JP2005092305A - 携帯電話機及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】放送禁止用語や差別用語などの有害語句をメモリに記憶させておき、有害語句を含む文を操作(メール送信、Webサイトへの書き込み、電話帳登録、など)しようとした場合には警告を発することにより、有害語句の外部流出を禁止することを可能とする。
【解決手段】携帯電話手段とインターネットアクセス手段と電子メール手段と、を備えた携帯電話機において、有害語句のリストを記憶保持する有害語句辞書と、使用したくない語句のリストを記憶保持する任意設定語句辞書と、文字入力が行われ入力された文字列を送出或いは設定する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在した場合に、該当語句を表示装置に表示し、前記入力された文字列を前記携帯電話機から送出或いは前記携帯電話機に設定する前記操作を無効とする制御を行う有害語句認識手段と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は携帯電話機及びそのプログラムに関し、特に、放送禁止用語や差別用語などの有害語句の外部流出を禁止することを可能とする、携帯電話機及びそのプログラムに関する。
近年、携帯電話でも、電子メールの送受信やインターネット接続などが手軽に行えるようになり、様々な情報が行き交う時代になってきた。しかし、一方では、放送禁止用語や差別用語などの有害語句の流出も避けられない状況にもなってきている。
このような有害語句の流出を防止するために、一般的に使用禁止とされている用語が含まれているファクシミリの原稿は、そのままでは相手先に送信しない手段を備えたファクシミリ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上述した特許文献1に記載の「ファクシミリ装置」においては、原稿の画像を読み取るイメージセンサと、画像データにおける文字、マーク等をコードデータに変換するOCRと、送信先となる複数の宛先や電話番号や、複数の宛先の個々に対してその宛先に送ってはならない文字、マーク等の禁止内容が記憶されているRAMと、RAMに格納されている禁止内容とOCRからの文字、マーク等とを照合する送受信禁止情報照合部とを備え、送受信禁止情報照合部による照合の結果、禁止内容が原稿に含まれている場合には、送信を禁止すると共に、その旨を操作部に表示させるようになっている。
また、利用者コンピュータから送られてくる電子掲示板への掲載希望メッセージについて、電子掲示板に掲載することは不適当であるとして事前に選出された用語が登録されている掲載禁止用語集に照らして検査を行い、掲載希望メッセージに掲載禁止用語集中の用語が含まれていない場合は、当該メッセージを電子掲示板に登録し、掲載禁止用語集中の用語が含まれている場合には、利用者コンピュータに対してメッセージを掲載できない旨を通知するようにしている電子掲示板システムも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平11−032136号公報(第3−4頁、図1−4) 特開平11−259389号公報(第3−5頁、図1−3)
上述した特許文献1に記載の従来の「ファクシミリ装置」においては、放送禁止用語や差別用語のような一般的な禁止内容は、ファクシミリ装置の製造時に予めRAM内に登録されており、これを後に変更するようなことは出来ないようになっている。
また、上述した特許文献2に記載の従来の「電子掲示板システム」においては、掲載禁止用語集はサーバコンピュータ側に備えられており、利用者コンピュータ側で事前に掲載禁止用語集の用語を知ることは出来ないようになっている。
本発明は上述した事情を改善するために成されたものであり、従って本発明の目的は、放送禁止用語や差別用語などの有害語句をメモリに記憶させておき、有害語句を含む文を操作(メール送信、Webサイトへの書き込み、電話帳登録、など)しようとした場合には警告を発することにより、有害語句の外部流出を禁止することを可能とする、携帯電話機及びそのプログラムを提供することにある。
本発明の携帯電話機は、音声通信や電話帳データの設定、或いは、着信音の設定など、携帯電話機本来の処理を行う携帯電話手段と、インターネット上のWWWサーバなどに接続し、ホームページの閲覧や電子掲示板へのアクセス、或いは、チャットなどを行うインターネットアクセス手段と、電子メールの作成やその送受信を行う電子メール手段と、を備えた携帯電話機において、
放送禁止用語や差別用語などの有害語句のリストを記憶保持する有害語句辞書と、使用したくない語句のリストを記憶保持する任意設定語句辞書と、前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、入力された文字列を送出或いは設定する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機から送出或いは前記携帯電話機に設定する前記操作を無効とする制御を行う有害語句認識手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記携帯電話機は、更に、使用したくない語句を前記任意設定語句辞書に登録或いは前記任意設定語句辞書から削除する任意設定語句登録/削除手段を備える、ことを特徴とする。
さらに、前記有害語句辞書内の有害語句のリストは、前記インターネットアクセス手段によりインターネット上のWWWサーバからダウンロードされるものである、ことを特徴とする。
