JP2005088508A - 樹脂シート加熱方法及び装置 - Google Patents
樹脂シート加熱方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005088508A JP2005088508A JP2003328147A JP2003328147A JP2005088508A JP 2005088508 A JP2005088508 A JP 2005088508A JP 2003328147 A JP2003328147 A JP 2003328147A JP 2003328147 A JP2003328147 A JP 2003328147A JP 2005088508 A JP2005088508 A JP 2005088508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin sheet
- heater
- heating
- nonwoven fabric
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
【課題】 樹脂シートの加熱温度ムラを低減する。
【解決手段】 ヒーター1の表面側に導熱接触して設けた不織布3を介して樹脂シート2を接触加熱する樹脂シート加熱方法を採用する。また、ヒーター1の表面側に導熱接触して不織布3を設け、不織布3を介して樹脂シート2を接触加熱する樹脂シート加熱装置を採用する。不織布3としては、アラミド繊維、フッ素樹脂繊維、フェルトなどが好適である。ヒーター1としては、電熱ヒーター線が金属鋳物で覆われたいわゆる鋳込ヒーターが好適である。
【選択図】 図2
【解決手段】 ヒーター1の表面側に導熱接触して設けた不織布3を介して樹脂シート2を接触加熱する樹脂シート加熱方法を採用する。また、ヒーター1の表面側に導熱接触して不織布3を設け、不織布3を介して樹脂シート2を接触加熱する樹脂シート加熱装置を採用する。不織布3としては、アラミド繊維、フッ素樹脂繊維、フェルトなどが好適である。ヒーター1としては、電熱ヒーター線が金属鋳物で覆われたいわゆる鋳込ヒーターが好適である。
【選択図】 図2
Description
本発明は、樹脂シート加熱方法及び装置に関する。
樹脂シートを圧空成形または真空成形などで空気圧成形する場合、あらかじめ樹脂シートを変形可能な温度まで加熱する必要がある。大抵は、樹脂シートの上下に空間を置いてヒーターを配置し、ヒーターからの輻射熱で樹脂シートを加熱していた(例えば特許文献1参照)。
特開平5−337954号公報
しかし、輻射熱による加熱は加熱時間が相当長くなり、生産効率が悪化する。これを解決しようとすれば、ヒーターに相当高出力なものを使わなければならず、設置スペースやコストさらには排熱などの問題がついてまわる。そこで、図4に示すように、ヒーター1に直接、樹脂シート2を置いて加熱することが考えられ、相当短時間で加熱を完了することができた。しかしながら、加熱により樹脂シート2が図5のように反って波打つため、部位により例えば±30℃程度の温度ムラを生じてしまう。そうすると、いざ空気圧成形を行うと、相当不均一な肉厚の成形品に仕上がってしまう。本発明はこのような解決すべき課題を鑑み、樹脂シートの加熱温度ムラを低減することを目的とする。
本発明を要約すると、ヒーターの表面側に導熱接触して設けた不織布を介して樹脂シートを接触加熱する樹脂シート加熱方法である。
また、ヒーターの表面側に導熱接触して不織布を設け、不織布を介して樹脂シートを接触加熱する樹脂シート加熱装置である。
また、ヒーターの表面側に導熱接触して不織布を設け、不織布を介して樹脂シートを接触加熱する樹脂シート加熱装置である。
本発明によれば、樹脂シートの加熱温度ムラを低減できる。
次に、本発明の実施形態を説明するが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に等価である事項に基づいて定めなければならない。
図1に示す実施形態は、ヒーター1の表面側に導熱接触して設けた不織布3を介して樹脂シート2を接触加熱する樹脂シート加熱方法である。また、ヒーター1の表面側に導熱接触して不織布3を設け、不織布3を介して樹脂シート2を接触加熱する樹脂シート加熱装置である。不織布3としては、アラミド繊維、フッ素樹脂繊維、フェルトなどが好適である。なお、ヒーター1としては、図示されない電熱ヒーター線が金属鋳物で覆われたいわゆる鋳込ヒーターが好適である。
こうすると、樹脂シート2を加熱することにより図2のように反って波打っても、不織布3のクッション作用により樹脂シート2が不織布3に実質的に接触を維持しており、加熱温度ムラを低減できる。例えば、樹脂シート2に2mm厚のアクリル樹脂シートを用い、175℃に加熱目標とした場合、樹脂シート2の部位による温度ムラは±10℃以内に収まり、加熱温度ムラを実質解消できた。
図3は、樹脂シート2の上下にヒーター1、1を設けて、それぞれに不織布3、3を設け、不織布3、3を介して樹脂シート2を挟んで加熱する例である。これによると、さらに短時間で樹脂シート2を加熱できる。
以上のように本実施形態によれば、樹脂シート2の加熱温度ムラを低減できた。
1 ヒーター
2 樹脂シート
3 不織布
2 樹脂シート
3 不織布
Claims (2)
- ヒーターの表面側に導熱接触して設けた不織布を介して樹脂シートを接触加熱する樹脂シート加熱方法。
- ヒーターの表面側に導熱接触して不織布を設け、不織布を介して樹脂シートを接触加熱する樹脂シート加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003328147A JP2005088508A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 樹脂シート加熱方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003328147A JP2005088508A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 樹脂シート加熱方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005088508A true JP2005088508A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34457819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003328147A Pending JP2005088508A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 樹脂シート加熱方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005088508A (ja) |
-
2003
- 2003-09-19 JP JP2003328147A patent/JP2005088508A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2009093365A1 (ja) | 被加熱材の加熱装置及び加熱方法 | |
JP2016145052A (ja) | 加飾成形品の製造方法 | |
US9392644B2 (en) | Energization heating device and method | |
JP2005088508A (ja) | 樹脂シート加熱方法及び装置 | |
KR101268862B1 (ko) | 방열판을 지닌 면상발열히터의 제조방법 | |
KR20130069201A (ko) | 핫 스탬핑용 예열 장치 | |
JP2011126044A (ja) | タイヤ加硫装置 | |
JP5619935B2 (ja) | 薄板ガラス製造方法および薄板ガラス製造装置 | |
JP2011038683A (ja) | 金属ストリップの横型連続焼鈍炉 | |
JP2007083402A (ja) | プレス装置およびプレス成形方法 | |
JP2007015157A (ja) | ゴムロールの製造装置、ゴムロールの製造方法、およびゴムロール。 | |
KR20110067669A (ko) | 사출성형 금형 가열 장치 | |
KR101382180B1 (ko) | 핫 스탬핑용 예열 장치 | |
JP2006240943A (ja) | 熱間プレス成形装置、及びその方法 | |
KR101285556B1 (ko) | 금속재의 예열 장치 | |
KR102115289B1 (ko) | 금속 판재의 가열 장치 | |
JP6129592B2 (ja) | 繊維含有樹脂体の加熱方法、及び、加熱装置 | |
JP2003074885A (ja) | 床暖房パネルの構造及び製造方法 | |
CA3049096C (en) | Method and device for bending a glass pane | |
CN214977175U (zh) | 一种钛合金深引伸件热成型模具 | |
JP2009125764A (ja) | 加熱装置 | |
KR101198765B1 (ko) | 유리판 성형장치 및 유리판 성형방법 | |
JP2005129501A (ja) | 加熱方法、加熱装置および画像表示装置の製造方法 | |
JP2005003238A (ja) | クッキングヒータ | |
JP2005246722A (ja) | プレス成形装置およびプレス成形方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060919 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080901 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20081209 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090421 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |