した状態でLED20が点灯し、起立によりLED20が消灯する。ここで、リードスイッチ26Uとしてc接点(トランスファ接点)タイプのb接点(常閉接点)側を使用することで環状マグネットの近接でオフ、離れた状態でオンにすることもできる。即ち、高水位検出用フロートスイッチ10Uが垂下した状態でLED20が消灯し、起立によりLED20が点灯するようにもでき、点検を容易にすることが可能である。なお、図3に示すように3線式を用いた場合には、LED、抵抗による電圧降下が発生しない為、リレーの動作が安定する。
図6は、図4(A)に示す第1実施形態のフロートスイッチを用いるポンプシステム(高水位起動、低水位停止)の回路構成を示している。なお、図6中では、高水位検出用フロートスイッチ10Uのリードスイッチ26U、低水位検出用フロートスイッチ10Lのリードスイッチ26Lのみ示し、図2中で参照した抵抗等は図示の便宜上省略してある点を注意されたい。
電源に電源線54、第2リレーRy2の常開接点を介してモータMが接続されており、更に電源には、第1リレーRy1の常閉接点を介して第2リレーRy2が接続されている。また、電源には降圧用トランスTrを介して、高水位検出用フロートスイッチ10Uのリードスイッチ26U、低水位検出用フロートスイッチ10Lのリードスイッチ26L、第1リレーRy1が接続されている。低水位検出用フロートスイッチ10Lのリードスイッチ26Lには、第1リレーRy1の常開接点が並列に接続されている。
図6の回路動作を、図4(A)のフロートスイッチを用いるポンプシステム(高水位起動、低水位停止)の構成を参照しながら説明する。
[高水位状態]
汚水の高水位状態(高水位検出用フロートスイッチ10Uが起立、低水位検出用フロートスイッチ10Lが起立)では、高水位検出用フロートスイッチ10Uのリードスイッチ26Uがオフ、低水位検出用フロートスイッチ10Lのリードスイッチ26Lがオフで、第1リレーRy1への通電が断となる。これにより、第2リレーRy2に接続された第1リレーRy1の常閉接点が閉じ、第2リレーRy2が通電され、第2リレーRy2の常開接点が接続して、モータMへ通電される。
[高水位状態から中水位状態]
高水位状態から汚水の排出により図4(A)中に示す汚水の中水位状態(高水位検出用フロートスイッチ10Uが垂下、低水位検出用フロートスイッチ10Lが起立)になると、高水位検出用フロートスイッチ10Uのリードスイッチ26Uがオンしても、低水位検出用フロートスイッチ10Lのリードスイッチ26Lがオフ状態にあり、第1リレーRy1への通電断が続く。第2リレーRy2に接続された第1リレーRy1の常閉接点が閉じ続け、第2リレーRy2の常開接点が接続し続け、モータMへ通電が継続する。
[低水位状態]
低水位状態(高水位検出用フロートスイッチ10Uが垂下、低水位検出用フロートスイッチ10Lが垂下)になると、高水位検出用フロートスイッチ10Uのリードスイッチ26Uがオン、低水位検出用フロートスイッチ10Lのリードスイッチ26Lがオンする。第1リレーRy1に通電され、第2リレーRy2に接続された第1リレーRy1の常閉接点が開き、第2リレーRy2への通電が断となり、第2リレーRy2の常開接点が開いて、モータMへ通電が停止する。
[低水位状態から中水位状態]
低水位状態でのモータMの停止後、汚水の流入により図4(A)中に示す汚水の中水位状態(高水位検出用フロートスイッチ10Uが垂下、低水位検出用フロートスイッチ10Lが起立)になると、高水位検出用フロートスイッチ10Uのリードスイッチ26Uがオン、低水位検出用フロートスイッチ10Lのリードスイッチ26Lがオフする。この状態においても、第1リレーRy1の常開接点が接続を続け、リレーRy1の自己保持により、モータMへの通電停止が継続する。
図7は、図5に示す第1実施形態のフロートスイッチを用いるポンプシステム(高水位停止、低水位起動)の回路構成を示している。
図6を参照して上述した回路構成は、高水位でモータを起動し、低水位でモータを停止した。これに対して、図7に示す構成では、高水位でモータを停止し、低水位でモータを起動する。このため、図6の回路構成では、第2リレーRy2が第1リレーRy1の常開接点を介して電源に接続されていたが、図7の回路構成では、第2リレーRy2が第1リレーRy1の常開接点を介して電源に接続されている。回路動作は、図6を参照して上述した例を同様であるため、説明を省略する。
第1実施形態のフロートスイッチ10Uでは、フロート本体11の表面全体に被覆した光触媒18へ内蔵のLED20から光りを照射するので、光触媒18の作用により、図4(A)及び図4(B)を参照して上述したように汚水槽52で用いられる際には表面に付着するスカムを分解でき、フロートスイッチ10U、10Lの外面を清浄に保つことができる。また、図5を参照して上述したように飲料水用の給水槽62に用いられる際には、フロートスイッチ10U、10L表面での細菌、微生物の増殖を抑制し、安全な飲料用水を提供することが可能である。また、該LED20をリードスイッチ26U、26Lのオン又はオフに連動させるので、外部からLED20のオン、オフ状態を確認することで、フロートスイッチ10U、10Lのリードスイッチ26U、26Lが適正に動作しているかを容易に判断することができる。
引き続き、図8を参照して第2実施形態に係るフロートスイッチについて説明する。
図1を参照して上述した第1実施形態では、フロートスイッチの全面に光触媒が被覆されていた。これに対して、第2実施形態では、フロート本体11を構成するケース12、カバー16の内の、カバー16表面にのみアパタイトに担持された光触媒18が被覆されている。ここで、カバー16は、内部で光りを拡散させるようにアルミニウム等の金属粉が混入された透明又は半透明のポリプロピレンにより構成されている。なお、フロートスイッチ10は直径62.5mmに形成されている。
また、第2実施形態では、LED20の中心軸X上であって、該LED20とカバー(外殻)16の内側との間に第1反射部板22が、また、第1反射部板22で反射した光をカバー16側へ反射する、向かい合わせ位置に第2反射部板24が設けられている。他の構成は、図1を参照して上述した第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
第2実施形態のフロートスイッチ10では、透明又は半透明のカバー16に被覆した光触媒18へLED20から光りを照射するので、光触媒18の作用により、図4に示すように汚水槽52で用いられる際には表面に付着するスカムを分解でき、フロートスイッチ10の外面を清浄に保つことができる。また、図5に示すように飲料水用の給水槽62に用いられる際には、フロートスイッチ10表面での細菌、微生物の増殖を抑制し、安全な飲料用水を提供することが可能である。また、該LED20をリードスイッチ26のオン又はオフに連動させるので、外部からLED20のオン、オフ状態を確認することで、フロートスイッチ10のリードスイッチ26が適正に動作しているかを容易に判断することができる。更に、LED20とカバー16の内側との間に第1反射部板22を配置し、第1反射部板22で反射した光をカバー16側へ反射する位置に第2反射部板24を配置してある。これにより、LED20からの光を第1反射部板22で反射させ、反射させた光を更に第2反射部板24でカバー16側へ反射させることで、光を効率的に光触媒18へ照射させると共に、カバー16の全面に均一に光りを照射させ、カバー16全面を清浄に保つことが可能になる。
上述した実施形態では、アパタイト等の担体を介して光触媒を被覆したが、二酸化チタン(光触媒)の被膜を直接フロートスイッチ表面に設けてもよい。なお、LEDとしては、二酸化チタンの触媒作用を効率的に作用させるよう、可視光の他に、波長360〜400nmの紫外線を放射するものを用いることが好適である。さらに上述した例では、フロートスイッチを水位の上限、下限検出用に2個用いる場合を例示したが、3個以上用いることも勿論可能である。例えば、満水警報用に上限用フロートスイッチの上側に更に1個を用いて合計3個使用する場合、また、渇水警報用として下限用フロートスイッチの下側に更に1個を用いて合計3個使用する場合、排水用に2台のポンプを使用する場合に、ポンプの上限、下限用フロートスイッチの間に更にフロートスイッチを設置し、間に設置されたフロートスイッチがオンしたら1台目のポンプを起動し、それでも水位が上がり上限用フロートスイッチがオンしたら2台目のポンプを起動する場合等である。
本発明の第1実施形態に係るフロートスイッチの構成を示す断面図である。 図2(A)はフロートスイッチを2線式直流で用いる構成を、図2(B)はフロートスイッチを2線式交流で用いる構成を示す回路図である。 図3(A)はフロートスイッチを3線式直流で用いる構成を、図3(B)はフロートスイッチを3線式交流で用いる構成を示す回路図である。 図4(A)、図4(B)は、第1実施形態に係るフロートスイッチを用いるポンプシステム(高水位起動、低水位停止)を示す説明図である。 第1実施形態に係るフロートスイッチを用いるポンプシステム(高水位停止、低水位起動)を示す説明図である。 図4(A)に示すポンプシステム(高水位起動、低水位停止)の制御構成を示す回路図である。 図5に示すポンプシステム(高水位停止、低水位起動)の制御構成を示す回路図である。 本発明の第2実施形態に係るフロートスイッチの構成を示す断面図である。
符号の説明
10、10U、10L フロートスイッチ
11 フロート本体
12 ケース
14 浮き
16 カバー(外殻)
18 光触媒
20 LED(光源)
22 第1反射板(第1の反射部材)
24 第2反射板(第2の反射部材)
26、26U、26L リードスイッチ
28 基板
30 電線(配線)
32 環状マグネット
34 キャップ
48 支持桿
50 水中ポンプ
52 排水槽
54 電源線
56 流入管
58 排水管
60 ポンプ
62 給水槽
66 給水管
68 吐水管

