JP2005088494A - 印刷原版、印刷原版作製方法、印刷装置 - Google Patents

印刷原版、印刷原版作製方法、印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】良好な画像を再現し、かつ画像書込み工程のみで親インク部と撥インク部を形成可能な印刷原版、及びその製造方法、及びそれを用いた印刷装置を提供する。
【解決手段】基板上に、少なくともシリコーン系高分子材料と、親インク材料が分散してなる層を含む記録層が形成された印刷原版1において、親インク材料が熱溶融性であり、シリコーン系高分子材料と分散可能な光熱変換剤が親インク材料を被覆していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、本発明は平版印刷に用いられる印刷原版に関し、殊に製版時に現像、定着、溶出、親水化等の湿式処理を必要とせず直接製版が可能であり、しかも印刷時に湿し水を行わなくとも高鮮明度の印刷画像を得ることのできる印刷原版に関するものである。
表面を撥インク領域と親インク領域とに区分けして画像形成に供するようにした手段の代表的な印刷版としては、平版印刷版があげられる。印刷装置内においてはこの版上に、表面にインクが付着されて回動する現像ローラーと接触させることで、親インク性の部位のみにインクが付着し画像が形成される。従来の平版印刷版にはこの撥インク部、親インク部の形成に関し、印刷版表面に水を塗布し、この水を撥インク部とした湿し水版と水の塗布が不要な水なし版とがある。
湿し水版は、水なし版と比較して水の塗布工程が増えるだけでなく、水の塗布には熟練した技術が必要であるため、近年水なし版のシェアが上昇してきている。
一般に水なし版は湿し水版と比較して地汚れし易いため、撥インク部はシリコーン系高分子材料等が用いられている。例えば、特許文献1に記載された印刷原版は、最表面がシリコーン系高分子材料であり、その下層に光熱変換層、親インク層が形成されている。この印刷原版に対し、レーザー光で露光する事により加熱し、露光部位のシリコーン系高分子材料の密着性を低下させ、この部位を機械的な力によって除去し親インク部を露出させて形成する印刷版が開示されている。
しかし、この方法の場合、画像書込みプロセス以外に、シリコーン系高分子材料の除去プロセスが必要となり、最表層のシリコーン系高分子材料を除去する際、除去不良が発生する場合がある。これは画像不良となって現れる。また最表層を機械的に除去する手段、及び除去の際屑が発生しその回収手段が必要となり、装置コストの増加となる。
また、特許文献2には、シリコーンゴム中に親インク材料を分散した印刷原版に、熱転写プリンターによる画像書込みのみによって印刷版を作製する方法が開示されている。
しかし、シリコーン系高分子材料は撥インク性であり、親インク材料とは表面エネルギーが大きく異なるため、これらを分散させる技術は非常に困難である。この撥インク部と親インク部の分散不良は地汚れ・画像かすれ等の異常画像を引き起こす原因となっていた。また書込み手段も熱転写プリンターであり、高精細な画像の再現性に問題を有していた。
また、特許文献3に記載された印刷原版は、光熱変換剤が親インク材料に相当する材料層と異なる層、又は親インク材料に相当する層に単に含有されているだけであるため、熱が効率よく親インク材料に伝わらず高いS/N比と書込みエネルギーの低減の両立が困難となっていた。
また、特許文献4には、基材上に、芯材表面を光熱変換剤を含有する素材で被覆した光熱変換粒子を含有する層を有する画像形成材料が開示されている。この公報中にはシリコーン材料と親インク材料が積層した印刷版が開示され、さらにその類似の版が例として挙げられているが、この場合熱書込み後に表面のシリコーン層を除去する必要があり、この場合印刷装置においてその削りかすを収集し、廃棄する必要が生じるといった問題を有している。
さらに、特許文献2などには反応性シリコーンを親インク性樹脂モノマー中にグラフト重合し、これを親インク剤粒子に被覆しシリコーン中に親インク剤を分散させる方法が開示されている。しかし、この方法の場合グラフト重合ポリマーが分散安定剤として機能しているのであるが、被覆された粒子が版の表面に出ていた場合、これが撥インク性を劣化させるといった問題を有しており、また煩雑な重合プロセスが必要となるといった問題も有している。
