JP2005086754A - 車輌周辺視認装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラ等を多車種で共用化することができ、且つ視認性の良い車輌周辺視認装置を提供する。
【解決手段】カメラユニット11で自動車の周辺を撮像し、その撮像した映像の一部に自動車のバンパ等の模擬的な画像を重畳してディスプレイに表示する。カメラユニット11の設置位置について各車種毎に異なっても、バンパ等の模擬的な画像を確実に表示でき、カメラユニットを多車種で共用化することができ、且つ視認性の良い車輌周辺視認装置を提供できる。また前方の物体がバンパ等に反射して前方との境界線が不明確になることもあり得るが、バンパの模擬的な画像を重畳表示するので、バンパと景色との境界が明確になる。
【選択図】図1

Description

この発明は、車輌周辺視認装置及びそれに関連する技術に関する。
例えば交差点や駐車場等において、車輌の隅部が他の障害物に衝突するのを防止するように運転者に対して駐車支援を行うなどの目的で、従来、図8(従来技術1)の如く、カメラで撮像した画像を合成して、運転者の死角範囲を含めた自動車周囲の状況をわかりやすく表示案内する車輌周辺視認装置が開示されている。図8中の左上の画像1は自動車の前端から左方向を撮像した映像、右上の画像2は自動車の前端から右方向を撮像した映像、下側の画像3は自動車の前端から前方直下を撮像した映像をそれぞれ示している。
ところで、かかる車輌周辺視認装置を使用する場合、映像(画像1〜3)を見たときに当該映像と自車との位置関係が不明確だと、自車に対してどの方向の映像(画像1〜3)が表示されているのかが判別しにくい。
このため、例えば、実開平1−077538号公報(従来技術2)では、監視映像の一部に自動車の端部位置をマークする技術が提案されている。
実開平1−077538号公報
しかしながら、従来技術2では、映像中にマークを表示しても、自車のバンパやグリル等の車体の一部が表示映像に直接映り込んでいるわけではないため、自車位置と映像との位置関係が実感として理解しにくい。
そこで、図9のように、カメラ5で自車のバンパ6やグリル等が撮像視野範囲(画角)に入るように自動車の周辺を撮像し、このパンパ6が映像の一部に表示されるようにすることも考えられる。
しかしながら、自動車の車体デザインは様々であり、当然ながらバンパ6やグリル等の意匠も千差万別であることから、同一のカメラ5を用いてすべての自動車についてバンパ6やグリル等が映像内に映り込むようにするのは、カメラ5の設置位置について各車種毎に工夫が必要となるため困難である。また、カメラ5の設置角度によっては、図10に示すようにバンパ6やグリル等に周辺の物体7や景色が反射して映り込み、バンパ6等への反射による映り込みと自動車の前方景色との境界線8が不明確になるおそれがある。
そこで、この発明の課題は、カメラ等を多車種で共用化することができ、且つ視認性の良い車輌周辺視認装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、自動車の周辺を撮像するカメラユニットと、自動車に搭載されて映像を表示するディスプレイと、前記カメラユニットで撮像した映像の一部に自動車の車体の一部を模した模擬的な画像を重畳して前記ディスプレイに表示する表示制御ユニットとを備えるものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車輌周辺視認装置であって、前記カメラユニットは、前記自動車のバンパまたはグリルの直上で自動車の少なくとも前方直下を撮像する位置に配置され、前記模擬的な画像が、前記バンパまたはグリルを模した画像であるものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の車輌周辺視認装置であって、前記カメラユニットは、前記自動車のバンパまたはグリルの直上に配置され、当該カメラユニットが、撮像素子と、前記撮像素子に対して光を集光する光学系と、左右側方から取り込んだ光を前記光学系側に反射する反射プリズムとを備え、前記反射プリズムの下部に、前方直下方向の垂直撮像視野範囲の光を前記反射プリズムの内部に進入させることなく前記光学系に直接入射させる切り欠けが形成され、前記模擬的な画像が、前記バンパまたはグリルを模した画像であるものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