JP2005098233A - 波力発電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 作動中のコロの磨耗が少なく、環状空間での周回が円滑化し、耐久性も高まるとともに、高圧の流体を圧送可能な固定円形内偏心回転子に嵌め合わせ鉄丸棒状(コロ)の出入りに依る液体圧送装置を提供する。
【解決手段】 偏心回転子8〜10を軸線bを中心にして円柱部2の周りを回転させると、コロ3〜5が偏心回転子8〜10の半径方向に相対的に移動する。これにより、コロ3〜5は三日月形空洞部6,7に出入りしながら、偏心回転子8〜10と一体的に回転する。その結果、コロ3〜5の回転中の磨耗が少なく、環状空間での周回が円滑化し、耐久性も高まる。しかも、高圧の流体を圧送することができる。
【選択図】図1b
【解決手段】 偏心回転子8〜10を軸線bを中心にして円柱部2の周りを回転させると、コロ3〜5が偏心回転子8〜10の半径方向に相対的に移動する。これにより、コロ3〜5は三日月形空洞部6,7に出入りしながら、偏心回転子8〜10と一体的に回転する。その結果、コロ3〜5の回転中の磨耗が少なく、環状空間での周回が円滑化し、耐久性も高まる。しかも、高圧の流体を圧送することができる。
【選択図】図1b
Description
この発明は固定円形内偏心回転子に嵌め合わせ鉄丸棒状(コロ)の出入りに依る液体圧送装置、詳しくはケーシング内に画成された内外2つの環状の流体移送室を有し、外力を作用させて2つの流体を圧送するポンプ、または、両流体移送室内で各流体を移送して出力を得る発動機として利用可能な固定円形内偏心回転子に嵌め合わせ鉄丸棒状(コロ)の出入りに依る液体圧送装置に関する。
従来の流体装置として、例えば回転ポンプである特許文献1が知られている。
特開平6−74163号公報
自然エネルギーである風力は、変動が大きく、利用が困難である。そのため、強風時には、風車の羽根の角度を変更して対応し、余剰の風は風下に逃がしているのが現状である。その風力である自然エネルギーの開発に寄与する。
すなわち、この発明の固定円形内偏心回転子に嵌め合わせ鉄丸棒状(コロ)の出入りに依る液体圧送装置を圧送ポンプとして風車に設置し、風力により液体圧送装置を作動して高圧の流体を得る。その後、この高圧の流体を圧力タンクに一旦貯留し、その後、貯留された高圧の流体により圧力モータを安定的に回転させ、その安定的な回転力を利用して発電する。
すなわち、この発明の固定円形内偏心回転子に嵌め合わせ鉄丸棒状(コロ)の出入りに依る液体圧送装置を圧送ポンプとして風車に設置し、風力により液体圧送装置を作動して高圧の流体を得る。その後、この高圧の流体を圧力タンクに一旦貯留し、その後、貯留された高圧の流体により圧力モータを安定的に回転させ、その安定的な回転力を利用して発電する。
この発明は、コロの回転中の磨耗が少なく、環状空間での周回が円滑化し、耐久性も高まり、ポンプとして利用する場合には高圧の流体を圧送可能で、また駆動装置として利用する場合には偏心回転子を安定して高速回転させ、高出力を得ることができる固定円形内偏心回転子に嵌め合わせ鉄丸棒状(コロ)の出入りに依る液体圧送装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、両端面が閉止された円筒形状を有するケーシングと、該ケーシングの内部に、該ケーシングの軸線と同軸的に配置され、該ケーシングの周壁との間に環状空間を形成する円柱部と、前記環状空間に収納されることで、該環状空間を、前記ケーシングの半径方向に内側流体移送室と外側流体移送室とに画成するとともに、前記ケーシングの軸線から離間した軸線を中心にして円柱部の周りを偏心回転自在なリング形状を有する偏心回転子と、該偏心回転子の周方向に所定角度ごとに配置され、該偏心回転子と一体的に円柱部の周りを回転しながら偏心回転子の半径方向に移動し、常時、前記内側流体移送室および外側流体移送室を複数に仕切る円柱状のコロとを備え、前記ケーシングには、前記内側流体移送室に第1の流体を流入させる第1の流入口と、前記内側流体移送室から第1の流体を流出させる第1の流出口と、前記外側流体移送室に第2の流体を流入させる第2の流入口と、前記外側流体移送室から第2の流体を流出させる第2の流出口とがそれぞれ形成された固定円形内偏心回転子に嵌め合わせ鉄丸棒状(コロ)の出入りに依る液体圧送装置である。
