JP2005095598A - マルチターミナルゲーム装置 - Google Patents
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Abstract
マルチターミナルゲーム装置において、メインゲームとは別に、各ゲームターミナルゲーム装置により、それぞれ別異のゲームを独自に行なわせ得るようにする。
【解決手段】
それぞれ異なったプレイヤにより操作される複数のゲームターミナル装置と、それらのゲームターミナル装置に共有されるメインゲーム機と、それらを制御する中央ゲーム制御装置とを具備するマルチターミナルゲーム装置において、
各ゲームターミナル装置に、それぞれゲームプログラムを記憶し、そのゲームプログラムに従いかつゲーム入力装置からのゲーム信号に応動してゲーム演算を行いゲームを進行させ、そのゲームの進展状況をモニタに表示するローカルゲーム制御装置と、中央ゲーム制御装置によるメインゲームと、ローカルゲーム制御装置によるローカルゲームとを随時選択し得るゲーム選択装置とを設ける。
【選択図】図20
Description
メインゲーム機は通常、マルチターミナルゲーム装置の中央に設けられる機械式ルーレット抽選装置であり、各ゲームターミナル装置は、ルーレット抽選装置を囲んで設けられ、それぞれ、ゲーム用入力装置を兼ねたタッチパネル型液晶モニタ、ゲーム料金の徴収装置などを備えたゲーム用ディスクとを有する。
マルチターミナルゲーム装置は、一つのCPU、即ち中央ゲーム制御回路により制御されており、各プレイヤが操作するゲームターミナル装置から入力するゲーム入力に応動し、予め記録されたゲームプログラムに従ってゲーム演算を行い、その結果をそれぞれのタッチパネル型液晶モニタに表示する。
プレイヤは、タッチパネル型液晶モニタを用いてゲームを行なうが、そのゲームで一定の条件が成就すると、メインゲーム機を用いたゲームに参加できる権利が与えられる。
従来公知のマルチターミナルゲーム装置においては、ゲームが中央ゲーム制御装置により制御される比較的単純なものに限られていた。上記のマルチターミナルゲーム装置において、メインゲームの他に各ゲームターミナル装置にそれぞれ固有のゲームを随時行なわせ得るにすればゲームを複雑化し、興趣を一層高め得るが、このように構成する技術は知られていない。
公知のメインゲーム機は、一般には複数のゲームターミナルに共有される共通抽選機であった。
抽選のためのゲームには、通常は、複数のプレイヤが同時に賭に参加し得るゲーム、例えば、ルーレットゲーム、競馬ゲーム、レーシングゲーム、ビンゴゲーム、ダイスゲームなどのベットができるゲームであつたが、本発明に係るマルチターミナルゲーム機においては、これらのゲームに限定されることなく、ある一定時間内にゲームが完了するものであれば、1プレイヤ用や対戦ゲームなども広く採用し得るものである。
特典の一つは、タッチパネル型液晶モニタにボーナスゲーム画面を表示し、ボーナスゲームを行なわせ、その結果に応じて所定数のメダルを払い出したりすることであり、他の一つは、メインゲーム機を使用できる権利を与え、その抽選の結果に応じて、例えば所定数のメダルを払い出すことである。
そのため、メインゲームは短時間で終了する簡単なゲームとする必要があり、長時間を要する興味深いゲームを採用することができなかった。
マルチターミナルゲーム装置のゲームターミナル装置を用いて、メインゲーム以外の様々なゲームができるようにすれば、プレイヤは他のゲーム機に移動することなく、様々なゲームがプレイできるようになり、メインゲームとして高度の興味深いゲームを提供できるようになり、ゲーム場としてもゲーム機の稼動効率を高めることができるようになる。
叙上の課題を解決するため、本発明においては、
それぞれ異なったプレイヤにより操作される複数のゲームターミナル装置と、それらのゲームターミナル装置に共有されるメインゲーム機と、それらを制御する中央ゲーム制御装置とを具備するマルチターミナルゲーム装置において、
各ゲームターミナル装置に、それぞれゲームプログラムを記憶し、そのゲームプログラムに従いかつゲーム入力装置からのゲーム信号に応動してゲーム演算を行いゲームを進行させ、そのゲームの進展状況をモニタに表示するローカルゲーム制御装置と、中央ゲーム制御装置によるメインゲームと、ローカルゲーム制御装置によるローカルゲームとを随時選択し得るゲーム選択装置とを設ける。
望ましい実施例においては、プレイヤのゲーム入力装置の操作に応じて、ターミナルゲーム制御装置が、中央ゲーム制御装置その他のソースから所望のゲームプログラムをダウンロードし得るよう構成する。
