JP2005099636A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 反射領域、透過領域の区別が完全にでき、しかも、反射領域の反射特性と透過領域での透過特性のバラツキの少ない液晶表示装置及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】液晶表示パネルLPにバックライト手段BLを配置して成る液晶表示装置であって、液晶パネルLPの裏面側に位置する基板2上で少なくとも表示画素領域6を間に跨がる絶縁膜16、金属反射膜17を被着形成し、且つ表示画素領域に対応する領域にカラーフィルタ18を被着形成した液晶表示装置である。また、絶縁膜16と金属反射膜17と同一のフォトレジスト膜43を用いて形成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、液晶パネルの裏面側にバックライトを配し、該バックライトからの光を液晶パネルに透過させ、また液晶パネルの表示面側からの外光を液晶パネル内に配した金属反射膜にて反射しえる液晶表示装置及びその製造方法に関するものである。
通常、液晶表示装置はマトリックス表示され、第1の基板上に形成した第1の透明電極群(例えば、セグメント側透明電極群)と第2の基板上に形成した第2の透明電極群(例えば、コモン側透明電極群)とが互いに直交するように配置した液晶表示パネルを用いていた。
このような液晶表示パネルは、光の透過・反射の観点からすると、光の透過モード、反射モード、さらに、両モードを組み合わせた半透過モードとがある。
また、液晶表示パネルの表示方法として、各画素領域にカラーフィルタを形成したカラー表示、カラーフィルタを用いないモノクロ表示の液晶表示装置がある。
さらに、液晶表示の駆動方式には、単純マトックスの駆動方式と1画素、1画素に薄膜トランジスタなどのスイッチング素子を具備したアクティブ型駆動方法とがある。
上述した光の透過・反射の観点において、反射モードである反射型液晶表示装置は、液晶表示パネルの裏面側基板の内面または外面に金属反射膜を配置していた。そして、液晶表示面側から入射された光が、液晶層を通じて金属反射膜で反射し、再度、液晶表示面側から出射される。この金属反射層は、例えば裏面側基板の内面に表面が凹凸形状の膜を形成し、この面で散乱反射させていた。また、裏面側基板の外面に偏光膜や位相差膜を介して光反射膜などを被着していた。この反射型液晶表示装置は、バックライト手段が不要とし、周囲の光を有効に利用するものであった。
これに対して、透過モードである透過型液晶表示装置は、金属反射膜を用いておらず、裏面側基板の外側にバックライト手段を配置していた。このバックライト手段は、表示領域にわたり輝度ムラが発生することのないような光を発するものであり、例えば、光源と光を表示領域に均一に導くための導光板などから構成されている。このようなバックライト手段から放たれた光が液晶表示パネルに入射され、液晶層を通過して液晶表示面側に出射されるものである。この透過型液晶表示装置は、周囲の暗い場所でも使用できるという利点を有していた。
表示面側から入射された光を利用し、さらに、裏面側基板の裏面側にバックライト手段を用いて光を透過させる機能を併せもつ半透過型液晶表示装置があった。
この半透過型液晶表示装置は、裏面側基板の内面側に、裏面側は入射された光を透過させ、且つ液晶表示面側から入射された光を反射させる半透過膜を用いられる。(特許文献1参照特開平8−292413号参照)。
このような半透過膜を用いた液晶表示パネルは、カラーフィルタを用いたカラー表示液晶表示パネルに多用されている。尚、駆動方法は、アクティブマトリクス駆動、通常の単純マトリックス駆動に適用される。(特許文献2 特開平7−318929号参照)。
このような半透過膜は、屈折率の相違する透過膜を多層積層したハーフミラー作用の半透過膜が考えられるが、表示面側からの入射光の反射率(反射特性)と、裏面側からの入射光の透過率(透過特性)の双方を満足させる半透過膜を形成することは非常に難しい。
これを簡便化した半透過膜としては、反射特性の優れた金属反射膜に、基板の裏面側からの入射光が透過しえる光透過用孔を点在させた半透過膜も提案されている。(特許文献3 特許第2878231号参照)。
図5は従来の半透過膜を用いたカラー表示可能な液晶表示装置の液晶表示パネル部分の主要断面図である。
液晶表示装置の液晶表示パネルは、液晶表示面側に位置する第1の基板(例えばセグメント側基板)1と、裏面側に位置する第2の基板(例えば、コモン側基板)2と、この第1の基板1と第2の基板2との間に挟持される液晶層3とから構成される。
