JP2005094497A - 車両用通信装置、及び、データ通信システム - Google Patents

車両用通信装置、及び、データ通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005094497A
JP2005094497A JP2003326618A JP2003326618A JP2005094497A JP 2005094497 A JP2005094497 A JP 2005094497A JP 2003326618 A JP2003326618 A JP 2003326618A JP 2003326618 A JP2003326618 A JP 2003326618A JP 2005094497 A JP2005094497 A JP 2005094497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
battery
vehicle
communication
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003326618A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4151534B2 (ja
Inventor
Seiichi Furuta
誠一 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2003326618A priority Critical patent/JP4151534B2/ja
Publication of JP2005094497A publication Critical patent/JP2005094497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4151534B2 publication Critical patent/JP4151534B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】車両の駐車中に車両外部の通信相手とデータの送受信を行っても、バッテリ電圧の低下による問題が発生しない車両用通信装置を提供する。
【解決手段】車両用通信装置5は、車両が駐車状態になると、主制御部11が、通信機40により無線電波を介したインターネット通信で、車両外部のサーバとの間でデータの送受信を行う。そして、副制御部12が、タイマ19の時刻を監視し、電源スケジュール31に記憶された時刻に応じて、主バッテリ20に繋がるスイッチ14及び補助バッテリ21に繋がるスイッチ15を切り替え、主制御部11への電源経路を間欠的に導通又は遮断する。また、A/D変換器17からの主バッテリ20の電圧値が、車両の動作に支障をきたす値の判定値Aより低くなると副制御部12によりスイッチ15をオン、スイッチ14をオフにして補助バッテリ21で主制御部11が駆動されるようにする。
【選択図】 図2



Description

本発明は、車両に搭載されたバッテリからの電力供給を受けて駐車中に動作し、車両外部の通信相手と無線を介してデータの送受信を行う車両用通信装置、及び、車両用通信装置を用いたデータ通信システムに関する。
従来、車両において、車載されるオーディオ機器で用いられる音楽データや、カーナビゲーション装置用の地図データなどの各種データファイルを、車両外部に設けられた外部端末であるサーバから取得するために、携帯電話や無線LANなどを用い、無線電波を介してサーバと通信を行う車両用通信装置が知られている(特許文献1参照。)。
特開平11−313366号公報
ところで、従来、車両走行中に、車両通信装置によりサーバからデータファイルを取得する場合、無線電波の状態が車両の走行状態により変わるため、無線電波の状態が悪化して、車両用通信装置とサーバとの間の通信回線が切断されることがある。そして、車両用通信装置と、サーバとの間の通信回線が完全に切断された場合、車両用通信装置は、電波状態が回復して通信回線が再接続されてから、サーバへ受信途中のデータファイルについて送信要求を出しても、サーバでは新たな送信タスクとして認識され、データファイルが先頭から送信されてきて、これを再度受信し直すこととなり、受信途中だったデータファイルは消失してしまう。
このように、サーバとの通信回線が切断されることがあると、データファイルの送受信のための時間を多く要するため、電波状態が不安定な車両走行中はデータの送受信効率が良くないと考えられる。
このため、車両用通信装置を、車両のキーが抜かれても電源が供給されるようにして、無線電波の状態変化が少ない駐車中にデータファイルの送受信を行うようにすることが考えられている。
しかし、駐車中は、エンジンが停止しているため車両の発電機による発電が無く、バッテリからの電力だけで車両用通信装置が駆動されることになり、バッテリの電力が消費されてバッテリ電圧が低下する。特に夜間は駐車状態が長く続き、サーバからのデータファイルの取得が完了した後も車両用通信装置が駆動されることになるため、バッテリの電力消費が多く、バッテリ電圧の低下も大きい。
そして、バッテリ電圧が低下し過ぎると、スタータモータを回すことができず、エンジンを始動することができなくなってしまうなど、いわゆるバッテリあがりの状態になり車両の動作に支障が出ることが考えられる。
本発明は、こうした問題点に鑑みなされたものであり、車両の駐車中に車両外部の通信相手とデータの送受信を行っても、バッテリ電圧の低下による問題が発生しない車両用通信装置、及び、この車両通信装置を用いた通信システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の車両用通信装置においては、給電制御手段が、車両の駐車中に現在時刻を監視し、スケジュール記憶手段に記憶されたスケジュールに応じて、電源経路開閉手段を駆動することにより電源経路を導通又は遮断状態に切り替え、給電制御手段によって電源経路が導通状態に切り替えられると、通信手段が、車両に搭載されたバッテリからの電力供給を受けて動作し、車両外部の通信相手と無線を介してデータの送受信を開始する。
この結果、本発明の車両用通信装置によれば、使用者は、通信手段への電源経路を導通又は遮断する複数の時刻をスケジュール記憶手段に記憶させることにより、所望のタイミングで通信手段を間欠的に動作させて、データの送受信を行わせることができる。
従って、本発明の車両用通信装置によれば、車両の駐車中に、データ通信に必要な時期及び時間だけ通信手段を動作させることができ、車両の駐車中ずっと通信手段を動作させる必要が無いので、駐車中に生じるバッテリ電圧の電圧低下を抑え、バッテリあがりを防止できる。
また、スケジュールの設定により、通信タイミングや時間を任意に設定できるので、通信手段を間欠的に動作させて、メールや、ニュースなどの不定期に発生する情報を適時取得することができる。
ところで、本発明によれば、バッテリ電圧の低下を抑えることができるが、もともとバッテリ電圧が低い時に通信手段を動作させると、バッテリ電圧の低下量が少なくてもバッテリあがりの状態になってしまう場合が考えられる。
そこで、請求項1に記載の車両用通信装置は、請求項2に記載のように、電源経路が導通状態の間、第1バッテリ遮断手段が、バッテリの電圧を検知し、検知した電圧値があらかじめ規定された第1遮断電圧値より低くなると、電源経路開閉手段により前記電源経路を遮断状態に切り替えるよう構成すると良い。
つまり、車両用通信装置を、このような構成にすれば、第1遮断電圧値をバッテリあがりの状態に対し余裕をもった電圧値に規定することにより、バッテリがバッテリあがりの状態になる前に電源経路を遮断してバッテリの電力消費を抑えることができる。
また、請求項1又は請求項2に記載の車両用通信装置は、請求項3に記載のように、電源経路が導通状態の間、第1電圧連絡手段が、バッテリの電圧を検知し、バッテリの電圧があらかじめ規定された第1連絡電圧値より低くなると、通信手段を用いてバッテリの電圧の状態を表す情報を通信相手に送信するように構成すると良い。
