JP2005098874A - 赤外線検知センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】立ち上がりの信号入力レベルを低下させないで、複数の異なる赤外線によって形成された複数の独立した検知ゾーンへ侵入した物体の検知動作を安定させる。
【解決手段】赤外線検知センサ1は、赤外線2を投光する投光部31が備えられた投光器3と、投光部31と対向し投光部31から投光する赤外線2を受光する受光部41が設けれてなる受光器4とから構成されている。投光部31は、上下2段の投光部311、312から構成され、受光部41は、上下2段の受光部411、412から構成されている。投光器3には、投光部31から投光する赤外線2の立ち上がり部分の信号出力レベルを上げる投光制御手段32が備えられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、赤外線検知センサに関する。特に、検知ゾーン内へ侵入した物体によって投光部から受光部への赤外線の投光が遮断されることにより検知ゾーンへの物体の侵入を検知する赤外線検知センサに関する。
赤外線を用いたセンサに、投光部と受光部とから構成され、投光部から投光される赤外線の遮断状態を検知する赤外線検知センサがある。
従来のこの赤外線検知センサに、例えば、上下2段の投受光部からなる投受光器が備えられ、上下2段の投光部から信号データが同一である赤外線をそれぞれに対向する受光部に同時に投光し、それぞれの赤外線がともに物体により遮断された場合のみ物体の侵入を検知する赤外線検知センサがある。
この従来の赤外線検知センサでは、上下2段の投光部から赤外線が、同時にそれぞれに対向する受光部に投光されるので、それぞれの赤外線の信号データが、上下2段の各受光部に混在して受光されることになる。この為、受光部で受信される赤外線の信号レベルが高くなり検知誤差を無くすことができる。又、投光部と受光部を離すことによる信号レベルの劣化にも対応でき投光距離を長くすることができる。ただし、受光部では上下2段の受光部からの信号データが混在して受光されるので、上下2段の赤外線の信号データが同一でなければ、検知誤差を起こすことになる。
しかし、上下2段の投光部から投光される赤外線の信号データが、ともに同じ情報を示す信号データである場合、一方の赤外線しか遮断しない物体、例えば、下段の投光部から投光される赤外線しか遮断することができない小動物を検知することができない。
そこで、現在、他の赤外線検知センサとして、人間だけでなく小動物の検知も行なえるよう構成された、上下2段の投受光部を備えた赤外線検知センサがある(例えば、特許文献1参照。)。
この下記する特許文献1に記載の赤外線検知センサ(特許文献1では赤外線式検知装置と記載)は、それぞれ独立した赤外線を投光する上下2段の投光部が備えられてなる投光器と、これら投光部それぞれに対向する上下2段の受光部が備えられてなる受光器とからなる。
この赤外線検知センサでは、上下2段の投光部からそれぞれ異なる赤外線が、異なるタイミングでそれぞれに対向した上下2段の受光部に投光されてそれぞれ独立した検知ゾーンが形成される。
この赤外線検知センサによれば、上下2段の投光部から投光される赤外線の信号パルスがそれぞれ異なる信号パルスであり、上下2段の投受光部により上下独立した検知ゾーンが形成されるので、これら形成された検知ゾーンへの物体の侵入をそれぞれ検知ゾーンごとにおいて検知することができる。そのため、例えば、下段の投光部から投光される赤外線しか遮断することができない小動物であっても、下段の投光部から投光される赤外線が小動物により遮断されて小動物の侵入を検知することができる。
特開平9−297184号公報
