JP2005087738A - ディジタルx線検出器によって撮影されたx線画像の補正方法、x線検出器の較正方法およびx線装置 - Google Patents

ディジタルx線検出器によって撮影されたx線画像の補正方法、x線検出器の較正方法およびx線装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ディジタルX線検出器(3)によって撮影されたX線画像(RB)の補正を比較的簡単に、精密にかつ比較的僅かな較正費用でもって実行可能にする。
【解決手段】ディジタルX線検出器(3)によって撮影されたX線画像(RB)の補正のために、X線画像(RB)の撮影条件を特徴づける少なくとも1つのパラメータ(Pi)に基づいて、複数の保管されたゲイン画像(G)から、X線画像(RB)との結合のための少なくとも1つのゲイン画像(G0,G1,G2)が選定される。ゲイン画像(G)は、選定のために利用される1つのパラメータ(Pi)に関して少なくとも相違するように保管されている。少なくとも1つのゲイン画像(G0,G1,G2)の選定は、パラメータ(Pi)によって設定されるパラメータ空間(35)におけるX線画像(RB)のパラメータ構成(p)とゲイン画像(G0,G1,G2)のパラメータ構成(g0,g1,g2)との間隔(d)の尺度に基づいて実行される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ディジタルX線検出器によって撮影されたX線画像の補正方法に関する。更に、本発明はX線検出器の較正方法並びにX線装置に関する。
医療技術において使用される大抵の画像形成検査方法は何年も前からX線撮像である。最近においては、写真フィルムに基づく従来のラジオグラフィの代わりにディジタル撮影技術がますます定着してきた。これはフィルム現像を必要としない著しい利点を有する。画像処理はむしろ電子画像処理により行なわれる。従って、画像が撮影直後に使用可能である。更に、ディジタルX線撮像技術は、改善された画質、電子画像後処理の可能性、並びに動的検査すなわち移動X線画像撮影の可能性の利点を提供する。
使用されるディジタルX線撮像技術には、テレビジョンカメラまたはCCDカメラに基づく所謂イメージインテンシファイア・カメラシステム、組込みまたは外部の読取ユニットを備えたメモリフィルムシステム、CCDカメラまたはCMOSチップへの変換器膜の結合を有するシステム、静電気読取を有するセレンを基にした検出器、直接または間接のX線変換をともなう能動的な読取マトリックスを有する固体検出器が属する。
特に、数年前からディジタルX線画像形成のための固体検出器が開発されている。このような検出器は、例えばアモルファスシリコン(a−Si)からなる能動的な読取マトリックスを基礎とし、アモルファスシリコンには、例えばヨウ化セシウム(CsI)からなるX線変換層またはシンチレータ層が上に重ねられている。当たってくるX線が先ずシンチレータ層において可視光に変換される。読取マトリックスは、この光をさらに電荷に変換して位置分解して記憶するホトダイオードの形で多数のセンサ面に区分されている。いわゆる直接変換型固体検出器の場合、同様に能動的なシリコンからなる能動的な読取マトリックスが使用される。しかしながら、これの上には、当たってくるX線を直接に電荷に変換する例えばセレンからなる変換層がある。電荷はここでも読取マトリックスのセンサ表面に蓄えられる。平面型画像検出器とも呼ばれる固体検出器の技術的な背景は公知文献に開示されている(非特許文献1参照)
センサ面に蓄積された電荷の量はX線画像のピクセル(すなわち画素)の輝度を決定する。従って、読取マトリックスの各センサ面はX線画像のピクセルに一致する。
画質を決定するX線検出器の特性は、個々のセンサ面の検出器効率が多かれ少なかれ大きく相違することにある。これは、2つのセンサ面が等しい光強度で照射されても異なる輝度を持つピクセルをもたらす形で現われる。結果として生じる未加工のX線画像は、この輝度不安定(以下において「基礎コントラスト」と呼ぶ。)により、比較的良好ではない画質を有する。基礎コントラストの増幅には、シンチレータ層の位置に依存する強度変動、シンチレータ層のX線品質への依存性および入射X線範囲の不均一性も寄与する。
従って、画質改善のためにディジタルX線検出器を較正することは通例のことである。このために従来においては一定のX線照射のもとで「ゲイン画像」と呼ばれる較正画像が撮影される。このゲイン画像は、X線検出器の後の正規作動時に撮影されたX線画像に数学的に結合されるので、両画像においてほぼ同じに存在する基礎コントラストは少なくとも部分的に補償される。