又、他の実施例においては、上記に加えて、プレイヤが持参する外部メモリに記録されたゲームプログラムを受け入れ、プレイさせ得るようにする。
各ゲームターミナル装置のモニタとしては、ゲーム入力装置を兼ねたタッチパネル型液晶モニタを用いることが推奨される
望ましい実施例においては、メインゲーム機として、機械式ルーレット抽選装置が使用されるが、メインゲーム機はこれに限定されないこと勿論である。
更に望ましい実施例においては、
各ゲーム用ディスクとルーレット抽選機の間に、調光スクリーンから成るボーナスゲーム用スクリーンを設け、
メインゲーム機の上方に、所望の調光スクリーンに、選択的に所定の映像を表示しうるプロジェクタを設けると共に、
中央ゲーム制御装置に、調光スクリーンの透明度即ち透過率を制御する装置と、プロジェクタ制御装置を設け、
メインゲームの進展により、特定の条件が成就したときは、当該プレイヤに、タッチパネル型液晶モニタ画面を用いてプレイできるボーナスゲームA、又は調光スクリーンと、プロジェクタ及びタッチパネル型液晶モニタの画面によりプレイするボーナスゲームBの何れかのプレイ権を与えるよう構成し、
ボーナスゲームAのプレイ権を与えたときは、タッチパネル型液晶モニタに所定のゲーム映像を表示させ、そのモニタを用いてプレイを行わせるよう構成し、
ボーナスゲームBのプレイ権を与えたときは、そのプレイヤの前面の調光スクリーンを白濁状態とし、プロジェクタからボーナスゲームの映像を投射するよう構成し、当該映像とタッチパネル型液晶モニタの画面に表示された画像とにより、プレイヤにボーナスゲームBをプレイさせ得るようにすると共に、
プレイヤにメインゲーム機の使用が許されたときには、その前面の調光スクリーンを透明とし、当該プレイヤがメインゲーム機を視認し、抽選ができるようにする。
このため、プレイヤは、やや長い待ち時間あっても、ローカルゲームをプレイできるから、苦痛を感じることなく、待つことができるようになる。
又、ゲーム場としては、プレイヤがゲーム機間を漫然と移動せず、ゲームに集中するので、ゲーム機の稼動効率が高まると言う効果がある。
図2は、そのタッチパネル型液晶モニタを含む操作部の外観を示す斜視図である。
図3は、タッチパネル型液晶モニタの液晶画面に現れるメインゲーム画面の一例を示す正面図である。
図4は、ローカルゲームの一例としてゲームターミナルに表示されるポーカーゲーム画面の一例を示す正面図である。
図5は、ローカルゲームの他の一例としてゲームターミナルに表示されるスロットゲーム画面の一例を示す正面図である。
図6は、ボーナスゲームのプレイ権を獲得したプレイヤのタッチパネル型液晶モニタに表示される画像の一例を示す正面図である
図7は、ボーナスゲームのプレイ権を獲得したプレイヤの調光スクリーンに表示される画像の一例を示す正面図、である
図8は、タッチパネル型液晶モニタの液晶画面に現れるボーナスゲーム画面の一例を示す正面図である。
図9、他のボーナスゲーム画面の一例を示す正面図である。
図10は、更に他のボーナスゲーム画面の一例を示す正面図である。
図11は、更に他のボーナスゲーム画面の一例を示す正面図である。
図12は、調光スクリーンとタッチパネル型液晶モニタとを用いて行われるボーナスゲームの調光スクリーンに映写される画像の一例を示す正面図である。
図13は、図12に対応してタッチパネル型液晶モニタ画面に表示される画像の一例を示す正面図である。
図14は、調光スクリーンを用いたマルチターミナルゲーム装置において、調光スクリーンが透明であり、メインゲーム機を利用できる状態を示す説明図である。
図15は、図14に示したマルチターミナルゲーム装置において、1人のプレイヤの調光スクリーンが半透明となり、プロジェクタから映像が投射される状態を示す説明図である。
図16は、調光スクリーンを備えた1プレイヤ用のゲーム機を示す説明図である。
図17は、マルチターミナルゲーム装置の制御回路を示す回路図である。
図18は、マルチターミナルゲーム装置の調光スクリーンを利用してパノラマスクリーンを構成した状態を示す説明図である。
図19は、マルチターミナルゲーム装置の調光スクリーンを利用してパノラマスクリーンを構成した状態を示す正面図である。
図20は、マルチターミナルゲーム装置の制御回路を示す回路図である。
尚、本実施例においては、ターミナルゲーム装置10-1〜10-6のモニタとして、ゲーム入力装置を兼ねたタッチパネル型液晶モニタ12-1〜12-6を用いる例を示したが、これはジョイスティックその他公知のゲーム入力装置と、ビデオモニタを組み合わせたものであってもよいこと勿論である。
