JP2005093982A - 光ファイバ増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 中間段の光ファイバにおけるラマンゲインのスロープを調整して全体的にフラットな出力ゲインプロファイルを得ることによって、広い入力パワーダイナミックレンジを有する光ファイバ増幅器を提供すること。
【解決手段】 光ファイバ増幅器には、ゲイン媒質と、少なくとも1つ以上のポンプを含む第1及び第2ゲインブロック201,202と、第1及び第2ゲインブロック201,202の間に配置された光ファイバ204と、光ファイバ204にポンプ光を供給するラマンポンプ205と、ラマンポンプ205から出力されたポンプ光を光ファイバ204に結合させるためのWDM結合器206とが含まれている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光通信システムに関し、具体的には、WDM(Wave length Division Multiplex)光伝送システムにおいて用いるための広い入力パワーダイナミックレンジ(wide input power dynamic range)を有する光ファイバ増幅器に関する。
近年、インターネットが普及しているが、これに伴って、光通信システムにおいてはますます大きな伝送容量が要求されている。この要求を満たすため、WDM(wavelength division multiplexing)光伝送システムが、光通信システムのために用いられているが、これは、WDM光伝送システムが莫大な量のデータを伝送するのに適しているからである。
光ファイバ増幅器、例えば、EDFA(Erbium Doped Fiber Amplifier)やFRA(Fiber Raman Amplifier)は、広ゲインバンド幅(broad gain band width)を有し、WDM光通信システム用の増幅器として有用であることから、採用されている。
典型的には、このEDFAがライン増幅器として利用されているが、これは、伝送ラインの1スパンを通過した後の減衰した光信号を再増幅し、この再増幅した光信号を、この伝送ラインの次のスパンに伝送するためである。このEDFAの入力パワーは、チャネル数が変化したり伝送ラインに光損失があると、これに起因して、伝送ラインを通過中に変化することがある。そこで、光信号がこのEDFAを通過した後であっても、ゲインを一定にするか、チャネルパワーを一定にするため、自動コントロールモジュールが要求される。
一般に、このEDFAの入力信号パワーが変化したとき、出力光信号は、信号光波長帯域に対するゲインのスペクトラムにスロープが見られる。そこで、出力ゲインスペクトルをフラットにするため、種々の方法、すなわち、ポンプパワーを調整すること、中間段の光損失を調整すること、光フィードバックを利用すること、が提案されている。
他方、DRA(Distributed Raman Amplifier)は、伝送ラインを通過した後の光SN比(optical Signal to Noise Ratio; OSNR)を増大させる能力を有するから、伝送性能を向上させるために広く用いられている。すなわち、このDRAが光増幅器として採用されると、光信号が伝送ラインを伝送されている間の光損失を低減させることができるように、当該伝送ラインはラマンポンプにより直接ポンピングされる。
しかしながら、このEDFAが、このEDFAがライン増幅器として使用されている慣用のWDM伝送システムに設けられた場合には、このDRAで増幅された光信号がこのEDFAに入力されることになって、光入力パワーが過大になりすぎ、AGC(Automatic Gain Control)することができなくなる。すなわち、この場合、この光信号の入力パワーは、AGCできない範囲、すなわち、入力パワーダイナミックレンジ外にある。
したがって、このDRAが慣用の伝送ライン用に使用された場合には、このAGCが広い入力パワーレンジで動作するようにするため、このEDFAを調整する必要がある。
入力パワーが大きい場合においても、出力ゲインプロファイルをフラットにできるようにするため、広い入力パワーダイナミックレンジに適合できる光ファイバ増幅器を新たに開発する必要がある。
図1は、WDM光通信システムにおいて用いられる慣用の光ファイバ増幅器を示す図である。
図1に示すように、光信号には、伝送ライン101を通過するとき、光損失があるので、光信号は、ライン増幅器102で再増幅され、次のスパンに伝送される。ここで、光信号パスを107で示す。
伝送ライン101は、SMF(Single-Mode Fiber)、DSF(Dispersion Shifted Fiber)、NZ‐DSF(Non-Zero Dispersion Shifted Fiber)などの光ファイバ特性に基き、その構成を異ならせることができ、その長さもトータルの伝送距離によって異ならせることができる。
