JP2005085192A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】
携帯端末装置を使用して、携行品の持ち忘れを検出し、携帯端末装置を使用しているユーザに対して報知する通信システムを提供する。
【解決手段】
本発明の忘れ物防止システムは、携行品に取付けた非接触ICタグの携行品識別情報を予め携帯端末装置に登録して、設定時刻になった時に携帯端末装置が自動的にその登録された携行品を携帯しているかチェックする。携帯していない場合は、携帯端末装置に携行品を携帯していない旨を知らせることで、携帯端末装置を所有するユーザに携行品の持ち忘れを防止することができる。また、ここで、携帯しているか否かの判断は、携行品に取付けた非接触ICタグと通信できるか否かで判断を行う。通信できる場合は、携行品が携帯端末装置の近辺にある、つまり、携行品を携帯していると判断する。通信できない場合は、携行品が携帯端末装置の近辺にない、つまり、携行品を携帯していないと判断する。
【選択図】 図4
携帯端末装置を使用して、携行品の持ち忘れを検出し、携帯端末装置を使用しているユーザに対して報知する通信システムを提供する。
【解決手段】
本発明の忘れ物防止システムは、携行品に取付けた非接触ICタグの携行品識別情報を予め携帯端末装置に登録して、設定時刻になった時に携帯端末装置が自動的にその登録された携行品を携帯しているかチェックする。携帯していない場合は、携帯端末装置に携行品を携帯していない旨を知らせることで、携帯端末装置を所有するユーザに携行品の持ち忘れを防止することができる。また、ここで、携帯しているか否かの判断は、携行品に取付けた非接触ICタグと通信できるか否かで判断を行う。通信できる場合は、携行品が携帯端末装置の近辺にある、つまり、携行品を携帯していると判断する。通信できない場合は、携行品が携帯端末装置の近辺にない、つまり、携行品を携帯していないと判断する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、携帯端末装置を使用して、携行品の持ち忘れを検出し、携帯端末装置を使用しているユーザに対して報知する通信システムに関する。
従来、携帯品及び携帯品を保持する携帯者の双方に、無線通信機を設けておき、これらの無線通信機が互いに通信不能になった場合に警報を発するシステムが提案されている(特許文献1参照)。これにより、携帯者は、携帯品を置き忘れそうな場合に警報を受けることができ、忘れ物を防止することができる。
しかしながら、上記システムにおいては、単に携行品の置き忘れを防止するためのシステムであって、連行品の持ち忘れに対しては対応できない。
本発明は、上述の問題を解消し、携帯端末装置を使用して、携行品の持ち忘れを検出し、携帯端末装置を使用しているユーザに対して報知する通信システムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の通信システムは、物品情報を記憶するメモリ機能を備えたメモリ機能付き無線通信装置と、前記メモリ機能の識別情報を読み取れる読取部を備えた携帯端末装置とを備えた通信システムであって、前記携帯端末装置は、前記メモリ機能に格納された識別情報を予め登録できる格納部と、前記読取部で無線通信装置の識別情報を読み取った際に、前記格納部に格納された識別情報を全て読み取ったか否かを判断する判断部を備え、前記判断部が格納部に格納された識別情報を全て読み取っていないと判断した場合に、その旨を携帯端末装置に報知することを特徴とする。
本発明の請求項2記載の通信システムは、請求項1記載の通信システムにおいて、前記報知は、携帯端末装置のブザーによる音声の出力、LEDの点灯、及び携帯端末装置の振動、携帯端末装置に備えられた表示部への表示であることを特徴とする。
本発明の通信システムによれば、携帯端末装置を使用して、携行品の持ち忘れを検出し、携帯端末装置を使用しているユーザに対して報知するため、携行品の持ち忘れを防止することができる。
以下、実施例を通じて本発明を説明するが、以下の実施例は請求項に係る発明を限定するものではなく、また実施例の中で説明されている特長の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の通信システムの一例である忘れ物防止システムの機能ブロック図を示す。忘れ物防止システムは、無線通信を行う第1無線通信装置の一例である携帯端末装置1と、それぞれが携帯端末装置1と無線通信を行う第2無線通信装置の一例である非接触ICタグを備えた携行品2−1〜2−nとを備える。携行品2−1〜2−nに取付けられた非接触ICタグは、携行品に取付けられた非接触ICタグを識別する携行品識別情報を、携帯端末装置1に対して送信する発信部を有している(図示せず)。
また、本発明に用いられる非接触ICタグ付き携行品について、外部装置(例えば携帯端末装置)とのデータ通信を非接触で行うメモリ機能には、「非接触ICタグ」、「非接触データキャリア」、「無線ICタグ」、「非接触IC」、「非接触ICラベル」、「RFIDタグ」、「共振タグ」等と、種々の名称で表現される場合もあるので、本発明においては、代表して「非接触ICタグ」と表現し、前記のように表現されている名称のものも包含するものとする。
本発明の忘れ物防止システムは、携行品に取付けた非接触ICタグの携行品識別情報を予め携帯端末装置に登録して、設定時刻になった時に携帯端末装置が自動的にその登録された携行品を携帯しているかチェックする。携帯していない場合は、携帯端末装置に携行品を携帯していない旨を知らせることで、携帯端末装置を所有するユーザに携行品の持ち忘れを防止することができる。また、ここで、携帯しているか否かの判断は、携行品に取付けた非接触ICタグと通信できるか否かで判断を行う。通信できる場合は、携行品が携帯端末装置の近辺にある、つまり、携行品を携帯していると判断する。通信できない場合は、携行品が携帯端末装置の近辺にない、つまり、携行品を携帯していないと判断する。