更に、このタッチパネル型液晶モニタ12-1〜12-6は、後に述べるボーナスゲームや、ゲームターミナル独自のゲームなどにも用いられるものである。
メダルベンダー16-i(i=1〜6)は、プレイヤが対応するメダル払出ボタン14c-iを押した時、プレイヤが獲得していたメダルを払い出す。
常時は透明であり、各プレイヤは、機械式ルーレット抽選機20を視認し得るようになっているが、あるプレイヤのゲーム進展上、特定の条件が成就したとき、そのプレイヤの前面の調光スクリーン50-iの透明電極に電圧が印加され、そのためその調光スクリーン50-iは半透明とされ、そのスクリーンに回転式プロジェクタ60から所望のゲーム画像が映写できるようになっている。
図中、正面の調光スクリーン50-1は透明として、右側のもの50-2は半透明として示されている。
映像が投射されるスクリーンは、半透明白濁状態に制御され、これにより所望の画像がスクリーンに現れるようになる。
このとき、その特典獲得をプレイヤに告知するため、一方においては、タッチパネル型液晶モニタ12-iの画面には、例えば図6に示すようなEVENT STOCK 1と言うような表示を行い、他の一方においては、調光スクリーン50-iを半透明とし、そこに回転プロジェクタ60から、図7に示す如き画像を投影する。この画像はアイテム即ち、上記のボーナスゲームを行なう権利が与えられたことを示している。
抽選の結果により、所定数のメダルの払い出し、他のボーナスゲームのプレイ権の付与などが行われる。
而して、従来公知のこの種のゲーム機では、一人のプレイヤがメインゲーム機20を使用しているとき、他のプレイヤがメインゲーム機使用権を得た場合、後に権利を得たプレイヤは、先に権利を得てメインゲーム機を使用しているプレイヤがその使用を終わるまで、プレイを中断して待機する必要があった。
そのため、メインゲーム機使用権を有するプレイヤができるだけ重ならないようにするため、使用権発生を抑制したり、メインゲーム機使用時間をあまり長くしないようにしたりする必要があった。
ゲームターミナル装置10−1ないし10-4は、それぞれ、タッチパネル型液晶モニタ12-1〜12-6、料金徴収装置14-1〜14-6、メダルベンダー16-1〜16-6を有する。
又、図示されていないが、このゲーム制御回路90は、調光スクリーン50iの透明度を制御する装置と、回転式プロジェクタ60を制御する装置を具備する。
引き続いて、他のプレイヤがメインゲーム機使用権を獲得すれば、同様にそのプレイヤのためのメインゲーム機使用権数メモリに記録がなされる。
このとき、図12には調光スクリーン50-iに表示される画像が、図13にはタッチパネル型液晶モニタ12-iに表示される画像が、それぞれ表示されている。この実施例では、調光スクリーン50-iには、このボーナスゲームが択一式のゲームであることが示されており、図13には選択されるべき三つの選択肢が示されている。プレイヤは何れかを選んでその画面に触れ、回答の選択を行なう。プレイヤの選択が正しければ、所定数のメダルが払い出される。
この1プレイや用のゲーム機では、ゲームフィルドの中央にメインゲーム機20を設ける例を示したが、これはプレイヤの正面、即ち調光スクリーンの対面する位置などに設けることも推奨されるものである。
このマルチターミナルゲーム装置のゲーム制御装置90は、総ての調光スクリーン50-iから成るパノラマスクリーン上に、統一された一つの動画を映写し、様々なゲームを行なわせるものである。
各プレイヤは、各自のゲームターミナルを操作して、ゲームに参加する。
而して、ここで、ゲームターミナル装置10−1ないし10-4は、それぞれタッチパネル型液晶モニタ12-1〜12-4、料金徴収装置14-1ないし、14-4、メダルベンダー16-1ないし16-4の外、ローカルゲーム制御装置18-1ないし18-4及びゲーム選択装置19-1ないし19-4を有する。
このようなローカルゲームの一例として、図4には、ゲームターミナルのタッチパネル型液晶モニタに表示されるポーカーゲームの一画面が示されており、図5には同じくスロットゲームの一画面が示されている。
更に又、本発明に係るマルチターミナルゲーム装置は、中央ゲーム制御回路によるメインゲームの外、各ゲームターミナル装置に設けたローカルゲーム制御装置により行われるローカルゲームをプレイできるよう構成されてものであれば良い。
