JP2005086689A - 機器制御装置及び機器制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のユーザが同時に1つの機器を操作する場合、時間的に優先度の高いユーザの操作が実行されるため、別のユーザが利用できない、あるいは、優先選択キーを選択して優先権を持ったユーザに勝手に操作されてしまう問題がある。
【解決方法】 1ユーザのみの制御が可能な場合にユーザが使用権を要求する場合に、ユーザからの機器使用要求を第1のAV伝送管理端末(受信機:B)に対して送り、第1のAV伝送管理端末(受信機:B)は、ユーザ情報と、使用を希望する機器のIDなどを含む情報を付した使用権要求を被制御機器側のAV伝送管理端末に送る。AV伝送管理端末は、送信機側機器DB(待ち行列)を照会(検索)するとともに、要求を行ったユーザのユーザ情報を登録する。次いで、使用権要求の結果を第1のAV伝送管理端末(受信機:B)に送る。結果としては、制御権の獲得、視聴権の獲得、使用権獲得待ち(現在は、制御も視聴(使用)も不可)が含まれる。そして、得られた結果を提示する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、機器制御技術に関し、特に、ネットワークを介して接続される機器を制御する制御技術に関する。
尚、ある機器に対してユーザが、映像、音声、データなどを見たり聞いたりすることを「視聴」と、それらに対して独占的に再生、停止などの操作を行うことを「制御」と、視聴と制御のどちらかを行うことを「使用」と、それぞれ定義する。また、ある機器に対して上記の処理を行うことができる権利を、それぞれ「視聴権」、「制御権」、「使用権」、と定義する。
機器制御技術及び機器間のネットワークを介した制御技術の発展に伴って、異なるエリア毎にそれぞれ設置された機器を有線又は無線ネットワークにより接続し、複数のユーザが特定の機器を共用することも可能になっている。しかしながら、1つの機器を複数のユーザにより共通に利用する場合、あるユーザが機器を用いている最中に、別のユーザが突然その機器を制御することによる混乱が生じる可能性がある。
このような問題を解決するために、例えば、各エリア(部屋)に操作装置を設け、操作装置において、リモコンから受信した制御データに、自装置に割り当てられたIDデータを付加した制御データを作成し、別の部屋に設けられた被制御機器を制御する制御装置に送信するシステムが考えられる。制御装置は、制御データに含まれるIDデータを識別し、最初に操作を開始したユーザ以外の者による操作は無効とすることにより、最初に操作を開始したユーザにとって不都合がないようにしている。また、予め登録されたID以外のIDを持つ操作装置からの操作指令を無効にする制御を行うことが提案されている(特許文献1参照)。
また、ユーザが使用するリモコンに優先選択できる選択キーを設け、複数のユーザが同時にAV情報送出要求コマンドを送信しても、コマンドを受信する受信機で優先権があるコマンドを優先的に実行することにより、二人のユーザの要求が重なったときに時間的優先権に基づく操作権を無視する優先権選択機能が提案されている(特許文献2参照)。これらの技術により、複数のユーザが同時に1つの機器を操作して混乱を生じさせることがなくなる。
特開2000−197164号公報 特開平4−18831号公報
しかしながら、上記の技術では、時間的に優先したユーザの操作のみが実行されるため、別のユーザが全く利用できなかったり、或いは、優先選択キーを選択して優先権を持ったユーザに勝手に操作されてしまうという問題がある。
本発明は、多数のユーザにとって使い勝手の良い機器制御技術を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、複数の制御機器と、該複数の制御機器と接続される1又は2以上の制御機器側の第1の伝送管理端末と、該第1の伝送管理端末と接続され、前記制御装置により制御される少なくとも1つの被制御機器と接続される被制御機器側の第2の伝送管理端末であって、前記制御機器のうち2以上の制御機器からの前記被制御機器に関する使用要求に対して、優先順位の低い方の前記制御機器からの要求も少なくとも一部は満たすように調整する調整機構を有する第2の伝送管理端末とを有する機器制御システムが提供される。
上記機器制御システムによれば、優先順位が低い制御機器からの要求も考慮される余地があり、システムの利用効率を高めることができるとともに、ユーザの利便性が増す。
また、前記調整機構は、前記被制御機器に関して、制御権譲渡無し又は制御権譲渡有りのいずれかを設定できるとともに、前記制御権譲渡有りの場合に、さらに、事前に設定する第1のケースと後にネゴシエーションする第2のケースとを選択して設定可能であることを特徴とする。これにより、機器の状況に応じて種々の調整が可能になる。
本発明の他の観点によれば、複数の制御機器と、少なくとも1つの被制御機器と、前記制御機器と前記被制御機器とに接続可能な伝送管理端末であって、前記制御機器のうち2以上の制御機器からの前記被制御機器に関する使用要求に対して、優先順位の低い方の前記制御機器からの要求も満たすように調整する調整機構を有する伝送管理端末とを有する機器制御システムが提供される。
