JP2005096984A - 重量物用の梃子棒 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、従来、狭い部屋や通路での重量物の運搬移動や方向転換、据付けなど多人数による人力による作業に対しての不便を解消し、キャスター付き重量物の段差での運搬移動を容易にすることができる重量物用の梃子棒を提供する。
【解決手段】梃子棒1軸部の先端部から鈍角に延出する板状に形成される鉄板へら11の作用部と、支点部に前後運動が可能な車輪8aを設け、鉄板へら11の表面には損傷防止手段9を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、キャスター付きのATMなどの精密機器や金庫などの重量物の方向転換や据付、持ち上げ運搬移動などに用いる重量物用の梃子棒に関するものである。
従来、キャスター付きのATMなどの精密機械や金庫などの重量物を運搬するには、フォークリフト台車などの運搬装置を使用するが、狭い部屋や通路での運搬では、これらの運搬装置が能力的なものや大きさなどから広い面積を持つ場所を持つ荷役場所でなければならない制約があった。
このため、これらの運搬装置が使用できない狭い場所や通路においては、重量物についているキャスターを用いた人力による運搬移動になる。この重量物のキャスターを用いた運搬移動では、移動する通路の状況や建物の特色によって重量物を移動させることができないことがあった。
例えば、建物の床面には各種の段差があるが、この内、数センチメートルの段差がある場合、重量物を傾けることでこの段差を乗り越えることができるが、このような場合、多人数の作業員によるか図6に示す、梃子棒1を利用しての重量物の持ち上げでなければ乗り越えることができないものであった。また、床面の配線やサッシのレール等数ミリセンチメートルの段差2においては、そのまま重量物のキャスターを利用して乗り越えようとすると、重量物の重みで配線やサッシのレールが損傷することがあった。取り分け、段差にスロープを設ける程の余裕のない場所であっては人力に頼らざるを得ず、作業の効率が図れないとともに作業員に疲労を負わせる原因にとなっていた。
また、図6に示す梃子棒7を利用してキャスター6a、6b付き重量物5を段差2aなどで運搬移動をする場合、従来、梃子棒1が建設現場などで使用される金属製の長い柄状で先端部3が鈍角に折り曲げられたものや鋭角になった形状していることから、重量物の下に挿入し、重量物を浮き上がらせようとすると、先端部が床面にめり込んだり、重量物の梃子棒との接地面4が損傷したりすることが多く重量物に持ち上げに工具を使用するにも注意が必要であった。
この発明は、従来、狭い部屋や通路での重量物の運搬移動や方向転換、据付けなど多人数による人力による作業に対しての不便を解消し、キャスター付き重量物の段差での運搬移動を容易にすることができる重量物用の梃子棒を提供することを目的とする。
梃子棒軸部の先端部から鈍角に延出する板状に形成される鉄板へらの作用部と、支点部に車輪を備えることを特徴とする重量物用の梃子棒をその内容とする。
上記作用部である鉄板へらの表面には損傷防止手段を有する。梃子棒軸部の先端部からの作用部である鉄板へらの角度は、120度以上150度以下で、支点部に備えられた車輪は着脱自在で前後運動が可能である請求項1記載の重量物用の梃子棒をその内容とする。
上記支点部に備えられた車輪の取り付け位置を前後にずらし、2対の車輪を具備することにより2つの支点部を有することを特徴とする請求項1、請求項2記載の重量物用の梃子棒をその内容とする。
この発明においては、梃子棒軸部の先端部から鈍角に延出する板状に形成される鉄板へらの作用部を重量物の下に挿入し、梃子棒軸部を下方に押し下げることで、梃子棒に備えられた車輪を支点部となり、重量物をてこの原理で容易に持ち上げ、作業員の負担を軽減することができる。また、簡単に持ち運びできる構造で、狭い部屋や通路などでの使用が可能である。