しかし、上記した特許文献1に記載の赤外線検知センサでは、上下2段の投光部から投光される赤外線の信号は、パルスとしてそれぞれ異なる信号パルスであり、それぞれが重ならないように投光部から投光されて受光部で受光された信号は受光部の同期信号発生部にて制御された同期検波部により上下2段の投光部から投光されて形成される検知ゾーンがそれぞれ独立することになる。そのため、上記した上下2段の投光部から赤外線を同時に投光する赤外線検知センサと異なり、上下2段の投光部から赤外線が同時に上下2段の受光部に投光されないので受光部に入力されて増幅された信号の立ち上がり部分の出力レベルが低く、かつ、赤外線の信号出力レベルが実質1段の投受光部からなる赤外線検知センサと同等の信号出力レベルしかない。その結果、上記した特許文献1に記載の赤外線検知センサにおける赤外線の感度は、上記した上下2段の投光部から赤外線を同時に投光する赤外線検知センサと比較して、受光する赤外線の入力レベルが低下し、検知ゾーンへ侵入した物体を検知するための検知動作が不安定になり、検知誤差が起こりやすく投光距離を長くすることができない。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、立ち上がりの信号入力レベルを低下させないで、複数の異なる赤外線によって形成された複数の独立した検知ゾーンへ侵入した物体の検知動作を安定させる赤外線検知センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明にかかる赤外線検知センサは、それぞれ独立した赤外線を投光する複数個の投光部が備えられてなる投光器と、これら複数個の投光部それぞれに対向する複数個の受光部が備えられてなる受光器とからなり、複数個の前記投光部からそれぞれ異なる赤外線が、異なるタイミングで、かつ、予め設定した間隔をとってそれぞれに対向する複数個の前記受光部に投光されて独立した複数の検知ゾーンが形成され、検知ゾーン内へ侵入した物体によって前記投光器から前記受光器への前記赤外線の投光が遮断されることにより、前記検知ゾーンへの物体の侵入を検知する赤外線検知センサであって、前記投光器に、前記赤外線の立ち上がり部分の信号出力レベルを上げる投光制御手段が備えられたことを特徴とする。
この発明によれば、投光制御手段が備えられているので、受光部において赤外線の入力に対する立ち上がりから終わりまでの信号入力レベルを受光可能な入力レベルにすることが可能となり、受光器における赤外線の受信感度を向上させることが可能となる。その結果、受光部の信号入力レベルを低下させても、複数の異なる赤外線によって形成された複数の独立した検知ゾーンへ侵入した人間や小動物などの物体を検知するための検知動作を安定させることが可能となる。
また、投光制御手段により、2段同時に送信させるような赤外線全体の信号出力レベルを上げることなく、赤外線の立ち上がり部分の信号出力レベルのみを上げるので、赤外線検知センサの消費電力を抑えることも併せて可能となる。
上記構成において、複数個の上記投光部から投光される上記赤外線の信号データにはプリアンブル部が含まれ、上記投光制御手段では、上記赤外線が異なるタイミングで、かつ、予め設定した間隔をとって複数個の上記受光部に投光されるとともに、複数個の上記投光部から投光される上記赤外線の少なくとも2つ以上のプリアンブル部又はデータの一部だけが重なるように、上記赤外線の投光が設定されてもよい。
この場合、赤外線の信号データにはプリアンブル部が含まれ、投光制御手段では、複数個の投光部から投光される赤外線が異なるタイミングで、かつ、予め設定した間隔をとって複数個の受光部に投光されるとともに、複数個の投光部から投光される赤外線の少なくとも2つ以上のプリアンブル部又はデータの一部だけが重なるように、赤外線の投光が設定されるので、別途複雑な構成を投受光器に備える必要はなく、製造コストを低減させることが可能となる。
また、具体的に、投光制御手段により、複数個の投光部から投光される赤外線の少なくとも2つ以上のプリアンブル部又はデータの一部が、少なくとも1Bit以上重ねられてもよい。さらに、複数個の投光部から投光される赤外線の少なくとも2つ以上のプリアンブル部又はデータの一部が、一定時間重ねられてもよい。
上記構成において、上記受光器には、複数個の上記受光部のうち上記赤外線を受光した上記受光部を判別する判別手段が備えられてもよい。
この場合、受光器に判別手段が備えられているので、複数個の投光部から投光する各赤外線を受光器において容易に判別することが可能となる。この判別手段に、例えば、切換スイッチ回路などがあり、赤外線を受光するべきではない受光部への接続を遮断して容易に赤外線を受光した受光部を判別することが可能となる。