上面に位置する基板1の液晶層3側内面には、第1の方向(図5面では、紙面奥行き方向)に延びる複数の透明電極が形成され、これらによりセグメント透明電極4を構成している。また、コモン側基板2の液晶層3側内面には、第1の方向と直交する方向に延びる複数の透明電極が形成され、これらによりコモン透明電極群5を構成する。そして、セグメント透明電極群4とコモン透明電極群5とが、互いに液晶層3を介して対向して交差する表示画素領域6を形成し、この表示画素が縦横に配列された部分を表示部という。
セグメント側基板1のセグメント透明電極群4上で表示部の領域には少なくとも配向膜7が形成されている。
コモン側基板2のコモン透明電極群5上で表示部領域には少なくとも配向膜8が形成されている。
また、セグメント側基板1の外面側には、位相差板9、偏光板10が形成され、コモン側基板2の外面側にも位相差板11、偏光板12が形成されている。
また、セグメント側基板1とコモン側基板2とは、特に、コモン側基板2の外周形状に近似して、枠状のシール部材(図5では省略している)が形成されている。
半透過型液晶表示装置では、裏面側基板であるコモン側基板2の外側にバックライト手段(図5では省略している)を配置していた。
図5の半透過型液晶表示装置では、裏面側基板であるコモン側基板2の表面、すなわち、基板表面とコモン透明電極群5の間に、半透過膜50、カラーフィルタ54、平滑用透明絶縁膜20が形成されていた。
従来、半透過膜50は、絶縁膜51及び金属反射膜52から構成されている。そして、1つの表示画素領域の中央部付近が絶縁膜51、金属反射膜52が除去されるようにして、透過用貫通孔53が形成されていた。
また、1つの表示画素領域の金属薄膜52及び透過用貫通孔53を被覆するようにカラーフィルタ54が形成されていた。(特許文献4 特開2001-166289号)
半透過液晶表示装置において、反射モードによる表示におけるカラーフィルタ54を通過する回数は2回となり、透過モードによる表示におけるカラーフィルタ54を通過する回数はで1回である。このため、このカラーフィルタ54を通過する回数の違いから、透過モードの光での色純度が低下していた。
そのため、透過モードの光が通過する領域である透過用貫通孔53と反射モードの光が反射する領域である金属反射膜52とで、厚み方向に変位させ、その結果、カラーフィルタ54の厚みを、透過用貫通孔53で厚く、また金属反射膜52上では薄くしていた。この手段としては、金属反射膜52の直下に形成した絶縁膜51である。
特開平8−292413号 特開平7−318929号 特許第2878231号 特開2001-166289号
また、特許文献3に開示されている半透過型カラー液晶表示装置では、1つの表示画素を構成する領域、例えば、カラーフィルタ54のR(赤)、G(緑)、B(青)の1つの色素の表示画素領域で、反射領域(金属反射膜52)と透過領域(透過用貫通孔53)を設けていた。
しかし、従来の液晶表示装置では、半透過膜50を構成する絶縁膜51と金属反射層52とをそれぞれ別々の工程で形成していた。しかも、金属反射膜52は、断面からみれば、1つの表示画素内のみに形成されており、しかも、独立して複数形成されていた。
このような構造では、1つの表示画素領域内で、絶縁膜51上に金属反射層52を完全重畳させて被着形成することは困難である。
この半透過膜50は、基板2上に絶縁膜51を独立して形成し、その後、絶縁膜51を含めて金属反射膜52となる例えばアルミニウムなどの金属薄膜を被着形成し、その後、フォトリソグラフィ技術でもって、金属薄膜をパターニングして金属反射膜52を形成していた。このとき、金属薄膜上に形成し、金属反射膜52を形成するために用いるフォトレジストを、絶縁膜51上に精度よく形成することは困難である。
その結果、透過用貫通孔53である透過領域でありながら、透過用貫通孔53内に金属反射層52の一部が存在したり、絶縁膜51上である反射領域でありながら、金属反射膜52が形成されず、絶縁膜51の一部の表面が露出する部分が発生してしまう。
その結果、反射率のバラツキ、反射色度のバラツキ、透過率のバラツキ、透過色度のバラツキの原因となっていた。
本発明は、上述の問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、金属反射膜と絶縁膜との形成位置が完全一致させることにより、反射率のバラツキ、反射色度のバラツキ、透過率のバラツキ、透過色度のバラツキのない液晶表示装置を提供するものである。
また、このように金属反射膜と樹脂層との形成位置を完全一致させることができる液晶表示装置の製造方法を提供することにある。