3に記載の車輌周辺視認装置であって、前記模擬的な画像が不透明であるものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車輌周辺視認装置であって、前記模擬的な画像が半透明であるものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車輌周辺視認装置であって、前記模擬的な画像の色彩及び/または明度が変更可能とされるものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の車輌周辺視認装置であって、前記模擬擬的な画像の表示位置及び/または表示角度が変更可能とされるものである。
請求項1に記載の発明によれば、カメラユニットで自動車の周辺を撮像し、その撮像した映像の一部に自動車の車体の一部を模した模擬的な画像を重畳してディスプレイに表示するので、カメラユニットの設置位置が各車種毎に異なったとしても、車体の一部を模した模擬的な画像を確実に表示できる。このため、カメラユニットを多車種で共用化することができ、且つ視認性の良い車輌周辺視認装置を提供できる。
請求項2及び請求項3に記載の発明によれば、カメラユニットを、自動車のバンパまたはグリルの直上で自動車の少なくとも前方直下を撮像する位置に配置し、模擬的な画像が、バンパまたはグリルを模した画像であるため、ディスプレイを視認した者は直感的に映像の撮像位置を認識できる。この際、カメラユニットの設置角度によっては前方の物体がバンパまたはグリルに反射して映し込み、自動車の前方との境界線が不明確になることがあるし、またバンパやグリル等に反射した光源の影響により、バンパまたはグリルの輪郭が見づらいこともあり得るが、自車のバンパまたはグリルを模した模擬的な画像を重畳して表示するので、バンパと景色との境界が明確になる。これらのことから、視認性の良い自動車周辺視認システムが提供できるとともに、カメラユニット及び表示制御ユニットを多車種で共用化することができ、コスト低減につながる。
請求項4に記載の発明によれば、模擬的な画像として不透過の画像を重畳することにより、その輪郭を鮮明に表示することができる。
請求項5に記載の発明によれば、模擬的な画像として半透過の画像を重畳することにより、バンパやグリル等に反射した光源の影響を緩和することが可能である。
請求項6に記載の発明によれば、模擬的な画像の色彩及び/または明度が変更可能とされるので、車体の色に応じて色彩や明度を自由に変更でき、これを表示したときにより感覚的に自車位置を理解しやすくなる。
請求項7に記載の発明によれば、模擬的な画像の表示位置及び/または表示角度が変更可能とされるので、カメラユニットの車体に対する取り付け位置に応じての色に応じて模擬的な画像の表示位置や表示角度を自由に変更でき、これを表示したときにより感覚的に自車位置を理解しやすくなるものである。
図1はこの発明の一の実施の形態に係る車輌周辺視認装置を示すブロック図である。この車輌周辺視認装置は、図1の如く、撮像視野範囲内の車体部分に相当する一部に、自車の車体が映り込んでいるような模擬映像を重畳して表示し、映像を視認する乗員(運転者等)に自車との位置関係を認識させるものである。
以下、自動車の前方の死角を視認する車輌周辺視認装置を例に挙げて説明する。この車輌周辺視認装置は、運転席等から直接視認できない自動車の前方左右及び前方直下の3方向を撮像する装置であって、自動車の周辺を撮像するカメラユニット11と、映像を表示するディスプレイ13と、カメラユニット11で撮像した映像に自車の車体が映り込んでいるような模擬映像を重畳してディスプレイ13に表示する表示制御ユニット15とを備える。
図2はカメラユニット11の平面視断面模式図、図3はカメラユニット11の側面視断面模式図をそれぞれ示している。このカメラユニット11は、図2または図3の如く、所定の撮像画素数を有して回路基板20上に搭載されたCCD等の撮像素子21と、この撮像素子21に対して集光するための光学系22と、左右側方から取り込んだ光30a,30b(図2)を光学系22側に集光しながら反射する一対の反射プリズム23a,23bとを備え、これらが、透明窓26a〜26cを有する防水ケースとしての筐体24の所定の収納空間25内に収納されてなる。この筐体24は、撮像素子21、光学系22及び反射プリズム23a,23bを外部から視認して目立たなくするために、自動車の前部バンパBp直上のグリルGr(図4)の中央部に埋め込まれて設置される。