このような処理を行うことで、例えば、ビジネスの場面の会議等では、重要な資料等に非接触ICタグを取り付け、この非接触ICタグ情報と会議前の出発時間を予め携帯端末装置に登録していれば、出発時間になった時に重要な資料等を携行しているか否かをチェックすることができ、重要な資料等の持ち忘れを防ぐことができる。また、学童等に対しては、その日の授業に必要な教科書及びノート等に非接触ICタグを取り付け、この非接触ICタグ情報と出発時間と授業の時間割を予め携帯端末装置に登録していれば、出発時間になった時にその日の時間割通りの教科書及びノートを携行しているか否かをチェックすることができ、その日の時間割通りの教科書及びノートの持ち忘れを防ぐことができる。
次に、本発明の携帯端末装置の具体的構成について説明する。図2は、本発明に関わる携帯端末装置の構成を示す図である。図2の携帯端末装置は、基地局から電波を受けるアンテナ11と、前記アンテナ1で受けた電波の受信及び送信を行う無線回路部12と、音声を出力するスピーカー13と、電話番号や本体のソフトウェアを記憶するメモリ14と、信号処理など制御を行う制御部15と、現在の日付及び時刻並びに曜日を管理するタイマ部16と、非接触ICタグに記憶されたタグ情報を読み取る読取部17と、画像情報の表示を行う表示部18と、押下された操作キー入力を行う入力部19と、音声を入力するマイク20から構成されている。
メモリ4は、通信(通話やメールの送受信)等に係る制御プログラムや各種機能を実行するプログラムが記憶されると共に、携行品に取付けた非接触ICタグ識別情報を含む各種データが記憶されるようになっている。
制御部5は、読取情報解析部31と、識別情報登録部32と、タイマ設定部33と、比較指示部34とが備えられている。読取情報解析部31は、情報読取部17で読み取った非接触ICタグ情報(本発明では、識別情報が記憶されている)を解析する処理部である。また、識別情報登録部52は、携行品とそれに取付けるための非接触ICタグとその識別コードが対応づけられたテーブル情報をメモリ14に登録するための処理を行う処理部である。このテーブル情報に関しては後述で詳細に説明する。タイマ設定部33は、タイマ設定部33に登録された時間を通知する処理部である。例えば、携行品の持ち運び時間等を登録することで、連行品の持ち運び時間になったことを携帯端末装置に知らせることができる。この時間になった時に、携帯端末装置1は、携行品に取り付けられた非接触ICタグ情報を読み出す処理を行うことができる。判断指示部34は、情報読取解析部31で解析された携行品に取付けられた非接触ICタグの各識別コードと、識別情報登録部32に登録されたテーブル情報内全ての識別コードとが対応しているか否かの判断を行い、対応してない場合はその旨を携帯端末装置の所有ユーザに知らせる指示を行う処理部である。ここで、対応してない場合の携帯端末装置の所有ユーザに知らせる方法としては、例えば、ブザーによる音声の出力、LEDの点灯、及び携帯端末装置の振動により報知することができる。更に、表示部に18に対応していない旨の表示も行ってもよい。
次に、携帯端末装置1のメモリ14に格納されているテーブル情報について説明する。図3は、メモリに格納されたテーブル情報の一例を示す図である。メモリ14は、携行品に備えつけられた無線通信装置(非接触ICタグ)2−1〜nのそれぞれの識別コードを格納する識別情報格納フィールドと、無線通信装置2−1〜nのそれぞれが貼付される携行品の物品名を格納する物品名フィールドとを有する。ここで、物品名や識別コードのメモリ14への登録は、携帯端末装置1の入力部19を操作することで行うことができる。
無線通信装置2−1は、例えば、書類1に貼付されており、無線通信装置2−1における発信部は、携帯端末装置1に対して、識別コードであるAを送信する。携帯端末装置1は、送信されてきた識別情報(コード)を解析して、書類1であることを確認する。このようにして、携帯端末装置1と無線通信装置のデータのやり取りによって、無線通信装置の各識別情報を読み取っていく。また、読み取りの際に、テーブル情報に格納された全ての識別情報を携帯端末装置1で読み取れなかった場合は、ブザーによる音声の出力、LEDの点灯、及び携帯端末装置の振動により報知し、更に、読み取れなかった識別情報に対応する物品名を携帯端末装置1の表示部18に表示する。こうすることで、携帯端末装置を所有しているユーザは、携行品の何を携帯し忘れているかを知ることが可能となる。
最後に、携行品の忘れ物防止のための携帯端末装置の処理について説明する。図4は、本発明の携帯端末装置の処理の動作フローを示す図である。まず、携帯端末装置1は、予め設定された時間が経過すると(S1)、近辺の物品に取付けられた非接触ICタグの情報の読み出しを行う(S2)。次に、メモリ14のテーブル情報に格納されていない識別情報を読み取ったか否かを判断する(S3)。読み取った場合は、その識別情報をブザーによる音声の出力、LEDの点灯、及び携帯端末装置の振動により報知し(S5)、更に、読み取った識別情報を携帯端末装置1の表示部18に表示する等の処理を行う。読み取れなかった場合は、メモリ14のテーブル情報に格納されている識別情報を全て読み取ったか否かを判断する(S4)。全て読み取った場合は、携行品の忘れ物がないということで報知動作を行わなず、処理を終了する。全て読み取れなかった場合は、ブザーによる音声の出力、LEDの点灯、及び携帯端末装置の振動により報知し(S5)、更に、読み取れなかった識別情報に対応する物品名を携帯端末装置1の表示部18に表示する。また、ここで、全て読み取れなかった場合は報知動作を行わないとしたが、ブザーによる音声の出力、LEDの点灯、及び携帯端末装置の振動による報知動作を行い、更に、全て読み取った旨の通知を携帯端末装置1の表示部18に表示してもよい。