X線画像の撮影条件は多数のパラメータの固有の設定によって特徴付けられる。これらのパラメータは、例えば高電圧発生器の電圧、放射強度、入射するX線線量、場合によってはX線のスペクトル事前フィルタリングなどである。
これらのパラメータはここでも基礎コントラストに影響を及ぼすので、X線画像とゲイン画像とが異なるパラメータ構成においてすなわち異なる撮影条件において撮影された場合には、X線画像とゲイン画像との結合によって得られた補償は事情によっては期待はずれの結果にしかならない。
通常、X線検出器を有するX線装置は、例えば種々の露出強度と種々の露出時間での撮影投射における種々の身体器官の検査を含み得る多くの用途のために用意されている。
M.Spahn et al.,"Flachbilddetektoren in the Roentgendiagnostik",Der Radiologe 43(2003),第340〜350頁
本発明の課題は、ディジタルX線検出器によって撮影されたX線画像の簡単な柔軟性のある精密な補正方法を提供することにある。更に、この補正方法に合わせられかつ比較的僅かの時間費用にて実施可能であるX線検出器の精密な較正方法を提供しようとするものである。更に、本発明の課題はこのような補正方法および較正方法を実施するのに適したX線装置を提供することにある。
補正方法に関する課題は、本発明によれば、ディジタルX線検出器によって撮影されたX線画像の補正方法において、
X線画像の撮影条件を特徴づける少なくとも1つのパラメータに基づいて、複数の保管されたゲイン画像から、X線画像との結合のための少なくとも1つのゲイン画像が選定され、
ゲイン画像は選定のために利用された1つのパラメータに関して少なくとも相違するように保管され、
少なくとも1つのゲイン画像の選定は、パラメータによって設定されたパラメータ空間内におけるX線画像のパラメータ構成とゲイン画像のパラメータ構成との間隔の尺度に基づいて実行されることによって解決される。
本発明によれば、ディジタルX線検出器によって撮影されたX線画像の補正のために、X線画像の撮影条件を特徴づける少なくとも1つのパラメータを含みX線画像に割付けられたパラメータ構成に基づいて、複数の保管されたゲイン画像から、少なくとも1つのゲイン画像が選定されX線画像に結合される。選定に供されるゲイン画像セットは、全ての保管されたゲイン画像が異なるパラメータ構成で撮影されたものであるように作成されている。これは、言い換えると、2つの任意の保管されたゲイン画像が少なくとも1つのパラメータの値において相違しているという意味である。少なくとも1つのゲイン画像の選定は、選定に利用された1つ又は複数のパラメータによって設定されたパラメータ空間内におけるX線画像のパラメータ構成とゲイン画像のパラメータ構成との適切に定められた間隔の尺度に基づいて行なわれる。
本発明は、補正すべきX線画像の基礎をなしているパラメータ構成とほぼ同じであるパラメータ構成においてゲイン画像が撮影されたときにのみ画像補正の結果が保証されているという考えから出発している。従って、最適な画像補正のためには、ゲイン画像がX線画像と同じ条件のもとで撮影されなければならないであろう。個々のパラメータ構成がX線装置の各用途の基礎をなしているときはとりわけ、X線装置の各用途のためにゲイン画像が作成されなければならないであろう。しかしながら、これは、通常の用途が数多くあることにより、必要な時間的費用を極端に高めるであろう。X線検出器の較正につながるX線装置の有効寿命が実際上著しい欠点を示し、(X線検出器のゲイン較正が大抵使用者によって自立的ではなくて技術的専門家によって実行されなければならないので)著しいコスト増にもつながる。従って、それぞれの任意のパラメータ構成にとって適切なゲイン画像を用意することが要望され、用意すべきゲイン画像の総数をできるだけ少なくしようとするであろう。
選定に利用されたパラメータにより設定されたパラメータ空間の定義と、このパラメータ空間内における2つのパラメータ構成の間隔の定義とによって、任意のパラメータ構成において撮影されたX線画像に対して、その都度適切なゲイン画像もしくはその都度適切なゲイン画像群を選定する比較的簡単なかつ極めて柔軟な手がかりが与えられている。
