JP2005086507A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】建物毎の無線アクセスポイント、端末間の距離調整を不要とすることができ、また無線アクセスポイントの無線アンテナそれぞれと、これらの無線アンテナに対向して配置される端末のそれぞれとの位置ずれを確実に防止できる。
【解決手段】複数の無線アクセスポイントAP1,AP2,AP3を有する無線通信システムであって、無線アクセスポイントAP1,AP2,AP3を、無線通信を行う端末6A,6B,6Cのそれぞれの位置を固定する端末位置固定部、例えば机3,4,5に設定すると共に、無線アクセスポイントAP1,AP2,AP3のそれぞれは、該当する端末6A,6B,6Cが固定される位置に向いた指向性のある指向性アンテナ8A,8B,8Cを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の無線アクセスポイントを有し、無線LAN、特に無線でのインターネット接続サービスを不特定多数の利用者に提供する「ホットスポット」に適用するのに好適な無線通信システムに関する。
この種の従来技術として、展示会場、講演会場などの人の集まる場所を考慮して、例えば複数の無線アクセスポイントを建物の天井付近に設定し、それぞれの無線アクセスポイントに備えられる無線アンテナを囲むように電波吸収体を設けると共に、無線アンテナの下部から放射され床に到達する電波を吸収する電波吸収体を床に設けた技術が、特許文献1に開示されている。
また、教室や講堂などにおける教師と生徒との間の通信を考慮して、分布アンテナシステムを天井付近に設け、無線通信を行う端末を、床上に配置したモジュラー・オフィス・コンポーネントに載置させるようにした技術が、特許文献2に開示されている。
図3は、上述した特許文献1,2に開示される技術を考慮して本発明者が作成したもので、インターネット接続サービス等に好適と考えられる無線通信システムの一例を示す図、図4は別の例を示す図である。
以下、これらの図3,4によって、従来技術を考慮したインターネット接続サービス等に好適と考えられる無線通信システムの基本構成、及びその問題点について説明する。
図3に示す例は、建物の床20と天井21との間に無線通信システムの基本構成が配置され、天井21付近に複数の無線アクセスポイントap1,ap2,ap3が設定される。これらの無線アクセスポイントap1,ap2,ap3のそれぞれは、無線アンテナ27A,27B,27Cを有すると共に、これらの無線アンテナ27A,27B,27Cを囲むように、電波吸収体28A,28B,28Cが設けられる。
床20上に机22,23,24が固定され、これらの机22,23,24の上に、無線アンテナ26A,26B,26Cをそれぞれ備えた無線通信用の端末25A,25B,25Cが配置される。さらに、無線アクセスポイントap1,ap2,ap3の無線アンテナ27A,27B,27Cのそれぞれから放射され、床20に到達する電波30A,30B,30Cをそれぞれ吸収する電波吸収体29が、床20上に設けられる。
図4に示す別の例も図3に示す例とほぼ同等の基本構成である。図3に示す例では無線アクセスポイントap1,ap2,ap3のそれぞれの直下に位置ずれを生じることなく、端末25A,25B,25Cの無線アンテナ26A,26B,26Cが配置される。これに対し、図4に示す例では、床20と天井21との距離が大きいこともあって、無線アクセスポイントap1,ap2,ap3と、端末25A,25B,25Cの無線アンテナ26A,26B,26Cとの間に位置ずれを生じているものである。
特開2003−179532公報 特開平10−323237号公報
従来技術から考えられる上述した図3に示す例では、無線アクセスポイントap1,ap2,ap3と端末25A,25B,25Cとの距離を所定値Lに設定しなければならないが、所定値Lは建物の大きさ、すなわち天井21の高さに関係する。したがって、建物毎に、これらの無線アクセスポイントap1,ap2,ap3と端末25A,25B,25Cとの距離を調整する煩雑な作業が必要になり、無線通信システムの設置費用が高くなる問題がある。
また、図4に示す例のように、無線アクセスポイントap1,ap2,ap3と、端末25A,25B,25Cとの間に位置ずれを生じているときには、無線アクセスポイントap1,ap2,ap3の無線アンテナ27A,27B,27Cから放射される電波によって混信が生じ、無線通信システムの性能が劣化する。例えば、図4に示す状態においては、無線アンテナ27A,27Bから放射された電波30A,30Bは、端末25Bの無線アンテナ26Bによって受信されてしまい、混信を生じる。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、建物毎の無線アクセスポイント、端末間の距離の調整を不要とすることができ、また無線アクセスポイントの無線アンテナそれぞれと、これらの無線アンテナに対応して配置される端末のそれぞれとの位置ずれを確実に防止できる無線通信システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の無線アクセスポイントを有する無線通信システムであって、上記無線アクセスポイントを、無線通信を行う端末の位置を固定する端末位置固定部に設定すると共に、上記無線アクセスポイントは、上記端末が固定される位置に向いた指向性のある指向性アンテナを有することを特徴としている。
このように構成した本発明は、端末の位置が固定される端末位置固定部に無線アクセスポイントを設定したことから、建物の大きさの如何に拘わらず端末と無線アクセスポイントの距離を所定距離とすることができる。したがって、建物毎に無線アクセスポイントと端末との距離を調整する作業が不要であり、この無線通信システムの設置作業が簡単になる。
また、無線アクセスポイントの指向性アンテナを端末に向けるようにしてあるので、この指向性アンテナと端末との位置ずれを確実に防止でき、混信を生じる虞が無くなる。
また、指向性アンテナが端末に向いているので、指向性アンテナから放射される電波の出力が小さくとも通信が可能となる。また、指向性アンテナは該当する端末から出力される信号のみを受信するので、この指向性アンテナが受信する信号のSN比が良くなる。
また上記発明において本発明は、上記端末位置固定部は、上記端末が載置される載置部を有する机であって、上記指向性アンテナを、上記机内に設け、しかも上記机の上記載置部に向けて配置したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、端末が机の載置部に設置されるので、この端末の位置を正確に特定でき、したがって指向性アンテナの向きを端末に正確に向けることができる。
また上記発明において本発明は、上記指向性アンテナを上記机の脚部に設けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、指向性アンテナが脚部から載置部方向に、すなわち天井方向に向くので、この指向性アンテナから放射された電波は、対応する端末以外には届かず、したがって混信の防止に貢献する。
また上記発明において本発明は、上記机の周囲に電波吸収体を設け、上記指向性アンテナは、上記電波吸収体よりも内側の領域に電波を送受信できる指向性を有することを特徴としている。
このように構成した本発明は、例えば電波吸収体を机と一体に設けるなどのように、机と電波吸収体との位置関係を固定することができる。これに伴って、机に設けられる指向性アンテナ、電波吸収体相互間の位置決めを正確に行うことができる。
また上記発明において本発明は、上記机の上方の所定位置に電波吸収体を設けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、指向性アンテナから放射させた電波を机の上方の電波吸収体によっても吸収させることができ、混信の防止に貢献する。
また上記発明において本発明は、上記端末位置固定部は、上記端末の操作者が座る椅子であって、上記指向性アンテナを、上記椅子内に設け、しかも上記椅子の座面の上方の所定空間に向けて配置したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、端末がこの端末の操作者を介して椅子上に設置されるので、この端末の位置をほぼ正確に特定できる。したがって、指向性アンテナの向きを端末に正確に向けることができる。
また上記発明において本発明は、上記指向性アンテナを上記椅子の脚部に設けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、指向性アンテナが脚部から椅子の座面方向に、すなわち天井方向に向くので、この指向性アンテナから放射された電波は、対応する端末以外には届かず、したがって混信の防止に貢献する。
また上記発明において本発明は、上記椅子の周囲に電波吸収体を設け、上記指向性アンテナは、上記電波吸収体よりも内側の領域に電波を送受信できる指向性を有することを特徴としている。
このように構成した本発明は、椅子と電波吸収体との位置関係を固定することができる。これに伴って、椅子に設けられる指向性アンテナと電波吸収体との位置決めを正確に行うことができる。
また上記発明において本発明は、上記椅子の上方の所定位置に電波吸収体を設けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、指向性アンテナから放射させた電波を椅子の上方の電波吸収体によっても吸収させることができ、混信の防止に貢献する。
本発明は、建物毎の無線アクセスポイント、端末間の距離調整が不要となり、この無線通信システムの設置作業が容易となり、これに伴って従来技術から考えられるものに比べて設置費用を安くすることができる。また、無線アクセスポイントの無線アンテナすなわち指向性アンテナと、この指向性アンテナに対応して配置される端末との位置ずれを確実に防止できる。これにより混信を防止でき、精度の高い無線通信を実現できる。
以下,本発明に係る無線通信システムを実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す図である。本実施形態も、例えば公共の建物の床1と天井2との間に基本構成が配置されており、無線アクセスポイントAP1,AP2,AP3を、無線通信を行う端末6A,6B,6Cの位置を固定する端末位置固定部、例えば床1上に立設させた机3,4,5に設定してある。
机3,4,5のそれぞれは、脚部3a,4a,5aと、これらの脚部3a,4a,5a上に位置し、端末6A,6B,6Cがそれぞれ載置される載置部3b,4b,5bと、例えば載置部3b,4b,5bの周囲三方を囲むように配置される囲い板部3c,4c,5cとを備えている。
机3,4,5内には、例えば机3,4,5の脚部3a,4a,5aのそれぞれの内部には、無線アクセスポイントAP1,AP2,AP3の無線アンテナ、すなわち端末6A,6B,6Cが配置される載置部3b,4b,5b位置に向いた指向性のある指向性アンテナ8A,8B,8Cを設けてある。
机3,4,5の周囲に、例えば机3,4,5の囲い板部3c,4c,5cの三方の内面のそれぞれに、電波吸収体3d,4d,5dを設けてあると共に、上述の指向性アンテナ8A,8B,8Cは、電波吸収体3d,4d,5dよりも内側の領域に電波10A,10B,10Cのそれぞれを送受信できる指向性を有している。
さらに、机3,4,5の上方の所定位置、例えば天井2に、指向性アンテナ8A,8B,8Cのそれぞれから放射された電波10A,10B,10Cを吸収する電波吸収体9A,9B,9Cを設けてある。
このように構成した本実施形態は、無線アクセスポイントAP1,AP2,AP3の指向性アンテナ8A,8B,8Cのそれぞれから放射される電波10A,10B,10Cが、机3,4,5の載置部3b,4b.5bに載置された端末6A,6B,6Cの無線アンテナ7A,7B,7Cで受信され、例えばインターネットに接続され、端末6A,6B,6Cによって所望の通信を行うことができる。この通信の間、指向性アンテナ8A,8B,8Cから放射された電波10A,10B,10Cは、机3,4,5の囲い板部3c,4c,5cの内面に設けた電波吸収体3d,4d,5d、及び天井2に設けた電波吸収体9A,9B,9Cのそれぞれに吸収される。
本実施形態によれば、端末6A,6B,6Cのそれぞれの位置が固定される机3,4,5に無線アクセスポイントAP1,AP2,AP3を設定したことから、本実施形態が配備される建物の大きさの如何に拘わらず、端末6A,6B,6Cと無線アクセスポイントAP1,AP2,Ap3との距離を所定距離とすることができる。したがって、建物毎に無線アクセスポイントAP1,AP2,AP3と端末6A,6B,6Cとの距離を調整する作業が不要となる。これにより本実施形態を建物に設置する作業が簡単になり、設置費用を安く抑えることができる。
また、端末6A,6B,6Cを机3,4,5の載置部3b,4b,5bに配置したことにより、端末6A,6B,6Cと無線アクセスポイントAP1,AP2,AP3との位置関係が正しく固定されるので、無線アクセスポイントAP1,AP2,AP3の指向性アンテナ8A,8B,8Cと端末6A,6B,6Cとの位置ずれを確実に防止できる。したがって、指向性アンテナ8A,8B,8Cのそれぞれの向きを端末6A,6B,6Cのそれぞれに正確に向けることができる。これにより混信を生じさせる虞が無く、精度の高い通信を実現させることができる。
また、指向性アンテナ8A,8B,8Cが端末6A,6B,6Cに向いているので、これらの指向性アンテナ8A,8B,8Cから放射される電波10A,10B,10Cの出力が小さくとも通信が可能となる。このことは精度の高い通信の実現に貢献する。また、指向性アンテナ8A,8B,8Cは該当する端末6A,6B,6Cから出力される信号のみを受信するので、これらの指向性アンテナ8A,8B,8Cが受信する信号のSN比が良くなる。このことも精度の高い通信の実現に貢献する。
また本実施形態は、指向性アンテナ8A,8B,8Cのそれぞれが、机3,4,5の脚部3a,4a,5aから載置部3b,4b,5b方向に、すなわち天井2方向に向くので、これらの指向性アンテナ8A,8B,8Cから放射された電波10A,10B,10Cのそれぞれは、対応する端末以外には届かず、したがって混信を防止できる。このことも精度の高い通信の実現に貢献する。
また本実施形態は、机3,4,5の三方を囲む囲い板部3c,4c,5cのそれぞれの内面に電波吸収体3d,4d,5dを設けたことから、机3,4,5のそれぞれと、電波吸収体3d,4d,5dのそれぞれとの位置関係を固定することができる。これに伴って、机3,4,5に設けられる指向性アンテナ8A,8B,8Cと電波吸収体3d,4d,5dとの位置決めを正確に行うことができる。これにより混信を防止できる。
また本実施形態は、指向性アンテナ8A,8B,8Cのそれぞれから放射された電波10A,10B,10Cを、机3,4,5の上方に位置する天井2部分に設けた電波吸収体9A、9B,9Cによっても吸収させることができる。このことも混信の防止に貢献する。
図2は本発明の別の実施形態を示す図である。この別の実施形態も、建物の床1と、ここでは図示省略した天井との間に基本構成が配置されており、無線アクセスポイントAPXを、端末13の操作者が座る椅子11に設定してある。この無線アクセスポイントAPXの無線アンテナである指向性アンテナ12は、椅子11内に、例えば椅子11の脚部11a内に設けてあり、この指向性アンテナ12を椅子11の座面11bの上方の所定空間に向けて配置してある。
また、椅子11の周囲三方に、囲い板部16を配置してあり、この囲い板部16の内面に電波吸収体17を設けてある。上述の指向性アンテナ12は、電波吸収体17よりも内側の領域に電波を送受信できる指向性を有する。図示しないが、椅子11の上方の所定位置、例えば天井部分にも電波吸収体を設けてある。
この別の実施形態では、椅子11に座った操作者が例えば自分の膝上に無線アンテナ14を有する端末13を置いた状態で、その端末13を操作すると、無線アクセスポイントAPXの指向性アンテナ12から放射される電波15が、端末13の無線アンテナ14で受信され、例えばインターネットに接続される。これにより端末13を介して所定の通信を行うことができる。この通信の間、指向性アンテナ12から放射された電波15は、囲い板部16の内面に設けた電波吸収体17、及び天井に設けた図示しない電波吸収体のそれぞれに吸収される。
このように構成した別の実施形態も、端末13の位置を固定する操作者が座る椅子11に無線アクセスポイントAPXを設定したことから、この別の実施形態が配備される建物の大きさの如何にかかわらず、端末13と無線アクセスポイントAPXとの距離を所定距離とすることができ、建物毎に無線アクセスポイントAPXと端末13との距離を調整する作業が不要となる。したがって、前述した実施形態と同様に、この別の実施形態を建物に配置する作業が簡単になり、この設備費用を安く抑えることができる。
また、椅子11に座った操作者の膝に端末13を置くことにより、端末13と無線アクセスポイントAPXとの位置関係がほぼ正しく設定される。したがって、無線アクセスポイントAPXの指向性アンテナ12と端末13との位置ずれを確実に防止でき、図示しない隣接される無線アクセスポイントの指向性アンテナから放射される電波などによる混信を生じる虞が無く、精度の高い通信を実現できる。
また、前述した実施形態におけるのと同様に、指向性アンテナ12から放射される電波15の出力が小さくとも通信が可能となる。また、指向性アンテナ12は端末13から出力される信号のみを受信するので、SN比が良くなる。
また、この別の実施形態でも、端末13が椅子11に座った操作者の膝上に置かれるので、この端末13の位置をほぼ正確に特定できる。したがって指向性アンテナ12の向きを端末13に正確に向けることができ、精度の高い通信の実現に貢献する。
また、この別の実施形態でも、指向性アンテナ12が椅子11の脚部11aから座面11bの方向に、すなわち図示しない天井方向に向くので、指向性アンテナ12から放射された電波15は、対応する端末13以外には届かず、すなわち隣接される図示しない端末に届くことが無い。したがって混信が防止される。このことも精度の高い通信の実現に貢献する。
また、この別の実施形態でも、椅子11の三方を囲むように配置される囲い板部16の内面に電波吸収体17を設けたことから、椅子11と電波吸収体17との位置関係を固定することができる。これに伴って、椅子11に設けられる指向性アンテナ12と電波吸収体17との位置決めを正確に行うことができ、混信を防止できる。
また、この別の実施形態でも、指向性アンテナ12から放射させた電波15を椅子11の上方に位置する図示しない天井部分に設けた電波吸収体によって吸収させることができる。このことも混信の防止に貢献する。
本発明の無線通信システムの一実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 従来技術において考えられる無線通信システムの一例を示す図である。 従来技術において考えられる無線通信システムの別の例を示す図である。
符号の説明
1 床
2 天井
3 机
3a 脚部
3b 載置部
3c 囲い板部
3d 電波吸収体
4 机
4a 脚部
4b 載置部
4c 囲い板部
4d 電波吸収体
5 机
5a 脚部
5b 載置部
5c 囲い板部
5d 電波吸収体
6A 端末
6B 端末
6C 端末
7A 無線アンテナ
7B 無線アンテナ
7C 無線アンテナ
8A 指向性アンテナ(無線アンテナ)
8B 指向性アンテナ(無線アンテナ)
8C 指向性アンテナ(無線アンテナ)
9A 電波吸収体
9B 電波吸収体
9C 電波吸収体
10A 電波
10B 電波
10C 電波
11 椅子
11a 脚部
12 指向性アンテナ
13 端末
14 無線アンテナ
15 電波
16 囲い板部
17 電波吸収体
AP1 無線アクセスポイント
AP2 無線アクセスポイント
AP3 無線アクセスポイント
APX 無線アクセスポイント

Claims (9)

  1. 複数の無線アクセスポイントを有する無線通信システムであって、
    上記無線アクセスポイントを、無線通信を行う端末の位置を固定する端末位置固定部に設定すると共に、
    上記無線アクセスポイントは、上記端末が固定される位置に向いた指向性のある指向性アンテナを有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 上記請求項1記載の発明において、
    上記端末位置固定部は、上記端末が載置される載置部を有する机であって、
    上記指向性アンテナを、上記机内に設け、しかも上記机の上記載置部に向けて配置したことを特徴とする無線通信システム。
  3. 上記請求項2記載の発明において、
    上記指向性アンテナを上記机の脚部に設けたことを特徴とする無線通信システム。
  4. 上記請求項3記載の発明において、
    上記机の周囲に電波吸収体を設け、
    上記指向性アンテナは、上記電波吸収体よりも内側の領域に電波を送受信できる指向性を有することを特徴とする無線通信システム。
  5. 上記請求項3または4記載の発明において、
    上記机の上方の所定位置に電波吸収体を設けたことを特徴とする無線通信システム。
  6. 上記請求項1記載の発明において、
    上記端末位置固定部は、上記端末の操作者が座る椅子であって、
    上記指向性アンテナを、上記椅子内に設け、しかも上記椅子の座面の上方の所定空間に向けて配置したことを特徴とする無線通信システム。
  7. 上記請求項6記載の発明において、
    上記指向性アンテナを上記椅子の脚部に設けたことを特徴とする無線通信システム。
  8. 上記請求項7記載の発明において、
    上記椅子の周囲に電波吸収体を設け、
    上記指向性アンテナは、上記電波吸収体よりも内側の領域に電波を送受信できる指向性を有することを特徴とする無線通信システム。
  9. 上記請求項7または8記載の発明において、
    上記椅子の上方の所定位置に電波吸収体を設けたことを特徴とする無線通信システム。
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