JP2005095149A - 捕集器、捕集器のケース - Google Patents

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Abstract

【課題】 屋内、特に家庭内での使用に適し、小型で、可搬性、使用性にも優れる吸血性昆虫の捕集器を提供することを目的とする。
【解決手段】 蚊捕集器具10のケース11内に、プレート状の誘引部材14、捕集部材15を対向配置し、ケース11には、誘引部材14、捕集部材15間に形成された空間Sに連通する開口部12を設けるようにした。また、誘引部材14、捕集部材15は、カートリッジ式として、適宜交換が可能であるようにした。さらに、ヒータパネル20により、ケース11内の温度を、例えば35〜38℃といった温度に維持することもできる。また、蚊捕集器具10を、支持脚30等により、開口部12が下向きとなるように設置するのも好ましい。
【選択図】図2

Description

本発明は、蚊等の吸血性昆虫を捕集する捕集器等に関する。
人間等の血液を吸う吸血性の昆虫である蚊は、刺した箇所に炎症を生じさせるだけでなく、マラリアやウエストナイルウィルス脳炎等の伝染病を媒介する可能性があるのは周知のとおりであり、このような蚊を駆除するため、各種の駆除剤、駆除装置等が広く提供されている。
例えば、駆除剤としては、いわゆる蚊取り線香、電子蚊取り器、スプレー式の殺虫剤があり、これらはいずれも、DEET(N,N−ジエチル−m−トルアミド)等の蚊忌避剤を用いている。
しかしながら、乳児がいる家庭や、化学薬品に対するアレルギー等を有する場合等、蚊忌避剤、つまり薬品を使用することに不安や抵抗を抱く人も多い。
蚊忌避剤に頼らず、蚊を駆除するには、人の体温に近い熱や炭酸ガス等に蚊が誘引される、という性質を利用したものがある(例えば、特許文献1、2、3参照。)。
例えば、特許文献1に記載された技術は、炭酸ガスと温熱により蚊を誘引し、電撃により蚊を殺すものである。また、特許文献2、3に記載された技術は、炭酸ガスや温熱により蚊を誘引し、粘着テープに蚊を捕集するものである。
特開平11−346628号公報 特開平10−229801号公報 特開平6−46号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような、電撃により蚊を殺すような方式は、高電圧を用いること、また蚊を捕らえた時に電撃音が生じるため、屋内、特に家庭内での使用には不向きである。
また、特許文献2、3に記載されたような技術も、家庭内での使用を想定したものではない。特許文献2に記載された技術では、炭酸ガス発生源として、炭酸ガスボンベを用いているからである。もちろん、炭酸ガスボンベを小型化することも考えられるが、そのような構成としたとしても、装置を家庭内での可搬性に優れるサイズ、例えば現状の電子蚊取り器と同等のサイズ、あるいはいわゆる手の平サイズとするのは困難である。
一方、特許文献3に記載された技術は、炭酸ガス発生源として水に浸すと炭酸ガスを発生する発泡性錠剤を用い、また温熱源としてカイロを用いる等、開示された実施例も実験レベルに過ぎず、また実際に使用するにも、床面上に伏せた状態で設置しなければならない等、設置方法に限定があるため、実際に製品化できるような構成ではない。
さらに、粘着剤に捕集された蚊が露出しているため、視覚的に嫌悪感を抱きやすく、この点においても室内での使用には不向きである。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、屋内、特に家庭内での使用に適し、小型で、可搬性、使用性にも優れる吸血性昆虫の捕集器を提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、蚊等の吸血性昆虫の捕集器であって、捕集器の外殻をなし、可搬性を有するケースと、このケースに設けられ、吸血性昆虫を誘引する誘引部と、ケースに形成され、誘引部によって誘引された吸血性昆虫をケース内に導く通路と、ケース内に収められ、ケース内に導かれた吸血性昆虫を捕集するプレート状の捕集部と、を備えている。これにより、誘引部によって誘引した蚊等の吸血性昆虫は、ケースの通路からケース内に入り、捕集部で捕集される。