また、前記有害語句認識手段は、前記電子メール手段を使用して前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、前記入力された文字列を電子メールとして送出する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機から電子メールとして送出する前記操作を無効とする制御を行う、ことを特徴とする。
さらに、前記有害語句認識手段は、前記インターネットアクセス手段を使用して前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、前記入力された文字列をWebサイトへ書き込むために送出する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機からWebサイトへ書き込むために送出する前記操作を無効とする制御を行う、ことを特徴とする。
また、前記有害語句認識手段は、前記携帯電話手段を使用して前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、前記入力された文字列を電話帳データとして設定する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機の電話帳データとして設定する前記操作を無効とする制御を行う、ことを特徴とする。
本発明のプログラムは、音声通信や電話帳データの設定、或いは、着信音の設定など、携帯電話機本来の処理を行う携帯電話手段と、インターネット上のWWWサーバなどに接続し、ホームページの閲覧や電子掲示板へのアクセス、或いは、チャットなどを行うインターネットアクセス手段と、電子メールの作成やその送受信を行う電子メール手段と、放送禁止用語や差別用語などの有害語句のリストを記憶保持する有害語句辞書と、使用したくない語句のリストを記憶保持する任意設定語句辞書と、を備えた携帯電話機のコンピュータに、
前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、入力された文字列を送出或いは設定する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機から送出或いは前記携帯電話機に設定する前記操作を無効とする制御を行う有害語句認識処理を実行させる、ことを特徴とする。
また、前記携帯電話機のコンピュータに、更に、使用したくない語句を前記任意設定語句辞書に登録或いは前記任意設定語句辞書から削除する任意設定語句登録/削除処理を実行させる、ことを特徴とする。
さらに、前記有害語句辞書内の有害語句のリストを、前記インターネットアクセス手段を動作させることによりインターネット上のWWWサーバからダウンロードさせる処理を実行させる、ことを特徴とする。
また、前記有害語句認識処理において、前記電子メール手段を使用して前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、前記入力された文字列を電子メールとして送出する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機から電子メールとして送出する前記操作を無効とする制御を行う、ことを特徴とする。
さらに、前記有害語句認識処理において、前記インターネットアクセス手段を使用して前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、前記入力された文字列をWebサイトへ書き込むために送出する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機からWebサイトへ書き込むために送出する前記操作を無効とする制御を行う、ことを特徴とする。
また、前記有害語句認識処理において、前記携帯電話手段を使用して前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、前記入力された文字列を電話帳データとして設定する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機の電話帳データとして設定する前記操作を無効とする制御を行う、ことを特徴とする。
本発明の携帯電話機及びそのプログラムは、放送禁止用語や差別用語などの有害語句をメモリに記憶させておき、有害語句を含む文を操作(メール送信、Webサイトへの書き込み、電話帳登録、など)しようとした場合には警告を発するようにしているため、有害語句が携帯電話機外部へ流出することを禁止可能となる、という効果を有している。
また、警告を発する場合、どのような語句が有害語句なのかを併せ表示しているため、普段何気なく使用していた語句が、実は放送禁止用語あるいは差別用語であったことを、ユーザに認識させることが可能となる、という効果を有している。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の携帯電話機の一実施形態を示すブロック図である。
図1に示す本実施の形態において携帯電話機100は、プログラム制御により動作するCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)を備える制御部5と、制御部5に接続され、携帯電話機100を動作させるプログラム群、及び、有害語句の辞書などを記憶・保持するメモリ部6と、制御部5に接続され、携帯電話機100への音声入力を行うマイク、及び、音声出力を行うスピーカとから成るマイク/スピーカ7と、制御部5によって出力される映像・文字データを表示するLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示)8と、制御部5へテンキーや操作キーからデータを入力するユーザインタフェースとしてのキー操作部9と、制御部5から出力される信号を変調する変調部4と、制御部5へ復調された信号を入力する復調部3と、変調部4からの信号を無線信号に変換すると共に、アンテナ部1からの無線信号を復調部3へ出力する無線部2と、無線部2と接続され図示しない基地局と無線信号の送受信を行うアンテナ部1と、から構成されている。