特許第2828405号公報 特開平5−8575号公報 特開2001−305723号公報 特開2001−5177号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、良好な画像を再現し、かつ画像書込み工程のみで親インク部と撥インク部を形成可能な印刷原版、及びその製造方法、及びそれを用いた印刷装置の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のことを特徴とする。
1.本発明は、基板上に、少なくともシリコーン系高分子材料と、インクが付着可能な材料(以下、「親インク材料」という。)が分散してなる層を含む記録層が形成された印刷原版において、親インク材料が熱溶融性であり、シリコーン系高分子材料と分散可能な光熱変換剤が親インク材料を被覆している印刷原版である。
2.前記印刷原版において、前記親インク材料と前記光熱変換剤とは化学結合していることを特徴とする。
3.前記印刷原版において、前記親インク材料と前記光熱変換剤とは静電気力を有することを特徴とする。
4.前記印刷原版において、前記親インク材料と前記光熱変換剤とは、どちらか一方が酸性の官能基を有し、他方が少なくとも酸素原子、窒素原子、塩素原子、フッ素原子のいずれかの原子を有することを特徴とする。
5.前記印刷原版において、前記光熱変換剤が顔料粒子であることを特徴とする。
6.前記印刷原版において、前記記録層中の親インク材料の分散状態は膜厚方向に分布があり、版表面に向かって親インク材料が少なくなっていることを特徴とする。
7.前記印刷原版において、前記記録層は積層構造を有することを特徴とする。
8.前記印刷原版において、前記記録層は、最表面以外の層に親インク材料のみからなる層を有することを特徴とする。
9.前記印刷原版において、前記親インク材料のみの層に光熱変換剤を含むことを特徴とする。
10.また、本発明は、印刷原版に画像書込み手段により熱書込みを行って印刷版を作製し、これに現像手段によりインクを付与して作像する作像装置において、印刷原版として請求項1ないし9に記載の印刷原版を使用する作像装置である。
11.前記作像装置において、前記インクが導電性を有する材料を含有することを特徴とする。
12.前記作像装置において、前記インクが半導体材料を含有することを特徴とする。
13.前記作像装置において、前記画像書込み手段としてレーザー光を用いることを特徴とする。
14.また、本発明は、印刷原版に画像書込み手段により熱書込みを行って印刷版を作製し、これに現像手段によりインクを付与して作像した後、印刷版のインク像を記録体に転写し画像を形成する印刷装置において、印刷原版として請求項1ないし9に記載の印刷原版を使用する印刷装置である。
15.前記印刷装置において、前記印刷原版は、親インク材料として前記印刷装置のインク構成材料を用いることを特徴とする。
16.また、本発明は、印刷原版に画像書込み手段により熱書込みを行って印刷版を作製し、これに現像手段によりインクを付与して作像した後、印刷版のインク像を記録体に転写し画像を形成する印刷装置において、請求項10ないし13に記載の作像装置を搭載する印刷装置である。
17.さらに、本発明は、基板上に、シリコーン系高分子材料又はフッ素系高分子材料のうち少なくとも一方と、親インク材料が分散した薄膜を形成し印刷原版を作製するための印刷原版用塗工液において、該印刷原版用塗工液は、親インク材料溶液中にシリコーン系高分子材料又はフッ素系高分子材料のうち少なくとも一方と分散可能な光熱変換剤を投入した後、親インク材料粒子を析出させて、親インク材料/光熱変換剤分散液を調製し、この液とシリコーン系高分子材料又はフッ素系高分子材料のうち少なくとも一方が含有されている溶液とを混合して作製される印刷原版用塗工液である。
18.さらに、本発明は、基板上に、シリコーン系高分子材料又はフッ素系高分子材料のうち少なくとも一方と、親インク材料が分散してなる層を含む記録層を形成してなる印刷原版の作製方法において、請求項17に記載の印刷原版用塗工液を用いる印刷原版の作製方法である。