つまり、このように構成すれば、バッテリ電圧が、第1連絡電圧値(例えば、通信手段を駆動するのに必要な電圧値)より低くなったことの連絡を通信相手が受けることにより、データの送受信を適切な状態で途中で中止したり、通信相手が電源をオフにする処理を行うようにもできる。そして、バッテリ電圧の低下に伴い当該車両用通信装置がデータ通信を停止したにも係わらず、通信相手がデータ通信を継続するために無駄な通信動作を行う、といったことを防止できる。
また、請求項1に記載の車両用通信装置のバッテリが、主バッテリと補助バッテリとからなる場合、車両用通信装置は、請求項4に記載のように、電源経路が導通状態の間、バッテリ切替手段が、主バッテリの電圧を検知し、主バッテリの電圧値があらかじめ規定された切替電圧値以上であれば、主バッテリを電源経路に選択的に接続し、主バッテリの電圧値が切替電圧値より低いときには補助バッテリを電源経路に選択的に接続するように構成すると良い。
つまり、このような構成にすれば、主バッテリの電圧が低下しても、補助バッテリにより通信手段が動作されるため、継続してデータの送受信を行うことができる。
また、請求項4に記載の車両用通信装置は、請求項2と同様に請求項5のように構成しても良い。
即ち、請求項5に記載の車両用通信装置においては、電源経路が導通状態で、電源経路に補助バッテリが接続されている間、第2バッテリ遮断手段が、補助バッテリの電圧を検知し、検知した電圧値があらかじめ規定された第2遮断電圧値より低くなると、電源経路開閉手段により電源経路を遮断状態に切り替える。
この結果、本発明(請求項5)のような車両用通信装置によれば、第2遮断電圧値を補助バッテリのバッテリあがりの状態に対し余裕をもった電圧値に規定することにより、補助バッテリがバッテリあがりの状態になる前に電源経路を遮断して補助バッテリの電力消費を抑えることができる。
また、請求項4又は請求項5に記載の車両用通信装置は、請求項3と同様に請求項6のように構成しても良い。
即ち、請求項6に記載の車両用通信装置においては、電源経路が導通状態の間、第2電圧連絡手段が、主バッテリ又は補助バッテリの電圧を検知し、検知した主バッテリ又は補助バッテリの電圧があらかじめ規定された第2連絡電圧値より低くなると、通信手段を用いて主バッテリ又は補助バッテリの電圧の電圧低下を表す情報を通信相手に送信する。
この結果、本発明(請求項6)の車両用通信装置によれば、第2連絡電圧値を、例えば、主バッテリ又は補助バッテリ電圧が、通信手段を駆動するのに必要な電圧値に設定して、請求項3と同様に、通信相手がデータ通信を継続するために無駄な通信動作を行うといったことを防止できる。
一方、請求項7に記載のデータ通信システムにおいては、請求項1〜請求項6にいずれか記載の車両用通信装置により構成され、車両に搭載されて所定の通信相手と無線を介して通信を行う第1通信手段を備える車載端末と、車両外部に設置され、車載端末との間で通信を行う第2通信手段を備える外部端末とを備え、車載端末及び前記外部端末の間でデータの送受信を行う。
この結果、本発明(請求項7)のデータ通信システムによれば、請求項1〜請求項6に記載の車両用通信装置と同様の効果を得ることができる。
また、請求項7に記載のデータ通信システムは、請求項8に記載のように、車載端末及び外部端末がそれぞれ、不揮発性で、データの送受信の状態を記憶するための送受信状態記憶手段と、第1通信手段又は第2通信手段を介して所定のデータを送受信する送受信制御手段とを備え、送受信制御手段が、データの送受信中に、所定のタイミング毎にデータの送受信状態を送受信状態記憶手段に記憶し、当該通信手段が一旦停止して再起動した際に、相手端末が通信可能な状態にあるか否かを、接続要求を送信して確認し、相手端末が通信可能な状態にある場合、受信状態記憶手段に記憶された内容により前回停止時に送受信が完了していないデータの有無を確認して、送受信が完了していないデータが有ると、送受信状態記憶手段に記憶された内容を基に、前回停止時に送受信していたデータを継続して送受信を開始するよう相手端末と調整して、データの送受信を行い、相手端末が通信可能な状態に無い場合、又は、通信中に相手端末との通信が不能となった際には、相手端末からの接続要求を待ち、接続要求を受信すると、この接続要求に対して通信の可否を返信して、送受信状態記憶手段に記憶されたデータの内容を基に送受信するデータの内容について相手端末と調整して、データの送受信を行うように構成すると良い。
つまり、このような構成にすれば、車両用通信装置にて、バッテリからの電源経路を所定のスケジュールで遮断したり、バッテリ電圧の低下に対して電源経路を遮断したりして、データ通信の途中で通信手段が動作を停止しても、次回電源経路を導通させて通信手段を動作させた際に、前回のデータ通信の途中から継続してデータを送受信することができるようになり、データの送受信の中断により最初のデータから送受信をやり直さなくても良いようにできる。また、車載端末又は外部端末の起動1回当たりの動作時間が限られている場合に、送受信すべきデータが1回の起動では送受信できない大容量のデータファイルであっても、数回起動される間に送受信することができる。このため、通信装置を所定のスケジュールで間欠的に動作させても問題が発生しない。
以下に本発明の実施例のデータ通信システム1を図示して説明する。
データ通信システム1の全体構成を図1に示し、データ通信システム1の車両用通信装置5の構成を図2に示す。
データ通信システム1は、車両3に搭載される車両用通信装置5と、使用者宅などの車両3の外部に設置され、インターネット等の広域ネットワーク7に接続されているサーバ70とで構成されている。
また、車両3には、各車載装置へ電源を供給するための主バッテリ20及び補助バッテリ21と、車載装置のカーナビゲーション装置51及びAudio系52とが搭載され、それぞれ車両用通信装置5に電源ライン及び信号ラインが接続されている。
そして、データ通信システム1は、車両用通信装置5とサーバ70との間で通信を行い、メールやニュースなどの情報データや、車両3のカーナビゲーション装置51で用いるための地図の更新データや、Audio系52で用いるための音楽データなどのデータを、送受信し合うシステムである。
尚、広域ネットワーク7は、無線電波を用いて接続される携帯電話網8を介して、携帯電話等からアクセス可能である。
また、主バッテリ20は、運転者により操作されるイグニッションキー25が電源ラインに繋げられている。そして、イグニッションキー25は、エンジンを動作状態にするイグニッション位置、又は、車載装置の電源をオン状態にするアクセサリ位置に操作された場合、主バッテリ20が、カーナビゲーション装置51や、Audio系52などの車載装置に対して直接繋がるように電源ラインを切り替え、オフ位置に操作された場合に、主バッテリ20が車両用通信装置5を介して車載装置に繋がる電源ラインに切り替える。
また、車両用通信装置5は、図2に示す様に、制御部10と、記憶装置30と、通信機40と、タイマ19とで構成されている。
そして、制御部10は、主制御部11と、副制御部12と、スイッチ14と、スイッチ15と、A/D変換器17とで構成され、記憶装置30、通信機40、カーナビゲーション装置51、及び、Audio系52からの電源ライン及び信号ラインが主制御部11に接続されている。
尚、スイッチ14及びスイッチ15は、リレーやスイッチICなどで構成され、イグニッションキー25を介した主バッテリ20から主制御部11への電源ラインの途中にスイッチ14が設けられ、補助バッテリ21から主制御部11への電源ラインの途中にスイッチ15が設けられて、副制御部12からの指令に応じて、それぞれが設けられた電源ラインの導通(この状態をオンと呼ぶ。)又は遮断(この状態をオフと呼ぶ。)を切り換える。
また、A/D変換器17は、アナログ信号をデジタルデータに変換するICなどで構成され、主バッテリ20及び補助バッテリ21からの電源ラインに対する電圧を検出するように接続されて、検出した電圧値をデジタルデータとして副制御部12へ出力する。
