JP2005097731A - ウォーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ウオーキングビーム式加熱炉において、ウォーキングビーム3上を走行可能な移動体14を備えたフレーム体と、フレーム体に搭載された左右に移動可能な架台17と、前記架台17に傾動可能に支持された支持体基部22とこれに進退自在に設けられた支持体先端部23と、この先端部23に設けられたスケールを破砕する回転破砕装置29とからなるウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置1である。
【選択図】 図1(a)
Description
さらに特許文献4で提案されている装置は大形のものが多く、支柱やビームが数多く存在している炉床中を移動して作業することは困難である。
本発明は、上記のような問題点を解決し、ウオーキングビーム式加熱炉において、効率的にスケール除去できる装置を提供するものである。
本第1の発明は、ウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置であって、ウオーキングビーム式加熱炉において、ビーム上に載置される少なくとも前後2つの横フレームと少なくとも左右2つの縦フレームとから構成されるフレーム体と、このフレーム体に搭載され横方向に移動可能な架台と、該架台に傾動可能に支持された支持体基部とこれに進退自在に設けられた支持体先端部とを有する支持体と、この支持体先端部に設けられたスケールを破砕する回転破砕装置とからなることを特徴とする。
本発明のスケール除去装置は、フレーム体を有しており、このフレーム体をウオーキングビーム式加熱炉のビーム上に載置すれば、ウオーキングビームの搬送機能によって加熱炉内を移動できるので、炉内の任意な部分のスケール除去作業が出来る。
また、回転破砕装置が、フレーム体に搭載された架台に傾斜可能に支持され、且つ軸方向に進退可能な支持体の先端に設けられているため、回転破砕装置の高さ一を広範囲に調整することができ、炉内に堆積しているスケール層の厚さに応じて、効率的に破砕作業を行なうことが出来る。
また、好ましくは、スケール除去装置のフレーム体に移動体を連結することによって、スケール除去装置がウオーキングビーム上を移動可能となり、広範囲に連続してスケール除去作業を行うことができる。
また、好ましくは、移動体をクローラとすることによって、加熱炉のビーム間隔が多少変化しても、安定した走行を確保でき、作業の効率を維持することが出来る。
また、好ましくは、移動体の横方向の間隔を変更する幅変更機構を備えることによって、移動体の横方向の間隔を調整できるので、ビームの横方向の間隔設定が異なる加熱炉においても、同じスケール除去装置を使用することができ、設備コストを低減することが出来る。
また、好ましくは、架台を前方の横フレームに横方向に移動可能に搭載することにより、フレーム体や或いは移動体によって横方向の移動が制限されることなく、スケール除去装置の回転破砕装置の位置を広範囲に移動させることができ、更に効率的である。
また、好ましくは、回転破砕装置に振動を与える加振装置を備えているので、堆積、固着しているスケールを破砕しやすく、効率的に破砕作業が出来る。また、好ましくは、該回転破砕装置の回転体を冷却する冷却装置を備えているので、炉やスケールの残熱により、回転体が変形したりすることがなく、回転を円滑に継続して作業効率を確保することが出来る。
また、好ましくは、スケール除去装置が、破砕スケール及びダストを集塵、吸引する集塵装置と、集塵装置とスケール除去装置とを連結する集塵ホースおよび/または中継管とからなる集塵機構を備えることにより、スケール破砕と集塵を一貫して行うことができ、作業効率が向上する。
また、好ましくは、集塵機構の集塵ホースが、加熱炉内のビーム間に敷設されたホースハンガーにより支持され、また、集塵ホースをビーム間に載置するためのハースハンガー巻取り敷設装置を有するので、集塵装置とスケール除去装置との間の集塵ホースが円滑に移動でき、スケール除去作業を効率的に行える。
また、好ましくは、このスケール除去装置、スケール除去装置を横方向に移動させる横行装置を備えているので、複数のビーム列間の横移動が容易となり、スケール除去作業を効率的に行うことができる。
また、本発明の装置はスケール除去のほか、そのまま炉内耐火物除去作業にも応用できる。
なお、以下に述べる実施例は、本発明を適用した一例であり、技術的に種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、これらの態様に限られるものではない。