保管すべきゲイン画像の比較的少ない個数はここでも較正費用に好都合に作用する。更に、X線装置の新しい較正が必要となることがなければ、撮影すべきX線画像のためのパラメータ構成を任意に変更することができ、あるいは普通に使用されるパラメータ構成を新たに付け加えることもできる。
パラメータ構成がパラメータ空間を予め与えられた定量化規則に従って点状にかつ完全に走査するように、保管されたゲイン画像が選別されていることは、特に柔軟な画像補正にとって好ましいことである。量子化規則は、例えば固有のX線装置における経験に基づく試験によって、パラメータ空間の各パラメータ構成の周囲に、十分に良好な画像補正を利用できるゲイン画像が存在するように定められるべきである。量子化規則はパラメータ変化が基礎コントラストに作用するように合わせられている。基礎コントラストに強く影響する変化を有するパラメータの座標方向においては、パラメータ空間がゲイン画像によって例えば比較的微細に走査される。逆に、基礎コントラストに僅かしか影響しないパラメータの座標方向においては、ゲイン画像は比較的広げられて段付けされている。
固有のパラメータに関しては、ゲイン画像がゲイン画像のパラメータ構成に関してパラメータ空間内に規則正しく分布しているならば有意義である。これの代替としては、1つのパラメータの座標方向における保管されたゲイン画像のパラメータ構成の間隔が予め与えられた数学的関数に従って変化する、とりわけ二乗または対数的に段付けされている。更に、少なくとも1つのパラメータにおいて規則的でない定量化規則も使用することもできる。
パラメータ空間を設定するパラメータは、任意の組合せで、X線スペクトル(ここでも選択自由に高電圧発生器の電圧およびスペクトル事前フィルタリングに区分される。)、X線線量、X線検出器とX線源との間の幾何学的距離などのパラメータの少なくとも1つを含んでいると望ましい。
補正方法の簡単な変形例では、各補正すべきX線画像に対して、X線画像との結合に利用される個別ゲイン画像が選定される。結合のためには、常に、補正すべきX線画像のパラメータ構成に対して最少間隔を有するパラメータ構成を持つゲイン画像が選定される。
これに対して、本発明による方法の発展形態では、補正すべきX線画像のパラメータ構成に隣接する複数のゲイン画像が選定される。次に、これらの選定されたゲイン画像から、補間法によってパラメータ構成に関してX線画像に整合した新たなゲイン画像が作成される。最後に新たなゲイン画像がX線画像と結合される。
較正方法に関する課題は、本発明によれば、X線画像の撮影条件にとって特徴的である少なくとも1つのパラメータによって設定されるパラメータ空間が求められ、パラメータのための定量化規則が予め与えられ、定量化規則からパラメータ空間を点状にかつ完全に覆うパラメータ構成の格子が導き出され、これらの各パラメータ構成のためにゲイン画像が撮影されることによって解決される。
本発明によれば、ディジタルX線検出器の較正のために、X線画像の撮影条件を特徴づける少なくとも1つのパラメータによって設定されたパラメータ空間が定められる。更に、このパラメータ空間のための定量化規則が予め与えられる。言い換えると、パラメータ空間がセルに分割される。定量化規則からパラメータ構成の格子、すなわちパラメータ空間の点が導き出され、これらの各パラメータ構成についてゲイン画像が撮影される。
X線装置に関する課題は、本発明によれば、ディジタルX線検出器および画像処理ユニットを備え、画像処理ユニットにおいてX線検出器によって撮影されたX線画像がゲイン画像と結合されるX線装置において、
画像処理ユニットは複数のゲイン画像を保管するメモリモジュールを含み、
画像処理ユニットは、撮影条件にとって特徴的である少なくとも1つのパラメータによって設定されたパラメータ空間内におけるX線画像に割当てられたパラメータ構成と保管されたゲイン画像に割当てられたパラメータ構成との間隔を求め、この間隔の尺度に基づいて少なくとも1つの保管されたゲイン画像をX線画像との結合のために選定するように構成されている選定モジュールを含むことによって解決される。
本発明によれば、X線装置の画像処理ユニットは、複数のゲイン画像を保管するメモリモジュールを含む。更に、画像処理ユニットは、補正すべきX線のパラメータ構成と保管されたゲイン画像のパラメータ構成との間隔を求め、この間隔の尺度に基づいて、X線画像との結合のための少なくとも1つのゲイン画像を選定するように構成されている選定モジュールを含む。
以下において本発明の実施例を図面に基づいて更に詳細に説明する。
図1はディジタルX線検出器および画像処理ユニットを備えたX線装置の概略図、
図2は図1によるX線検出器の部分的に破断された概略斜視図、
図3は画像処理ユニットの動作を示す概略ブロック図、
図4は2つのパラメータから設定されたパラメータ空間の概略図に基づいたゲイン画像の選定方法、
図5は図4によるパラメータ空間の切抜きVに基づいて代替方法の実施例を示す。
これらの図において、互いに対応する部分および量は同じ参照符号を付されている。
図1に概略的に示されているX線装置1は、X線源2、ディジタルX線検出器3および制御・評価システム4を有する。X線源2およびX線検出器3には、放射方向5に、多分割絞り6および(オプションとして)散乱X線除去グリッド7が間挿されている。多分割絞り6はX線源2から発生されたX線Rの所望量の部分X線束を切抜くのに役立ち、この切抜いた部分X線ビームが被検者8または検査対象物および散乱X線除去グリッド7を通過してX線検出器3に入射する。散乱X線除去グリッドは、X線検出器3によって撮影されたX線画像に悪影響をもたらすであろう側方からの散乱X線を除去するのに役立つ。
X線源2およびX線検出器3は架台9または検査台の上部および下部に位置調節可能に固定されている。
制御・評価システム4はX線源2および/またはX線検出器3を駆動するためおよびX線源2用の給電電圧を発生させるための制御ユニット10を有する。制御ユニット10はデータ・給電線11を介してX線源2に接続されている。更に、制御・評価システム4は画像処理ユニット12を有する。この画像処理ユニット12はデータ処理装置13のソフトウェア構成部分であると好ましい。データ処理装置13は更にX線装置1のための操作ソフトウェアを有する。データ処理装置13はデータ・システムバスライン14を介して制御ユニット10およびX線検出器3に接続されている。更に、データ処理装置13はデータの入出力のために周辺装置、とりわけディスプレイ15、キーボード16およびマウス17に接続されている。
図2に詳細に示されたX線検出器3はいわゆる固体検出器である。この固体検出器は、平らな基板19上に取付けられたアモルファスシリコン(a−Si)からなる平面形の能動的な読取マトリックス18を含む。読取マトリックス18の面は、以下において検出器面Aと呼ぶことにする。読取マトリックス18上には、例えばヨウ化セシウム(CsI)からなるシンチレータ層20(または変換器層)が形成されている。このシンチレータ層20において、放射方向5に当たるX線Rが可視光に変換され、可視光が読取マトリックス18のホトダイオードとして形成されたセンサ面21において電荷に変換される。この電荷は位置分解されて読取マトリックス18に蓄えられる。蓄えられた電荷は、図2に拡大されて示された切抜き22において示されているように、各センサ面21に付設されたスイッチ素子24の電子能動化23によって矢印25の方向に概略的に示された電子回路26に読取られる。電子回路26は、読取られた電荷の増幅およびアナログディジタル変換によってディジタル画像データを発生する。画像データBはデータ・システムバスライン14を介して画像処理ユニット12に伝送される。
画像処理ユニット12の動作態様は図3に概略ブロック図にて再現されている。まず、較正相と補正相との間を区別すべきである。X線装置1の連続作動に先行するか、または連続作動のバックグランドにおいて進行する較正相においては、まず較正データが作成され、画像処理ユニット12内に保管される。この較正データは、X線装置1の連続作動中に撮影されるX線画像RBを補正するための補正相において利用される。
較正の過程において、X線検出器3により多数のゲイン画像Gが撮影され、(詳しくは図示されていないオフセット補正後に)メモリモジュール30内に保管される。各ゲイン画像Gは、被検者8または検査対象の不在のもとで、X線検出器3の一様なX線Rの照射により作成される。従って、ゲイン画像Gは、とりわけ異なるセンサ面21の変化する検出器効率によって生じさせられた基礎コントラストを再現する。
ゲイン較正に関係なく、付加的にオフセット較正が行なわれる。オフセット較正は、X線検出器3により撮影された処理前のX線画像が一般にX線光不在で撮影されたときにも不規則な「オフセット輝度」を有するという事実を利用するものである。この原因は先ず第一に常にある程度存在するX線検出器3の暗電流にある。これに、検出器基板の低いエネルギーレベル(いわゆるトラップ)に引きとめられた先行のX線撮影における残留電荷が付加される。更に、オフセット輝度は、例えばリセット光による検出器面Aの照射によって、またはバイアス電圧の印加によって影響を受ける。
オフセット輝度の補償のために、いわゆるオフセット画像Oが撮影される。ゲイン画像Gと違って、オフセット画像Oは照射のないX線検出器3において、すなわちX線Rの不在のもとで撮影される。オフセット画像Oはメモリモジュール31内に保管される。オフセット輝度は、時間的にゆっくりとしか変化しない基礎コントラストと違って、分または僅かの秒の範囲で比較的高速の時間依存性を有するので、オフセット較正は、X線装置1の連続作動のバックグランドにおける短い時間間隔内で、とりわけ2つのX線撮影の間における停止相内で実施される。
オフセット補正のために、X線装置1の連続作動時に撮影された各X線画像RBは結合モジュール32に導かれる。結合モジュール32は、オフセット画像Oの輝度値をピクセル毎にX線画像RBの輝度値から差し引くことによって、X線画像RBをメモリモジュール31内に保管されているオフセット画像Oと結合する。オフセット補正後のX線画像RB’は、次にゲイン補正の実施のために第2の結合モジュール33に導かれる。
主として、例えば温度の如き強い影響を及ぼし得る量のみに依存したオフセット輝度とは違って、基礎コントラストはX線装置1の作動時に調整可能である多数のパラメータに再現可能に依存する。これらのパラメータは、とりわけここでも高電圧発生器の電圧および場合によるX線のスペクトル事前フィルタリングによって影響を受けるX線スペクトル、X線線量およびX線源2とX線検出器3との間の幾何学的間隔を含む。
従って、各X線画像RBおよび各ゲイン画像Gは、X線画像RBもしくはゲイン画像Gの撮影時点で存在していたパラメータ調整の特定セットによって特徴づけられている。基礎コントラストをはっきり示すことを前提とするパラメータ調整のこのセットは、X線画像RBのパラメータ構成pもしくはゲイン画像Gのパラメータ構成gと呼ぶこととする。メモリモジュール30内に保管されているゲイン画像Gのセットはゲイン画像Gに割付けられたパラメータ構成gが体系的に互いに相違するように作成されている。
画像処理ユニット12の枠内において、ここでは、評価モジュール34が設けられている。評価モジュール34は任意のX線画像RBのために1つ又は複数の適切なゲイン画像Gを選定し、X線画像RBの補正のために使用する。選定のために結合モジュール34には現在のX線画像RBのパラメータ構成pが導かれる。
選定モジュール4は常にパラメータ構成gもしくはpに関してX線画像RBに特に近くにくる1つ又は複数のゲイン画像Gを選定する。補正すべきX線画像RBに対するゲイン画像Gのこの「近く」についての尺度として、選定モジュール34は、パラメータPi(i=1,2,3,...,N)の選定によって設定されたパラメータ空間35内でゲイン画像Gのパラメータ構成gに対してX線画像RBのパラメータ構成pが取る間隔dを求める。
図5に概略的に示されているパラメータ空間35は、各パラメータPiに1つの座標軸が割当てられているN次元の有限の数学的空間である。パラメータ空間35の限界はX線装置1の技術的設計によって予め与えられている。
図4に示されているパラメータ空間35は2次元であり、パラメータP1,P2によって設定される。パラメータP1は例えばX線源電圧であり、これは50kV〜150kVのX線装置1の仮定された技術的設計に応じて変化する。2番目のパラメータP2として、例えばX線源2とX線検出器3との間の距離が利用され、この距離は構造に制約されて1m〜2mの範囲で変化し得る。
従って、各パラメータ構成p,gはパラメータ空間35内の1つの点に相当する。この空間35内の2つのパラメータ構成の間隔は、数学的空間についての関連する計算規則の枠内で自由に定めることができる。パラメータ構成pとパラメータ構成gとの間の間隔の望ましい定義は、一般化表記法において、
Figure 2005087738
によって与えられる。但し、pi,giはパラメータ構成p,gのi番目の成分、つまり例えばパラメータPiに対応する成分を表わし、fi(pi−gi)は差pi−giの適当な選定すべき数学的関数を表わしている。パラメータPiの変化が基礎コントラストの変化に対して近似的に線形に作用する場合、fi(pi−gi)=pi−giが設定されると望ましい。それによって式(1)は線形空間の公知の間隔式
Figure 2005087738
に縮小する。
任意のパラメータ構成について常に十分に良好な画像補正を保証するために、保管されているゲイン画像Gは適切にパラメータ構成gに関して全パラメータ空間35にわたって分布させられている。
較正の過程においてゲイン画像Gのかかるセットを作成できるようにするために、パラメータ空間35について適切な定量化規則36が予め与えられ、この規則によってパラメータ空間35がセル37に区分される。各セル37について、セル37の中心点にほぼ相当するパラメータ構成gにおいて、ゲイン画像Gが撮影される。
それによって、ゲイン画像Gのパラメータ構成gは、パラメータ空間35を定量化規則36に従って完全にかつ点状に埋める格子を形成する。パラメータPiの変化が基礎コントラストを強く変化させるほど、ゲイン画像Gの格子もますます目のつんだ状態に作成されると望ましい。ゲイン画像Gは、図4におけるパラメータP1の方向に、一様に配分されているとよい。代替として、隣り合うゲイン画像Gの間隔が、図4におけるパラメータP2の方向に、数学的関数の尺度に従って又は不規則に変化してもよい。
選定モジュール34によって実施された方法の図4に示された簡単な変形例においては、X線画像RBのパラメータ構成pに対して最少間隔dを有するパラメータ構成g0を持つ個別ゲイン画像G0が選定される。このゲイン画像G0は結合モジュール33に導かれる。
結合モジュール33においてはX線画像RB’の輝度値がピクセル毎に選定されたゲイン画像G0の輝度値によって割算され、それによってX線画像RB’およびゲイン画像G0において同じように存在する基礎コントラストが少なくとも部分的に補償される。
結合モジュール33は、その結果として生じるゲイン補正されたX線画像RB”をディスプレイ15への表示のためにあるいは他の画像処理のために出力する。
選定モジュール34によって実施された方法の図5によって示された発展形態によれば、X線画像RBのパラメータ構成pに対して最少もしくは2番目に少ない間隔dを有するパラメータ構成g1,g2を持つ2つのゲイン画像G1,G2が選定される。
これらの選定されたゲイン画像G1,G2から選定モジュール34は第1ステップにおいて補間法によって一般的な新たなゲイン画像I(一般的な新たなパラメータ構成iに対応したゲイン画像)が求められ、このゲイン画像Iによってパラメータ構成pにおいて存在する基礎コントラストが最大限に近似される。
新たなゲイン画像Iの作成のための適切な計算規則は、
I=η・G1+(1−η)・G2 (3)
によって与えられる。但し、ηは0と1の間における実数であり、i=(g2−g1)・η+g2による間隔d(p,i)を最小限に減らすことによって求めることができ、式(3)はゲイン画像I,G1,G2における輝度値のピクセル毎の結合を記述する。
新たなゲイン画像Iは結合モジュール33に導かれ、上述のようにしてX線画像RB'と結合される。
本発明による方法の明示的に示されていない他の変形例では、3つ以上のゲイン画像が選定され、これらのゲイン画像から新たなゲイン画像が多次元の補間法によって作成される。
ディジタルX線検出器および画像処理ユニットを備えたX線装置を示す概略図 図1によるX線検出器を概略的に示す部分破断斜視図 画像処理ユニットの動作を説明するためのブロック図 ゲイン画像選定のための方法を説明するための2つのパラメータから設定されたパラメータ空間の概略図 図4によるパラメータ空間の切抜きVに基づいて代替方法の実施例を説明するための概略図
符号の説明
1 X線装置
2 X線源
3 X線検出器
4 評価システム
5 放射方向
6 多分割絞り
7 散乱X線除去グリッド
8 被検者
9 架台
10 制御ユニット
11 データ・給電線
12 画像処理ユニット
13 データ処理装置
14 システムバスライン
15 ディスプレイ
16 キーボード
17 マウス
18 読取マトリックス
19 基板
20 シンチレータ層
21 センサ面
22 切抜き
23 能動化
24 スイッチ素子
25 矢印
26 電子回路
30 メモリモジュール
31 メモリモジュール
32 結合モジュール
33 結合モジュール
34 選定モジュール
35 パラメータ空間
36 定量化規則
37 セル
R X線
A 検出器面
B 画像データ
RB X線画像
RB’ X線画像
RB” X線画像
G ゲイン画像
O オフセット画像
i パラメータ(i=1,2,3,...,N)
d 間隔
p パラメータ構成
g パラメータ構成
0 ゲイン画像
1 ゲイン画像
2 ゲイン画像
g0 パラメータ構成
g1 パラメータ構成
g2 パラメータ構成

Claims (9)

  1. ディジタルX線検出器(3)によって撮影されたX線画像(RB)の補正方法において、
    X線画像(RB)の撮影条件を特徴づける少なくとも1つのパラメータ(Pi)に基づいて、複数の保管されたゲイン画像(G)から、X線画像(RB)との結合のための少なくとも1つのゲイン画像(G0,G1,G2)が選定され、
    ゲイン画像(G)は選定のために利用された1つのパラメータ(Pi)に関して少なくとも相違するように保管され、
    少なくとも1つのゲイン画像(G0,G1,G2)の選定は、パラメータ(Pi)によって設定されたパラメータ空間(35)内におけるX線画像(RB)のパラメータ構成(p)とゲイン画像(G0,G1,G2)のパラメータ構成(g0,g1,g2)との間隔(d)の尺度に基づいて実行される
    ことを特徴とするディジタルX線検出器によって撮影されたX線画像の補正方法。
  2. ゲイン画像(G)は、それぞれのパラメータ構成(g)に関して、ゲイン画像(G)がパラメータ空間(35)を予め与えられた定量化規則(36)に基づいて点状にかつ完全に覆うように保管されていることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. ゲイン画像(G)は、ゲイン画像(G)が少なくとも1つのパラメータ(Pi)におけるパラメータ空間(35)を規則的な間隔で覆うように保管されていることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. ゲイン画像(G)は、それらが少なくとも1つのパラメータ(Pi)におけるパラメータ空間(35)を対数的に変化する間隔で覆うように保管されていることを特徴とする請求項2又は3記載の方法。
  5. パラメータ(Pi)は、X線スペクトル、高電圧発生器の電圧、スペクトル事前フィルタリング、X線検出器(3)とX線源(2)との間の幾何学的距離、X線線量の内のいずれか1つ又は複数を含むことを特徴とする請求項1乃至4の1つに記載の方法。
  6. X線画像(RB)のパラメータ構成(p)に対して最小間隔を有するパラメータ構成(g0)を持つゲイン画像(G0)が選定されることを特徴とする請求項1乃至5の1つに記載の方法。
  7. それぞれのパラメータ構成(p,g1,g2)に関してパラメータ空間(35)内においてX線画像(RB)に直接に隣接している予め与えられた個数のゲイン画像(G1,G2)が選定され、
    選定されたゲイン画像(G1,G2)間の補間によって、X線画像(RB)のパラメータ構成(p)に整合したゲイン画像(I)がX線画像(RB)との結合のために作成されることを特徴とする請求項1乃至5の1つに記載の方法。
  8. X線画像(RB)の撮影条件にとって特徴的である少なくとも1つのパラメータ(Pi)によって設定されるパラメータ空間(35)が求められ、
    パラメータ空間(35)のための定量化規則(36)が予め与えられ、定量化規則(36)からパラメータ空間(35)を点状にかつ完全に覆うパラメータ構成(g)の格子が導き出され、
    これらの各パラメータ構成(g)のためにゲイン画像(G)が撮影される
    ことを特徴とするディジタルX線検出器の較正方法。
  9. ディジタルX線検出器(3)および画像処理ユニット(12)を備え、画像処理ユニット(12)においてX線検出器(3)によって撮影されたX線画像(RB)がゲイン画像(G,G0,G1,G2,I)と結合されるX線装置(1)において、
    画像処理ユニット(12)は複数のゲイン画像(G)を保管するメモリモジュール(30)を含み、
    画像処理ユニット(12)は、撮影条件にとって特徴的である少なくとも1つのパラメータ(Pi)によって設定されたパラメータ空間(35)内におけるX線画像(RB)に割当てられたパラメータ構成(p)と保管されたゲイン画像(G)に割当てられたパラメータ構成(g)との間隔(d)を求め、この間隔(d)の尺度に基づいて少なくとも1つの保管されたゲイン画像(G0,G1,G2)をX線画像(RB)との結合のために選定するように構成されている選定モジュール(34)を含む
    ことを特徴とするX線装置。
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