JP2005100293A - Icカードおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 安定した外形寸法でマルチメディアカードを製造できる技術を提供する。
【解決手段】 各配線基板1の主面に、チップ4、5を実装し、チップ4、5の主面に形成されたボンディングパッドと配線基板1の主面のパッドとをボンディングワイヤ6、7を通じて電気的に接続し、各配線基板1上のチップ4、5およびボンディングワイヤ6、7等を封止して封止部8を形成した後に、各配線基板1間の連結部を切断することによってマルチメディアカードを製造する。封止部8を形成する際には、配線基板1および配線基板1上の封止部8の外形寸法が、完成後のマルチメディアカードの外形寸法となるようにする。
【選択図】 図3
【解決手段】 各配線基板1の主面に、チップ4、5を実装し、チップ4、5の主面に形成されたボンディングパッドと配線基板1の主面のパッドとをボンディングワイヤ6、7を通じて電気的に接続し、各配線基板1上のチップ4、5およびボンディングワイヤ6、7等を封止して封止部8を形成した後に、各配線基板1間の連結部を切断することによってマルチメディアカードを製造する。封止部8を形成する際には、配線基板1および配線基板1上の封止部8の外形寸法が、完成後のマルチメディアカードの外形寸法となるようにする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ICカードおよびその製造技術に関し、特に、マルチメディアカードの製造工程に適用して有効な技術に関するものである。
マルチメディアカード(マルチメディアカード協会で規格化された規格がある)のようなメモリカードは、その内部の半導体メモリチップに情報を記憶する記憶装置の一種であり、情報を半導体メモリチップの不揮発性メモリに対して直接的、かつ、電気的にアクセスできることから、機械系の制御が無い分だけ他の記憶装置に比べて書込み、読み出し時間が速い上、記憶媒体の交換が可能であるという優れた特徴を有している。また、小型軽量であることから主に携帯型パーソナルコンピュータ、携帯電話またはデジタルカメラ等のような可搬性が要求される機器の補助記憶装置として使用されている。なお、メモリカードの構造として、半導体メモリを実装した実装基板を、上下筐体により挟持する構造のメモリカードがある(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−15296号公報
ところが、本発明者らは、上記マルチメディアカードを製造するに当たって、以下のような課題が存在することを見出した。その課題について図13〜図15を用いて説明する。
図13は、本発明者らが検討したマルチメディアカードの断面図である。図13に示すように、本発明者らが検討したマルチメディアカードは、配線基板101の主面(チップ搭載面)上に半導体チップ(以下、単にチップと記す)102、103を搭載し、ボンディングワイヤ104によってチップ102、103と配線基板101の裏面に形成された端子105とを電気的に接続し、配線基板101の主面のチップ102、103およびボンディングワイヤ104などをモールド樹脂106によって封止した後に、その配線基板101の主面に接着材107を用いてプラスチック製のキャップ108を取り付けることで形成される。なお。配線基板101の主面と裏面とを貫通するように形成されたスルーホールを埋め込むように形成された配線109によって、ボンディングワイヤ104と端子105とが電気的に接続される。また、このようなマルチメディアカードの厚さをT1とする。
上記配線基板101は、主面側に配置された部材、特にモールド樹脂106と、配線基板101そのものとの熱膨張率の差によって、反った状態で形成されてしまう場合がある。このように反ってしまった配線基板101にキャップ108を取り付けようとすると、図14に示すように、モールド樹脂106と接着材107との間に隙間110が形成されてしまい、配線基板101とキャップ108とが接着不良を起こしてしまう課題が存在する。