請求項1に記載の発明によれば、偏心回転子をケーシングの軸線(円柱部の軸線)から離反した軸線(偏心軸線)を中心にして円柱部の周りを回転させると、偏心回転子に対してコロ(ローラ)が偏心回転子の半径方向に相対的に移動する。これにより、コロは内側流体移送室および外側流体移送室に出入りしながら、偏心回転子と一体的に円柱部の周りを回転する。その結果、従来のベーンに比べてコロの回転中の磨耗が少なく、環状空間での周回が円滑化し、耐久性も高まる。しかも、高圧の流体を圧送することができる。
また、第1の流体を内側流体移送室に流入し、第2の流体を外側流体移送室に流入することで、偏心回転子を安定して高速回転させ、高出力を得ることができる。
また、第1の流体を内側流体移送室に流入し、第2の流体を外側流体移送室に流入することで、偏心回転子を安定して高速回転させ、高出力を得ることができる。
この発明の液体圧送装置は、外力により偏心回転子を回転させることで、第1の流体および第2の流体を圧送するポンプとして利用することができる。また、第1の流体および第2の流体を供給し、偏心回転子を回転させることで、外部出力を得る発動機として利用することができる。
さらに、第1,第2の流入口に第1,第2の流体を別個に流入後、第1,第2の流出口から第1,第2の流体を別個に流出させるだけでなく、第1,第2の流出口に第1,第2の流体を流入後、第1,第2の流入口から第1,第2の流体を流出させることもできる。その結果、この発明の液体圧送装置を利用して、第1,第2の流体の流出側だけでなく流入側に配備された機器も、任意に作動させることができる。
さらに、第1,第2の流入口に第1,第2の流体を別個に流入後、第1,第2の流出口から第1,第2の流体を別個に流出させるだけでなく、第1,第2の流出口に第1,第2の流体を流入後、第1,第2の流入口から第1,第2の流体を流出させることもできる。その結果、この発明の液体圧送装置を利用して、第1,第2の流体の流出側だけでなく流入側に配備された機器も、任意に作動させることができる。
請求項1に記載の発明によれば、偏心回転子をケーシングの軸線から離反した偏心軸線を中心にして円柱部の周りを回転させると、偏心回転子に対してコロが偏心回転子の半径方向に相対的に移動する。これにより、コロは内側流体移送室および外側流体移送室に出入りしながら、偏心回転子と一体的に円柱部の周りを回転する。その結果、従来のベーンに比べてコロの回転中の磨耗が少なく、環状空間での周回が円滑化し、耐久性も高まる。しかも、高圧の流体を圧送することができる。
また、第1の流体を内側流体移送室に流入し、第2の流体を外側流体移送室に流入することで、偏心回転子を安定して高速回転させ、高出力を得ることができる。
さらに、第1,第2の流入口に第1,第2の流体を個別に流入後、第1,第2の流出口から第1,第2の流体を個別に流出するだけでなく、第1,第2の流出口に第1,第2の流体を流入後、第1,第2の流入口から第1,第2の流体を流出させれば、第1,第2の流体の流出側だけでなく流入側に配備された機器も、任意に作動させることができる。
また、第1の流体を内側流体移送室に流入し、第2の流体を外側流体移送室に流入することで、偏心回転子を安定して高速回転させ、高出力を得ることができる。
さらに、第1,第2の流入口に第1,第2の流体を個別に流入後、第1,第2の流出口から第1,第2の流体を個別に流出するだけでなく、第1,第2の流出口に第1,第2の流体を流入後、第1,第2の流入口から第1,第2の流体を流出させれば、第1,第2の流体の流出側だけでなく流入側に配備された機器も、任意に作動させることができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1aおよび図1bにおいて、1は固定円形内外の外殻(ケーシング)、2は固定円形内中心部に存在する円柱部、3〜5は偏心回転子に嵌め合わされた鉄丸棒状のコロ、6は固定円形内、外殻1の内周面と偏心回転子2の外周に形成された三日月形空洞部(外側流体移送室)、7は偏心回転子内周と円柱部外周との間に形成された三日月形空洞部(内側流体移送室)、8〜10は偏心回転子、11は内部三日月形空洞部液体吐出口(第1の流出口)、12は内部三日月形空洞部液体吸入口(第1の流入口)、13は固定円形内、内周部三日月形空洞部液体吸入口(第2の流入口)、14は固定円形内、内部三日月形空洞部液体吐出口(第2の流出口)、aは固定円形設置ベースに対して90度垂直線上の固定円形内中心点(軸線)、bは固定円形内、偏心回転子中心点(軸線aに対して偏心した軸線)である。
