JP2005091887A - デザイン表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モアレ縞を表出させて美観上の効果を向上させ、さらに、モアレ縞を表出、消失、変化及び移動させて多種多様な変化を持たせて、より効果的に表示させると共に、これらの美観上の表示のために生じる生産上のコスト及び作業量を極力抑えたデザイン表示装置を提供する。
【解決手段】 透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に等間隔で並ぶ線状に凹部1aと凸部1bとが交互に形成してある透明板1と、当該透明板1の内面に位置し等間隔で並ぶ線状に着色された表示体2とを有し、前記透明板1の凸凹1cと表示体2の縞2aとの傾斜角が変更可能に配設されているので、初期状態にあっては透明板1の縞と表示体2の縞2aとを傾斜させず、傾斜させないことによりモアレ縞が表れず、使用者の操作や機器の動作状態の変化等に連動させて、初期状態にあっては透明板1の縞と表示体2の縞2aとを傾斜させることで、傾斜させることによりモアレ縞が表れる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、モアレ縞を表出させたり、モアレ縞を変化させたり、モアレ縞を移動したり、モアレ縞を消失させたりして表示形態を変更させ、本装置が適用された各種機器類の状態を示すと共に、使用者に美観上の快さを与えるデザイン表示装置に関する。特に、本デザイン変更装置は、ドライヤー、シェーバー、ヘアーブロッサー等の小型電気機器に適用することができ、さらにこれらの小型電気機器に限らず、マッサージ機等の大型電気機器にも適用でき、その適用範囲は幅広い。
背景技術としては、特開2002−116724号公報に開示されるものがあり、以下この背景技術について説明する。背景技術に係るデザイン表示装置は、図13に示すごとく透視可能部104と隠蔽部105とが交互に形成してある縞模様状のマスク体102と、マスク体102の内面に配置されて、複数の異なる色彩が縞模様状に着色された表示体103とを備え、マスク体102と表示体103とがマスク体102の縞模様と交差する向きへ相対移動可能に設け、マスク体102と表示体103の少なくともいずれか一方を、他方に対して移動操作できるように構成されている。
この背景技術によれば、以下の作用・効果を得ることができる。始めは、マスク体102とその内面に配置した表示体103とは、マスク体102の透視可能部104に臨む表示体103の着色部のみが、透視可能部104を介して外部から見え、隠蔽部105に臨む表示体103の着色部は、隠蔽部105に遮られて外部から見えない状態になっている。この状態から、例えば表示体103をマスク体102に対して変位操作すると、それまで隠蔽部105に遮られていた着色部が透視可能部104へ徐々に露出する。その一方で、それまで透視可能部104に臨んでいた着色部は、徐々に隠蔽部105の内面へ移動し、やがて着色部の全体が隠蔽部105によって遮られてしまう。この状態変化をマスク体102の外面から見ると、ある色のみが見えていた状態から、異なる複数の色が混在して見える状態を経て、最初とは異なる別の色が見える状態へと見かけの状態が変化する。場合によっては、色状態が変化する間に、模様や着色部の見かけの形が変化する。このように、見かけの色や模様等の表示状態を変化させると、使用者等に強いインパクトをあたえて注意力を喚起し、あるいは興味を起こさせることができる。
特開2002−116724号公報
確かに、前記背景技術のデザイン表示装置は以上のように構成され、前記マスク体102と表示体103との構成により最初とは異なる別の色が見える状態へと見かけの状態が変化し、使用者等に強いインパクトをあたえて注意力を喚起し、あるいは興味を起こさせることができる。しかし、デザイン表示装置を、各種装置、例えば、ドライヤーに適用した場合には、マスク体102と表示体103との構成だけでなく、これらマスク体102と表示体103とを保護し、且つ、マスク体102と表示体の表示を妨げない、図14に示すような透明な保護材となるケース106が必要となる。したがって、使用者等に対して強いインパクトを与えるために、マスク材102及び表示体103だけでなくケース106も必要となって、経済的な面だけ出なく、かかるデザイン表示装置を適用した各種装置を製造する場合にも手間がかかり、作業性が悪いという課題を有する。
なお、マスク体102が透視可能部及び遮蔽部を有し、表示体が縞模様を有しており、モアレ縞が表出しそうであるが、図13の縞模様の縞間隔が大きすぎてモアレ縞が表出していない。さらに、前記背景技術を開示していた特開2002−116724号公報には、モアレ縞を示す図面もなく、記載も発明の詳細な説明にもない。
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、モアレ縞を表出させて美観上の効果を向上させ、さらに、単にモアレ縞を表出させるだけでなく、モアレ縞を表出、消失、変化及び移動させて多種多様な美観上の変化を持たせて、より効果的に表示させると共に、これらの美観上の表示のために生じる生産上のコスト及び作業量を極力抑えたデザイン表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係るデザイン表示装置は、透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に等間隔で並ぶ線状に凹部と凸部とを交互に形成してある透明板と、当該透明板の内面に位置し等間隔で並ぶ線状に着色された表示体とを有し、前記透明板の凸凹と表示体の縞とが斜めに交差した状態で配設されているものである。このように本発明においては、透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に等間隔で並ぶ線状に凹部と凸部とを交互に形成してある透明板と、当該透明板の内面に位置し等間隔で並ぶ線状に着色された表示体とを有し、前記透明板の凸凹と表示体の縞とが斜めに交差した状態で配設されているので、透明板の凹部が表示体の縞を細い線に見せ、透明板の凸部が表示体の縞を太い線に見せ、すなわち、光透過強度の異なる縞が透明板にも形成されていることとなり、透明板の縞と表示体の縞からモアレ縞が表示され、使用者に単なる配色だけでは与えることができないインパクトの強い美観を与えることができ、また、透明板が保護ケースの役目も果たし、別途透明板の上に保護ケースを設ける必要がなく、生産性の面及び経済性の面からも好ましい。さらに、表示体3を紙に配色して形成した場合には、配色、縞間隔を変更するが容易にでき、設計変更に伴う費用を大幅に低減することができる。ここで、等間隔で並ぶ線状に凹部と凸部とを交互に形成するとは、凹部と凸部とを直線状に、略直線状に、曲線状、波線状、円弧状に形成されることを意味する。同様に、等間隔で並ぶ線状に着色された縞も、略直線状に、曲線状、波線状、円弧状に形成される縞を意味する。また、等間隔とあるが、間隔に若干の違いがあってもよい。
