JP2005091301A - 差動トランス型角度センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】広い範囲で位置角度を検出することができる差動トランス型角度センサを提供すること。
【解決手段】コア1の外周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部1aと円弧角120°からなる磁束遮断部1bとに分割して構成するとともに、第1、第2内側ヨーク5,6の各内周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部5a,6aと円弧角120°からなる磁束遮断部5b,6bとに分割して構成し、第1内側ヨーク5と第2内側ヨーク6とを、互いに120°の位相差をもって配する。
【選択図】図2

Description

本発明は、角度を差動トランスの作用により検出するための差動トランス型角度センサの構造に関するものである。
従来、差動トランス型角度センサとして、図7に示すように、回転型コア1と、コア1と同心状に配された励磁コイル2と、コア1と同心状にかつ励磁コイル2を挟むように配された第1検出コイル3及び第2検出コイル4と、互いに同一形状を有する中空円板状の第1、第2内側ヨーク5,6及び第1、第2外側ヨーク7,8とを備え、第1検出コイル3の出力電圧と第2検出コイル4の出力電圧との電圧差に基づいてコア1の位置角度を検出する差動トランス型角度センサが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、第2内側ヨーク6と第1外側ヨーク7は、コア1の回転方向に対して位相差が無いようつまり同相に配され(図8(A)参照)、また、第1内側ヨーク5と第2外側ヨーク8も、コア1の回転方向に対して位相差が無いようつまり同相に配されているが(図9(A)参照)、図8(A)と図9(A)に示すように、コア1の回転方向に対し、第2内側ヨーク6及び第1外側ヨーク7と、第1内側ヨーク5及び第2外側ヨーク8との間では、所定の位相差が有る。
第1検出コイル3の出力電圧は、第2内側ヨーク6及び第1外側ヨーク7に対してコア1が図8(A)に示すような位置角度のときを基準(0°)とすると、図8(B)に示すような波形となる。また、第2検出コイル4の出力電圧は、第1内側ヨーク5及び第2外側ヨーク8に対してコア1が図9(A)に示すような位置角度のとき(図8(A)図示の位置角度と一致する。)を基準(0°)とすると、図9(B)に示すような波形となる。なお、図8(A)及び図9(A)図示の矢印aは、コア1の例えば正転方向を表すものとする。
そして、センサの出力電圧、つまり、第1検出コイル3の出力電圧と第2検出コイル4の出力電圧との電圧差は、図10に示すような波形となり、この電圧差に基づいてコア1の位置角度を検出することができる。なお、図7において、符号9はケース、10は、コア1に取り付けられケース9に回転自在に装着された回転軸、11は、第1内側ヨーク5、第2内側ヨーク6、第1外側ヨーク7、第2外側ヨーク8間で磁束を通すための筒状の外ヨークを表している。
特開平9−57663号公報(明細書(0014)〜(0017)、 図4〜図12)
しかし、上記の如き差動トランス型角度センサによると、検出可能な角度範囲が図10から明らかなように狭い範囲に限られ、広い範囲で位置角度を検出することができないという問題がある。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決し、広い範囲で位置角度を検出することができる差動トランス型角度センサを提供することを目的とする。
(1)第1発明
第1発明の差動トランス型角度センサは、回転型コアと、該コアと同心状に配された励磁コイルと、該励磁コイルを挟むように配された第1、第2検出コイルと、前記励磁コイルと前記第1検出コイルとの間に配された第1内側ヨークと、前記励磁コイルと前記第2検出コイルとの間に配された第2内側ヨークとを備え、前記第1検出コイルの出力電圧と前記第2検出コイルの出力電圧との差電圧に基づいて前記コアの位置角度を検出する差動トランス型角度センサであって、前記コアの外周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部と円弧角120°からなる磁束遮断部とに分割して構成するとともに、前記第1、第2内側ヨークの各内周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部と円弧角120°からなる磁束遮断部とに分割して構成し、前記第1内側ヨークと前記第2内側ヨークとを、互いに120°の位相差をもって配したことを特徴とする。
