JP2005096859A - 内容物放出容器のカバー体回動防止機構およびエアゾール式製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器のマウンテンカップに取り付けられたカバー体の回動を防止する。
【解決手段】マウンテンカップ11の外周面にカバー体12の回動防止用の横型凹状部11bを形成し、カバー体12の内周面には当該凹状部と係合する横型凸状部12bを、マウンテンカップ取付用の間欠突状部12aとは別に設けた。間欠突状部12aと凹部11aとの係合および横型凸状部12bと横型凹状部11bとの係合により、カバー体12が不用意にマウンテンカップ11から外れることがなく、キャップ13の着脱時の回動操作にともなうカバー体12のマウンテンカップ11に対する回動も防止される。横型凹状部に代えて縦型凹状部を形成したマウンテンカップおよび当該縦型凹状部に係合する縦型凸状部を設けたカバー体や、マウンテンカップの外周面に、既製のカバー体の内周面との間の摩擦力を大きくするローレット加工を施して当該カバー体の回動を防止した回動防止機構も開示している。
【選択図】図2

Description

本発明は、エアゾール式やポンプ式の内容物放出容器などで用いられるカバー体回動防止機構に関し、特にキャップをカバー体に対して回動して着脱する際の、カバー体回動防止機構に関する。
また、マウンテンカップの外周面にローレット加工部分を形成して、既製のカバー体の内周面と摩擦係合させたカバー体回動防止機構に関する。
なお、本発明は、
・容器本体内部に予め内容物とともに充填してある放出用ガスの作用により、当該内容物を外部空間に放出するエアゾール式、
・貯留空間部の入口側の流入弁および出口側の吐き出し弁の作用により、容器本体の内容物をいったん当該貯留空間部に取り込んだ上でそれを外部空間に放出するポンプ式、
・利用者が容器本体の周面部分などを例えば押圧することにより内容物収納空間の容積が小さくなってその中の内容物が外部空間に放出される押出式、
の各製品に用いることができる。
ヘアブラシなどのアクチュエーターを備え、容器のマウンテンカップに取り付けられるカバー体が、アクチュエーターの使用時に回動するのを防止した回動防止機構が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
マウンテンカップの外周面には一周に渡って回動防止用の凹状部が形成され、カバー体にはこの凹状部と係合する凸状部が設けられている。
カバー体をマウンテンカップに取り付けると、凸状部と凹状部が係合するので、例えばヘアブラシ(アクチュエーター)を頭皮に押し付けるなどして使用してもカバー体がマウンテンカップに対して回動することがない。
特開平11−105953号公報
このように従来の回動防止機構は、マウンテンカップおよびカバー体にそれぞれ回動防止用の凹状部および凸状部を設け、カバー体に取り付けられるアクチュエーターの使用時にカバー体の回動を防止するものであり、キャップをカバー体に対して回動することにより着脱するときの、カバー体の回動防止を図ったものではなかった。
そこで、本発明ではカバー体に対する回動により着脱されるキャップの回動操作時の、カバー体の回動防止を図ることを目的とする。
また、マウンテンカップの外周面に、既製のカバー体の内周面と摩擦係合するローレット加工部分を形成して、カバー体回動防止機構の新たな態様を提案するとともに、その製造工程の簡単化を図ることを目的とする。
本発明は、この課題を次にようにして解決する。
(1) 内容物放出容器(例えば後述の容器本体70)に固定されるマウンテンカップ(例えば後述のマウンテンカップ11,21)と、これに取り付けられるカバー体(例えば後述のカバー体12,22,41,51)との間の回動を防止するためのカバー体回動防止機構において、前記マウンテンカップおよび前記カバー体のそれぞれに、この両者を一体化した状態で互いに係合する回動防止部(例えば後述のマウンテンカップ11の横型凹状部11bとカバー体12の横型凸状部12b,後述のマウンテンカップ21の縦型凹状部21bとカバー体12の縦型凸状部22b,後述のマウンテンカップ11の横型凹状部11bとカバー体41の横型凸状部41b,後述のマウンテンカップ21の縦型凹状部21bとカバー体51の縦型凸状部51b)を設け、前記カバー体の外周面に、当該カバー体に対するキャップの回動着脱動作に際して当該キャップをその保持位置(例えば後述の幅広溝部12e,22e)と取外し位置(例えば後述の曲面部12h,22h)との間で案内する、ガイド部(例えば後述のスロープ部分12c,22cと幅狭溝部12d,22d)を形成する。
