JP2005094524A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】拡張予約コピーの際、「試しコピー」により仕上がりを確認した結果、進行中のコピージョブを中断させることなく、設定の変更や、やり直しをすることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は原稿の読み取りと印刷からなる画像形成動作を制御する画像形成制御部と、第1の画像形成動作における原稿読み取りを終了して印刷の実行中に、第2の画像形成動作の画像形成条件の設定と実行を予約する先行予約手段と、テスト印刷の指示を行う先行テスト印刷指示手段と、を有し、先行予約手段によって第2の画像形成動作が予約されると、第2の画像形成動作における読み取り動作を先行して行うと共に、さらに、先行テスト印刷指示手段によってテスト印刷を指示された場合、現行印刷中断手段によって、第1の画像形成動作における印刷動作をいったん中断し、先行テスト印刷実行手段によって第2の画像形成動作におけるテスト印刷を実行する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、拡張予約コピーの際にも「試しコピー」をすることにより、最初のセットで仕上がりを確認した結果、ユーザーの所望のそれと隔たりがあった場合でも、ユーザーは進行中のコピージョブをいったん中断させることなく、設定の変更や、やり直しをすることができる画像形成装置に関するものである。
デジタル複写機等の画像形成装置の特徴を利用した機能の一つが、いまではもうすっかり一般的になった電子ソート機能であり、また、さらにこの特長を最大限に引き出したのが、いわゆる「拡張予約コピー機能」(または単に「予約コピー機能」)である。
拡張予約コピー機能は、電子ソートでは原稿の読み取りが1回だけで良いことを利用し、複製画像の形成工程中につぎの原稿画像の読み取りを許可する機能である。予約コピーそのもの、およびその改良型の発明は、特開平09−185293号公報などをはじめとして数多く提案されている。
一方で、電子ソートが一部ずつ印刷セットを生産できるところに着目して、その仕上がりが事前に確認できるようにした機能が、いわゆる「試しコピー」機能である。この機能は、「試しコピー」コピーボタンを押下すると、ユーザーがその時点で設定した内容で1部だけコピー動作を行い、この後ユーザーに設定の変更等を許可する機能であり、特開2000−276011公報等の発明が見られる。「試しコピー」機能を使えば、あらかじめコピー画像の仕上がりを確認できるので、いろいろな無駄を省くことが可能であるが、問題はこの機能が「拡張予約コピー」の時には使えないことである。
本来、予約を複数入れることができ、それにより操作性が格段に改善されたデジタル複写機であるが、この拡張予約コピー時に、仕上がりを確認するまでに時間を要することを避ける何らかの工夫がされるべきであった。しかし、この点の改善策について提案したものは見当たらない。
なお、先行技術としては、特開平09−185293号公報(プリント動作の実行中に原稿がセットされてスタートキーが操作されると、実行中のプリント動作を中断してそのデータを保存し、その後、セット原稿のプリント動作を開始する。そのプリント動作の終了後には、中断したプリント動作を保存したデータに基づいて再開する)、特開2000−276011公報(原稿をセットし操作表示部でコピー部数、拡大縮小、ステープル等の処理条件の設定入力を行うと共に、出力希望時刻を入力し、設定内容はRAMに記憶される。試しコピーキーを押すと原稿がスキャナで読み取られ画像蓄積され、前記設定内容関連付け記憶され、これをプリンタで1部試しコピーし記憶された設定内容が使用者の希望に沿っているかをチェックする。その他、重複予約のコピー処理及び予約コピーへの通常コピーの割り込みについて示される)等が挙げられる。
特開平09−185293号公報 特開2000−276011公報
デジタル複写機が従来のアナログ複写機に比較して優れている点は数多くあるが、中でも特徴的なのは原稿画像を電子データとしてハンドリングできることによる、操作性の向上といえる。
アナログ複写機は、原稿画像を読み取った光学信号を、直接作像装置上へ機械的に導き、電子写真プロセスの原理を使って転写紙上に複製画像を生成するため、転写紙上に複製画像を形成する工程と原稿画像を読み取る工程が物理的に同時に行われる必要がある。
一方でデジタル複写機は、読み取った原稿画像の光学信号をいったん画像信号に変換し、電子ファイルの形で画像データとして扱い、その編集作業を行った後、再び光学信号に変換してレーザー光学系等を使った電子写真プロセスにより、転写紙上に複製画像を得るという方式を採る。
そのため、転写紙上に複製画像を形成する工程と原稿画像を読み取る工程が物理的に同時に行われる必要はまったくなく、しかもいちど原稿画像を読み取って画像データの形に変換してしまいさえすれば、後はその画像データをハンドリングすれば良いので、加工/再利用ならびに転写紙への画像複製工程が原稿画像の読み取りとは独立に、しかも何度でも自在に行える、という特徴がある。言い換えれば、原稿画像の読み取り工程ははじめの1回だけで良い。
この特徴を利用した機能の一つが、いわゆる電子ソート機能であり、また、さらにこの特長を最大限に引き出したのが、いわゆる「拡張予約コピー機能」(または単に「予約コピー機能」)である。拡張予約コピー機能は、電子ソートが前述のように原稿の読み取りが1回だけで良いことを利用し、複製画像の形成工程中につぎの原稿画像の読み取りを許可する機能である。この機能の特長は、2点にまとめられる。
すなわち、(1)原稿画像の読み取りが1回で済むため、原稿画像読み取りのための原稿駆動も1回で良く、原稿が傷まない。(2)前の複製画像形成工程の進行中につぎの原稿画像の読み取りが行えるため、待ち時間が少ない、ということである。
実際の複製画像の形成工程は、読み取り動作をしながら印刷するか、単独で印刷するかに関わらず、部数分の印刷は必ず行われるため、図5に示す如く、トータルの仕上がり時間が短くなることは期待できない。図5は、二人のユーザーが続けてコピーをとる場合の問題点の説明図である。
このように、拡張予約コピー機能によって複写機の操作性が著しく向上することは間違いないが、この機能には問題がまったくないというわけでもない。それは拡張予約コピーを使ってコピーをするユーザーにとって、原稿の仕上がりイメージをすぐに確認できないことである。つまり、「コピーを予約する」ということは、スキャンを先に済ませてしまうことで、これが操作性の向上につながっているわけであるが、実際にそのコピーが出てくるのは、現在実行している印刷動作が終ってから、ということになる。
通常、この機能を使うユーザーは、原稿のスキャンが終ると、原稿を持って自席に戻り、印刷が完了した頃にまた機械の前に舞い戻って、仕上がった複製画像のセットを手に取る、というのが一般的である。通常のコピー動作を行わせるときには、コピーが始まって出てきたはじめのセットで仕上がりを確認する。仕上がりに期待する内容は、もちろんユーザー自身の好みや、その時の状況に依存するが、だいたいはコピー画像の濃度、複写範囲、編集内容、仕上げ形態(両面印刷、ソート印刷、ステイプル処理、パンチ処理など)などが確認の対象となる。
最初のセットで仕上がりを確認した結果、ユーザーの所望のそれと隔たりがあった場合、ユーザーは進行中のコピージョブをいったん中断して、コピーの取り直しを実行することになる。いずれにせよ、中断が完了するまでにはユーザーは何枚かのコピーを無駄にすることになる。このような状況を改善するために設けられているのが「試しコピー」機能である。この機能は、「試しコピー」コピーボタンを押下すると、ユーザーがその時点で設定した内容で1部だけコピー動作を行う。アウトプットが得られた時点で、操作パネル上でユーザーに「このままの設定での凝りのコピーを続けても良いか否か」の問い合わせ画面が表示される。これに対し、ユーザーは「そのまま継続」か「設定を変更して取り直し」をすることを選択できる。「そのまま継続」を選択すればコピー動作が再開され、残りのセットが印刷される。一方、「設定を変更して取り直し」を選択すれば、元の操作画面に戻って設定変更待ちとなる。
このように、「試しコピー」機能を使えば、あらかじめコピー画像の仕上がりを確認できるので、いろいろな無駄を省くことが可能であるが、問題はこの機能が「拡張予約コピー」の時には使えないことである。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、その目的は、「拡張予約コピー」のケースでも「試しコピー」動作が可能となるなような制御を行い、ユーザーの操作性を飛躍的に向上させることができる画像形成装置を提供するところにある。
上述の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、原稿より画像を読み取る画像データ読み取り部、読み取った画像データを蓄積する画像データ蓄積部、画像データを印刷する画像印刷部、および画像形成動作を制御する画像形成制御部を有する画像形成装置であって、前記画像形成制御部が、原稿の読み取り動作と複製画像の印刷動作からなる画像形成動作を行う際、第1の画像形成動作における原稿読み取り動作が終了した後、印刷動作の実行中に、第2の画像形成動作の画像形成条件の設定と実行を予約する先行予約手段と、前記先行予約手段による予約がなされる際に、前記第2の画像形成におけるテスト印刷の指示を行う先行テスト印刷指示手段と、を有し、前記先行予約手段によって前記第2の画像形成動作が予約されると、前記第2の画像形成動作における読み取り動作を先行して行うと共に、さらに、前記先行テスト印刷指示手段によってテスト印刷を指