JP2005084720A - データ書き換え装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外部装置に設けられた記憶手段に記憶されているファームウエアなどのデータの更新を短時間でかつ簡便に実施することのできるデータ書き換え装置を提供する。
【解決手段】 第1の記憶手段(22)に記憶されたデータの書き換えを制御する第1の制御手段(10)と、上記第1の制御手段から上記第2の記憶手段(32)の書き換えデータを受け取って、第2の記憶手段に記憶されたデータの書き換えを制御する第2の制御手段(12)とを備え、第1の制御手段は、第1の記憶手段のデータ書き換え、及び第2の記憶手段のデータの書き換えを行うとき、データの書き換え時間が長い方の記憶手段に対して先にデータの書き換え動作を開始するデータ書き換え装置である。
【選択図】図1
【解決手段】 第1の記憶手段(22)に記憶されたデータの書き換えを制御する第1の制御手段(10)と、上記第1の制御手段から上記第2の記憶手段(32)の書き換えデータを受け取って、第2の記憶手段に記憶されたデータの書き換えを制御する第2の制御手段(12)とを備え、第1の制御手段は、第1の記憶手段のデータ書き換え、及び第2の記憶手段のデータの書き換えを行うとき、データの書き換え時間が長い方の記憶手段に対して先にデータの書き換え動作を開始するデータ書き換え装置である。
【選択図】図1
Description
本発明は、外部装置と接続して、その外部装置に設けられた記憶手段に記憶されたデータを更新するデータ書き換え装置に関する。
近年では、交換レンズ、ストロボ等のカメラアクセサリの内部には、不揮発性半導体メモリであるフラッシュメモリが内蔵されているのが普通である。このカメラアクセサリに格納されたファームウエアは、カメラとの間でデータの授受を行って、カメラアクセサリがカメラにとって最適に動作するように制御する。
一方、製品のライフサイクルが短縮化し、新しい機能を備えたカメラとカメラアクセサリが次々と発売される経済環境下にあっては、旧型のカメラアクセサリでは新しい機能のカメラに対応できなくなるという問題が指摘されている。そこで、カメラ内の処理装置によってカメラアクセサリのファームウエアを書き換える技術が提案されている。
この書き換えのための要素となる技術としては、例えば、ホスト装置またはホスト装置に接続された複数の外部装置のメモリのデータを更新する技術として、ホスト装置に対して複数の外部装置をディジーチェーン方式で順次接続し、更新すべきデータとともに、その外部装置がスタックナンバをインクリメント(またはデクリメント)しつつ順次転送し、そのスタックナンバに基づいて該当する外部装置がデータを更新する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−1642887号公報
ところで、ファームウエアを更新する場合、外部装置に格納されているファームウエア全体を書き換えるのが普通である。このため、複数の外部装置のファームウエアを書き換えるとなると、多くの時間を要する。従って、複数の外部装置のファームウエアを書き換える際には、書き換え時間の短縮を図ることが肝要である。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、書き換えの不要な外部装置に対してもデータが順次転送される。そのため、複数の外部装置のデータの書き換えは時間を要するものとなっていた。即ち、書き換え時間を短縮するという観点ではなお解決すべき課題が残っていた。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、外部装置に設けられた記憶手段に記憶されているファームウエアなどのデータの更新を短時間でかつ簡便に実施することのできるデータ書き換え装置を提供することを目的とする。