このような捕集器において、ケースは、プレート状の捕集部の表面に略直交する方向の外形寸法が、捕集部の表面に沿った方向の外形寸法よりも小さく設定されている。つまりこれにより、この捕集器は、全体として薄型をなすことになる。
また、誘引部としては、吸血性昆虫を誘引するための誘引源はいかなるものを用いてもよく、交換が不要な誘引源を誘引部として用いる場合には誘引部をプレート状とする必要はないが、交換が必要な誘引源を採用する場合は、捕集部だけでなく誘引部もプレート状とし、ケース内にて、捕集部と略平行に対向配置することもできる。この、捕集部についても、吸血性昆虫を捕集できるのであれば、例えば電撃式等も採用可能ではあるが、家庭内等で使用するには、粘着剤による捕集方式が好適である。
捕集部および誘引部は、着脱可能なカートリッジ式とすれば、維持管理が容易である。誘引部は、必ずしも交換が必要でない方式も採用可能であることから、少なくとも捕集部(つまり、捕集部のみをカートリッジ式とした場合には捕集部のみ、捕集部と誘引部の双方をカートリッジ式とした場合には双方)が、ケースに対して着脱可能なカートリッジ式である必要がある。ここで、捕集部および誘引部のうち少なくとも捕集部を着脱するため、ケースに開口等の着脱部を形成するのが好ましい。また、ケースを開閉式とし、捕集部や誘引部を着脱する際にはケースを開くような構成とすることも可能である。
誘引部としては、吸血性昆虫を誘引するための誘引源はいかなるものを用いてもよいが、蚊忌避剤を用いないようにするため、炭酸ガスを発生させる方式が好ましい。炭酸ガスを発生させるには、大気と接触することで炭酸ガスを発生するアスコルビン酸を含む誘引剤を用いるのが好ましい。
また、この場合、ケースに、誘引部で発生した炭酸ガスをケース外に放散させる穴、開口等の放散部を形成する。この捕集器は、放散部を下方に向けた状態で使用するのが好ましい。このため、放散部を下方に向けた状態でケースを支持する支持脚をさらに備えることもできる。放散部を下方に向けると、大気よりも比重が重い炭酸ガスを、ケース外に自然に流出させて放散させることができる。また、この状態では、ケース内の捕集部材は、ほぼ鉛直面を形成することになる。蚊等の吸血性昆虫は、壁等の鉛直面に留まりやすいという習性もあると言われており、捕集条件を整えることができる。
また、誘引部で、吸血性昆虫を誘引するため炭酸ガスをケース内で発生する場合、ケースに、上方に開口した開口部を形成するのも有効である。この場合、大気よりも比重が重い炭酸ガスが不必要にケース外に流出してしまうのを防ぎ、ケース内の炭酸ガス濃度を高く維持できる。
捕集器に形成される、吸血性昆虫の通路、カートリッジ式の捕集部や誘引部を交換するための着脱部、それに炭酸ガスの放散部は、ケースに一つ以上の開口部を形成し、この開口部で通路、着脱部、放散部としての機能を担わせることも可能である。
また、ケースの一部にこれら通路、着脱部、放散部としての開口部を形成することで、捕集部に捕集された吸血性昆虫を外部から見えにくくすることも可能である。
本発明は、捕集器の外殻をなしたケースと、ケース内に収められ、炭酸ガスを発生するプレート状のガス発生部と、ケース内にて、ガス発生部と略平行な状態で対向配置され、吸血性昆虫を捕集するプレート状の捕集部と、ケースにて対向配置されたガス発生部と捕集部の間の空間に連通するよう、ケースに開口した通路と、を備えることを特徴とすることもできる。ここで、捕集器を使用する状態において、通路がケースの上方に位置するよう形成するのが好ましい。
本発明では、ケースの形状や寸法については何ら限定するものではないが、この場合も、ケースは、ガス発生部および捕集部の表面に略平行な方向の外形寸法に対し、ガス発生部および捕集部の表面に略直交する方向の外形寸法を小さく設定することで、薄型とすることができる。
また、ガス発生部および捕集部を、ケースに対し着脱自在に支持し、交換可能とすることもできる。この場合、ガス発生部および捕集部は、交換の際に通路を介してケース内に挿抜可能とすることもできる。これにより、ケースに形成する開口部を最小限とすることができる。
この他、ケース内の雰囲気を所定温度領域に維持するヒータを捕集器にさらに備えることもできる。これにより、吸血性昆虫の誘引作用を、一層高めることができる。ヒータを備える場合、ケースが、断熱性を有するのが好ましい。これにより、ヒータで発生した熱は、通路のみを介し、外部に伝播するため、吸血性昆虫を通路に確実に誘引できる。なお、ケースに断熱性を持たせるには、ケース自体を断熱性を有する材料で形成しても良いし、ケースの内面あるいは外面を断熱性材料で覆うようにしても良い。
本発明は、吸血性昆虫の捕集器のケースとして捉えることもできる。この場合、この捕集器のケースは、捕集器の外殻をなすケースと、ケース内に、炭酸ガスを発生するプレート状のガス発生部材、および吸血性昆虫を捕集するプレート状の捕集部材を略平行な状態で対向させ、かつ、ガス発生部材および捕集部材を交換可能な状態で保持する保持部を備える。さらに、ケースの外部と、保持部に保持されるガス発生部材と捕集部材の間の空間とを連通するよう、ケースに形成された通路を備えることを特徴とする。
このようなケースには、ケース内の雰囲気を所定温度領域に維持するヒータをさらに備えることもできる。ここで、ケース内の雰囲気を所定温度領域に維持するには、ヒータとサーモスタットや温度センサを組み合わせ、制御回路によりヒータの作動を制御するのが好ましい。
本発明によれば、誘引部やガス発生部によってケース内に誘引した蚊等の吸血性昆虫を、捕集部で捕集することができる。そして、誘引部やガス発生部で吸血性昆虫を誘引するために炭酸ガスを発生させた場合、発生した炭酸ガスは、ケースの放散部や通路からケース外に流出するため、無闇に放散してしまうこともなく、ガスの消費率(消費量)を抑えたうえで、効率良く吸血性昆虫を誘引・捕集できる。
このとき、誘引部やガス発生部、捕集部をプレート状とし、これらの間に細長い空間を形成することで、習性的に蚊が好むと言われている条件を整えることができる。
また、捕集器を、支持脚等により、炭酸ガスを放散する放散部や通路が下向きとなるように設置することで、自然に炭酸ガスを放散させることができ、蚊の捕集条件を好ましいものにすることができる。
加えて、ケースによって、捕集された蚊が外部から見えにくくなるため、室内等に蚊捕集器を設置しても、視覚的に嫌悪感を抱かせることもない。
そして、このような蚊捕集器具は、薄型で、小型・軽量とすることができ、室内や車内での利用に好適であり、また、使用場所や設置形態の限定も少なく、汎用性の高いものとすることができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1〜図3は、本実施の形態における蚊捕集器具(捕集器)10の構成を説明するための図である。
図1に示すように、蚊捕集器具10は、その外殻が、例えば樹脂、金属等からなるケース11によって形成されている。このケース11は、例えば四角形状(他に、多角形状や円形状等でも良い)の面11a、11bを有している。面11a、11b間にて、面11aと面11bの外周縁に沿って、面11a、11bにほぼ直交する面11c、11d、11e、11fが形成され、これによってケース11は全体として六面体をなしている。
また、ケース11は、互いに対向する面11a、11bの外形寸法(捕集部の表面に沿った方向の外形寸法)X、Yに対し、面11a、11b間の距離、すなわちケース11の厚さ(捕集部の表面に略直交する方向の外形寸法)Tが十分に小さく設定されている。つまり、このケース11は、全体として薄型をなしている。また、このケース11は、外表面を、蚊が好む濃色、特に黒色とすることもできる。逆に、無用に蚊がケース11に着地するのを防ぐため、黒色以外とすることもある。
面11aと面11bを繋ぐ一つの面11cには、開口部(通路、着脱部、放散部)12が形成されている。この開口部12は、図1に示したような、一方向に長い長方形状(スリット状)の他、適宜形状を有した複数の穴によって構成することもできる。