また、キャップ108は、高分子化合物であるプラスチックから形成されていることから、方向毎の熱膨張率に差がある。そのため、キャップ108形成時の熱履歴によって、キャップ108にも反りが生じてしまう場合がある。本来ならば、キャップ108の領域111と配線基板101の主面の領域112とが対向するように配線基板101にキャップ108を取り付けなければならないが、キャップ108に反りが生じてしまった場合には、図15に示すように、領域112が領域111の上部のキャップ108の領域113に乗り上げてしまい、領域111と領域112とが対向するように配線基板101にキャップ108を取り付けられなくなってしまう課題が存在する。また、マルチメディアカードの厚さは、図13に示したT1にキャップ108上に乗り上げてしまった配線基板101の厚さT2を加えたT3に増加してしまう課題が存在する。
本発明の目的は、安定した外形寸法でマルチメディアカードを製造できる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、本発明によるICカードは、
外部接続用端子および配線を有する配線基板と、
前記配線基板の主面上に配置され、前記配線を通じて前記外部接続用端子と電気的に接続された半導体チップと、
前記半導体チップを埋め込み、前記外部接続用端子が露出されるように前記配線基板の前記主面を覆う封止用樹脂とを有し、前記封止用樹脂は、平面で前記配線基板の外周と同じ位置まで、または前記配線基板の側面を覆うものである。
外部接続用端子および配線を有する配線基板と、
前記配線基板の主面上に配置され、前記配線を通じて前記外部接続用端子と電気的に接続された半導体チップと、
前記半導体チップを埋め込み、前記外部接続用端子が露出されるように前記配線基板の前記主面を覆う封止用樹脂とを有し、前記封止用樹脂は、平面で前記配線基板の外周と同じ位置まで、または前記配線基板の側面を覆うものである。
また、本発明によるICカードの製造方法は、
(a)外部接続用端子および配線が設けられたチップ搭載領域と、分割領域とを有する配線基板を用意する工程と、
(b)前記配線基板の主面において、前記チップ搭載領域上に半導体チップを搭載し、前記半導体チップを前記配線を通じて前記外部接続用端子に電気的に接続する工程と、
(c)前記半導体チップを埋め込み、前記外部接続用端子が露出されるように封止用樹脂で前記配線基板の前記主面を覆う工程と、
(d)前記分割領域に沿って前記配線基板および前記封止用樹脂を切断し、平面における第1角部に指標部を有するカード部を形成する工程とを含み、
前記指標部は、前記(c)工程にて形成するものである。
(a)外部接続用端子および配線が設けられたチップ搭載領域と、分割領域とを有する配線基板を用意する工程と、
(b)前記配線基板の主面において、前記チップ搭載領域上に半導体チップを搭載し、前記半導体チップを前記配線を通じて前記外部接続用端子に電気的に接続する工程と、
(c)前記半導体チップを埋め込み、前記外部接続用端子が露出されるように封止用樹脂で前記配線基板の前記主面を覆う工程と、
(d)前記分割領域に沿って前記配線基板および前記封止用樹脂を切断し、平面における第1角部に指標部を有するカード部を形成する工程とを含み、
前記指標部は、前記(c)工程にて形成するものである。
また、本発明によるICカードの製造方法は、
(a)外部接続用端子および配線が設けられたチップ搭載領域と、分割領域とを有する配線基板を用意する工程と、
(b)前記配線基板の主面において、前記チップ搭載領域上に半導体チップを搭載し、前記半導体チップを前記配線を通じて前記外部接続用端子に電気的に接続する工程と、
(c)前記半導体チップを埋め込み、前記外部接続用端子が露出されるように封止用樹脂で前記配線基板の前記主面を覆う工程と、
(d)前記分割領域に沿って前記配線基板および前記封止用樹脂を切断し、断面における第2角部に面取り部が形成されたカード部を形成する工程とを含み、
前記面取り部は、前記(c)工程にて形成するものである。
(a)外部接続用端子および配線が設けられたチップ搭載領域と、分割領域とを有する配線基板を用意する工程と、
(b)前記配線基板の主面において、前記チップ搭載領域上に半導体チップを搭載し、前記半導体チップを前記配線を通じて前記外部接続用端子に電気的に接続する工程と、
(c)前記半導体チップを埋め込み、前記外部接続用端子が露出されるように封止用樹脂で前記配線基板の前記主面を覆う工程と、
(d)前記分割領域に沿って前記配線基板および前記封止用樹脂を切断し、断面における第2角部に面取り部が形成されたカード部を形成する工程とを含み、
前記面取り部は、前記(c)工程にて形成するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)安定した外形寸法でICカードを製造できる。
(2)ICカードの製造工程を簡略化できるので、ICカードの製造のスループットを向上することができる。
(1)安定した外形寸法でICカードを製造できる。
(2)ICカードの製造工程を簡略化できるので、ICカードの製造のスループットを向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本実施の形態1のマルチメディアカード(ICカード)は、たとえば携帯型コンピュータ等のような情報処理装置、デジタルカメラ等のような画像処理装置、あるいは携帯電話等のような通信機器等、種々の携帯型電子装置の補助記憶装置として主に使用可能なものである。このような本実施の形態1のマルチメディアカードについて、図1〜図3を用いて、その製造工程に沿って説明する。
本実施の形態1のマルチメディアカード(ICカード)は、たとえば携帯型コンピュータ等のような情報処理装置、デジタルカメラ等のような画像処理装置、あるいは携帯電話等のような通信機器等、種々の携帯型電子装置の補助記憶装置として主に使用可能なものである。このような本実施の形態1のマルチメディアカードについて、図1〜図3を用いて、その製造工程に沿って説明する。
まず、図1に示すように、チップ搭載用の配線基板1を用意する。この配線基板1は、たとえばエポキシ樹脂(ガラス・エポキシ樹脂)のような汎用樹脂を主体として形成された多層配線基板である。すなわち、表面や裏面に配線を印刷法で形成した、いわゆるプリント基板を複数積層した構造となっており、この複数層のプリント基板の各配線は、各プリント基板に形成されたビアホールを通じて電気的に接続されている。また、配線基板1の主面(チップ搭載面)には、複数のボンディングワイヤ接続用のパッド(図示は省略)が形成されている。配線基板1の裏面には、外部接続用端子2が設けられ、配線基板1の主面と裏面とを貫通するように形成されたスルーホールを埋め込むように形成された配線3によって、上記パッドと外部接続用端子2とが電気的に接続されている。また、各配線基板1は、隣接する配線基板1と連結部1Aを介して接続され、フレーム状に形成されている。
続いて、各配線基板1の主面に、チップ4、5を実装する。このチップ4、5の実装は、チップ4、5の主面(デバイス形成面)を上に向け、裏面を接着材等によって配線基板1の主面に接着することによって行う。平面寸法が相対的に大きなチップ4には、たとえば16Mバイト(128Mビット)、32Mバイト(256Mビット)または64Mバイト(512Mビット)のメモリ容量のフラッシュメモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)が形成されている。一方、平面寸法が相対的に小さなチップ5には、チップ4のフラッシュメモリ回路の動作を制御するコントローラが形成されている。
続いて、各配線基板1において、チップ4、5の主面に形成されたボンディングパッド(図示は省略)と配線基板1の主面のパッドとをボンディングワイヤ6、7を通じて電気的に接続する。ボンディングワイヤ6、7は、たとえばAu(金)等のような金属細線からなる。
次に、図2に示すように、各配線基板1上のチップ4、5およびボンディングワイヤ6、7等をトランスファモールド法によって封止し、たとえばエポキシ系の樹脂からなる封止部(封止用樹脂)8を形成する。この封止部8は、配線基板1の側面も覆う。本実施の形態1では、この封止工程は、連結部1Aを除く配線基板1および配線基板1上の封止部8の外形寸法が、完成後のマルチメディアカードの外形寸法となるようなキャビティを有する金型を用いて行う。
次に、配線基板切断用の金型を用いて連結部1Aを切断することによって個々の配線基板1へと分割し、本実施の形態1のマルチメディアカードを製造する(図3参照)。
上記のような本実施の形態1のマルチメディアカードの製造工程によれば、たとえばチップ4、5およびボンディングワイヤ6、7を封止した後に、配線基板1の主面にプラスチック製のキャップを取り付けてマルチメディアカードを形成する工程に比べて、製造工程数を低減することができる。すなわち、本実施の形態1によれば、マルチメディアカードの製造工程を簡略化できるので、マルチメディアカードの製造のスループットを向上することができる。また、本実施の形態1によれば、そのキャップを省略できるので、マルチメディアカードの製造コストを低減することができる。
また、上記キャップを用いた場合には、配線基板1およびキャップの両方、もしくはそれらのうちの一方が反ってしまった時に、配線基板1とキャップとが接着不良を起こしてしまう不具合が懸念される。一方、本実施の形態1によれば、上記キャップを省略しているので、そのような不具合の発生を防ぐことができる。
また、上記キャップを用いた場合には、配線基板1およびキャップの両方、もしくはそれらのうちの一方が反ってしまった時に、外形寸法の変化によってキャップを所定の位置に取り付けられなくなってしまい、マルチメディアカードの厚さが所定の厚さより厚くなってしまう不具合の発生が懸念される。一方、本実施の形態1によれば、上記キャップを省略しているので、そのような不具合の発生を防ぐことができる。
ところで、図1〜図3では、封止部8が配線基板1の側面も覆うマルチメディアカードの製造工程について説明したが、封止部8が配線基板1の主面のみを覆うようにしてもよい。すなわち、図4に示すように、配線基板1としては、隣り合う配線基板1間が連結部1A(図1参照)を介さずに接続され、フレーム状に形成されたものを用いる。このような各配線基板1の主面に、図1を用いて説明した工程と同様の工程によってチップ4、5を実装し、チップ4、5の主面に形成されたボンディングパッド(図示は省略)と配線基板1の主面のパッドとをボンディングワイヤ6、7を通じて電気的に接続する。次いで、図5に示すように、図2を用いて説明した工程と同様の工程によって封止部8を形成する。次いで、図6に示すように、配線基板切断用の金型を用いて隣り合う配線基板1間の切断領域を切断し、個々の配線基板1へと分割し、マルチメディアカードが完成する。この時、その切断領域上の封止部8も切断および除去される。
完成したマルチメディアカードを、たとえばデジタルカメラなどのスロットへ挿入する際には、マルチメディアカード(配線基板1)の挿入方向の側面が他の部材と接触しやすくなる。そこで、本実施の形態1では、封止部8の機械的強度が配線基板1の機械的強度より強い場合には、図3に示したように封止部8が配線基板1の側面を覆うようにし、逆に配線基板1の機械的強度が封止部1の機械的強度より強い場合には、図6に示したように配線基板1の側面が露出するようにすることを例示できる。
(実施の形態2)
次に、本実施の形態2のマルチメディアカードの製造工程について図7および図8を用いて説明する。
次に、本実施の形態2のマルチメディアカードの製造工程について図7および図8を用いて説明する。
本実施の形態2のマルチメディアカードの製造工程は、前記実施の形態1にて図1を用いて説明した工程までは同様である。その後、図7に示すように、各配線基板1上のチップ4、5およびボンディングワイヤ6、7等をトランスファモールド法によって封止し、たとえばエポキシ系の樹脂からなる封止部8を形成する。本実施の形態2では、この封止工程は、形成後の封止部8が複数の配線基板1を覆い、また形成後の封止部8と配線基板1との合計の厚さが完成後のマルチメディアカードの厚さとなるようなキャビティを有する金型を用いて行う。
ところで、マルチメディアカードには、マルチメディア協会で規定された外形規格で製造されることから、平面角部の1箇所(第1角部)にインデックス(指標部)が形成される。このインデックスは、たとえばデジタルカメラなどのスロットへ挿入する際の挿入方向を示し、かつマルチメディアカードが間違った向きで挿入されてしまうことを防ぐ目的で形成されるものである。そこで、本実施の形態2では、図8に示すように、配線基板1および封止部8を分割してマルチメディアカードが形成された際に上記インデックスとなるインデックス部8Aをその封止工程時に形成する。すなわち、封止工程に用いる金型は、形成後の封止部8にインデックス部8Aも形成されるようなキャビティを有するものである。
次に、図8に示すように、たとえばダイシングソー(図示は省略)を用いたダイサーカット法により封止部8および連結部1Aを完成後のマルチメディアカードの外形に合わせて切断し、本実施の形態2のマルチメディアカードを製造する。この切断工程前には、既にマルチメディアカードのインデックス(インデックス部8A)が形成されているので、そのインデックスを形成するための加工するための工程を省略することができる。すなわち、本実施の形態2によれば、マルチメディアカードの製造工程を簡略化できるので、マルチメディアカードの製造のスループットを向上することができる。
また、図10および図11に示すように、封止部8の上記切断工程で切断される位置に予め面取り部8Bを形成しておいてもよい。なお、図11は、上記切断工程で切断される位置付近の領域CAを拡大して示したものである。本実施の形態3において、この面取り部8Bは、封止部8の形成時に同時に形成することを例示でき、封止工程に用いる金型として、形成後の封止部8に面取り部8Bも形成されるようなキャビティを有するものを用いることを例示できる。このような面取り部8Bを予め形成しておくことにより、上記切断工程後(図12参照)において、封止部8の切断面の角部(第2角部)にばりが形成されてしまうことを防ぐことができる。
ところで、上記の本実施の形態2では、各配線基板1が隣接する配線基板1と連結部1Aを介して接続されている場合について例示したが、前記実施の形態1にて図4〜図6を用いて説明したような隣り合う配線基板1間が連結部1Aを介さずに接続されたものを用いてもよい。
上記のような本実施の形態2によっても前記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明のマルチメディアカードは、たとえば携帯型コンピュータ等のような情報処理装置、デジタルカメラ等のような画像処理装置、あるいは携帯電話等のような通信機器等、種々の携帯型電子装置の補助記憶装置として用いることができる。
1 配線基板
1A 連結部
2 外部接続用端子
3 配線
4、5 チップ
6、7 ボンディングワイヤ
8 封止部(封止用樹脂)
8A インデックス部
8B 面取り部
101 配線基板
102、103 半導体チップ
104 ボンディングワイヤ
105 端子
106 モールド樹脂
107 接着材
108 キャップ
109 配線
110 隙間
111〜113 領域
CA 領域
1A 連結部
2 外部接続用端子
3 配線
4、5 チップ
6、7 ボンディングワイヤ
8 封止部(封止用樹脂)
8A インデックス部
8B 面取り部
101 配線基板
102、103 半導体チップ
104 ボンディングワイヤ
105 端子
106 モールド樹脂
107 接着材
108 キャップ
109 配線
110 隙間
111〜113 領域
CA 領域
Claims (4)
- 外部接続用端子および配線を有する配線基板と、
前記配線基板の主面上に配置され、前記配線を通じて前記外部接続用端子と電気的に接続された半導体チップと、
前記半導体チップを埋め込み、前記外部接続用端子が露出されるように前記配線基板の前記主面を覆う封止用樹脂とを有するICカードであって、
前記封止用樹脂は、平面で前記配線基板の外周と同じ位置までを覆うことを特徴とするICカード。 - 外部接続用端子および配線を有する配線基板と、
前記配線基板の主面上に配置され、前記配線を通じて前記外部接続用端子と電気的に接続された半導体チップと、
前記半導体チップを埋め込み、前記外部接続用端子が露出されるように前記配線基板の前記主面を覆う封止用樹脂とを有するICカードであって、
前記封止用樹脂は、前記配線基板の側面を覆うことを特徴とするICカード。 - (a)外部接続用端子および配線が設けられたチップ搭載領域と、分割領域とを有する配線基板を用意する工程、
(b)前記配線基板の主面において、前記チップ搭載領域上に半導体チップを搭載し、前記半導体チップを前記配線を通じて前記外部接続用端子に電気的に接続する工程、
(c)前記半導体チップを埋め込み、前記外部接続用端子が露出されるように封止用樹脂で前記配線基板の前記主面を覆う工程、
(d)前記分割領域に沿って前記配線基板および前記封止用樹脂を切断し、平面における第1角部に指標部を有するカード部を形成する工程、
を含むICカードの製造方法であって、
前記指標部は、前記(c)工程にて形成することを特徴とするICカードの製造方法。 - (a)外部接続用端子および配線が設けられたチップ搭載領域と、分割領域とを有する配線基板を用意する工程、
(b)前記配線基板の主面において、前記チップ搭載領域上に半導体チップを搭載し、前記半導体チップを前記配線を通じて前記外部接続用端子に電気的に接続する工程、
(c)前記半導体チップを埋め込み、前記外部接続用端子が露出されるように封止用樹脂で前記配線基板の前記主面を覆う工程、
(d)前記分割領域に沿って前記配線基板および前記封止用樹脂を切断し、断面における第2角部に面取り部が形成されたカード部を形成する工程、
を含むICカードの製造方法であって、
前記面取り部は、前記(c)工程にて形成することを特徴とするICカードの製造方法。
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