JP2005086443A - 画像入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブックタイプの原稿の読み込みが容易に行えて作業効率を大幅に高め得ると共に、大幅な小型化が図れる画像入力装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の課題は、水平方向に回転軸を持ち、斜め下方に配置される原稿を臨む所定の角度範囲にわたって揺動可能なミラーと、上記ミラーの鉛直方向下部に配置され上記ミラーの反射光を収束させる光学系と、上記光学系の鉛直方向下部に配置され上記光学系の結像を電気信号に変換するイメージセンサとを備える画像入力装置によって達成される。
【選択図】 図2

Description

本発明はコピー、スキャナ等に適用可能な画像入力装置に関するものである。
従来の一般的なコピーやスキャナにおける画像入力装置は、箱型の筐体の上面に設けられたガラス面に原稿を押し当てて画像を読み込むタイプのものが多い。この場合、筐体の内部には照明、ミラー、光学系およびイメージセンサが設けられており、ガラス面を挟んで原稿の表面を光学的に走査(スキャン)し、原稿の画像内容を電気信号に変換する。
一方、他の方式の画像入力装置として、ワークステーションのディスプレイ等の上部に設置されたOAカメラによって原稿の画像を分割して撮像し合成するもの(例えば、特許文献1参照。)、原稿の真上にミラー、光学系および撮像センサ(ラインセンサ)を配置し、撮像センサを水平方向に移動させて原稿の画像を読み取るもの(例えば、特許文献2参照。)、原稿の真上にミラー、光学系および撮像センサ(エリアセンサ)を配置し、ミラーを二次元方向に傾け原稿の画像を分割して撮像し合成するもの(例えば、特許文献3参照。)が開示されている。
特開平10−210272号公報 特開平10−327312号公報 特開平11−220664号公報
ところで、従来のガラス面に原稿を押し当てて画像を読み込むタイプの画像入力装置にあっては、シート状の原稿は問題なく読み込めるものであるが、厚手の本などのページ(ブックタイプの原稿)を読み込む場合にはかなりの困難をきたしていた。すなわち、ブックタイプの原稿の場合は読み込ませたいページを開いた上で本を裏返しにし、画像入力装置のガラス面にバランスを保ちながら押し当てて読み込み動作を行わなければならない。更に、他のページを連続して読み込む場合、いったん本を裏返し、所望のページを開いてから再び裏返してガラス面に押し当てなければならない。
上記の作業は利用者に大きな不便をもたらすと共に、ページの紙を破いてしまうなど、本を破損してしまう恐れも多い。
更に、従来のガラス面に原稿を押し当てて画像を読み込むタイプの画像入力装置は読み込み原稿サイズより何回りか大きな水平方向の設置スペースを必要とし、机の上などに置いて使う場合に邪魔になるという問題があった。この点、不使用時に縦置きにすることによって設置スペースを小さくしたスキャナ等が存在するが、使用する際には横置きにしなければならず、本質的な解決にはなっていない。
一方、特許文献1〜3に示される他の方式の画像入力装置にあっては、基本的に原稿と非接触で画像の読み込みが行われるため、前述したようなブックタイプの原稿の読み込みの困難性は少ないが、所定の解像度を得るために原稿を分割して取り込むため取り込みおよび画像合成に時間がかかったり、原稿の上方に撮像装置があって空間的に邪魔になったり、ミラー、光学系および撮像センサが水平方向に配置されるため装置が小型化できないといった問題があった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、ブックタイプの原稿の読み込みが容易に行えて作業効率を大幅に高め得ると共に、大幅な小型化が図れる画像入力装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、水平方向に回転軸を持ち、斜め下方に配置される原稿を臨む所定の角度範囲にわたって揺動可能なミラーと、上記ミラーの鉛直方向下部に配置され上記ミラーの反射光を収束させる光学系と、上記光学系の鉛直方向下部に配置され上記光学系の結像を電気信号に変換するイメージセンサとを備えるように構成している。
これにより、ブックタイプの原稿に対しても非接触に自然な安定した状態で読み込むことが可能になると共に、装置の構成要素が鉛直方向に配置されるため大幅な小型化が達成できる。