(2)上記(1)において、前記カバー体に、前記保持位置に設定されたキャップ(例えば後述のキャップ13)が上方向に取り外されることを防止する、規制部(例えば後述の段部12f,22f)を形成する。
(3)内容物放出容器(例えば後述の容器本体70)に固定されるマウンテンカップ(例えば後述のマウンテンカップ31,61)と、これに取り付けられるカバー体(例えば後述のカバー体32)との間の回動を防止するためのカバー体回動防止機構において、前記マウンテンカップの外周面に、回動防止のための変更を加えていない既製の前記カバー体の内周面(例えば後述の内周面32b)と摩擦係合する、ローレット加工部分(例えば後述のローレット加工31b,61b)を形成する。
(4)本発明は、以上の特徴を持つ内容物放出用容器のカバー体回動防止機構を対象とするとともに、これらいずれかの内容物放出用容器のカバー体回動防止機構を備えたエアゾール式製品,ポンプ式製品,押出式製品も対象にしている。
本発明では、このように、マウンテンカップおよびカバー体のそれぞれに、この両者を一体化した状態で互いに係合する回動防止部を設け、カバー体の外周面に、回動によるキャップの着脱動作を案内するガイド部を形成したので、キャップをその着脱時にカバー体に対して回動する場合にもカバー体は回動することがなく、使い勝手の良い回動防止機構を提供することができる。
また、カバー体には装着後のキャップが上方向に取り外されることを防止する規制部を形成したので、キャップを確実にカバー体に取り付けることができる。
また、マウンテンカップの外周面に、既製のカバー体の内周面と摩擦係合するローレット加工部分を形成したので、カバー体回動防止機構の新たな態様を提案でき、その製造工程の簡単化を図ることができる。
図1乃至図5を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1はカバー体の回動防止機構(その1)であり、(a)は回動防止用の横型凹状部およびこれに係合する横型凸状部を設けたマウンテンカップとカバー体の説明図、(b)は横型凹状部を形成したマウンテンカップなどの断面図、
図2は図1のカバー体にキャップを取り付けるときの説明図、
図3はカバー体の回動防止機構(その2)であり、(a)は回動防止用の縦型凹状部およびこれに係合する縦型凸状部を設けたマウンテンカップとカバー体の説明図、(b)は縦型凹状部を形成したマウンテンカップなどの断面図、
図4はカバー体の回動防止機構(その3)であり、外周面にクロス方向のローレット加工を施したマウンテンカップと既存のカバー体の説明図、
図5は回動防止用のカバー体とマウンテンカップの他の例であり、(a)は既存のマウンテンカップ係合用の連続突状部の上側に回動防止用の横型凸状部を設けたカバー体の説明図、(b)は既存のマウンテンカップ係合用の連続突状部の上側に回動防止用の縦型凸状部を設けたカバー体の説明図、(c)は外周面に単一方向のローレット加工を施したマウンテンカップの説明図、をそれぞれ示している。
これらの図において、
11は後述のカバー体12の回動を防止する機能を備えたマウンテンカップ,11aは当該マウンテンカップの下側部分に形成され後述のカバー体12を取り付けるための既存の凹部,11bは後述のカバー体12の横型凸状部12bと係合して回動を防止する横型凹状部,
12はマウンテンカップ11に対する回動防止部設けたカバー体(その1),12aはマウンテンカップ11の凹部11aに取り付けるための既存の間欠突状部,12bはマウンテンカップ11の横型凹状部11bと係合して回動を防止する横型凸状部(回動防止部),12cは後述のキャップ13の取付けおよび取り外しを円滑に行うためのスロープ部分,12dは当該スロープ部分に続き後述の円形凸部13aの外径よりわずかに狭い態様で設けた幅狭溝部,12eは当該幅狭溝部に続く幅広溝部,12fは当該幅広溝部上側にあって後述のキャップ13の外れ防止のための段部,12gは当該スロープ部分に続く水平部分,12hは当該水平部分同士の間の相対的に凹状の曲面部,
13はカバー体12に対して回動操作することにより取付けおよび取外しされるキャップ,13aはキャップ装着時の回動操作にともなってカバー体12のスロープ部分12cに案内されてキャップ取付時にはカバー体12の幅広溝部12dに係止する円形凸部,
21は後述のカバー体22の回動を防止する機能を備えたマウンテンカップ,21aは後述のカバー体22を取り付けるための既存の凹部,21bは後述のカバー体の縦型凸状部22bと係合して回動を防止する縦型凹状部,
22はマウンテンカップ21に対する回動防止部を設けたカバー体(その1),22aはマウンテンカップ21の凹部21aに係合するための既存の間欠突状部,22bはマウンテンカップ21の縦型凹状部21bと係合して回動を防止する縦型凸状部(回動防止部),22cはキャップ13の取付けおよび取り外しを円滑に行うためのスロープ部分,22dは当該スロープ部分に続き円形凸部13aの外径よりわずかに狭い態様で設けた幅狭溝部,22eは当該幅狭溝部に続く幅広溝部,22fは当該幅広溝部上側にあってキャップ13の外れ防止のための段部,22gは当該スロープ部分に続く水平部分,22hは当該水平部分同士の間の相対的に凹状の曲面部,
31は後述のカバー体32の回動を防止する機能を備えたマウンテンカップ(その1),31aは後述のカバー体32を取り付けるための既存の凹部,31bは当該マウンテンカップの外周面にクロスの態様で形成されたカバー体回動防止用のローレット加工,
32は回動防止部を特に設けていない既存のカバー体,32aはマウンテンカップ31の凹部31aに係合するための連続突状部,32bは当該カバー体の内周面,
41はマウンテンカップ11に対する回動防止部を設けたカバー体(その2),41aはマウンテンカップ取付用の既存の連続突状部,41bは当該連続突状部の上側に設けた回動防止用の横型凸状部(回動防止部),
51はマウンテンカップ21に対する回動防止用の縦型凸状部を既存の連続突状部の上側に設けたカバー体(その2),51aはマウンテンカップ取付用の既存の連続突状部,51bは当該連続突状部の上側に設けた回動防止用の横型凸状部(回動防止部),
61は既存のカバー体32の回動を防止する機能を備えたマウンテンカップ(その2),61aは既存のカバー体32を取り付けるための既存の凹部,31bは当該マウンテンカップの外周面単一方向の態様で形成されたカバー体回動防止用のローレット加工,
70は容器本体,
71はステム,
72は操作釦,
をそれぞれ示している。
図1乃至図3の回動防止機構は、キャップ13の取付時および取外し時の回動操作にともなうカバー体12,22の供回りを防止したものであり、その主な特徴は、
・マウンテンカップ11,21の外周面にカバー体12,22の回動防止用の横型や縦型の凹状部11b,21bを形成し、
・カバー体12,22の内周面に当該凹状部と係合する横型や縦型の凸状部12b,22bを、マウンテンカップ取付用の既存の間欠突状部12a,22aとは別に設けた、
ことである。
なお、これらのカバー体12,22の外周面には、回動操作によりキャップ13をカバー体に着脱自在に取り付けるためのスロープ部分12c,22cや、当該回動操作によりカバー体12,22に取り付けられたキャップ13が上方向に外れることを防止するための段部12f,22fを持つ幅広溝部12e,22eなどが、一周に渡って等間隔で設けられている。
図1の回動防止機構では、マウンテンカップ11の外周面に横型凹状部11bを形成し、カバー体12の内周面には当該横型凹状部と係合する横型凸状部12bを間欠突状部12a同士の間に位置する形で設けている。
そして、カバー体12をマウンテンカップ11に取り付けた定常状態では、
・間欠突状部12aが下側凹部11aに入り込み、
・横型凸状部12bが横型凹状部11bに入り込んで、
一体化する。
これにより、カバー体12が不用意にマウンテンカップ11から外れることがなく、またカバー体のマウンテンカップ11に対する回動も防止される。
図2に示すように、キャップ13の内周面には一周に渡って等間隔で円形凸部13aが設けられており、キャップ13をカバー体に取り付けるには、例えば、キャップ13の円形凸部13aをカバー体12の曲面部12hに入れて当該円形凸部がカバー体12のスロープ上部分12cに当たる状態にしてから、キャップ13をカバー体12に対して時計方向に回動すればよい。
このとき、前述のように、カバー体12の横型凸状部12bとマウンテンカップ11の横型凹状部11bとは係合しているので、キャップ13のカバー体12に対する回動操作によりカバー体12が供回り(マウンテンカップ11に対して回動)することはない。
カバー体12の回動操作にともない円形凸部13aはスロープ部分12cに案内されて幅狭溝部12dを通過する。幅狭溝部12dは円形凸部13aの外径よりわずかに狭い態様で設けているので、当該円形凸部は節度感を操作者に与えながらこの幅狭溝部を通過して最終的には幅広溝部12eに係止される。このとき円形凸部13aは幅広溝部12eの段部12fに当接しているので、キャップ13は不用意に上方向に押されてもカバー体12から外れることはなく、カバー体12にキャップ13を確実に取り付けることができる。