本発明によれば、画像書込み工程のみで親インク部、撥インク部の形成ができ、かつ、高画像濃度が得られ、地汚れも防ぐことができる印刷原版、及びその作製方法を提供することができる。また、この印刷原版を用い、良質な印刷画像を出力する印刷装置を提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
本発明においては、基板上に、少なくともシリコーン系高分子材料と、親インク材料が分散してなる層を含む記録層が形成された印刷原版において、親インク材料が熱溶融性であり、シリコーン系高分子材料と分散可能な光熱変換剤が親インク材料を被覆している。このため親インク材料とシリコーン系高分子材料との均一な分散を実現可能とする。
また、エネルギー変換効率が向上し、低い書込みエネルギーで親インク材料が溶融し高い画像濃度を得ることが可能となる。さらにシリコーン系高分子材料を用いているため、良好な撥インク性を発現することが可能となる。
本発明に適用可能なシリコーン系高分子材料として、ポリアルキルシロキサン、ポリアリルシロキサン等の化合物及びその誘導体が挙げられ、特にポリジメチルシロキサン、ポリフェニルメチルシロキサン、3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキサン、ポリジフェニルシロキサン、及びその誘導体が適用可能である。
誘導体の例として、例えばポリジメチルシロキサンのメチル基を一部ビニル基に置換したビニル変性シリコーン、ポリジメチルシロキサンのメチル基を一部アミン系化合物に置換したアミノ変性シリコーン等が挙げられ、この様な変性シリコーンを用いる事によって分散性を向上させる事が可能となる。
本発明で用いる親インク材料としては、たとえば、ポリスチレン、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、ポリ−t−ブチルスチレンのようなスチレン系樹脂、低融点ポリアミド樹脂、ポリアクリル酸エステル・ポリメタクリル酸エステル、アクリル酸エステル/アクリル酸エステル共重合体、ポリエステル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニリデン樹脂、ブチラール樹脂、アセタール樹脂、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のうち、基板耐熱温度未満で溶融・流動する材料が使用可能である。
また、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、パルミチン酸、リグノセリン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸等の脂肪酸も使用可能である。
上記のような親インク材料は単独もしくは2種以上併用して用いることもできる。
光熱変換剤としては、光を吸収し、吸収した光エネルギーを効率よく熱に変換できる材料であれば使用できるが、特に、顔料粒子が好ましい。これは、染料を用いた場合と比較して、耐候性に優れた印刷版を提供することが可能となるからである。
本発明に使用可能な顔料粒子として、カーボンブラック、Cr、Cu、Ni、Ti、Al、Fe等の金属材料微粒子、シアニン系色素、フタロシアニン系色素、ナフタロシアニン系色素、スクアリリウム色素、メチン系色素、ナフトキノン系色素、キノンイミン系色素、キノンジイミン系色素、アゾ系色素、アントラキノン系色素、ジチオール金属錯体色素等の赤外線吸収色素が用いられる。
さらに光熱変換剤がカーボンブラックである場合、光書込み時において高温が発生したとしても耐熱性良好であるため熱分解せず、光を効率よく熱変換する事が可能となる。
図1(a)〜(c)は、本発明に係る親インク材料と光熱変換剤の存在状態を模式的に示す図である。本発明の特徴とする、「光熱変換剤が親インク材料を被覆」とは、図1(a)の様に親インク材料の廻りを光熱変換剤粒子が取り囲んでいる場合、図1(b)の様に光熱変換剤と親インク材料がクラスター状の集合体となっている場合、図1(c)の様に親インク材料の廻りに光熱変換層が形成されている場合を指す。
