JP2005090879A - 浴室空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 給湯器からの温水が流れる浴室側熱交換器13と、前記浴室側熱交換器13を介して浴室内の空気を循環させる浴室循環ファン14と、浴室空気調和機本体1の運転動作を制御する回路を収容した制御ユニット2とを具備し、浴室の天井に開設された取付口に埋め込み状態で装着される浴室空気調和機本体1において、制御ユニット2の点検や交換等のメンテナンス作業をする際の作業性および安全性を向上させた浴室空気調和機を提供すること。
【解決手段】 前記制御ユニット2は、浴室の天井に開設された点検口側に面する前記浴室空気調和機本体1の側面に設けられたこと。
【選択図】 図2

Description

本発明は、浴室の暖房や乾燥等を行う浴室空気調和機、特に、浴室の天井裏に設置される浴室空気調和機に関するものである。
浴室の暖房や乾燥等を行う従来の浴室空気調和機において、その運転動作を制御する回路を収容した制御ユニットは、浴室空気調和機のケーシング内に設けられている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、この種の浴室空気調和機を示す斜視図である。
浴室空気調和機本体7は、浴室Aの天井裏に設置されており、ケーシング70の下面のケース開口部700が浴室Aの天井に開設された取付口A1から浴室Aを臨んでいる。
ケーシング70には、給湯器(図示しない)からの温水が流れる熱交換器73と、熱交換器73を介して浴室Aの空気を循環させる循環ファン74と、浴室Aの空気を屋外へ排出させる換気ファン75と、循環ファン74や換気ファン75の動作を制御する回路を収容した制御ユニット8とが内設されており、該制御ユニット8はケース開口部700の近傍に固定されている。また、ケーシング70の下面には、ケース開口部700を覆うグリル701が着脱可能に取り付けられている。
このものでは、制御ユニット8は、浴室Aに臨むケース開口部700の近傍に設けられているから、例えば、浴室空気調和機本体7の動作不良による制御ユニット8の点検や交換等のメンテナンス作業を実施する場合には、ケース開口部700を覆うグリル701を取り外せば、浴室A内から上記作業を行うことができる。
特開2002−130715号公報(第3−5頁、第3図)
しかしながら、上記従来の浴室空気調和機では、図7に示すように、作業者は、ケース開口部700の下方から、作業のしにくい上向きの姿勢で点検や交換等を行わなければならず、作業性が悪い。
また、作業中に作業者がケーシング70内の熱交換器73の高温部や循環ファン74等に接触するおそれもあり、安全性が悪い。
本発明は係る点に鑑みてなされたもので、
『給湯器からの温水が流れる浴室側熱交換器と、前記浴室側熱交換器を介して浴室内の空気を循環させる浴室循環ファンと、浴室空気調和機の運転動作を制御する回路を収容した制御ユニットとを具備し、
浴室の天井に開設された取付口に埋め込み状態で装着される浴室空気調和機』において、制御ユニットの点検や交換等のメンテナンス作業をする際の作業性および安全性を向上させた浴室空気調和機を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、
『前記制御ユニットは、浴室の天井に開設された点検口側に面する浴室空気調和機本体の側面に設けられた』ことである。
上記技術手段によれば、制御ユニットは、浴室の天井裏に設置される浴室空気調和機本体の、浴室の天井に開設された点検口側の側面に設けられているから、作業者は、点検口から作業のしやすい前向きの姿勢で制御ユニットのメンテナンス作業をすることができる。
また、上記メンテナンス作業中に作業者が浴室暖房ユニット内部の熱交換器や循環ファン等に接触するおそれもない。
請求項2に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1において、
『前記浴室空気調和機本体は、前記浴室側熱交換器と前記浴室循環ファンとを収容し、前記取付口の上部に設けられる浴室暖房ユニットと、
浴室内の空気を屋外へ排出させる換気ファンを収容し、前記浴室暖房ユニットにおける前記点検口側の側面に取り外し可能な状態で連結される換気ユニットとを備え、