また、本発明に係るデザイン表示装置は、透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に等間隔で並ぶ線状に凹部と凸部とを交互に形成してある透明板と、当該透明板の内面に位置し等間隔で並ぶ線状に着色された表示体とを有し、前記透明板の凸凹と表示体の縞との傾斜角が変更可能に配設されているものである。このように本発明においては、透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に等間隔で並ぶ線状に凹部と凸部とを交互に形成してある透明板と、当該透明板の内面に位置し等間隔で並ぶ線状に着色された表示体とを有し、前記透明板の凸凹と表示体の縞との傾斜角が変更可能に配設されているので、初期状態にあっては透明板の縞と表示体の縞とを傾斜させず、傾斜させないことによりモアレ縞が表れず、使用者の操作や機器の動作状態の変化等に連動させて、初期状態にあっては透明板の縞と表示体の縞とを傾斜させることで、傾斜させることによりモアレ縞が表れ、使用者に対して強いインパクトの美観を与えると共に、使用者が一目見ただけで機器の動作状態を判別することができ利便性がよく、また、即座に判別可能ということは危険回避が迅速にできるという面で安全性に優れている。
また、本発明に係るデザイン表示装置は必要に応じて、前記透明板が凹凸と垂直方向に移動可能に、及び/又は、前記表示体が縞と垂直方向に移動可能に配設されているものである。このように本発明においては、前記透明板が凹凸と垂直方向に移動可能に、及び/又は、前記表示体が縞と垂直方向に移動可能に配設されているので、傾斜角度を変更するための移動ではなくて傾斜角度を維持したまま、表示体の縞又は透明板の縞の直線方向でない垂直方向に移動させると、モアレ縞の形状を維持したままモアレ縞が表示体の縞又は透明板の縞の直線方向に移動し、このモアレ縞の移動自体が使用者に心地よい印象を与え、機器に適用して動作状態の変更に応じてモアレ縞の移動させることにより使用者が容易に機器の動作状態の変更が行われていることが判別することができる。さらに、前記透明板の凸凹と表示体の縞との傾斜角が変更によるモアレ縞の変化と共に、モアレ縞の移動を組み合わせることで、多様な表示を行わせることができ、飽きることなく使用者に興味持たせ続けることができる。ここで、垂直方向に移動可能としているが、正確に垂直方向だけという意味ではなく、移動に伴い垂直方向成分の移動があれば、モアレ縞の移動は生じる。
また、本発明に係るデザイン表示装置は必要に応じて、前記表示体及び/又は透明板が遊動可能に配設しているものである。このように本発明においては、前記表示体及び/又は透明板が遊動可能に配設しているので、表示体が縦方向、横方向又は奥行き方向に移動することができ、例えば、横方向に移動することによりモアレ縞を移動することができ、奥行き方向に移動することによりモアレ縞を明確に表したりぼやかして表したりすることができ、さらには、傾斜角度を移動可能なように表示体が移動することでモアレ縞を変化させることもでき、振動や動きが表示体に与えられている限りモアレ縞が移動・変化するので、動作状態を外部から容易に判別することができる。
また、本発明に係るデザイン表示装置は必要に応じて、前記表示体の縞が複数組に分かれ、それぞれの縞の組が異なる傾斜角であるものである。このように本発明においては、前記表示体の縞が複数組に分かれ、それぞれの縞の組が異なる傾斜角であるので、表示体又は透明板のどちらか一方を傾斜させて、透明板の縞と表示体の縞との傾斜角度を変更することなく、透明板に表示体の縞の組をそれぞれ重ね合わせることにより、モアレ縞を表したり、モアレ縞を変更したり、モアレ縞を消失させたりすることができ、より単純な構造で各種機器に適用することができる。
また、本発明に係るデザイン表示装置は必要に応じて、前記表示体の縞が複数組に分かれ、それぞれの縞の組が異なる縞間隔であるものである。このように本発明においては、前記表示体の縞が複数組に分かれ、それぞれの縞の組が異なる縞間隔であるので、表示体又は透明板のどちらか一方を傾斜させて、透明板の縞と表示体の縞との傾斜角度を変更することなく、透明板に表示体の縞の組をそれぞれ重ね合わせることにより、モアレ縞を変更することができ、より単純な構造で各種機器に適用することができる。
また、本発明に係るデザイン表示装置は必要に応じて、前記透明板が乳白色であるものである。このように本発明においては、前記透明板が乳白色であるので、表示されるモアレ縞のラインが不鮮明となってより美しく、優しい感じの美観を与えることができる。一般的に、透明板及び表示体を精度を高く作成することにより美観は向上するが生産コストも割り増しとなる。しかし、高精度でなくある程度の精度の透明板及び表示体を作成したとしても、透明板が乳白色であることにより精度の悪さはぼかされて表示に影響を与えなくなる。このように所定の精度で透明板及び表示体を生産してもよいという点で、生産コストの低減にも繋がるという効果も有する。乳白色するためには種々の方法を用いることができるが、例えば、片面を微小な凹凸を形成してすりガラスのようにして乳白色にすることもできるし、透明板自体を乳白色に着色してもよい。ただし、表示体がまったく見えなくなるとモアレ縞が生じない。
また、本発明に係るデザイン表示装置は必要に応じて、前記透明板が、表示体との対向面に凸凹を形成しているものである。このように本発明においては、前記透明板が、表示体との対向面に凸凹を形成しているので、透明板の凸凹と表示体とが直接接することとなり、全面に渡って接して表示体が移動するのと比べ、このように一部が接している状態で移動することで表示体の表面を損傷させることなく、長期間表示体の美しい縞模様を維持することができる。
