JP2005085650A - 発光具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 広範囲、且つ、遠方からの視認性を向上した安価で目に優しい発光具を提供する。
【解決手段】 発光具1は発光ダイオード2と、当該発光ダイオード2を覆う多孔質弾性材3を備えている。前記多孔質弾性材3として、スポンジ、または発泡ウレタンを用いると、発光ダイオード2の照射光が内部の広範囲に亘って拡散し、多孔質弾性材3の全面は柔らかに発光する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、主に発光ダイオードを光源として用いた発光具に関し、特に、広範囲、且つ、遠方からの視認性を向上した目に優しい発光具に関する。
近年、発光ダイオード(LED:Light Emission Diode)の高輝度化、発光色の多様化等が進み、表示用、照明用としてその需要は著しく増大してきている。
本来、LEDは低電圧動作で電力消費が少なく、また、機械的振動に対する信頼性も高く高寿命であることから、経済性や保守性の面から各種表示装置や照明、或いは、工事用の標識等において、白熱球や蛍光灯に替わる光源として期待されている。
本来、LEDは低電圧動作で電力消費が少なく、また、機械的振動に対する信頼性も高く高寿命であることから、経済性や保守性の面から各種表示装置や照明、或いは、工事用の標識等において、白熱球や蛍光灯に替わる光源として期待されている。
しかしながら 、図4に示すように、元来、LED2は強い指向性を有するため、正面から直視すると照射光Lの輝度が高すぎて目を強く刺激され、側面からでは著しく輝度が低下し視認性に乏しいという欠点があった。図4中、符号4はLED2に電力を供給するための制御を行う制御ボックスである。
このようなLEDの視認性を向上するため、LEDから照射された光を拡散して指向性を緩和する種々の提案が成されている(特許文献1、特許文献2参照)。
実開平5−21457号公報
特開2000−4050号公報
しかしながら、上記開示技術は何れも照射光を拡散するための構造が複雑であって、コスト高となっていた。
本発明は、上記した問題点に鑑みて成されたもので、広範囲、且つ、遠方からの視認性を向上した安価で目に優しい発光具を提供することを目的としている。
すなわち、請求項1に記載の発明は、発光体と、当該発光体を覆うカバー体として多孔質弾性材または綿状繊維質材を備えることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発光具において、前記多孔質弾性材として、スポンジ、または発泡ウレタンを用いることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2の何れかに記載の発光具において、前記カバー体を前記発光体に密着させたことを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3までの何れかに記載の発光具において、前記カバー体の表面に再帰反射性素材を装着して成る特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4までの何れかに記載の発光具において、前記発光体として発光ダイオードを用いたことを特徴としている。
上記請求項1、2、5の構成では、LEDより照射した光はカバー体の内部全体に亘って拡散しながら通過して外部に放射されるため、カバー体の全面を均一に、且つ柔らかに発光させることができ、広範囲、且つ、遠方からの視認性を向上できる。尚、LEDを覆うカバー体の厚みはLEDの照射光を透過し得る厚みにする必要がある。また、このカバー体の弾性で内部に収納したLEDが衝撃から保護されると共に、カバー体がクッション材となって持ち歩いても安全性が高いため、各種照明や表示の他、ベビー用品やスポーツ用品等への用途も広い。
また、請求項3に記載の構成では、LEDからの照射光を効率的に利用してカバー体を通して外部に放射される光の強さを、発光具としてより好まし状態にできる。
また、請求項4に記載の構成では、再帰反射性素材によりカバー体からの照射光が再度反射されると共に、外部からの光に対しても反射効果を奏するため、照射光の拡散効果が著しく向上し、視認性が向上する。
以上説明したように、本発明によれば、発光体(例えば、LED)と、これを覆うカバー体として多孔質弾性材や綿状繊維質材で構成したので、LEDの照射光はカバー体内を拡散しながら通過して外部に放射され、カバー体の全面を均一に光させることができ、広範囲、且つ、遠方からの視認性を向上できる。
また、拡散光であるから、発光は柔らかで目に優しく、各種照明に最適であり、且つ、ベビー用品やスポーツ用品等への標識的用途も広い。
また、拡散光であるから、発光は柔らかで目に優しく、各種照明に最適であり、且つ、ベビー用品やスポーツ用品等への標識的用途も広い。
また、カバー体に再帰反射性素材を装着するとLED光の拡散効果が著しく向上するのでより好ましい。
以下、図1〜図3に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1、図2は本発明に係る発光具の構成を示し、図3は同、発光具の発光状態を示している。
図1に示すように、本発明の発光具1は、透光性の筒状ケースを備える既製のLED2を光源として用い、このLED2を弾力性のある多孔質材で成るカバー体3で被覆したものである。尚、符号4は、LED2に電力を供給するために電池やLED駆動回路等を内蔵した制御ボックスである。
LED2は1個に限らず同色、若しくは異色のものを複数用いても良く、上記した制御ボックス4の制御で、これらを点灯したり、同期、若しくは非同期で点滅させることができる。
また、カバー体3の色を変えることによって同じ発光色のLED2を用いても種々の色を発光でき、装飾性に優れる発光具1を構成できる。
また、カバー体3の色を変えることによって同じ発光色のLED2を用いても種々の色を発光でき、装飾性に優れる発光具1を構成できる。
カバー体3としては、内部で光の拡散を起こし易い材質としてスポンジや発泡ウレタン等が好ましく、被覆の厚みは、LED2から照射された光が透過し得る厚みに設定されている。被覆の形状は、四角状、球状、円筒状、多角形状、半球状等、用途に応じた様々な形状にすることができる。
また、カバー体3の内部であって、LED2の周辺に空洞を設けて収納しても良いが、発熱の極めて少ないLED2の特性を利用して、図示のように、カバー体3をLED2に密着させても良い。カバー体3をLED2に密着させることにより、LED2からの照射光を効率的に利用することができ、カバー体3を通して外部に放射される光の強さを発光具1としてより好ましい状態にすることができる。
また、カバー体3の内部であって、LED2の周辺に空洞を設けて収納しても良いが、発熱の極めて少ないLED2の特性を利用して、図示のように、カバー体3をLED2に密着させても良い。カバー体3をLED2に密着させることにより、LED2からの照射光を効率的に利用することができ、カバー体3を通して外部に放射される光の強さを発光具1としてより好ましい状態にすることができる。
上記構成の発光具1では、図3に示すように、LED2より照射した光は多孔質材で成るカバー体3の内部の広範囲に亘って拡散しながら通過してカバー体3の表面より放射状に放射されるようになる。この拡散光Lによってカバー体3は広範囲に亘って均一に発光するため、広範囲、且つ、遠方からの視認性を向上できる。また、拡散光であるから発光は柔らかであり、目には優しい。
また、カバー体3の材料として上記したスポンジや発泡ウレタン等の多孔質弾性材の他、布(綿、アクリル綿)、布製ネット等の綿状繊維質材の使用も可能であり、光を拡散して強さを和らげる点で上記した多孔質弾性材と同様の効力が得られる。また、繊維質材であるから適度の弾性を有している。
また、図2に示すように、上記したカバー体3の表面を部分的に覆うように再帰反射性素材5を装着しても良い。この再帰反射性素材5は、例えば、半球に反射材となるアルミ膜がコートされた多数のガラスビーズを含有するシート部材であって、カバー体3からの照射光がこのガラスビーズを通過し、反射材で反射され再度ガラスビーズを通過することにより、照射光の拡散効果を著しく向上することができる。また、この再帰反射性素材5は、外部からの光に対しても反射効果を奏するため、遠方からの視認性も一層向上する。
このように、本発明の発光具1は、既製の発光体2と、これを覆うカバー体3とで成る極めて単純な構造であるから安価であり、また、カバー体3の弾性で内部に収納した発光体2が外部の衝撃から保護されるため、高寿命であると共に、カバー体3がクッションとなって持ち歩きの際の安全性が高いため、各種室内外の照明(特に間接照明として用いて好適)の他、ベビー用品やスポーツ用品等への用途も広い。
その代表的な使用例を以下に説明すれば、夜道等の安全のために自転車やベビーカーに取り付けて使用する安全ライトがあり、標識体として注意を引かせるには、発光を点滅させると効果的である。また、キャンプ等に持参して便利な足下ライトにも好適である。
また、別の用途として、夜道のジョギングや散歩の際に腕に巻いて使用する輪状のフラッシュバンドがある。バンド内には発光具1が内蔵されるが、このような用途では、発光を必要としない面(腕側の面)に上記したシート状の再帰反射性素材5を被着することにより、照射光の拡散効果が向上し、且つ、ヘッドライト等の外部からの光も反射するため、夜間のジョギングでも車などからもより一層見やすくできる。
また、別の用途として、夜道のジョギングや散歩の際に腕に巻いて使用する輪状のフラッシュバンドがある。バンド内には発光具1が内蔵されるが、このような用途では、発光を必要としない面(腕側の面)に上記したシート状の再帰反射性素材5を被着することにより、照射光の拡散効果が向上し、且つ、ヘッドライト等の外部からの光も反射するため、夜間のジョギングでも車などからもより一層見やすくできる。
1 発光具
2 発光体(LED)
3 カバー体(多孔質弾性材、綿状繊維質材)
5 再帰反射性素材
2 発光体(LED)
3 カバー体(多孔質弾性材、綿状繊維質材)
5 再帰反射性素材
Claims (5)
- 発光体と、当該発光体を覆うカバー体として多孔質弾性材または綿状繊維質材を備えることを特徴とする発光具。
- 前記多孔質弾性材として、スポンジ、または発泡ウレタンを用いることを特徴とする請求項1に記載の発光具。
- 前記カバー体を前記発光体に密着させたことを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の発光具。
- 前記カバー体の表面に再帰反射性素材を装着したことを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の発光具。
- 前記発光体として発光ダイオードを用いたことを特徴とする請求項1から請求項4までの何れかに記載の発光具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003317750A JP2005085650A (ja) | 2003-09-10 | 2003-09-10 | 発光具 |
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JP2003317750A JP2005085650A (ja) | 2003-09-10 | 2003-09-10 | 発光具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005085650A true JP2005085650A (ja) | 2005-03-31 |
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ID=34417215
Family Applications (1)
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JP2003317750A Pending JP2005085650A (ja) | 2003-09-10 | 2003-09-10 | 発光具 |
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012059697A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-22 | Pegatron Corp | 調色可能なフレキシブル照明器具 |
JP2017176691A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社エム・ジー・アール | 光るボールプール |
-
2003
- 2003-09-10 JP JP2003317750A patent/JP2005085650A/ja active Pending
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