また、タイマ19は、現在時刻を計時し、現在時刻の情報を副制御部12へ出力する。
また、記憶装置30は、当該装置への電源がオフになっても記憶されたデータを保持し、データの書き換え可能なハードディスクドライブなどの記憶媒体で構成され、電源ライン及び信号ラインが主制御部11及び副制御部12に接続されている。そして、主制御部11の電源をオン及びオフを指示する複数の時間が記憶された電源スケジュール31、データファイルの送受信状態を記憶するための送受信データスケジュール32、通信機40が受信したデータである送受信データ79を記憶する領域が確保されている。
尚、電源スケジュール31は、車両用通信装置5に設けられた操作ボタンなどの入力機器(図示無し。)を用いた使用者による入力、又は、サーバ70からの情報により、主制御部11の電源をオン及びオフする時刻のデータ列が設定される。その内容は、図3に示すように、データ列の行番号を表す順番n、電源をオンにする時間を規定する起動時間Ton、電源をオフにする時間を規定する停止時間Toffの項目を設け、例えば、3時間おきに30分づつ起動するような時間が指定される。
また、通信機40は、携帯電話機などにより無線電波を用いて携帯電話網8への接続を行うよう構成され、主制御部11からの指令に応じて、携帯電話網8及び広域ネットワーク7を介してサーバ70との間でインターネット通信を行う。
また、主制御部11は、周知のCPUなどで構成され、通信機40に対する送信内容の指示と、通信機40で受信したデータの記憶装置30への書き込みと、カーナビゲーション装置51とAudio系52への受信データの送信とを制御する。また、電源ラインが繋がっている記憶装置30、通信機40、カーナビゲーション装置51及びAudio系52への電流供給を制御する。尚、主制御部11により制御する電流供給の供給状態として、カーナビゲーション装置51や、Audio系52などをすべて起動可能に電流を供給する「フル動作モード」と、消費電力を抑えるために、カーナビゲーション装置51や、Audio系52などの起動を最小限に制限して電流を供給する「低電力動作モード」とがある。
また、副制御部12は、周知のCPUなどで構成され、主バッテリ20及び補助バッテリ21からの電源ラインが直接接続され、この電源ラインからの電流で駆動される。そして、記憶装置30に記憶される電源スケジュール31を読み込み、タイマ19から現在時刻の情報を受け、A/D変換器17からバッテリの電圧の情報を受けて、スイッチ14及びスイッチ15へ、その状態をオン又はオフに切り換える指令を出力し、主制御部11へ電源電圧の状態を知らせる。
尚、副制御部12は、車両3のイグニッションキー25の位置がイグニッション位置又はアクセサリ位置にあるかを検出し、イグニッションキー25が、イグニッション位置又はアクセサリ位置からオフ位置(つまり、駐車状態)にされて所定時間(例えば5分)経過してから起動する。また、副制御部12が停止状態のとき、スイッチ14,15は共にオフの状態となる。
また、主バッテリ20は、鉛蓄電池などの2次電池で構成され、車載装置の電装系全般に対して電流を供給するために用いられる。
また、補助バッテリ21は、主バッテリ20より小型で電流容量が小さい2次電池で構成され、車両用通信装置5内部の機器、及び、「低電力動作モード」で動作される機器に対して電流を供給するために用いられる。
そして、主バッテリ20及び補助バッテリ21は、車両3のエンジンにより回転駆動される発電機(図示無し。)で発電される電流により充電される。
また、カーナビゲーション装置51は、経路案内のための地図データを内蔵し、この地図データを用いて、運転者に対し、現在位置及び目的地に対する経路を提示するための装置である。そして、車両用通信装置5を介してサーバ70から地図データが送信されてくると、内蔵する地図データを送られてきた地図データで更新する。
また、Audio系52は、音楽データなどの音源や、車両用通信装置5からの音楽データなどにより車室内に音楽や映像を流すための装置である。そして、車両用通信装置5を介してサーバ70から送られてきた音楽データを内蔵して再生可能にする。
一方、サーバ70は、互いに信号ラインで接続されている制御部71と、通信機72と、記憶装置73と、タイマ75とで構成されている。
また、記憶装置73は、電源がオフになっても記憶されたデータが保持され、データを書き換え可能なハードディスクドライブなどの記憶媒体で構成され、音楽データや地図データなど各種情報が記憶されている。また、送受信するデータファイルのファイル名称が列記されたタスクファイル76、車両用通信装置5の記憶装置30と同様の、電源スケジュール77、送受信データスケジュール78、及び、通信機72が送受信する送受信データ79を記憶する領域が確保されている。
また、通信機72は、広域ネットワーク7に接続され、インターネット通信により車両用通信装置5などの通信相手と通信を行うよう構成され、受信したデータを記憶装置73に出力し、制御部71から指示された記憶装置73に記憶されたデータを、指示された通信相手に送信する。
また、タイマ75は、現在時刻を計時し、現在時刻の情報を制御部71へ出力する。
また、制御部71は、周知のCPUなどで構成され、通信機72による送信内容と、通信機72で受信したデータの記憶装置30への書き込みとを制御する。
そして、制御部71には、車両用通信装置5の副制御部12と同様のサーバ70での電源を管理する機能を備え、記憶装置73に記憶された電源スケジュール77に対して、タイマ75が該当する時間になると、サーバ70の起動又は停止を行う。
尚、この電源スケジュール77は、入力機器による使用者の入力により、車両用通信装置5の電源スケジュール31と同様に設定され、使用者の操作により、制御部71により通信機72から車両用通信装置5へ送り、車両用通信装置5の電源スケジュール31を同じ起動時間及び停止時間のスケジュールにすることもできる。
続いて、副制御部12にて行う処理の内容を図4にフローチャートで示し説明する。
まず、S100にて、主制御部11を起動、停止する時間を設定するための変数である起動時間Ton(n)、及び、停止時間Toff(n)の初期値設定を行う。つまり、電源スケジュール31における、タイマ19の現在時刻より大きい直近の値が起動時間Tonに設定された順番nの行に設定された値を、それぞれ起動時間Ton(n)及び停止時間Toff(n)に代入する。
次に、S110にて、タイマ19の値が、起動時間Ton(n)以上となったか判別して、起動時間Ton(n)以上の場合、主制御部11を起動する時間になったとしてS120へ移行する。そして、タイマ19の値が、起動時間Ton(n)以上でない場合はS110を繰り返す。
次に、S120にて、A/D変換器17からの主バッテリ20の電圧値が、主バッテリ20からの電流供給の可否を判別するためにあらかじめ設定された判定値A以上であるか判別する。その結果、判定値A以上の場合は、主バッテリ20で主制御部11他を駆動するためにS121へ移行し、判定値Aより低い場合は、主バッテリ20の電圧低下が許容を超えたとしてS130へ移行する。
次に、S121にて、スイッチ14の状態を確認して、スイッチ14がオンであるか否か判別する。その結果、スイッチ14がオンでは無い場合、スイッチ14をオンにするためにS122へ移行し、スイッチ14がオンの場合、S122以降の処理は不要のためS150へ移行する。
そして、S122では、スイッチ14をオンにする指令を出力して、主バッテリ20からの電流が主制御部11へ供給されるようにすると共に、スイッチ15をオフにする指令を出力する。
次に、S123にて、主制御部11へ、電流供給が「フル動作モード」となるように指令を出力し、カーナビゲーション装置51及びAudio系52等すべての車載装置に対して電流供給可能にする。
次に、S124にて、S120で判別する主バッテリ電圧の判定値Aの値を、規定値「s」に変更してS150へ移行する。尚、判定値Aは、初期値が規定値「s」とされ、既定値「s」は、車両3が機能できるようにスタータモータ等を駆動するのに最低限必要な電圧値である。