本発明は、第1の方向に延びる複数の透明電極から成る第1の透明電極群と配向膜とを順次積層して成る矩形状の第1の基板と、
前記第1の方向と直交する第2の方向に延びる複数の透明電極から成る第2の透明電極群と配向膜とを順次積層して成る矩形状の第2の基板とを、
第1および第2の透明電極群が互いに直交して表示画素を形成するように対向させて略矩形状のシール部材で貼り合わせて、該シール部材内に液晶を充填するとともに、第2の基板の裏面側主面にはバックライト手段を配置して成る液晶表示装置であって、
前記第2の基板上で少なくとも前記表示画素領域を間に跨がる絶縁膜、金属反射膜を被着形成し、且つ前記隣接しあう金属反射膜の一部を跨がるように第2の基板の画素領域上にカラーフィルタを被着形成するとともに、前記カラーフィルタ及び金属反射膜上に平滑用透明絶縁膜、該平滑用透明絶縁膜上に第2の透明電極群を形成したことを特徴とする液晶表示装置である。
また、第1の方向に延びる複数の透明電極から成る第1の透明電極群と配向膜とを順次積層して成る矩形状の第1の基板と、
前記第1の方向と直交する第2の方向に延びる複数の透明電極から成る第2の透明電極群と配向膜とを順次積層して成る第2の基板とを、
第1および第2の透明電極群が互いに直交して表示画素を形成するように対向させて略矩形状のシール部材で貼り合わせて、該シール部材内に液晶を充填するとともに第2の基板の裏面側主面にはバックライト手段を配置して成る液晶表示装置の製造方法であって、
前記第2の基板は、
前記第2の基板上に絶縁膜及び金属反射膜となる金属薄膜を被着形成する第1の工程、
前記金属薄膜上に、隣接する画素領域間に跨がるように絶縁膜及び金属薄膜が残像する所定形状のフォトレジスト膜を形成する第2の工程、
前記金属薄膜及び絶縁膜を同一のフォトレジスト膜によってエッチング処理して、金属薄膜及び絶縁膜を順次除去する第3の工程
前記複数の金属反射膜に跨がるように、前記画素領域に対応するカラーフィルタを被着形成する第4の工程、
前記カラーフィルタ及び金属反射膜上に平滑用透明絶縁膜、該平滑用透明絶縁膜上に第2の透明電極群を形成する第5の工程、
を経て形成されることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
本発明では、表示画素領域間に形成された絶縁膜及び金属反射膜を形成している。そして、絶縁膜と金属反射膜とが完全に同一の形状としているため、絶縁膜及び金属反射膜が重畳する反射領域と、絶縁膜及び金属反射膜が形成されていない透過領域とが完全に区別でき、反射領域でありながら絶縁樹脂が露出する部分が存在しない。また、透過領域でありながら、反射膜が延在することがない。
これにより、透過領域及び反射領域にカラーフィルタを形成した時、透過領域でのカラーフィルタの膜厚と反射領域でのカラーフィルタの膜厚とを完全に制御することができるため、絶縁膜の一部が露出することなく金属反射層が形成されているため、反射領域での反射率のバラツキがなく、透過領域に存在する金属反射層が存在することがないため、反射領域での色度のバラツキ、透過領域での色度のバラツキがなく、透過領域に金属反射層が存在しないことから透過率のバラツキがなく、透過色度のバラツキがない液晶表示装置となる。
また、絶縁膜とその上面に重畳されて被着される金属反射膜とが、それぞれ絶縁膜となる絶縁樹脂膜を形成し、金属反射膜となる金属薄膜を形成した後、一括してパターンニング処理されるため、絶縁膜と金属反射膜とが完全に同一形状となるとなる。
これにより、上述のように反射領域での反射率のバラツキ、反射色度のバラツキがなく、さらに、透過領域における透過率のバラツキ、透過色度のバラツキがない液晶表示装置を簡単に製造することができる。
本発明においては、表示画素領域となる領域の中央部に透過領域を形成し、その周辺に反射領域を設けている。すなわち、反射領域である絶縁膜及び金属反射膜が各表示画素領域の周囲に形成されている。しかも、反射領域である絶縁膜及び金属反射膜隣接する画素領域に跨がるように形成されている。すなわち、1つの独立した絶縁膜、金属反射膜については、2つの画素領域に跨がって形成されることになり、その絶縁膜、金属反射膜の形状は、各画素領域の内部で独立して形成される場合に比較してその加工形状を大きくできるため、非常に製造方法が簡単となる。
以下、本発明の液晶表示装置を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の液晶表示装置の平面図であり、図2は、図1のA−A線断面図である。また、図3は主要部分の断面図である。尚、本発明の液晶表示装置は、半透過型のカラー表示可能な液晶表示パネルを対象とするものであり、その駆動は通常の単純マトリックス駆動方式で説明する。
また、この液晶表示装置は、液晶表示パネルLPと、その裏面側(液晶表示面と逆の面側)に配置されたバックライト手段BLとから構成されている。
本発明の液晶表示装置に用いられる液晶表示パネルLPは、一方の方向に延びる複数の透明電極から成る第1の透明電極群、例えばセグメント側端子群4と配向膜7とを順次積層して成る矩形状の第1の基板、例えばセグメント側基板1と、前記一方向と直交する他方方向に延びる複数の透明電極から成る第2の透明電極群(コモン透明電極群5)と配向膜8とを順次積層して成なる第2の基板、例えば、コモン側基板2とが、2つの透明電極群4、5が互いに直交するように対向させてシール部材14によって貼り合わせされ、このシール部材14内に液晶層3を充填して構成されている。尚、液晶表示面側には、例えばセグメント側基板1が、裏面側には、例えばコモン側基板2が配置され、このコモン側基板1の外側には、バックライト手段BLが配置されている。
そして、この液晶層3を挟んでセグメント透明電極群4と、コモン透明電極群5との交差領域が表示画素領域6となる。尚、このカラーフィルタを用いた場合には、3つの表示画素領域6(R(赤)、G(緑)、B(青)の各色素のフィルタ領域)の集合体が視角上の画素6’となる。
そして、液晶表示パネルLPのコモン側基板2の内面側で、基板表面と透明電極群5のとの間には、反射領域と透過領域とを規定する半透過膜、この半透過膜上に被着されたカラーフィルタ、カラーフィルタ上に被着された平滑膜が配置されている。
セグメント側基板
セグメント側基板1は、例えば液晶表示面側に位置する基板であり、アクリル系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂、エポキシ系の樹脂、ガラスなどからなり、その形状は矩形状となっている。そしてこのセグメント側基板1は、平面的にはシール部材7に囲まれた領域には、上述の表示領域と、第1及び第2の配線パターン20、21が引き回される回路配線領域とを有し、さらに、セグメント側端子群23、コモン側端子群24が形成される回路配線領域を有している。
基板1の液晶層3の内面側の表示領域には、図1の縦方向、図2では左右方向に延びる透明電極が形成され、セグメント透明電極群4を構成している。
透明電極は、例えば酸化インジウム・錫(ITO)などの透明電極材料を薄膜技法により被着形成し、その後フォトリソグラフィにより所定パターンに形成する。
また、セグメント側基板1の上面には、セグメント透明電極群4に接続する第1の配線パターン20が形成されている。この第1の配線パターン20は、一端が、セグメント透明電極群4を構成する各透明電極の一端に接続または一体化している。また、その他端がセグメント側基板1の一方端部、図1の下端部に延出し、セグメント側端子群23を構成する。
また、このセグメント側基板1には、第2の配線パターン21は、表示領域とシール部材14との間の領域で、コモン側基板1のコモン透明電極群5に接続し、セグメント側基板1の一方端部、図1の下端部に延出し、コモン側端子群24を構成する。
また、セグメント側基板1のセグメント透明電極群4の上部には、配向膜7が形成されている。
配向膜7は、樹脂材料や無機物材料から成り、液晶層3の液晶分子のねじれ角を規定するように配向処理が施されている。配向膜7が樹脂材料である場合には、所定配向方向にラビング処理される。また、配向膜7が無機物材料の場合には、その薄膜形成過程で斜め蒸着などによって物理的な配向処理が施される。
第1の配線パターン20、21は、セグメント透明電極群4を構成する透明電極と同一の材料であるITOで形成したり、このITO膜上にアルミニウムやアルミニウム合金、銀、金などの金属材料を積層した多層構造としたり、また、アルミニウムやアルミニウム合金、銀、金などの金属材料で形成した金属層で形成してもよい。
また、セグメント側基板1の外面側の表示領域上には、位相差板9、偏光板10が被着形成されている。
コモン側基板
コモン側基板2は、アクリル系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂、エポキシ系の樹脂、ガラスなどからなり、その形状は矩形状となっている。このコモン側基板2の寸法において、横方向寸法は、実質的にセグメント側基板1と同一の幅となっており、縦方向寸法は実質的にセグメント側基板1よりも短い寸法となっている。