また、本発明に係るデザイン表示装置は必要に応じて、ファンと、ファン駆動用のモータと、ヒータとを収容する筒状の本体ケースを備え、この本体ケースの外面に前記表示体、透明板が順に配置されているものである。このように本発明においては、ファンと、ファン駆動用のモータと、ヒータとを収容する筒状の本体ケースを備え、この本体ケースの外面に前記表示体、透明板が順に配置されているので、高い美観を有したまま透明板の他に保護ケースを作る必要がなく生産性が高い。
(本発明の第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るデザイン表示装置について図1ないし4に基づいて説明する。図1は本実施形態に係るモアレ原理図、図2は本実施形態に係るドライヤー、図3は本実施形態に係るデザイン表示装置をドライヤーに適用した場合の透明板及び表示体、図4は本実施形態に係るデザイン表示装置をドライヤーへ適用した図である。
本実施形態に係るデザイン表示装置は、透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に直線状の凹部1aと直線状の凸部1bが交互に形成してある透明板1と、当該透明板1の内面に位置し縞状に着色された表示体2とを有し、前記透明板1の凸凹1cと表示体2の縞2aとが斜めに交差した状態で配設されている構成である。
まず、モアレ縞の説明を行う。モアレ縞は縞と縞を重ね合わせたときに発生し、二つの縞の光透過強度に依存する。縞が垂直方向にある場合で、縞同士の傾斜角度が小さいときモアレ縞は垂直方向に長く生じ、縞同士の傾斜角度が大きいときモアレ縞は垂直方向に短く生じる。縞同士の傾斜角度が小さいときモアレ縞は垂直方向に長く生じるが、垂直方向に周期的に形成されるモアレ縞の数が少なく、一方で、縞同士の傾斜角度が大きいときモアレ縞は垂直方向に短く生じるが、垂直方向に周期的に形成されるモアレ縞の数が多い。このモアレ縞の垂直方向の長さLは、縞間隔をBとし、傾斜角度をθとすると、L=B/|sinθ|の式から導くことができる。したがって、傾斜角度が0[度]の場合にモアレ縞は略現れず、傾斜角度が90[度]の場合にモアレ縞は垂直方向の長さが一番短く、垂直方向に周期的に形成されるモアレ縞の数が最大となる。図1(a)を黒色の部分を遮蔽部分とし白色の部分を透過部分とした透明板1、図1(b)を黒色と白色との縞模様に配色されている表示体2モアレ縞とし、図1(c)が図1(a)の透明板1と図1(b)の表示体2とを重ねることで生じたモアレ縞を示す。
前記透明板1は、図3(a)に示すように、片面に直線状の凹部1aと直線状の凸部1bが交互に形成してあり、凹部1aが中心部の厚さが縁よりも薄く形成され凹レンズのように対向物を小さく見せ、凸部1bが中心部の厚さが縁よりも厚く形成され凸部レンズのように対向物を大きく見せている。モアレ縞を生じさせるためには、透明板1にも光透過強度の異なるような構成要素を付加しなければならないが、この凹部1aと凸部1bとがこの役目を果たしている。凹部1aが内面に位置する表示体を小さく見せ、凸部1bが内面に位置する表示体を大きく見せることで、凹部1aに対向する位置の表示体は略見えなくなり細い線状となり、凸部1bに対向する位置の表示体は大きく見え太い線状となる。すなわち、凹部1aが光透過強度の小さい役目を果たし、凸部1bが光透過強度の大きい役目を果たし、透明板1に光強度の差が生じている縞が生じていることとなる。しかし、凹部1aに対向する位置の表示体は略見えなくなるとしても完全に見えなくなることはなく細い線となって現れているところが、通常のモアレ縞と異なるところであり、より表示を美しく際立てている。
前記表示体2は、透明板1の内面に位置し縞状に着色されており、内面に位置していれば多少透明板1と離間していても構わない。縞状の着色は、白色のベースに一色の所定幅の直線でもよく、また、複数の色を使用してもよい。形成されている色に応じてモアレ縞が生じ、表示体を白、赤、黄色、橙の順に縞を形成すると、透明板の垂直方向に、白、赤、黄色、橙のモアレ縞が生じる。
透明板1及び表示体2は、どのような形状でもよく、例えば、三角形、四角形、多角形、円形、円筒等のあらゆる形状に対応可能である。但し、透明板1は内面に位置する表示体2を外側から可視できるようにしなければモアレ縞が生じないので、厚みが大きすぎてはいけない。また、透明板1と表示体2とを離間させる場合にも、離間距離が大きすぎて表示体2が外側から見えなくなってはモアレ縞は生じないので、離間距離も大きすぎてはいけない。透明板1と表示体2とは、モアレ縞を生じさせる部分で、透明板1の凸凹1cと表示体2の縞2aとが表示体2が透過して見える離間距離の範囲で対向して斜めに交差しておけばよいので、同一形状でなくてもよく、例えば、透明板1が円形、表示体2が四角形でもよい。
次に、本実施形態に係るデザイン表示装置をドライヤーに適用した場合について説明する。説明に用いるドライヤーは、図2及び図4に示すように、後方から前方にいくに従って径が小さくなる円筒状の本体部10と、この本体部10の前方と前介在輪を介して接合し、吹き出される空気を一定方向に整風するノズル11と、本体部10の後方と後介在輪を介して接合し、空気のみを吸い込めるように設けた吸込網12aを有する吸込部12と、本体部の下方に延出している下方延出部分と枢着し、使用者が操作する第1のスイッチ13a及び第2のスイッチ13bとを有し、使用時に使用者が手に持つ手持部13とからなる。本体部10は、モータ14、このモータ14を保護・支持するモータケース15、モータ14の回転により回転軸を介して吸込部12から供給される空気を前方に送り出すファン16と、本体部10の前方に位置しファン16により送り出された送風を温風に変えるために加熱するヒータ17aを内面に貼設したヒータ部17と、モータケース15と接合し、モータケース15、ファン16及びヒータ部17を被包し、本体部10の円筒状とする本体ケース18と、本体ケース18の外面に円筒形状に合わせて周設した表示体2と、この表示体2の縞2aと凸凹1cとが斜めに交差した状態で配設された透明板1とからなる。このドライヤーに適用させた透明板1及び表示体2について図3を参照せよ。
このように本実施形態に係るデザイン表示装置によれば、透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に直線状の凹部1aと直線状の凸部1bが交互に形成してある透明板1と、当該透明板1の内面に位置し縞状に着色された表示体2とを有し、前記透明板1の凸凹1cと表示体2の縞2aとが斜めに交差した状態で配設されているので、透明板1の凹部1aが表示体2の縞2aを細い線に見せ、透明板1の凸部1bが表示体2の縞2aを太い線に見せ、すなわち、光透過強度の異なる縞が透明板1にも形成されていることとなり、透明板1の縞と表示体2の縞2aからモアレ縞が表示され、使用者に単なる配色だけでは与えることができないインパクトの強い美観を与えることができ、また、透明板1が保護ケースの役目も果たし、別途透明板1の上に保護ケースを設ける必要がなく、生産性の面及び経済性の面からも好ましい。