本発明における「被覆」とは、光熱変換剤と親インク材料とが接触し、親インク材料表面をその表面積の値として50%以上被覆していれば本発明の範囲とする。
また、本発明において、親インク材料と光熱変換剤とは化学結合していることが好ましい。親インク材料と光熱変換剤とが化学結合し、かつ、光熱変換剤がシリコーン系高分子材料に分散しやすい性質を有していることから、シリコーン系高分子材料と親インク材料とを安定且つ均一に分散することが可能となる。
一般に、シリコーン系材料と他の化合物とは分散が困難である。しかし、ビニル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等の変性シリコーンの場合、非変性シリコーンと比較して他の材料との分散は容易となる傾向にある。しかし、本発明に係る印刷原版は、その原理上、親インク材料としてはシリコーン系高分子材料と全く表面エネルギーの異なる材料を用いる必要があるため、これらの材料間での均一な分散は困難である。
そこで、本発明では、シリコーン系高分子材料と分散可能な光熱変換剤を用い、さらにこれが親インク材料と化学結合する事によりこの親インク材料の周囲を覆い、シリコーン系高分子材料と親インク剤を分離し、均一且安定な分散を実現している。
尚、本発明における「化学結合」とは、共有結合、配位結合、イオン結合、分子間力等、公知の化学結合が適用可能である。
また、本発明においては、光書込みによって親インク材料のみが印刷原版表面に現れることが望ましい。従って、書込みのエネルギーによってこの化学結合は切断されることが望ましいが、光熱変換剤が親インク材料を兼ねている場合はこの限りではない。
また、親インク材料と光熱変換剤とは静電気力を有するものであることが好ましい。親インク材料と光熱変換剤とが静電気力を有し、かつ、光熱変換剤がシリコーン系高分子材料に分散しやすい性質を有していることから、シリコーン系高分子材料と様々な親インク材料とを安定且つ均一に分散することが可能となる。
静電気力は、極性を有する分子間に一般的に働く分子間力であり、様々な化合物間に働く力である。従って、他の化学結合を形成しようとする場合と比較し、材料の選択の幅が非常に広くなる。
さらに、親インク材料と光熱変換剤とは、どちらか一方が酸性の官能基を有し、他方が少なくとも酸素原子、窒素原子、塩素原子、フッ素原子のいずれかの原子を有するものであることが好ましい。親インク材料と光熱変換剤とが上記のような組み合わせであることにより、両者の分子間には強い水素結合が形成され、電気的な引力を大きなものとし、安定した分散を実現することができる。
水素結合は、水素原子と電気陰性度の大きな原子間に生じる静電気力の一つであり、ファン・デル・ワールス力や一般の静電気力と比較して強い結合であり、このため親インク材料と光熱変換剤との結合を強め、その結果親インク材料がシリコーン系高分子材料に均一に分散した形態を安定した形で取ることが可能となる。
特に酸素原子、窒素原子、塩素原子、フッ素原子は電気陰性度が大きく、また、酸性官能基の水素原子は強くプラスに帯電していることから、これらが会合することで強い水素結合を形成することが可能となる。図2は、光熱変換剤が酸性の官能基としてカルボキシル基を有し、親インク材料が酸素原子を有し、強固な水素結合を形成している例である。
本発明の酸性の官能基として適用可能なものは、上記カルボキシル基以外に、スルホン基、水酸基、ホスホノ基、フェノール系水酸基等公知の酸性官能基を挙げることができる。
上記のような構成からなる本発明の印刷原版において、記録層中の親インク材料はその分散状態が膜厚方向に分布を有し、版表面に向かって親インク材料が少なくなっていることが好ましい。図3は、記録層中の親インク材料の分散状態を示す模式図である。このような構成とすることにより、光照射により画像書込みが行われた印刷版にインクを塗布する際、地汚れの発生が少ない印刷版とすることができる。
また、印刷原版の記録層は積層構造を有することが好ましい。ここで、「積層構造」とは、印刷原版の膜厚方向断面において、任意の部位を少なくとも二点抽出し、この点における材料の組成が異なっていれば積層構造と見なす。例えば、親インク材料の含有量が異なる層を積層することにより、前述のような版表面に向かって親インク材料が少なくなる記録層の構成を容易に作製することができる。
上記のような積層構造を有する記録層は、最表面以外の層に親インク材料のみからなる層を有することが好ましい。図4は、親インク材料のみからなる層を含む記録層を模式的に示す図である。このような構成にすることで、印刷原版に画像書込みする際、版表面に多くの親インク材料が表れるため、耐地汚れ性と高い画像濃度を得ることを両立させることが可能となる。
尚、本発明における「親インク材料のみの層」とは、親インク材料の含有量が層構成材料の90wt%以上であれば本発明の範囲とする。
また、上記親インク材料のみからなる層には、光熱変換剤が含まれていることが好ましい。これにより、シリコーン系高分子材料/親インク材料分散層を透過してきた光が効率よく熱変換され、親インク材料が溶融し、画像濃度を向上させることが可能となる。
本発明の印刷原版は、基板と記録層との間に接着層を設けてもよい。これにより、基板との密着性が良好な印刷原版を作製することが可能となる。特に、本発明の印刷原版の記録層はシリコーン系高分子材料を用いているため、一般的に基板として用いられる樹脂材料、金属材料等とは密着性が良好でない場合が多い。この様な場合、シリコーンゴム系接着剤等、公知の接着剤を接着材料として用いることで、基板と記録層との密着性を向上させることが可能となる。
以上の構成からなる印刷原版の作製方法としては、以下の方法を好ましく適用することができる。
先ず、ポリエステル樹脂等の基板上に記録層を形成するための印刷原版用塗工液を作製する。親インク材料を溶媒に一旦溶解し、ここに光熱変換剤を投入した後、冷却・貧溶媒の添加・溶媒の蒸発等、公知の結晶析出手段を用い親インク材料の結晶を析出させる。この結晶の析出時に、結晶が所望の大きさ以上とならない様に、ボールミル、超音波洗浄機、ホモジナイザー等を使用して分散しながら結晶を析出することが好ましい。この結晶の大きさは10μm前後からそれ以下が望ましい。これ以上大きくなると高精細(2400dpi)な画像の再現性が得られなくなるが、数百dpi程度の解像度であれば数十μm程度の粒子であっても本発明に適用可能である。
この様にして得られた親インク材料/光熱変換剤分散液を、シリコーン系高分子材料又はフッ素系高分子材料のうち少なくとも一方が含有されている溶液とを混合し、公知の方法で攪拌することで塗工液が調製される。
このような印刷原版用塗工液の作製方法により、分散安定剤の類を用いること無く、シリコーン系高分子材料又はフッ素系高分子材料と、親インク材料とを分散させることができ、高い画像濃度と耐地汚れ性の両立が可能となる。これは、親インク材料と光熱変換剤とが図1(a)及び(b)に示すような分散状態になっており、この光熱変換剤はシリコーン系高分子又はフッ素系高分子材料と分散可能であることから、親インク材料とシリコーン系高分子材料又はフッ素系高分子材料が直接接触しないため、分散が可能となっていると解釈できる。
これらの親インク剤を溶媒に一旦溶解し、ここに光熱変換剤を投入した後冷却・貧溶媒の添加・溶媒の蒸発等、公知の結晶析出手段を用い親インク剤の結晶を析出させる。この結晶の析出時に、結晶が所望の大きさ以上とならない様にボールミル、超音波洗浄機、ホモジナイザー等を使用して分散しながら結晶を析出する事が好ましい。
この結晶の大きさは10μm前後からそれ以下が望ましい。これ以上大きくなると高精細(2400dpi)な画像の再現性が得られなくなるが、数百dpi程度の解像度であれば数十μm程度の粒子であっても本発明に適用可能である。
この様にして得られた親インク剤/光熱変換剤分散液を、シリコーン系高分子材料又はフッ素系材料のうち少なくとも一方が含有されている溶液とを混合し公知の方法で攪拌する事で塗工液が調製される。
尚、本発明に適用可能なフッ素系高分子材料のとしては、下記の化合物をモノマーとした重合単位を含む共重合体が好ましい。ここで、式中のRは水素原子、メチル基、またはフッ素原子を示し、Rfはフッ素原子含有有機基を示す。
CH2=CRCOORf
CH2=CROCORf
CH2=CRC(O)Rf
CH2=CRORf
CH2=CRCONHRf
CH2=C(CH2R)COORf
CH2=CR(CH2)nRf
Rfとしては下記(1)〜(15)が好ましい。
(1)−CH2CH2817
(2)−CH2CH21021
(3)−CH2CH21225
(4)−CH2(CF210
(5)−(CF26−O−CF2CF3
(6)−(CH24−NH−CF2CF3
(7)−(CH210−C817
(8)−CH2NHSO2817
(9)−CH2CH2−(CF26CF(CF32
(10)−CH2CF2CF2CF3
(11)−CH2CH2CH2CH2CF3
(12)−CH2(CF26CF3
(13)−CH2(CF25CF3
(14)−(CH23−CF3
(15)−(CH22(CF25CF2Cl
特に下記モノマーを重合して得られる共重合体が好ましい。
CH2=CRCOOR2(CF2m
ただし、式中の記号は下記の意味を示す。
1:水素原子またはメチル基、
2:−(CH2p−(p≧1の整数)または −(CH2q−N(R3)S02
(R3は−CH3または−C25、q≧1の整数)、
m:4以上の整数。
特に、以下の具体的モノマーを重合して得られる共重合体が好ましい。
CH2=C(CH3)COO(CH22(CF26
CH2=C(CH3)COO(CH22(CF8F
CH2=C(CH3)COO(CH22(CF210
CH2=C(CH3)COO(CH22(CF212
CH2=CHCOO(CH22(CF26
CH2=CHCOO(CH22(CF28
CH2=CHCOO(CH22(CF210
CH2=CHCOO(CH22(CF212
CH2=CHCOO(CH22N(C25)S02(CF28
CH=C(CH)COO(CH22N(C25)SO2(CF28
尚、本発明においては、シリコーン系高分子材料及びフッ素系高分子材料は、各々単独又は混合して処方することが可能である。
上記印刷原版用塗工液をポリエステル樹脂等からなる基板上に塗布して乾燥させ、印刷原版を作製する。塗工方法としては、ワイヤーバー塗工、スプレー塗工、ブレード塗工、ディッピング塗工等公知の塗工方法が適用可能である。
次に、本発明の作像装置及び印刷装置について説明する。
図5は、本発明に係る印刷装置の概略構成図である。印刷装置は、印刷原版に画像書込みを行って印刷版を作製し、インクを付着させる作像装置を含んでいる。
支持体2に装着された印刷原版1は、支持体2の図中矢印の回転方向に伴って移動し、加熱手段3によってその表面に画像書込みがなされる。その後、現像手段4によってインクが付着され、そのインクが中間転写体5に転写される。中間転写体5上のインクは、転写手段7によって搬送されてくる記録体Pに転写される。転写後の中間転写体5はその表面をクリーニング手段6によってクリーニングされる。
上記印刷装置において、印刷原版1に、本発明の印刷原版を用いる。地汚れを防ぎ、高画質の画像を提供することができる。
加熱手段3としては、レーザー光を用いることが好ましい。レーザー光により、高密度な書込みが可能となる。また、光書込みのみで製版が可能なDI機が提供可能となる。
また、上記印刷装置において、現像手段4で使用するインクに導電性を有する材料を含有させることができる。このようなインクを使用することで、微細な配線パターンを容易に作製することができる。
また、上記インクが半導体材料を含有するものであっても良い。このようなインクを使用することで、半導体材料の微細なパターニングが可能となり、印刷法による電子デバイスの作製が実現可能となる。
また、印刷原版に用いる親インク材料は、上記印刷装置の現像手段4で使用されるインク構成材料を用いるのが好ましい。これにより、着インク性が良好であり、高い画像濃度を得られる印刷版、及びインクを作製することができる。本発明においては、印刷原版に処方されている材料全体、及びインク処方材料全体のうち、各々に同じ材料が4wt%以上処方されていれば本発明の範囲とする。
また本発明においては、親インク材料、インク構成材料は非芳香族系であることが環境保護上好ましい。
以下に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。尚、「部」とあるのは全て重量基準である。
(実施例1)
<印刷原版作製条件>
(1)基板:ポリエステル樹脂(厚さ100μm)
(2)シリコーン樹脂