また、複数の制御機器と接続されるとともに、少なくとも1つの被制御機器とネットワークを介して接続可能な伝送管理端末であって、前記制御機器のうち2以上の制御機器からの前記被制御機器に関する使用要求を受けて、優先順位の低い方の前記制御機器からの要求も少なくとも一部は満たすように調整する調整機構と、該調整機構により調整された後の要求を前記被制御装置に送る送信手段とを有する伝送管理端末が提供される。
本発明の別の観点によれば、複数の制御機器とネットワークを介して接続されるとともに、少なくとも1つの被制御機器と接続される伝送管理装置による前記制御装置からの制御権獲得要求を行う方法であって、第1の制御機器から送られた前記制御権獲得要求の内容を解析して要求種別を抽出し、該要求種別において機器選択処理が抽出された場合に、
選択された前記被制御機器の現在の使用状況を確認するステップと、前記被制御機器を前記第1の制御機器とは異なる第2の制御機器が使用していると判断された場合に、前記第2の制御機器に対して制御権の譲渡を要求するステップであって、前記第2の制御機器が制御権を譲渡する場合には制御権獲得要求を、前記第2の制御機器が制御権を譲渡しない場合には機器選択要求に対して機器選択ができなかった旨の機器選択応答を行うステップとを有する方法が提供される。
本発明の機器制御システムでは、機器の使用権に関する種々の処理(要求、譲渡、放棄)を行うことができる。特に、既に機器を使用しているユーザがいた場合でも、使用中のユーザの設定によっては、ユーザ間の交渉により機器の制御権を譲り受けることができる。さらに、既に機器を使用しているユーザが機器の制御権を譲らない場合においても、使用中のユーザの設定によっては、ユーザ間の交渉により再生中のAVデータを別のユーザが視聴する視聴権を付与することもできる。これにより、多数のユーザにとって満足度が高いシステムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明を行う。図1は、本発明の第1の実施の形態による機器制御システムの基本的な構成例を示す図であり、機器としてはAV機器を例として示す図である。図1に示すように、本実施の形態による機器制御システム100は、被制御機器側のAV伝送管理端末(A)101と、このAV伝送管理端末(A)101に無線又は有線により接続される複数の被制御機器(a1)101a、(a2)101b、…、(an)101n(nは2以上の整数)とを有している。AV伝送管理端末(A)101と有線又は無線により接続される制御機器(ストリーム受信機器)側の第1のAV伝送管理端末(B)103及び第2のAV伝送管理端末(C)105と、制御機器側の第1のAV伝送管理端末(B)103に無線又は有線により接続される複数の制御機器(b1)103a、(b2)103b、…、(bk)103k(kは2以上の整数)と、制御機器側の第2のAV伝送管理端末(C)105と無線又は有線により接続される複数の制御機器(c1)105a、(c2)105b、…、(cm)105m(mは2以上の整数)とを有している。さらに、多くのAV伝送管理端末とそれに接続される被制御機器、制御機器を有していても良い。尚、本実施の形態による機器制御システム100では、1ユーザのみが被制御機器を制御することができることを前提としている。
また、上記各伝送管理端末は、自己が管理する機器に関するデータを記憶・格納するデータベース(DB)を有している。或いは、インターネットなどのネットワークを介して接続されるデータベースサーバから上記データを取得可能に構成されている。
図1に示す例では、制御権を有するストリーム受信機器b1が、AV伝送管理端末(B)103、AV伝送管理端末(A)101を介して、被制御機器(a1)101aに対して制御信号を送り、これに対して、制御権を有するストリーム受信機(b1)103aと視聴権を有するストリーム受信機(c1)105aとに対してストリーム信号を送る。
図2〜図5までは、本実施の形態による機器制御システムの動作シーケンスを示す図である。図2は、被制御機器側のAV伝送管理端末101への機器接続操作に関連するシーケンス図である。図3は、制御機器側の第1のAV伝送管理端末(B)103に接続されている制御機器(ストリーム受信機器)による被制御機器側のAV伝送管理端末101への被制御機器の接続機器情報取得のシーケンスを示す図である。図4は、制御機器側の第1のAV伝送管理端末(B)103に接続されている制御機器(ストリーム受信機器)による使用権要求シーケンスを示す図である。図5は、使用権放棄要求シーケンスを示す図である。図1も参照しつつ説明を行う。
図2に示すように、被制御機器側のAV伝送管理端末101に被制御機器(ビデオなど)が接続されると、AV伝送管理端末101により、被制御機器の接続が検知される。AV伝送管理端末101は、接続された被制御機器に関する機器情報を要求し、これに応じて被制御機器から機器情報がAV伝送管理端末101に伝達される。機器情報は、例えば、メーカ名、機器名などのコンフィグレーション(Config)ROMに記憶されている情報である。AV伝送管理端末101は、機器情報を受け取ると、これを送信機側機器データベース(DB)に登録する。これらの一連の処理により、新たに接続された被制御機器に関する情報が、被制御機器側のAV伝送管理端末101に記憶される。
図3に示すように、ユーザが視聴する制御機器(ストリーム受信機器)からの要求又は一定時間毎の要求により、制御機器側の第1のAV伝送管理端末(受信機:B)103は、AV伝送管理端末101(送信機:A)に対して送信機側機器情報(使用権を要求する機器を特定する情報)の要求を行う。これに対して、送信機側機器DBを照会(検索)し、該当する機器に関する送信機側接続機器情報を制御機器側の第1のAV伝送管理端末(受信機:B)103に返す。送信機側接続機器情報は、機器のメーカ名、機器名、待ち行列の内容(後述)を含む。これにより、使用権を要求する機器の状況を知ることができる。
第1のAV伝送管理端末(受信機:B)103は、得られた情報に基づいて自己の送信機側接続機器DBの内容を更新し、送信機側接続機器情報を提示する。これにより、ユーザは、視聴するコンテンツ等のデータを記憶するビデオなどに関する情報を知ることができる。
図4に示すように、1ユーザのみの制御が可能な場合にユーザが使用権を要求する場合には、ユーザからの機器使用要求を制御機器側の第1のAV伝送管理端末(受信機:B)103に対して送り、制御機器側の第1のAV伝送管理端末(受信機:B)103は、ユーザ情報と、使用を希望する機器のIDなどを含む情報を付した使用権要求を被制御機器側のAV伝送管理端末101に送る。AV伝送管理端末101は、送信機側機器DB(待ち行列)を照会(検索)するとともに、要求を行ったユーザに関するユーザ情報を登録する。次いで、使用権要求の結果を制御機器側の第1のAV伝送管理端末(受信機:B)103に送る。結果としては、制御権の獲得、視聴権の獲得、視聴権獲得待ち(現在は、制御も視聴も不可)が含まれる。そして、得られた結果を提示する。
図5に示すように、1ユーザのみの制御が可能な場合にユーザが使用権を放棄する要求を行う場合には、まず、ユーザからの使用権放棄要求を制御機器側の第1のAV伝送管理端末(受信機:B)103に対して送り、制御機器側の第1のAV伝送管理端末(受信機:B)103は、ユーザ情報と、放棄を希望する機器のIDなどを含む情報を付した使用権放棄要求を被制御機器側のAV伝送管理端末101に送る。AV伝送管理端末101は、送信機側機器DB(待ち行列)を照会(検索)するとともに、再生中又は録画中などの情報を含む被制御機器の動作状況を照会する。そして、制御方法を制御機器側の第1のAV伝送管理端末(受信機:B)103に問い合わせ、制御機器側の第1のAV伝送管理端末(受信機:B)103は、機器制御方法を選択し、選択した制御方法をAV伝送管理端末101に伝達する。AV伝送管理端末101は伝達された制御方法に基づいて、被制御機器に対して制御信号、この場合は機器停止情報などを送るとともに、送信機側機器DB(待ち行列)からユーザ情報を抹消する。AV伝送管理端末101は、これらの結果(使用権放棄要求結果通知)を制御機器側の第1のAV伝送管理端末(受信機:B)103に対して送り、制御機器側の第1のAV伝送管理端末(受信機:B)103は、結果を提示する。AV伝送管理端末101は、送信機側機器DBの照会を行い、結果(使用権変化通知)を例えば制御機器側の第2のAV伝送管理端末(受信機:C)105に対して送り、制御機器側の第2のAV伝送管理端末(受信機:C)105は、結果を提示する。
以上のシーケンスにより、1ユーザだけが制御権を獲得できる機器制御システムにおいて、機器の接続から使用権獲得及びその放棄まで一連の処理を行うことができる。尚、視聴権の放棄を行う場合も上記と同様の手順で行うこともできるが、より簡単に待ち行列からの削除要求を行うだけでも良い。
次に、より具体的な構成及び制御例について図面を参照しつつ説明を行う。図6(A)は、本実施例による被制御装置と制御装置(ストリーム受信機)との間の機器制御システムの構成例を示す図である。図6(B)は、機器a1の待ち行列の例を示す図である。
図7は、本実施例による機器制御システムの構成例を示す図である。本実施例による機器制御システムは、例えば、エリアの異なるroomAからroomDまでにより構成され、roomDに制御対象の被制御機器40が存在し、roomDとは例えば壁で隔てられたroomA,roomBおよびroomCが存在する。
roomA,roomBおよびroomCも例えば壁によって隔てられており、それぞれのroomには、roomDの被制御機器40を制御することができる受信機20a〜20cが設置されている。尚、被制御機器40は、例えば、衛星放送用チューナやビデオデッキなどのAVデータのソース機器である。roomA,roomBおよびroomCには、受信機20a〜20cをそれぞれ赤外線1により制御することができるリモートコントロール装置(以下、「リモコン」と称する。)2a〜2cが設置されており、リモコン2a〜2cは、受信機20a〜20cへ制御データを送る。受信機20a〜20cは、リモコン2a〜2cから送出される赤外線1を受信すると、ネットワーク3を介して、roomDに設置されている送信機30に対して制御データが伝送され、この制御データが制御線4を通じて被制御機器40に伝送される。一方、被制御機器40からのAVデータは、制御線4を通じて送信機30に伝送され、送信機30からネットワーク3を通じて、roomA,roomBおよびroomCのいずれかの受信機又は全ての受信機20a〜20cに送信される。
受信機20a〜20cにおいて受信されたAVデータは、それぞれ対応する表示装置10a〜10cにおいて表示される。ここで、ネットワーク3は無線、あるいはIEEE1394高速シリアルバスで構成される。ネットワーク3を無線LANなどにより構成すれば、各装置間をケーブルで繋ぐ必要がなく便利である。有線で繋ぐ場合でも、IEEE1394高速シリアルバスなどを用いると、大量のAVデータの伝送が可能となる。また制御線4をIEEE1394高速シリアルバスにすることで、制御線4は1本ですみ配線が簡素化される。