このコモン側基板2の表示領域内には、反射モード及び透過モードでも機能する半透過膜15が形成されている。また、この半透過膜15上に、カラーフィルタ18が形成されている。さらに、このカラーフィルタ18上には、平滑用透明絶縁膜20が形成され、この平滑用透明絶縁膜20上に複数の透明電極が形成されている。この透明電極は、例えば、セグメント透明電極群4に直交する方向に延びており、コモン透明電極群5を構成している。このコモン透明電極群5上に液晶層3と接触する配向膜8が形成されている。
表示領域以外の領域には、コモン透明電極群5の一端が延出され、シール部14にまで到達している。このコモン透明電極群5の一端は、シール部14を介して、第2の配線パターン21の一端に接続する。具体的には、シール部14内に導電性粒子13を混入させておき、この導電性粒子13を介してコモン透明電極群5と第2の配線パターン21とを接続している。
尚、コモン透明電極群5を構成する透明電極は、例えばITOなどの透明電極材料を薄膜技法により被着形成し、その後、フォトリソグラフィにより所定パターンに形成される。尚、表示部領域以外の領域においては、透明材料を用いる必要はなく、セグメント側基板1の配線パターン20のように、ITO膜上にアルミニウムやアルミニウム合金、銀、金などの金属材料を積層した多層構造としたり、また、アルミニウムやアルミニウム合金、銀、金などの金属材料で形成した金属層で形成してもよい。
また、コモン側基板2の外面側の表示領域上には、位相差板11、偏光板12が被着形成されている。
この表示領域部のセグメント透明電極群4とコモン透明電極群5とが交差して構成する表示画素領域6において、反射領域と透過領域とを区別する半透過膜15が形成されている。半透過膜15は、絶縁膜16とこの絶縁膜16上に形成された金属反射膜17とから構成され、さらに、この半透過膜15中には通過用貫通孔19が形成されている。
本発明においては、絶縁膜16と金属反射膜17とがその形状が完全に一致して形成されている。そして、透過用貫通孔19は、各表示画素領域6の中央部に形成されている。すなわち、図3に示す断面図の各表示画素領域6は、その周囲部分には、半透過膜15が形成されている。この半透過膜15は、1つの表示画素領域6から隣接する表示画素領域6との間隔、さらに、隣接する表示画素領域6に跨がって形成されている。すなわち、絶縁膜16及びその上面に形成された金属反射膜17は、隣接しあう表示画素領域6に跨がって形成されている。このように、隣接する2つ表示画素領域に跨がって形成することにより、従来のように、表示画素領域内に独立して形成された絶縁膜51、金属反射膜52に比較して加工対象の形状が大きくなるため、その加工精度が向上することになる。
このような構成の半透過膜15では、絶縁膜16上に、この絶縁膜16と同一の平面形状の金属反射膜17が形成されている領域が、反射領域となり、また、金属反射層17及び絶縁膜16が形成されていない透過用貫通孔19が透過領域となる。
また、この半透過膜15で、各表示画素領域6に対応して、カラーフィルタ18が形成されている。このカラーフィルタ18は、各画素領域毎に、R(赤)のフィタ、G(緑)のフィルタ、B(青)フィルタがそれぞれ独立して形成されている。尚、図3において、3種類のフィルタが独立して形成されているが、その境界部分、すなわち、各表示画素6の境界部分に、ブラックの遮光フィルタを介在させても構わない。
その他の構造
また、各表示画素領域6にスイッチング手段であるスイッチングトランジスタを設けても構わない。
シール部材
シール部材14は、シール樹脂を主成分として、さらに、導電粒子13が含有している。
この導電粒子13を含むシール部材14は、異方性の導電特性を示すものである。このようなシール部材7は、2つの機能を有している。
1つは、セグメント側基板1とコモン側基板2とを貼り合わせて、その内部に液晶層3を封止するためのである。そして、シール部材14は、実質的に小さい基板であるコモン側基板2の形状に応じて、コモン側基板2の外周領域に枠状に形成される。このように、コモン側基板2の外周領域にそって形成することにより、特に、横方向において、シール部材14の外側に配線パターンを形成する必要がないため、液晶表示装置の小型化に寄与できる。
2つめの機能は、コモン側基板2のコモン透明電極群5の一端を、セグメント側基板1の第2の配線パターン21の一端に、導通させるものである。その機能は、コモン透明電極群5がシール部材7の形成領域にまで延在するシール部材7の一部で、セグメント側基板1側に形成し、一端がこの部分に位置する第2の配線パターン21との間に接続を行うものである。即ち、コモン側基板に形成したコモン透明電極群5の一端と、セグメント側基板1に形成した第2の配線パターン21の一端とを完全に一対一に対応させること、また、隣接パターン間が存在する平面方向で短絡することなく、同時に厚み方向で導通が可能に導電性粒子13の粒径、含有量を特定することが重要である。