次に、図2を参照して、携帯電話機100の制御部5及びメモリ部6の構成について説明する。
図2は、制御部及びメモリ部の一例を示す詳細ブロック図である。
図2において、メモリ部6には、携帯電話機100を動作させるプログラム群、すなわち、複数のプログラム61−1、プログラム61−2、プログラム61−nと、放送禁止用語や差別用語などの有害語句を記憶・保持する有害語句辞書62と、携帯電話機100のユーザが使用したくないとして設定した語句を記憶・保持する任意設定語句辞書63と、が記憶されている。
また、制御部5は、音声通信や電話帳データの設定、或いは、着信音の設定など、携帯電話機本来の処理を行う携帯電話手段51と、インターネット上のWWW(World Wide Web:ワールドワイドウェブ)サーバなどに接続し、ホームページの閲覧や電子掲示板へのアクセス、或いは、チャット(chat:おしゃべり)などを行うインターネットアクセス手段52と、電子メールの作成やその送受信を行う電子メール手段53と、メモリ部6の任意設定語句辞書63へユーザの指定する語句の登録或いは削除を行う任意設定語句登録/削除手段54と、電子メールの送信や、電子掲示板への書き込みやチャットなどでのWebサイトへの書き込み、或いは、携帯電話機100の電話帳データの設定時、などにおいて、これらの文字列中に有害語句が含まれているか否かを判定し、有害語句が含まれている場合に、これらの文字列を携帯電話機100の外部へ流出させない制御を行う有害語句認識手段55と、から構成されている。これらの各手段は、メモリ部6のプログラム61によって動作するようになっている。
なお、図1に示した携帯電話機100は、概略、以下のように動作する。
すなわち、携帯電話機100への電子メール受信時或いは音声通信の着信時に、図示しない基地局からの受信信号がアンテナ部1で受信され、無線部2で増幅され、復調部3で復調された後、制御部5にてデコードされる。また、電子メールの送信時或いは音声通信の発信時の送信信号は、制御部5にてエンコードされ、変調部4で変調され、無線部2で増幅された後、アンテナ部1から図示しない基地局へ送信される。
次に、図3を参照して、図1、図2に示した本実施形態の動作について詳細に説明する。
図3は、本実施形態の動作を説明するフローチャートである。
先ず、図3のステップS1において、携帯電話機100のメモリ部6の有害語句辞書62及び任意設定語句辞書63へ、放送禁止用語や差別用語などの有害語句を設定しておく。
有害語句の設定には、2つの方法がある。1つは、携帯電話事業者などがインターネット上に開設しているホームページにアクセスし、該ホームページに掲載されている有害語句のリストを携帯電話機100の有害語句辞書62にダウンロードする方法である。すなわち、携帯電話機100のユーザは、制御部5のインターネットアクセス手段52を使用して、携帯電話事業者などがインターネット上に開設しているホームページにアクセスし、該ホームページに掲載されている有害語句のリストを携帯電話機100の有害語句辞書62にダウンロードする。この操作により、有害語句辞書62に有害語句のリストが設定される。
有害語句の設定の第2の方法は、携帯電話機100のユーザが、どうしても使用したくない語句(以下、任意設定語句と称するものとする)を、携帯電話機100の任意設定語句辞書63に設定する方法である。すなわち、携帯電話機100のユーザは、制御部5の任意設定語句登録/削除手段54を起動する。任意設定語句登録/削除手段54は、先ず、図4(a)に示す画面をLCD8に表示する。図4(a)の画面は、使用したくない語句(すなわち、任意設定語句)の登録・設定の開始をユーザに知らせる画面である。
ここで、ユーザが「いいえ」ボタン42を選択すれば任意設定語句登録/削除手段54は処理を終了するが、「はい」ボタン41を選択すると、図4(b)に示す画面がLCD8に表示される。そこで、ユーザが語句入力ウィンドウ43に任意設定語句、例えば、「○○○」という語句を入力し、キー操作部9の決定キーなどを押下することにより、図4(c)に示す画面に遷移し、ウィンドウ44に入力した任意設定語句「○○○」が表示される。ここで、ユーザが「はい」ボタン45を選択することにより、任意設定語句「○○○」が任意設定語句辞書63に登録される。「いいえ」ボタン46を選択すれば、これまでの操作は無効となる。なお、任意設定語句辞書63に既に登録されている任意設定語句を削除する場合も、図4に示した画面とほぼ同様の画面で削除することが可能である。これらの操作により、任意設定語句辞書63にユーザがどうしても使用したくない語句が有害語句として登録され設定される。
なお、任意設定語句辞書63へ任意設定語句を登録/削除する場合、第三者にその語句を見られることを防止するため、任意設定語句登録/削除手段54を起動する際に、パスワードの入力を求める機能を備えさせておいても良い。
図3のステップS1において有害語句辞書62及び任意設定語句辞書63へ有害語句を設定した後、ステップS2において携帯電話機100のユーザは、キー操作部9などのユーザインタフェースを使用して文字入力を行う。ステップS2における文字入力は、制御部5の電子メール手段53により、電子メールの本文を入力する場合、又は、インターネットアクセス手段52により、電子掲示板への書き込み或いはチャットなどでのWebサイトへの書き込みを行う場合、又は、携帯電話手段51により、電話帳データを設定する場合、などにおいて行われる。