なお、本実施形態に係るデザイン表示装置においては、透明板1を透明又は半透明としたが、半透明の一種である乳白色にすることもでき、表示されるモアレ縞のラインが不鮮明となってより美しく、優しい感じの美観を与えることができる。このように透明板1を乳白色とした場合に本デザイン表示装置は、与える美観から女性が使用する美容機器に適用することが好ましい。
(本発明の第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るデザイン表示装置について図5ないし図8に基づいて説明する。図5は本実施形態に係るデザイン表示装置、図6は本実施形態に係るデザイン表示装置の表示変移図、図7は本実施形態に係るデザイン表示装置をドライヤーへ適用した図、図8は本実施形態に係るデザイン表示装置をシェーバーへ適用した図である。
本実施形態に係るデザイン表示装置は、前記第1の実施形態に係るデザイン表示装置と同様に、透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に直線状の凹部1aと直線状の凸部1bが交互に形成してある透明板1と、当該透明板1の内面に位置し縞状に着色された表示体2とを有し、前記透明板1の凸凹1cと表示体2の縞2aとの傾斜角が変更可能に配設されていることを異にする構成である。すなわち、第1の実施形態に係るデザイン表示装置と本実施形態に係るデザイン表示装置の相違点は、前者が前記透明板1の凸凹1cと表示体2の縞との傾斜角が変更できず一定であるのに対し、後者が前記透明板1の凸凹1cと表示体2の縞2aとの傾斜角が変更でき可変である点にある。
前記第1の実施形態において説明した通り、モアレ縞の垂直方向の長さLは、縞間隔をBとし、傾斜角度をθとすると、L=B/|sinθ|の式から導くことができる。すなわち、傾斜角度を変化させると、モアレ縞自体の垂直方向の長さLが変更され、傾斜角度を大きくすると、モアレ縞の垂直方向の長さLは小さくなり、垂直方向に周期的に形成されるモアレ縞の数が多くなる。逆に、傾斜角度を小さくすると、モアレ縞の垂直方向の長さLは大きくなり、垂直方向に周期的に形成されるモアレ縞の数が少なくなる。ここで、傾斜角度は、小さくすればどこまでもモアレ縞の垂直方向の長さLが大きくなるということではなく、|sinθ|の周期に合わせて大きくなったり、小さくなったりする。したがって、180[度]が一周期となる。通常、sinθの周期は360[度]であるが、絶対値記号があるため180[度]となっている。
よって、次のようなデザイン表示装置を作成することができる。図5(a)に示す円形の透明板1と、図5(b)に示す円形の表示体2とを用意し、透明板1の中心と表示体2の中心とを枢着する。表示体2の円周の縁の一部に円形から延出した接合部2bが形成され、この接合部2bに上下に移動可能な昇降棒2cが接合部2bに枢着されている。透明板1の凸凹1cと表示体2の縞2aとの傾斜角度が0のとき図6(a)に示すように、モアレ縞は表れていない。次に、昇降棒2cを上方向に押し上げると、それに応じて接合部2bが上方向に移動し、表示体2が透明板1と枢着した部分を中心にして回転し、透明板1の凸凹1cと表示体2の縞2aとの傾斜角度が例えば10[度]となって、モアレ縞が生じる(図6(b)参照)。さらに、昇降棒2cを上方向に押し上げると、それに応じて接合部2bが上方向に移動し、表示体2が透明板1と枢着した部分を中心にして回転し、透明板1の凸凹1cと表示体2の縞2aとの傾斜角度が例えば20[度]となって、前記10[度]のときと比べるとモアレ縞の垂直方向の長さLが小さく、垂直方向に周期的に形成されるモアレ縞の数が多く生じる(図6(c)参照)。なお、図5(c)に示すように、表示体2を四角形にしたとしても同様に、モアレ縞が生じる。
次に、本実施形態に係るデザイン表示装置をドライヤーに適用した場合について説明する。説明に用いるドライヤーは、前記第1の実施形態で説明したドライヤーと同一のものを使用する。ここで、本実施形態に係るデザイン表示装置をドライヤーに適用させた場合について説明するために、ドライヤーの手持部13について詳細に説明する。手持部13は第1のスイッチ13a及び第2のスイッチ13bを有し、第1のスイッチ13aがヒータ17aの強さが大きい「TURBODRY」、ヒータ17aの強さが小さい「HAIRCARE」、ヒータ17aの強さが普通である「HAIRSET」及び動作を停止する「OFF」のモードに切り換えでき、第2のスイッチがヒータ17aをOFFにする「COOL」及びヒータ17aをONにする「HOT」のモードに切り換えできる。第1のスイッチ13a、第2のスイッチ13b、モータ14、電源部(図示しない)及びヒータ17aで回路を構成している。第1のスイッチ13a及び第2のスイッチ13bは文字通りスイッチの役目を果たす。第2のスイッチ13bはヒータ17aとリード線(図示しない)で接続し、「COOL」のモードのときスイッチが開放状態となってヒータ17aに電流が流れない状態となり、「HOT」のモードのときスイッチが投入状態となってヒータ17aに電流が流れる状態となる。しかし、第2のスイッチ13bはを切り換えただけで、電流は流れず、第1のスイッチ13aの切り換えが必要となる。第1のスイッチ13aはモータ14及びヒータ17aとリード線で接続し、「OFF」のモード以外でスイッチが投入されモータ14が動作すると共に、第2のスイッチ13bが「HOT」のモードのとき、ヒータ17aにも電流を供給しヒータ17aが熱くなり、熱風を生成する。第1のスイッチ13aの切り換えにより、ヒータ部17に供給される電力が調整され、「TURBODRY」、「HAIRSET」、「HAIRCARE」の順に電力の消費量が大きい。
このドライヤーは、このように多種なモードが用意されている。このドライヤーに、本実施形態に係るデザイン表示装置を適用すると、図7に示すようになる。図7は本体部10及び手持部13を一部断面図とし、手持部13の断面図となるため本来なら表れないが説明のため透明板1及び表示体2を表している。透明板1及び表示体2は手持部13の上方部分に配設され、透明板1及び表示体2の中心が手持部13に軸止されている。表示体2の昇降棒2cの後端が間接棒2dと枢着されている。但し、この枢着部分での回動には所定量の力を加える必要がある。したがって、所定量未満の力を加えても回動せず、昇降棒2cを介して接合部2bに力が加わることとなる。第2のスイッチ13bには固定棒2dの一端が接合され、固定棒2dの他端は表示体2の枢軸と接合し、第2のスイッチ13bの切り換えにより表示体2が初期位置まで戻って回動しないようにしている。よって、第2のスイッチ13bの切り換えによっては、第1のスイッチ13aを切り換えても表示体2が傾斜しないことがある。
使用者の使用動作を説明すると以下の通りである。使用者は、第2のスイッチ13bを「COOL」にしたまま、第1のスイッチ13aを切り換えて「OFF」以外にする。第1のスイッチ13aが投入されることにより、モータ14に電流が供給され駆動し、ファン16が回転し、吸込部12から空気の供給を受けながら、前方方向に送風する。第2のスイッチ13bが「COOL」であるため、ヒータ17aには電流が供給されず熱くならない。また、第2のスイッチ13bが「COOL」であるため、固定棒2dにより表示体2が透明板1との傾斜角度がない状態となって回動しない。よって、第1のスイッチ13aを切り換えても、間接棒2eに所定量の力が加わり、昇降棒2cと間接棒2eとの枢着部分が回動する。所定量の力が加わっているのは、第1のスイッチ13aを切り換えていることから明らかである。したがって、この場合には、表示体2が傾斜することなく、モアレ縞は生じない。
次に、使用者は、第2のスイッチを「HOT」に切り換え、第1のスイッチを切り換えて「OFF」以外にする。第1のスイッチ13aを切り換えて「OFF」以外にする。第1のスイッチ13aが投入されることにより、モータ14に電流が供給され駆動し、ファン16が回転し、吸込部12から空気の供給を受けながら、前方方向に送風する。第2のスイッチ13bが「HOT」であり、ヒータ17aには電流が供給され熱くなる。また、第2のスイッチ13bが「HOT」であるため、固定棒2dは作用せず表示体2が透明板1との傾斜角度が変更可能な状態となって回動する。よって、第1のスイッチ13aを切り換えることで、表示体2が回動可能となっており、昇降棒2cが自由に昇降でき間接棒2eに所定量の力が加わることなく、昇降棒2cと間接棒2eとの枢着部分が回動しない。「HAIRCARE」、「HAIRSET」、「TURBODRY」の順に透明板1と表示体2との傾斜角度が大きくなるようにする。ここで、図7において、透明板1及び表示体2は、手持部13の一部にあり大きさが小さいが、図4のような大きな透明板1にしても傾斜のための構造を組み入れればモアレ縞を変化させることができ、特に、図4のように本体部10を覆うような大きな透明板1及び表示体2であれば、状態表示が極めて分かり易くなる。
以上ドライヤーに本デザイン表示装置を適用した場合について説明したが、同様にシェーバーにも適用することができ、図8に示すようになる。シャーバーにも同様にスイッチがあり、このスイッチは上下に移動することができ、スイッチが上にあるとき動作し、スイッチが下にあるとき動作しない。このスイッチと表示体2の昇降棒2cとを接続し、スイッチの上下の移動に合わせて、表示体2が回動するようにした。スイッチが下にあるとき透明板1の縞と表示体2の縞との傾斜角度を0[度]とし、スイッチが上にあるとき透明板1の縞と表示体2の縞との傾斜角度を10[度]とする。すなわち、使用者がシェーバーを使用する前にあっては、スイッチが下にあるため透明板1の縞と表示体2の縞との傾斜角度が0[度]であり、モアレ縞は生じない。一方、使用者がシェーバーを使用使用として、スイッチを上に移動させると、透明板1の縞と表示体2の縞との傾斜角度が10[度]となり、モアレ縞が生じる。
このように本実施形態に係るデザイン表示装置によれば、透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に直線状の凹部1aと直線状の凸部1bが交互に形成してある透明板1と、当該透明板1の内面に位置し縞状に着色された表示体2とを有し、前記透明板1の凸凹1cと表示体2の縞2aとの傾斜角が変更可能に配設されているので、初期状態にあっては透明板1の縞と表示体2の縞2aとを傾斜させず、傾斜させないことによりモアレ縞が表れず、使用者の操作や機器の動作状態の変化等に連動させて、初期状態にあっては透明板1の縞と表示体2の縞2aとを傾斜させることで、傾斜させることによりモアレ縞が表れ、使用者に対して強いインパクトの美観を与えると共に、使用者が一目見ただけで機器の動作状態を判別することができ利便性がよく、また、即座に判別可能ということは危険回避が迅速にできるという面で安全性に優れている。また、小型機器のスイッチに隣接して、スイッチの切り換えによりどのような動作モードとなるのかを示す表示が付されているが、このような小型機器の場合小さいため、表示も小さくならざる負えないが、本デザイン表示装置によれば、老若男女問わず視覚的に一瞬で判別することができる。また、透明板1の凸凹が内面に形成されると、透明板1の凸凹と表示体2とが直接接することとなり、全面に渡って接して表示体2が移動するのと比べ、このように一部が接している状態で移動することで表示体2の表面を損傷させることなく、長期間表示体の美しい縞模様を維持することができる。
(本発明の第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係るデザイン表示装置について図9又は図10に基づき説明する。図9は本実施形態に係るデザイン表示装置の表示体及び透明板、図10は本実施形態に係るデザイン表示装置をヘアーブロッサーへ適用した図である。
本実施形態に係るデザイン表示装置は、前記第1の実施形態に係るデザイン表示装置と同様に、透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に直線状の凹部1aと直線状の凸部1bが交互に形成してある透明板1と、当該透明板1の内面に位置し縞状に着色された表示体2とを有し、前記表示体の縞が複数組に分かれ、それぞれの縞の組が異なる傾斜角であることを異にする構成である。