次に、各roomの表示装置10および受信機20の構成例について図8を参照しつつ説明する。図8は、各roomに設置された表示装置10および受信機20の構成例を示すブロック図である。まず、表示装置10について説明する。表示装置10は、AVデータ入力部11とAVデータ表示部12とを有している。受信機20から出力されたAVデータはAVデータ入力部11に入力され、AVデータ表示部12に表示される。
次に、受信機20について詳細に説明する。ユーザが操作するリモコン2から送信された赤外線1を受信したリモコン受光部21は、赤外線1を対応する制御コマンドに変換する。この制御コマンドは制御データ管理部22に送られる。制御データ管理部22は、受信機情報記録部23へ入力データの書き込みを行うとともに、受信機情報記録部23から必要なデータの読み出しを行い、データを制御コマンドに付加して制御データとして制御データ送受信部26に送る。制御データ送受信部26から制御データを受け取った場合に、受信機情報記録部23へ必要なデータの書き込みを行う。いずれの場合も、必要に応じてGUI画面合成部24へ情報を送る。
Figure 2005086689
受信機情報記録部23に記録されるデータ例を表1に示す。受信機情報記録部23には受信機20を操作しているユーザの情報、ネットワーク3、及び、制御線4で接続されている被制御機器40の情報などが記録されている。ユーザ情報は、受信機20を操作しているユーザによって入力されるユーザ名、自動的に割り振られるユーザID、ユーザによって設定される制御権譲渡フラグと、視聴権フラグを含んで構成される。制御権譲渡フラグと視聴権フラグは、それぞれ許可、交渉、拒絶の3つのレベルを持ちうる。制御権譲渡フラグと視聴権フラグとについては、後述する。ユーザ情報はリモコン2を操作して、変更することができる。
(被制御)機器情報は、ネットワーク3及び制御線4により接続されている被制御機器40の機器名情報と、被制御機器40がユニークに有する被制御機器IDと、制御権情報と、視聴権情報と、を含んで構成される。制御権情報と視聴権情報とは、それぞれ「有」、「無」の2つの状態を取りうるが、初期値は「無」である。制御権を有するユーザは、被制御機器40を制御することができる。視聴権を有するユーザは、他のユーザが被制御機器40の制御権を持っている場合であっても、再生中のAVデータを視聴することができる。
図8に示すGUI画面合成部24は、制御データ管理部22から得た情報に基づいて、ネットワーク3に接続されている被制御機器40の情報を表示したり、ユーザの情報を入力したりするために文字入力や項目選択ができるGUIを生成し、AVデータ受信部27から送られたAVデータに合成する。GUIと合成されたAVデータは、AVデータ出力部25へ送られる。AVデータ出力部25から、GUIと合成されたAVデータが表示装置10に出力される。ユーザは表示装置10に表示されたGUIを見ながらリモコン2を操作し、所望の入力を行うことができる。
制御データ送受信部26は、制御データ管理部22とネットワーク送受信部28との間で制御データのやり取りを行う。AVデータ受信部27は、ネットワーク送受信部28よりAVデータを受け取る。ネットワーク送受信部28は、ネットワーク3を介して送信機30や他の受信機20と制御データの送受信を行う。制御データの受け渡しは制御データ送受信部26が行う。また、ネットワーク送受信部28は、送信機30からAVデータを受信し、AVデータ受信部27に送る。
次に、roomDに配置されている送信機30および被制御機器40について図9を参照しつつ説明を行う。図9は、送信機30および被制御機器40の構成例を示すブロック図である。まず、送信機30について説明する。図9に示すように、ネットワーク3を介して受信機20(図8)に連絡するネットワーク送受信部31は、ネットワーク3を介して受信機20との間で制御データの送受信を行う。制御データの受け渡しを制御データ送受信部32との間で行い、AVデータ送信部36から受け取ったAVデータを、受信機20へ送信する。制御データ送受信部32は、制御データ管理部33とネットワーク送受信部31との間で制御データのやり取りを行う。
制御データ管理部33は、送信機情報記録部34へ入力データの書き込みを行い、被制御機器40への制御データを制御データ入出力部35に送り、送信機情報記録部34から必要なデータの読み出しを行い、制御データとして制御データ送受信部32に送る。
Figure 2005086689
送信機情報記録部34には、例えば、表2に示すように、制御線4で接続されている被制御機器40の情報や、現在、被制御機器40を制御(制御権を有している)しているユーザの情報、被制御機器40から伝送されるAVデータを視聴(視聴権を有している)しているユーザの情報などが記録されている。機器情報は、制御線4で接続されている被制御機器40の機器名、被制御機器40がユニークに持っている機器IDを含んで構成される。制御ユーザ情報は、機器情報に記録された被制御機器40を制御しているユーザのユーザ名、ユーザID、制御権譲渡フラグ、及び視聴権フラグで構成される。視聴ユーザ情報は、機器情報に記録された被制御機器40から伝送されるAVデータを視聴しているユーザのユーザ名、ユーザID、制御権譲渡フラグ、及び視聴権フラグを含んで構成される。機器情報は、被制御機器名・被制御機器IDなどを含み、制御ユーザの情報は、ユーザ名・ユーザID・制御権譲渡フラグ・視聴権フラグなどを含む。