また、本発明は、請求項2に記載されるように、上記イメージセンサは上記ミラーの回転軸方向を走査方向とするラインセンサとすることができる。これにより、一方向に多数の受光素子が設けられたラインセンサの特徴を利用して高解像度にて原稿の画像を読み込むことができる。
また、本発明は、請求項3に記載されるように、上記ミラーと同軸上にあって揺動可能な投光部と受光部からなる距離測定部を備えるように構成することができる。これにより、光学系の焦点調整を読み込みと同期して適切に行うことができる。
また、本発明は、請求項4に記載されるように、原稿上での走査幅を一定とするカム機構を上記ミラーの駆動部に設けるように構成することができる。これにより、パルスモータ等の一定角度で歩進する簡易な駆動源であってもミラーを適切な角度で駆動することができる。
また、本発明は、請求項5に記載されるように、上記ミラーは凸面ミラーとすることができる。これにより、ミラーの長手方向の長さを短縮し、いっそうの小型化を達成することができる。
また、本発明は、請求項6に記載されるように、上記ミラー、光学系およびイメージセンサを収納する筐体は互いに嵌合して鉛直方向に伸縮可能な上側筐体と下側筐体とから構成することができる。これにより、装置のいっそうの小型化を達成することができる。
また、本発明は、請求項7に記載されるように、上記筐体の伸縮を検出し電源のオン・オフを制御する伸縮検出スイッチを備えるように構成することができる。これにより、縮小した状態での誤動作を防止することができる。
また、本発明は、請求項8に記載されるように、原稿の読み込み範囲を照明する照明部を備えるように構成することができる。これにより、画像の読み込みのための充分な照度を得ることができる。
また、本発明は、請求項9に記載されるように、原稿面の照度が一定以上の場合に上記照明部を消灯するように構成することができる。これにより、消費電力を節約することができる。
また、本発明は、請求項10に記載されるように、操作説明、作動状態、読み込んだ画像等を表示する表示部を備えるように構成することができる。これにより、使い勝手を向上させることができる。
また、本発明は、請求項11に記載されるように、筐体に一体かつ収納可能に設けられた原稿ガイドを備えるように構成することができる。これにより、原稿の位置決めを正確に行うことができる。
また、本発明は、請求項12に記載されるように、外部機器から制御信号を入力する入力端子を備えるように構成することができる。これにより、パーソナルコンピュータ等による制御が可能となり、システム的な拡張が図れる。
また、本発明は、請求項13に記載されるように、外部機器に対し作動状態を示す信号や読み込み画像等を出力する出力端子を備えるように構成することができる。これにより、装置の状態をモニタすることが可能となる。
また、本発明は、請求項14に記載されるように、充電式のバッテリを備えるように構成することができる。これにより、商用電源の利用できないポータブル環境においても使用することができる。
本発明によれば、水平方向に回転軸を持ち、斜め下方に配置される原稿を臨む所定の角度範囲にわたって揺動可能なミラーと、上記ミラーの鉛直方向下部に配置され上記ミラーの反射光を収束させる光学系と、上記光学系の鉛直方向下部に配置され上記光学系の結像を電気信号に変換するイメージセンサとを備えるようにしているので、ブックタイプの原稿に対しても非接触に自然な安定した状態で読み込むことが可能になると共に、装置の構成要素が鉛直方向に配置されるため大幅な小型化が達成できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例に係る画像入力装置の外観を示す図である。
図1において、画像入力装置1は薄型で鉛直方向に立った略直方体状の筐体2で形成されており、筐体2の一方の側面には画像の読み込みのための光線が通過する透過窓3が設けられている。透過窓3はガラス等の透明な材料で形成してもいいし、素通しの状態のままのどちらでもよい。また、筐体2の上方には操作部4が設けられると共に、後部には先端に電源プラグ5が設けられた電源コードが引き出されている。
図2は図1に示した画像入力装置の内部構成を示すA−A断面図である。
図2において、筐体2の内部は鉛直方向に構成要素が配置されており、上から順に、ミラー6、光学系7、イメージセンサ8が設けられている。このように配置することで、装置の大幅な小型化が達成できる。なお、不使用時に縦置きにすることによって設置スペースを小さくしたスキャナ等が存在するが、本発明の画像入力装置1は実際の使用時であっても図示の通りの縦置きの状態にあり、その優位性は明らかである。