第1発明の差動トランス型角度センサによると、コアの位置角度が0°から120°までの角度範囲において、第1内側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度を120°に保持させかつ第2内側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度を240°から120°まで連続的に減少させることができ、また、コアの位置角度が120°から240°までの角度範囲において、第1内側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度を120°から240°まで連続的に増大させかつ第2内側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度を120°に保持させることができる。したがって、第1発明のセンサの出力電圧、例えば第1検出コイルの出力電圧から第2検出コイルの出力電圧を減算した差電圧は、コアの0°から240°までの範囲において連続的に減少するようになるため、240°の広い角度範囲でコアの位置角度を検出可能になる。
(2)第2発明
第2発明の差動トランス型角度センサは、回転型コアと、該コアと同心状に配された励磁コイルと、該励磁コイルを挟むように配された第1、第2検出コイルと、前記第1検出コイルの端に配された第1外側ヨークと、前記第2検出コイルの端に配された第2外側ヨークとを備え、前記第1検出コイルの出力電圧と前記第2検出コイルの出力電圧との差電圧に基づいて前記コアの位置角度を検出する差動トランス型角度センサであって、前記コアの外周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部と円弧角120°からなる磁束遮断部とに分割して構成するとともに、前記第1、第2外側ヨークの各内周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部と円弧角120°からなる磁束遮断部とに分割して構成し、前記第1外側ヨークと前記第2外側ヨークとを、互いに120°の位相差をもって配したことを特徴とする。
第2発明の差動トランス型角度センサによると、コアの位置角度が0°から120°までの角度範囲において、第1外側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度を120°に保持させかつ第2外側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度を240°から120°まで連続的に減少させることができ、また、コアの位置角度が120°から240°までの角度範囲において、第1外側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度を120°から240°まで連続的に増大させかつ第2外側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度を120°に保持させることができる。したがって、第2発明のセンサの出力電圧、例えば第1検出コイルの出力電圧から第2検出コイルの出力電圧を減算した差電圧は、コアの0°から240°までの範囲において連続的に増大するようになるため、240°の広い角度範囲でコアの位置角度を検出可能になる。
(3)第3発明
第3発明の差動トランス型角度センサは、回転型コアと、該コアと同心状に配された励磁コイルと、該励磁コイルを挟むように配された第1、第2検出コイルと、前記第1検出コイルの端に配された第1外側ヨークと、前記第2検出コイルの端に配された第2外側ヨークと、前記励磁コイルと前記第1検出コイルとの間に配された第1内側ヨークと、前記励磁コイルと前記第2検出コイルとの間に配された第2内側ヨークとを備え、前記第1検出コイルの出力電圧と前記第2検出コイルの出力電圧との差電圧に基づいて前記コアの位置角度を検出する差動トランス型角度センサにおいて、前記コアの外周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部と円弧角120°からなる磁束遮断部とに分割して構成するとともに、前記第1、第2外側ヨーク及び前記第1、第2内側ヨークの各内周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部と円弧角120°からなる磁束遮断部とに分割して構成し、前記第1外側ヨーク及び前記第2内側ヨークと、前記第2外側ヨーク及び第1内側ヨークとを、互いに120°の位相差をもって配したことを特徴とする。
第3発明の差動トランス型角度センサによると、コアの位置角度が0°から120°までの角度範囲において、第1外側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度及び第2内側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度をいずれも120°に保持させかつ第2外側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度及び第1内側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度をいずれも240°から120°まで連続的に減少させることができ、また、コアの位置角度が120°から240°までの角度範囲において、第1外側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度及び第2内側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度をいずれも120°から240°まで連続的に増大させかつ第2外側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度及び第1内側ヨークの磁束伝達部とコアの磁束伝達部とが対面する部分が占める角度をいずれも120°に保持させることができる。したがって、第2発明のセンサの出力電圧、例えば第1検出コイルの出力電圧から第2検出コイルの出力電圧を減算した差電圧は、コアの0°から240°までの範囲において連続的に増大するようになるため、240°の広い角度範囲でコアの位置角度を検出可能になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(1)第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係る差動トランス型角度センサの構成図、図2は、第1内側ヨークとコアの断面形状及び位置関係を示す断面図、図3は、第2内側ヨークとコアの断面形状及び位置関係を示す断面図、図4は、出力電圧波形図をそれぞれ示す。
本発明の第1実施形態に係る差動トランス型角度センサは、図1に示すように、回転型コア1と、コア1と同心状に配された励磁コイル2と、コア1と同心状にかつ励磁コイル2を挟むように配された第1検出コイル3及び第2検出コイル4と、互いに同一形状を有する中空円板状の第1内側ヨーク5及び第2内側ヨーク6と、円筒状の外ヨーク11とを備え、第1検出コイル3の出力電圧から第2検出コイルの出力電圧を減算した差電圧に基づいてコア1の位置角度を求めるセンサである。
第1内側ヨーク5は、励磁コイル2と第1検出コイル3との間にコア1と同心状に配され(図2参照)、また、第2内側ヨーク6は、励磁コイル2と第2検出コイル4との間にコア1と同心状に配されている(図3参照)。
コア1は、図2及び図3に示すように、円弧角240°からなる磁束伝達部1aと、円弧角120°からなる磁束遮断部1bとに分割して構成されている。
第1内側ヨーク5は、図2に示すように、円弧角240°からなる小内径の厚肉円弧部5aと、円弧角120°からなる大内径の薄肉円弧部5bとにより構成され、厚肉円弧部5aは磁束伝達部を構成し、薄肉円弧部5bは磁束遮断部を構成している。つまり、第1内側ヨーク5の内周部は、円弧角240°の磁束伝達部5aと円弧角120°の磁束遮断部5bとに分割して構成されている。また、第2内側ヨーク6は、図3に示すように、円弧角240°からなる小内径の厚肉円弧部6aと、円弧角120°からなる大内径の薄肉円弧部6bとにより構成され、厚肉円弧部6aは磁束伝達部を構成し、薄肉円弧部6bは磁束遮断部を構成している。つまり、第2内側ヨーク6の内周部は、円弧角240°の磁束伝達部6aと円弧角120°の磁束遮断部6bとに分割して構成されている。そして、図2と図3を比較すれば明らかなように、第1内側ヨーク5と第2内側ヨーク6は、120°の位相差をもって配されている。
次に、上記の如く構成される差動トランス型角度センサの動作を説明する。