本発明に係る請求項1に記載のデータ書き換え装置は、第1及び第2の外部装置と接続し、第1の外部装置に設けられた第1の記憶手段及び第2の外部装置に設けられた第2の記憶手段に記憶されたそれぞれのデータを書き換えるデータ書き換え装置において、上記第1の記憶手段に記憶されたデータの書き換えを制御する第1の制御手段と、上記第1の制御手段から上記第2の記憶手段の書き換えデータを受け取って、上記第2の記憶手段に記憶されたデータの書き換えを制御する第2の制御手段とを備え、上記第1の制御手段は、上記第1の記憶手段のデータ書き換え、及び上記第2の記憶手段のデータの書き換えを行うとき、データの書き換え時間が長い方の記憶手段に対して先にデータの書き換え動作を開始する。
なお、「データの書き換え時間」とは、第1の制御手段が第1(または第2)の外部装置に対して「データ書き換えの動作を開始した時」より第1(または第2)の記憶手段がデータ書き換えを終了するまでの時間をいう。そして、第1の制御手段が「データ書き換えの動作を開始した時」とは、第1の外部装置に対して書き換えデータの送信を開始したとき、あるいは、第2の制御装置に対して書き換えデータの送信を開始したときをいう。即ち、本発明に係るデータ書き換え装置を全体として統括制御する第1の制御手段の動作を基準として書き換え時間を把握する。
また本発明に係る請求項2に記載のデータ書き換え装置は、上記記載の発明であるデータ書き換え装置において、上記第1の制御手段は外部のホストコンピュータと接続され、上記ホストコンピュータから送信される上記第1及び第2の外部装置の少なくともいずれかの書き換えデータを受信する。
また本発明に係る請求項3に記載のデータ書き換え装置は、上記記載の発明であるデータ書き換え装置において、上記書き換え装置は、記録媒体を着脱可能になっており、上記記録媒体から上記第1及び第2の外部装置の少なくともいずれかの書き換えデータを読み出す。
また本発明に係る請求項4に記載のデータ書き換え装置は、上記記載の発明であるデータ書き換え装置において、上記第1の制御手段は、上記第1の外部装置から上記第1の記憶手段のデータの書き換えが終了したことを表わす信号、上記第2の外部装置から上記第2の記憶手段のデータの書き換えが終了したことを表わす信号の少なくともいずれかの信号を受信する。
また本発明に係る請求項5に記載のデータ書き換え装置は、上記記載の発明であるデータ書き換え装置において、上記記憶手段は、不揮発性半導体メモリである。
また本発明に係る請求項6に記載のデータ書き換え装置は、上記記載の発明であるデータ書き換え装置において、上記データ書き換え装置は、電子カメラであり、上記第1及び第2の外部装置は、カメラアクセサリであり、上記書き換えデータはファームウエアである。
本発明によれば、外部装置に設けられた記憶手段に記憶されているファームウエアなどのデータの更新を短時間でかつ簡便に実施することができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ書き換え装置を用いたデータ書き換えシステムの構成を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ書き換え装置を用いたデータ書き換えシステムの構成を示す図である。
データ書き換えシステムは、主装置1、外部装置A2及び外部装置B3で構成され、主装置1と外部装置A2及び外部装置B3はそれぞれ通信ライン4、5で適宜信号接続される。
主装置1は、本発明に係るデータ書き換え装置を表わし、本実施の形態のデータ書き換えシステム全体を制御する。外部装置A2及び外部装置B3は、ともに主装置1に接続されて動作する。また、通信ライン4、5は広く情報の送受信に用いられる経路のことで、導電線、光ファイバなどの有線を用いた通信に限られず、光、音波、電波などを用いた無線通信も含まれる。
主装置1は、制御手段α10、記憶手段α11、制御手段β12及び記憶手段β13を備えている。制御手段α10は、主装置1を制御する。制御手段β12は、制御手段α10からの指令に基づいて主装置1を制御する。従って、制御手段αは、主装置1のメインの制御手段であり、制御手段β12はサブ制御手段として機能する。そして、記憶手段α11は、制御手段α10が動作するための情報を記憶し、記憶手段β13は、制御手段β12が動作するための情報を記憶する。
外部装置A2は、制御手段A21及び記憶手段A22を備えている。制御手段A21は、制御手段α10から送られた指令に基づいて外部装置A2を制御する。記憶手段A22は、制御手段A21が動作するための情報を記憶するとともに、制御手段A21からの指令に応じて記憶している情報を書き換えることが可能である。