また、ミラー6は図の奥行き方向を回転軸として右の斜め下方の原稿Mを臨む所定の角度範囲にわたって揺動可能に設けられている。光学系7は複数のレンズから構成され、ミラー6で反射された原稿Mからの光線を受けて下方のイメージセンサ8上に結像するように配置されている。イメージセンサ8としては二次元の受光素子配列を有したエリアセンサも使用可能であるが(一次元方向しか使用しないが)、現実的な選択としては一方向に受光素子が多数並んで設けられたラインセンサが好ましく、その長手方向をミラー6の回転軸の方向と一致させて用いる。すなわち、エリアセンサは二次元に受光素子配列を持つため一次元方向の受光素子数が少ないが、ラインセンサは一次元方向にのみ受光素子を配列したものであるためその数が圧倒的に多く、高い解像度で画像を読み込む上で有利である。
図2において、画像入力の基本動作としては、イメージセンサ8のラインセンサの受光素子の並びの方向が画像読み込みの主走査方向となり、ミラー6の揺動による原稿Mに対する視野の変化する方向が副走査方向として作用し、直交する主走査と副走査とで原稿Mの画像を二次元的に読み取ることが可能になる。
次に、図3はミラーおよび距離測定部の機構の例を示す図であり、図4はその回転軸方向に沿った断面図である。
図3および図4において、ミラー6は回転軸11上に固定されており、この回転軸11の外周に回動可能に嵌合されたフレーム13の一端に距離測定部を構成する投光部9がやや内側を向いて固定されており、他端に距離測定部を構成する受光部10が固定されている。ここで、回転軸11とフレーム13の端部にそれぞれ固定されたギア12,ギア14は一体のギア15,ギア16と噛み合わされており、ギア14,ギア16のギア比がほぼ1:1、ギア12,ギア15のギア比がほぼ1:2とされているため、フレーム13の回転(揺動)は回転軸11すなわちミラー6の回転(揺動)の約2倍であって常に位相的にも先行することになる。従って、ミラー6の視野が及んで画像の読み込みが行われる前に、原稿Mの表面までの距離を投光部9と受光部10によって構成される距離測定部によってリアルタイムに測定することが可能である。なお、距離測定部の回転は必ずしも2倍である必要はなく、要するに距離測定の結果を反映させられる余裕を生む程度の速さであればよい。
図5は上記の距離測定部の動作を示す図であり、図6は図5に示した距離測定部における原稿の浮き上がりを検出する様子を示す図である。
図5において、投光部9から発射された光線(スポット光)は原稿Mの表面に当たり、その位置がポジションセンサとしての受光部10において認識されて距離が測定される。ここで、原稿Mの表面の投光部9による照射点をP、原稿Mが存在しなかった場合の仮想の照射点をQとし、座標軸X,Yを図示のように設定すると、照射点P,Qを上方から見た様子は図6(a)のようになり、それを正面から見た様子は図6(b)のようになる。
すなわち、投光部9からは内側にやや傾斜した角度で光線を照射するようにしているため、照射方向に対する原稿Mの浮き上がり量である線分PQの長さは、それに比例したY方向の変化ΔYとして受光部10によって検出される。そして、距離測定の結果は図2における光学系7もしくはイメージセンサ8の光軸方向の位置調整に用いられ、自動的な焦点調整(オートフォーカス)が達成される。
次に、図7はミラー駆動部の機構の例を示す図である。
図7において、モータ17のトルクはギア18、ギア19、そしてギア19に固定されたピン20、回転板21のガイド孔22を順に介して回転板21に固定されたミラー6に伝えられるようになっている。ここで、ギア19上のピン20および回転板21上のガイド孔22はカム機構を構成しており、モータ17の回転角度に補正を与えるよう動作する。なお、ミラー駆動部には上記の回転角の補正以外の基本的な機能として、ミラーの位置(角度)検出機能を有しており、ミラーがいかなる状態となっているかを常に検出可能となっている。
図8および図9にミラー6の回転角とX方向スキャン幅との関係を示すが、ミラー6が浅い角度αの場合と深い角度βの場合とで微小角度θだけ回転した場合のX方向の移動量はそれぞれ図中に示した計算式で表されることになり、θが同じであれば深い角度βの場合が大きくなってしまう。従って、図7に示したギア19上のピン20および回転板21上のガイド孔22で構成されるカム機構により、上記の微小角度θによるX方向の移動量が同じになるように補正されるようになっている。すなわち、ミラー6の角度が浅い場合はモータ17の回転が大きくミラー6に伝わり、角度が深い場合は小さく伝わるように動作する。一般にモータ側だけで微妙な角度の制御を行うことには困難が伴い装置のコストアップを招いてしまうが、このようなカム機構を用いることで簡単に対応することができる。
次に、図10〜図12は上述してきたミラー6の変形例を示したものである。
図10は平面ミラー6Aによる集光の様子を示す図であるが、この平面ミラー6Aに代えて図11に示すような凸面ミラー6Bとすることにより、ミラーの長手方向の長さを小さくすることができ、いっそうの装置の小型化に貢献することができる。すなわち、図12は平面ミラー6Aと凸面ミラー6Bの集光の違いを示しているが、光学系7の間口を一定とした場合、凸面ミラー6Bはその曲率によって広い範囲の光線を光学系7に集めることができるため、同じ視野であればミラーの長さを小さくできるものである。
また、凸面ミラー6Bの曲率を微妙に変えることにより、光学系7のディストーション特性を補正することもできる。すなわち、凸面ミラー6Bの曲率を中央部曲率から周辺部曲率にかけて適宜に変化させることにより、光学系7のディストーション特性を打ち消すことができる。
次に、図13は筐体の他の構成例を示す断面図である。
図13において、ミラー6、光学系7およびイメージセンサ8を収納した筐体2は、互いに嵌合して鉛直方向に伸縮可能な上側筐体2Aと下側筐体2Bとから構成されており、画像入力装置1を使用しない時や持ち運び時に縮小状態にすることで、いっそうの小型化と携帯性を向上させることができる。図13は縮小状態を示しているが、上側筐体2Aの下方への摺動に連動してミラー6が下降し、光学系7との間隔を縮める。反対に元に戻す場合、上側筐体2Aの上方への摺動に連動してミラー6が上昇し、光学系7との間隔を適正な状態に戻す。
一方、図13において伸縮検出スイッチ23は上側筐体2Aと下側筐体2Bとの嵌合状態に応じてオン・オフするものであり、伸ばした通常の使用状態で電源をオンとし、縮めた状態で電源をオフとすることにより、縮小した状態での誤動作を防止するようになっている。
次に、図14は照明部の配置の例を示す図である。
図14において、画像入力装置1の筐体2内には照明部24が設けられ、原稿の読み込み範囲を照明するようになっている。なお、照明部24はミラーと連動させ、読み込みの行われる部分のみを集中して照明することが電力効率の観点からも好ましい。図14においては、主走査方向Yに対しては読み込み範囲をカバーする幅を持ち、これと直行する副走査方向Xに対しては読み取りラインをカバーする狭い幅を持った照明光24aで照明を行うようにしている。
また、照度センサにより原稿が置かれる面の明るさを検出し、一定値以上の照度がある場合には照明部24をオフとすることが好ましい。この場合、照度センサは画像読み込み用のイメージセンサ8(図2)で兼用することもできるし、これとは別に設けてもよい。
次に、図15および図16は表示部25の例を示したものであり、いずれも画像入力装置1の筐体2に一体的に収納可能に設けられており、使用時に引き出せるようになっている。この表示部25には画像入力装置1の操作説明、作動状態、読み込んだ画像等が操作部4等の操作に応じて表示される。
次に、図17は原稿ガイドの例を示す図である。
図17において、画像入力装置1の筐体2の端部には原稿ガイド26が一体的に収納可能に設けられており、使用時にあっては、図18に示すように原稿ガイド26を引き出し、原稿Mのエッジの位置合わせに用いる。本発明の画像入力装置1は画像の読み取りが机の上等の範囲が明確でない部分に対して行われるため、原稿ガイド26により原稿Mを正確に配置することが可能となる。
次に、図19は本発明の画像入力装置の電気電子的構成を示すブロック図である。
図19において、画像入力装置1は、利用者が操作する操作部4と、利用者に対して装置の操作説明、作動状態、読み込み画像等を表示する表示部25と、ミラーの回転(揺動)を行うミラー駆動部28と、焦点調整のために原稿面までの距離を測定する距離測定部29と、光学系の焦点調整を行う光学系駆動部30と、原稿の照明を行う照明部24と、原稿の画像を電気信号に変換するイメージセンサ8と、イメージセンサ8の出力信号から二次元画像を組み立てる画像処理部31と、各部へ電力を供給する電源回路34と、これらを制御する制御部27とを含んでいる。
また、制御部27には入力端子32と出力端子33とが接続され、外部の機器から画像入力装置1の制御(スキャン動作の開始・終了の指示等)を受け付けると共に、外部の機器に対して画像入力装置1の作動状態を示す信号や読み込み画像等の出力が行えるようになっている。