図2に示すように、ケース11の内部には、空間13が形成され、この空間13には、蚊を誘引する誘引部材(誘引部、ガス発生部)14と、誘引した蚊を捕集(捕捉)するための捕集部材(捕集部)15とが収められている。
誘引部材14は、全体として矩形のプレート状で、蚊を誘引するための炭酸ガスを発生する。これには、例えば、アスコルビン酸塩(アスコルビン酸ナトリウム等)が大気と接触し酸化反応して炭酸ガスを発生したり、炭酸水素ナトリウムとクエン酸が水と接触することで炭酸ガスを発生する現象を利用できる。例えば、誘引部材14として、アスコルビン酸塩の錠剤、顆粒剤、粉末剤等を誘引剤とし、通気性を有した容器あるいは袋に内包させた構成が採用できる。この場合、アスコルビン酸塩を内包した容器あるいは袋の外周部を矩形状とすることで、誘引部材14を全体として薄型のプレート状とすることができる。
捕集部材15も、全体として矩形のプレート状で、その一面側の表面15aに、粘着剤が塗布されることで粘着剤面16が形成されている。
このような誘引部材14と捕集部材15は、ケース11内において、互いに対向する面11a、11bと略平行に位置し、開口部12の両側で所定の間隔を隔てた状態で互いに対面するよう保持されている。これにより、誘引部材14と捕集部材15の間には、細長い空間Sが開口部12からケース11の奥に向けて連続するよう形成されている。このため、図2、図3に示すように、ケース11の内部には、誘引部材14と捕集部材15を、それぞれその両側端部で保持するため、開口部12が形成された面11cに直交して延在する二本一対のガイドレール(保持部)17a、17b、18a、18bが設けられている。
誘引部材14、捕集部材15は、ガイドレール17a、17b、18a、18bに沿ってスライド可能となっており、これによって誘引部材14、捕集部材15は、ケース11に対し、開口部12から挿抜することで着脱可能となっている。つまり、誘引部材14、捕集部材15は、それぞれカートリッジ式となっているのである。
また、ケース11内には、ガイドレール17a、17bに保持された状態の誘引部材14に対し、その背面側に位置するヒータパネル(ヒータ)20が備えられている。さらに、ヒータパネル20の他に、ケース11内の温度を検出するための温度センサと、この温度センサで検出した温度に基づきヒータパネル20をON/OFFする制御回路と、をケース11に備えることもできる。この場合、温度センサで検出したケース11内の温度に基づき制御回路でヒータパネル20をON/OFFすることで、ケース11の内部を、例えば35〜38℃の所定温度に加熱・維持することができる。なお、このようなヒータパネル20、温度センサ、制御回路等は、電池あるいは交流電源を電源として用いることができる。
さて、このような蚊捕集器具10は、ケース11を、床面や、テーブル等の台上に、横に寝かせて設置することもできるが、図2に示したように、ケース11に例えば支持脚30を取り付け、この支持脚30により、ケース11の開口部12が下向きとなるように設置することもできる。
また、床面や、テーブル等の台上に、開口部12が上向きとなるように、蚊捕集器部10を立てた状態で設置することもできる。
このような蚊捕集器具10では、誘引部材14から炭酸ガスを発生させると、発生した炭酸ガスは、開口部12からケース11外に流出する。この炭酸ガスに蚊が誘引され、ケース11に近づいてくる。さらにこの蚊が、開口部12から、より炭酸ガス濃度の高いケース11内に入り、その奥に位置する誘引部材14、捕集部材15間の空間Sに入り込む。そして、空間Sに入り込んだ蚊が、一方の側の捕集部材15の粘着剤面16に留まったり接触したりすることで、蚊が捕集されるようになっている。
このとき、プレート状の誘引部材14、捕集部材15間に形成された空間Sは、細長く(狭い)、しかも外光が届きにくいためケース11外に比較して薄暗く、習性的に蚊が好むと言われている条件が整っている。さらに、ヒータパネル20により、ケース11内の温度を、例えば35〜38℃といった温度にしておくことで、さらに条件は整うことになる。