外部装置B3は、制御手段B31及び記憶手段B32を備えている。制御手段B31は、制御手段β12から送られた指令に基づいて外部装置B3を制御する。記憶手段B32は、制御手段B31が動作するための情報を記憶するとともに、制御手段B32からの指令に応じて記憶している情報を書き換えることが可能である。
図2は、第1の実施の形態に係るデータ書き換えシステムの概略の動作手順を示すフロー図である。なお、第1の実施の形態に係るデータ書き換えシステムの動作は多岐に及ぶが、図2では、本発明に係る部分のみを抽出して示している。
制御手段α10は、外部装置A2の記憶手段A22及び外部装置B3の記憶手段B32に記憶している情報の書き換え動作を開始する(S01)。メインの制御手段α10は、先ず、サブの制御手段β12に対して記憶手段B32に記憶する情報を送り(S02)、その後に、外部装置A2に対して記憶手段A22に記憶する情報を送る(S03)。
サブの制御手段β12は、メインの制御手段α10から送られた情報を受取ると、当該情報を外部装置B3に対して送る(P01)。この動作によって、図2のステップS03とステップP01に示すように、制御手段A21と制御手段B31は略同時期に書き換え処理を実行することができる。
即ち、制御手段A21は、記憶手段A22に記憶する情報の書き換え動作を実行し(T01、T02)、書き換え完了後に、メインの制御手段α10に対して記憶手段A22の書き換え完了を通知する(T03)。同様に、制御手段B31は、記憶手段B32に記憶する情報の書き換え動作を実行し(Q01、Q02)、書き換え完了後に、サブの制御手段β12に対して記憶手段B32の書き換え完了を通知する(Q03)。
サブの制御手段β12は、制御手段B31から送られた書き換え完了通知を受取ると、当該通知をメインの制御手段α10に対して送る(P02)。
メインの制御手段α10は、制御手段A21からの書き換え完了通知と、サブの制御手段β12からの書き換え完了通知を受取ると、外部装置A2の記憶手段A22及び外部装置B3の記憶手段B32に記憶する情報の書き換え動作を完了し(S04)、次の制御動作に移る。
本実施の形態に示すように、主装置1にメインの制御手段α10とサブの制御手段β12を設け、それぞれ独立して外部装置A2、外部装置B3を制御するように構成することで、従来のように順次情報の書き換えを行っている場合と比べて、書き換え時間を短縮することができる。
更に、記憶手段B32の書き換えに要する時間が記憶手段A22の書き換えに要する時間よりも長い場合には、メインの制御手段10が、最初にサブの制御手段12に対して情報を送るように情報送出しの順序を制御することで、更に書き換え時間を短縮することができる。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ書き換え装置を用いたデータ書き換えシステムの装置の構成を示す図である。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ書き換え装置を用いたデータ書き換えシステムの装置の構成を示す図である。
データ書き換えシステムは、カメラ50、ストロボ60、レンズ70及びコンピュータ80で構成されている。カメラ50とコンピュータ80は、通信ライン90で適宜信号接続され、カメラ50とカメラアクセサリであるストロボ60及びレンズ70はそれぞれ通信ライン91、92で適宜信号接続される。
カメラ50は、本データ書き換えシステム全体を制御する。ストロボ60、レンズ70は、カメラ50に接続されて動作する。コンピュータ80は、カメラ50との間で情報の送受信を行う。
なお、本第2の実施の形態では、カメラ50、ストロボ60、レンズ70は、それぞれ第1の実施の形態の「主装置」、「外部装置A」、「外部装置B」の下位概念を表わしている。また、通信ライン90、91、92は広く情報の送受信に用いられる経路のことで、導電線、光ファイバなどの有線を用いた通信に限られず、光、音波、電波などを用いた無線通信も含まれる。
図4は、データ書き換えシステムの装置内部の構成を示す図である。