図2に示すように、第1内側ヨーク5の磁束伝達部5a全体がコア1の磁束伝達部1a全体と対面状態のとき、図3に示すように、第2内側ヨーク6の磁束伝達部6aの半分はコア1の磁束伝達部1aの半分と対面状態にある。つまり、この状態のコア1の位置角度を0°とすると、位置角度0°において、第1内側ヨーク5とコア1との間では、磁路断面積は最大となり(換言すると、磁気抵抗は最小となり)、一方、第2内側ヨーク6とコア1との間では、磁路断面積は最小となる(換言すると、磁気抵抗は最大となる)。
この位置角度0°から位置角度120°までコア1が図2及び図3図示矢印a方向へ回転すると、第1内側ヨーク5とコア1との間では、磁路断面積が減少(磁気抵抗が増大)してゆき、位置角度120°のとき、第1内側ヨーク5の磁束伝達部5aの半分はコア1の磁束伝達部1aの半分と対面した状態となり、磁路断面積は最小となる(磁気抵抗は最大となる)。一方、第2内側ヨーク6とコア1との間では、磁路断面積が増大(磁気抵抗が減少)してゆき、位置角度120°のとき、第2内側ヨーク6の磁束伝達部6a全体はコア1の磁束伝達部1b全体と対面した状態となり、磁路断面積は最大となる(磁気抵抗は最小となる)。
さらに、位置角度120°から位置角度240°までコア1が図2及び図3図示矢印a方向へ回転すると、第1内側ヨーク5とコア1との間では、磁路断面積は最小(磁気抵抗は最大)に保持される。一方、第2内側ヨーク6とコア1との間では、磁路断面積が減少(磁気抵抗が増大)してゆき、位置角度240°のとき、第2内側ヨーク6の磁束伝達部6aの半分はコア1の磁束伝達部1bの半分と対面した状態となり、磁路断面積は最小となる(磁気抵抗は最大となる)。
さらに、位置角度240°から位置角度360°までコア1が図2及び図3図示矢印a方向へ回転すると、第1内側ヨーク5とコア1との間では、磁路断面積が増大(磁気抵抗が減少)してゆき、位置角度360°のとき、第1内側ヨーク5の磁束伝達部5a全体はコア1の磁束伝達部1a全体と対面した状態となり、磁路断面積は最大となる(磁気抵抗は最小となる)。一方、第2内側ヨーク6とコア1との間では、磁路断面積は最小(磁気抵抗は最大)に保持される。
第1検出コイル3を主体に考察した場合、その出力電圧を決定する鎖交磁束Φ1は、励磁コイル2の発生磁束Φ0から第1内側ヨーク5に漏れる磁束Φ10を減算した磁束となり、第1内側ヨーク5とコア1の磁路断面積が増大するにしたがって減少し、磁路断面積が減少するにしたがって増大する。
一方、第2検出コイル4を主体に考察した場合、その出力電圧を決定する鎖交磁束Φ2は、励磁コイル2の発生磁束Φ0から第2内側ヨーク6に漏れる磁束Φ20を減算した磁束となり、第2内側ヨーク6とコア1の磁路断面積が増大するにしたがって減少し、磁路断面積が減少するにしたがって増大する。
したがって、位置角度0°から位置角度360°までコア1が回転する際、第1検出コイル3の出力電圧V1は、図4に実線で示すように、位置角度0°から位置角度120°までの間では連続的に増大し、位置角度120°から位置角度240°までの間では最大値に保持され、位置角度240°から位置角度360°までの間では減少し、また、第2検出コイル4の出力電圧V2は、図4に破線で示すように、位置角度0°から位置角度120°までの間では連続的に減少し、位置角度120°から位置角度240°までの間では連続的に増大し、位置角度240°から位置角度360°までの間では最大値に保持される。
この結果、センサの出力電圧V1−V2は、図4に示すように、位置角度0°から位置角度120°までの間では連続的に増大し、位置角度120°から位置角度360°までの間では連続的に減少する。したがって、位置角度120°から位置角度360°までの240°の角度範囲においてコア1の位置角度を検出することが可能になる。
(2)第2実施形態
図5は、本発明の第2実施形態に係る差動トランス型角度センサの構成図を示す。
第2実施形態に係るセンサは、図1図示のセンサから第1、第2内側ヨーク5,6を削除し、第1、第2外側ヨーク7,8を設けたものであり、その他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。ここで、第1外側ヨーク7は、図3に示すように、240°からなる磁束伝達部7aと120°からなる磁束遮断部7bとに分割して構成され、また、第2外側ヨーク8は、図2に示すように、240°からなる磁束伝達部8aと120°からなる磁束遮断部8bとに分割して構成され、第1外側ヨーク7と第2外側ヨーク8は、120°の位相差をもって配置される。
