JP2005098252A - スタータ - Google Patents
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Abstract
【課題】減速装置が径方向に大型化することなく、且つ部品点数の削減によるコストダウンを実現できるスタータ1の提供。
【解決手段】センタケース7と環状体15は、センタケース7のプレート部7aに設けられた固定壁7dと環状体15に設けられた受圧壁とが軸方向にオーバラップして(重なって)配置されると共に、固定壁7dと受圧壁とが周方向に当接することでインターナルギヤ13の回転が規制されている。
また、エンジンのトルク変動等により、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、固定壁7dに対し受圧壁が周方向に弾性変形することでインターナルギヤ13の回転を許容して、衝撃荷重を吸収する衝撃吸収機構を構成している。
【選択図】図1
【解決手段】センタケース7と環状体15は、センタケース7のプレート部7aに設けられた固定壁7dと環状体15に設けられた受圧壁とが軸方向にオーバラップして(重なって)配置されると共に、固定壁7dと受圧壁とが周方向に当接することでインターナルギヤ13の回転が規制されている。
また、エンジンのトルク変動等により、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、固定壁7dに対し受圧壁が周方向に弾性変形することでインターナルギヤ13の回転を許容して、衝撃荷重を吸収する衝撃吸収機構を構成している。
【選択図】図1
Description
本発明は、衝撃吸収機能を備えたスタータに関する。
従来、遊星歯車機構による減速装置と、この減速装置に作用する衝撃力を吸収するための衝撃吸収装置とを備えたスタータが公知である。
例えば、特許文献1に記載されたスタータは、図9に示す様に、センタケース100の内側にインターナルギヤ110が配置され、そのインターナルギヤ110がゴム等の弾性体120を介してセンタケース100に回転規制されている。
弾性体120は、インターナルギヤ110の外周面に形成された凹部と、センタケース100の内周面に形成された凹部との間に形成される閉空間に収容され、インターナルギヤ110に過大な負荷トルクが加わった時に圧縮変形する。この弾性体120の圧縮変形により、インターナルギヤ110の回転が許容されることで、減速装置に作用する衝撃力が吸収される。
実公平4−15985号公報
例えば、特許文献1に記載されたスタータは、図9に示す様に、センタケース100の内側にインターナルギヤ110が配置され、そのインターナルギヤ110がゴム等の弾性体120を介してセンタケース100に回転規制されている。
弾性体120は、インターナルギヤ110の外周面に形成された凹部と、センタケース100の内周面に形成された凹部との間に形成される閉空間に収容され、インターナルギヤ110に過大な負荷トルクが加わった時に圧縮変形する。この弾性体120の圧縮変形により、インターナルギヤ110の回転が許容されることで、減速装置に作用する衝撃力が吸収される。
ところが、上記の公知技術では、インターナルギヤ110とセンタケース100との間に弾性体120を配置するためのスペース(閉空間)を確保する必要があるため、必然的にセンタケース100の外径が大きくなり、減速装置が大型化する。
また、周方向に複数の弾性体120を配置しているので、当然、部品点数が増加して重量が増大すると共に、組み付け工数も多くなり、コストアップの要因となっている。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、減速装置が径方向に大型化することなく、且つ部品点数の削減によるコストダウンを実現できるスタータを提供することにある。
また、周方向に複数の弾性体120を配置しているので、当然、部品点数が増加して重量が増大すると共に、組み付け工数も多くなり、コストアップの要因となっている。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、減速装置が径方向に大型化することなく、且つ部品点数の削減によるコストダウンを実現できるスタータを提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明のスタータは、インターナルギヤの軸方向反モータ側にインターナルギヤと一体に設けられた樹脂製の環状体と、この環状体に係合してインターナルギヤの回転を規制するセンタケースとを備える。
環状体には、軸方向の反インターナルギヤ側に受圧壁が設けられ、その受圧壁が環状体の内周側から外周側まで半径方向に幅広く形成されている。また、センタケースには、軸方向に環状体と対向する側に固定壁が設けられ、その固定壁がセンタケースの内周側から外周側まで半径方向に幅広く形成されている。