光学系22は、図3の如く、特に上下方向の撮像視野角度を広げるために側面視断面視で略C字形の凹面状に形成された第1のレンズ31と、当該第1のレンズ31と撮像素子21との間に配置される凸レンズとしての第2のレンズ32とを備えている。そして、第1のレンズ31により、カメラユニット11の前方下方からの光33を、各反射プリズム23a,23bからの光34とともに第2のレンズ32に案内し、この第2のレンズ32で屈折された光が撮像素子21に進入するようになっている。この光学系22は、水平撮像視野範囲80°、垂直撮像視野範囲60°に設定され、その光軸L1は撮像素子21の中心軸L2に対し所定の寸法だけ(この場合は0.6mm)下方にずらして配置されている。これは自動車の前方直下方向を撮像するよう、側方視野と下方視野の撮像範囲を調整するためで、カメラユニット11全体を前傾したのと同様の効果がある。
一対の反射プリズム23a,23bは、ガラス等の透明体が使用され、平面視断面視三角形で、且つ前方直下の方向が上記の垂直撮像視野範囲で切り欠けられた側面視台形に形成されて、光学系22の前面でその垂直撮像視野範囲を上方から約半分覆うように設置されている。そして、この両反射プリズム23a,23bは、光学系22の光軸L1を軸として互いに平面視線対称に設置されている。この各反射プリズム23a,23bは、透明窓26a〜26cに対向する視野側面36a,36bと光学系22に対向する背面36c,36dとが光透過面となっている。また、各反射プリズム23a,23bの視野側面36a,36bと反対側の側面36e,36fは、アルミニウム蒸着がされて鏡面とされ、さらに蒸着面を洗うように黒色塗料により保護膜が形成された構成とされている。
これにより、自動車前部から見た左右の景観は、光30a,30bとして筐体24の透明窓26a,26bを通過して反射プリズム23a,23bの視野側面36a,36bから内部に進入し、その反対側の側面36e,36fで反射した後に、さらに視野側面36a,36bで全反射して、背面36c,36dから光学系22に向けて出射される。このように、左右側方の映像は2回反射を行うことにより、映像は鏡像反転せずに撮像されるため、後述の前方直下の映像との左右関係が保たれる。
また、自動車の前方直下の景観は、反射プリズム23a,23bの下方が切り欠けているため、この前方直下からの光33が透明窓26cを通過して筐体24内に進入した後、反射プリズム23a,23bによって鏡像反転されることなく直接に光学系22に入射される。この場合、前方直下の映像は、反射プリズム23a,23bによって鏡像反転されることなく撮像されるので、反射プリズム23a,23bによって2回反射されて鏡像反転せずに撮像された左右側方の映像との左右関係が保たれる。
筐体24は、側方視野からの光線を透過させる左右2つの第1及び第2の透明窓26a,26bと、下方視野からの光線を透過させる第3の透明窓26cとを有している。この筐体24は、耐候性グレードの透明ポリカーボネートで一体成形され、透明窓26a〜26cをマスキングして塗装し、さらにその上から無色透明なハードコート(例えば、アクリル系UV硬化型)を塗布している。これによって耐擦傷性、耐候性をさらに向上させている。
ディスプレイ13は、液晶表示パネル等の一般的なものが使用され、望ましくは、例えばカーナビゲーションシステム等の表示ディスプレイ等が兼用される。
表示制御ユニット15は、図1の如く、カーナビゲーションシステム(図1では「ナビ」と略称して示している)16、テレビチューナ17及びカメラユニット11等の各種電子制御機能を指示スイッチ18、車速センサ19、シフト信号またはイグニションスイッチ(IG SW)信号等に基づいて切り換える切換制御部15aと、これらから与えられた画像(映像)を画像処理してディスプレイ13に表示する画像処理部15bとを備える。
このうち、画像処理部15bは、撮像素子21で撮像された映像に対して、その一部に映り込んだ自動車のバンパBpに相当する位置に、バンパBpに模した画像41(図6及び図7参照)を模擬的に重ね合わせて表示する機能を有する。このバンパBpに模した画像41は、画像処理部15b内に内蔵されたフラッシュROM等の所定の記憶媒体内に予め記憶されており、このバンパBpに模した画像41をレイヤー処理により撮像された映像に重畳することにより、例えば図4のように、車種の違い等によってバンパBpの形状やカメラユニット11の取り付け位置が異なることにより映像中にバンパBpを表示できないことになったとしても、ディスプレイ13に表示される映像中にバンパBpの画像41を模擬的に確実に表示できる。