カメラ50は、メインCPU51、メインメモリ52、サブCPU53、サブメモリ54及び着脱メモリ55を備えている。メインCPU51は、カメラ50を制御する。サブCPU53は、メインCPU51からの指令に基づいてカメラ50を制御する。従って、メインCPU51は、カメラ50を統括して制御するメインの制御手段であり、サブCPU53はメインCPU51に従属するサブ制御手段として機能する。そして、メインメモリ52は、メインCPU51が動作するための情報を記憶し、サブメモリ54は、サブCPU53が動作するための情報を記憶する。
ストロボ60は、ストロボCPU61及びストロボメモリ62を備えている。ストロボCPU61は、メインCPU51から送られた指令に基づいてストロボ60を制御する。ストロボメモリ62は、フラッシュメモリであって、ストロボ60が動作するための情報を記憶するとともに、ストロボCPU61からの指令に応じて記憶している情報を書き換えることが可能である。
レンズ70は、レンズCPU71及びレンズメモリ72を備えている。レンズCPU71は、サブCPU53から送られた指令に基づいてレンズ70を制御する。レンズメモリ72は、フラッシュメモリであって、レンズCPU71が動作するための情報を記憶するとともに、レンズCPU71からの指令に応じて記憶している情報を書き換えることが可能である。
着脱メモリ55は、着脱可能な記録媒体であって、カメラ50が撮影した画像を記憶すると共に、ストロボメモリ62やレンズメモリ72に書き込むべき情報を記憶することも可能である。また、コンピュータ80は、USBやIEEE1394を介してカメラ50と接続し、メインCPU51に対して情報の送受信を行う。
図5は、第2の実施の形態に係るデータ書き換えシステムの概略の動作手順を示すフロー図である。なお、第2の実施の形態に係るデータ書き換えシステムの動作は多岐に及ぶが、図5では、本発明に係る部分のみを抽出して示している。
ユーザは、着脱メモリ55にストロボメモリ62とレンズメモリ72に書き込むべき情報を記憶する(R11)。そして、ユーザは、その着脱メモリ55をカメラ50に装着した後、カメラ50を操作してストロボメモリ62とレンズメモリ72の書き換えを指示する(R12、R13)。
この指令に基づいて、メインCPU51は、ストロボ60のストロボメモリ62及びレンズ70のレンズメモリ72に記憶している情報の書き換え動作を開始し(S11)、着脱メモリ55が記憶している情報を取り出す(S12)。
メインCPU51は、先ず、サブCPU53に対してレンズメモリ72に記憶する情報を送り(S13)、その後に、ストロボ60に対してストロボメモリ62に記憶する情報を送る(S14)。
サブCPU53は、メインCPU51から送られた情報を受取ると、当該情報をレンズ70に対して送る(P11)。この動作によって、図5のステップS14とステップP11に示すように、ストロボCPU61とレンズCPU71は略同時期に書き換え処理を実行することができる。
即ち、ストロボCPU61は、ストロボメモリ62に記憶する情報の書き換え動作を実行し(T11、T12)、書き換え完了後に、メインCPU51に対してストロボメモリ62の書き換え完了を通知する(T13)。同様に、レンズCPU71は、レンズメモリ72に記憶する情報の書き換え動作を実行し(Q11、Q12)、書き換え完了後に、サブCPU53に対してレンズメモリ72の書き換え完了を通知する(Q13)。
サブCPU53は、レンズCPU71から送られた書き換え完了通知を受取ると、当該通知をメインCPU51に対して送る(P12)。
メインCPU51は、ストロボCPU61からの書き換え完了通知と、サブCPU53からの書き換え完了通知を受取ると、ストロボ60のストロボメモリ62及びレンズ70のレンズメモリ72に記憶する情報の書き換え動作を完了し(S15)、次の制御動作に移る。
本実施の形態に示すように、カメラ50にメインCPU51とサブCPU53を設け、それぞれ独立してストロボ60、レンズ70を制御するように構成することで、従来のように順次情報の書き換えを行っている場合と比べて、書き換え時間を短縮することができる。
また、着脱メモリ55に書き換える情報を記憶することで、簡便に書き換えを行うことができる。
更に、レンズメモリ72の書き換えに要する時間がストロボメモリ62の書き換えに要する時間よりも長い場合は、メインCPU51が、最初にサブCPU53に対して情報を送るように情報送出しの順序を制御することで、より書き換え時間を短縮することができる。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態に係るデータ書き換え装置を用いたデータ書き換えシステムの装置の構成は、図3、4に示す第2の実施の形態の構成と同一である。従って、第2の実施の形態と同一の部位には同一の符号を参照してその詳細の説明を省略する。
本発明の第3の実施の形態に係るデータ書き換え装置を用いたデータ書き換えシステムの装置の構成は、図3、4に示す第2の実施の形態の構成と同一である。従って、第2の実施の形態と同一の部位には同一の符号を参照してその詳細の説明を省略する。
図6は、第3の実施の形態に係るデータ書き換えシステムの概略の動作手順を示すフロー図である。なお、第3の実施の形態に係るデータ書き換えシステムの動作は多岐に及ぶが、図6では、本発明に係る部分のみを抽出して示している。
ユーザは、カメラ50とコンピュータ80を通信ライン90(例えばUSB)で接続する(R21)。そして、ユーザは、コンピュータ80を操作して、ストロボメモリ62とレンズメモリ72に書き込むべき情報を一括してカメラ50に送る(R22)。
この情報を受信したメインCPU51は、ストロボ60のストロボメモリ62及びレンズ70のレンズメモリ72に記憶している情報の書き換え動作を開始する(S21)。メインCPU51は、コンピュータ80から一括して送信された情報のうちレンズメモリ72に記憶する情報を抽出して、サブCPU53に対してその情報を送信する(S22)。そして、その後、コンピュータ80から送られてくる指示を待つ(S23)。
ユーザは、コンピュータ80を操作して、ストロボメモリ62とレンズメモリ72に対する書き換え指示をカメラ50に送る(R23)。
書き換え指示を受けたメインCPU51は、ストロボCPU61に対してストロボメモリ62に記憶する情報を送り(S24)、それと同時に、サブCPU53はレンズCPU71に対してレンズメモリ72に記憶する情報を送る(P21)。
更にメインCPU51は、先ず、サブCPU53に対してレンズメモリ72を書き換えるように指示する情報を送り(S25)、その後に、ストロボCPU61に対してストロボメモリ62を書き換えるように指示する情報を送る(S26)。
サブCPU53は、メインCPU51から送られた指示情報を受取ると、当該指示情報をレンズCPU71に対して送る(P22)。この動作によって、図6のステップS26とステップP22に示すように、ストロボCPU61とレンズCPU71は略同時期に書き換え処理を実行することができる。
即ち、ストロボCPU61は、ストロボメモリ62に記憶する情報の書き換え動作を実行し(T21、T22)、書き換え完了後に、メインCPU51に対してストロボメモリ62の書き換え完了を通知する(T23)。同様に、レンズCPU71は、レンズメモリ72に記憶する情報の書き換え動作を実行し(Q21、Q22)、書き換え完了後に、サブCPU53に対してレンズメモリ72の書き換え完了を通知する(Q23)。
サブCPU53は、レンズCPU71から送られた書き換え完了通知を受取ると、当該通知をメインCPU51に対して送る(P23)。
メインCPU51は、ストロボCPU61からの書き換え完了通知と、サブCPU53からの書き換え完了通知を受取ると、ストロボ60のストロボメモリ62及びレンズ70のレンズメモリ72に記憶する情報の書き換え動作を完了し(S27)、次の制御動作に移る。
本実施の形態に示すように、カメラ50にメインCPU51とサブCPU53を設け、それぞれ独立してストロボ60、レンズ70を制御するように構成することで、従来のように順次情報の書き換えを行っている場合と比べて、書き換え時間を短縮することができる。
また、コンピュータ80を介して書き換える情報を一括して受取ることで、簡便に書き換えを行うことができる。
更に、レンズメモリ72の書き換えに要する時間がストロボメモリ62の書き換えに要する時間よりも長い場合には、メインCPU51が、最初にサブCPU53に対して情報を送るように情報送出しの順序を制御することで、より書き換え時間を短縮することができる。