スケール除去装置のフレーム体が移動体に連結、支持されている場合は、移動体がビーム上を走行することにより、また、連結、支持されていない場合は、ビーム上にスケール除去装置のフレーム体を載置してウオーキングビーム(移動桁)を駆動させ、その搬送機能により、いずれの場合でも、スケール除去装置を所定の位置に移動させ、スケール除去作業をすることができる。
なお、図1(b)、図2(b)、図3(b)においては、スケール除去装置は、移動体を除いて基本的に、図1(a)、図2(a)、図3(a)と同じ構成であり、同じ構成要素には同一の番号を付与して詳細な説明は省略する。
ここで、図2(b)から判るように、フレーム体Aが移動体Bに連結支持されていない場合は、フレーム体Aの前後の横フレーム12,13が一対の移動桁3、3および1対の固定桁4、4に、すなわち、2対のビームにまたがるように延びているが、上記と同様に両横フレーム12,13間には架台17が横方向に移動可能に設けられている。
この支持部21により、支持体基部22と支持体先端部23とからなる支持体24が、支持体24の先端に設けられた回転破砕装置29とともに支持されている。また、この支持部には、支持体を24を傾動するための傾動装置26の一端が支持されている。従って、架台17が上述のように横方向に移動することによって、支持体24と共に回転破砕装置も横方向に移動することができ、スケール破砕、除去作業を広範囲に行なうことができる。
ここで図2(b)のX−X視要部の構成は、基本的には、図2(a)のX−X視の要部から移動体Bを除いたものであるから図示を省略する。
この回転破砕装置は、図5に示すように、回転体(ドラム)の回転を支持する回転支持体30と、外周部に多数の突起31を設けた回転体(ドラム)32と、これを回転させる回転駆動装置34とから構成されている。回転駆動装置と回転体の駆動伝達は、ベルト、歯車、シャフトなど適宜選択できる。
なお、除去すべきスケール中には炉壁や炉床から剥離した耐火物が混入していることがある。そこで、破砕装置は耐火物が混入しても問題がないよう、十分な強度で設計されている。これにより、炉床や炉壁についたスケールも耐火物ごと破砕することができる。
図8〜10は、本発明のスケール除去装置の他の実施例を示す概要図であり、図8は、側面概要図、図9は上面図、図10は後方からの正面図である。
この実施例の装置は、基本的に図1〜図3、図5に示したような基本的な構成要素を有しているが、さらに、図9または図10から判るようにフレーム体の前後の横フレームがウオーキングキングビームの移動桁3、3の間隔以上に横方向に大きく伸び、たとえば、固定桁4、4の外側まで、ビーム本体にして4本以上にまたがるように延びても良く連結架台が前横フレームにその前面で横方向に移動可能に設けられているため、回転破砕装置が横方向に広範囲に移動可能となっており、更に、好適には、ウォーキングビーム上を走行しながら、回転破砕装置からの破砕されたスケールを吸引し、炉内で集塵或いは炉外に排出するための集塵機構が設けられている。以下、具体的に説明する。
なお、外縦フレーム60、60’と連結材9、9’との間には、中間外縦フレーム64、64’が設けられている。
なお、前後の内横フレーム62f、62r、62f’、62r’間には中間縦フレーム66,66’が設けられ連結補強されている。
また、本実施例では、油圧ユニットと制御弁類をスケール除去装置に搭載したが、炉外に設置してもよい。但し、スケール除去装置につながれる油圧ホースの本数を削減するには油圧ユニット並びに制御弁類の両方或いは制御弁類をスケール除去装置に搭載するのが好ましい。
なお、これらの油圧ユニット、制御弁類およびその他の駆動装置などへの電力の供給は、後述する集塵ホースと同様に、ホースハンガーによって支持され、移動できるようにした電源ケーブルにより行われる。
また、クローラの幅は十分確保すべきであるが、脱輪防止のために、クローラの横方向の内側或いは外側に、ビーム(この場合は、移動桁3、3)の上部側面に接触する高さのサイドローラーを設けて、脱輪防止機構とすることも好ましい。
このため、この実施例では、図8〜10に示すように、移動体Bの連結材9,9’の外側に、上下に回動自在に支持されたサイドローラー支持脚67,67’と、その先端部にサイドローラー16,16’とを設け、サイドローラー支持脚67,67’を上下に回動させるアクチュエーター(油圧シリンダー)68、68’を設けている。アクチュエーターを作動させることにより、サイドローラー16、16’がビーム3,3の上部側面に接触させるようにして、脱輪を防止することができる。なお、除去装置を炉の横方向(幅方向)に移動する場合は、アクチュエーターを開放して、サイドローラー支持脚67,67’を上方に回動させサイドローラー16,16’をビームから上方に退避させることができる。サイドローラーは、図9に示すように外縦フレーム60,60’と中間縦フレーム66,66’の間の矩形の空間に収納することができる。