以上のような処理を行うことで、例えば、ビジネスの場面の会議等では、重要な資料等に非接触ICタグを取り付け、この非接触ICタグ情報と会議前の出発時間を予め携帯端末装置に登録していれば、出発時間になった時に重要な資料等を携行しているか否かをチェックすることができ、重要な資料等の持ち忘れを防ぐことができる。また、学童等に対しては、その日の授業に必要な教科書及びノート等に非接触ICタグを取り付け、この非接触ICタグ情報と出発時間と授業の時間割を予め携帯端末装置に登録していれば、出発時間になった時にその日の時間割通りの教科書及びノートを携行しているか否かをチェックすることができ、その日の時間割通りの教科書及びノートの持ち忘れを防ぐことができる。
1 携帯端末装置
2 携行品(非接触ICタグ付き)
11 アンテナ
12 無線回路部
13 スピーカー
14 メモリ
15 制御部
16 タイマ部
17 情報読取部
18 表示部
19 入力部
20 マイク
31 読取情報解析部
32 識別情報登録部
33 タイマ設定部
34 判断指示部
2 携行品(非接触ICタグ付き)
11 アンテナ
12 無線回路部
13 スピーカー
14 メモリ
15 制御部
16 タイマ部
17 情報読取部
18 表示部
19 入力部
20 マイク
31 読取情報解析部
32 識別情報登録部
33 タイマ設定部
34 判断指示部
Claims (2)
- 物品情報を記憶するメモリ機能を備えたメモリ機能付き無線通信装置と、前記メモリ機能の識別情報を読み取れる読取部を備えた携帯端末装置とを備えた通信システムであって、
前記携帯端末装置は、前記メモリ機能に格納された識別情報を予め登録できる格納部と、
前記読取部で無線通信装置の識別情報を読み取った際に、前記格納部に格納された識別情報を全て読み取ったか否かを判断する判断部を備え、
前記判断部が格納部に格納された識別情報を全て読み取っていないと判断した場合に、その旨を携帯端末装置に報知することを特徴とする通信システム。 - 請求項1記載の通信システムにおいて、前記報知は、携帯端末装置のブザーによる音声の出力、LEDの点灯、及び携帯端末装置の振動、携帯端末装置に備えられた表示部への表示であることを特徴とする通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003319355A JP2005085192A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003319355A JP2005085192A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 通信システム |
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Family
ID=34418314
Family Applications (1)
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JP2003319355A Pending JP2005085192A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 通信システム |
Country Status (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008532146A (ja) * | 2005-03-02 | 2008-08-14 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | Rfid対応の移動物体に関連する管理情報を提供するための、方法、コンピュータプログラム製品、移動体端末、及びウェブページ |
JP2009146338A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-02 | Hitachi Ltd | 携行品の遺失防止システム及びそれに用いる携帯情報端末、情報管理装置 |
JP2011180979A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Nec Corp | 遺失情報通知システム、携帯端末、サーバ、遺失情報通知方法、及びプログラム |
JP2011259079A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Hitachi Ltd | 無線電話システム |
-
2003
- 2003-09-11 JP JP2003319355A patent/JP2005085192A/ja active Pending
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JP4719227B2 (ja) * | 2005-03-02 | 2011-07-06 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | Rfid対応の移動物体に関連する管理情報を提供するための、方法、コンピュータプログラム製品、移動体端末、及びウェブページ |
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