・信越シリコーン社製、剥離紙用シリコーンKS−847T(ビニル変性シリコーン):20部
・トルエン:10部
・光熱変換剤;酸性カーボンブラック(pH3):0.6部
(3)親インク材料
・ポリエチレングリコール(PEG;分子量20,000):6部
・光熱変換剤:酸性カーボンブラック(pH3):0.6部
・トルエン:54部
(3)を容器にボールミルと共に入れ、トルエンを60℃に加熱しPEGを溶解して一晩カーボンと共に常温でボールミルにて分散させた後、この溶液に(2)を投入し良く攪拌し塗工液を調製した。この塗工液をワイヤーバーにて(1)の基板上に塗工し乾燥させ、膜厚3μmの印刷原版を得た。
<印刷装置条件>
図7に示す印刷装置を用い、以下の条件にて作像を行った。
(i)装置線速:330mm/sec
(ii)加熱手段:レーザー(760nm)
(iii)書込み密度:2400dpi
(iv)レーザー出力:50mW/dot
(v)書込みパターン:図7に示す50%市松模様(ポジ書き)
(vi)中間転写体:金陽社製、S7000
(vii)現像ユニット:ローラーによる現像、インクはオフセット印刷用インク(ロジン系樹脂使用)
(viii)版圧、印圧:共に500kg
(ix)紙:日本製紙社製、ネプチューン
<評価項目>
1.印刷版表面状態
目視観察により、均一な薄膜が形成されているものを「◎」、やや均一な薄膜が形成されているものを「○」、やや不均一な薄膜が形成されているものを「△」、不均一な薄膜が形成されているものを「×」として評価した。
2.画像濃度:図7に示すパターンの黒色部の濃度をX−rite938(エックスライト社製)を用いて測定した。
3.地肌部濃度:図7に示すパターンの白色部の濃度をX−rite938(エックスライト社製)を用いて測定した。
以上の評価結果を表1に示す。
(実施例2)
実施例1で示した印刷原版作製条件の(2)に光熱変換剤を投入せず、(3)に1.2部の光熱変換剤を投入した以外は実施例1と同様に実験を行った。結果を表1に示す。
(実施例3)
実施例1で示した印刷原版作製条件の(3)において光熱変換剤を1.2部とし、(3)の親インク材料のみの溶液を作製し、ワイヤーバーにて(1)の基板上に塗工し乾燥させた。その後、実施例2と同様にして実験を行った。結果を表1に示す。
(実施例4)
実施例3の実験において、印刷装置に供するインクを、PEGの含有量がインク構成材料全体の8wt%になるようにした以外は実施例3と同様に実験を行った。結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1で示した印刷原版作製条件の(2)に光熱変換剤を1.2部投入し、(3)に光熱変換剤を投入しなかった以外は実施例1と同様に実験を行った。結果を表1に示す。
Figure 2005088494
表1を参照して分かるとおり、本発明の範囲に入る実施例1〜4では、印刷原版の表面状態が良好で、印刷状態も、高い画像濃度が得られると共に、地肌部の汚れがほとんどみられず、良好であった。一方、比較例1では、印刷原版の表面状態は不均一であり、印刷状態は、画像濃度が十分得られず、地肌汚れも悪い結果となった。
本発明に係る親インク材料と光熱変換剤の存在状態を模式的に示す図である。 親インク材料と光熱変換剤との相互作用を示す図である。 記録層中の親インク材料の分散状態を示す模式図である。 親インク材料のみからなる層を含む記録層を模式的に示す図である。 本発明に係る印刷装置の概略構成図である。 実施例における画像書込みパターンを示す図である。
符号の説明
1 印刷原版
2 支持体
3 加熱手段
4 現像手段
5 中間転写体
6 クリーニング手段
7 転写手段

Claims (18)

  1. 基板上に、少なくともシリコーン系高分子材料と、インクが付着可能な材料(以下、「親インク材料」という。)が分散してなる層を含む記録層が形成された印刷原版において、親インク材料が熱溶融性であり、シリコーン系高分子材料と分散可能な光熱変換剤が親インク材料を被覆していることを特徴とする印刷原版。
  2. 請求項1に記載の印刷原版において、前記親インク材料と前記光熱変換剤とは化学結合していることを特徴とする印刷原版。