前記制御ユニットは、前記換気ユニットにおける前記点検口側の側面に設けられた』ことである。
このものでは、前記浴室暖房ユニットにおける点検口側の側面に前記換気ユニットが取り外し可能な状態で連結され、該換気ユニットの点検口側の側面に制御ユニットが設けられているから、上記請求項1のものと同様に、作業者が作業のしやすい前向きの姿勢で上記メンテナンス作業をすることができるし、浴室暖房ユニットの熱交換器や循環ファン等に接触するおそれもない。
また、換気ユニットと制御ユニットとを同時に交換する場合は、換気ユニットを取り外せば、制御ユニットも同時に取り外すことができる。
請求項3に係る発明の技術的手段は、
前記請求項2において、
『前記換気ユニットの一側面には、前記換気ファンから送出される空気を屋外へ排出する排気ダクトを接続するための排気ダクト接続口が設けられ、
前記換気ユニットの前記一側面以外の対向する二つの側面には、前記浴室暖房ユニットにおける前記点検口側の側面に設けられた第1連結部に着脱可能に接続できる第2連結部が各別に設けられ、
前記第2連結部の一方は前記第1連結部に接続され、他方の前記第2連結部は着脱可能の閉塞板で被蓋され、前記制御ユニットは、前記閉塞板に設けられている』ことである。
このものでは、換気ユニットの対向する二つの側面には、浴室暖房ユニットの側面に設けられた第1連結部に接続できる第2連結部が各別に設けられており、一方が前記第1連結部に着脱可能に接続され、他方は閉塞板が着脱可能に取り付けられている。
従って、上記の取り付け状態とは逆に、一方の第2連結部に閉塞板を取り付け、他方の第2連結部を第1連結部に接続すれば、排気ダクト接続口の向きを180°変更することができる。そして、換気ユニットの取り付け向きを、排気ダクトの接続しやすい向きに変更しても、制御ユニットは、上記メンテナンス作業のしやすい浴室の点検口側に位置させておくことができる。
請求項4に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1において、
『前記浴室空気調和機本体は、前記浴室側熱交換器と前記浴室循環ファンとを収容し、前記取付口の上部に設けられる浴室暖房ユニットと、
給湯器からの温水が流れる脱衣室側熱交換器と前記脱衣室側熱交換器を介して脱衣室内の空気を循環させる脱衣室循環ファンとを収容し、前記浴室暖房ユニットにおける前記点検口側の側面に取り外し可能な状態で連結される脱衣室暖房ユニットとを備え、
前記制御ユニットは、前記脱衣室暖房ユニットにおける前記点検口側の側面に設けられた』ことである。
このものでは、前記浴室暖房ユニットの点検口側の側面に前記脱衣室暖房ユニットが取り外し可能な状態で連結され、該脱衣室暖房ユニットの点検口側の側面に制御ユニットが設けられているから、上記請求項1のものと同様に、作業者が作業のしやすい前向きの姿勢で上記メンテナンス作業をすることができるし、浴室暖房ユニットの熱交換器や循環ファン等に接触するおそれもない。
また、脱衣室暖房ユニットと制御ユニットとを同時に交換する場合は、脱衣室暖房ユニットを取り外せば、制御ユニットも同時に取り外すことができる。
請求項5に係る発明の技術的手段は、
前記請求項4において、
『前記脱衣室暖房ユニットの一側面には、前記脱衣室循環ファンを介して脱衣室の空気を循環させる循環ダクト接続口が設けられ、
前記脱衣室暖房ユニットの前記一側面以外の対向する二つの側面には、前記浴室暖房ユニットにおける前記点検口側の側面に設けられた第1連結部に着脱可能に接続できる第2連結部が各別に設けられ、
前記第2連結部の一方は前記第1連結部に接続され、他方の前記第2連結部は着脱可能の閉塞板で被蓋され、前記制御ユニットは、前記閉塞板に設けられている』ことである。
このものでは、脱衣室暖房ユニットの対向する二つの側面には、浴室暖房ユニットの側面に設けられた第1連結部に接続できる第2連結部が各別に設けられており、一方が前記第1連結部に着脱可能に接続され、他方は閉塞板が着脱可能に取り付けられている。