液晶層
液晶層3は、ツイストネマティク液晶、コレステリック液晶などの液晶材料で構成され、セグメント側基板1、コモン側基板2及びシール部材7に囲まれた領域に液晶材料を注入されて形成される。この液晶層3内には、液晶層3の厚みを制御するためのスペーサ材(図示せず)が混入されている。このスペーサ材は、一方の基板上に、シール部材14を塗布する前後に、少なくとも表示部領域に均一に噴霧することによって、結果として、液晶層3中に均一に分散することができる。
また、液晶層3の液晶分子は、液晶材料、その厚み、上述の配向膜7、8の配向処理によって規定されたチルト角、ねじれ角を有している。液晶層3に表示するための電界を与えていない時のねじれ角は、例えば270°であり、所定電界が印加されると、液晶分子は、このねじれが解消され、例えば基板の厚み方向に整列する。
この液晶層3を通過する光は、偏光板、位相差板9、10、11、12によって、液晶層3を通過する光を遮断したり、また通過させたりし、その画素での表示ON−OFF制御して、表示領域全体で所定表示を作成する。
バックライト手段
バックライト手段BLは、液晶表示パネルLPの外部に配置される。このバックライトBLは導光板25と光源26とからなる。
反射領域と透過領域
コモン側基板2の表示領域には、反射領域、透過領域を規定する半透過膜15が形成されている。例えば、反射領域は、絶縁膜16と金属反射膜17とからなり、液晶表示画面側から入射された光が、液晶層3、カラーフィルタ18を通過して反射し、さらにカラーフィルタ18、液晶層3を介して液晶表示画面側から出射するものである。
また、透過領域は、半透過膜15の透過用貫通孔19である。この透過用貫通孔19は、液晶表示パネルLPの裏面側に配置したバックライト手段BLから放たれ光を導くものであり、反射領域部分に形成したカラーフィルタ18より厚みのカラーフィルタ18領域を通過して、液晶層3を介して液晶表示画面側から出射される。
この反射領域、透過領域上に形成されたカラーフィルタ18の表面は実質的に平坦化されている。すなわち、カラーフィルタ18の厚みからすれば、カラーフィルタ18の厚みが、反射領域の厚み分だけ、透過領域に比較して薄くあっている。尚、絶縁膜16、金属反射膜17との厚みは、その上部に被着されるカラーフィルタ18の厚みと同等となっており、透過領域のカラーフィルタ18の厚みは、反射領域のカラーフィルタ18の厚みの2倍程度となっている。
また、表示画素領域、すなわち、カラーフィルタ18のR(赤)、G(緑)B(青)のそれぞれの領域においては、表示画素領域6の中央部分は、透過領域となっており、表示画素領域の周辺分が反射領域となっている。そして、1つの表示画素領域6の反射領域は、隣接する表示画素領域6の反射領域と共通に連なっている。すなわち、表示画素領域間には、反射領域が形成されていることになる。
反射領域の構造
この反射領域は、コモン側基板2上に、絶縁膜16、この絶縁膜16と同一形状の金属反射膜17が被着形成されている。すなわち、絶縁膜16と金属反射膜17とが完全には一致した形状となっている。
これにより、反射領域において、その表面に絶縁膜16が露出することは一切ない。同時に、透過領域である透過用貫通孔19内に、金属反射膜17の一部が延出することが一切ない。
これにより、反射領域においては、反射特性が完全に均一化し、また透過領域においては、その透過率が所定値から変動することが一切ない。また、金属反射膜17で反射される光は、金属反射膜17に到達する前と、反射した後の2回のカラーフィルタ18を通過する。これに対して、透過領域においては1回したカラーフィルタ18を通過しない。しかし、カラーフィルタ18の厚みが、透過領域で約2倍の厚みとなっているため、結果として反射領域及び透過領域での色度のバラツキがそれぞれなく、しかも、それぞれの領域での色度のばらつきも解消されることになる。
よって、金属反射膜17と絶縁膜16との形成位置を完全一致させることにより、反射率のバラツキ、反射色度のバラツキ、透過率のバラツキ、透過色度のバラツキのない液晶表示装置となる。
コモン側基板の製造方法
また、このように金属反射膜と絶縁膜との形成位置を完全一致させることができる液晶表示装置の製造方法を提供することにある。その製造方法を図4に基づいて詳説する。
まず、コモン側基板1となる基板40を用意する。このガラス基板は、多数個取りできる大型基板であるものの、図4では、主要部分のみを示す。
次に、図4(a)に示すように、基板40の表示領域の全面にわたり、絶縁膜16となる絶縁樹脂膜41を被着形成し、さらに、金属反射膜17となる金属薄膜42を形成する。この絶縁樹脂膜41は、SiO、TiOの無機物フィラーを含有するアクリル系の有機樹脂材料などが例示でき、絶縁樹脂膜41は、約0.5〜3.0μmの厚みを有する。
また、絶縁樹脂膜41上に被着形成した金属薄膜は、アルミニウムやAlNdなどのアルミニウム合金、または銀やAgPd,AgPdCu,AgCuAuなどの銀合金などが例示できる。この金属薄膜の厚みは、例えば0.05〜0.5μmである。
次に、図4(b)に示すように、金属薄膜42上に、フォトレジスト膜43を形成する。具体的には、ポジ型フォトレジスト膜を塗布して、選択的な露光・現像を行う。このレジスト膜は、東京応化製OFPRなどフォトレジストであり、このレジスト膜を塗布し、さらに所定パターンに応じて露光処理(250mj(i線))を行い、その後、現像処理(東京応化製OFPR現像液)を90秒行い、ポストベーク150℃・5分を行う。この露光現像処理により、透過用貫通孔19となる領域、すなわち、透過領域の金属薄膜42が露出するようにパターニングする。
次に、図4(c)に示すように、金属薄膜42及び絶縁樹脂膜41をエッチング処理して、反射領域と透過領域とを形成する。
このエッチング液としてリン酸、硝酸、酢酸の混合したエッチング液を用いてエッチングを3分行う。これにより、金属薄膜42及び絶縁樹脂膜41がエッチングされ、反射領域を構成する絶縁膜16及び金属反射膜17が形成され、同時に、透過領域とる透過貫通孔19が形成される。なお、ドライエッチングでも同様な形成が可能である。
このように、同一形状にパターンニングされたレジスト膜によって、金属薄膜42、絶縁樹脂膜41をエッチング処理するため、絶縁膜16と金属反射膜17とが完全に同一に形成でき、しかも、透過用貫通孔19内に金属反射膜17の一部が一切残存することがない。尚、続いて、NaOHを用いてフォトレジスト膜43を剥離する。
次に、図4(d)に示すように、表示画素領域6に対応するカラーフィルタ18を形成する。
カラーフィルタ18は顔料分散方式、すなわち、あらかじめ顔料(赤、緑、青)により調合された感光性レジストを、隣接しあう金属反射膜に跨がるように、塗布して、画素領域に対応するようにフォトリソグラフィ技術により形成する。これにより、例えば3色のうち1色のフィルタが形成できる。これを合計3回繰り返して、RGBからなるカラーフィルタ18が形成される。尚、必要に応じて、各表示画素領域6の間隔部分にブラックの遮光フィルタを形成しても構わない。
次に、図4(e)に示すように、カラーフィルタ18上にアクリル系樹脂からなる平滑用透明絶縁膜20を形成する。
その後、図4(f)に示すように、平滑用透明絶縁膜20上に、ITOからなるコモン透明電極群5を形成する。
尚、このコモン透明電極群5の上には、一定方向にラビングしたポリイミド樹脂から成る配向膜が順次積層されている。なお、透明電極群と配向膜との間に樹脂やSiO2等から成る絶縁膜を介在させてもよい。
また、他方の基板、セグメント側基板1については、基板1の内面には多数平行にストライプ状配列したITOから成るセグメント透明電極群4及び一定方向にラビングしたポリイミド樹脂から成る配向膜7が順次積層されている。
そして、このような構成のセグメント側基板1およびコモン側基板2のいずれかにシール部14を形成し、同時にスペーサを散布して、たとえば200°〜260°の角度でツイストされたカイラルネマチック液晶からなる液晶材料を介してシール部材14により貼り合わせる。
さらにセグメント側基板1の外側にポリカーボネイト等から成る位相差板9とヨウ素系の偏光板10とを順次形成する。また、コモン側基板2の外側にポリカーボネイト等から成る位相差板11とヨウ素系の偏光板12とを順次形成する。これらの配設については、アクリル系の材料から成る粘着材を塗布することで行う。
そして、コモン側基板2の裏面側(液晶表示面と反対の面)側に、光源26と導光板15から成るバックライト手段BLを配設する。
上述の製造方法では、反射領域と透過領域とを区別し、かつカラーフィルタ18の膜厚を制御する絶縁膜16及び金属反射膜17を形成するにあたり、1つのフォトレジスト膜を用いてエッチング処理して形成しているため、工程を短縮できるだけでなく、反射領域と透過領域とを簡単かつ所定どおりの形状で形成でき、しかも、絶縁膜16と反射膜17との形状を完全に一致させることができ、また、透過用貫通孔19を確実に形成できる。
また、反射領域を規定する絶縁膜16と金属反射膜17とが、隣接する表示画素領域6に跨がって形成されるため、表示画素領域6の周囲部に位置させた反射領域が結果として、その形状が大きくなり加工が容易になり、エッチング処理時のパターニングの精度が向上する。