加えて、誘引部材14で発生した炭酸ガスは、ケース11に覆われていることで開口部12からしかケース11外に放散せず、したがって開口部12の近傍を局所的に炭酸ガス濃度が高い領域とすることができ、これによって蚊が炭酸ガスを感知しやすく、ケース11内に誘引することができる。
さらに、蚊捕集器具10を、支持脚30等により、開口部12が下向きとなるように設置すると、誘引部材14から発生し、大気よりも比重が重い炭酸ガスは、自然と開口部12からケース11外に流出していき、自然に炭酸ガスを放散させることができる。また、開口部12が下向きとなるように設置した状態では、ケース11内の捕集部材15は、ほぼ鉛直面を形成することになる。蚊は、壁等の鉛直面に留まりやすいという習性もあると言われており、この点においても蚊の捕集条件を好ましいものにすることができる。
加えて、ケース11によって、捕集部材15で捕集した蚊が外部に露出しないため、室内等に蚊捕集器具10を設置しても、視覚的に嫌悪感を抱かせることもない。
また、誘引部材14、捕集部材15は、誘引部材14での炭酸ガスの発生量、捕集部材15での蚊の捕集量等に応じ、開口部12から適宜交換することができる。このように、誘引部材14、捕集部材15をカートリッジ式とすることで、蚊捕集器具10のユーザによる維持・管理が容易であり、また誘引部材14、捕集部材15のみを購入すればよいので、維持コストを抑えることができる。
このような蚊捕集器具10は、薄型で、小型・軽量とすることができ、室内や車内での利用に好適であり、また、使用場所や設置形態の限定も少なく、汎用性が高いものとすることができる。
図4に示すものは、本発明の他の形態を示すものである。
図4に示すように、蚊捕集器具(捕集器)40は、上記蚊捕集器具10と同様、全体として薄型の箱状をなしている。蚊捕集器具40の外殻を形成するケース41は、その一面41aに開口部(通路、着脱部、放散部)42を有している。この蚊捕集器具40は、開口部42を上方に向けた状態で設置して使用するのが好ましい。
ケース41の内部には、開口部42を上方に向けた状態でケース41の上下方向を結ぶ面に沿って配置された通気板43、44が設けられている。通気板43、44は、例えば、メッシュ状の板体や網体、あるいは多孔質体で形成することができ、気体を一方の面から他方の面に透過させつつ、蚊を通過させない程度の大きさの開口を多数有する。
これら通気板43、44は、開口部42に臨まない位置において、その全周がケース41に固定されている。また、通気板43、44は、互いに間隔を隔てて配置されている。
これら通気板43、44の間には、誘引部材(誘引部、ガス発生部)45が収容されるようになっている。この誘引部材45は、上記誘引部材14と同様、例えば、アスコルビン酸塩(アスコルビン酸ナトリウム等)が大気と接触し酸化反応して炭酸ガスを発生したり、炭酸水素ナトリウムとクエン酸が水と接触することで炭酸ガスを発生する現象を利用することで、蚊を誘引するための炭酸ガスを発生するものである。このような誘引部材45も、上記誘引部材14と同様、アスコルビン酸塩の錠剤、顆粒剤、粉末剤等を誘引剤とし、通気性を有した容器あるいは袋に内包させた構成が採用でき、さらに、アスコルビン酸塩を内包した容器あるいは袋の外周部を矩形状とすることで、誘引部材45を全体として薄型のプレート状とすることができる。
この誘引部材45を適宜タイミングで交換可能とするため、ケース41の一部を開閉可能とするのが好ましい。
通気板44には、ヒータパネル(ヒータ)50が取り付けられている。このヒータパネル50についても、上記のヒータパネル20と同様、他に、ケース41内の温度を検出するための温度センサと、この温度センサで検出した温度に基づきヒータパネル50をON/OFFする制御回路と、を備えることもできる。
そして、ケース41には、通気板43と対向した位置に、捕集部材(捕集部)46が備えられている。この捕集部材46は、上記捕集部材15と同様、プレート状で、その一面側に粘着剤面47が形成されている。この捕集部材46も、交換が可能となるよう、ケース41に対し挿抜可能とするのが好ましい。