制御データ入出力部35は、制御線4を介して被制御機器40と制御データの送受信を行う。制御データの受け渡しは制御データ管理部33との間で行う。AVデータ送信部36は、AVデータ入力部37から受け取ったAVデータを、ネットワーク送受信部31に送る。AVデータ入力部37は、被制御機器40よりAVデータを受信し、AVデータ送信部36に送る。
次に、被制御機器40について詳細に説明する。被制御機器40の制御データ入出力部41は、制御線4を介して送信機30との間で制御データの送受信を行う。制御データの受け渡しは制御データ管理部42との間で行う。制御データ管理部42は、機器情報記録部43から機器情報データを読み出し、制御データとして制御データ入出力部41に送る。また、制御データ入出力部41から受け取った制御データを、制御コマンドに変換してAVデータ再生部45に送る。機器情報記録部43には、機器情報が格納されている。格納されている機器情報の例として、被制御機器名、被制御機器IDなどが含まれる。AVデータ出力部44は、AVデータ再生部45からAVデータを受信し、送信機30に出力する。AVデータ記録部46には、AVデータが記録されている。AVデータ再生部45は、制御データ管理部42からの制御コマンドに従い、AVデータ記録部46に記録されているAVデータの再生を行う。
上記の構成を有する機器制御システムの操作について説明する。但し、第1の実施の形態において説明した処理については重複を避けるために簡単に説明し、詳細な説明は省略する。図18から図23までのフローチャート図を参照して処理の流れに関しても合わせて説明する。
1)被制御機器40の機器情報を送信機30に登録する際の手順(図2参照)
2)受信機20がネットワーク3および制御線4を介して接続されている被制御
機器40の情報を得る手順(図3参照)
3)被制御機器40の制御権を要求する際の手順(図4参照)。
3−1)被制御機器40を制御しているユーザがいない場合には、まず、ユーザAは受信機20aから操作可能な被操作装置40の情報を確認する。図18(A)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。ボタンには、ユーザの制御権、視聴権の有無によって選択できるボタンと、選択できないボタンとがある。受信機20aは制御権獲得通知を受け取ると、受信機情報記録部23に記録されている機器情報のうち制御権と視聴権を「有」に変更する。図18(B)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。
この場合の、被制御機器40の制御権を放棄する際の手順を説明する(図5参照)。
まず、ユーザAはリモコン2aを操作し、被制御機器40の制御権を放棄する。図18(C)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。受信機20aは、その要求に受信機情報記録部23に記録されているユーザ情報を加え、送信機30へ送信する。送信機30は、送信機情報記録部34に記録されている情報から機器の使用状態を判別する。被制御機器40を制御しているユーザがユーザAの場合、送信機情報記録部34の制御ユーザ情報が削除される。その後、制御権放棄通知が受信機20aへ送信される。受信機20aは制御権放棄通知を受け取ると、受信機情報記録部23に記録されている機器情報のうち制御権と視聴権とを「無」に変更する。図18(D)は、この際にユーザAに提示されるGUI画面の例である。以上のように、ユーザが積極的に機器の制御権の放棄を操作により実行する以外に、制御権の放棄は、ユーザが一定時間AVデータを再生していない状態が続いたときに、自動的に行われる設定としてもよい。
3−2)被制御機器40を制御しているユーザがいる場合
3−2−1)制御ユーザ情報の制御権譲渡フラグが「拒否」となっている場合(図10参照)。
ユーザAが被制御機器40の制御権を要求すると、送信機30は機器の使用状態を判別する。この例では、受信機20bを使って他のユーザB(じろう)が被制御機器40を制御している場合を示している。この際、送信機情報記録部34に記録されているユーザ情報の制御権譲渡フラグが「拒否」となっているので、制御拒否通知が受信機20aへ送信される。受信機20aは制御拒否通知を受け取ると、受信機情報記録部23に記録されている機器情報のうち制御権を「無」に変更する。図18(E)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。
3−2−2)制御ユーザ情報の制御権譲渡フラグが「交渉」となっている場合
・交渉により制御が拒否される場合(図11参照)。
ユーザAが被制御機器40の制御権を要求すると、送信機30は機器の使用状態を判別する。この例では、受信機20bを使って他のユーザB(じろう)が被制御機器40を制御している場合を示している。この際、送信機情報記録部34に記録されているユーザ情報の制御権譲渡フラグが「交渉」となっているので、制御中ユーザ情報が受信機20aへ送信される。図18(F)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。ユーザAがリモコン2aを操作し、被制御機器40の制御権を要求すると、受信機20aは、前記の制御中ユーザ情報に含まれるユーザIDを持つ受信機20bへ、ユーザAのユーザ情報を含む制御権譲渡要求を送る。図19(G)は、ユーザBに提示されるGUI画面の例である。