第2実施形態に係るセンサにおいて、コア1が位置角度0°から位置角度360°まで回転する間におけるコア1と第2外側ヨーク8との間での磁路断面積(磁気抵抗)の変化は、第1実施形態におけるコア1と第1内側ヨーク5との間での磁路断面積(磁気抵抗)の変化と同様となる。つまり、コア1が位置角度0°のとき、磁路断面積は最大となり(換言すると、磁気抵抗は最小となり)、位置角度0°から位置角度120°までの間では、磁路断面積が減少(磁気抵抗が増大)してゆき、位置角度120°のとき、磁路断面積は最小となり(磁気抵抗は最大となり)、位置角度120°から位置角度240°までの間では、磁路断面積は最小(磁気抵抗は最大)に保持され、位置角度240°から位置角度360°までの間では、磁路断面積が増大(磁気抵抗が減少)してゆき、位置角度360°のとき、磁路断面積は最大となる(磁気抵抗は最小となる)。
一方、コア1が位置角度0°から位置角度360°まで回転する間におけるコア1と第1外側ヨーク7との間での磁路断面積(磁気抵抗)の変化は、第1実施形態におけるコア1と第2内側ヨーク6との間での磁路断面積(磁気抵抗)の変化と同様となる。つまり、コアが位置角度0°のとき、磁路断面積は最小となり(換言すると、磁気抵抗は最大となり)、位置角度0°から位置角度120°までの間では、磁路断面積が増大(磁気抵抗が減少)してゆき、位置角度120°のとき、磁路断面積は最大となり(磁気抵抗は最小となり)、位置角度120°から位置角度240°までの間では、磁路断面積が減少(磁気抵抗が増大)してゆき、位置角度240°のとき、磁路断面積は最小となり(磁気抵抗は最大となり)、位置角度240°から位置角度360°までの間では、磁路断面積は最小(磁気抵抗は最大)に保持される。
第1検出コイル3を主体に考察した場合、その出力電圧を決定する鎖交磁束Φ1は、第1外側ヨーク7を流れる磁束Φ1と同等であり、この鎖交磁束Φ1は、第1外側ヨーク7とコア1との間の磁路断面積によって決定され、磁路断面積が増大するにしたがって増大し、磁路断面積が減少するにしたがって減少する。
一方、第2検出コイル4を主体に考察した場合、その出力電圧を決定する鎖交磁束Φ2は、第2外側ヨーク8を流れる磁束Φ2と同等であり、この鎖交磁束Φ2は、第2外側ヨーク8とコア1との間の磁路断面積によって決定され、磁路断面積が減少するにしたがって減少し、磁路断面積が増大するにしたがって増大する。
したがって、位置角度0°から位置角度360°までコア1が回転する際、第1検出コイル3の出力電圧V1は、位置角度0°から位置角度120°までの間では連続的に増大し、位置角度120°から位置角度240°までの間では連続的に減少し、位置角度240°から位置角度360°までの間では最小値に保持され、また、第2検出コイル4の出力電圧V2は、位置角度0°から位置角度120°までの間では連続的に減少し、位置角度120°から位置角度240°までの間では最小値に保持され、位置角度240°から位置角度360°までの間では増大する。
この結果、センサの出力電圧V1−V2は、位置角度0°から位置角度120°までの間では連続的に増大し、位置角度120°から位置角度360°までの間では連続的に減少する。したがって、位置角度120°から位置角度360°までの240°の角度範囲においてコア1の位置角度を検出することが可能になる。
(3)第3実施形態
図6は、本発明の第3実施形態に係る差動トランス型角度センサの構成図を示す。
第3実施形態に係るセンサは、図1図示のセンサに、第2実施形態に係る第1、第2外側ヨーク7,8を設けたものであり、その他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。ここで、第2内側ヨーク6と第1外側ヨーク7は、コア1の回転方向に対して位相差をもたず同相に配置され、かつ、第1内側ヨーク5と第2外側ヨーク8も、コア1の回転方向に対して同相に配置される。さらに、第2内側ヨーク6及び第1外側ヨーク7と、第1内側ヨーク5と第2外側ヨーク8は、コア1の回転方向に対して120°の位相差をもつように配置される。