一方、S130では、A/D変換器17からの補助バッテリ21の電圧値が、補助バッテリ21からの電流供給の可否を判別するためにあらかじめ設定された判定値B以上であるかを判別し、判定値B以上の場合は、補助バッテリ21から電流供給するためにS131へ移行し、判定値Bより低い場合は、補助バッテリ21の電圧低下が許容を超えたとしてS140へ移行する。尚、判定値Bは、「低電力動作モード」での主制御部11を駆動するために最低限必要な補助バッテリ21の電圧値が設定されている。
次に、S131にて、スイッチ15の設定状態を確認して、スイッチ15がオンの状態に設定されているか判別し、スイッチ15がオンでは無い場合、スイッチ15をオンにするためにS132へ移行し、スイッチ15がオンの場合はS132以降の処理は不要のためS150へ移行する。
S132では、スイッチ15をオンにする指令を出力して補助バッテリ21からの電流が主制御部11に供給されるようにすると共に、スイッチ14をオフにする指令を出力する。
次に、S133にて、主制御部11に対して「低電力動作モード」となるように指令を出力する。尚、低電力動作モードの指令を受けた主制御部11は、その動作を必要最小限なものとし、カーナビゲーション装置51及びAudio系52などに対する電流供給をストップして、電流消費を抑える。
次に、S134にて、主制御部11に対して、主バッテリ20の電圧が規定値「s」に低下したことを知らせる電圧低下通知をサーバ70へ送信するように指令を出す。
次に、S135にて、S120での主バッテリ20の電圧の判定値Aの値を、規定値「s」に対して所定のマージンを加えた値の規定値「r」に変更してS150へ移行する。
尚、判定値Aを、規定値「s」より大きい値の規定値「r」に設定することにより、主バッテリ20の電圧が下限値「s」を下回った後、主バッテリ20が充電されて電圧が規定値「s」を上回っても、主制御部11がすぐに主バッテリ20で駆動されるようにはならず、主バッテリ20が十分充電された規定値「r」まで電圧が回復してから、主バッテリ20による主制御部11が駆動される。このため、主バッテリ20の電圧が規定値「s」付近の時に補助バッテリ21への切り替わりが頻繁に行われることがないようになっている。
また、S140では、スイッチ14及びスイッチ15の状態を確認し、それぞれがオフの状態であるか否かを判別し、スイッチ14及びスイッチ15がオフでは無い場合、主制御部11の動作を停止するためにS141へ移行し、スイッチ14及びスイッチ15がオフの場合S141以降の処理は不要のため、S150へ移行する。
S141では、主制御部11に対して、データの送受信処理を停止する送受信停止通知をサーバ70へ送信するように指令を出す。
次に、S142にて、主制御部11に対して、シャットダウン処理を行うよう指令を出力し、主制御部11のシャットダウン処理を行うための所定の時間経過後に、S143へ移行する。
次に、S143にて、スイッチ14及びスイッチ15をオフにする指令を出力して、主制御部11への電力供給を停止して、S150へ移行する。
次に、S150にて、タイマ19の値が、停止時間Toff(n)の値以上であるかを判別し、停止時間Toff(n)の値以上の場合は、主制御部11の電源をオフにする時間になったとしてS151へ移行し、停止時間Toff(n)の値より小さい場合はS110へ戻る。
次に、S151にて、主制御部11に対して、シャットダウン処理を行うよう指令を出力し、主制御部11のシャットダウン処理を行うための時間経過後に、S152へ移行する。
次に、S152にて、スイッチ14及びスイッチ15をオフにする指令を出力して、主制御部11への電流供給を停止する。
次に、S153にて、主制御部11の起動時間Ton(n)及び停止時間Toff(n)を、記憶装置30の電源スケジュール31により、次の順番である「n+1」番目に指定された時間に更新してS110へ戻る。
以上のように副制御部12により、記憶装置30の電源スケジュール31に指定された起動時間Ton(n),停止時間Toff(n)毎に、スイッチ14,15の状態が切り換えられて主制御部11及びこれに繋がる機器の起動及び停止が切り換えられる。
また、主制御部11及びこれに繋がる機器に対して、主バッテリ20の電圧が判定値A以上の場合は、主バッテリ20から電流を供給し、主バッテリ20の電圧が判定値Aを下回ると、補助バッテリ21から電流を供給し、補助バッテリ21の電圧が判定値Bを下回ると、主制御部11への電力供給をオフにして、主制御部11を停止する。
ところで、サーバ70と車両用通信装置5との間では、次に説明するような手順でデータの送受信を行う。尚、サーバ70で送信し、車両用通信装置5で受信してデータを送受信する場合と、車両用通信装置5で送信し、サーバ70でデータを受信する場合とがあり、いづれも同様の手順で送受信を行うことから、データの送信側をマスターA、受信側をスレーブBとして図示し説明する。また、マスターAには、送受信するファイルが使用者により指示されたタスクファイル76が記憶装置30又は記憶装置73に記憶されている。
まず、マスターAとスレーブBとの通信可否を確認する接続処理を図5に示し説明する。
マスターAは、タスクファイル76に記載された送受信するファイルのデータを一定の大きさに細かくブロック化したものを一時的に生成し、ブロック化したデータ個々にID番号を付与し、個々のデータの送受信状態を管理するための送受信データスケジュールを生成して記憶装置に記憶する。尚、送受信データスケジュールには、ブロック化データ毎の、ID番号と、ブロックデータを送受信を開始した年月日及び時間と、送受信が終了した年月日及び時間と、付加情報とを管理するための集合情報で構成されている。
そして、マスターAは、スレーブBが接続可能な状態にあるかを確認するために、スレーブBへ接続要求信号を出力する。このマスターAからの接続要求信号は、ネットワーク上でのマスターAを表す要求番号と、接続要求信号を出力した現在時刻と、送受信しようとするファイルの送受信データスケジュールと、今回送信するファイルのデータ量を表すデータ数と、データの保管先情報の場所とで構成される。尚、接続要求番号は、機器を特定できる番号であれば特に規定はなく、例えば、IPアドレスや、MACアドレスや、あらかじめ決めたコード郡などを用いる。また、場所とは、受信側での代表的な保管場所で、例えば、ルートディレクトリを示す。
そして、スレーブBは、接続要求信号を受けると接続完了信号をマスターAへ送信する。この接続完了信号は、接続要求信号の要求番号と同じ様式でスレーブBを表す応答番号、完了時間、データ数、次回ID、ACKで構成される。尚、次回IDとは、次回受信するブロック化データのID番号であり、新たなファイルのブロック化データを受信する場合は「1」となる。また、ACKとは、マスターBへの接続可否を表す項目で、接続可能な場合は「ACK」を返し、他と通信中などで接続不可能な場合は「NACK」を返す。
続いて、図6に示す「ACK」の接続完了信号を受けてからのブロック化データの送受信処理を説明する。
マスターAは、ブロック化データを送受信するために、マスタAの要求番号と、現在の時間と、次回IDと、ID番目のブロック化データと、場所とで形成した送信要求信号をスレーブBへ送信し、送受信データスケジュールの該当IDの開始時刻を現在時刻で更新する。
そして、送信要求信号を受けたスレーブBは、ブロック化データに含まれるパリティ信号などにより受信したデータを検査して、うまく受信ができていれば「ACK」、うまく受信できていなければ「NACK」を、接続完了信号と同じ形式の受信応答信号で返す。
また、マスターAは、スレーブBからの受信応答信号で「ACK」を受けると、送受信データスケジュールの終了時刻を現在時刻で更新する。そして、受信応答信号にある次回IDの番号のブロック化データを送信要求信号として送信し、これを送受信データスケジュールのID番号の最後のブロック化データまで繰り返す。
一方、マスターAにて、スレーブBからの受信応答信号で「NACK」を受けた場合、又は、スレーブBからの受信応答信号が一定期間経っても来ない場合は、図7に示すように、所定時間の経過後、マスターAは、再度同じID番号のブロック化データを送信する。そして、受信応答信号で「ACK」を受けると、次回IDの番号のブロック化データを送信要求信号として送信し、データ送受信処理を続ける。
また、図8に示す様に、マスターAは、「NACK」の受信応答信号が続き、同じID番号のブロック化データを規定回数「d」回再送信しても、「ACK」の受信応答信号が返ってこない場合は、スレーブBが起動していないなどの原因でデータを送受信できない状態となっているとみなし、データ送受信の処理を中断して、マスターAの電源をオフにする処理を行う。
また、マスターAは、一旦電源が停止され、再び、起動時間をむかえた場合、図9に示すように、送受信データスケジュールの内容を確認して、前回の送受信処理に未達のブロック化データがある(つまり、終了時刻が更新されていない)場合は、前回生成した送受信データスケジュールを、接続要求信号でスレーブBへ送る。
そして、スレーブBは、スレーブBがもつ受信途中のファイルの送受信データスケジュールと、この接続要求信号の送受信データスケジュールとの関連を調べて、合致した受信途中のファイルを継続して受信するようにして、接続完了信号をマスターAへ送る。
そして、図10に示すように、マスターAが、送受信データスケジュールにおける未達ブロック化データの一番若いID番号から送信要求信号を送信して、前回から継続した送受信処理を行う。
送受信データスケジュールの最後のID番号まで送信が終了すると、切断処理として、図11に示すように、マスターAは、スレーブBへ切断要求信号を送信する。
そして、スレーブBは、切断要求信号を受けると、ブロック化されたデータを結合し、指定の場所へ保存する。また、I/Oポートの開放など、切断処理を行い、切断完了信号をマスターAへ送信する。また、この切断完了信号を受けたマスターAは、I/Oポートの開放などを行い、指示されたファイルの送受信を完了する。
続いて、上述のデータ送受信手順を行うサーバ70の制御部71での処理を図12に示すフローチャートで説明する。尚、ここでは、サーバ70が送信側のマスターAで、車両用通信装置5が受信側のスレーブBの場合の処理について説明する。
まず、S210にて、記憶装置73から送受信データスケジュール78を読み込む。
次に、S211にて、送受信データスケジュール78に未送信のデータが無いか(つまり、終了時刻に空欄が無いか)を判別する。そして、未送信のデータが無い場合は、新たに送受信データスケジュールを生成するためにS212へ移行し、未送信のデータがある場合は、前回生成の送受信データスケジュール78で継続した送受信処理を行うためにS213へ移行する。
S212では、タスクファイル76により指定されたファイルを、送信用の所定のサイズに分割してブロック化し、それぞれにID番号を割りあてて、送受信データスケジュール78を生成し、記憶装置73に記憶して、S213へ移行する。
次に、S213にて、接続処理として、通信機72から車両用通信装置5に対して送受信データスケジュール78を含む接続要求信号を出力する。
S214にて、通信機72で受信した信号を確認し、車両用通信装置5からの「ACK」の接続完了信号であるか判別し、「ACK」の接続完了信号を受信すると、接続完了信号に含まれる次回IDの情報を、送信するID番号の送信IDに代入してS221へ移行し、「ACK」の接続完了信号では無い場合は、S213へ戻る。
次に、S221にて、送信IDに対応するブロック化データを、送信要求信号として通信機72により車両用通信装置5へ送信する。
そして、S222にて、再送回数を数える変数の再送カウンタCntを、再送カウンタCntの値に1を加えた値とする。また、送受信データスケジュール78のID番号が送信IDの開始時刻を、現在時刻に更新してS230に移行する。
次に、S230にて、通信機72で受信した信号を確認し、車両用通信装置5からの「ACK」の受信応答信号であるか判別する。「ACK」を受信した場合は、送信したID番目のブロック化データが無事送信されたとしてS231へ移行し、「ACK」では無い場合、正常に送信できなかった場合の処理としてS240へ移行する。
次に、S231にて、次のブロック化データを送信するために、送信IDを1加えた値にする。
また、S232にて、再送カウンタCntの値を「0」に戻し、タイマ75をリセットする。そして、S233にて、送受信データスケジュール78のIDが送信IDの情報の終了時刻を、現在時刻に更新してS234に移行する。
次に、S234にて、送信IDの値が、送受信データスケジュール78のIDの項における最大値IDendより大きいか判別する。その結果、最大値IDendより大きい場合はS235へ移行し、最大値IDendより小さい場合はS221へ戻り、続きのブロック化データを送信する。
次に、S235にて、タスクファイル76の内容を確認し、次に送信するデータファイルの指示が無く、タスクが完了したかを判別し、タスクが完了した場合は、S236へ移行し、タスクが完了していない場合は、タスクファイル76に指示されたデータファイルを読み出し、S212に戻る。
次に、S236にて、切断処理として、車両用通信装置5へ切断要求信号を送信し、車両用通信装置5からの切断完了信号を受信してからS237へ移行する。
次に、S237にて、サーバ70のシャットダウン処理を行い、サーバ70の電源をオフにして処理を終了する。
一方、S240では、通信機72で受信した受信応答信号が「NACK」であるかを判別し、「NACK」の場合は、送信したデータが正常に受信されなかったとして、再送信するためにS241へ移行する。そして、受信した信号が「NACK」ではない、つまり、受信応答信号ではない場合はS250へ移行する。
S241では、タイマ75の値をリセットし、S242にて再送カウンタCntが規定値「d」(例えば「4」)以上であるか判別し、規定値「d」以上で無ければS243で規定時間経過するのを待って、その後S221へ戻って、再度送信IDのブロック化データを送信要求信号で送信し、規定値「d」以上の場合、通信相手が応答不能状態であると判断してS236へ移行する。
また、S250にて、受信した信号が車両用通信装置5の副制御部12からの指令による電圧低下通知であるか判別し、電圧低下通知である場合はS251へ移行し、電圧低下通知でない場合はS260へ移行する。
S251では、車両用通信装置5が補助バッテリ21で駆動されている状態であることをサーバ70の使用者に対して知らせるように、図示しないスピーカやモニタディスプレイにより、警報音の発生や、警告画面表示の処理を行わせ、S261へ移行する。
次に、S260にて、受信したデータが車両用通信装置5の副制御部12の指令による送受信停止通知であるか判別し、送受信停止通知である場合はS236へ移行し、送受信停止通知ではない場合はS261へ移行する。
次に、S261にて、タイマ75の値が判定値「c」以上かを判別する。そして、判定値「c」より大きく無い場合はS230へ戻り、「ACK」の受信応答信号が受信されるのを待ち、タイマ75が判定値「c」以上の場合、タイムアウトエラーとして、ブロック化データを再送信するためにS241へ移行する。
続いて、ファイルの送受信手順におけるデータの送信先となる車両用通信装置5の主制御部11での処理を図13に示すフローチャートで説明する。
まず、S310にて、通信機40にて、サーバ70からの接続要求信号を受信したかを判別し、接続要求信号を受信していない場合はS310を繰り返し、接続要求信号を受信した場合S311へ移行する。
次に、S311にて、接続処理として、通信機40のI/Oポートの割り当てなど初期設定を行い、正常に初期設定が行え、通信可能な場合は、接続完了信号に「ACK」を設定し、初期設定が正常に行えなかった場合は、接続完了信号に「NACK」を設定しする。そして、接続要求信号に含まれる送受信データスケジュール78と、記憶装置30の送受信データスケジュール32とを比較して同じ内容の場合は、送受信データ33に保存されたブロック化データと送受信データスケジュール32との関連性を維持し、違う内容の場合は新たなファイルを受信するように、送受信データスケジュール78で送受信データスケジュール32の内容を更新し、送受信データスケジュール32との関連性をもったブロック化データが新たに送受信データ33に保存されるようにする。