図8〜10において、まず、回転破砕装置29は、フレーム体A前横フレーム57に横方向に移動可能に取り付けられた連結架台70の先端に上下方向に回動可能に連結された支持体24の先端に設けられている。
また、連結架台70の後方側の開口部を形成する上下部材71u,71lには、上下に対向するようガイド突起75u,75lが設けられている。一方、前横フレーム57の上下面には横方向に溝76u,76lが設けられている。
駆動装置79により駆動ネジ軸78が回転すると、係合片のネジ部により係合片、すなわち、これと連結されている連結架台70が前横フレーム57に沿って横方向に移動する。なお、連結架台の移動手段を駆動ネジ軸に代えてチェーンとしても良い。これにより、後述するように、連結架台70の支持部材74の先端に支持された支持体24と共に回転破砕装置29を横方向に移動させることができる。上述のように、前横フレーム57は、隣り合うビームを超えて横方向に長く伸びており、この連結架台70の横方向の移動により、スケール破砕、除去作業をより広範囲に行なうことができる。
アクチュエーター28の作動により、支持体24の先端部は軸方向に進退し、すなわち、先端に取り付けた回転破砕装置の炉床面からの高さを調整することができる。また、傾動装置26の作動により、支持体24を上下に回動させることができ回転破砕装置をウオーキングビームの上面の位置より高い位置に移動させることができ、スケール除去装置の炉内及び炉外での移動も円滑に行うことができる。
回転破砕装置29は、図5に示すように、回転体(ドラム)を支持する回転支持体30と、外周部に多数の突起31を設けた回転体(ドラム)32と、これを回転させる回転駆動装置34とから構成される。更に、好ましくは、回転支持体には、後述する集塵機構の一環として、図11〜12に示すように、回転体の外周部の一部を回転体の外周から離間して覆うように、集塵フード46が取り付けられ、集塵フード46の中心部には管状のダストマウス46mが設けられている。
また、この例では、回転駆動装置34は、回転体内に内蔵されている。
図14は、本発明のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置における集塵機構の概要を示す上面模式図である。図14に示すように、集塵機構は、スケールを空気と共に吸引する吸引機構と吸引された空気とスケールの混合物からスケールを分離する分離機構を備えた集塵分離装置100と、スケール除去装置1に設けられた回転破砕装置29と、両装置の間を連結しスケールと空気の混合物を搬送する集塵ホース47とにより基本的に構成される。
なお、好ましくは、図14に示すように、スケール除去装置と集塵分離装置との間には、炉の入側に配置され、集塵ホース47を巻取、開放するためのホースリール81が設けられている。
図11〜13に示すように、支持体24の支持体基部22、支持体中間部22mおよび支持体先端部23の中心部には、これらを軸方向に貫通するように伸びる外ダストパイプ82と、これにスライド可能に挿入、支持された内ダストパイプ83の内外二つのパイプからなるダストパイプが設けられており、外ダストパイプ82の一端は、支持体基部22の上端部に固定され、支持部材74側に、回転可能なスイベルジョイント84を介して前部中継管85に連結されている。
前記集塵ホース47の一端は、スケール除去装置1のフレーム体Aの後部中継管87に接続されており、スケール除去装置の前後方向への移動に伴って、炉の入り口の炉内或いは炉外の近傍に設置されたホースリール81から引き出され或いは巻き取られる。
引き出された集塵ホースは、自重により、スケール除去装置とホースリールとの間において懸垂状態、或いは炉底上を曳かれる状態で移動する。
このホースハンガーは、引き出された集塵ホースを隣り合うウオーキングビーム間で集塵ホースを支持するためのものである。
図14〜図15に示すように、ホースハンガー90は、全長が横方向に隣り合うウオーキングビーム3,3の間隔以上の長さを有する複数の棒状材91と、それら複数の棒状材91を相互に連結するワイヤ92で構成されている。棒状材の外径は、ウォーキングビームのスキッド5の縦方向の間隔より小さくなるようにすることが好ましく、複数の棒状体91は、その両端部近傍において炉の縦方向にほぼ互いに等間隔となるように連結されることが好ましい。なお、棒状材を連結する間隔は、前後に隣り合うスキッドの間隔の倍数とすることが好ましい。これにより、ウオーキングビーム上にホースハンガーを敷設した際、敷設された棒状体がスキッド5とスキッド5との間に挟まれるように敷設することができるので、ホースハンガー上を集塵ホースが移動する際にホースハンガーが集塵ホースの移動方向に引き寄せられることがなく、安定してこれを支持することができる。
図17に示すように、スケール除去装置のフレーム体Aの前後内横フレーム62f’、62r’の各々が、軸方向に固定側37’と移動側38’に分割され、固定側37’を中空体として移動側38’が固定側37’の内部に挿入可能に構成されている。
従って、アクチュエーター69’が作動するとアームが進退し、内横フレーム62f’、62r’の移動側が移動し、これと連結された移動体B(クローラ)が横方向に移動してスケール除去装置の移動体の幅方向の間隔を変更することができる。
なお、横行車輪99,99’と外縦フレームとの間隔、すなわち支持脚の長さは、車輪が接地した際に移動装置の下面と平坦部(面)との間に、移動に十分な間隔を生じる長さとすることは言うまでもない。
スケールの破砕除去作業は、スケール除去装置1の回転破砕装置29を水平位置に引き上げた状態で、スケール除去装置の移動体により加熱炉内のスケールを除去すべき位置に走行、移動させる。なお、炉内が高温状態の場合もあるので、集塵ホース47はスケール除去装置が炉内に進入する前に後部中継管87に接続しておくことが好ましい。
なお、スケール除去装置がホースハンガー巻取・敷設装置を備えている場合は、スケール除去装置を後退させる際には、巻取ドラムを回転駆動させ、ホースハンガーを巻取ることは言うまでもない。
この実施形態における回転破砕装置29は、円板状(デイスク)の回転体53の下面に多数の突起54が設けられており、回転駆動装置55により、鉛直な軸の回りに回転する。回転体53が回転すると、下面の突起54により、スケールを破砕することができる。また、集塵フード56を取り付けることによって、スケールの集塵、除去が可能である。
回転破砕装置の構成が異なる以外は、図1〜図10に説明した実施形態を同様に適用して、スケール除去装置とすることができる。
この実施形態においては、スケール除去装置1の支持体24を上方へ傾動させ、回転破砕装置29スキッド面よりも高く位置決めしながら移動させることにより、加熱炉の天井部位の劣化した耐火物の表層の除去作業が可能である。また、回転支持軸73の動作を組み合わせることにより、加熱炉の側壁或いはビーム支柱の耐火物の表層の除去作業が可能である。
2…ウオーキングビーム式加熱炉
3…移動桁(ウオーキングビーム)
4…固定桁
5…スキッド
6…支柱
7、7’…車軸
8、8’…車輪
9、9’…連結材
10、10’…キャタピラ
11、11’…縦フレーム
12、13…横フレーム
14…移動装置
15、15’…延長部
16、16’…サイドローラー
17…架台
18…ガイド軸
19…駆動軸
20…回転駆動装置
21…支持部
22…支持体基部
22m…支持体中間部
23…支持体先端部
24…支持体
25…支持軸
26…傾動装置(油圧シリンダー)
27…支持軸
28…アクチュエーター(油圧シリンダー)
29…回転破砕装置
30…回転支持体
31…突起
32…回転体(ドラム)
33…板状体
34…回転駆動装置
35…振動装置
36…幅変更機構
37、37’…固定側
38,38’…移動側
39…駆動歯車
40…駆動装置
41、42、43…歯車
44…継手
45…アクチュエーター
46…集塵フード
46m…ダストマウス
47…集塵ホース
48…車輪
49…冷却装置
50…噴霧ノズル
51…給水缶
52…給水配管
53…回転体(デイスク)
54…突起
55…回転駆動装置
56…集塵フード
56m…ダストマウス
57…前横フレーム
58…後横フレーム
59、59’…内縦フレーム
60、60’…外縦フレーム
62f、62f’、62r、62r’…内横フレーム
63f、63f’、63r、63r’…外横フレーム
64、64’…中間外縦フレーム
65…中間横フレーム
66、66’…中間縦フレーム
67、67’…支持脚
68、68’…アクチュエーター
69’…アクチュエーター
70…連結架台
71u、71l…上下部材
72…間隔部材
73…回転支持軸
74…支持部材
75u、75l…ガイド突起
76u、76l…溝
77…油圧モーター
78…駆動ネジ軸
79…駆動装置
80…連結軸
81…ホースリール
82…外ダストパイプ
83…内ダストパイプ
84…スイベルジョイント
85…前部中継管
86…フレキシブルパイプ
87…後部中継管
88…中継管
90…ホースハンガー
91…棒状体
91e…端部
91m…中間部
91j…軸部
92…ワイヤ
93…ホースハンガー巻取り・敷設装置
94…巻取り軸
95…巻取りドラム
96、96’…支持部材
97、97’…横移動装置
98、98’…支持脚
99、99’…車輪
100…集塵分離装置
101…油圧ユニット
102…制御弁類
A…フレーム体
B…移動体
F…加熱炉天井壁
M…ねじ
S…スケール
Claims (16)
- ウオーキングビーム式加熱炉において、ビーム上に載置される少なくとも前後2つの横フレームと少なくとも左右2つの縦フレームとから構成されるフレーム体と、このフレーム体に搭載され横方向に移動可能な架台と、該架台に傾動可能に支持された支持体基部とこれに進退自在に設けられた支持体先端部とを有する支持体と、この支持体先端部に設けられたスケールを破砕する回転破砕装置とからなることを特徴とするウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記フレーム体に移動体が連結され、スケール除去装置がビーム上を走行可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記フレーム体の前後2つの横フレームの長さが、一対以上のビームを横方向にまたがる長さを有し、前記フレーム体に搭載され横方向に移動可能な架台が、フレーム体の前方の横フレームに横方向に移動可能に搭載されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記移動体がクローラであることを特徴とする請求項2または3に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記スケール除去装置が、前記移動体の横方向の間隔を変更する幅変更機構を備えることを特徴とする請求項2または3に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記フレーム体の前後の横フレームの長さが、横方向に近接する二対以上のビームを横方向にまたがる長さを有することを特徴とする請求項1に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記フレーム体に搭載され横方向に移動可能な架台が、フレーム体の前方の横フレームに横方向に移動可能に搭載されていることを特徴とする請求項6に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記回転破砕装置は、外周に多数の突起を備えた回転体とこれを回転駆動する駆動装置とからなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記回転破砕装置は、該回転破砕装置に振動を与える加振装置を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記回転破砕装置の回転体を冷却する冷却装置を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記回転破砕装置に集塵およびスケール排出のための集塵フードを備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記スケール除去装置が、破砕スケール及びダストを集塵、吸引する集塵装置と、集塵装置とスケール除去装置とを連結する集塵ホースおよび/または中継管とからなる集塵機構を備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記スケール除去装置の前記支持体に、軸方向に進退可能に設けられた集塵パイプが内蔵され、集塵パイプの先端は回転破砕装置の集塵フードに連結され、後端は集塵機構に接続されていることを特徴とする請求項12に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記集塵機構の集塵ホースが、加熱炉内のビーム間に敷設されたホースハンガーにより支持されることを特徴とする請求項12または13に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記スケール除去装置が、集塵ホースをビーム間に載置するためのホースハンガー巻取り敷設装置を有することを特徴とする請求項14に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
- 前記スケール除去装置が、スケール除去装置を横方向に移動させる横行装置を備えることを特徴とする1〜15のいずれか1項に記載のウオーキングビーム式加熱炉のスケール除去装置。
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