JP2005087640A - 非侵襲式生体情報測定装置 - Google Patents

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光久 米川
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Abstract

【課題】血糖値の測定中でも、検査部位のマッサージを行って被検者の疲労やストレスを緩和可能な非侵襲式生体情報測定装置の提供。
【解決手段】
血糖値測定装置10により血糖値を測定する場合には、被検者の皮膚に一対の電極を接触させ、この一対の電極13,14に、測定用の交流成分を有する高周波パルスの第1の電流Hfpとマッサージを行う低周波パルスの第2の電流Lfpを交互に印加する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、例えば、血糖値等の生体情報を非侵襲式により測定する非侵襲式生体情報測定装置に関する。
従来の血糖値を測定する血糖値測定装置としては、注射針等により被検者の指等から採血し、採血した血液により血糖値を測定するものが広く市販されている。この血糖値測定装置では、個人毎に血糖値とインピーダンスとの特定を把握するキャリブレーションが行われ、このキャリブレーションにより測定されたインピーダンスに基づいて血糖値の測定が行われている。
しかしながら、上述の血糖値をインピーダンスの相関関係を個人毎に把握するキャリブレーションには、例えば10時間等の長時間を要するので、被検者の疲労やストレスが大きいという問題がある。(例えば、特許文献1、2参照)
特表平11−505452号公報 特開平11−342123号公報
上記課題を解決するために、本願の第1の非侵襲式生体情報測定装置は、被検者の皮膚に設定した一対の部位間に高周波成分を有する第1の電流を印加して、前記被検者の生体情報に関わるインピーダンスを測定する非侵襲式生体情報測定装置であって、前記第1の電流の印加の前後の何れかにおいてマッサージを行うための低周波成分を有する第2の電流を印加することを特徴とする。
本願の第2の非侵襲式生体情報測定装置は、前記第1の非侵襲式生体情報測定装置において、前記第1の電流と前記第2の電流を印加するための一対の電極を設けたことを特徴とする。
本願の第3の非侵襲式生体情報測定装置は、前記第1、第2のいずれかの非侵襲式生体情報測定装置において、前記第1の電流と前記第2の電流とを交互に印加することを特徴とする。
本願の第1の発明によれば、血糖値の測定中でも、検査部位のマッサージをすることができるので、被検者の疲労やストレスを緩和できる。
本願の第2の発明によれば、一対の電極により生体情報を計測することと、マッサージを行うことができ、小型化に有利である。
本願の第3の発明によれば、一対の電極により、生体情報の計測とマッサージと交互に行うために、構成が簡単であり、両者を同時に行う場合に較べてノイズが少なくより精度を向上できる。
以下、本発明の最良の形態にかかる非侵襲式生体情報測定装置を示す。この非侵襲式生体情報測定装置は図1に示す血糖値測定装置10である。生体情報は血糖値濃度であり、測定対象は血中のグルコース濃度である。図2に示すように、血糖値測定装置10は一対の電極13,14を備えている。血糖値を測定する場合には、被検者の皮膚に一対の電極を接触させ、この一対の電極に、図5に示す測定用の交流成分を有する第1の電流Hfpとマッサージを行う第2の電流Lfpを交互に印加する。第1の電流Hfpは高周波パルスであり、第2の電流Lfpは低周波パルスである。
通電したときのインピーダンスにより血中のグルコース濃度を非侵襲式で測定する方法としては、特表2002−501802号公報に記載され、研究もなされている。
以下、この発明に係る血糖値測定装置の実施例を図面に基づいて説明する。図1および図2において、10は腕時計式の血糖値測定装置であり、この血糖値測定装置10は、本体11と、この本体11を腕に装着させるリストバンド12とを備えている。本体11の裏面には互いに所定距離離間した2つの電極13,14が設けられており、本体11の表面(上面)11Aの一端には開閉可能な蓋15が装着されている。
本体11の表面11Aには、本体11に内蔵された時計22(図3参照)の時間を表示する表示器16と、測定した血糖値を表示する表示器17と、点滅して警告表示する警告表示器18と、操作部19とが設けられている。操作部19には、各種の操作を行う操作スイッチS1〜Snが設けられている。表示器16には、内蔵された時計22の時間が表示されるので、通常腕時計として使用することができる。
蓋15の裏面には液晶からなる表示器20が設けられており、この表示器20は後述するメモリに記憶された測定データ(血糖値)を図4に示すように測定グラフG1にして表示するとともに、基準データである境界型の基準グラフG2を表示するようになっている。正常の人であれば血糖値の変化はグラフG1に示すようになるが、糖尿病に近づくと基準グラフG2のようになっていく。
図3は、血糖値測定装置10の制御系の構成を示したブロック図である。図3において、21は電極13,14間に電流を流してその電極13,14間に流れる電流値から血糖値を測定する血糖値測定手段であり、この血糖値測定手段21は特表2002−501802号公報に記載されているものと同一であるので、その構成の説明は省略する。22は内蔵された時計、23は血糖値測定手段21によって測定された測定データを記憶するメモリ、24はメモリ23に記憶された測定データを転送する通信手段である。