図9(a)に示すように、表示体2は、3つの縞の組からなる。左端の縞の組は縞が垂直方向に形成され、中央の縞の組は縞が垂直方向から10[度]傾斜して形成され、右端の縞の組は縞が垂直方向から20[度]傾斜して形成されている。このような表示体2に図9(b)に示すような透明板1を重ね合わせると、図9(c)のように、表示体2の左端の縞の組に対応する部分にはモアレ縞は生じず、表示体2の中央の縞の組に対応する部分にはモアレ縞が生じ、表示体2の右端の縞の組に対応する部分には中央の縞の組に対応する部分に生じたモアレ縞と比べ垂直方向の長さLが小さいモアレ縞が生じる。
この本実施形態に係るデザイン表示装置をヘアーブロッサーに適用した図が、図10となる。このヘアーブロッサーのスイッチの両端に2対1組の前後棒の一端を接合し、前後棒2fの他端を表示体2に接合する。このような単純な構成により、スイッチを切り換えることで、透明板1に表示体2の縞の組が表れ、モアレ縞がなかったり、モアレ縞が表れたり、モアレ縞が変化したりする。すなわち、表示体2がヘアーブロッサーの内部に格納されており、透明板1と重ね合った部分だけが表示されるという構造である。
このように本実施形態に係るデザイン表示装置によれば、透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に直線状の凹部1aと直線状の凸部1bが交互に形成してある透明板1と、当該透明板1の内面に位置し縞状に着色された表示体2とを有し、前記表示体2の縞が複数組に分かれ、それぞれの縞の組が異なる傾斜角であるので、表示体2又は透明板1のどちらか一方を傾斜させて、透明板1の縞と表示体2の縞との傾斜角度を変更することなく、透明板1に表示体2の縞の組をそれぞれ重ね合わせることにより、モアレ縞を表したり、モアレ縞を変更したり、モアレ縞を消失させたりすることができ、より単純な構造で各種機器に適用することができる。
(本発明の第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係るデザイン表示装置について図11に基づき説明する。図11は本実施形態に係るデザイン表示装置の表示体及び透明板である。
本実施形態に係るデザイン表示装置は、前記第1の実施形態に係るデザイン表示装置と同様に、透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に直線状の凹部1aと直線状の凸部1bが交互に形成してある透明板1と、当該透明板1の内面に位置し縞状に着色された表示体2とを有し、前記表示体の縞が複数組に分かれ、それぞれの縞の組が異なる縞間隔であることを異にする構成である。
図11(a)に示すように、表示体2は、3つの縞の組からなる。全ての縞の組の縞が垂直方向に形成され、左端の縞の組は縞間隔が一番小さく、中央の縞の組は縞間隔が左端の縞の組の縞間隔より大きく、右端の縞の組は縞間隔が中央の縞の組の縞間隔より大きく形成されている。このような表示体2に図9(b)に示すような凸凹1cが斜めに形成されている透明板1を重ね合わせると、図9(c)のように、全ての表示体の縞の組でモアレ縞は生じる。表示体2の左端の縞の組に対応する部分のモアレ縞はモアレ縞の垂直方向の長さが一番小さく、表示体2の中央の縞の組に対応する部分のモアレ縞はモアレ縞の垂直方向の長さが左端の縞の組のモアレ縞の垂直方向の長さより長く、表示体2の右端の縞の組に対応する部分のモアレ縞はモアレ縞の垂直方向の長さが中央の縞の組のモアレ縞の垂直方向の長さより長く生じる。
本実施形態に係るデザイン表示装置は、前記第3の実施形態で説明した通り、同様の構造でヘアーブロッサーに適用することができる。
このように本実施形態に係るデザイン表示装置によれば、透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に直線状の凹部1aと直線状の凸部1bが交互に形成してある透明板1と、当該透明板1の内面に位置し縞状に着色された表示体2とを有し、前記表示体の縞が複数組に分かれ、それぞれの縞の組が異なる縞間隔であるので、表示体2又は透明板1のどちらか一方を傾斜させて、透明板1の縞と表示体2の縞との傾斜角度を変更することなく、透明板1に表示体2の縞の組をそれぞれ重ね合わせることにより、モアレ縞を変更することができ、より単純な構造で各種機器に適用することができる。
(本発明の第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係るデザイン表示装置について図12に基づいて説明する。図12は本実施形態に係るデザイン表示装置の表示体である。
本実施形態に係るデザイン表示装置は、前記第2の実施形態に係るデザイン表示装置と同様に構成され、前記表示体2が遊動可能に配設していることを異にする構成である。
前記第2の実施形態においては、スイッチ等を使用者が操作することによりその操作に連動して透明板1の凸凹1abと表示体2の縞2aとの傾斜角が変更され、モアレ縞が変化することができた。すなわち、この場合モアレ縞が変化するのは使用者が操作している間だけである。よって、機器が動作している間中継続的にモアレ縞を変化させることはできない。本実施形態に係るデザイン表示装置は、機器が動作している間中継続的にモアレ縞を変化・移動させることができるものである。
前記表示体2が遊動可能に配設しているとは、表示体2を固着させて動けないようにするのではなく、表示体2が移動可能なようにすることである。移動方向は、特に、制限はなく、透明板1の凸凹1abと表示体2の縞2aとの傾斜角が変更されるように配設されればモアレ縞が変化し、透明板1の凸凹1abと表示体2の縞2aとの間に相対的な移動が生じればモアレ縞が変化し、透明板1と表示体2との間隙距離が変更されるように配設されればモアレ縞が明確に表れたりぼやけて表れたりする。すなわち、表示上の変化が伴うように配設されることが肝要である。
具体的には、図12(a)に示すように表示体2が横方向に移動可能なように表示体2より横幅の大きい収納ケース21内に表示体2を配設し、横方向の動きに合わせて表示体2が移動しモアレ縞を移動することができる。往復式シェーバーの場合には横方向に振動しこの図12(a)に示す表示体2を適用したデザイン表示装置が好適である。同様にして、縦方向に移動可能なように表示体2より縦幅の大きい収納ケース21内に表示体2を配設することもでき、さらには、奥行きを持たせた収納ケース21に表示体2を配設することでモアレ縞を明確に表示させたりぼやかせたりすることもできる。