上記構成において、複数の上記投光部から投光されるそれぞれ異なる上記赤外線による上記検知ゾーンは、多段形成されてもよい。
この場合、高さ方向に沿って検知ゾーンが複数形成されるので、小動物や鳥や草などの物体と検知したい侵入者である人間とを区別することが可能となる。
本発明にかかる赤外線検知センサによれば、立ち上がりの信号入力レベルを低下させないで、複数の異なる赤外線によって形成された複数の独立した検知ゾーンへ侵入した物体の検知動作を安定させることができる。
すなわち、本発明にかかる赤外線検知センサによれば、投光器に、赤外線の立ち上がり部分の信号出力レベルを上げる投光制御手段が備えられているので、赤外線の立ち上がりから終わりまでの受光部においての信号入力レベルを、受光部が受光可能な入力レベルにすることができる。
また、投光制御手段により、赤外線全体の信号出力レベルを上げるのではなく、赤外線の立ち上がり部分の信号出力レベルのみを上げるので、赤外線検知センサの消費電力を抑えることも併せてできる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下に示す各実施の形態では、赤外線検知センサとして防犯用赤外線検知センサに本発明を適用した場合を示す。しかし、本発明にかかる赤外線検知センサは、これに限定されるものではなく、様々な用途に用いられてもよい。
本実施の形態にかかる赤外線検知センサ1は、図1に示すように、赤外線2を投光する投光部31が備えられた投光器3と、投光部31から投光する赤外線2を受光する受光部41が設けれてなる受光器4とから構成され、投光器3から受光器4への赤外線2の投光が遮断されることにより、検知ゾーンZへの物体の侵入を検知するものである。
投光部31は、上下2段の投光部(上段投光部311、下段投光部312)から構成され、受光部41は、上下2段の受光部(上段受光部411、下段受光部412)から構成されている。これら上下2段の受光部411、412は、上下2段の投光部311、312に対向して配されている。また、上下2段の投受光部311、312、411、412は、それぞれ複数個の投受光素子(図示省略)と、光学系であるミラー(図示省略)とから構成されている。
上下2段の投光部311、312から投光する上下段赤外線21、22はそれぞれ異なる。この赤外線2の信号データは、図2に示すように、プリアンブル部Pとヘッダー部Hとデータ部Dとが含まれたパケット方式の構成からなり、このうち、データ部D(上段データ部D1、下段データ部D2)が異なることにより上下段赤外線21、22が異なる。また、図2に、投光されている赤外線2の信号データの信号波Wと、受光部41において入力された信号入力レベルLとを示す。
また、投光器3には、投光部31から投光する赤外線2の立ち上がり部分の信号出力レベルを上げる投光制御手段32とが備えられている。
この投光制御手段32では、上下2段の投光部311、312から投光される上下段赤外線21、22が異なるタイミングで、かつ、予め設定した一定の間隔( 図1に示す設定時間T参照)をとってそれぞれに対向する上下2段の受光部411、412に投光されるとともに、上下段赤外線21、22のプリアンブル部Pだけが重なるように、上下2段の赤外線の21、22の投光が設定されている。すなわち、投光制御手段32により、図2に示すように、上下2段の投光部311、312から投光される上下段赤外線21、22の上下段データ部D1、D2が、同一時間軸上で重ならないよう独立した状態に設定されている。このため、上下段赤外線21、22の同期がとりやすくなる。また、初期データ投光時におけるプリアンブル部Pは、数Bitから構成されている。
また、この投光制御手段32により、投光部31からプリアンブル部Pだけからなる信号データの赤外線2が受光部41に投光される。例えば、図2に示すように、下段投光部312から下段赤外線22が投光される際、同時に上段投光部311から上段赤外線21が、下段赤外線22のプリアンブル部P送信時間分だけ投光される。そのため、下段赤外線22の信号入力レベルが、信号入力レベルL1から信号入力レベルL2に上昇される。