そして、S312にて、送受信データスケジュール32の終了時刻が空欄で、ID番号が一番若い番号を次回IDとして接続完了信号を設定した接続完了信号を通信機40によりサーバ70へ送信する。
次に、S320にて、サーバ70からの送信要求信号を受信したか判別する。そして、送信要求信号を受信した場合はS321へ移行し、送信要求信号を受信していない場合はS320を繰り返す。
次に、S321にて、受信した送信要求信号のブロック化データをチェックする。例えば、受信した送信要求信号に含まれる、パリティ情報に対して異常が無いかを確認する。
次に、S322にて、S321でのチェックの結果が良好であったか判別し、チェック結果が良好の場合はS324にて、サーバ70に対して「ACK」の受信応答信号を送信してS325へ移行する。また、チェック結果が良好で無かった場合はS323にて、サーバ70に対して「NACK」の受信応答信号を送信してS320へ戻る。
次に、S325にて、受信した送信要求信号を、ID番号などの情報と共に記憶装置30に記憶させ、送受信データスケジュール32の該当するID番号の終了時刻を現在の時刻で更新する。
次に、S326にて、受信したデータのID番号が、送受信データスケジュール32の中のIDの最大値IDend以上であるか判別し、最大値IDendより大きく無い場合は、続けてブロック化データを受信するためにS320へ戻り、最大値IDendより大きい場合はS327へ移行する。
次に、S327では、サーバ70からの切断要求信号を待って、切断要求信号がくると、記憶装置30に保存されたブロック化されたデータを1つのファイルに戻し、これをファイルの種別に応じてカーナビゲーション装置51又はAudio系52へ渡し、サーバ70に対して切断完了信号を送信し、I/Oポートを閉じるなど接続の切断処理を行い、S310へ戻る。
尚、サーバ70で送信し、車両用通信装置5で受信する場合のデータ送受信について説明したが、車両用通信装置5が図4のフローチャート同様の処理手順を行い、サーバ70が図5のフローチャート同様の処理手順を行って、車両用通信装置5で送信し、サーバ70で受信するデータ送受信も行う。
このようにして、タスクファイル76で指定されたデータファイルを、車両用通信装置5と、サーバ70との間で送受信する。
以上のように、データ通信システム1によれば、使用者が、あらかじめ電源スケジュール31に、主制御部11への電源経路をオン又はオフにする時刻を、間欠的に起動するよう設定しておくことにより、主制御部11が駐車中ずっと起動されることのないようにして、バッテリの電力消費量を抑えることができる。このため、バッテリあがりの状態になることを気にすることなく、無線電波の状態が安定している駐車中にデータファイルの送受信を行うことができる。
そして、電源経路をオン又はオフにする時間を複数設定し、間欠的に起動することにより、メールや、ニュースなどの不定期に発生するデータを適時取得することができる。
また、主バッテリ20の電圧が、判定値A以下に下がる前に、補助バッテリ21に車両用通信装置5の電源経路が切り換わり、主バッテリ20は、バッテリあがりの状態となる電圧まで下がらず、車両3のエンジンを始動できる状態を保つことができる。
更に、車両用通信装置5は、主バッテリ20の電圧が判定値Aより低くなっても、補助バッテリ21で駆動されて継続してデータを送受信できる。また、この時サーバ70へ電圧低下通知を送ることにより、サーバ70側にて、送受信するデータファイルのタスクを現在送受信中のもので止めるなどの処置を行うことができる。
また、補助バッテリ21の電圧が判定値Bより低下して、主制御部11への電源ラインを遮断する際、サーバ70へ送受信停止通知が送られ、サーバ70は、データの送受信を停止し電源をオフにするシャットダウンの処理を行うため、主制御部11が停止しているにもかかわらずサーバー70が動作していることが無いようにできる。
また、送受信データスケジュール32,78に、ブロック化データを送信する毎に開始時刻及び終了時刻を記憶することにより、主制御部11又はサーバ70の電源が、電源スケジュール31,77に基づき、又は、不意にオフになってしまっても、その後起動されてから、続きのブロック化データから送受信するため、電源スケジュール31,71を基に電源のオン又はオフを切り換えても、送受信効率を下げることがない。また、電源スケジュール31,77で起動されている1回の期間に送受信できない大容量のファイルであっても、複数回の起動時に継続して送受信することができる。
[本発明との対応関係]
本実施例の通信機40及び主制御部11が、本発明の車両用通信装置における通信手段に相当し、スイッチ14及びスイッチ15が電源経路開閉手段に相当し、副制御部12によるS120,S130の処理が、電源選択手段に相当し、記憶装置30がスケジュール記憶手段に相当し、副制御部12によるS110〜S124及びS150〜S153の処理が給電制御手段に相当し、副制御部12によるS120〜S143の処理が電圧低下防止手段に相当する。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されず、このほかにも様々な形態で実施することができる。
例えば、本実施例のデータ通信システム1では、車両用通信装置5とサーバ70との間の通信は、通信機40による携帯電話網8を介したインターネット通信により行うよう構成されているが、無線電波を介して通信を行うものであれば、どのようなものであっても良く、例えば、車両用通信装置5と、サーバ70とが無線電波により直接通信を行うものであっても良い。
また、データ通信システム1は、車両用通信装置5と通信する通信相手が、サーバ70に限定されたものではなく、複数の場所に設置されたサーバに対して、送受信するデータの内容によって通信相手を切り替えてデータの送受信を行うものであっても良いし、他の車両の車両用通信装置5との間でデータの送受信を行うものであっても良い。
また、サーバ70は、車両用通信装置5と同様に、電源スケジュール78に指定された時間に起動するよう構成されているが、サーバ70の起動タイミングをスケジュールで管理しないものであっても良く、例えば、サーバ70は、通信機72だけに電源が入った休止モードとなり、車両用通信装置5からの接続要求信号を受信すると、全体が起動するものであっても良いし、常時起動しているものであっても良い。
また、A/D変換器17で主バッテリ20及び補助バッテリ21の電圧を検知し、副制御部12で、この電圧に応じた処理を行っているが、S120〜S143におけるバッテリ電圧に対する処理を行わずに、スイッチ14をオンにするだけとし、電源スケジュール31に指定された時間で主制御部11への電源のオン/オフを切り替えるだけのものであっても良い。
また、補助バッテリ21が搭載されていない車両3の場合など、S130〜S135の処理が無く、S120で主バッテリ20の電圧が判定値Aを下回ると、S140以降の処理を行うものであっても良い。
また、車両用通信装置5及びサーバ70の再起動後、送受信データスケジュール32,78を基に、継続してデータを送受信するように構成されているが、電源が切れた場合、最初からデータ送受信をやり直すものであっても良い。
本実施例のデータ通信システム1の全体構成を表す図である。 本実施例の車両用通信装置5の全体構成を表す図である。 本実施例の、電源スケジュール31を表す図である。 本実施例の車両用通信装置5の副制御部12による処理内容を表すフローチャート図である。 本実施例のデータ送受信の手順を説明する図である。 本実施例のデータ送受信の手順を説明する図である。 本実施例のデータ送受信の手順を説明する図である。 本実施例のデータ送受信の手順を説明する図である。 本実施例のデータ送受信の手順を説明する図である。 本実施例のデータ送受信の手順を説明する図である。 本実施例のデータ送受信の手順を説明する図である。 本実施例のサーバ70の制御部71による処理内容を表すフローチャート図である。 本実施例の車両用通信装置5の主制御部11による処理内容を表すフローチャート図である。