ユーザBがリモコン2bを操作し、制御権の譲渡を拒否すると、制御拒否通知が受信機20aへ送信される。受信機20aは制御拒否通知を受け取ると、受信機情報記録部23に記録されている機器情報のうち制御権を「無」に変更する。図18(E)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。
・交渉により制御が許可される場合(図12参照)。
ユーザAが制御権譲渡要求を、被制御機器40を制御中の受信機20bへ送る。受信機20bを制御中のユーザBがリモコン2bを操作し、制御権の譲渡を許可すると、ユーザAのユーザ情報を含む制御ユーザ情報更新要求が、送信機30へ送信される。送信機30は、送信機情報記録部34の制御ユーザ情報を確認して、被制御機器40を制御しているユーザがユーザBであると確認できた場合、ユーザAのユーザ情報を送信機情報記録部34の制御ユーザ情報に登録する。その後、制御権獲得通知が受信機20aへ送信される。受信機20aは制御権獲得通知を受け取ると、受信機情報記録部23に記録されている機器情報のうち制御権と視聴権を「有」に変更する。図18(B)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。
3−2−3)制御ユーザ情報の制御権譲渡フラグが「許可」となっている場合(図13参照)。
ユーザAが被制御機器40の制御権を要求すると、送信機30は機器の使用状態を判別する。この例では、ユーザBが受信機20bを用いて被制御機器40を制御している場合を示している。この際、送信機情報記録部34に記録されているユーザ情報の制御権譲渡フラグが「許可」なので、ユーザAのユーザ情報を含む制御権放棄通知が受信機20bへ送信される。受信機20bは制御権放棄通知を受け取ると、受信機情報記録部23に記録されている機器情報のうち制御権と視聴権を「無」に変更する。図19(H)は、ユーザBに提示されるGUI画面の例である。
その後、受信機20bは確認通知を送信機30に送る。送信機30は、ユーザAのユーザ情報を送信機情報記録部34の制御ユーザ情報に登録する。その後、制御権獲得通知が受信機20aへ送信される。受信機20aは制御権獲得通知を受け取ると、受信機情報記録部23に記録されている機器情報のうち制御権と視聴権を「有」に変更する。図19(B)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。
次に、AVデータ視聴に関する手順について説明する。ユーザは被制御機器40の制御権がない場合でも、被制御機器40を制御しているユーザに対して、再生しているAVデータの視聴の許可を要求することができる。
4)被制御機器40を制御しているユーザがいるときに、視聴権を要求する際の手順(図4参照)。
4−1)制御ユーザ情報の視聴権フラグが「拒否」となっている場合(図14参照)。
ユーザAはリモコン2aを操作し、被制御機器40で再生中のAVデータの視聴権を要求する。受信機20aは、その要求に受信機情報記録部23に記録されているユーザ情報を加え、送信機30へ送信する。送信機30は、送信機情報記録部34に記録されている情報から機器の使用状態を判別する。この例では、ユーザBが受信機20bを用いて被制御機器40を制御している場合を示している。この際、送信機情報記録部34に記録されているユーザ情報の視聴権フラグが「拒否」であるため、視聴拒否通知が受信機20aへ送信される。受信機20aは視聴拒否通知を受け取ると、受信機情報記録部23に記録されている機器情報のうち機器視聴権を「無」に変更する。図19(I)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。このように、ユーザが「拒否」を設定することにより、他のユーザによるAVデータの視聴要求が拒否される。
4−2)制御ユーザ情報の視聴権フラグが「交渉」となっている場合
・交渉により視聴が拒否される場合(図15参照)。
ユーザAが被制御機器40において再生中のAVデータの視聴権を要求すると、送信機30は機器の使用状態を判別する。この例では、ユーザBが受信機20bを用いて被制御機器40を制御している場合を示している。この際、送信機情報記録部34に記録されているユーザ情報の視聴権フラグが「交渉」となっているので、制御ユーザ情報が受信機20aへ送信される。図19(J)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。
ユーザAがリモコン2aを操作し、被制御機器40で再生中のAVデータの視聴権を要求すると、受信機20aは、前記の制御中ユーザ情報に含まれるユーザIDを持つ受信機20bへ、ユーザAのユーザ情報を含む視聴許可要求を送る。図19(K)は、ユーザBに提示されるGUI画面の例である。
ユーザBがリモコン2bを操作し、視聴を拒否すると、視聴拒否通知が受信機20aへ送信される。受信機20aは視聴拒否通知を受け取ると、受信機情報記録部23に記録されている機器情報のうち機器視聴権を「無」に変更する。図19(I)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。このように、再生しているデータの視聴はユーザが希望しても他のユーザとの交渉で拒否される。