従って、上記の取り付け状態とは逆に、一方の第2連結部に閉塞板を取り付け、他方の第2連結部を第1連結部に接続すれば、循環ダクト接続口の向きを180°変更することができる。そして、浴室に対する脱衣室の配置に合わせて、脱衣室暖房ユニットの取り付け向きを循環ダクトの接続しやすい向きに変更しても、制御ユニットは、上記メンテナンス作業のしやすい浴室の点検口側に位置させておくことができる。
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
作業者が作業のしやすい前向きの姿勢で、制御ユニットのメンテナンス作業をすることができるから、作業性が向上する。
また、点検口から作業することによって、浴室暖房ユニットの熱交換器や循環ファン等に接触するおそれもないから、安全性が向上する。
請求項2および4に係る発明では、上記効果に加えて、換気ユニットや脱衣室暖房ユニットと同時に制御ユニットを取り外すことができるから、作業性が一層向上する。
請求項3に係る発明では、換気ユニットの取り付け向きを排気ダクトの接続しやすい向きに変更することができるとともに、取り付け向きを変更した場合も、制御ユニットを浴室の点検口側に位置させておくことができるから、浴室空気調和機の汎用性が向上する。
請求項5に係る発明では、浴室に対する脱衣室の配置に合わせて、脱衣室暖房ユニットの取り付け向きを循環ダクトの接続しやすい向きに変更することができるとともに、取り付け向きを変更した場合も、制御ユニットを浴室の点検口側に位置させておくことができるから、浴室空気調和機の汎用性が向上する。
次に、上記した本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る浴室空気調和機の設置状態の説明図である。
浴室空気調和機本体1は、浴室暖房ユニット1Aと、暖房換気ユニット1Bとを備えており、浴室Aの天井裏に設置されている。暖房換気ユニット1Bの側面には、屋外の排気口P1から延びる排気ダクトD1と、脱衣室Bの天井に設けられた循環口P2,P3から延びる循環ダクトD2,D3と、トイレCの天井に設けられた換気口P4から延びる換気ダクトD4が連結されている。尚、上記暖房換気ユニット1Bは、既述請求項2の発明特定事項たる換気ユニットおよび既述請求項4の発明特定事項たる脱衣室暖房ユニットに対応する。
図2は、上記浴室空気調和機本体1の一部を分解した斜視図であり、以下、各部の詳細を説明する。
[浴室暖房ユニット1Aについて]
浴室暖房ユニット1Aは、そのケーシング10内に、給湯器(図示しない)から温水が供給されて浴室Aの空気を加熱する浴室側熱交換器13と、浴室Aの空気を吸入し、浴室側熱交換器13を介して浴室Aへ排出する浴室循環ファン14とを備えており、ケーシング10は、浴室Aの天井に開設された取付口A1に埋め込み状態で装着されている。
また、ケーシング10の下面のケース開口部100は、浴室Aからケーシング10内へ流れる空気の吸気口100aと、浴室側熱交換器13を介して加熱された空気を浴室Aへ放出する浴室循環ファン14の吐出口100bとを備えているとともに、浴室A内からケーシング10の下面に着脱自在に取り付けられたグリル101で覆われている。
浴室Aの天井に開設された点検口A2側に面するケーシング10の側面には、後述する暖房換気ユニット1Bの第2連結部115a,115bのいずれか一方が接続される第1連結部105を備えており、該第1連結部105には、ケーシング10内に形成された換気通路10aと連通する第1連通口107と、該第1連通口107を開閉させるダンパ18と、後述する暖房換気ユニット1Bの固定フック116と係合する固定孔106と、ケーシング10と後述するケーシング11とを固定するためのロングボルトN1が螺入されるねじ孔108とが設けられている。
尚、上記点検口A2は、浴室空気調和機の施工作業やメンテナンス(点検や部品交換等)作業を行うときに使用される開口である。
[暖房換気ユニット1Bについて]
暖房換気ユニット1Bのケーシング11は、略直方体状に形成された箱体であり、浴室AおよびトイレCの空気の通路としての第1室11aと、脱衣室B内の空気の循環通路としての第2室11bとを備えている。