尚、このローカルゲーム制御装置の実装場所は、必ずしも各ゲームターミナル装置に限定されるものでなく、他の場所、例えば中央ゲーム制御装置の回路基板などに付設することも可能である。要するに、ローカルゲーム制御装置は、各ゲームターミナル装置に設けたゲーム入力装置からの信号に応動し、中央ゲーム制御装置とは別異に設けられたゲーム制御装置に記録されたローカルゲームプログラムに従ってゲームを進展させ得るものであれば良く、その実装場所は特に限定されるものではない。
又更に、複数プレイヤ用のマルチターミナルゲーム装置でなく、1名用のゲーム装置であっても良い。
そのため、本発明を実施すれば、産業上多大の利益が得られる。
12、12-1〜12-6 タッチパネル型液晶モニタ
14、14-1〜14-6 料金徴収装置
16、16-1〜16-6 メダルベンダー
18、18-1〜18-4 ローカルゲーム制御装置
19、19-1〜19-4 ゲーム選択装置
20 抽選機 メインゲーム装置
30 スピーカ内蔵支柱
40 天板
50、50-1〜50-6 調光スクリーン
60 回転式プロジェクタ
70 行灯
80 基台
90 中央ゲーム制御回路、CPU
100 メインゲーム機
101 使用権管理回路
Claims (4)
- それぞれ異なったプレイヤにより操作される複数のゲームターミナル装置(10-i、i=1〜6)と、それらのゲームターミナル装置(10-i、i=1〜6)に共有されるメインゲーム機(20)と、それらを制御する中央ゲーム制御装置(90)とを具備するマルチターミナルゲーム装置において、
各ゲームターミナル装置(10-i)は、メインゲーム機(20)を設けたゲームフィールドの周囲に配置されており、かつ、それぞれ、プレイやにより操作されるゲーム用入力装置及びゲームの進展が表示されるモニタ(12-i)を具備し、
各ゲームターミナル装置(10-i)が、それぞれゲームプログラムを記憶し、そのゲームプログラムに従いかつゲーム入力装置からのゲーム信号に応動してゲーム演算を行いゲームを進行させ、そのゲームの進展状況をモニタに表示するローカルゲーム制御装置(18-i)、及び、中央ゲーム制御装置(90)によるゲームと、ローカルゲーム制御装置(18-i)によるゲームとを随時選択し得るゲーム選択装置(19-i) を具備したことを特徴とする、上記のマルチターミナルゲーム装置。 - プレイヤのゲーム入力装置の操作に応じて、ターミナルゲーム装置(10-i)が、中央ゲーム制御装置(90)から所望のゲームプログラムをダウンロードし得る請求項1に記載のマルチターミナルゲーム装置。
- ターミナルゲーム装置(10-i)が、ゲームプログラムを記録した外部メモリの受入装置を具備する請求項1に記載のマルチターミナルゲーム装置。
- 各ゲームターミナル装置(10-i)のモニタが、ゲーム入力装置を兼ねたタッチパネル型液晶モニタ(12-i)である、請求項1ないし3のいずれか1に記載のマルチターミナルゲーム装置。
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JP2004235701A JP2005095598A (ja) | 2003-08-27 | 2004-08-13 | マルチターミナルゲーム装置 |
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US9881445B2 (en) | 2010-05-27 | 2018-01-30 | Aristocrat Technology Australia Pty Limited | Gaming machine and a method of gaming |
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2004
- 2004-08-13 JP JP2004235701A patent/JP2005095598A/ja active Pending
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JP2007098032A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Sega Corp | ゲーム装置 |
JP4635815B2 (ja) * | 2005-10-07 | 2011-02-23 | 株式会社セガ | ゲーム装置 |
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