示された場合、前記第1の画像形成動作における印刷動作をいったん中断する現行印刷中断手段と、前記中断の後、前記第2の画像形成動作におけるテスト印刷を実行する先行テスト印刷実行手段とを有することを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、請求項1の画像形成装置において、前記現行印刷中断手段は、前記第1の画像形成動作の画像形成条件、ならびに画像形成装置の物理的構成に基づいて、どのような中断をすべきかを判断する中断形態判定手段と、前記中断形態判定手段の結果に基づいて、中断のしかたを変更する中断方法切替手段とを有することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、請求項2の画像形成装置において、前記中断形態判定手段は、前記第1の画像形成動作と第2の画像形成動作の出力先が物理的に異なる場合か、あるいは、前記第1の画像形成動作がステイプル動作を伴わない印刷である時に、ただちに第1の印刷動作を中断し、上記の条件に合致しないときは、当該1セットの印刷を終ってから印刷動作を中断することを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、請求項3の画像形成装置において、前記中断形態判定手段の結果によらず、当該1セットの印刷を終ってから印刷動作を中断することを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、請求項1、2、3、4のいずれかの画像形成装置において、先行テスト印刷指示手段の有効/無効を切り替えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、拡張予約コピーの際にも「試しコピー」をすることにより、最初のセットで仕上がりを確認した結果、ユーザーの所望のそれと隔たりがあった場合でも、ユーザーは進行中のコピージョブをいったん中断させることなく、設定の変更や、やり直しをすることができる。
請求項2ならびに請求項3の発明によれば、ユーザーは可能なら先行印刷ジョブを直ちに停止して後発ジョブの仕上がり結果を確認できるし、ただちに停止してはまずいケースでも、切りの良いところまで印刷ジョブの印刷を終ってから、自分の仕上がり結果を確認することができる。いずれのケースでも、印刷が割込まれた先行印刷ジョブの結果に影響を及ぼすことがない。
請求項4の発明によれば、機械はいずれのケースでも切りの良いところまで印刷を行ってから中断するので、拡張予約をしたユーザーは、自分が行った「試しコピー」の結果が先行印刷ジョブに影響を与えているか、心配しなくても良い。
請求項5の発明によれば、拡張予約コピーで「試しコピー」を許可することによって、結果的に先行印刷ジョブのユーザーは自分の印刷完了が遅らされることになる。これをきらうユーザーの多いワークグループでは、この機能をサービス調整、またはユーザー自らの調整設定により、封印することも可能にする。
以下に添付の図を参照してこの発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明によるデジタル複写機(画像形成装置)の一実施形態の構成ブロック図である。
図1に示すように、このデジタル複写機(画像形成装置)は、原稿より画像を読み取る画像データ読み取り部1と、読み取った画像データを蓄積する画像データ蓄積部3と、画像データを印刷する画像印刷部4と、画像形成動作を制御する画像形成制御部2とを有している。
そして、前記画像形成制御部2は、原稿の読み取り動作と複製画像の印刷動作からなる画像形成動作を行う際、第1の画像形成動作における原稿読み取り動作が終了した後、印刷動作の実行中に、第2の画像形成動作の画像形成条件の設定と実行を予約する先行予約部5と、前記先行予約部5による予約がなされる際に、前記第2の画像形成におけるテスト印刷の指示を行う先行テスト印刷指示部6と、を有し、前記先行予約部5によって前記第2の画像形成動作が予約されると、前記第2の画像形成動作における読み取り動作を先行して行うようになっている。
また、前記画像形成制御部2は、さらに、前記先行テスト印刷指示部6によってテスト印刷を指示された場合、前記第1の画像形成動作における印刷動作をいったん中断する現行印刷中断部7と、前記中断の後、前記第2の画像形成動作におけるテスト印刷を実行する先行テスト印刷実行部8とを有している。
また、前記現行印刷中断部7は、前記第1の画像形成動作の画像形成条件、ならびに画像形成装置の物理的構成に基づいて、どのような中断をすべきかを判断する中断形態判定部7aと、前記中断形態判定部の結果に基づいて、中断のしかたを変更する中断方法切替部7bとを有している。
なお、上記画像データ読み取り部1と画像データ蓄積部3の構成については、一般的なものと同様であるので説明は省略するが、以下に説明する本発明の画像形成(コピー)動作を行う画像形成制御部2は、図2に示すようなROM12に記憶されたコピー動作制御プログラムに従って、RAM11を使用してCPU10によって達成される構成となっている。図2は、図1に示した画像形成制御部2の構成図である。
図3は、本発明によるデジタル複写機(画像形成装置)において二人のユーザーが続けてコピーをとる場合の実施形態の説明図である。
以下の説明では理解しやすさのため、毎分10枚の印刷が可能な(カラー)複写機械を例にとって、この機械で「拡張予約コピー」の問題をどのように解決するかについて述べる(図5参照)。
まず、本発明の実施形態を説明する前に、図5を参照して、この場合のコピー条件および従来の動作について説明する。
まず、図5に示すように、コピー条件として、この機械で、二人のユーザー(AさんとBさん)が続けて大量原稿・大量部数のコピーをとろうするケースを考える。Aさんが原稿10枚×10部=合計100枚の複写ジョブ(第1の画像形成動作)、つづけてBさんが20枚×5部=合計100枚の複写ジョブ(第2の画像形成動作)を実行したとする。
毎分10枚を印刷できる複写機であるから、それぞれが単独でコピーを行うと、図5の(1)(2)に示すように、双方とも所要時間は10分と考えて良い。ここで、簡単のために、スキャンとプリントを並行して実行しているはじめのセットの印刷についても、印刷単独動作と同様の生産性で動作できるものと仮定した。
Aさん、Bさんの順でコピーを行うと、何も工夫しない状況下では、図5の(3)に示すように、Bさんは、まずAさんのコピーが終るのを待ち、つづけて自分のコピー動作を開始して、自分のコピーが終るのを待つ、ということになる。その場合、Bさんは、Aさんのコピーが終るために何分間かを待たねばならないし(=「1次待ち時間」とでも呼ぶべき時間である)、自分のコピーが終るためにまた何分かを待たねばならない。
これに対して、図5の(4)に示すように、「拡張予約コピー」機能を使用すれば、少なくとも「1次待ち時間」については解消できる。ただ、ここでBさんが設定を間違えたり、Bさんが設定した内容ではBさんの所望のコピー結果が得られなかったりしても、その結果が出てくるのは、早くてもBさんのコピー出力が出始めるころであり、Bさんが「拡張予約コピー」のメリットを十分理解しているユーザーであった場合、むしろすべてのコピーが終った頃を見計らって機械の前に戻ってくるときに結果がわかる(図3の(5))、ということになりかねない。
そこで、本発明では、図3に示すように、以下のような制御を行う。
図3の(6)に示すように、Aさんの印刷ジョブが進行している間であっても、「試しコピー」を受け付けを許可しておく。すなわち、Bさんが「試しコピー」を実行した場合には、Aさんの印刷ジョブをいったん中断して、Bさんの印刷ジョブをまず1セットだけ出力する。出力した後は、操作パネル上でユーザー(Bさん)に「このままの設定で残りのコピーを続けても良いか否か」問い合わせる画面を表示する。これに対し、Bさんは「そのまま継続」か「設定を変更して取り直し」をすることを選択できる。「そのまま継続」が選択された場合は、中断していたAさんの印刷ジョブを再開し、残りのセットを印刷する。このとき、Aさんの印刷ジョブを完了したら、今度はBさんの印刷ジョブの残りのセットを印刷する。
なお、ここで、上記印刷ジョブの中断は、前記現行印刷中断部7によって、以下のように行われる。すなわち、前記第1の画像形成動作の画像形成条件、ならびに画像形成装置の物理的構成に基づいて、どのような中断をすべきかを中断形態判定部7aにより判断し、前記中断形態判定部7aの結果に基づいて、中断のしかたを中断方法切替部7bにより変更する。
また、ここで、前記中断形態判定部7aは、前記第1の画像形成動作と第2の画像形成動作の出力先が物理的に異なる場合か、あるいは、前記第1の画像形成動作がステイプル動作を伴わない印刷である時に、ただちに第1の印刷動作を中断し、上記の条件に合致しないときは、当該1セットの印刷を終ってから印刷動作を中断するようにしている。
一方、「設定を変更して取り直し」を選択すれば、元の操作画面に戻って設定変更待ちとなり、Bさんが所望の設定を行い、再び「試しコピー」ボタンを押下するのを待つ。「試しコピー」ボタン押下後の動作は、従前通りとなる。
上記実施形態の動作を図4のフローチャートに示す。図4は、本発明によるデジタル複写機(画像形成装置)において二人のユーザーが続けてコピーをとる場合の実施形態の動作フローチャートである。
すなわち、図4に示すように、スキャンと印刷とが並行動作状態(ステップ100)から、印刷単独状態となり(ステップ101)、予約キー操作待ち状態において(ステップ102)、予約キーが押されたか否かが判定され(ステップ103)、予約キーが押された場合、試しコピーキー押下待ちとなる(ステップ105)。なお、予約キーが押されない場合、タイムアウトが判定され(ステップ104)、上記ステップ102へ戻る。
次に、試しコピーキーが押されたか否かが判定され(ステップ106)、試しコピーキーが押された場合、先行印刷中断状態となり(ステップ108)、予約分の試し印刷となる(ステップ109)。なお、試しコピーキーが押されない場合、タイムアウトが判定され(ステップ107)、上記ステップ105へ戻る。
次に、設定変更および再スタート待ちとなり(ステップ110)、再スタートボタンが押されたか否かが判定され(ステップ111)、再スタートボタンが押されていない場合、設定変更されたか否かが判定され(ステップ112)、設定変更されていない場合、タイムアウトが判定され(ステップ113)、タイムアウトである場合、先行印刷を再開し(ステップ114)、予約分の印刷を再開する(ステップ115)。
なお、再スタートボタンが押されている場合、ステップ114へ移り、設定変更されている場合、ステップ109へ移り、タイムアウトでない場合、ステップ110へ移る。
また、ステップ107でタイムアウトの場合、先行印刷を再開する(ステップ116)。
この方式によれば、Bさんは自分がした設定ミス、または自分がした設定がコピー結果に思うように反映されないことがあっても、その仕上がりをすぐその場で確認できるため、予約コピーが終った頃に戻ってきて印刷結果を見て、自分の目論見と大きな隔たりがあることに気づき、失意のうちにコピーをとりなおしたりするような不幸な事態は避けられる。
本発明によるデジタル複写機(画像形成装置)の一実施形態の構成ブロック図である。 図1に示した画像形成制御部2の構成図である。 本発明によるデジタル複写機(画像形成装置)において二人のユーザーが続けてコピーをとる場合の実施形態の説明図である。 本発明によるデジタル複写機(画像形成装置)において二人のユーザーが続けてコピーをとる場合の実施形態の動作フローチャートである。 二人のユーザーが続けてコピーをとる場合の問題点の説明図である。
符号の説明
1…画像データ読取部、2…画像形成制御部、3…画像データ蓄積部、4…画像印刷部、5…先行予約部、6…先行テスト印刷指示部、7…現行印刷中断部、7a…中断形態判定部、7b…中断方法切替部、8…先行テスト印刷実行部、10…CPU、11…RAM、12…ROM

Claims (5)

  1. 原稿より画像を読み取る画像データ読み取り部、読み取った画像データを蓄積する画像データ蓄積部、画像データを印刷する画像印刷部、および画像形成動作を制御する画像形成制御部を有する画像形成装置であって、
    前記画像形成制御部が、
    原稿の読み取り動作と複製画像の印刷動作からなる画像形成動作を行う際、第1の画像形成動作における原稿読み取り動作が終了した後、印刷動作の実行中に、第2の画像形成動作の画像形成条件の設定と実行を予約する先行予約手段と、
    前記先行予約手段による予約がなされる際に、前記第2の画像形成におけるテスト印刷の指示を行う先行テスト印刷指示手段と、を有し、
    前記先行予約手段によって前記第2の画像形成動作が予約されると、前記第2の画像形成動作における読み取り動作を先行して行うと共に、
    さらに、前記先行テスト印刷指示手段によってテスト印刷を指示された場合、前記第1の画像形成動作における印刷動作をいったん中断する現行印刷中断手段と、
    前記中断の後、前記第2の画像形成動作におけるテスト印刷を実行する先行テスト印刷実行手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、前記現行印刷中断手段は、前記第1の画像形成動作の画像形成条件、ならびに画像形成装置の物理的構成に基づいて、どのような中断をすべきかを判断する中断形態判定手段を有し、前記中断形態判定手段の結果に基づいて、中断のしかたを変更する中断方法切替手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、前記中断形態判定手段は、前記第1の画像形成動作と第2の画像形成動作の出力先が物理的に異なる場合か、あるいは、前記第1の画像形成動作がステイプル動作を伴わない印刷である時に、ただちに第1の印刷動作を中断し、上記の条件に合致しないときは、当該1セットの印刷を終ってから印刷動作を中断することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3の画像形成装置において、前記中断形態判定手段の結果によらず、当該1セットの印刷を終ってから印刷動作を中断することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1、2、3、4のいずれかの画像形成装置において、先行テスト印刷指示手段の有効/無効を切り替えることを特徴とする画像形成装置。
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