・交渉により視聴が許可される場合(図16参照)。
ユーザAが視聴権譲渡要求を、被制御機器40を制御中の受信機20bへ送る。ユーザBがリモコン2bを操作し、視聴を許可すると、ユーザAのユーザ情報を含む視聴ユーザ情報更新要求が、送信機30へ送信される。送信機30は、送信機情報記録部34の制御ユーザ情報を確認し、被制御機器40を制御しているユーザがユーザBであると確認できた場合、ユーザAのユーザ情報を送信機情報記録部34の視聴ユーザ情報に登録する。
その後、視聴権獲得通知が受信機20aへ送信される。受信機20aは視聴権獲得通知を受け取ると、受信機情報記録部23に記録されている機器情報のうち機器視聴権を「有」に変更する。図19(L)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。このように、ユーザ情報の視聴権フラグを「交渉」とすることにより、他のユーザの視聴を選択できる。
4−3)制御ユーザ情報の視聴権フラグが「許可」となっている場合(図17参照)。
ユーザAが被制御機器40で再生中のAVデータの視聴権を要求すると、送信機30は機器の使用状態を判別する。この例では、ユーザBが受信機20bにより被制御機器40を制御している場合を示している。このとき、送信機情報記録部34に記録されているユーザ情報の視聴権フラグが「許可」なので、ユーザAのユーザ情報を送信機情報記録部34の視聴ユーザ情報に登録する。その後、視聴権獲得通知が受信機20aへ送信される。受信機20aは視聴権獲得通知を受け取ると、受信機情報記録部23に記録されている機器情報のうち機器視聴権を「有」に変更する。図19(L)は、ユーザAに提示されるGUI画面の例である。このように、被制御機器の制御権がない場合であっても、他のユーザが再生しているAVデータの視聴ができる。
以上のような処理を行うことにより、ネゴシエーションにより制御権又は視聴権を獲得することができる。
次に、本発明の第2実施例による機器制御システムについて、説明する。本実施例による機器制御システムでは、1ユーザだけが制御することができる場合において、制御権の譲渡処理ができないように構成されている。この場合には、例えば機器の持ち行列の一番上のユーザにのみ(図6(B))制御権を与え、一旦制御権を得た場合には、その他のユーザには制御権を与えない構成を有している。すなわち、このような構成を有していれば、表1に示す制御権譲渡フラグを拒絶に設定すれば良い。
対象はビデオ及びテレビの他に、種々の電子機器、例えば、PCとディスプレイ装置、携帯端末とディスプレイ装置、PC又は携帯端末と種々の家電機器などが対象となる。尚、受信機と送信機とが共用の場合も本発明の範疇に入るものとする。
本発明の第1の実施の形態による機器制御システムの基本構成例を示すブロック図である。 図1に示す機器制御システムの動作シーケンスを示す図である。 図1に示す機器制御システムの動作シーケンスを示す図である。 図1に示す機器制御システムの動作シーケンスを示す図である。 図1に示す機器制御システムの動作シーケンスを示す図である。 図6(A)は、本実施例による被制御装置と制御装置(ストリーム受信機)との間の機器制御システムの構成例を示す図である。図6(B)は、機器a1の待ち行列を示す図である。 本実施例による機器制御システムの構成例を示す図である。 各roomに設置された表示装置および受信機の構成例を示すブロック図である。 送信機および被制御機器の構成例を示すブロック図である。 制御権要求の手順を示すシーケンス図(他のユーザが制御拒絶の場合)である。 制御権要求の手順を示すシーケンス図(他のユーザとの交渉の結果、制御拒絶の場合)である。 制御権要求の手順を示すシーケンス図(他のユーザとの交渉の結果、制御許可の場合)である。 制御権要求の手順を示すシーケンス図(他のユーザが制御許可の場合)である。 視聴権要求の手順を示すシーケンス図(他のユーザが視聴拒絶の場合)である。 視聴権要求の手順を示すシーケンス図(他のユーザとの交渉の結果、視聴拒絶の場合)である。 視聴権要求の手順を示すシーケンス図(他のユーザとの交渉の結果、視聴許可の場合)である。 視聴権要求の手順を示すシーケンス図(他のユーザが視聴許可の場合)である。 ユーザに提示されるGUI画面の例を示す図である。 ユーザに提示されるGUI画面の例を示す図である。
符号の説明
1…赤外線、2…リモコン、3…ネットワーク、4…制御線、10…表示装置、20…受信機、30…送信機、40…被制御機器、100…機器制御システム、101、103、105…AV電送管理端末、101a〜101n…被制御装置、103a〜103k、105a〜105m…制御装置(ストリーム受信機器)。

Claims (16)

  1. 複数の制御機器と、
    該複数の制御機器と接続される1又は2以上の制御機器側の第1の伝送管理端末と、
    該第1の伝送管理端末と接続され、前記制御装置により制御される少なくとも1つの被制御機器と接続される第2の伝送管理端末であって、前記制御機器のうち2以上の制御機器からの前記被制御機器に関する使用要求に対して、優先順位の低い方の前記制御機器からの要求も少なくとも一部は満たすように調整する調整機構を有する被制御機器側の第2の伝送管理端末と
    を有する機器制御システム。
  2. 前記調整機構は、前記被制御機器に対する複数の制御要求に対して優先順位を付与し、該優先順位の高い順に、第1に前記被制御機器に関する制御を行うことができる制御権を、第2に前記被制御機器を制御することはできないが視聴することができる視聴権を前記制御装置に付与するように調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の機器制御システム。
  3. 前記調整機構は、随時更新される前記制御装置と前記優先順位との関係を参照しつつ調整可能であることを特徴とする請求項2に記載の機器制御システム。
  4. 前記調整機構は、前記被制御機器に関して、制御権譲渡無し又は制御権譲渡有りのいずれかを設定できるとともに、前記制御権譲渡有りの場合に、さらに、事前に設定する第1のケースと、後にネゴシエーションする第2のケースと、を選択して設定可能であることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の機器制御システム。
  5. 複数の制御機器と、
    少なくとも1つの被制御機器と、
    前記制御機器と前記被制御機器とに接続可能な伝送管理端末であって、前記制御機器のうち2以上の制御機器からの前記被制御機器に関する使用要求に対して、優先順位の低い方の前記制御機器からの要求も少なくとも一部は満たすように調整する調整機構を有する伝送管理端末と
    を有する機器制御システム。
  6. 複数の制御機器とネットワークを介して接続されるとともに、少なくとも1つの被制御機器と接続可能な伝送管理端末であって、
    前記制御機器のうち2以上の制御機器からの前記被制御機器に関する使用要求に対して、優先順位の低い方の前記制御機器からの要求も少なくとも一部は満たすように調整する調整機構を有する伝送管理端末。
  7. 前記調整機構は、前記被制御機器に対する複数の制御要求に対して優先順位を付与し、優先順位の高い順に、第1に前記被制御機器に関する制御を行うことができる制御権を、第2に前記被制御機器に制御することはできないが視聴することはできる視聴権を前記制御装置に付与する調整を行うことを特徴とする請求項6に記載の伝送管理端末。
  8. 前記調整機構は、随時更新される前記優先順位と前記制御装置との関係を参照しつつ調整可能であることを特徴とする請求項7に記載の伝送管理端末。
  9. 複数の制御機器と接続されるとともに、少なくとも1つの被制御機器とネットワークを介して接続可能な伝送管理端末であって、
    前記制御機器のうち2以上の制御機器からの前記被制御機器に関する使用要求を受けて、優先順位の低い方の前記制御機器からの要求も少なくとも一部は満たすように調整する調整機構と、該調整機構により調整された後の要求を前記被制御装置に送る送信手段とを有する伝送管理端末。
  10. 複数の制御機器とネットワークを介して接続されるとともに、少なくとも1つの被制御機器と接続される伝送管理装置による前記制御装置からの制御権獲得要求を行う方法であって、
    第1の制御機器から送られた前記制御権獲得要求の内容を解析して要求種別を抽出し、該要求種別において機器選択処理が抽出された場合に、
    選択された前記被制御機器の現在の使用状況を確認するステップと、
    前記被制御機器を前記第1の制御機器とは異なる第2の制御機器が使用していると判断された場合に、前記第2の制御機器に対して制御権の譲渡を要求するステップであって、前記第2の制御機器が制御権を譲渡する場合には制御権獲得要求を、前記第2の制御機器が制御権を譲渡しない場合には機器選択要求に対して機器選択ができなかった旨の機器選択応答を行うステップと
    を有する方法。
  11. 機器選択応答ステップを行う場合に、前記被制御機器に関する使用要求順番待ちに前記制御機器を加えるステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  12. 前記第2の制御機器が制御権を譲渡しない場合に前記被制御機器の視聴権を要求するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の管理方法。
  13. 複数の制御機器とネットワークを介して接続されるとともに、少なくとも1つの被制御機器と接続される伝送管理装置による前記制御装置からの制御権放棄要求を行う方法であって、
    第1の制御機器から送られた前記制御権放棄要求の内容を解析して要求種別を抽出し、該要求種別において機器選択処理が抽出された場合に、
    選択された前記被制御機器の現在の使用状況を確認するステップと、
    制御権の所持を条件に許容される制御権放棄要求を行うステップと
    を有することを特徴とする方法。
  14. 前記被制御機器を前記第1の制御機器とは異なる第2の制御機器が使用していると判断された場合に、前記第2の制御機器に対して制御権の譲渡を行うステップと
    を有する請求項13に記載の方法。
  15. 制御権放棄要求を行うステップは、現在の使用状況に応じて実際に制御権の放棄を行うための条件を付して制御権放棄要求を行うことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 複数の制御機器からの被制御機器に関する使用要求に対して、優先順位の低い方の前記制御機器からの要求も少なくとも一部は満たすように調整する調整機構を有する機器制御装置。
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