30はCPU等から構成されている制御装置であり、この制御装置30は、操作部19の操作スイッチS1〜Snの操作などに基づいて血糖値測定手段21,表示器16〜18,通信手段24などを制御するようになっている。そして、血糖値測定手段21,メモリ22,通信手段24などは本体11内に設けられている。
次に、上記のように構成される血糖値測定装置10の動作を説明する。
先ず、リストバンド12によって本体11を腕に装着する。この装着により本体11の裏面に設けられた一対の電極13,14は腕の皮膚に接触することになる。
そして、蓋15を開けて、操作部19のスイッチSを操作して測定開始時間や何分毎に測定を行うか等を設定する。そして、スタートスイッチSを操作して蓋15を閉じる。
測定開始時間になると、制御装置30は血糖値測定手段21を動作させる。血糖値測定手段21は電極13,14間に高周波パルスの電流(第1の電流)を流して血糖値の測定を行う。この測定によって得られた血糖値(測定値)はメモリ23に記憶されるとともに、その測定値は表示器17に表示される。
図5は、電極13,14に印加する高周波パルスと低周波パルスの波形を示す。図5に示すように、第1の電流となる高周波パルスHfpを印加した後の所定時間経過後に、マッサージのための低周波パルスLfp(第2の電流)を印加し、更に、低周波パルスの印加した後の所定時間経過後に、再度高周波パルスHfpを電極13,14間に印加する。このように、高周波パルスHfpと低周波パルスLfpとを交互に電極13,14に印加することを繰り返す。高周波パルスHfpの周波数は数kHz〜数GHzであり、低周波パルスの周波数Lfpは1Hz〜1200Hzである。
これによって、血糖値の測定中でも、検査部位のマッサージをすることができるので、被検者の疲労やストレスを緩和できる。また、一対の電極により生体情報を計測することと、マッサージを行うことを交互に行うために、両者を同時に行う場合に較べてノイズが少なくより精度を向上できる。
そして、設定した所定時間経過毎に制御装置30は血糖値測定手段21を動作させて血糖値の測定を行っていき、その測定した血糖値がメモリ23に記憶されていく。このメモリ23に記憶された最新の血糖値が表示器17に表示される。また、制御装置30はメモリ23に記憶された血糖値に基づいて、図4に示すようにグラフG1を作成して表示器20に表示していく。
メモリ23に記憶されたデータを例えば携帯電話に転送するには、図示しないコード或いはコネクタで本体11と携帯電話とを接続する。そして、データ通信のための操作スイッチSを操作するとメモリ23に記憶されたデータが読み出され、このデータが通信手段24によって携帯電話に転送される。携帯電話に転送されたデータはその携帯電話により例えば病院等に送信することができる。この送信により、通院しなくても医師が血糖値の経時変化を把握することができ、医師から適切なアドバイスを受けることができる。
このように、リストバンド12によって本体11を腕に装着しているだけで、設定した時間毎に電極13,14間に高周波パルスHfpを流して血糖値を自動的に測定できるので、生体から血液を採血する必要がないと共に、測定中低周波パルスLfpでマッサージを行うので、被検者に不快感を与えてしまうことがない。しかも、設定した時間毎に自動的に血糖値が測定されていくことにより、被検者は血糖値を測定する時間を意識する必要がなく、自宅で測定することができ、被検者に無理な負担を掛けてしまうことがない。さらに、1日のうち何回も自動的に測定することができるので、被検者に負担を掛けずに血糖値の経時変化を見ることができる。
上記実施形態では、本体11の裏面に2つの電極13,14を設けているが、リストバンド12の裏面に設けても良い。また、表示器20を蓋15の裏面に設けているが、本体11の表面11Aに設け、操作部19を蓋15の裏面に設けてもよい。
上記実施形態では、腕に装着する血糖値測定装置10について説明したが、他の人体の部分に装着するようにしてもよい。
本発明にかかる生体情報測定装置は、血糖値を測定する血糖値測定装置等に適用することが出来るほかに、生体が示すインピーダンスに関わる生体情報を得ることができる。
この発明に係る血糖値測定装置を示した斜視図である。 図1に示す血糖値測定装置の本体の裏面を示した説明図である。 血糖値測定装置の制御系の構成を示したブロック図である。 表示器に表示される血糖値のグラフを示した説明図である。 一対の電極に印加する測定用高周波パルスとマッサージ要諦集はパルスの波形図である。
符号の説明
11 本体
12 リストバンド
13 電極
14 電極
17 表示器
20 表示器
22 時計
23 メモリ
24 通信手段
Hfp 高周波パルス(第1の電流)
Lfp 低周波パルス(第2の電流)

Claims (3)

  1. 被検者の皮膚に設定した一対の部位間に高周波成分を有する第1の電流を印加して、前記被検者の生体情報に関わるインピーダンスを測定する非侵襲式生体情報測定装置であって、前記第1の電流の印加の前後の何れかにおいてマッサージを行うための低周波成分を有する第2の電流を印加することを特徴とする非侵襲式生体情報測定装置。
  2. 請求項1の非侵襲式生体情報測定装置において、前記第1の電流と前記第2の電流を印加するための一対の電極を設けたことを特徴とする非侵襲式生体情報測定装置。
  3. 請求項1、2のいずれかの非侵襲式生体情報測定装置において、前記第1の電流と前記第2の電流とを交互に印加することを特徴とする非侵襲式生体情報測定装置。
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