符号の説明
1…データ通信システム、3…車両、5…車両用通信装置、7…広域ネットワーク、8…携帯電話網、10…制御部、11…主制御部、12…副制御部、14,15…スイッチ、17…A/D変換器、19…タイマ、20…主バッテリ、21…補助バッテリ、30…記憶装置、31…電源スケジュール、32…送受信データスケジュール、40…通信機、51…カーナビゲーション装置、52…Audio系、70…サーバ、71…制御部、72…通信機、73…記憶装置、75…タイマ。

Claims (8)

  1. 車両に搭載されたバッテリからの電力供給を受けて駐車中に動作し、車両外部の通信相手と無線を介してデータの送受信を行う通信手段を備える車両用通信装置において、
    前記バッテリから前記通信手段への電源経路を導通又は遮断状態に切り替えるための電源経路開閉手段と、
    前記電源経路を導通又は遮断する時刻が複数指定されたスケジュールを記憶するスケジュール記憶手段と、
    車両の駐車中に現在時刻を監視し、該スケジュールに指定された時刻に応じて、前記電源経路開閉手段を駆動することにより前記電源経路を導通又は遮断状態に切り替える給電制御手段と、
    を備え、
    前記通信手段は、前記給電制御手段によって前記電源経路が導通状態に切り替えられるとデータの送受信を開始する、
    ことを特徴とする車両用通信装置。
  2. 前記電源経路が導通状態の間、前記バッテリの電圧を検知し、検知した電圧値があらかじめ規定された第1遮断電圧値より低くなると、前記電源経路開閉手段により前記電源経路を遮断状態に切り替える第1バッテリ遮断手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用通信装置。
  3. 前記電源経路が導通状態の間、前記バッテリの電圧を検知し、前記バッテリの電圧があらかじめ規定された第1連絡電圧値より低くなると、前記通信手段を用いて前記バッテリの電圧の電圧低下を表す情報を通信相手に送信する第1電圧連絡手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用通信装置。
  4. 前記バッテリは、主バッテリと補助バッテリとからなり、
    当該車両用通信装置は、前記電源経路が導通状態の間、前記主バッテリの電圧を検知し、該主バッテリの電圧値があらかじめ規定された切替電圧値以上であれば、前記主バッテリを前記電源経路に選択的に接続し、該主バッテリの電圧値が前記切替電圧値より低いと前記補助バッテリを前記電源経路に選択的に接続するバッテリ切替手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用通信装置。
  5. 前記電源経路が導通状態で、該電源経路に前記補助バッテリが接続されている間、前記補助バッテリの電圧を検知し、検知した電圧値があらかじめ規定された第2遮断電圧値より低くなると、前記電源経路開閉手段により前記電源経路を遮断状態に切り替える第2バッテリ遮断手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の車両用通信装置。
  6. 前記電源経路が導通状態の間、前記主バッテリ又は前記補助バッテリの電圧を検知し、検知した前記主バッテリ又は前記補助バッテリの電圧があらかじめ規定された第2連絡電圧値より低くなると、前記通信手段を用いて前記主バッテリ又は前記補助バッテリの電圧の電圧低下を表す情報を通信相手に送信する第2電圧連絡手段を備えることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の車両用通信装置。
  7. 車両に搭載され、所定の通信相手と無線を介して通信を行う第1通信手段を備える車載端末と、
    車両外部に設置され、前記車載端末との間で通信を行う第2通信手段を備える外部端末と、
    を備え、前記車載端末及び前記外部端末の間でデータの送受信を行うためのデータ通信システムであって、
    前記第1通信手段は、請求項1〜請求項6にいずれか記載の車両用通信装置により構成されることを特徴とするデータ通信システム。
  8. 前記車載端末及び前記外部端末は、それぞれ、
    不揮発性で、データの送受信の状態を記憶するための送受信状態記憶手段と、
    前記第1通信手段又は前記第2通信手段を介して所定のデータを送受信する送受信制御手段と、
    を備え、
    前記送受信制御手段は、
    データの送受信中に、所定のタイミング毎にデータの送受信状態を前記送受信状態記憶手段に記憶し、
    当該通信手段が一旦停止して再起動した際に、相手端末が通信可能な状態にあるか否かを、接続要求を送信して確認し、
    相手端末が通信可能な状態にある場合、前記受信状態記憶手段に記憶された内容により前回停止時に送受信が完了していないデータの有無を確認して、送受信が完了していないデータが有ると、前記送受信状態記憶手段に記憶された内容を基に、前回停止時に送受信していたデータを継続して送受信を開始するよう相手端末と調整して、データの送受信を行い、
    相手端末が通信可能な状態に無い場合、又は、通信中に相手端末との通信が不能となった際には、相手端末からの前記接続要求を待ち、該接続要求を受信すると、該接続要求に対して通信の可否を返信して、前記送受信状態記憶手段に記憶されたデータの内容を基に送受信するデータの内容について相手端末と調整して、データの送受信を行う、
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ通信システム。


JP2003326618A 2003-09-18 2003-09-18 車両用通信装置、及び、データ通信システム Expired - Fee Related JP4151534B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003326618A JP4151534B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 車両用通信装置、及び、データ通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003326618A JP4151534B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 車両用通信装置、及び、データ通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005094497A true JP2005094497A (ja) 2005-04-07
JP4151534B2 JP4151534B2 (ja) 2008-09-17

Family

ID=34456747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003326618A Expired - Fee Related JP4151534B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 車両用通信装置、及び、データ通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4151534B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007228199A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Hitachi Ltd 車載無線通信装置