また、受光器4には、上下2段の受光部411、412のうち、赤外線2を受光した上下2段の受光部411、412を判別する切換スイッチ回路42(本発明でいう判別手段)と、上下2段の受光部411、412において上下段赤外線21、22が受光されたか否かにより各検知ゾーンZ1、Z2への物体の侵入を検知する制御部43と、この制御部43による検知ゾーンZへの物体の侵入の有無を表示する表示部44と、が備えられている。
切換スイッチ回路42では、受光器4が投光器3から受光した時間軸上で独立した上下段赤外線21、22の各情報を示す信号データを判別できるよう上下2段の受光部411、412の切換えが行われる。
次に、この赤外線検知センサ1における投光部31から受光部41への赤外線の投光について、以下に図1、図2を用いて説明する。
まず、図2に示すように下段投光部312から、プリアンブル部P、ヘッダー部H、下段データ部D2、プリアンブル部Pと順に並べられてなるデータの赤外線2が下段受光部412に向けて投光される。この時、同時に、上段投光部311からプリアンブル部Pだけからなる信号データの赤外線2が上段受光部411に向けて投光される。この投光の際、上段投光部311から投光される上段赤外線21のプリアンブル部Pと、下段投光部312から投光される下段赤外線22のプリアンブル部Pと、が重なり、図2に示すように、赤外線2の信号波Wの立ち上がり部分が、符号W1から符号W2に合成変形し、信号入力レベルLの立ち上がり部分が、符号L1から符号L2に上昇する。
予め設定された時間経過後(図2に記載の時間T1経過後)の時間T2では、上段投光部311から、プリアンブル部P、ヘッダー部H、上段データ部D1、プリアンブル部Pと順に並べられてなる信号データの上段赤外線21が上段受光部411に向けて投光される。この投光の際、下段投光部312から投光されている下段赤外線22では、その信号データ最後に配されたプリアンブル部Pが下段受光部412に向けて投光されており、上段投光部311から投光される上段赤外線21のプリアンブル部Pと、下段投光部312から投光されている下段赤外線22のプリアンブル部Pと、が重なり、図2に示すように、赤外線2の信号波Wの立ち上がり部分が、符号W1から符号W2に合成変形し、信号入力レベルLの立ち上がり部分が、符号L1から符号L2に上昇する。
さらに、予め設定された時間経過後(図2に記載の時間T2経過後)の時間T3では、下段投光部312から、プリアンブル部P、ヘッダー部H、下段データ部D2、プリアンブル部(図示省略)と順に並べられてなるデータの赤外線2が下段受光部412に向けて投光される。この投光の際、上段投光部311から投光されている上段赤外線21では、その信号データ最後に配されたプリアンブル部Pが上段受光部411に向けて投光されており、上段投光部311から投光されている上段赤外線21のプリアンブル部Pと、下段投光部312から投光される下段赤外線22のプリアンブル部Pと、が重なり、図2に示すように、赤外線2の信号波Wの立ち上がり部分が、符号W1から符号W2に合成変形し、信号入力レベルLの立ち上がり部分が、符号L1から符号L2に上昇する。
そして、上記した投光部31から受光部41への赤外線2の投光と同様にして、上下2段の投光部311、312から赤外線2が、上下2段の受光部411、412に投光され続ける。
この赤外線検知センサ1では、図1に示すように、投光部31から投光された赤外線2が、受光部41に受光されることにより、その投受光部31、41間に検知ゾーンZが形成される。すなわち、上記した投光部31から受光部41への赤外線の投光により、図1に示すように、上段投光部311から投光された上段赤外線21が、上段受光部411に受光されることにより、その上段投受光部311、411間に上段検知ゾーンZ1が形成される。また、下段投光部312から投光された下段赤外線22が、下段受光部412に受光されることにより、その下段投受光部312、412間に下段検知ゾーンZ2が形成される。
上記したように、この赤外線検知センサ1によれば、投光制御手段32が備えられているので、赤外線2の立ち上がりから終わりまで受光部41における信号入力レベルLを、受光部41が受光可能な入力レベルにすることができ、受光器4における赤外線2の受信感度を向上させることができる。その結果、信号入力レベルLを低下させないで、赤外線21、22によって形成された2つの独立した検知ゾーンZ1、Z2のいずれかへ侵入した人間や小動物などの物体を検知するための検知動作を安定させることができる。
また、投光制御手段32が備えられているので、赤外線2の投光エネルギーを増加させることができ、その結果、警戒距離、すなわち投光距離を上記した特許文献1に記載の赤外線検知センサより延長させることができる。
また、投光制御手段32により、赤外線2全体の信号出力レベルを上げるのではなく、赤外線2のプリアンブル部P、すなわち立ち上がり部分の信号出力レベルのみを上げるので、赤外線検知センサ1の消費電力を抑えることも併せてできる。
また、赤外線2の信号データにはプリアンブル部が含まれ、投光制御手段32では、上下2段の投光部311、312から投光される赤外線2が異なるタイミングで、かつ、予め設定した一定の間隔T(図1参照)をとって上下2段の受光部411、412に投光されるとともに、上下2段の投光部311、312から投光される上下段赤外線21、22のプリアンブル部だけが重なるように、上下2段の投光部311、312の投光が設定されるので、別途複雑な構成を投受光器3、4に備える必要はなく、赤外線検知センサ1の製造コストを低減させることができる。
また、受光器4に切換スイッチ回路42が備えられているので、上下2段の投光部311、312から投光する上下段赤外線21、22のうち、赤外線2を受光していない受光部への接続を遮断して容易に赤外線2を受光した受光部を判別することができる。
また、投受光部31、41が上下2段の構成からなり、高さ方向に沿って検知ゾーンZが2つ形成される(上下段検知ゾーンZ1、Z2)ので、小動物や鳥や草などの物体と検知したい侵入者である人間とを区別することができる。
また、本実施の形態にかかる赤外線検知センサ1では、投受光部31、41が上下独立しているので、投受光部31、41の上下独立したミラーの感度調整等を行うことができる。
なお、本実施の形態では、投受光部31、41とは、それぞれ上下2段で構成されているが、これに限定されるものではなく、それぞれ対になる投光部と受光部とから構成されていれば、これら投受光部31、41との個数は、複数個であればよい。
また、本実施の形態では、投受光部31、41とは、それぞれ上下2段で構成されているが、これに限定されるものではなく、投受光部31、41とのそれぞれを構成する各上下段投受光部311、312、411、412の備える位置は他の位置であってもよい。例えば、高さ方向ではなく、水平方向に並べて備えてもよく、この場合、これら投受光部31、41により形成される2つの検知ゾーンZ1、Z2は水平方向に沿って形成され、2つの検知ゾーンZ1、Z2をまたがって移動した人間などの物体を検知することができる。
また、本実施の形態では、本発明にかかる判別手段に切換スイッチ回路42を用いたが、これに限定されるものではなく、上下2段の投光部311、312から投光する上下段赤外線21、22を受光器において容易に判別することができれば、例えば、上下2段の投光部311、312から投光される赤外線の周波数を異ならせ、かつ、受光部41に、周波数の値により赤外線をカットするフィルタを備えて、フィルタによってそれぞれ受光部411、412において受光する赤外線を制限してもよい。この場合、重ねられる部分は互いの周波数に合わせて重ねることになる。
また、本実施の形態では、投光制御手段32により、上下段赤外線21、22のプリアンブル部だけが重なるように上下2段の赤外線21、22の投光が設定されているが、これに限定されることはなく、例えば、信号データの先頭がヘッダー部からなり、ヘッダー部だけが重なるように上下2段の赤外線21、22の投光が設定されてもよい。
また、本実施の形態では、赤外線2は、上下段赤外線21、22から構成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、投受光部31、41の構成数を増加させ、その増加にともなって赤外線の本数も増加させてもよい。この場合、3つ以上の投光部から投光される異なる3つ以上の赤外線の少なくとも2つ以上のプリアンブル部だけが重なるように、複数の赤外線の投光が設定されていればよい。
また、本実施の形態では、投受光部31、41は、それぞれ複数個の投受光素子と、光学系であるミラーとから構成されているが、これに限定されるものではなく、投受光部は、1つ以上の投受光素子と他の光学系とから構成されてもよく、また、1つ以上の投受光素子だけから構成されてもよく、用途にあわせて投受光部の構成を変更してもよい。
また、本実施の形態では、投光制御手段32により、図2に示すように、上下2段の投光部311、312から投光される赤外線Z1、Z2のプリアンブル部Pの全データを重ねるよう赤外線の投光が設定されているが、これに限定されるものではなく、赤外線Zの立ち上がり部分であれば、例えば、上下2段の赤外線Z1、Z2のプリアンブル部P又はデータの一部が少なくとも1Bit以上重ねられてもよく、また、上下2段の赤外線Z1、Z2のプリアンブル部P又はデータの一部が一定時間重ねられてもよい。
本発明は、防犯用に用いる赤外線センサに適用できる。
本実施の形態にかかる赤外線検知センサの概略ブロック図である。 本実施の形態にかかる赤外線検知センサにおける投光部から受光部へ投光する赤外線および、その赤外線の信号出力レベルの投光時間における変化を示した図である。
符号の説明
1 赤外線検知センサ
2 赤外線
3 投光器
31 投光部
32 投光制御手段
4 受光器
41 受光部
42 判別手段(切換スイッチ回路)
P プリアンブル部
Z 検知ゾーン

Claims (6)

  1. それぞれ独立した赤外線を投光する複数個の投光部が備えられてなる投光器と、これら複数個の投光部それぞれに対向する複数個の受光部が備えられてなる受光器とからなり、複数個の前記投光部からそれぞれ異なる赤外線が、異なるタイミングで、かつ、予め設定した間隔をとってそれぞれに対向する複数個の前記受光部に投光されて独立した複数の検知ゾーンが形成され、検知ゾーン内へ侵入した物体によって前記投光器から前記受光器への前記赤外線の投光が遮断されることにより、前記検知ゾーンへの物体の侵入を検知する赤外線検知センサであって、
    前記投光器に、前記赤外線の立ち上がり部分の信号出力レベルを上げる投光制御手段が備えられたことを特徴とする赤外線検知センサ。
  2. 請求項1に記載の赤外線検知センサにおいて、
    前記赤外線の信号データにはプリアンブル部が含まれ、
    前記投光制御手段では、複数個の前記投光部から投光される前記赤外線が異なるタイミングで、かつ、予め設定した間隔をとって複数個の前記受光部に投光されるとともに、複数個の前記投光部から投光される前記赤外線の少なくとも2つ以上のプリアンブル部又はデータの一部だけが重なるように、前記赤外線の投光が設定されることを特徴とする赤外線検知センサ。
  3. 請求項2に記載の赤外線検知センサにおいて、
    複数個の前記投光部から投光される前記赤外線の少なくとも2つ以上の前記プリアンブル部又はデータの一部は、少なくとも1Bit以上重ねられることを特徴とする赤外線検知センサ。
  4. 請求項2に記載の赤外線検知センサにおいて、
    複数個の前記投光部から投光される前記赤外線の少なくとも2つ以上の前記プリアンブル部又はデータの一部は、一定時間重ねられることを特徴とする赤外線検知センサ。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の赤外線検知センサにおいて、
    前記受光器には、複数個の前記受光部のうち前記赤外線を受光した前記受光部を判別する判別手段が備えられたことを特徴とする赤外線検知センサ。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の赤外線検知センサにおいて、
    複数の前記投光部から投光される前記赤外線による前記検知ゾーンは、多段形成されることを特徴とする赤外線検知センサ。
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