この模擬的に重畳して表示されるバンパBpの画像41の色彩及び/または明度は、図1に示した指示スイッチ18を操作することで、自動車のバンパBpの色に対応して変更することが可能となっている。これは、画像処理部15bに色指定機能を持たせることにより、自動車工場にて予め設定する。また、図5に示したように、設定画面38を作りユーザーが変更することも可能となっている。
また、模擬的なバンパBpの画像41の表示位置は、カメラユニット11の設置位置、カメラユニット11のばらつきなどによって、細部が異なる。このことを考慮し、表示制御ユニット15の画像処理部15bにおいて、重畳するバンパBpの模擬的な画像41の位置調節機能を持たせて、自動車工場にて調整を行う。また、設定画面38を作りユーザーが変更にすることも可能となっている。
さらに、模擬的な画像の表示位置及び/または表示角度も変更可能とされている。このことから、カメラユニット11の車体に対する取り付け位置に応じての色に応じて模擬的な画像41の表示位置や表示角度を自由に変更でき、これを表示したときにより感覚的に自車位置を理解しやすくなる。
上記構成の車輌周辺視認装置において、自動車前部から見た左右の景観は、光30a,30bとして筐体24の透明窓26a〜26cを通過して反射プリズム23a,23bの視野側面36a,36bから内部に進入し、その反対側の側面36e,36fで反射した後に、さらに視野側面36a,36bで全反射して、背面36c,36dから光学系22に向けて出射される。そうすると、図6及び図7のように、左右側方の映像39a,39bは2回反射を行うことにより、ディスプレイ13において鏡像反転せずに撮像される。
また、自動車の前方直下の映像は、反射プリズム23a,23bの下方が切り欠けているため、この前方直下からの光33が透明窓26cを通過して筐体24内に進入した後、直接に光学系22に入射されて撮像素子21で撮像され、図6及び図7のように、ディスプレイ13上で左右側方の映像39a,39bの下側の領域39cに表示される。ここで、自動車の前方直下の映像39cは、反射プリズム23a,23bによって鏡像反転されることなく撮像されるので、反射プリズム23a,23bによって2回反射されて鏡像反転せずに撮像された左右側方の映像39a,39bとの左右関係が保たれる。
ところで、望ましくは、自動車の前部バンパBpが、自動車の前方直下からの景観の一部として光学系22に入射されるようにするため、カメラユニット11が自動車のバンパBp直上のグリルGrの適正な位置に配置されるが、ただし、表示制御ユニット15で画像処理によりバンパBpに模した画像41を模擬的に表示するようにしているので、例えば図4のように、車種の違い等によってバンパBpの形状やカメラユニット11の取り付け位置が異なることにより映像中にバンパBpを表示できないことになったとしても、ディスプレイ13に表示される映像中にバンパBpの画像41を模擬的に確実に表示できる。
このように、視野範囲の一部に、自車(具体的にはバンパBp)が映り込んでいるような映像を重畳して表示し、運転者に自車との位置関係を認識させることができるので、カメラユニット11の設置位置について各車種毎に異なったとしても、模擬的なバンパBpの画像41を確実に表示でき、カメラユニット11を多車種で共用化することができ、且つ視認性の良い車輌周辺視認装置を提供できる。
また、バンパBpを視野範囲に入れて撮像する場合であっても、カメラユニット11の設置角度によっては前方の物体がバンパBpに反射して映し込み、自動車の前方との境界線が不明確になることがある。バンパBpやグリルGr等に反射した光源の影響により、バンパBp等の輪郭が見づらいこともあり得る。
しかしながら、自車のバンパBpを模した形状の画像41を重畳して表示するので、バンパBpと景色との境界が明確になる。
これらのことから、視認性の良い自動車周辺視認システムが提供できるとともに、カメラユニット11及び表示制御ユニット15を多車種で共用化することができ、コスト低減につながる。
尚、この実施の形態では、撮像された映像の一部にバンパBpを模した画像41を重畳しているが、これは図6のように不透明の画像41であってもよく、あるいは、撮像されたバンパBpの映像を透過して確認できるように、半透過の模擬的な映像を重畳するようにしてもよい。特に、半透過の画像41を重畳することにより、バンパBpやグリルGr等に反射した光源の影響を緩和することが可能である。
また、上記実施の形態では、映像に映し込む車体の一部としてバンパBpを例にあげて説明したが、自動車によっては映像中に「グリルGr」などの他の部分を映し込み、この映し込まれる車体の一部に模した模擬的な画像41を画像処理で重畳するようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、自動車の前方左右及び前方直下の3方向を撮像してディスプレイ13に表示するようにしていたが、例えば自動車の後方であっても差し支えない。
この発明の一の実施の形態に係る車輌周辺視認装置を示すブロック図である。 この発明の一の実施の形態に係る車輌周辺視認装置のカメラユニットの内部構成を示す平面視断面模式図である。 この発明の一の実施の形態に係る車輌周辺視認装置のカメラユニットの内部構成を示す側面視断面模式図である。 この発明の一の実施の形態に係る車輌周辺視認装置のカメラユニットが車体に設置された状態の一例を示す側面視断面模式図である。 模擬的な画像の色の設定画面の一例を示す図である。 この発明の一の実施の形態に係る車輌周辺視認装置のディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 この発明の一の実施の形態に係る車輌周辺視認装置のディスプレイの表示画面の他の例を示す図である。 従来の車輌周辺視認装置の表示画面の一例を示す図である。 車輌周辺視認装置で前方直下を撮像している状態を示す図である。 従来の車輌周辺視認装置の表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
11 カメラユニット
13 ディスプレイ
15 表示制御ユニット
15a 切換制御部
15b 画像処理部
21 撮像素子
22 光学系
23a,23b 反射プリズム
24 筐体
41 画像
Bp バンパ
Gr グリル

Claims (7)

  1. 自動車の周辺を撮像するカメラユニットと、
    自動車に搭載されて映像を表示するディスプレイと、
    前記カメラユニットで撮像した映像の一部に自動車の車体の一部を模した模擬的な画像を重畳して前記ディスプレイに表示する表示制御ユニットと
    を備える車輌周辺視認装置。
  2. 請求項1に記載の車輌周辺視認装置であって、
    前記カメラユニットは、前記自動車のバンパまたはグリルの直上で自動車の少なくとも前方直下を撮像する位置に配置され、
    前記模擬的な画像が、前記バンパまたはグリルを模した画像であることを特徴とする車輌周辺視認装置。
  3. 請求項1に記載の車輌周辺視認装置であって、
    前記カメラユニットは、前記自動車のバンパまたはグリルの直上に配置され、
    当該カメラユニットが、
    撮像素子と、
    前記撮像素子に対して光を集光する光学系と、
    左右側方から取り込んだ光を前記光学系側に反射する反射プリズムと
    を備え、
    前記反射プリズムの下部に、前方直下方向の垂直撮像視野範囲の光を前記反射プリズムの内部に進入させることなく前記光学系に直接入射させる切り欠けが形成され、
    前記模擬的な画像が、前記バンパまたはグリルを模した画像であることを特徴とする車輌周辺視認装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車輌周辺視認装置であって、
    前記模擬的な画像が不透明であることを特徴とする車輌周辺視認装置。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車輌周辺視認装置であって、
    前記模擬的な画像が半透明であることを特徴とする車輌周辺視認装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車輌周辺視認装置であって、
    前記模擬的な画像の色彩及び/または明度が変更可能とされることを特徴とする車輌周辺視認装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の車輌周辺視認装置であって、
    前記模擬的な画像の表示位置及び/または表示角度が変更可能とされることを特徴とする車輌周辺視認装置。
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