第3実施形態に係るセンサにおいて、コア1が位置角度0°から位置角度360°まで回転する間におけるコア1と第1内側ヨーク5との間での磁路断面積(磁気抵抗)の変化は、第1実施形態におけるコア1と第1内側ヨーク5との間での磁路断面積(磁気抵抗)の変化と同様となる。つまり、コア1が位置角度0°のとき、磁路断面積は最大となり(換言すると、磁気抵抗は最小となり)、位置角度0°から位置角度120°までの間では、磁路断面積が減少(磁気抵抗が増大)してゆき、位置角度120°のとき、磁路断面積は最小となり(磁気抵抗は最大となり)、位置角度120°から位置角度240°までの間では、磁路断面積は最小(磁気抵抗は最大)に保持され、位置角度240°から位置角度360°までの間では、磁路断面積が増大(磁気抵抗が減少)してゆき、位置角度360°のとき、磁路断面積は最大となる(磁気抵抗は最小となる)。また、コア1が位置角度0°から位置角度360°まで回転する間におけるコア1と第1外側ヨーク7との間での磁路断面積(磁気抵抗)の変化は、第2実施形態におけるコア1と第1外側ヨーク7との間での磁路断面積(磁気抵抗)の変化と同様となる。つまり、コア1が位置角度0°のとき、磁路断面積は最小となり(換言すると、磁気抵抗は最大となり)、位置角度0°から位置角度120°までの間では、磁路断面積が増大(磁気抵抗が減少)してゆき、位置角度120°のとき、磁路断面積は最大となり(磁気抵抗は最小となり)、位置角度120°から位置角度240°までの間では、磁路断面積は減少(磁気抵抗は増大)してゆき、位置角度240°から位置角度360°までの間では、磁路断面積は最小(磁気抵抗は最大)に保持される。
一方、コア1が位置角度0°から位置角度360°まで回転する間におけるコア1と第2内側ヨーク6との間での磁路断面積(磁気抵抗)の変化は、第1実施形態におけるコア1と第2内側ヨーク6との間での磁路断面積(磁気抵抗)の変化と同様となる。つまり、コアが位置角度0°のとき、磁路断面積は最小となり(換言すると、磁気抵抗は最大となり)、位置角度0°から位置角度120°までの間では、磁路断面積が増大(磁気抵抗が減少)してゆき、位置角度120°のとき、磁路断面積は最大となり(磁気抵抗は最小となり)、位置角度120°から位置角度240°までの間では、磁路断面積が減少(磁気抵抗が増大)してゆき、位置角度240°のとき、磁路断面積は最小となり(磁気抵抗は最大となり)、位置角度240°から位置角度360°までの間では、磁路断面積は最小(磁気抵抗は最大)に保持される。また、コア1と第2外側ヨーク8との間での磁路断面積(磁気抵抗)の変化は、第2実施形態におけるコア1と第2外側ヨーク8との間での磁路断面積(磁気抵抗)の変化と同様となる。つまり、コアが位置角度0°のとき、磁路断面積は最大となり(換言すると、磁気抵抗は最小となり)、位置角度0°から位置角度120°までの間では、磁路断面積が減少(磁気抵抗が増大)してゆき、位置角度120°のとき、磁路断面積は最小となり(磁気抵抗は最大となり)、位置角度120°から位置角度240°までの間では、磁路断面積は最小(磁気抵抗は最大)に保持され、位置角度240°から位置角度360°までの間では、磁路断面積が増大(磁気抵抗は減少)してゆく。
第1検出コイル3を主体に考察した場合、その出力電圧を決定する鎖交磁束Φ1は、励磁コイル2の発生磁束Φ0から第1内側ヨーク5に漏れる磁束Φ10を減算した磁束であるとともに、第1外側ヨーク7を流れる磁束Φ1と同等である。
一方、第2検出コイル4を主体に考察した場合、その出力電圧を決定する鎖交磁束Φ2は、励磁コイル2の発生磁束Φ0から第2内側ヨーク6に漏れる磁束Φ20を減算した磁束であるとともに、第2外側ヨーク8を流れる磁束Φ2と同等である。
したがって、位置角度0°から位置角度360°までコア1が回転する際、第1検出コイル3の出力電圧V1は、位置角度0°から位置角度120°までの間では連続的に増大し、位置角度120°から位置角度360°までの間では連続的に減少し、また、第2検出コイル4の出力電圧V2は、位置角度0°から位置角度120°までの間では連続的に減少し、位置角度120°から位置角度360°までの間では連続的に増大する。
この結果、センサの出力電圧V1−V2は、位置角度0°から位置角度120°までの間では連続的に増大し、位置角度120°から位置角度360°までの間では連続的に減少する。したがって、位置角度120°から位置角度360°までの240°の角度範囲においてコア1の位置角度を検出することが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る差動トランス型角度センサの構成図である。 第1内側ヨーク(第2外側ヨーク)とコアの断面形状及び位置関係を示す断面図である。 第2内側ヨーク(第1外側ヨーク)とコアの断面形状及び位置関係を示す断面図である。 出力電圧波形図である。 本発明の第2実施形態に係る差動トランス型角度センサの構成図である。 本発明の第3実施形態に係る差動トランス型角度センサの構成図である。 従来の差動トランス型角度センサの構成図である。 (A)は、従来の差動トランス型角度センサにおける第2内側ヨーク及び第1外側ヨークとコアの断面形状及び位置関係を示す断面図、(B)は、第1検出コイルの出力電圧波形図である。 (A)は、従来の差動トランス型角度センサにおける第1内側ヨーク及び第2外側ヨークとコアの断面形状及び位置関係を示す断面図、(B)は、第2検出コイルの出力電圧波形図である。 従来の差動トランス型角度センサにおける第1検出コイルの出力電圧と第2検出コイルの出力電圧との電圧差(センサの出力電圧)の波形図である。
符号の説明
1 コア
1a 磁束伝達部
1b 磁束遮断部
2 励磁コイル
3 第1検出コイル
4 第2検出コイル
5 第1内側ヨーク
5a 磁束伝達部
5b 磁束遮断部
6 第2内側ヨーク
6a 磁束伝達部
6b 磁束遮断部
7 第1外側ヨーク
7a 磁束伝達部
7b 磁束遮断部
8 第2外側ヨーク
8a 磁束伝達部
8b 磁束遮断部

Claims (3)

  1. 回転型コアと、該コアと同心状に配された励磁コイルと、該励磁コイルを挟むように配された第1、第2検出コイルと、前記励磁コイルと前記第1検出コイルとの間に配された第1内側ヨークと、前記励磁コイルと前記第2検出コイルとの間に配された第2内側ヨークとを備え、前記第1検出コイルの出力電圧と前記第2検出コイルの出力電圧との差電圧に基づいて前記コアの位置角度を検出する差動トランス型角度センサであって、
    前記コアの外周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部と円弧角120°からなる磁束遮断部とに分割して構成するとともに、
    前記第1、第2内側ヨークの各内周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部と円弧角120°からなる磁束遮断部とに分割して構成し、前記第1内側ヨークと前記第2内側ヨークとを、互いに120°の位相差をもって配したことを特徴とする差動トランス型角度センサ。
  2. 回転型コアと、該コアと同心状に配された励磁コイルと、該励磁コイルを挟むように配された第1、第2検出コイルと、前記第1検出コイルの端に配された第1外側ヨークと、前記第2検出コイルの端に配された第2外側ヨークとを備え、前記第1検出コイルの出力電圧と前記第2検出コイルの出力電圧との差電圧に基づいて前記コアの位置角度を検出する差動トランス型角度センサであって、
    前記コアの外周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部と円弧角120°からなる磁束遮断部とに分割して構成するとともに、
    前記第1、第2外側ヨークの各内周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部と円弧角120°からなる磁束遮断部とに分割して構成し、前記第1外側ヨークと前記第2外側ヨークとを、互いに120°の位相差をもって配したことを特徴とする差動トランス型角度センサ。
  3. 回転型コアと、該コアと同心状に配された励磁コイルと、該励磁コイルを挟むように配された第1、第2検出コイルと、前記第1検出コイルの端に配された第1外側ヨークと、前記第2検出コイルの端に配された第2外側ヨークと、前記励磁コイルと前記第1検出コイルとの間に配された第1内側ヨークと、前記励磁コイルと前記第2検出コイルとの間に配された第2内側ヨークとを備え、前記第1検出コイルの出力電圧と前記第2検出コイルの出力電圧との差電圧に基づいて前記コアの位置角度を検出する差動トランス型角度センサにおいて、
    前記コアの外周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部と円弧角120°からなる磁束遮断部とに分割して構成するとともに、
    前記第1、第2外側ヨーク及び前記第1、第2内側ヨークの各内周部を、円弧角240°からなる磁束伝達部と円弧角120°からなる磁束遮断部とに分割して構成し、前記第1外側ヨーク及び前記第2内側ヨークと、前記第2外側ヨーク及び第1内側ヨークとを、互いに120°の位相差をもって配したことを特徴とする差動トランス型角度センサ。
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