なお、円形凸部13aが(曲面部12hではなく)水平部分12gに位置している状態でキャップ13を時計方向に回動しても、当該円形凸部は水平部分12gを周方向にスライドするかたちで曲面部12hに入るので、キャップ13をカバー体12に取り付けることができる。
そして、キャップ13を反時計方向に回動すると、円形凸部13aが幅広溝部12eから幅狭溝部12dを通りスロープ部分12cにガイドされながら移動して、曲面部12hに位置することになる。ここからはキャップ13を上方向にずらしてカバー体12から取り外すことができる。
このときにもカバー体12の横型凸状部12bとマウンテンカップ11の横型凹状部11bとは係合しているので、キャップ13のカバー体12に対する回動操作によりカバー体12が供回り(マウンテンカップ11に対して回動)することはない。
図3は、図1および図2に示したマウンテンカップ11の横型凹状部11bに代えて縦型凹状部21bを形成し、カバー体22には当該縦型凹状部と係合する縦型凸状部22bを設けた回動防止機構である。
マウンテンカップ21およびカバー体22のその他の構成要素は、それぞれマウンテンカップ11およびカバー体12と同様である。
そして、カバー体22をマウンテンカップ21に取り付けた定常状態では、
・間欠突状部22aがマウンテンカップの下側凹部21aに入り込み、
・縦型凸状部22bはマウンテンカップの縦型凹状部21bに入り込んで、
マウンテンカップ21と一体化する。
したがって、カバー体12のときと同じ様に、カバー体22が不用意にマウンテンカップ21から外れることがない。また、キャップの取付時および取外し時の回動操作にともなうカバー体22の供回りも防止される。
図4は、マウンテンカップ31の外周面にクロス方向のローレット加工31bを施したものであり、当該ローレット加工によりカバー体32の内周面32bとの間の摩擦を大きくしてカバー体32の当該マウンテンカップに対する回動を防止したものである。
なお、カバー体32は既存のものであり、すなわち回動防止のための新たな構成要素を形成したものではなく、その連続突状部32aがマウンテンカップ31の下側凹部31aに入り込んだ状態で当該マウンテンカップに取り付けられる。
このとき、マウンテンカップ31の外周面のローレット加工31bを施し例えば部分がカバー体32の内周面32bに当接するので両者間の摩擦は大きくなり、カバー体32の回動作用は防止される。
図5(a)は、内周面一周に渡って備えられたマウンテンカップ取付用の既存の連続突状部41aの上側に、回動防止用の横型凸状部41bを、図1のマウンテンカップ11の横型凹状部11bに対応するかたちで設けたカバー体41である。
当該カバー体を図1のマウンテンカップ11に取り付けると、カバー体12の場合と同様に、連続突状部41aは凹部11aに係合し、横型凸状部41bと横型凹状部11bも係合するので、カバー体41が不用意に外れることはなく、キャップを回動した際の供回り(カバー体41のマウンテンカップ11に対する回動)も防止される。
図5(b)は、図5(a)のカバー体41の横型凸状部41bに代えて、図3のマウンテンカップ21の横型凹状部21bに対応する縦型凸状部51bを設けたカバー体51である。
図3のカバー体22の場合と同様に、連続突状部51aと凹部21aの係合作用および縦型凸状部51bと縦型凹状部21bとの係合作用により、カバー体51の外れや供回りが防止される。
なお、カバー体に設ける回動防止用の横型凸状部および縦型凸状部と、マウンテンカップに形成する横型凹状部および縦型凹状部は、両者が係合する態様であればよく、その形状や個数は任意である。
また、マウンテンカップ11,21に形成した横型凹状部11b,縦型凹状部21bと、カバー体21,22に設けた横型凸状部12b,縦型凸状部22bとの凹凸関係は逆でもよい。
図5(c)は、図4のマウンテンカップ31に形成したクロス方向のローレット加工31bに代えて、単一方向のローレット加工61bを施したものである。
当該マウンテンカップの凹部61aに、例えば図4のカバー体32の連続突状部32aを係合させると、カバー体32の内周面32bがローレット加工61bに当接して両者間の摩擦は大きくなるので、カバー体32の回動作用を防止することができる。
以上の回動防止機構を備えた製品としては、洗浄剤,清掃剤,消臭剤,制汗剤,忌避剤(殺虫剤),医薬品,医薬部外品,冷却剤,筋肉消炎剤,化粧品,頭髪用品,染毛剤,洗濯のりなどがある。
容器本体に収納する内容物としては、金属塩類粉末、無機物粉末や樹脂粉末などを用いる。例えば、タルク,カオリン,アルミニウムヒドロキシクロライド(アルミ塩),硫酸バリウム,セルロース,これらの混合物などである。また、紫外線吸収剤,油性原料,界面活性剤,保湿剤,高分子化合物,酸化防止剤、金属イオン封鎖剤なども用いる。