図1cにおいて、17,18は嵌め合わせ鉄丸棒コロ切り込み部、19は図1aの2と同じ円柱部、20は図1aの1と同じ外殻、21は偏心回転子、22,23は図1aの6,7と同じ三日月形空洞部、24,25は蓋締め付けネジ、26は偏心回転子回転軸、27は固定円形内外の偏心回転子支持蓋である。
図2a,図2bにおいて、24は固定円形内外の偏心回転子支持蓋27の蓋取り付けネジ穴、28,29は本体据え付けボルト穴、19は図1aの2と同じ円柱部である。
図3a〜図3dにおいて、30,31,32は鉄丸棒状コロ嵌め合わせ切り込み部、33は隣り合うコロ3〜5間の偏心回転子中心点bを中心とした角度(120度)、34は図1aの3〜5と同じ鉄丸棒状のコロ、35はコロ34の表面を被覆した硬質のゴム状の物質(ライニング材)、36は偏心回転子回転軸、37は平面図ハ−1の内部内周面1点と固定円形内中心点円柱部外周面に接触回転する部分、38は平面図ハ−2の内部内周面1点と固定円形内中心点円柱部外周面に接触回転する部分である。
図4a,図4bにおいて、39,40は回転軸貫通穴、41,42は回転軸軸受送入口、43は偏心回転子蓋、44は偏心回転子蓋取り付け穴である。
図8aおよび図8bにおいて、2〜5は逆止弁、6,7は水の吸入管、8は揚水管、9は揚水装置(液体圧送装置)、10は海面に浮いた浮きである。この浮き10には浮力に見合う錘が内蔵されている。11,12は同じ重さの錘、13,14は円筒状コロ、15は回転軸、16,17はロープ、18,28は滑車、21は水圧モータ、23は発電機である。
図9a,図9bにおいて、1は風車外周翼端中心点、2は風車内周翼端中心点、3は風車回転軸、4,5は風車翼、6は風車支持台車、7は液体圧送ポンプ、8は回転軸,3の軸受、9,10は歯車、11は風車翼、12は風車回転軸である。
図10において、1は液体圧送ポンプ、2は液体貯留タンク、3は液体圧送方向切り替え電磁弁、4は液体加圧貯留タンク、5は液体圧力モータ、6は発電機である。
まず、固定円形内偏心回転子に嵌め合わせ鉄丸棒状(コロ)の出入りに依る液体圧送装置Aを圧送ポンプとして使用した場合を説明する。
図5において、外部の回転力で偏心回転子8〜10を回転させ、最初にホ−3の位置のコロ4が、固定円形内内周面47に密着し、円形内の中心点の円柱状外周面46などに密着して回転する。これにより、コロ4は、偏心回転子中心点bを中心として三日月形空洞部7を回転しつつ偏心回転子中心点b側に突出し、吸い込み口12より第1の流体L1の吸い込みを開始し、同時に三日月形空洞部7の第1の流体L1をコロ5とともに圧送し、最終的に吐出口11から外部に高圧で排出する。
図5において、外部の回転力で偏心回転子8〜10を回転させ、最初にホ−3の位置のコロ4が、固定円形内内周面47に密着し、円形内の中心点の円柱状外周面46などに密着して回転する。これにより、コロ4は、偏心回転子中心点bを中心として三日月形空洞部7を回転しつつ偏心回転子中心点b側に突出し、吸い込み口12より第1の流体L1の吸い込みを開始し、同時に三日月形空洞部7の第1の流体L1をコロ5とともに圧送し、最終的に吐出口11から外部に高圧で排出する。
次に、ホ−1位置のコロ5も、コロ4の場合と同じように、偏心回転子中心点bを中心として三日月形空洞部6を回転しつつ偏心回転子中心点b側に突出し、吸い込み口13を通過して第2の流体L2の吸い込みを開始し、三日月形空洞部6において、第2の流体L2をホ−2位置のコロ3とともに圧送しつつ、圧送し、最終的に吐出口14から外部に高圧で排出する。このように、コロ3〜5は偏心回転子8〜10の切り込み部分を出入りして第1の流体L1および第2の液体を吸い込み、吐出、圧送し、反復回転動作を継続する。
このように、吸い込み口12,13、吐出口11,14がそれぞれ2ヵ所、左1、右1にあり、2ヵ所とも同時に使用することで、液体圧送量は増量される。また、コロ3〜5を円形内中心点aを中心にして120度毎に配置したので、偏心回転子8〜10の回転が安定するとともに、三日月形空洞部6,7への対応する両流体L1,L2の吸引力が強まり、しかも三日月形空洞部6,7からの両流体L1,L2の圧送力も強まる。
このように、吸い込み口12,13、吐出口11,14がそれぞれ2ヵ所、左1、右1にあり、2ヵ所とも同時に使用することで、液体圧送量は増量される。また、コロ3〜5を円形内中心点aを中心にして120度毎に配置したので、偏心回転子8〜10の回転が安定するとともに、三日月形空洞部6,7への対応する両流体L1,L2の吸引力が強まり、しかも三日月形空洞部6,7からの両流体L1,L2の圧送力も強まる。
次に、固定円形内偏心回転子に嵌め合わせ鉄丸棒状(コロ)の出入りに依る液体圧送装置Aを圧力モータとして使用した場合を説明する。
吸い込み口12に高圧の第1の流体L1を送入するとともに、吸い込み口13に高圧の第2の流体L2を送入すると、偏心回転子8〜10の回転動作が開始される。吸い込み口(流体の送入口)12,13が左、右に配置され、相互に作動することにより、偏心回転子8〜10の回転が円滑で、また回転力が強くなる。
回転方向の変更は、図示しない液体出入切り替え弁により、吸い込み口12,13と、吐出口11,14を切り換えることで、偏心回転子8〜10の回転方向を正逆反転することができる。
吸い込み口12に高圧の第1の流体L1を送入するとともに、吸い込み口13に高圧の第2の流体L2を送入すると、偏心回転子8〜10の回転動作が開始される。吸い込み口(流体の送入口)12,13が左、右に配置され、相互に作動することにより、偏心回転子8〜10の回転が円滑で、また回転力が強くなる。
回転方向の変更は、図示しない液体出入切り替え弁により、吸い込み口12,13と、吐出口11,14を切り換えることで、偏心回転子8〜10の回転方向を正逆反転することができる。
偏心回転子8〜10の回転速度の調整は、図示しない円錐形状の針弁などで第1の流体L1および第2の流体L2の流入量(送入量)を調整することで行う。その他では、図示しない圧力調整弁により回転速度を制御してもよい。
偏心回転子8〜10の特徴として、一方向に回転軸26が存在する。そのため、1対の液体圧送装置Aを、それぞれの固定円形内外の外殻1の反対双方を合体させ、一体構造として作製することにより、多目的な利点を期待することができる。
偏心回転子8〜10の特徴として、一方向に回転軸26が存在する。そのため、1対の液体圧送装置Aを、それぞれの固定円形内外の外殻1の反対双方を合体させ、一体構造として作製することにより、多目的な利点を期待することができる。
電動機などの起動時に、停止機器に急激な回転力を与えると電力の無駄や機器の損傷などが発生する。その軽減または回転速度、回転力の調整が、液体圧力の調整により円滑で無段階な動作が可能である。これを、この発明の液体圧送装置Aにより解決することができる。
すなわち、図7に示すように、1対の流体圧送装置Aの外殻1を背面同士で合体させ、一体構造液体圧送ポンプを作製する。この一体構造液体圧送ポンプに電動機などで回転力を与え、得られた液体圧力で圧力モータを回転させ、その回転力で機器を回す。
すなわち、図7に示すように、1対の流体圧送装置Aの外殻1を背面同士で合体させ、一体構造液体圧送ポンプを作製する。この一体構造液体圧送ポンプに電動機などで回転力を与え、得られた液体圧力で圧力モータを回転させ、その回転力で機器を回す。
また、旋盤その他の切削加工の自動送り装置に、切削工具の能力以上の力が作用すると、良好な仕上げが期待できない。そのため、従来は歯車などで自動送り速度を変更している。これを、この発明の液体圧送装置Aにより解決することができる。
すなわち、同じく図7に示す一体構造液体圧送ポンプの偏心回転子8〜10に他の動力で回転力を与え、その液体圧力で図示しない圧力モータのロータを駆動し、その回転力により自動送り装置を作動させる。その結果、ワークに対する切削面に与える力が柔らかく、良好な仕上げが期待できる。
すなわち、同じく図7に示す一体構造液体圧送ポンプの偏心回転子8〜10に他の動力で回転力を与え、その液体圧力で図示しない圧力モータのロータを駆動し、その回転力により自動送り装置を作動させる。その結果、ワークに対する切削面に与える力が柔らかく、良好な仕上げが期待できる。
さらに、図9に示すように、風力用風車の一種にダリウス風車が存在する。これは、風向きを考慮する必要がない風車である。欠点として、風力による回転力の調整が困難である。これを、この発明の液体圧送装置Aにより解決することができる。
すなわち、ダリウス風車の回転軸3に歯車9を設置し、その周囲に液体圧送ポンプ7を5台程度設置し、吐出側には必要に応じて無負荷になるように液体圧送方向を切り換える切り替え電磁弁を設置する。無負荷時には切り替え電磁弁の一方への切り替えにより圧縮油(流体)を液体貯留タンクに排出する。また、弁の切り替え時の逆流を防止するため、他方には逆止弁を設置する。圧縮油はいったん圧力タンクに貯留し、発電機の回転軸には油圧モータを設置する。圧縮油を圧力タンクから安定的に発電機の油圧モータに圧送することにより、発電効率を高める効果が期待できる。
風力の強弱による液体圧送ポンプの台数の制御は、風速計により5〜8mと液体圧送方向切り替え電磁弁の制御で可能である。
すなわち、ダリウス風車の回転軸3に歯車9を設置し、その周囲に液体圧送ポンプ7を5台程度設置し、吐出側には必要に応じて無負荷になるように液体圧送方向を切り換える切り替え電磁弁を設置する。無負荷時には切り替え電磁弁の一方への切り替えにより圧縮油(流体)を液体貯留タンクに排出する。また、弁の切り替え時の逆流を防止するため、他方には逆止弁を設置する。圧縮油はいったん圧力タンクに貯留し、発電機の回転軸には油圧モータを設置する。圧縮油を圧力タンクから安定的に発電機の油圧モータに圧送することにより、発電効率を高める効果が期待できる。
風力の強弱による液体圧送ポンプの台数の制御は、風速計により5〜8mと液体圧送方向切り替え電磁弁の制御で可能である。
また、この発明の液体圧送装置Aは、低速、穏やかな動作、力を必要とする設備などに利用が可能である。
すなわち、図7に示す1対の液体圧送装置Aを結合した一体構造液体圧送ポンプ、モータの各回転軸にオームギヤ構造のオームを取り付ける液体圧送ポンプには、外周内周にはそれぞれ液体圧力の出入りが2ヵ所存在し、特殊な手動式の液体圧力切り替え弁により、上下、左右への運動が可能となる。ただし、軽量な物、液体圧力は、他の液体圧送ポンプより圧送する。
すなわち、図7に示す1対の液体圧送装置Aを結合した一体構造液体圧送ポンプ、モータの各回転軸にオームギヤ構造のオームを取り付ける液体圧送ポンプには、外周内周にはそれぞれ液体圧力の出入りが2ヵ所存在し、特殊な手動式の液体圧力切り替え弁により、上下、左右への運動が可能となる。ただし、軽量な物、液体圧力は、他の液体圧送ポンプより圧送する。
さらに、この発明の液体圧送装置Aを利用し、波浪などの上下動および海岸などに打ち寄せる波エネルギーの反復運動を、反復回転動力として用いることができる。以下、これを図8aおよび図8bを参照して説明する。
まず、浮き10を岸壁の上の円筒状コロ14から垂下する。波動で海面が上昇すると、浮き10が波力で上がり、円筒状コロ14に巻き付けられたロープ17から垂下した錘12が下がると同時に錘11が揚がり、回転軸15を回す。これにより、揚水装置9が作動し、イ−1より発生した吸入力(負圧力)により水が吸水管7を通り、逆止弁3より吸入される。その後、イ−2の逆止弁5を通り、揚水管8より揚水される。この吸い上げられた高圧水により水圧モータ21の回転子を回転させ、水圧モータ21の出力軸に回転子の回転軸が連結された発電機23を作動して電力を得る。
また、海面が低下すると、浮き10は浮力が失われて自重で下がり、円筒状コロ14からロープ17を介して垂下された錘12が揚がると同時に、円筒状コロ13からロープ16を介して垂下された錘11が下がり、回転軸15を逆回転させる。以上の反復回転を継続する。
また、海面が低下すると、浮き10は浮力が失われて自重で下がり、円筒状コロ14からロープ17を介して垂下された錘12が揚がると同時に、円筒状コロ13からロープ16を介して垂下された錘11が下がり、回転軸15を逆回転させる。これにより、揚水装置9が、その吸い込み口と吐出口とを逆にして作動する。すなわち、揚水装置9のイ−2より発生した吸入力により、水が吸入管6を通り、逆止弁2より吸入し、逆止弁4を通り、揚水管8より揚水される。この吸い上げられた高圧水により、同じように水圧モータ21の回転子を回転させて発電機23を連続的に作動させる。これにより、安定した高圧の電力を得ることができる。
また、海面が低下すると、浮き10は浮力が失われて自重で下がり、円筒状コロ14からロープ17を介して垂下された錘12が揚がると同時に、円筒状コロ13からロープ16を介して垂下された錘11が下がり、回転軸15を逆回転させる。これにより、揚水装置9が、その吸い込み口と吐出口とを逆にして作動する。すなわち、揚水装置9のイ−2より発生した吸入力により、水が吸入管6を通り、逆止弁2より吸入し、逆止弁4を通り、揚水管8より揚水される。この吸い上げられた高圧水により、同じように水圧モータ21の回転子を回転させて発電機23を連続的に作動させる。これにより、安定した高圧の電力を得ることができる。
さらにまた、この発明の液体圧送装置Aは、一般的な風力発電設備に組み込むことも可能である。
図10において、1は液体圧送ポンプ(液体圧送装置)、2は油タンク、3は三方弁、4は高圧油タンク、5は流体モータ、6は発電機である。
風力発電設備は、液体圧送ポンプ1を屋外に配置し、偏心回転子の駆動軸の外側の端部にプロペラを固着する。風によってプロペラが回転すると、液体圧送ポンプ1がポンプとして作動する。これにより、油タンク2の油が第1,第2の流入口から液体圧送ポンプ1内に吸い込まれ、第1,第2の流出口から外部に高圧で圧送される。圧送された油は、三方弁3を介して、高圧油タンク4に貯留される。そして、高圧油タンク4に貯留された油により、流体モータ5の回転子を安定的に回転させる。その結果、流体モータ5の出力軸に回転子の回転軸が連結された発電機6を作動し、安定した電力を得ることができる。なお、発電しない場合、高圧の油は、三方弁3から油タンク2に戻される。
図10において、1は液体圧送ポンプ(液体圧送装置)、2は油タンク、3は三方弁、4は高圧油タンク、5は流体モータ、6は発電機である。
風力発電設備は、液体圧送ポンプ1を屋外に配置し、偏心回転子の駆動軸の外側の端部にプロペラを固着する。風によってプロペラが回転すると、液体圧送ポンプ1がポンプとして作動する。これにより、油タンク2の油が第1,第2の流入口から液体圧送ポンプ1内に吸い込まれ、第1,第2の流出口から外部に高圧で圧送される。圧送された油は、三方弁3を介して、高圧油タンク4に貯留される。そして、高圧油タンク4に貯留された油により、流体モータ5の回転子を安定的に回転させる。その結果、流体モータ5の出力軸に回転子の回転軸が連結された発電機6を作動し、安定した電力を得ることができる。なお、発電しない場合、高圧の油は、三方弁3から油タンク2に戻される。
A 固定円形内偏心回転子に嵌め合わせ鉄丸棒状(コロ)の出入りに依る液体圧送装置。
Claims (1)
- 両端面が閉止された円筒形状を有するケーシングと、
該ケーシングの内部に、該ケーシングの軸線と同軸的に配置され、該ケーシングの周壁との間に環状空間を形成する円柱部と、
前記環状空間に収納されることで、該環状空間を、前記ケーシングの半径方向に内側流体移送室と外側流体移送室とに画成するとともに、前記ケーシングの軸線から離間した軸線を中心にして円柱部の周りを偏心回転自在なリング形状を有する偏心回転子と、
該偏心回転子の周方向に所定角度ごとに配置され、該偏心回転子と一体的に円柱部の周りを回転しながら偏心回転子の半径方向に移動し、常時、前記内側流体移送室および外側流体移送室を複数に仕切る円柱状のコロとを備え、
前記ケーシングには、前記内側流体移送室に第1の流体を流入させる第1の流入口と、
前記内側流体移送室から第1の流体を流出させる第1の流出口と、
前記外側流体移送室に第2の流体を流入させる第2の流入口と、
前記外側流体移送室から第2の流体を流出させる第2の流出口とがそれぞれ形成された固定円形内偏心回転子に嵌め合わせ鉄丸棒状(コロ)の出入りに依る液体圧送装置。
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