次に、図12(b)(c)に示すように表示体2の裏面に球通路22を曲折させて設け、その中にかかる球通路22を移動可能な金属球23を遊挿し、表示体2自体は中心を枢着した構成によれば、金属球23が球通路22の左側にいけば表示体2が逆回転し、金属球23が球通路22の右側にいけば表示体2が正回転し、透明板1の凸凹1abと表示体2の縞2aとの傾斜角を変更することができ、モアレ縞を変化させることができる。さらには、スイッチがONとなっているとき金属球22を自由にし、スイッチがOFFとなっているとき金属球22を固定することで、スイッチがOFF時金属球22が動かず使用者が持ち運んだりしてもモアレ縞が変化せずに、動作時とを明確に区別することができる。
このように本実施形態に係るデザイン表示装置によれば、前記表示体2が遊動可能に配設しているので、表示体2が縦方向、横方向又は奥行き方向に移動することができ、例えば、横方向に移動することによりモアレ縞を移動することができ、奥行き方向に移動することによりモアレ縞を明確に表したりぼやかして表したりすることができ、さらには、傾斜角度を移動可能なように表示体が移動することでモアレ縞を変化させることもでき、振動や動きが表示体2に与えられている限りモアレ縞が移動・変化するので、動作状態を外部から容易に判別することができる。
なお、本実施形態に係るデザイン表示装置においては、振動により遊動可能な表示体が移動してモアレ縞を変化・移動させた例を示したが、受ける力としてはどのようなものであってもよく、ドライヤーのファン16により生じる風を受風板で受けて表示体2を移動させてもよいし、本体ケース18に格子状にして直接風を表示体が受けて移動させてもよい。さらには、形状記憶合金を介して熱により表示体2を移動させてよい。もちろん、意図的なしくみを構成しなくても表示体が遊動可能であれば、持ち運び時等の自然な振動に対しても表示がおもむろに変化し、変化に富んだデザイン表示装置となる。
(本発明の第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態に係るデザイン表示装置について説明する。
本実施形態に係るデザイン表示装置は、図4の示したデザイン表示装置と同様に構成され同一のドライヤーに適用されたものであり、表示体2が熱により色が変化するサーモラベルのような部材からなり常温で青であって所定温度以上になると赤になり、表示体2と本体ケース18との間に熱により一部が膨張する金属板を挿入し、透明板1と表示体2との間に所定間隙を設けている構成である。
透明板1の凸凹1abと表示体2の縞とが斜めに交差した状態で配設されているにも拘らず、透明板1と表示板2との間には所定間隙があるため、モアレ縞が表示されず、表示体2の大まかな色が透明板1を通して見ることができる状態である。
金属板は表示体2と本体ケース18と間に介挿されており、本体ケース18の内部にヒータ部17があり、ヒータ部17のヒータ17aがONとなったら本体ケース18がまず加熱され、次に、この金属板が加熱される。加熱された金属板は一部が膨張し、透明板1と表示板2との間に形成されている所定間隙が部分的になくなったり小さくなったりする。
このドライヤーは、使用前においては、ヒータ17aの熱もなく介挿されている金属板も膨張せず、表示体2も常温であり青のままである。次に、ドライヤーを使用すべく、第1のスイッチ13aを操作してヒータ17aを使わずファン16だけを回すと、使用前の状態と同様に、ヒータ17aの熱もなく介挿されている金属板も膨張せず、表示体2も常温であり青のままである。次に、第2のスイッチ13bを操作してヒータ17aをONにしてファン16を回すと、使用前の状態及びファン16だけの使用の状態と異なり、まず、ヒータ17aにより本体ケース18が加熱され、続けて、金属板が加熱されて金属板の一部が膨張する。金属板が膨張することにより、透明板1と表示板2との間に形成されている所定間隙が部分的になくなったり小さくなったりして、部分的にモアレ縞が表示される。それと伴って、表示体2の色が青から赤になる。
このように本実施形態に係るデザイン表示装置によれば、表示体2が熱により色が変化する部材からなり常温で青であって所定温度以上になると赤になり、表示体2と本体ケース18との間に熱により一部が膨張する金属板を挿入し、透明板1と表示体2との間に所定間隙を設けているので、ヒータ17aがONとなって加熱されることにより表示体2の色が青から赤となって加熱中であることを使用者に知らせると共に、同時に、金属板が部分的に膨張して透明板1と表示体2との間隙が変化して当初所定間隙を保ちモアレ縞が生じていない状態から部分的にモアレ縞が表示されるようになり使用者に強いインパクトと興味を引き出すことができる。特に、金属板の熱膨張係数を部分的に変えて、最終的に透明板1と表示体2との間隙がなくなってしまうことにより、全体でモアレ縞が形成されるようにすることもできる。
なお、以上の実施例においては熱による変形を効果的にするために金属板を本体ケース18と表示体2の間に挿入した構成としているが、金属板が無くても熱により本体ケース18は膨張するため、表示体2と透明板1の間隙は微妙に変化する。
また、上記熱による変形は表示体2と透明板1の間隙の変化だけでなく、相対的な位置関係の変化も生じさせることになる。この位置関係の変化は非常に微少ではあるがモアレの特性を生かすことで視覚的に認識可能なレベルとなる。よって上述のサーモラベルのような部材を必ず用いなければならないわけでなく、この構成のみで本体機器の駆動が視覚的に認識出来る構成となり都合がよい。
更に又、上記サーモラベルは熱により色が変化するものとしたが熱により表示体の線の角度や太さが変化するようにしてもよい。
(その他の実施形態)
前記各実施形態に係るデザイン表示装置においては、実施形態によっては表示体2を動かすものはあるものの、表示体2の色彩を変更するものが提示されていない。色彩を変更する方法としては、ドライヤーやヘアブロッサーの場合にはヒータがあるため、熱により色が変化する部材により表示体2を成形することで、実現することができる。また、熱がない場合であっても、表示体2を縞模様の下地と、遮蔽部分と透過部分を有するマスク体とから構成し、マスク体の移動により遮蔽部分と透過部分の位置がかわり、透過部分を通して見えていた下地の部分が変更されることで色彩の変更をすることができる。このように表示体2の色彩が変更することにより、例えば、このような表示体2を用いたデザイン表示装置をドライヤーに適用した場合、温風を送風している場合には赤のモアレ縞が表示され、冷風を送風している場合には青のモアレ縞が表示されるといったこともでき、色とモアレ縞の両方により機器の動作状態を示すことができ、より使用者にとってわかりやすい表示にすることができる。さらに具体的には、図7の構成のドライヤーにさらに、第2のスイッチ13bに連動してこのマスク体が移動して遮蔽部分と透過部分の位置がかわるようにすることで、第1のスイッチ13a及び第2のスイッチ13bの操作によりモアレ縞が変わるだけでなく、第2のスイッチの操作によりマスク体が移動して色がかわり、温風を送風している場合には赤のモアレ縞が表示され、冷風を送風している場合には青のモアレ縞が表示されるようになる。