前記第1室11a内には、浴室A、脱衣室BおよびトイレCの空気を屋外へ排出する換気ファン15が収容され、前記第2室11b内には、給湯器(図示しない)から温水が供給されて脱衣室Bの空気を加熱する脱衣室側熱交換器16と、脱衣室Bの空気をケーシング11内に吸入し、脱衣室側熱交換器16を介して脱衣室Bへ排出する脱衣室循環ファン17とが収容されている。また、第1室11aと第2室11bとの相互間には、開閉ダンパを備えた連通口11cが設けられている。
ケーシング11の一側面には、排気ダクトD1と換気ファン15の吐出口とを連結させるダクト接続口111と、換気ダクトD4と第1室11a内とを連通させるダクト接続口114とが並設されている。尚、上記ダクト接続口111が既述請求項3の発明の発明特定事項としての排気ダクト接続口に対応する。
また、ダクト接続口111,114が並設された上記側面に対向する側面には、循環ダクトD2と脱衣室循環ファン17の吐出口とを連結させるダクト接続口112と、循環ダクトD3と第2室11b内とを連通させるダクト接続口113とが並設されている。尚、上記ダクト接続口112,113が既述請求項5の発明の発明特定事項としての循環ダクト接続口に対応する。
上記二つの側面以外の対向する二つの側面には、浴室暖房ユニット1Aの第1連結部105に接続できる第2連結部115a,115bが各別に設けられており、それら第2連結部115a,115bには、第1室11a内と連通する第2連通口117と、前記浴室暖房ユニット1Aの固定孔106または後述する閉塞板12の固定孔126と係合できる固定フック116と、一方の第2連結部115aから他方の115bへ穿設され、ロングボルトN1が挿通される挿通孔118と、後述する閉塞板を固定するための固定ねじN2が螺入されるねじ孔119とを備えている。即ち、ケーシング11の対向する二つの側面には、同一構造を備えた第2連結部115a,115bが各別に設けられており、その一方が浴室暖房ユニット1Aの第1連結部105に連結され、他方には後述する閉塞板12が取り付けられるようになっている(図5参照)。
図2の状態では、第2連結部115aが第1連結部105に接続されるようになっており、第2連結部115a側の固定フック116を第1連結部105側の固定孔106に係合させ、ロングボルトN1を他方の第2連結部115b側から挿通孔118を介してねじ孔108に螺入することによって、ケーシング11がケーシング10に固定されるようになっている。即ち、暖房換気ユニット1Bは、浴室暖房ユニット1Aの点検口A2側の側面に着脱可能な状態で取り付けられる構造になっている。
他方の第2連結部115bは、固定フック116と係合する固定孔126を備えた閉塞板12で被蓋されるようになっており、第2連結部115b側の固定フック116を閉塞板12の固定孔106に係合させ、固定ねじN2をねじ孔119に螺入することによって、第2連通口117を閉塞させるようになっている。また、閉塞板12の表面側(ケーシング11の外周面に対応する面)には、浴室暖房ユニット1Aおよび暖房換気ユニット1Bの運転動作を制御する回路基板を収容した制御ユニット2が固定ねじN3によって固定されている。即ち、制御ユニット2は、暖房換気ユニット1Bの点検口A2側の側面に着脱可能な状態で取り付けられている。
[制御ユニット2について]
制御ユニット2は、図示しない給湯器の制御回路やリモコンに接続されており、該リモコンの操作情報に基づいて、浴室循環ファン14や換気ファン15、脱衣室循環ファン17、ダンパ18等の各動作を制御する。
具体的には、例えば、浴室A内の乾燥運転を実行する場合は、図示しない給湯器の給湯動作を開始させるとともに、ダンパ18を開にした状態で、浴室循環ファン14と換気ファン15を回転させる。すると、浴室A内の空気は、ケース開口部100の吸気口100aから浴室側熱交換器13を介して浴室循環ファン14に吸引され、浴室循環ファン14の吐出口100bから浴室A内へ放出される。浴室側熱交換器13には、図示しない給湯器からの高温の温水が循環されるから、吸気口100aから吸入された空気は浴室側熱交換器13で暖められ、吐出口100bから温風として浴室A内へ放出される。
また、換気ファン15の回転によって、浴室A内の空気は、ケーシング10の換気通路10aから開状態のダンパ18を通じて暖房換気ユニット1Bのケーシング11の第1室11a内へ吸引され、換気ファン15の吐出口から排気ダクトD1を通じて屋外へ排出される。これにより、浴室A内を前記温風と換気によって乾燥させることができる。