このような蚊捕集器具40では、誘引部材45から炭酸ガスを発生させると、発生した炭酸ガスは、開口部42からケース41外に流出する。この炭酸ガスに蚊が誘引され、ケース41に近づいてくる。さらにこの蚊が、開口部42から、より炭酸ガス濃度の高いケース41内に入り、捕集部材46の粘着剤面47に留まったり接触したりすることで、蚊が捕集されるようになっている。
さて、蚊捕集器具40には、炭酸ガスの流出口となる開口部42を除き、ヒータパネル50で発する熱が外部に伝わらないよう、つまりケース41が断熱性を有するよう、ケース41を、発泡スチロール等、断熱性を有した材料からなる断熱部材48で覆うのが好ましい。もちろん、ケース41自体を断熱性を有した材料で形成しても良い。
このような蚊捕集器具40においても、誘引部材45で炭酸ガスを発生させ、さらに、ヒータパネル50によってケース41内を、例えば35〜38℃といった温度にすることで、蚊をケース41内に誘引することができ、上記の蚊捕集器具10と同様の効果を得ることができる。
ここで、ケース41を、開口部42が上方に位置するようにして設置すると、大気よりも比重が重い炭酸ガスは、自然とケース41内に留まり、余剰分が開口部42から外部に流出していくようになる。これにより、ケース41内の炭酸ガス濃度が特に高くなり、蚊の誘引効果が高まる。同時に、炭酸ガスの必要量が少なくて済むという効果も期待できる。
さらに、断熱部材48でケース41を覆うことで、ヒータパネル50からの熱が開口部42のみから外部に伝わるため、これも蚊を開口部42からケース41内に誘引するのに有効である。
また、メッシュ状、あるいは多孔質体からなる通気板43、44により、蚊が侵入してくる空間と、誘引部材45、ヒータパネル50等を仕切ることができる。このような構造によれば、例えば、捕集された蚊を見ることなくユーザが誘引部材45を交換できる、等の効果が期待できる。
ここで、ケース11の有無によるアカイエカの捕集性能の違いを比較したのでその結果を示す。
(実施例1)
図1に示したのと同様、開口部12を有したケース11内に、誘引部材14、捕集部材15、ヒータパネル20をセットした構成の蚊捕集器具10を、容積4L(リットル)のアクリルケース内に入れた。
(比較例1)
誘引部材14、捕集部材15、ヒータパネル20を、ケース11に入れず、そのまま容積4L(リットル)のアクリルケース内に入れた。ここで、誘引部材14、捕集部材15、ヒータパネル20は、実施例1と同様の位置関係を維持するようにセットした。
そして、実施例1、比較例1とも、アクリルケースに、直径3cm、長さ10cmの管体の一端を接続し、この管体の他端に、アカイエカのメスが30匹入った吸虫管を接続した。
吸虫管の接続後、所定時間(60分)経過後に、捕集部材15に捕集されたアカイエカの数をカウントした。
その結果、実施例1のアクリルケース内には、60%(18匹)のアカイエカがケース11内の空間Sに進入し、捕集部材15により捕集された。これに対し、比較例1のアクリルケース内には、20%(6匹)しかアカイエカが捕集されておらず、これにより、ケース11を有した上記構成の蚊捕集器具10とすることで、蚊の捕集性能が飛躍的に高まっているのが明らかである。
続いて、図4に示したような、開口部42を上方に向けた蚊捕集器具40におけるアカイエカの捕集効果を確認したのでその結果を示す。
図4に示したのと同様、開口部42を有したケース41内に、通気板43、44、誘引部材45、捕集部材46、ヒータパネル50をセットした構成の蚊捕集器具40を用意した。ここで、ケース41を、断熱部材48として機能する発泡スチロール製のケースに入れた。
このような蚊捕集器具40を、容積4L(リットル)のアクリルケースの内壁面に取り付けた。このとき、開口部42が上方を向くようにした。
蚊捕集器具40が取り付けられた内壁面の対面側に、直径3cm、長さ10cmの管体の一端を接続した。
そして、この管体の他端に、アカイエカ100匹(メス70匹、オス30匹)が入った吸虫管を接続した。吸虫管の接続後、所定時間(60分)経過後に、捕集部材46に捕集されたアカイエカの数をカウントした。
その結果、蚊捕集器具40に、メスのアカイエカが48匹捕集されていた。これは、アカイエカ全体(100匹)に対しては48%であるが、メスのみで計算すると68.6%となる。