本発明のスタータは、インターナルギヤの軸方向反モータ側にインターナルギヤと一体に設けられた樹脂製の環状体と、この環状体に係合してインターナルギヤの回転を規制するセンタケースとを備える。
環状体には、軸方向の反インターナルギヤ側に受圧壁が設けられ、その受圧壁が環状体の内周側から外周側まで半径方向に幅広く形成されている。また、センタケースには、軸方向に環状体と対向する側に固定壁が設けられ、その固定壁がセンタケースの内周側から外周側まで半径方向に幅広く形成されている。
センタケースと環状体は、固定壁と受圧壁とが軸方向に重なって(オーバラップして)配置されると共に、固定壁と受圧壁とが周方向に当接することでインターナルギヤの回転が規制され、且つ減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、固定壁に対し受圧壁が周方向に弾性変形することでインターナルギヤの回転を許容する衝撃吸収機構を構成している。
上記のスタータは、センタケースの固定壁と環状体の受圧壁とが軸方向に重なって衝撃吸収機構を構成しているので、従来の様に、インターナルギヤの径方向外側に衝撃吸収機構を設けた公知技術と比較すると、減速装置の体格を径方向に小さくすることが可能であり、車両への搭載性が向上する。
また、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、環状体の受圧壁が周方向に弾性変形して過大な負荷トルクを吸収するので、センタケースと環状体との間にゴム等の弾性体を配置する必要がない。その結果、部品点数を削減でき、且つセンタケースと環状体とを直接組み合わせることができるので、組み付け性も向上する。
また、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、環状体の受圧壁が周方向に弾性変形して過大な負荷トルクを吸収するので、センタケースと環状体との間にゴム等の弾性体を配置する必要がない。その結果、部品点数を削減でき、且つセンタケースと環状体とを直接組み合わせることができるので、組み付け性も向上する。
更に、センタケースの凹受圧壁と環状体の凹受圧壁は、それぞれ半径方向に幅広く形成されているので、負荷に対する受圧面積を大きく取ることができる。これにより、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、環状体の受圧壁に掛かる応力を低減できるため、受圧壁の疲労強度を向上させて長寿命化を図ることができ、且つより大きな衝撃を吸収できるので、負荷トルクの大きなエンジンにも適用可能である。
(請求項2の発明)
請求項1に記載したスタータにおいて、環状体は、受圧壁が周方向等間隔に複数箇所設けられ、センタケースは、固定壁が受圧壁と同数だけ周方向等間隔に設けられている。
この場合、受圧壁に掛かる荷重を分散できるので、より大きな衝撃荷重に耐えることができる。
請求項1に記載したスタータにおいて、環状体は、受圧壁が周方向等間隔に複数箇所設けられ、センタケースは、固定壁が受圧壁と同数だけ周方向等間隔に設けられている。
この場合、受圧壁に掛かる荷重を分散できるので、より大きな衝撃荷重に耐えることができる。
(請求項3の発明)
請求項1または2に記載したスタータにおいて、センタケースの固定壁は、センタケースに直接設けるのではなく、センタケース以外の別部材に形成して、センタケースに回転不能に固定しても良い。この場合、固定壁を樹脂材によって形成することも可能である。
請求項1または2に記載したスタータにおいて、センタケースの固定壁は、センタケースに直接設けるのではなく、センタケース以外の別部材に形成して、センタケースに回転不能に固定しても良い。この場合、固定壁を樹脂材によって形成することも可能である。
(請求項4の発明)
請求項1〜3に記載した何れかのスタータにおいて、環状体は、受圧壁の内部が空洞である。この場合、環状体の受圧壁に荷重が加わった時に、受圧壁の内部が詰まった状態と比較すると、受圧壁が撓み易くなるので、衝撃吸収効果が大きくなり、インターナルギヤに掛かる負担を軽減できる。
請求項1〜3に記載した何れかのスタータにおいて、環状体は、受圧壁の内部が空洞である。この場合、環状体の受圧壁に荷重が加わった時に、受圧壁の内部が詰まった状態と比較すると、受圧壁が撓み易くなるので、衝撃吸収効果が大きくなり、インターナルギヤに掛かる負担を軽減できる。
(請求項5の発明)
請求項1〜4に記載した何れかのスタータにおいて、衝撃吸収機構は、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、受圧壁の半径方向内側の方が外側より先に荷重を受けて弾性変形する様に構成されている。
環状体の受圧壁に掛かる荷重の大きさは、受圧壁の半径方向内側と外側とで異なるため、受圧壁の側面全体で一度に衝撃荷重を受けると、受圧壁の外側の方が、内側より疲労度が大きくなることが想定される。従って、受圧壁で荷重を受ける際に、受圧壁の半径方向内側の方が外側より先に荷重を受けて弾性変形することにより、受圧壁の寿命を向上できる。
請求項1〜4に記載した何れかのスタータにおいて、衝撃吸収機構は、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、受圧壁の半径方向内側の方が外側より先に荷重を受けて弾性変形する様に構成されている。
環状体の受圧壁に掛かる荷重の大きさは、受圧壁の半径方向内側と外側とで異なるため、受圧壁の側面全体で一度に衝撃荷重を受けると、受圧壁の外側の方が、内側より疲労度が大きくなることが想定される。従って、受圧壁で荷重を受ける際に、受圧壁の半径方向内側の方が外側より先に荷重を受けて弾性変形することにより、受圧壁の寿命を向上できる。
(請求項6の発明)
請求項1〜4に記載した何れかのスタータにおいて、衝撃吸収機構は、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、環状体の受圧壁の半径方向外側の方が内側より先に荷重を受けて弾性変形する様に構成されている。
環状体の受圧壁に掛かる荷重の大きさは、受圧壁の半径方向内側と外側とで異なるため、受圧壁の側面全体で一度に衝撃荷重を受けると、受圧壁の内側の方が、外側より疲労度が大きくなることが想定される。従って、受圧壁で荷重を受ける際に、受圧壁の半径方向外側の方が内側より先に荷重を受けて弾性変形することにより、受圧壁の寿命を向上できる。
請求項1〜4に記載した何れかのスタータにおいて、衝撃吸収機構は、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、環状体の受圧壁の半径方向外側の方が内側より先に荷重を受けて弾性変形する様に構成されている。
環状体の受圧壁に掛かる荷重の大きさは、受圧壁の半径方向内側と外側とで異なるため、受圧壁の側面全体で一度に衝撃荷重を受けると、受圧壁の内側の方が、外側より疲労度が大きくなることが想定される。従って、受圧壁で荷重を受ける際に、受圧壁の半径方向外側の方が内側より先に荷重を受けて弾性変形することにより、受圧壁の寿命を向上できる。
(請求項7の発明)
請求項1〜6に記載した何れかのスタータにおいて、環状体は、受圧壁の周方向側面に円弧形状の衝撃吸収部が設けられ、この衝撃吸収部の内部が空洞である。
この構成では、受圧壁に荷重が加わった時に、内部が空洞である衝撃吸収部が撓むことで衝撃荷重を吸収することができる。また、衝撃吸収部が破損しても、残りの受圧壁が荷重を受け止めることにより、インターナルギヤの回転を規制できるので、減速装置としての機能が損なわれることはなく、スタータの作動を維持できる。
請求項1〜6に記載した何れかのスタータにおいて、環状体は、受圧壁の周方向側面に円弧形状の衝撃吸収部が設けられ、この衝撃吸収部の内部が空洞である。
この構成では、受圧壁に荷重が加わった時に、内部が空洞である衝撃吸収部が撓むことで衝撃荷重を吸収することができる。また、衝撃吸収部が破損しても、残りの受圧壁が荷重を受け止めることにより、インターナルギヤの回転を規制できるので、減速装置としての機能が損なわれることはなく、スタータの作動を維持できる。
(請求項8の発明)
請求項1〜7に記載した何れかのスタータにおいて、環状体は、受圧壁の周方向両側が対称形状であり、センタケースは、受圧壁の周方向両側に配置されている。
この構成によれば、エンジンの回転方向に係わらず、両回転用に共通使用できる。
請求項1〜7に記載した何れかのスタータにおいて、環状体は、受圧壁の周方向両側が対称形状であり、センタケースは、受圧壁の周方向両側に配置されている。
この構成によれば、エンジンの回転方向に係わらず、両回転用に共通使用できる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図1はスタータ1に設けられる減速装置とその周辺構造を示す断面図である。
スタータ1は、ハウジング(図示せず)と、このハウジングに回転可能に支持された出力軸3とを有し、この出力軸3には、エンジンのリングギヤ(図示せず)と噛み合い可能なピニオン9が軸方向に移動可能かつ回転方向に係合して配置されている。
スタータ1は、ハウジング(図示せず)と、このハウジングに回転可能に支持された出力軸3とを有し、この出力軸3には、エンジンのリングギヤ(図示せず)と噛み合い可能なピニオン9が軸方向に移動可能かつ回転方向に係合して配置されている。