そして、文字入力を終了したユーザが、その処理を行おうとしたとき、すなわち、電子メールの送信を行おうとしたとき、又は、Webサイトへの書き込み・送信を行おうとしたとき、又は、電話帳データを登録・設定させようとしたとき、ステップS3において有害語句認識手段55が起動され、入力された文字列の中に有害語句が含まれているか否かを判定する。有害語句認識手段55は、入力された文字列を有害語句辞書62及び任意設定語句辞書63に照らし合わせ、入力された文字列中に有害語句辞書62及び任意設定語句辞書63内の有害語句のリストに合致する語句が有るか否かによって判定を行う。
入力された文字列中に有害語句が含まれていない場合は(ステップS3でNO)、ステップS6においてユーザが行おうとした処理を実行し(すなわち、電子メールの送信処理、又は、Webサイトへの書き込み処理、又は、電話帳データの登録・設定処理)、ステップS8にて処理を終了して待ち受け画面に戻る等を行う。
入力された文字列中に有害語句が含まれている場合は(ステップS3でYES)、ステップS4において、入力された文字列中に有害語句が使用されている旨のメッセージをLCD8に表示する。図5に、有害語句が使用されている旨のメッセージの表示例を示す。
図5(a)は、電子メールの送信を行おうとしたときの表示例であり、図5(b)は、Webサイトへの書き込み・送信を行おうとしたときの表示例であり、図5(c)は、電話帳データを登録・設定させようとしたときの表示例である。図5(a)(b)(c)の何れにおいても、使用されていた有害語句を表示するウィンドウ51(51−1、51−2、51−3)を備えており、ウィンドウ51内に使用されていた有害語句が、例えば、「○○○」のように表示される。そして、これまでの操作を中断させるか否かを選択するためのボタン、すなわち、「はい」ボタン52(52−1、52−2、52−3)と「いいえ」ボタン53(53−1、53−2、53−3)とが併せ表示されている。
ステップS4の表示の後、有害語句認識手段55は、ステップS5において、これまでの操作が中断されるか否かの判定を行う。
そして、携帯電話機100のユーザが図5の「はい」ボタン52を選択した場合には(ステップS5でYES)、これまでの操作を中断して終了し、ステップS8に進んで待ち受け画面に戻る等の処理を行う。
図5の「いいえ」ボタン53が選択された場合には(ステップS5でNO)、ステップS7において、ステップS2で入力された文字を全て消去して、文字入力の画面に何も書かれていない状態に戻し、ステップS2に戻り次の文字入力を行わせる。
なお、図5においては、(a)(b)(c)としてそれぞれ、電子メールの送信時、Webサイトへの書き込み・送信時、電話帳データの登録・設定時、のメッセージを区別して表示していたが、この区別なく図6に示すようなメッセージとしてまとめて表示するようにしても良い。図6における参照数字の意は、図5における参照数字の意と同一である。
以上説明したように、本実施形態によれば、放送禁止用語や差別用語などの有害語句をメモリに記憶しておき、入力された文字列をメモリに記憶されている有害語句のリストに照らして検査し、入力された文字列に有害語句が含まれている場合には、ユーザに対して警告を発するようにしているため、有害語句を含んだ文字列が電子メールで送信されてしまうこと、又は、Webサイトに書き込まれてしまうこと、又は、電話帳データとして登録・設定されてしまうこと、を防止することが可能となり、その結果、有害語句を携帯電話機外部へ流出させてしまうことが禁止可能となる。
また、何が有害語句であるかを画面表示するようにしているため、普段何気なく使用していた語句が、実は放送禁止用語あるいは差別用語であったことをユーザに認識させることが可能となり、秩序ある言論を守るための一端を担うことを可能とさせる。
本発明の携帯電話機の一実施形態を示すブロック図である。 制御部及びメモリ部の一例を示す詳細ブロック図である。 本実施形態の動作を説明するフローチャートである。 任意設定語句辞書への語句の登録手順の画面例を示す図である。 有害語句が使用されている旨のメッセージの表示例を示す図である。 有害語句が使用されている旨のメッセージの第2の表示例を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ部
2 無線部
3 復調部
4 変調部
5 制御部
51 携帯電話手段
52 インターネットアクセス手段
53 電子メール手段
54 任意設定語句登録/削除手段
55 有害語句認識手段
6 メモリ部
61 プログラム
62 有害語句辞書
63 任意設定語句辞書
7 マイク/スピーカ
8 LCD
9 キー操作部
100 携帯電話機

Claims (12)

  1. 音声通信や電話帳データの設定、或いは、着信音の設定など、携帯電話機本来の処理を行う携帯電話手段と、インターネット上のWWWサーバなどに接続し、ホームページの閲覧や電子掲示板へのアクセス、或いは、チャットなどを行うインターネットアクセス手段と、電子メールの作成やその送受信を行う電子メール手段と、を備えた携帯電話機において、
    放送禁止用語や差別用語などの有害語句のリストを記憶保持する有害語句辞書と、使用したくない語句のリストを記憶保持する任意設定語句辞書と、前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、入力された文字列を送出或いは設定する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機から送出或いは前記携帯電話機に設定する前記操作を無効とする制御を行う有害語句認識手段と、を備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記携帯電話機は、更に、使用したくない語句を前記任意設定語句辞書に登録或いは前記任意設定語句辞書から削除する任意設定語句登録/削除手段を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 前記有害語句辞書内の有害語句のリストは、前記インターネットアクセス手段によりインターネット上のWWWサーバからダウンロードされるものである、ことを特徴とする請求項1或いは請求項2の何れか1項に記載の携帯電話機。