また、前記各実施形態に係るデザイン表示装置においては、実施形態によっては表示体2を動かすものはあるものの、透明板1の縞と表示体2の縞との傾斜角度を変更するための移動であり、この移動により生じるモアレ縞の形状を変化させ、表し、消失させたりすることができるものである。このような傾斜角度を変更するための移動ではなくて傾斜角度を維持したまま、表示体2の縞又は透明板1の縞の直線方向でない方向に移動させると、モアレ縞の形状を維持したままモアレ縞が表示体2の縞又は透明板1の縞の直線方向に移動をする。正確にいうと縞間隔分移動させると、モアレ縞がモアレ縞の垂直方向の長さ分だけ移動する。このように傾斜角度を維持したまま表示体2の縞又は透明板1の縞の直線方向でない方向に移動させるとモアレ縞が移動するので、この特性を利用したデザイン表示変更装置を形成することもできる。
また、前記各実施形態に係るデザイン表示装置においては、具体的に、ドライヤー、シェーバー、ヘアーブロッサーを用いて説明したが、これらの機器にデザイン表示装置を適用する場合に、一面だけでなく両面にデザイン表示装置を設けることが好ましい。その理由として、利用者がこれらの機器を使用する場合に、必ず、その面が使用者に向いているわけではないからである。利き腕によって、使用者に向いている面が変ったりすることも理由の一つである。さらに、鏡を利用している場合には、視点移動のみによってデザイン表示装置を目にすることができ、利用者の利便性が特に向上する。
また、前記各実施形態に係るデザイン表示装置においては、ドライヤー、シェーバー、ヘアーブロッサーへの適用の例を説明し、これらは全てスイッチの切り換え動作に連動してモアレ縞を表出、消失、変更する構造を設けたが、スイッチの切り換え動作だけでなく、他の操作体を使用者が操作することに連動させてもよく、また、使用者に限らず、機器の制御部からの命令に応じさせてよく、さらに、機器の状態に応じさせてよい。
本発明の第1の実施形態に係るモアレ原理図である。 本発明の第1の実施形態に係るドライヤーである。 本発明の第1の実施形態に係るデザイン表示装置をドライヤーに適用した場合の透明板及び表示体である。 本発明の第1の実施形態に係るデザイン表示装置をドライヤーへ適用した図である。 本発明の第2の実施形態に係るデザイン表示装置である。 本発明の第2の実施形態に係るデザイン表示装置の表示変移図である。 本発明の第2の実施形態に係るデザイン表示装置をドライヤーへ適用した図である。 本発明の第2の実施形態に係るデザイン表示装置をシェーバーへ適用した図である。 本発明の第3の実施形態に係るデザイン表示装置の表示体及び透明板である。 本発明の第3の実施形態に係るデザイン表示装置をヘアーブロッサーへ適用した図である。 本発明の第4の実施形態に係るデザイン表示装置の表示体及び透明板である。 本発明の第5の実施形態に係るデザイン表示装置の表示体である。 背景技術に係るデザイン表示装置である。 背景技術に係るデザイン表示装置である。
符号の説明
1 透明板
1a 凹部
1b 凸部
1ab 凹凸
2 表示体
2a 縞
2b 接合部
2c 昇降棒
2d 固定棒
2e 間接棒
2f 前後棒
10 本体部
11 ノズル
12 吸込部
12a 吸込網
13 手持部
13a 第1のスイッチ
13b 第2のスイッチ
14 モータ
15 モータケース
16 ファン
17 ヒータ部
17a ヒータ
18 本体ケース
19 前介在輪
20 後介在輪
21 収納ケース
22 球通路
23 金属球
102 マスク体
103 表示体
104 透視可能部
105 隠蔽部
106 ケース

Claims (9)

  1. 透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に等間隔で並ぶ線状に凹部と凸部とを交互に形成してある透明板と、当該透明板の内面に位置し等間隔で並ぶ線状に着色された表示体とを有し、前記透明板の凸凹と表示体の縞とが斜めに交差した状態で配設されていることを
    特徴とするデザイン表示装置。
  2. 透明又は半透明で薄い形状を有し、片面に等間隔で並ぶ線状に凹部と凸部とを交互に形成してある透明板と、当該透明板の内面に位置し等間隔で並ぶ線状に着色された表示体とを有し、前記透明板の凸凹と表示体の縞との傾斜角が変更可能に配設されていることを
    特徴とするデザイン表示装置。
  3. 前記請求項1または2に記載のデザイン表示装置において、
    前記透明板が凹凸と垂直方向に移動可能に、及び/又は、前記表示体が縞と垂直方向に移動可能に配設されていることを
    特徴とするデザイン表示装置。
  4. 前記請求項2又は3に記載のデザイン表示装置において、
    前記表示体及び/又は透明板が遊動可能に配設していることを
    特徴とするデザイン表示装置。
  5. 前記請求項1ないし4に記載のデザイン表示装置において、
    前記表示体の縞が複数組に分かれ、それぞれの縞の組が異なる傾斜角であることを
    特徴とするデザイン表示装置。
  6. 前記請求項1ないし5に記載のデザイン表示装置において、
    前記表示体の縞が複数組に分かれ、それぞれの縞の組が異なる縞間隔であることを
    特徴とするデザイン表示装置。
  7. 前記請求項1ないし6に記載のデザイン表示装置において、
    前記透明板が乳白色であることを
    特徴とするデザイン表示装置。
  8. 前記請求項1ないし7に記載のデザイン表示装置において、
    前記透明板が、表示体との対向面に凸凹を形成していることを
    特徴とするデザイン表示装置。
  9. 前記請求項1ないし8に記載のデザイン表示装置において、
    ファンと、ファン駆動用のモータと、ヒータとを収容する筒状の本体ケースを備え、この本体ケースの外面に前記表示体、透明板が順に配置されていることを
    特徴とするデザイン表示装置。
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