さらに、スタータ1は、ハウジングに固定され、出力軸3と同軸上に配置されて出力軸3を回転駆動するモータ2と、このモータ2と出力軸3との間に両者を機械的に連結するように配置され、モータ2の回転を減速して出力軸3に伝達する減速装置(後述する)と、エンジンのトルク変動等によって生じる過大な負荷トルクを吸収できる衝撃吸収機構(後述する)と、ハウジングに固定されて、モータ2への通電を制御する電磁スイッチ(図示せず)等を備える。また、スタータ1は、電磁スイッチに設けられるプランジャの移動に伴ってピニオン9を軸方向に前進あるいは後退させるためのリンク機構をハウジングの内部に備えることができる。
モータ2は、磁束を発生する界磁4と、整流子(図示せず)を有する電機子5、及び整流子上に配置されるブラシ(図示せず)等より構成される周知の直流電動機であり、モータ2の通電回路を開閉するメイン接点(図示せず)が閉じると、バッテリから始動電流が供給されて、電機子5に回転力を発生する。なお、メイン接点の開閉操作は、電磁スイッチによって行われる。
界磁4は、磁気回路を形成すると共に、モータ2の機枠を兼ねる円筒形状のヨーク4aと、このヨーク4aの内周面に固定される界磁極4b、及びこの界磁極4bに巻線される界磁巻線4cとで構成される。なお、界磁極4bと界磁巻線4cに代えて永久磁石を使用することもできる。
界磁4は、磁気回路を形成すると共に、モータ2の機枠を兼ねる円筒形状のヨーク4aと、このヨーク4aの内周面に固定される界磁極4b、及びこの界磁極4bに巻線される界磁巻線4cとで構成される。なお、界磁極4bと界磁巻線4cに代えて永久磁石を使用することもできる。
電機子5は、回転軸5aと、この回転軸5aに支持される電機子鉄心5bと、この電機子鉄心5bに巻線される電機子巻線5cより構成され、この電機子巻線5cに整流子を形成する各セグメントが電気的且つ機械的に結合されている。
出力軸3は、減速装置を介して電機子5の回転軸5aと同一軸線上に配置され、モータ側端部(図1の右側端部)が軸受6を介してセンタケース7の軸受部7bに回転自在に支持されている。
出力軸3は、減速装置を介して電機子5の回転軸5aと同一軸線上に配置され、モータ側端部(図1の右側端部)が軸受6を介してセンタケース7の軸受部7bに回転自在に支持されている。
出力軸3上には、一方向クラッチ8とピニオン9が搭載されている。
一方向クラッチ8は、出力軸3の回転をピニオン9に伝達するもので、出力軸3にヘリカルスプライン嵌合するスプラインチューブ8aと、このスプラインチューブ8aと一体に設けられたアウタ8b、このアウタ8bの内側に位置して出力軸3に軸受10を介して支持されるインナ8c、アウタ8bとインナ8cとの間に形成されるくさび状空間に配置されるローラ8d等から構成される。
ピニオン9は、一方向クラッチ8の軸方向反モータ側(図1の左側)に置かれて一方向クラッチ8のインナ8cと一体に設けられ、出力軸3に軸受10を介して支持されている。
一方向クラッチ8は、出力軸3の回転をピニオン9に伝達するもので、出力軸3にヘリカルスプライン嵌合するスプラインチューブ8aと、このスプラインチューブ8aと一体に設けられたアウタ8b、このアウタ8bの内側に位置して出力軸3に軸受10を介して支持されるインナ8c、アウタ8bとインナ8cとの間に形成されるくさび状空間に配置されるローラ8d等から構成される。
ピニオン9は、一方向クラッチ8の軸方向反モータ側(図1の左側)に置かれて一方向クラッチ8のインナ8cと一体に設けられ、出力軸3に軸受10を介して支持されている。
減速装置は、電機子5の回転軸5aに形成されたサンギヤ11と、このサンギヤ11に噛み合う複数の遊星ギヤ12と、これら複数の遊星ギヤ12が内接して噛み合うインターナルギヤ13とで構成される遊星歯車機構であり、電機子5の回転が遊星ギヤ12の公転運動によって減速され、その遊星ギヤ12の公転運動が、遊星ギヤ12を支持するギヤ軸14を介して出力軸3に伝達される。
衝撃吸収機構は、インターナルギヤ13の軸方向反モータ側にインターナルギヤ13と一体に設けられた樹脂製の環状体15と、この環状体15に係合してインターナルギヤ13の回転を規制する前記センタケース7とで構成される。
衝撃吸収機構は、インターナルギヤ13の軸方向反モータ側にインターナルギヤ13と一体に設けられた樹脂製の環状体15と、この環状体15に係合してインターナルギヤ13の回転を規制する前記センタケース7とで構成される。
環状体15は、図2に示す様に、軸方向の反インターナルギヤ13側に凹凸面が形成され、その凹凸面の凸部側が受圧壁15aとして設けられている。受圧壁15aは、図2(a)に示す様に、環状体15の周方向等間隔に複数箇所設けられ、且つ環状体15の内周側から外周側まで半径方向に幅広く形成されている。なお、受圧壁15aの周方向幅は、環状体15の内周側から外周側に向かって次第に大きくなる様に形成されている。この結果、各受圧壁15aは、それぞれ扇型に形成され、且つ複数の受圧壁15aが環状体15の一端面に放射状に配置されている。また、各受圧壁15aを区画する周方向両側の面は、環状体15の径方向に一致している。周方向に隣接する2つの受圧壁15aの間には、後述する固定壁7dが収容できる幅をもった凹部が形成されている。
センタケース7は、例えば、アルミニウム等の金属製であり、図1に示す様に、環状体15の反モータ側に配置される環状のプレート部7aと、このプレート部7aの内周側に設けられる前記軸受部7bと、プレート部7aの外周から環状体15及びインターナルギヤ13の外周を覆って軸方向に延びる円筒形状の外筒部7cとが設けられ、この外筒部7cの開口端部とヨーク4aの開口端部とが嵌合して組み合わされている。このセンタケース7は、フロントハウジング(図示せず)の内部に組み込まれて、フロントハウジングに対し回転不能に固定されている。
プレート部7aの反ピニオン側(環状体15側)には、図3に示す様に、凹凸面が形成され、その凹凸面の凸部側が固定壁7dとして設けられている。固定壁7dは、図3(b)に示す様に、環状体15の受圧壁15aと同数だけ、周方向等間隔に設けられ、且つプレート部7aの内周側から外周側まで半径方向に幅広く形成されている。なお、固定壁7dの周方向幅は、プレート部7aの内周側から外周側に向かって次第に大きくなる様に形成されている。この結果、各固定壁7dは、それぞれ扇型に形成され、且つ複数の固定壁7dがセンタケース7の環状体15と対向する一端面に放射状に配置されている。また、各固定壁7dを区画する周方向両側の面は、センタケース7の径方向に一致している。周方向に隣接する2つの固定壁7dの間には、前述の受圧壁15aが収容できる幅をもった凹部が形成されている。
センタケース7と環状体15は、図1に示す様に、固定壁7dと受圧壁15aとが軸方向にオーバラップして(重なって)配置されると共に、固定壁7dと受圧壁15aとが周方向に当接することでインターナルギヤ13の回転が規制されている。また、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、固定壁7dに対し受圧壁15aが周方向に弾性変形することでインターナルギヤ13の回転を許容する衝撃吸収機構を構成している。
なお、固定壁7dと受圧壁15aは、周方向に隙間無く接触していても良いが、固定壁7dと受圧壁15aとの間に、いわゆる遊びと呼ばれる程度の隙間を設けても良い。
なお、固定壁7dと受圧壁15aは、周方向に隙間無く接触していても良いが、固定壁7dと受圧壁15aとの間に、いわゆる遊びと呼ばれる程度の隙間を設けても良い。
次に、スタータ1の作動を説明する。
キースイッチ(図示せず)の閉操作により電磁スイッチが通電されると、電磁スイッチに生じる電磁力によって図示しないシフトレバーが駆動され、そのシフトレバーを介して一方向クラッチ8とピニオン9とが一体に出力軸3上を反モータ方向(図1の左方向)へ押し出され、ピニオン9がエンジンのリングギヤ(図示せず)に当接して停止する。
キースイッチ(図示せず)の閉操作により電磁スイッチが通電されると、電磁スイッチに生じる電磁力によって図示しないシフトレバーが駆動され、そのシフトレバーを介して一方向クラッチ8とピニオン9とが一体に出力軸3上を反モータ方向(図1の左方向)へ押し出され、ピニオン9がエンジンのリングギヤ(図示せず)に当接して停止する。
その後、メイン接点が閉じてモータ2に通電されると、電機子5が回転して、その電機子5の回転速度が減速装置で減速されて出力軸3に伝達される。出力軸3が回転すると、出力軸3の回転が一方向クラッチ8を介してピニオン9に伝達され、ピニオン9がリングギヤに噛み合い可能な位置まで回転してリングギヤに噛み合い、ピニオン9からリングギヤに回転力が伝達されてエンジンをクランキングさせる。
このクランキング時において、例えば、エンジンのトルク変動等により、ピニオン9が通常回転とは逆方向にリングギヤから回転力を受けてロックする場合がある。この時、ピニオン9がロックされても、モータ2の電機子5が高速で回転しているため、電機子5の回転速度を減速する減速装置に過大な負荷トルクが加わる。このため、インターナルギヤ13と一体に設けられた環状体15の受圧壁15aとセンタケース7のプレート部7aに設けられた固定壁7dとの間に衝撃荷重が加わるが、固定壁7dに対して樹脂製の受圧壁15aが周方向に弾性変形することにより、インターナルギヤ13の回転が許容されて、衝撃荷重が吸収される。
エンジン始動後、キースイッチが開操作されると、電磁スイッチへの通電が遮断されてメイン接点が開くことにより、モータ2への通電が停止すると共に、シフトレバーを介して一方向クラッチ8とピニオン9が一体に出力軸3上を反リングギヤ方向へ後退して、図1に示す静止位置に停止する。
(実施例1の効果)
上記のスタータ1によれば、インターナルギヤ13の軸方向反モータ側に環状体15が一体に設けられ、その環状体15に設けられた受圧壁15aとセンタケース7のプレート部7aに設けられた固定壁7dとが軸方向にオーバラップして衝撃吸収機構を構成しているので、従来の様に、インターナルギヤ13の径方向外側に衝撃吸収機構を設けた公知技術と比較した場合に、減速装置の体格を径方向に小さくすることが可能であり、車両への搭載性が向上する。
上記のスタータ1によれば、インターナルギヤ13の軸方向反モータ側に環状体15が一体に設けられ、その環状体15に設けられた受圧壁15aとセンタケース7のプレート部7aに設けられた固定壁7dとが軸方向にオーバラップして衝撃吸収機構を構成しているので、従来の様に、インターナルギヤ13の径方向外側に衝撃吸収機構を設けた公知技術と比較した場合に、減速装置の体格を径方向に小さくすることが可能であり、車両への搭載性が向上する。
また、本実施例の衝撃吸収機構は、プレート部7aに設けられた固定壁7dに対し、環状体15に設けられた受圧壁15aが周方向に弾性変形してインターナルギヤ13の回転を許容する構造であるため、センタケース7と環状体15との間にゴム等の弾性体を配置する必要がない。その結果、部品点数が増加することはなく、重量増加を回避できる。また、センタケース7と環状体15とを直接組み合わせることができるので、組み付け性も向上する。
更に、プレート部7aの固定壁7dと環状体15の受圧壁15aは、それぞれ半径方向に幅広く形成されているので、受圧壁15aの受圧面積を大きく取ることができる。その結果、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、受圧壁15aに掛かる応力を低減できるため、受圧壁15aの疲労強度を向上させて長寿命化を図ることができ、且つより大きな衝撃を吸収できるので、負荷トルクの大きなエンジンにも適用可能である。
図4(a)はセンタケース7の断面図、図4(b)はセンタケース7の軸方向正面図である。
本実施例は、センタケース7の固定壁7dをセンタケース7と異なる部材によって形成し、センタケース7のプレート部7aに対し回転不能に固定した場合の一例である。
なお、固定壁7dのみを単独で設けることも可能であるが、より現実的には、図4(a)に示す様に、固定壁7dを含めた凹凸面全体をセンタケース7と別部材によって形成し、プレート部7aに固定する方法が良い。
この構成によれば、固定壁7dをセンタケース7とは異なる別部材によって形成することにより、センタケース7の共通化を図ることができる。また、固定壁7dを樹脂材によって形成することもでき、この場合、衝撃吸収効果を高めることが可能である。
本実施例は、センタケース7の固定壁7dをセンタケース7と異なる部材によって形成し、センタケース7のプレート部7aに対し回転不能に固定した場合の一例である。
なお、固定壁7dのみを単独で設けることも可能であるが、より現実的には、図4(a)に示す様に、固定壁7dを含めた凹凸面全体をセンタケース7と別部材によって形成し、プレート部7aに固定する方法が良い。
この構成によれば、固定壁7dをセンタケース7とは異なる別部材によって形成することにより、センタケース7の共通化を図ることができる。また、固定壁7dを樹脂材によって形成することもでき、この場合、衝撃吸収効果を高めることが可能である。
図5は環状体15の軸方向正面図である。
本実施例は、図5に示す様に、環状体15に設けられる受圧壁15aの内部を空洞にした場合の一例である。
この構成によれば、環状体15の受圧壁15aに荷重が加わった時に、受圧壁15aの内部が詰まった状態と比較すると、受圧壁15aがより撓み易くなるので、衝撃吸収効果が大きくなり、インターナルギヤ13に掛かる負担を軽減できる。
本実施例は、図5に示す様に、環状体15に設けられる受圧壁15aの内部を空洞にした場合の一例である。
この構成によれば、環状体15の受圧壁15aに荷重が加わった時に、受圧壁15aの内部が詰まった状態と比較すると、受圧壁15aがより撓み易くなるので、衝撃吸収効果が大きくなり、インターナルギヤ13に掛かる負担を軽減できる。
図6は環状体15の軸方向正面図である。
本実施例は、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、環状体15の受圧壁15aの半径方向内側の方が外側より先に荷重を受けて弾性変形する様に構成した一例である。 受圧壁15aに掛かる荷重の大きさは、受圧壁15aの半径方向内側と外側とで異なるため、受圧壁15aの側面全体で一度に衝撃荷重を受けると、受圧壁15aの外側の方が内側より疲労度が大きくなることが想定される。