エアゾール式製品の放出用ガスには、LPG,ジメチルエーテル,フルオロカーボン,炭酸ガス,亜酸化窒素,窒素ガス,圧縮空気,酸素ガス,希ガス,これらの混合ガスなどを用いる。
カバー体の回動防止機構(その1)であり、(a)は回動防止用の横型凹状部および横型凸状部を設けたマウンテンカップとカバー体の説明図、(b)は横型凹状部を形成したマウンテンカップなどの断面図である。 図1のカバー体にキャップを取り付けるときの説明図である。 カバー体の回動防止機構(その2)であり、(a)は回動防止用の縦型凹状部および縦型凸状部を設けたマウンテンカップとカバー体の説明図、(b)は縦型凹状部を形成したマウンテンカップなどの断面図である。 カバー体の回動防止機構(その3)であり、外周面にクロス方向のローレット加工を施したマウンテンカップと既存のカバー体の説明図である。 回動防止用のカバー体とマウンテンカップの他の例であり、(a)は既存のマウンテンカップ係合用の連続突状部の上側に回動防止用の横型凸状部を設けたカバー体の説明図、(b)は既存のマウンテンカップ係合用の連続突状部の上側に回動防止用の縦型凸状部を設けたカバー体の説明図、(c)は外周面に単一方向のローレット加工を施したマウンテンカップの説明図である。
符号の説明
11:マウンテンカップ
11a:既存の凹部
11b:回動防止用の横型凹状部
12:カバー体
12a:既存の間欠突状部
12b:回動防止用の横型凸状部
12c:スロープ部分
12d:幅狭溝部
12e:幅広溝部
12f:段部
12g:水平部分
12h:曲面部
13:キャップ
13a:円形凸部
21:マウンテンカップ
21a:既存の凹部
21b:回動防止用の縦型凹状部
22:カバー体
22a:既存の間欠突状部
22b:回動防止用の縦型凸状部
22c:スロープ部分
22d:幅狭溝部
22e:幅広溝部
22f:段部
22g:水平部分
22h:曲面部
31:マウンテンカップ
31a:既存の凹部
31b:ローレット加工
32:既存のカバー体
32a:連続突状部
32b:内周面
41:カバー体
41a:連続突状部
41b:回動防止用の横型凸状部
51:カバー体
51a:連続突状部
51b:回動防止用の横型凸状部
61:マウンテンカップ
61a:既存の凹部
61b:ローレット加工
70:容器本体
71:ステム
72:操作釦

Claims (4)

  1. 内容物放出容器に固定されるマウンテンカップと、これに取り付けられるカバー体との間の回動を防止するためのカバー体回動防止機構において、
    前記マウンテンカップおよび前記カバー体のそれぞれに、この両者を一体化した状態で互いに係合する回動防止部を設け、
    前記カバー体の外周面に、当該カバー体に対するキャップの回動着脱動作に際して当該キャップをその保持位置と取外し位置との間で案内する、ガイド部を形成した、
    ことを特徴とする内容物放出容器のカバー体回動防止機構。
  2. 前記カバー体に、前記保持位置に設定されたキャップが上方向に取り外されることを防止する、規制部を形成した、
    ことを特徴とする請求項1記載の内容物放出容器のカバー体回動防止機構。
  3. 内容物放出容器に固定されるマウンテンカップと、これに取り付けられるカバー体との間の回動を防止するためのカバー体回動防止機構において、
    前記マウンテンカップの外周面に、回動防止のための変更を加えていない既製の前記カバー体の内周面と摩擦係合する、ローレット加工部分を形成した、
    ことを特徴とする内容物放出容器のカバー体回動防止機構。
  4. 請求項1,2,3 記載のいずれかの内容物放出用容器のカバー体回動防止機構を備え、かつ、放出用ガスおよび内容物を収容したエアゾール式製品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2923469A1 (fr) 2007-11-08 2009-05-15 Oreal Coupelle de montage d'un moyen de distribution sur un recipient, recipient de stockage de produit correspondant, et ensemble comprenant une coupelle et un recipient.
WO2014052772A1 (en) * 2012-09-27 2014-04-03 Cummins Filtration Ip, Inc. Anti-rotation knurls

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