Claims (3)

  1. スイッチを内蔵するフロート本体と該スイッチをポンプ側へ接続させる配線とを備え、水位による姿勢変化により前記スイッチをオン、オフさせるフロートスイッチにおいて、 フロート本体の表面に光触媒を被覆し、
    該光触媒へ光りを照射する前記スイッチのオン又はオフに連動する光源を設けたことを特徴とするフロートスイッチ。
  2. スイッチを内蔵するフロート本体と該スイッチをポンプ側へ接続させる配線とを備え、水位による姿勢変化により前記スイッチをオン、オフさせるフロートスイッチにおいて、 前記フロート本体の配線反対側に配置される透明又は半透明の樹脂から成る外殻と、
    前記外殻に被覆された光触媒と、
    前記外殻の内側に配置され、該光触媒へ光りを照射する前記スイッチのオン又はオフに連動するLEDと
    前記LEDの中心軸上であって、該LEDと前記外殻の内側との間に配置された第1の反射部材と、
    前記第1の反射部材で反射した光を前記外殻側へ反射する位置に配置された第2の反射部材と、を備えることを特徴とするフロートスイッチ。
  3. 請求項1のフロートスイッチを水位の上限、下限検出用に1対備え、フロートスイッチにより検出した水位の上限、水位の下限によりポンプの運転、停止を制御するフロートスイッチを用いるポンプシステム。




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