長距離伝送システムにおいては、伝送距離の1スパンが約80〜100kmであるのが一般的であり、ライン増幅器102としてはEDFAが多く利用されている。WDM光通信システムの伝送チャネル数は40〜160程度であって、これら全てのチャネルが同時に伝送されるとき、ライン増幅器であるEDFAの全体の入力パワーは、−5〜0dBm程度にするのが一般的である。
WDM光通信システムにおいては、既に述べたが、伝送性能を向上させるか、伝送距離を長くするため、DRAを採用することができる。詳細にいうと、図1のように、WDM結合器103、104を利用して、ラマンポンプ105、106の出力を伝送ライン101に入力すれば、これにより、ポンプ光によってラマンゲインを得ることができる。
この場合、ラマンゲインはポンプパワーによって異なるが、通常は、5〜15dB程度のゲインが得られるように設計されている。したがって、ライン増幅器102の全体の入力パワーは+5〜+15dBm程度になる。
WDM光通信システムにおいてDRAが採用されない場合には、ライン増幅器102として利用されることが多いEDFAが、+5〜0dBmの入力パワーで動作するが、WDM光通信システムにおいてDRAが採用されると、入力パワーは+5〜+15dBm程度に増加する。このように入力パワーが大きいため、ライン増幅器102からの光信号がフラットゲインを得るのは困難である。すなわち、DRAを採用した場合には、入力パワーのダイナミックレンジに限界があるため、フラットな出力ゲインプロファイルを得るうえで、EDFAが+5〜+15dBmの範囲で動作できるようにするには、新たに、EDFAを再設計し導入する必要がある。
米国特許第6,563,628号明細書 韓国特許第2002−0039447号明細書
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、中間段の光ファイバとゲインブロックとが互いに逆のゲインスロープを有するように調整して全体的にフラットな出力ゲインスペクトルを得ることによって、広い入力パワーダイナミックレンジを有する光ファイバ増幅器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る光ファイバ増幅器は、ゲイン媒質と少なくとも1つ以上のポンプを含む第1及び第2ゲインブロックと、該第1及び第2ゲインブロックの間に配置した光ファイバと、該光ファイバにポンプ光を供給するラマンポンプと、該ラマンポンプから出力されたポンプ光を前記光ファイバに結合する結合手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る光ファイバ増幅器は、入力パワーダイナミックレンジを非常に広くできるので、DRAを利用して伝送性能を向上させる場合にも、取り替えずにそのまま用いることができる。
本発明に係る光ファイバ増幅器は、ラマン増幅のない場合とある場合の両方に用いることが可能であり、本発明に係る光ファイバ増幅器を利用するWDM光通信システムにおいては、スパン損失、伝送距離、伝送性能などの必要に応じて、ラマン増幅器を設置するか否かを選択することができる。
本発明によると、2段の増幅器の間に、ラマンゲインを得るため光ファイバを配置し、最初のゲイン段のゲインスロープとラマンゲインのスロープが互いに逆になるスロープを有するように調整し、フラットなゲインスペクトルが得られるようにする。これによって、入力パワーが非常に大きい場合も、フラットなゲインスペクトルを得ることができ、非常に大きい入力パワーダイナミックレンジを実現できるという、効果を奏する。
また、本発明は、光ラインにDRAを新たに導入した結果、ライン増幅器の入力が非常に大きくなった場合にも、光ラインを取り替えずに、用いることができるライン増幅器に利用することができるという効果がある。
以下、本発明に係る好ましい実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバ増幅器の構成を示す図であり、入力パワーダイナミックレンジの問題点を解決するために示されている。
図2に示すように、この光ファイバ増幅器は、第1及び第2ゲインブロック201、202と、ゲインフラットフィルタ203と、光ファイバ204と、ラマンポンプ205と、WDM結合器206とを含む。
第1及び第2ゲインブロック201、202は、それぞれ、入力された光信号を増幅し、ゲインを発生するものであり、ゲイン媒質と、少なくとも1つ以上のポンプとを有するように構成される。
ここで、このゲイン媒質は、希土類添加光ファイバまたは希土類添加導波管とすることができる。
第1及び第2ゲインブロック201、202の間には、光ファイバ204を配置してあり、ラマンゲインを得るため、ラマンポンプ205を、WDM結合器206を介して光ファイバ204に結合してある。
光ファイバ204は、DCF(Dispersion Compensated Fiber)、HNLF(Highly Non-Linear Fiber)、SMF、またはこれらの組み合わせたものとすることができ、ラマンゲインが十分に得られる媒質であればよい。
あるいはまた、ゲインフラットフィルタ203は、光ファイバ増幅器を通過した後のゲインフラットを改善するために、他の光路に配置することもできる。
図3A及び図3Bは、図2の光ファイバ増幅器で入力光パワーが大きくなったとき、出力のゲインスペクトルをフラットにできる基本原理を説明するための説明図であり、図3Aは入力パワーが小さいときの出力のゲインスペクトルを示す図であり、図3Bは入力パワーが大きいときの出力のゲインスペクトルを示す図である。
λiとλfは、それぞれ、WDM光信号バンドの始端における波長と終端における波長を示す。
入力パワーが小さいとき、すなわち、伝送ラインにDRAがない場合には、第1ゲインブロック201は、図にAで示すようなゲインスロープを有するように設定される。
光ファイバ204により得られるラマンゲインの形状は、ラマンポンプ205の波長によって決定される。ラマンゲインの最大値をλfに近くすると、光信号バンド内におけるラマンゲインは、図にBで示すようなゲインスロープを有するようになる。
したがって、第1ゲインブロック201のゲインスロープAと、光ファイバ204から得られるラマンゲインスロープBとは、逆方向のスロープを有するから、これらスロープを調整することにより、第2ゲインブロック202を通過した後に、フラットな出力スペクトルを得ることができる。
図3Aに示すゲインプロファイルは直線状になっているが、これはスロープのおおよその方向を示すためのものであって、実際のゲインプロファイルは、図示したスロープからずれることもある。
フラットなゲインプロファイルを得るため、ゲインフラットフィルタ203が要求されることになる。第2ゲインブロック202は、入力スペクトルが大略フラットで、出力スペクトルがフラットになるように構成されている。また、第2ゲインブロック202は、出力パワーを十分に大きくするように設計することができる。
図2のような構造の光ファイバ増幅器で入力パワーが大きい場合(すなわち、伝送ラインにDRAがある場合)には、各ステップにおけるゲインスロープは、図3Bのように変化する。
第1ゲインブロック201を通過した後のゲインスロープは、図においてCで示すように、ゲインスロープAに比較して緩やかであり、ゲイン値も小さくなっている。これは、入力パワーが大きくなったため、第1ゲインブロック201のゲインが過飽和になったためである。この場合、ラマンポンプのポンピングパワーを低くすると、ラマンゲインが減少し、ラマンゲインのスロープが、図においてDで示すように、緩やかになる。したがって、図においてCで示すゲインスロープと、Dで示すゲインスロープを組み合わせると、フラットな出力を得ることができる。
この説明は概念的なものであって、実際に具現化されたものにおいては、第1ゲインブロック201と、光ファイバ204におけるゲインプロファイルとともに、ゲインフラットフィルタ203と第2ゲインブロック202の設計も重要である。
図4は本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ増幅器の構成を示す図であり、図2の光ファイバ増幅器の具体例を示す図である。
本発明に係る光ファイバ増幅器は、光アイソレータ413と、短いEDF412と、WDM結合器414、422、431、及び432と、DCF421と、ラマンポンプ423と、ポンプLD 415、434、及び435と、ゲインフラットフィルタ404と、長いEDF433とを含む。
本発明の一実施の形態においては、第1ゲインブロック201として、後方向ポンピングする構造を有する短いEDF412を用いている。
ポンプLD415から出力されるポンプ光は、WDM結合器414を介してEDF412に供給される。本発明の一実施の形態では、短いEDF412を利用しており、これにより、図3に関して説明したゲインスロープが得られる。
また、本発明では、ラマンゲインが得られる光ファイバとして、DCF421を採用しており、ラマンポンプ423から出力されるポンプ光を、WDM結合器422を介して、DCF421に供給することができる。ラマンポンプ423の波長は、図3に関して説明したように、光信号波長バンドの終端で最高ゲイン値を有するように選択される。
一方、本発明では、第2ゲインブロック202として長いEDF433を用い、両方向ポンピングして、大きい出力パワーが得られるように構成される。
図5は図2の光ファイバ増幅器の入力パワーの変化によるゲインスペクトルの変化の一例を説明するためのグラフであって、入力チャネル数が40である場合の例である。
入力パワーが、図に示すように、−2dBmである場合は、出力は完全にフラットなゲインプロファイルを有し、ゲインが25dBで、出力パワーが+23dBmであった。