本発明のように反射領域を規定する絶縁膜と金属反射膜とを同一のエッチング工程で形成したコモン側基板2を用いた液晶表示装置と、従来のような絶縁膜51と金属反射膜52とを別々の工程で形成したコモン側基板を用いた液晶表示装置とについて、透過領域での透過率、透過色(R、G、B)、透過色純度(△S)、反射領域での反射率、反射色(R、G、B)、反射色純度(△S)のバラツキを調べた。
尚、断面図で現れる反射領域の幅、及び透過領域(金属反射膜間のスリットの幅をそれぞれ15μmに設定した。
従来の液晶表示装置では、カラーフィルタ54の膜厚を制御するための絶縁膜51と金属反射膜52との位置ずれ、すなわち、金属反射膜52間のスリットの位置ずれが発生してしまい、その位置のずれ量が〜5μmの範囲でばらついてしまう。
その結果、液晶表示装置の透過率、透過色(R、G、B)、透過色純度(△S)、反射率、反射色(R、G、B)、反射色純度(△S)のバラツキがばらついてしまい、例えば、透過率は1.94%〜2.07%の範囲でばらつき、また、透過色純度△Sは20.5〜25.3と23.4%の範囲でバラツキ、反射率は28.7%〜29.4%の範囲でばらつき、反射色純度△Sは13.9〜15.1の範囲でバラツキいてしまう。
これに対して、本発明の液晶表示装置では、反射領域を規定する絶縁膜と金属反射膜とが一切位置ずれが発生しないため、液晶表示装置の透過率、透過色(R、G、B)、透過色純度(△S)、反射率、反射色(R、G、B)、反射色純度(△S)のバラツキが生じない。
本発明の液晶表示装置の平面図である 図1のA−A線の断面図である。 本発明の主要部分の拡大断面図である。 (a)〜(f)は、本発明の液晶表示装置の製造方法の主要部分工程の断面図である。 従来の液晶表示装置の主要部分の断面図である
符号の説明
1・・・セグメント側基板
2・・・コモン側基板
3・・・液晶層
4・・・セグメント透明電極群
5・・・コモン透明電極群
6・・・表示画素領域
14・・・シール部
15・・半透過膜
16・・絶縁膜
17・・・金属反射膜
18・・カラーフィルタ
19・・透過用貫通孔

Claims (2)

  1. 第1の方向に延びる複数の透明電極から成る第1の透明電極群と配向膜とを順次積層して成る矩形状の第1の基板と、
    前記第1の方向と直交する第2の方向に延びる複数の透明電極から成る第2の透明電極群と配向膜とを順次積層して成る矩形状の第2の基板とを、
    第1および第2の透明電極群が互いに直交して表示画素を形成するように対向させて略矩形状のシール部材で貼り合わせて、該シール部材内に液晶を充填するとともに、第2の基板の裏面側主面にはバックライト手段を配置して成る液晶表示装置であって、
    前記第2の基板上で少なくとも前記表示画素領域に跨がる絶縁膜、金属反射膜を被着形成し、且つ前記隣接しあう金属反射膜の一部を跨がるように第2の基板の画素領域上にカラーフィルタを被着形成するとともに、前記カラーフィルタ及び金属反射膜上に平滑用透明絶縁膜、該平滑用透明絶縁膜上に第2の透明電極群を形成したことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 第1の方向に延びる複数の透明電極から成る第1の透明電極群と配向膜とを順次積層して成る矩形状の第1の基板と、
    前記第1の方向と直交する第2の方向に延びる複数の透明電極から成る第2の透明電極群と配向膜とを順次積層して成る第2の基板とを、
    第1および第2の透明電極群が互いに直交して表示画素を形成するように対向させて略矩形状のシール部材で貼り合わせて、該シール部材内に液晶を充填するとともに第2の基板の裏面側主面にはバックライト手段を配置して成る液晶表示装置の製造方法であって、
    前記第2の基板は、
    前記第2の基板上に絶縁膜及び金属反射膜となる金属薄膜を被着形成する第1の工程、
    前記金属薄膜上に、隣接する画素領域間に跨がるように絶縁膜及び金属薄膜が残像する所定形状のフォトレジスト膜を形成する第2の工程、
    前記金属薄膜及び絶縁膜を同一のフォトレジスト膜によってエッチング処理して、金属薄膜及び絶縁膜を順次除去する第3の工程
    前記複数の金属反射膜に跨がるように、前記画素領域に対応するカラーフィルタを被着形成する第4の工程、
    前記カラーフィルタ及び金属反射膜上に平滑用透明絶縁膜、該平滑用透明絶縁膜上に第2の透明電極群を形成する第5の工程、
    を経て形成されることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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