重量物の下に鉄板へらの作用部を挿入する場合、梃子棒軸部に対し、鈍角に鉄板へらの作用部が形成され、支点部に前後運動可能な車輪が具備されていることから、作業員は腰を曲げずに梃子棒を使用でき、支点部を地面に接地させ、車輪を前後運動させながら、容易に鉄板へらの作用部を重量物の下に挿入することができる。そして、重量物を持ち上げた状態で、重量物の片側のキャスターを利用し、梃子棒の車輪を前後運動させることにより、この前後運動と連動して重量物を移動させることができる。さらに、重量物の鉄板へらの作用部との接地面は、鉄板へらの上面に損傷防止手段を有することから重量物は損傷しない。
梃子棒の支点部に具備された車輪は脱着可能になっているため、車輪の磨耗度により交換が可能である。また、梃子棒の支点部に具備する車輪の取り付け位置を上下にずらし、車輪を2対にすることにより支点部を2つ持つことで、段差での重量物の運搬移動において2段階の持ち上げ運搬移動が可能である。
以下、本発明の図面を参照にしつつ本発明の実施するための最良の形態を詳細に説明する。図1は本発明の梃子棒の斜視図であり、図2は図1の実施形態に係る車輪の分解斜視図、図3、図4、図5は本発明の梃子棒の実施説明図である。また、図6は従来の実施説明図である。
本発明の梃子棒は、図1に示してあるとおり、梃子棒1軸部の先端部から鈍角に延出する板状に形成される鉄板へら11の作用部と、支点部10aに車輪8aを備えることを特徴とする構成になっている。また、図5に示すように本発明の梃子棒1の支点部10aに備えられた車輪8aの取り付け位置を図3に示すように、前後にずらし、2対の車輪8bと車輪8cを具備することにより2つの支点部、支点部10b、支点部10cを備える構成にすることができる。
梃子棒1及び梃子棒1軸部の先端部から鈍角に延出する板状に形成される鉄板へら11を構成する材料としては、重量物の持ち上げに要求される強度を有するものであれば特に限定されるものではなく、例えば一般構造用圧延鋼材などを用いる。
鉄板へら11の作用部は、梃子棒1の軸部の先端部から120度以上150度以下の角度で延出される。そして、鉄板へら11の表面には、鉄板へら11の表面部と同じ大きさの損傷防止手段9を有する。損傷防止手段9はゴム製であり、重量物に対して損傷防止と滑り止めの機能を有する。
梃子棒1の支点部10aに具備された脱着可能な車輪8aの構造は、図2に示すように、支点部10aに車輪8aの金属製の車軸12が備えられ、この車軸12に車輪8aとリング状のワッシャー14の順番に車軸12を通し、車輪8aとワッシャー14を車軸12から抜けないように、車軸12の外端に備えられたピン穴13に取り外し可能なピン15を挿入する。ワッシャー14はピン15が直接車輪8aに接触し車輪8aの前後運動を阻害しない機能を持つ。
図2に示す車輪8aの内側を形成する車輪ホイール16は金属製であり、車輪の外側は重量物の重量に耐え得る強度を持つ素材を使用していれば特に限定されるものではないが、一般的には建物の床面に損傷を与えないものが望ましく、ゴム製やウレタン製のものを使用する。車輪8aは使用頻度により外側の素材の消耗度が大きくなるため交換の必要や、所要の重量に適した大きさの車輪にする必要がある。そのため、上記記載の車輪の脱着構造により交換用の車輪を用意しておけば容易に車輪を交換でき、作業効率を向上させることができる。
図3に示すように、本発明の梃子棒は重量物5を持ち上げる場合、作業員は安定した姿勢の状態で重量物5の下に鉄板へら11の作用部を挿入し、作業員が梃子棒1を下方に押すことによって車輪8aを支点部10aとして重量物5を持ち上げることができる。そして、この持ち上げの際、鉄板へら11の表面に損傷防止手段9を具備するために重量物5と梃子棒の接触部である鉄板へら11の作用部との接地面4は損傷しない。
また、段差2aを移動させる場合、上記の状態の保持したまま作業員は、梃子棒を引っ張れば前後運動する車輪8aと重量物5のキャスター6bにより移動させることができる。重量物5のキャスター6aが段差2aを通過した後、重量物5のキャスター6bの方向から持ち上げ、梃子棒を押すことによって完全に重量物5の段差2移動を直接乗り越すことなく移動させ段差に損傷を与えることなく作業を行える。
本発明の梃子棒を使用して重量物の据付けや方向転換をさせる場合、図4に示すように重量物5の下に梃子棒1の先端部に形成された鉄板へら11を挿入させ、梃子棒1に具備された車輪8aが支点となり重量物5を持ち上げ、その持ち上げた状態で、梃子棒1を矢印のように左右に漕ぐことによって、図4に示す重量物5の方向が2点鎖線のように左右に方向転換させることができる。特に狭い部屋や通路での据付け、方向転換では、少ない作業員でやれることから作業効率を図ることができる。
図5に示す梃子棒1に2対の車輪8aと車輪8bが具備された梃子棒を使用し、重量物5を段差2bのような高い段差や巾の長い段差を移動させる場合、まず、重量物5の下に梃子棒1の先端部に形成された鉄板へら11を挿入し、支点部10bの有する車輪8bを利用して重量物5を持ち上げる。そして、梃子棒1を押し下げ持ち上げた状態を保持したまま、支点部10bから車輪8cの支点部10cを利用して重量物5をさらに梃子棒1を押し下げ持ち上げる。この状態で梃子棒1を引くと重量物5のキャスター6bと車輪8cが前後運動し移動させることができる。また、段差2bから重量物5を逆に降ろす場合も同様に、2つの支点部を利用して降ろすことが可能である。この場合、支点部10bを有する車輪8bを段差2bの端まで移動させ、車輪8cを地面15に接地させ支点部10bから車輪8cの支点部10cに移動させる。重量物5のキャスター6aが段差2bを越えた所で再度、支点部を支点部10cから支点部10bに梃子棒1を押し上げて移動させる。さらに、梃子棒1を押し上げると重量物5を降りキャスター6aが地面18に接地する。
このように、コンパクトな構成で極めて簡単梃子棒は軽量であり、狭い部屋や通路などで威力を発揮し、通常、多人数を要する重量物の持ち上げ作業を少人数で行い作業効率を向上させる。そして、容易に扱うことができる。
本発明に係る梃子棒の斜視図である。 本発明に係る梃子棒の車輪の構造を示す斜視図である。 本発明に係る梃子棒の実施説明図である。 本発明に係る梃子棒の実施説明図である。 本発明に係る梃子棒の実施説明図である。 本発明に係る梃子棒の従来実施例の説明図である。
符号の説明
1梃子棒
2a〜2b段差
3先端部
4接地面
5重量物
6a〜6bキャスター
7梃子棒
8a〜8c車輪
9損傷防止手段
10a〜10c支点部
11鉄板へら
12車軸
13ピン穴
14ワッシャー
15ピン
17車輪ホイール
18地面

Claims (3)

  1. 梃子棒軸部の先端部から鈍角に延出する板状に形成される鉄板へらの作用部と、支点部に車輪を備えることを特徴とする重量物用の梃子棒。
  2. 上記作用部である鉄板へらの表面には損傷防止手段を有する。梃子棒軸部の先端部からの作用部である鉄板へらの角度は、120度以上150度以下で、支点部に備えられた車輪は着脱自在で前後運動が可能である請求項1記載の重量物用の梃子棒。
  3. 上記支点部に備えられた車輪の取り付け位置を前後にずらし、2対の車輪を具備することにより2つの支点部を有することを特徴とする請求項1、請求項2記載の重量物用の梃子棒。
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