入力パワーが+5dBmまで増大すると、ポンプLD415、434、及び435のポンプ光パワーは、変化せずそのままであるから、図3Bに示すようなゲインプロファイルを得るため、ラマンポンプ423のポンプ光が調整される。このときのゲインプロファイルは、図5に示すようになっているから、出力パワーは同様に+23dBmであった。
このような方法で、入力パワーが+10dBm又は+15dBmまで増大すると、ラマンポンプ423のポンプ光のみが調整され、図5に示すようなフラットなゲインプロファイルを得ることができる。
このとき、ラマンポンプ415、434及び435のポンプ光は調整されず、ラマンポンプ423のみが調整され、これにより約+23dBmの一定の出力値を得ることができる。入力パワーが増大すると、ゲインプロファイルのスロープは大略フラットになるが、若干の変動が見られる。
入力パワーが大きいほど、ゲインシフトは大きくなるが、入力パワーが+15dBmである場合も、ゲインシフトは±1dB以下を維持できる。
以上説明したように、このように構成したので、図2に示した同じ構造の光ファイバ増幅器で、図3に関連して説明した同じ方法で、ゲインプロファイルをフラットにすることができる。したがって、図2に示したような構造を有する光ファイバ増幅器をライン増幅器として用いた場合に、光ラインにDRAを設けると、ライン増幅器を取り替えずに、そのまま光ファイバ増幅器を用いることができる。
一方、図4の光ファイバ増幅器の場合、全てのチャネルが伝送されると、光ファイバ増幅器の入力パワーは、光ラインにおけるDRAのゲインによって−2〜+15dBmの値になる。また、この入力パワーは、DRAがない場合は、チャネルがアド・ドロップ(add-drop)されて変化するが、−21〜−2dBmの値を有する。
このように広いダイナミックレンジの入力パワーからフラットなゲインプロファイルを得ることができるから、入力パワーのダイナミックレンジは36dBに達することができる。
なお、本発明は、本実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、種々の変更が可能である。
従来技術に係るWDM光通信システムの1スパンの構造を示す図である。 本発明に係る光ファイバ増幅器の第1の実施の形態の構造を示す図である。 図2の光ファイバ増幅器で入力光パワーが大きくなったときの出力のゲインプロファイルをフラットにできる基本原理を説明するための説明図である。 図2の光ファイバ増幅器で入力光パワーが大きくなったときの出力のゲインプロファイルをフラットにできる基本原理を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ増幅器の構造を示す図である。 図2の光ファイバ増幅器の入力パワーの変化によるゲインプロファイルの変化を説明するためのグラフである。
符号の説明
101 伝送ライン
102 ライン増幅器
103、104、206、414、422、431、432 WDM結合器
105、106、205、423 ラマンポンプ
415、434、435 ポンプLD
107 パス
201、202 第1及び第2ゲインブロック
203、404 ゲインフラットフィルタ
204 光ファイバ
413 アイソレータ
412、433 EDF
421 DCF

Claims (5)

  1. ゲイン媒質と少なくとも1つ以上のポンプとを有する第1及び第2ゲインブロックと、
    該第1及び第2ゲインブロックの間に配置した光ファイバと、
    該光ファイバにポンプ光を供給するラマンポンプと、
    該ラマンポンプからのポンプ光を前記光ファイバに結合させるための結合手段と
    を備え、
    前記第1ゲインブロックと前記光ファイバは、逆のゲインプロファイルを有し、これにより、互いのゲインプロファイルを相殺して、フラットゲインスペクトルを得る
    ことを特徴とする光ファイバ増幅器。
  2. 請求項1において、前記光ファイバは、DCF(dispersion compensated fiber)、HNLF(highly non-linear fiber)、SMF(single-mode fiber)、またはこれらを組み合わせたもののうちの1つであることを特徴とする光ファイバ増幅器。
  3. 請求項1において、ゲインプロファイルをフラットにするためのゲインフラットフィルタをさらに備えたことを特徴とする光ファイバ増幅器。
  4. 請求項1において、前記第1ゲインブロックのゲイン媒質は、希土類添加光ファイバまたは希土類添加導波管のうちのいずれかであることを特徴とする光ファイバ増幅器。
  5. 請求項1において、前記第2ゲインブロックのゲイン媒質は、希土類添加光ファイバまたは希土類添加導波管のうちのいずれかであることを特徴とする光ファイバ増幅器。
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