本実施例は、減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、環状体15の受圧壁15aの半径方向内側の方が外側より先に荷重を受けて弾性変形する様に構成した一例である。 受圧壁15aに掛かる荷重の大きさは、受圧壁15aの半径方向内側と外側とで異なるため、受圧壁15aの側面全体で一度に衝撃荷重を受けると、受圧壁15aの外側の方が内側より疲労度が大きくなることが想定される。
従って、受圧壁15aで荷重を受ける際に、図6に示す様に、受圧壁15aの半径方向内側の方が外側より先に荷重を受けて弾性変形する(つまり、固定壁7dに対して受圧壁15aの半径方向内側の方が外側より先に当たる)ように構成することで、受圧壁15aの寿命向上を図ることが可能である。
但し、受圧壁15aの内側の方が外側より疲労度が大きくなることが想定される場合は、受圧壁15aの半径方向外側の方が内側より先に荷重を受けて弾性変形するように構成することで、受圧壁15aの寿命向上を図ることが可能である。
但し、受圧壁15aの内側の方が外側より疲労度が大きくなることが想定される場合は、受圧壁15aの半径方向外側の方が内側より先に荷重を受けて弾性変形するように構成することで、受圧壁15aの寿命向上を図ることが可能である。
図7は環状体15の軸方向正面図である。
本実施例は、図7に示す様に、環状体15の受圧壁15aの周方向側面に円弧形状の衝撃吸収部15bが設けられ、この衝撃吸収部15bの内部が空洞である場合の一例である。この構成によれば、受圧壁15aに荷重が加わった時に、内部が空洞である衝撃吸収部15bが撓むことで衝撃荷重を吸収することができる。また、衝撃吸収部15bが破損しても、残りの受圧壁15aが荷重を受け止めることにより、インターナルギヤ13の回転を規制できるので、減速装置としての機能が損なわれることはなく、スタータ1の作動を維持できる。
なお、円弧形状の衝撃吸収部15bは、図8に示す様に、複数に分割された構造でも良い。また、受圧壁15aの周方向両側の形状を対称形状とすることにより、エンジンの回転方向に係わらず、両回転用に共通使用することが可能である。
本実施例は、図7に示す様に、環状体15の受圧壁15aの周方向側面に円弧形状の衝撃吸収部15bが設けられ、この衝撃吸収部15bの内部が空洞である場合の一例である。この構成によれば、受圧壁15aに荷重が加わった時に、内部が空洞である衝撃吸収部15bが撓むことで衝撃荷重を吸収することができる。また、衝撃吸収部15bが破損しても、残りの受圧壁15aが荷重を受け止めることにより、インターナルギヤ13の回転を規制できるので、減速装置としての機能が損なわれることはなく、スタータ1の作動を維持できる。
なお、円弧形状の衝撃吸収部15bは、図8に示す様に、複数に分割された構造でも良い。また、受圧壁15aの周方向両側の形状を対称形状とすることにより、エンジンの回転方向に係わらず、両回転用に共通使用することが可能である。
1 スタータ
2 モータ
7 センタケース
7d 固定壁
11 サンギヤ
12 遊星ギヤ
13 インターナルギヤ
15 環状体
15a 受圧壁
15b 衝撃吸収部
2 モータ
7 センタケース
7d 固定壁
11 サンギヤ
12 遊星ギヤ
13 インターナルギヤ
15 環状体
15a 受圧壁
15b 衝撃吸収部
Claims (8)
- 回転力を発生するモータと、
このモータに駆動されて回転するサンギヤと、このサンギヤに噛み合う遊星ギヤと、この遊星ギヤが内接して噛み合うインターナルギヤとで遊星歯車機構を構成して前記モータの回転速度を減速する減速装置と、
前記インターナルギヤの軸方向反モータ側に前記インターナルギヤと一体に設けられた樹脂製の環状体と、
この環状体に係合して前記インターナルギヤの回転を規制するセンタケースとを備えたスタータであって、
前記環状体は、軸方向の反インターナルギヤ側に凹凸面が形成されて、その凹凸面の凸部側が受圧壁として設けられ、且つその受圧壁が前記環状体の内周側から外周側まで半径方向に幅広く形成され、
前記センタケースは、軸方向に前記環状体と対向する側に凹凸面が形成されて、その凹凸面の凸部側が固定壁として設けられ、且つその固定壁が前記センタケースの内周側から外周側まで半径方向に幅広く形成され、
前記センタケースと前記環状体は、前記固定壁と前記受圧壁とが軸方向に重なって配置されると共に、前記固定壁と前記受圧壁とが周方向に当接することで前記インターナルギヤの回転が規制され、且つ前記減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、前記固定壁に対し前記受圧壁が周方向に弾性変形することで前記インターナルギヤの回転を許容する衝撃吸収機構を構成していることを特徴とするスタータ。 - 請求項1に記載したスタータにおいて、
前記環状体は、前記受圧壁が周方向等間隔に複数箇所設けられ、
前記センタケースは、前記固定壁が前記受圧壁と同数だけ周方向等間隔に設けられていることを特徴とするスタータ。 - 請求項1または2に記載したスタータにおいて、
前記センタケースは、前記固定壁が前記センタケース以外の別部材によって形成され、前記センタケースに対し回転不能に固定されていることを特徴とするスタータ。 - 請求項1〜3に記載した何れかのスタータにおいて、
前記環状体は、前記受圧壁の内部が空洞であることを特徴とするスタータ。 - 請求項1〜4に記載した何れかのスタータにおいて、
前記衝撃吸収機構は、前記減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、前記受圧壁の半径方向内側の方が外側より先に荷重を受けて弾性変形する様に構成されていることを特徴とするスタータ。 - 請求項1〜4に記載した何れかのスタータにおいて、
前記衝撃吸収機構は、前記減速装置に過大な負荷トルクが加わった時に、前記受圧壁の半径方向外側の方が内側より先に荷重を受けて弾性変形する様に構成されていることを特徴とするスタータ。 - 請求項1〜6に記載した何れかのスタータにおいて、
前記環状体は、前記受圧壁の周方向側面に円弧形状の衝撃吸収部が設けられ、この衝撃吸収部の内部が空洞であることを特徴とするスタータ。 - 請求項1〜7に記載した何れかのスタータにおいて、
前記環状体は、前記受圧壁の周方向両側が対称形状であり、
前記センタケースは、前記受圧壁の周方向両側に配置されていることを特徴とするスタータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003334805A JP2005098252A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | スタータ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003334805A JP2005098252A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | スタータ |
Publications (1)
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JP2005098252A true JP2005098252A (ja) | 2005-04-14 |
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ID=34462372
Family Applications (1)
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JP2003334805A Pending JP2005098252A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | スタータ |
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008095594A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Denso Corp | スタータ |
JP2012521510A (ja) * | 2009-03-25 | 2012-09-13 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 伝動装置部品に対する減衰部が組み込まれた電気機器 |
WO2012076548A3 (de) * | 2010-12-09 | 2012-12-20 | Robert Bosch Gmbh | Startvorrichtung |
-
2003
- 2003-09-26 JP JP2003334805A patent/JP2005098252A/ja active Pending
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WO2012076548A3 (de) * | 2010-12-09 | 2012-12-20 | Robert Bosch Gmbh | Startvorrichtung |
CN103261672A (zh) * | 2010-12-09 | 2013-08-21 | 罗伯特·博世有限公司 | 起动装置 |
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