一般に、吸血行動を示す蚊は、交尾後のメスであるとされている。このように、開口部42を上方に向けた蚊捕集器具40では、吸血行動を示すメスのアカイエカを高い割合で捕集することができ、非常に高い性能を有していると言える。また、捕集されなかったメスのアカイエカは、未交尾状態、あるいは交尾から時間が経過したために吸血行動を示さず、蚊捕集器具40によって捕集されなかったのではないか、とも推測できる。
なお、上記実施の形態で蚊捕集器具10、40の具体的構成を例示したが、本発明の主旨を逸脱しない範囲内であれば、適宜他の構成に変更することが可能である。
例えば、上記実施の形態の蚊捕集器具10では、誘引部材14、捕集部材15を開口部12から挿抜する構成としたが、図5に示すように、ケース11を、一端11gを中心として開閉可能な構成とすることもできる。これにより、誘引部材14、捕集部材15の着脱を容易に行うことが可能となる。
また、開口部12をスリット状としたが、適宜形状の複数の孔とすることもできる。さらに、上記実施の形態では、開口部12が、炭酸ガスの放出口と、誘引部材14、捕集部材15の交換口とを兼ねる構成としたが、これらを別々に形成することも可能である。特にそのような場合は、開口部12の大きさを、放出する炭酸ガス量に応じて決めることもできる。
この他、誘引部材14、捕集部材15を着脱可能な構成としたが、誘引部材14、捕集部材15の固定構造等は、誘引部材14、捕集部材15の着脱が容易で、かつ確実に固定できる適宜構造を採用すればよい。
また、誘引部材14と、捕集部材15とをそれぞれ個別に着脱できる構造としたが、誘引部材14と捕集部材15が、所定間隔を隔てて相対向した状態で接続して一体化し、誘引部材14、捕集部材15を一体に交換できる構造とすることもできる。
同様に、蚊捕集器具40についても、上記と同様の構成を適用できる。
上記実施の形態では、ヒータパネル20、50を備える構成としたが、このヒータパネル20、50自体は、必ずしも必須の構成ではなく、炭酸ガスを放出する誘引部材14のみでも蚊の捕集効果は存在する。しかし、蚊の捕集効果を高めるには、ヒータパネル20、50等、他の誘引部を兼ね備えるのが好ましい。なお、ヒータパネル20、50を省略した構成とする場合、その制御回路や電源は不要となり、蚊捕集器具10、40の可搬性を一層向上させることもできる。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
本実施の形態における蚊捕集器具の外観を示す斜視図である。 蚊捕集器具の側断面図である。 蚊捕集器具における捕集部材、誘引部材の支持構造の一例を示す斜視図である。 蚊捕集器具の他の例を示す側断面図である。 ケースの他の例を示す斜視図である。
符号の説明
10、40…蚊捕集器具(捕集器)、11、41…ケース、12、42…開口部(通路、着脱部、放散部)、14、45…誘引部材(誘引部、ガス発生部)、15、46…捕集部材(捕集部)、16、47…粘着剤面、17a、17b、18a、18c…ガイドレール(保持部)、20、50…ヒータパネル(ヒータ)、30…支持脚、S…空間、X、Y…外形寸法(捕集部の表面に沿った方向の外形寸法)、T…厚さ(捕集部の表面に略直交する方向の外形寸法)

Claims (18)

  1. 吸血性昆虫の捕集器であって、
    前記捕集器の外殻をなし、可搬性を有するケースと、
    前記ケースに設けられ、前記吸血性昆虫を誘引する誘引部と、
    前記ケースに設けられ、前記誘引部によって誘引された前記吸血性昆虫を前記ケース内に導く通路と、
    前記ケース内に設けられ、当該ケース内に導かれた前記吸血性昆虫を捕集するプレート状の捕集部と、を備え、
    前記ケースは、プレート状の前記捕集部の表面に略直交する方向の外形寸法が、前記捕集部の表面に沿った方向の外形寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする捕集器。
  2. 前記誘引部は、プレート状で、前記ケース内にて、前記捕集部と略平行に対向配置されていることを特徴とする請求項1に記載の捕集器。