  4. 前記有害語句認識手段は、前記電子メール手段を使用して前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、前記入力された文字列を電子メールとして送出する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機から電子メールとして送出する前記操作を無効とする制御を行う、ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の携帯電話機。
  5. 前記有害語句認識手段は、前記インターネットアクセス手段を使用して前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、前記入力された文字列をWebサイトへ書き込むために送出する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機からWebサイトへ書き込むために送出する前記操作を無効とする制御を行う、ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の携帯電話機。
  6. 前記有害語句認識手段は、前記携帯電話手段を使用して前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、前記入力された文字列を電話帳データとして設定する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機の電話帳データとして設定する前記操作を無効とする制御を行う、ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の携帯電話機。
  7. 音声通信や電話帳データの設定、或いは、着信音の設定など、携帯電話機本来の処理を行う携帯電話手段と、インターネット上のWWWサーバなどに接続し、ホームページの閲覧や電子掲示板へのアクセス、或いは、チャットなどを行うインターネットアクセス手段と、電子メールの作成やその送受信を行う電子メール手段と、放送禁止用語や差別用語などの有害語句のリストを記憶保持する有害語句辞書と、使用したくない語句のリストを記憶保持する任意設定語句辞書と、を備えた携帯電話機のコンピュータに、
    前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、入力された文字列を送出或いは設定する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機から送出或いは前記携帯電話機に設定する前記操作を無効とする制御を行う有害語句認識処理を実行させる、ことを特徴とするプログラム。
  8. 前記携帯電話機のコンピュータに、更に、使用したくない語句を前記任意設定語句辞書に登録或いは前記任意設定語句辞書から削除する任意設定語句登録/削除処理を実行させる、ことを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記有害語句辞書内の有害語句のリストを、前記インターネットアクセス手段を動作させることによりインターネット上のWWWサーバからダウンロードさせる処理を実行させる、ことを特徴とする請求項7或いは請求項8の何れか1項に記載のプログラム。
  10. 前記有害語句認識処理において、前記電子メール手段を使用して前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、前記入力された文字列を電子メールとして送出する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機から電子メールとして送出する前記操作を無効とする制御を行う、ことを特徴とする請求項7から請求項9の何れか1項に記載のプログラム。
  11. 前記有害語句認識処理において、前記インターネットアクセス手段を使用して前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、前記入力された文字列をWebサイトへ書き込むために送出する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機からWebサイトへ書き込むために送出する前記操作を無効とする制御を行う、ことを特徴とする請求項7から請求項9の何れか1項に記載のプログラム。
  12. 前記有害語句認識処理において、前記携帯電話手段を使用して前記携帯電話機のユーザインタフェースにより文字入力が行われ、前記入力された文字列を電話帳データとして設定する操作が行われたときに、前記入力された文字列中に、前記有害語句辞書或いは前記任意設定語句辞書内の語句のリストに一致する語句が存在するか否かを判定し、一致する語句が存在した場合に、該当語句を前記携帯電話機の表示装置に表示する事により警告を発し、前記入力された文字列を前記携帯電話機の電話帳データとして設定する前記操作を無効とする制御を行う、ことを特徴とする請求項7から請求項9の何れか1項に記載のプログラム。
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