  3. 請求項1に記載の印刷原版において、前記親インク材料と前記光熱変換剤とは静電気力を有することを特徴とする印刷原版。
  4. 請求項3に記載の印刷原版において、前記親インク材料と前記光熱変換剤とは、どちらか一方が酸性の官能基を有し、他方が少なくとも酸素原子、窒素原子、塩素原子、フッ素原子のいずれかの原子を有することを特徴とする印刷原版。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の印刷原版において、前記光熱変換剤が顔料粒子であることを特徴とする印刷原版。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の印刷原版において、前記記録層中の親インク材料の分散状態は膜厚方向に分布があり、版表面に向かって親インク材料が少なくなっていることを特徴とする印刷原版。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の印刷原版において、前記記録層は積層構造を有することを特徴とする印刷原版。
  8. 請求項7に記載の印刷原版において、前記記録層は、最表面以外の層に親インク材料のみからなる層を有することを特徴とする印刷原版。
  9. 請求項8に記載の印刷原版において、前記親インク材料のみの層に光熱変換剤を含むことを特徴とする印刷原版。
  10. 印刷原版に画像書込み手段により熱書込みを行って印刷版を作製し、これに現像手段によりインクを付与して作像する作像装置において、印刷原版として請求項1ないし9に記載の印刷原版を使用することを特徴とする作像装置。
  11. 請求項10に記載の作像装置において、前記インクが導電性を有する材料を含有することを特徴とする作像装置。
  12. 請求項10に記載の作像装置において、前記インクが半導体材料を含有することを特徴とする作像装置。
  13. 請求項10ないし12のいずれかに記載の作像装置において、前記画像書込み手段としてレーザー光を用いることを特徴とする作像装置。
  14. 印刷原版に画像書込み手段により熱書込みを行って印刷版を作製し、これに現像手段によりインクを付与して作像した後、印刷版のインク像を記録体に転写し画像を形成する印刷装置において、印刷原版として請求項1ないし9に記載の印刷原版を使用することを特徴とする印刷装置。
  15. 請求項14に記載の印刷装置において、前記印刷原版は、親インク材料として前記印刷装置のインク構成材料を用いることを特徴とする印刷装置。
  16. 印刷原版に画像書込み手段により熱書込みを行って印刷版を作製し、これに現像手段によりインクを付与して作像した後、印刷版のインク像を記録体に転写し画像を形成する印刷装置において、請求項10ないし13に記載の作像装置を搭載することを特徴とする印刷装置。
  17. 基板上に、シリコーン系高分子材料又はフッ素系高分子材料のうち少なくとも一方と、親インク材料が分散した薄膜を形成し印刷原版を作製するための印刷原版用塗工液において、該印刷原版用塗工液は、親インク材料溶液中にシリコーン系高分子材料又はフッ素系高分子材料のうち少なくとも一方と分散可能な光熱変換剤を投入した後、親インク材料粒子を析出させて、親インク材料/光熱変換剤分散液を調製し、この液とシリコーン系高分子材料又はフッ素系高分子材料のうち少なくとも一方が含有されている溶液とを混合して作製されることを特徴とする印刷原版用塗工液。
  18. 基板上に、シリコーン系高分子材料又はフッ素系高分子材料のうち少なくとも一方と、親インク材料が分散してなる層を含む記録層を形成してなる印刷原版の作製方法において、請求項17に記載の印刷原版用塗工液を用いることを特徴とする印刷原版の作製方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010247368A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Asahi Kasei E-Materials Corp 樹脂組成物、レーザー彫刻用印刷原版、及び印刷版

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