JP2007253868A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両搭載情報管理装置、携帯機、屋内設置情報管理装置、及び車両内利用情報管理システム
US7801554B2 (en) 2006-09-19 2010-09-21 Funai Electric Co., Ltd. Content reception system
WO2016080036A1 (ja) * 2014-11-21 2016-05-26 株式会社Jvcケンウッド 通信端末装置、通信システム、通信方法
JP2018065432A (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 矢崎総業株式会社 車両システム
CN109188961A (zh) * 2018-08-23 2019-01-11 江西博能上饶客车有限公司 汽车充放电车载控制终端
US11044317B2 (en) * 2014-11-20 2021-06-22 Audi Ag Control of an online service by means of a motor vehicle operator control device
CN113050964A (zh) * 2019-12-27 2021-06-29 本田技研工业株式会社 车辆及软件更新方法
WO2022224707A1 (ja) * 2021-04-23 2022-10-27 株式会社デンソー 車両の電源制御方法、及び車両のコンピュータプログラム
CN117068072A (zh) * 2023-09-19 2023-11-17 浙江天通电子信息材料研究院有限公司 基于互联网的机动车启动辅助系统及其方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6237737B2 (ja) 2015-09-15 2017-11-29 株式会社デンソー 車両用通信装置、コンピュータプログラム及び通信システム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4538420B2 (ja) * 2006-02-23 2010-09-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 車載無線通信装置
JP2007228199A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Hitachi Ltd 車載無線通信装置
JP2007253868A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両搭載情報管理装置、携帯機、屋内設置情報管理装置、及び車両内利用情報管理システム
US7801554B2 (en) 2006-09-19 2010-09-21 Funai Electric Co., Ltd. Content reception system
US11044317B2 (en) * 2014-11-20 2021-06-22 Audi Ag Control of an online service by means of a motor vehicle operator control device
WO2016080036A1 (ja) * 2014-11-21 2016-05-26 株式会社Jvcケンウッド 通信端末装置、通信システム、通信方法
JP2018065432A (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 矢崎総業株式会社 車両システム
CN109188961A (zh) * 2018-08-23 2019-01-11 江西博能上饶客车有限公司 汽车充放电车载控制终端
CN113050964A (zh) * 2019-12-27 2021-06-29 本田技研工业株式会社 车辆及软件更新方法
CN113050964B (zh) * 2019-12-27 2022-08-09 本田技研工业株式会社 车辆及软件更新方法
WO2022224707A1 (ja) * 2021-04-23 2022-10-27 株式会社デンソー 車両の電源制御方法、及び車両のコンピュータプログラム
JP7476844B2 (ja) 2021-04-23 2024-05-01 株式会社デンソー 車両の電源制御方法、及び車両のコンピュータプログラム
CN117068072A (zh) * 2023-09-19 2023-11-17 浙江天通电子信息材料研究院有限公司 基于互联网的机动车启动辅助系统及其方法
CN117068072B (zh) * 2023-09-19 2024-02-09 浙江天通电子信息材料研究院有限公司 基于互联网的机动车启动辅助系统及其方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4151534B2 (ja) 2008-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111619473B (zh) 一种汽车静态电源管理系统及管理方法
JP6161277B2 (ja) 車載器、車両管理システム、プログラム、及び、車両管理方法
JP4151534B2 (ja) 車両用通信装置、及び、データ通信システム
JP6501040B2 (ja) 制御装置
JP5699893B2 (ja) 車載通信機
JP5226159B1 (ja) エンジンを始動するためのバッテリの状態表示装置及びこれを備える車両
US8594886B2 (en) Car-mounted information apparatus and information transfer system for electric car
JP3956694B2 (ja) 車両内情報通信システム及び車載電源制御ユニット
EP1808338B1 (en) Power management system for in-vehicle apparatus and in-vehicle apparatus
JP2007216817A (ja) 給電制限装置、及び制御装置
US20080015807A1 (en) Transferring data in a portable electronic device
CN112435364A (zh) 一种行车记录仪远程静默控制系统及控制方法
JP4847847B2 (ja) 中継接続ユニット及び車載用の多重通信システム
JP6248396B2 (ja) 電力供給システムおよび電力供給制御装置
JPWO2019188073A1 (ja) 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム
CN113787918B (zh) 一种用于新能源汽车的电池控制系统及其控制方法
CN114691177A (zh) 一种用于车载远程监控系统的升级方法及装置
JP7468109B2 (ja) 車両用バッテリ制御システム
US11076355B2 (en) Communication system
CN110044502B (zh) 车载温度检测设备和温度检测系统
JP4821867B2 (ja) 通信装置、および通信プログラム
JP2004062406A (ja) 車載制御ネットワーク装置
JP4026546B2 (ja) 電子ナンバープレートの制御システムおよび電子ナンバープレート
TW202340000A (zh) 車用音響主機
JP5880829B2 (ja) 車両用電源制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080610

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130711

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees