JP2005087917A - 木材破砕機 - Google Patents

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JP2005087917A
JP2005087917A JP2003326495A JP2003326495A JP2005087917A JP 2005087917 A JP2005087917 A JP 2005087917A JP 2003326495 A JP2003326495 A JP 2003326495A JP 2003326495 A JP2003326495 A JP 2003326495A JP 2005087917 A JP2005087917 A JP 2005087917A
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Gosuke Nakajima
剛介 中島
Hiroyuki Umeda
博之 梅田
Tetsuyuki Yoshida
哲幸 吉田
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Abstract

【課題】 破砕部の交換を別個に、容易に行うことができて整備性が良く、しかも耐久性及び作業効率の良い木材破砕機を提供する。
【解決手段】 木材破砕機(10)の回転式破砕体(20)の、ドラム(23)の外周部に溶着した破砕部取付座(22)に、先端部にビット(40)を有する破砕部(30)をボルト(50,51)で着脱自在に締着する。破砕部取付座(22)の近傍の、ドラム(23)の外周部の周方向に帯状部材の破砕部プロテクタ(25)を固着する。回転式破砕体(20)の下部の外周を、ケース(11)に取付けた、複数個の排出穴(15)を備えたスクリーン板(14)により所定の間隔Sを介して覆う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、木材を破砕する木材破砕機に関し、特に、回転式破砕体の破砕部及び破砕部取付座の磨耗及び損傷を低減できる木材破砕機に関する。
従来、回転式の木材破砕機については、例えば特許文献1に記載された木材破砕機が知られている。
図7及び図8は、それぞれ特許文献1に記載された木材破砕機の概略側面図及び概略正面一部断面図である。図7、図8において、木材破砕機70のケース71には回転式破砕体80の軸81の両端部が、図示しない軸受により回転自在に支持されている。軸81には、複数個のリング体82が所定の間隔で溶接により取付けられている。リング体82の外周部には軸81の長手方向に貫通する6本の軸体85が取付けられ、軸方向の両端部には図示しない抜け止めが設けられている。隣接する2つのリング体82,82の間の、外周部の所定位置には、先端部にビット83を有する複数個のハンマ84が挿入され、それぞれ2本の前記軸体85によりリング体82に、串刺し状に取付けられている。ケース71には、所定の大きさの、複数個の排出穴73を備え、上部に開口部74を有する略筒状のスクリーン板72が取付けられており、該スクリーン板72はビット83の先端部との間に所定の隙間を有して回転式破砕体80を覆っている。なお、図7はスクリーン板72を一部切り欠いて示している。
木材を破砕するときは、図7に示すように、被破砕木材90をスクリーン板72の開口部74の上方から供給し、回転式破砕体80を回転させてビット83で破砕する。所定の大きさに破砕された製品91はスクリーン板72の排出穴73から下方に排出される。
特開2002−192000号公報(第3頁、第3−4図)
しかしながら、上記構成においては、複数個のハンマ84を長い軸体85で串刺しにして取付けているため、軸体85の錆付き、木屑の詰まり、外力による軸体85の曲がり等により軸体85をリング体82から抜き取るのが困難な場合がある。したがって消耗品であるハンマ84の交換作業が困難で、多大の時間を要する。また、1個のハンマ84を交換する場合でも複数個のハンマ84が同時に外れてしまい、交換作業に無駄が多く、余分な時間を要し、作業効率が悪いと言う問題がある。
この問題を解決するために本出願人は、回転式破砕体の回転ドラムの外周面部に複数個の破砕部取付座を溶接等により取付け、先端部にビットを取付けたビットホルダよりなる破砕部を、個別に前記破砕部取付座にボルトで着脱自在に取付ける構成を発明した。本構成によれば、破砕部をそれぞれ個別に交換できるので、交換が短時間で容易にでき、作用効率を向上できると共に、破砕部を回転ドラムの外周部に放射状に取付けることにより回転ドラムの外径が従来のリング体82の外径よりも小さくなり、よって回転慣性が小さくなって回転ドラムの立ち上り時間が速くなるため、作業効率を向上できる利点も生じる。しかしながら、上記のように回転ドラムの外周面部に複数個の破砕部取付座を溶接等により取付ける構成では、作業中に被破砕木材により破砕部取付座の溶着部、その取付ボルト及びビットホルダが磨耗し又は損傷するという問題がある。また、回転ドラムとスクリーン板との隙間が大きくなり、この隙間に大きな木材を噛み込み、作業効率を低下させる恐れがある。
本発明は上記の問題点に着目してなされたもので、破砕部の交換を個別に、容易に行うことができて整備性が良く、しかも耐久性及び作業効率を向上できる木材破砕機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明は、木材破砕機において、外周部に木材を破砕するための複数個の破砕部を有する回転式破砕体を備え、前記回転式破砕体は、外周部に前記破砕部を個別に着脱自在に取付ける破砕部取付座と、該破砕部取付座の近傍に設けた破砕部プロテクタとを固着された回転ドラムを有する構成としている。
第2発明は、第1発明において、前記回転式破砕体は被破砕木材を供給する回転タブの下方に配置され、前記破砕部プロテクタは所定高さの帯状部材で、その長手方向を前記回転ドラムの周方向に沿って取付けられ、前記回転式破砕体の外周の一部に隙間を介して、複数個の排出穴を有するスクリーン板を設けた構成としている。
第1発明によると、回転ドラムの外周部に破砕部プロテクタを設けたため、被破砕木材による、破砕部、破砕部取付座と回転ドラムとの固着部及び破砕部取付ボルトの磨耗及び損傷を低減できる。したがって、破砕部の交換頻度を低減し、耐久性及び作業効率を向上できる。さらに、回転ドラムの外周部に複数個の破砕部取付座を設けたため、破砕部を個別に着脱自在に取付けることができるので、一部の損傷した破砕部のみ単独で交換できる。そのため、破砕部の交換部品数も少なく、短時間で整備可能であり、稼動停止時間が短くなり、作業効率が向上する。しかもメインテナンスコストを安価にできる。又、回転ドラムの肉厚、又は破砕部プロテクタの板厚を適宜変更することにより回転ドラムの回転慣性を変化させ、種々の被破砕物(例えば枯れ木材のように軽負荷のものから根株のように重負荷のものまで)に対して、最適な回転慣性力を与えることができ、作業効率を向上できる。また、さらに破砕部プロテクタの高さを適宜変更することにより、被破砕木材の木材破砕機への噛み込み量を変更可能であるから、被破砕木材の破砕容易性に適合させて噛み込み量の調整ができ、破砕効率を向上できる。
第2発明によると、所定高さの帯状部材の破砕部プロテクタを設けたため、スクリーン板と破砕部プロテクタとの隙間が小さくなり、被破砕木材の噛み込み量が制限される。したがって、例えば大きな被破砕木材が回転タブにより供給されても回転ドラムとスクリーン板の間に噛み込む恐れは少なく、この部分に詰まりを生じることを防止でき、作業効率を向上できる。又、破砕部プロテクタの高さを適宜変更することにより噛み込み量を変更することができ、種々の被破砕物に対して最適の状態で作業することが可能となり、作業効率を向上できる。
以下、本発明に係る木材破砕機の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される自走式木材破砕装置の外観斜視図である。図1において、自走式木材破砕装置1は、機台3の下部に左右1対のクローラ式走行装置2.2を備え、機台3の後部には、木材を破砕する破砕装置4を搭載している。破砕装置4は、被破砕木材を投入されるホッパ5と、該ホッパ5の下方に配置され、水平回転する回転タブ6と、回転タブ6の下方に設けられた木材破砕機10とを有している。また、機台3の前部にはエンジン等の動力源7が搭載され、木材破砕機10の下方から動力源7の下方を経由し機台3の前方に向けて製品を搬出する排出コンベヤ8が配置されている。
木材破砕作業を行う場合には、クローラ式走行装置2により所定の位置に移動し、ホッパ5に積込機等で被破砕木材を投入する。投入された被破砕木材は回転タブ6の回転によって木材破砕機10に供給され、破砕される。破砕された製品は排出コンベヤ8によって機外に搬出される。
図2は実施形態に係る木材破砕機の概略側面図である。図2において、木材破砕機10のケース11には,回転式破砕体20の両端部が軸受(図示せず)により回転自在に支持されており、回転式破砕体20の両端部には回転式破砕体20を駆動する油圧モータ12,13が連結されている。回転式破砕体20は軸方向中央部に回転ドラム21を備え、該回転ドラム21の外周部の所定位置には、複数個の破砕部取付座22及び破砕部プロテクタ25,26を備えている。破砕部取付座22にはそれぞれ破砕部30が個別にボルトで着脱自在に取付けられている。ケース11には、製品の大きさを規定する複数個の排出穴15を備え、かつ上部に開口部16を有する略筒状のスクリーン板14が取付けられており、このスクリーン板14は、破砕部30の先端部のビットとの間に所定の隙間を持って回転式破砕体10の外周部を覆っている。なお、図2においては、スクリーン板14は一部破断して示している。
本木材破砕機10による破砕作業は従来のものと同様なので、ここでの詳細な説明は省略する。
図3は回転ドラム21の側面図であり、図4は図3のA矢視図である。図3、図4において、回転ドラム21は、ドラム23と、該ドラム23の軸方向の両端部にそれぞれボルトで着脱自在に取付けられたドラム軸24,24とを備えている。ドラム軸24,24は、前述のケース11に設けられた図示しない軸受によって支持される。ドラム23の外周部には、所定の位置に複数個の破砕部取付座22が溶接等により取付けられている。また、回転ドラム21の外周部には、複数個の、高さHの帯状部材からなる破砕部プロテクタ25,26がその長手方向を周方向に沿わせて、溶接等により取付けられている。
図5は本実施形態の、ドラム23の外周面の展開図である。図5に示すように、同一円周上に1個ずつ配置された破砕部取付座22は順次斜めに(即ち、ドラム回転中心における位相角度をずらして)配列されており、これにより被破砕木材が破砕され易く、回転式破砕体20のトルク変動ができるだけ少なく、かつ軸方向両端部の軸受の負荷変動をできるだけ少なくするようにしている。また、破砕部取付座22の相互間の、隙間の広い部分で、かつ破砕部取付座22の近傍に、前記破砕部プロテクタ25,26が溶接等により取付けられている。破砕部プロテクタ25,26の取付位置は、回転時のバランスを考慮して定められる。
図6は、木材破砕機10の概略正面一部断面図である。図6において、木材破砕機10の回転ドラム21の外周部に溶接等で取付けられた破砕部取付座22には、先端部にビット40を有する破砕部30がボルト50,51により着脱自在に取付けられている。回転式破砕体20の下部の外周は、木材破砕機10のケース11に取付けられたスクリーン板14により、スクリーン板14とビット40との間に所定の間隔Sを有して覆われており、回転式破砕体20の上部はスクリーン板14の上部の開口部16から突出している。前記ビット40の回転軌跡の外径は図8に示した従来の木材破砕機70のビット83の外径に略等しく、破砕部プロテクタ25,26の回転軌跡の外径Dは図8に示した従来の木材破砕機70のリング体82の外径に略等しく設定されている。
次に、発明の作用効果について図6を参照して説明する。図6において、作業時には回転式破砕体20は白矢印の方向に回転する。開口部16から供給される被破砕木材は、回転するビット40により破砕され、回転ドラム21とスクリーン板14との間に送られるが、破砕部プロテクタ25,26の回転軌跡の外径Dとスクリーン板14との隙間Eよりも大きな被破砕木材はスクリーン板14内への侵入を制限される。そのため、回転ドラム21とスクリーン板14の間に被破砕木材が詰まる恐れは少ない。したがって、詰まりにより作業が中断する恐れは少なく、作業効率を向上することができる。なお、破砕部プロテクタ25,26の高さHを変更することによりスクリーン板14との隙間Eを変更し、侵入を制限する被破砕木材の大きさを変えることができる(例えば、破砕し難い材質のものには高さHを高く、破砕し易いものには高さHを低くする)ので、各種の廃材に対して効率的に対処できる。
本発明の活用例として、上記実施形態の木材破砕機は履帯式の自走式木材破砕装置に搭載したものであるが、木材破砕装置の他の移動形式、例えば車輪式、牽引式等にも適用可能である。また、定置式木材破砕装置にも適用できる。
本発明が適用される自走式木材破砕装置の外観斜視図である。 実施形態に係る木材破砕機の概略側面図である。 実施形態に係る回転ドラムの側面図である。 図3のA矢視図である。 実施形態に係るドラムの外周面の展開図である。 実施形態に係る木材破砕機の概略正面一部断面図である。 従来の木材破砕機の概略側面図である。 従来の木材破砕機の概略正面一部断面図である。
符号の説明
1…自走式木材破砕装置、5…ホッパ、6…回転タブ、10…木材破砕機、14…スクリーン板、15…排出穴、20…回転式破砕体、21…回転ドラム、22…破砕部取付座、23…ドラム、24ドラム軸、25,26…破砕部プロテクタ、30…破砕部、40…ビット。

Claims (2)

  1. 木材破砕機において、
    外周部に木材を破砕するための複数個の破砕部(30)を有する回転式破砕体(20)を備え、
    前記回転式破砕体(20)は、外周部に前記破砕部(30)を個別に着脱自在に取付ける破砕部取付座(22)と、該破砕部取付座(22)の近傍に設けた破砕部プロテクタ(25,26)とを固着された回転ドラム(21)を有する
    ことを特徴とする木材破砕機。
  2. 請求項1記載の木材破砕機において、
    前記回転式破砕体(20)は被破砕木材を供給する回転タブ(6)の下方に配置され、
    前記破砕部プロテクタ(25,26)は所定高さの帯状部材で、その長手方向を前記回転ドラム(21)の周方向に沿って取付けられ、
    前記回転式破砕体(20)の外周の一部に隙間を介して、複数個の排出穴(15)を有するスクリーン板(14)を設けた
    ことを特徴とする木材破砕機。
JP2003326495A 2003-09-18 2003-09-18 木材破砕機 Pending JP2005087917A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036526A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Livedo Corporation パルプ粉砕装置

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