一方、電源回路34には充電式のバッテリ35が接続されており、商用電源の利用できないポータブル環境においても各部に電力を供給して、画像の読み込みが行えるようになっている。
本発明の一実施例に係る画像入力装置の外観を示す図である。 図1に示した画像入力装置の内部構成を示すA−A断面図である。 ミラーおよび距離測定部の機構の例を示す図である。 図3に示したミラーおよび距離測定部の回転軸方向に沿った断面図である。 距離測定部の動作を示す図である。 図5に示した距離測定部における原稿の浮き上がりを検出する様子を示す図である。 ミラー駆動部の機構の例を示す図である。 ミラーの回転角とX方向スキャン幅との関係を示す図(その1)である。 ミラーの回転角とX方向スキャン幅との関係を示す図(その2)である。 平面ミラーによる集光の様子を示す図である。 凸面ミラーによる集光の様子を示す図である。 平面ミラーと凸面ミラーの集光の違いを示す図である。 筐体の他の構成例を示す断面図である。 照明部の配置の例を示す図である。 表示部の例を示す図である。 表示部の他の例を示す図である。 原稿ガイドの例を示す図である。 原稿ガイドの使用状態を示す図である。 本発明の画像入力装置の電気電子的構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 画像入力装置
2 筐体
2A 上側筐体
2B 下側筐体
3 透過窓
4 操作部
5 電源プラグ
6 ミラー
6A 平面ミラー
6B 凸面ミラー
7 光学系
8 イメージセンサ
9 投光部
10 受光部
11 回転軸
12 ギア
13 フレーム
14 ギア
15 ギア
16 ギア
17 モータ
18 ギア
19 ギア
20 ピン
21 回転板
22 ガイド孔
23 伸縮検出スイッチ
24 照明部
24a 照明光
25 表示部
26 原稿ガイド
27 制御部
28 ミラー駆動部
29 距離測定部
30 光学系駆動部
31 画像処理部
32 入力端子
33 出力端子
34 電源回路
35 バッテリ
M 原稿

Claims (14)

  1. 水平方向に回転軸を持ち、斜め下方に配置される原稿を臨む所定の角度範囲にわたって揺動可能なミラーと、
    上記ミラーの鉛直方向下部に配置され上記ミラーの反射光を収束させる光学系と、
    上記光学系の鉛直方向下部に配置され上記光学系の結像を電気信号に変換するイメージセンサとを備えたことを特徴とする画像入力装置。
  2. 上記イメージセンサは上記ミラーの回転軸方向を走査方向とするラインセンサである請求項1に記載の画像入力装置。
  3. 上記ミラーと同軸上にあって揺動可能な投光部と受光部からなる距離測定部を備えた請求項1または2のいずれか一項に記載の画像入力装置。
  4. 原稿上での走査幅を一定とするカム機構を上記ミラーの駆動部に設けた請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像入力装置。
  5. 上記ミラーは凸面ミラーである請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像入力装置。
  6. 上記ミラー、光学系およびイメージセンサを収納する筐体は互いに嵌合して鉛直方向に伸縮可能な上側筐体と下側筐体とから構成される請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像入力装置。
  7. 上記筐体の伸縮を検出し電源のオン・オフを制御する伸縮検出スイッチを備えた請求項6に記載の画像入力装置。
  8. 原稿の読み込み範囲を照明する照明部を備えた請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像入力装置。
  9. 原稿面の照度が一定以上の場合に上記照明部を消灯する請求項8に記載の画像入力装置。
  10. 操作説明、作動状態、読み込んだ画像等を表示する表示部を備えた請求項1乃至9のいずれか一項に記載の画像入力装置。
  11. 筐体に一体かつ収納可能に設けられた原稿ガイドを備えた請求項1乃至10のいずれか一項に記載の画像入力装置。
  12. 外部機器から制御信号を入力する入力端子を備えた請求項1乃至11のいずれか一項に記載の画像入力装置。
  13. 外部機器に対し作動状態を示す信号や読み込み画像等を出力する出力端子を備えた請求項1乃至12のいずれか一項に記載の画像入力装置。
  14. 充電式のバッテリを備えた請求項1乃至13のいずれか一項に記載の画像入力装置。


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