次に、以上説明した各実施の形態による書き換え時間短縮の効果について、図4に示す第2の実施の形態の構成を参照しつつ説明する。
図7の(a)は、最初にメインCPU51がストロボ60についてのデータの書き換えを行い、後でレンズ70についてのデータの書き換えを行った場合の書き換え完了までの所要時間を示している。図7の(b)は、最初にメインCPU51がレンズ70についてのデータの書き換えを行い、後でストロボ60についてのデータの書き換えを行った場合の書き換え完了までの所要時間を示している。
この図7によれば、CPU51がストロボ60についてのデータの書き換え時間(t1+t2)と、レンズ70についてのデータの書き換え時間(T1+T2+T3)とを比較し、時間の長いほうから先にデータの書き換えを開始することで書き換え時間を短縮できることがわかる。
なお、本実施の形態では、メインCPU51と1台のサブCPU53の構成であるが、メインCPU51と複数のサブCPUの構成であっても、上述と同様に本発明を適用することができる。また、本実施の形態では、サブCPU53に1台の記憶手段(レンズメモリ)が接続されているが、サブCPU53に複数台の記憶手段が接続された構成であっても上述と同様に本発明を適用することができる。例えば、サブCPU53が、複数台の記憶手段の内データ書き換え時間が長いほうの記憶手段に対して先にデータの書き換え動作を開始するように構成することもできる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…主装置、2…外部装置A、3…外部装置B、4…通信ライン、5…通信ライン、10…制御手段α、11…記憶手段α、12…制御手段β、13…記憶手段β、21…制御手段A、22…記憶手段A、31…制御手段B、32…記憶手段B、50…カメラ、51…メインCPU、52…メインメモリ、53…サブCPU、54…サブメモリ、60…ストロボ、61…ストロボCPU、62…ストロボメモリ、70…レンズ、71…レンズCPU、72…レンズメモリ、80…コンピュータ、90…通信ライン、91…通信ライン、92…通信ライン。
Claims (6)
- 第1及び第2の外部装置と接続し、第1の外部装置に設けられた第1の記憶手段及び第2の外部装置に設けられた第2の記憶手段に記憶されたそれぞれのデータを書き換えるデータ書き換え装置において、
上記第1の記憶手段に記憶されたデータの書き換えを制御する第1の制御手段と、
上記第1の制御手段から上記第2の記憶手段の書き換えデータを受け取って、上記第2の記憶手段に記憶されたデータの書き換えを制御する第2の制御手段とを備え、
上記第1の制御手段は、上記第1の記憶手段のデータ書き換え、及び上記第2の記憶手段のデータの書き換えを行うとき、データの書き換え時間が長い方の記憶手段に対して先にデータの書き換え動作を開始することを特徴とするデータ書き換え装置。 - 上記第1の制御手段は外部のホストコンピュータと接続され、上記ホストコンピュータから送信される上記第1及び第2の外部装置の少なくともいずれかの書き換えデータを受信することを特徴とする請求項1に記載のデータ書き換え装置。
- 上記データ書き換え装置は、記録媒体を着脱可能になっており、上記記録媒体から上記第1及び第2の外部装置の少なくともいずれかの書き換えデータを読み出すことを特徴とする請求項1に記載のデータ書き換え装置。
- 上記第1の制御手段は、上記第1の外部装置から上記第1の記憶手段のデータの書き換えが終了したことを表わす信号、上記第2の外部装置から上記第2の記憶手段のデータの書き換えが終了したことを表わす信号の少なくともいずれかの信号を受信することを特徴とする請求項1に記載のデータ書き換え装置。
- 上記記憶手段は、不揮発性半導体メモリであることを特徴とする請求項1に記載のデータ書き換え装置。
- 上記データ書き換え装置は、電子カメラであり、上記第1及び第2の外部装置は、カメラアクセサリであり、上記書き換えデータはファームウエアであることを特徴とする請求項1に記載のデータ書き換え装置。
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061107 |