このとき、トイレC内の空気が換気ダクトD4を通じてケーシング11の第1室11a内へ流れていき、上記と同様に換気ファン15から屋外へ排出されるから、トイレC内を換気させることができる。
また、ケーシング11内の開閉ダンパを備えた連通口11cが開状態の場合は、脱衣室B内の空気が循環ダクトD3を通じてケーシング11の第2室11b内へ吸引され、連通口11cを通じて第1室11a内へ吸引される。そして、上記と同様に換気ファン15の吐出口から屋外へ排出されるから、トイレC内の換気に加えて、脱衣室Bについても換気させることができる。
脱衣室B内の暖房運転を実行する場合は、脱衣室循環ファン17を回転させることにより、脱衣室B内の空気は、循環ダクトD3を通じて第2室11b内へ吸入され、給湯器からの温水が流れる脱衣室側熱交換器16を介して加熱された空気は、脱衣室循環ファン17の吐出口から循環ダクトD2を通じて脱衣室B内へ放出されるから、脱衣室B内を暖房することができる。
[メンテナンス作業の実際]
これによれば、制御ユニット2は、浴室暖房ユニット1Aの点検口A2側の側面に連結された暖房換気ユニット1Bの点検口A2側の側面、即ち、浴室空気調和機本体1の点検口A2側の側面に設けられているから、制御ユニット2の点検や交換等のメンテナンス作業を実施する際に、作業者は、点検口A2から作業のしやすい前向きの姿勢で上記メンテナンス作業をすることができる(図3参照)。即ち、例えば浴室空気調和機本体1の動作不良によって、制御ユニット2を交換する場合、閉塞板12に制御ユニット2を固定している固定ねじN3と、制御ユニット2に接続されている図示しない電気配線とを取り外す作業がしやすい姿勢で、制御ユニット2を取り外すことができる。また、グリル101を取り外さなくても上記作業をすることができるから、浴室暖房ユニット1A内の浴室側熱交換器13や浴室循環ファン14等に接触するおそれもない。
一方、暖房換気ユニット1Bと制御ユニット2とを新しいものに交換する場合は、ロングボルトN1を取り外し、浴室暖房ユニット1Aの固定孔106に係合している暖房換気ユニット1Bの固定フック116を外せば、暖房換気ユニット1Bと制御ユニット2とを同時に浴室暖房ユニット1Aから分離させることができる。
さらに、ケーシング11の対向する側面には、同一構造を有する第2連結部115a,115bがそれぞれ設けられているから、図1に示す場合と異なり、排気口P1から延びる排気ダクトD1が、点検口A2から見て浴室空気調和機本体1の向かって左側から配管される図4のような設置条件のもとでは、排気ダクトD1をダクト接続口111に接続しやすい向き、即ち、ダクト接続口111が上記左側に面する向きに暖房換気ユニット1Bと浴室暖房ユニット1Aとを連結させても、制御ユニット2は、点検口A2側に面する位置に配設することができる。具体的には、暖房換気ユニット1Bの第2連結部115bを浴室暖房ユニット1Aの第1連結部105に接続させ、第2連結部115aに制御ユニット2を備えた閉塞板12を取り付ける(図5参照)。第2連結部115bと第1連結部105とは、上述した第2連結部115aと第1連結部105とを接続する場合と同様の方法で固定され、第2連結部115aと閉塞板12とは、上述した第2連結部115bに閉塞板12を固定する場合と同様の方法で固定される。
浴室Aに対して脱衣室Bが、点検口A2から見て浴室空気調和機本体1の向かって右側に位置する設置条件(図4参照)においても上記設置条件の場合と同様に、循環ダクトD2,D3をダクト接続口112,113に接続しやすい向き、即ち、ダクト接続口112,113が上記脱衣室B側に面する向きに暖房換気ユニット1Bと浴室暖房ユニット1Aとを連結させても、制御ユニット2を点検口A2側に面する位置に配設させることができる。
これにより、暖房換気ユニット1Bを設置条件に合わせて浴室暖房ユニット1Aに取り付けたときも、制御ユニット2は、必ずメンテナンス作業のしやすい点検口A2側に位置させることができる。
尚、暖房換気ユニット1Bは、脱衣室側熱交換器16や脱衣室循環ファン17を備えていない換気機能のみを備えたものであっても良いし、換気ファン15を備えていない脱衣室暖房機能のみを備えたものであっても良い。