  3. 前記捕集部および前記誘引部は、少なくとも前記捕集部が前記ケースに対して着脱可能なカートリッジ式とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の捕集器。
  4. 前記ケースは、前記捕集部および前記誘引部のうち、カートリッジ式とされた少なくとも前記捕集部を着脱するための着脱部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の捕集器。
  5. 前記誘引部は、前記吸血性昆虫を誘引するため炭酸ガスを発生し、
    前記ケースに、前記誘引部で発生した炭酸ガスを前記ケース外に放散させる放散部が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の捕集器。
  6. 前記誘引部は、大気と接触することで炭酸ガスを発生するアスコルビン酸を含む誘引剤を備えることを特徴とする請求項5に記載の捕集器。
  7. 前記捕集器は、前記放散部を下方に向けた状態で使用されることを特徴とする請求項5または6に記載の捕集器。
  8. 前記ケースを、前記放散部を下方に向けた状態で支持する支持脚をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の捕集器。
  9. 前記誘引部は、前記吸血性昆虫を誘引するため炭酸ガスを前記ケース内で発生し、
    前記ケースには、上方に開口した開口部が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の捕集器。
  10. 吸血性昆虫の捕集器であって、
    前記捕集器の外殻をなすケースと、
    前記ケース内に収められ、炭酸ガスを発生するプレート状のガス発生部と、
    前記ケース内にて、前記ガス発生部と略平行な状態で対向配置され、前記吸血性昆虫を捕集するプレート状の捕集部と、
    前記ケースの外部と、当該ケース内で対向配置された前記ガス発生部と前記捕集部の間の空間とを連通するよう、前記ケースに形成された通路と、
    を備えることを特徴とする捕集器。
  11. 前記ケースは、前記ガス発生部および前記捕集部の表面に略平行な方向の外形寸法に対し、前記ガス発生部および前記捕集部の表面に略直交する方向の外形寸法が小さく設定されていることを特徴とする請求項10に記載の捕集器。
  12. 前記ガス発生部および前記捕集部は、前記ケースに対し着脱自在に支持され、交換可能であることを特徴とする請求項10または11に記載の捕集器。
  13. 前記ガス発生部および前記捕集部は、交換の際に前記通路を介して前記ケース内に挿抜可能であることを特徴とする請求項12に記載の捕集器。
  14. 前記ケース内の雰囲気を所定温度領域に維持するヒータをさらに備えることを特徴とする請求項10から13のいずれかに記載の捕集器。
  15. 前記ケースは、断熱性を有することを特徴とする請求項14に記載の捕集器。
  16. 前記通路は、使用状態において前記ケースの上方に位置するよう形成されていることを特徴とする請求項10から15のいずれかに記載の捕集器。
  17. 吸血性昆虫の捕集器のケースであって、
    前記捕集器の外殻をなすケースと、
    前記ケース内に、炭酸ガスを発生するプレート状のガス発生部材、および前記吸血性昆虫を捕集するプレート状の捕集部材を略平行な状態で対向させ、かつ、前記ガス発生部材および前記捕集部材を交換可能な状態で保持する保持部と、
    前記ケースの外部と、前記保持部に保持される前記ガス発生部材と前記捕集部材の間の空間とを連通するよう、前記ケースに形成された通路と、
    を備えることを特徴とする捕集器のケース。
  18. 前記ケース内の雰囲気を所定温度領域に維持するヒータをさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の捕集器のケース。
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