本発明の実施の形態に係る浴室空気調和機の設置状態の説明図 本発明の実施の形態に係る浴室空気調和機の一部を分解した斜視図 本発明の実施の形態に係る浴室空気調和機のメンテナンス作業状態を示す説明図 本発明の実施の形態に係る浴室空気調和機の他の設置状態の説明図 本発明の実施の形態に係る浴室空気調和機の一部を分解した斜視図 従来例の浴室空気調和機の斜視図 従来例の浴室空気調和機のメンテナンス作業状態を示す説明図
符号の説明
1・・・浴室空気調和機本体
2・・・制御ユニット
13・・・浴室側熱交換器
14・・・浴室循環ファン

Claims (5)

  1. 給湯器からの温水が流れる浴室側熱交換器と、前記浴室側熱交換器を介して浴室内の空気を循環させる浴室循環ファンと、浴室空気調和機の運転動作を制御する回路を収容した制御ユニットとを具備し、
    浴室の天井に開設された取付口に埋め込み状態で装着される浴室空気調和機において、
    前記制御ユニットは、浴室の天井に開設された点検口側に面する浴室空気調和機本体の側面に設けられた、浴室空気調和機。
  2. 請求項1に記載の浴室空気調和機において、
    前記浴室空気調和機本体は、前記浴室側熱交換器と前記浴室循環ファンとを収容し、前記取付口の上部に設けられる浴室暖房ユニットと、
    浴室内の空気を屋外へ排出させる換気ファンを収容し、前記浴室暖房ユニットにおける前記点検口側の側面に取り外し可能な状態で連結される換気ユニットとを備え、
    前記制御ユニットは、前記換気ユニットにおける前記点検口側の側面に設けられた、浴室空気調和機。
  3. 請求項2に記載の浴室空気調和機において、
    前記換気ユニットの一側面には、前記換気ファンから送出される空気を屋外へ排出する排気ダクトを接続するための排気ダクト接続口が設けられ、
    前記換気ユニットの前記一側面以外の対向する二つの側面には、前記浴室暖房ユニットにおける前記点検口側の側面に設けられた第1連結部に着脱可能に接続できる第2連結部が各別に設けられ、
    前記第2連結部の一方は前記第1連結部に接続され、他方の前記第2連結部は着脱可能の閉塞板で被蓋され、前記制御ユニットは、前記閉塞板に設けられている、浴室空気調和機。
  4. 請求項1に記載の浴室空気調和機において、
    前記浴室空気調和機本体は、前記浴室側熱交換器と前記浴室循環ファンとを収容し、前記取付口の上部に設けられる浴室暖房ユニットと、
    給湯器からの温水が流れる脱衣室側熱交換器と前記脱衣室側熱交換器を介して脱衣室内の空気を循環させる脱衣室循環ファンとを収容し、前記浴室暖房ユニットにおける前記点検口側の側面に取り外し可能な状態で連結される脱衣室暖房ユニットとを備え、
    前記制御ユニットは、前記脱衣室暖房ユニットにおける前記点検口側の側面に設けられた、浴室空気調和機。
  5. 請求項4に記載の浴室空気調和機において、
    前記脱衣室暖房ユニットの一側面には、前記脱衣室循環ファンを介して脱衣室の空気を循環させる循環ダクト接続口が設けられ、
    前記脱衣室暖房ユニットの前記一側面以外の対向する二つの側面には、前記浴室暖房ユニットにおける前記点検口側の側面に設けられた第1連結部に着脱可能に接続できる第2連結部が各別に設けられ、
    前記第2連結部の一方は前記第1連結部に接続され、他方の前記第2連結部は着脱可能の閉塞板で被蓋され、前記制御ユニットは、前記閉塞板に設けられている、浴室空気調和機。
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JP2009079866A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Panasonic Corp 浴室暖房乾燥機

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JP2009052767A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Max Co Ltd 設備機器
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