JP2005084166A - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部エネルギーがなくても表示された画像を保持でき、高耐久性かつ高彩度の画像を形成でき、構造が簡単で、小型化が可能な画像表示装置および画像表示方法を提供する。
【解決手段】透明材料から構成された画像表示板1の内部に、一本の連続した流路2を葛篭折状に形成し、この流路2内に液体Dと分断流体Vとを所定のタイミングで切り換えながら供給し、画像表示板1上の画素相当部X1 ,X2 ,X3 ,…Xn のうち、入力した画像情報の点画像(ドット)に対応する位置のそれぞれに液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dn )を配置させる。画像表示板1上の画像表示領域15には、液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dn )により構成された画像が表示される。
【選択図】図7

Description

本発明は画像表示装置に係り、特にフラットパネルディスプレイのような薄型画像表示装置および画像表示方法に関する。
従来より、パーソナルコンピュータや携帯情報端末(PDA)などの情報端末機器やカーナビゲーションシステムの画像表示装置として液晶表示装置(LCD)が広く用いられている。液晶表示装置は応答速度が速く、鮮明なカラー画像の動画を表示できるという利点がある反面、構造が複雑で製造費用が嵩むため製品の価格が高い、消費電力が高い、画像保持に電力を要する、視野角が狭い、などの欠点がある。そのため、液晶表示装置の代替品として様々な方式の画像表示装置が提案されている。
例えば、液体の膜沸騰現象を利用して画像のオン/オフを切り換える表示装置が提案されている(例えば特許文献1および特許文献2参照)。また、セル内のインクを熱的に膨張或いは収縮させたり、ダイアフラムを機械的に駆動することにより画像表示部にインクを出し入れして画像のオン/オフを切り換える表示装置を提案するものもある(例えば特許文献3参照)。さらに、一部を遮光マスクで覆った透光性筐体(セル)内に遮光性流体を略半分封入し、外部から赤外線を照射して生じる遮光性流体の表面張力勾配により遮光性流体を駆動して光の透過/遮光を切り換える方式の表示装置を提案するものもある(例えば特許文献4参照)。
特開平5−127603号公報 特開平5−127604号公報 特開2001−42794号公報 特開2002−169105号公報
しかし、前記特許文献1および2のような流体の膜沸騰現象を利用する画像表示装置では膜沸騰の持続時間が10μsecと短いため、画像を表示し続けるには10kHz程度の電圧を印加し続けなければならないという問題や、装置の耐久性が低い、表示画像の彩度が低い、などの問題がある。
また、前記特許文献3に開示されたような、インクを熱的に膨張或いは収縮させる方式では、インクの熱膨張率が低いため、インクを300Kから350Kに加熱してもインクの体積変化は約2%程度と小さい。そのため、所定の体積の増加を確保しようとすると、画像表示部の体積に対して相当大きなリザーバータンクが必要となり、装置が大型化するという問題がある。また、ダイアフラムを機械的に駆動する方式では、装置の構造が複雑になり、装置の小型化を阻害する、という問題がある。さらに、前記特許文献4に開示された方式では、遮光マスクにより特定波長の光を遮断するため、一度遮光性流体を移動させて情報を書き込むと、書き込み情報をリフレッシュすることができない、という問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、外部からのエネルギーを供給することなく書き込み情報を保持でき、高耐久性かつ高彩度の画像を形成でき、構造が簡単で、小型化が可能な画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る表示装置は、液体を用いて画像を表示する画像表示装置であって、画像表示領域を有する画像表示板と、前記画像表示領域に対応して設けられ、流体の移動方向を規制する流路と、所定の色素を有する第1の液体を、表示しようとする画像の画像情報に応じて所定量ずつ前記流路へ順次間歇的に供給することにより、お互いに分断された第1の液体を有する複数の液体の塊が列状に配列されたセグメント流体列を生成するとともに、このセグメント流体列を前記流路内で移動させるセグメント流体列形成手段と、を有し、前記セグメント流体列が前記流路の所定の位置に移動することにより、前記第1の液体によって前記画像表示領域に所望の画像が表示されることを特徴とする。
ここで、前記セグメント流体列の前記複数の液体の塊は、気体または液体によって互いに分断されていてもよい。
また、前記セグメント流体列形成手段は、透明性を有する第2の液体を予め区切って第2の液体からなる複数の液体の塊を列状に配列するとともに、この複数の液体の塊に、前記画像情報に応じて前記第1の液体を注入することにより、前記セグメント流体列を生成することが好ましい。
また、前記セグメント流体列形成手段は、前記第1の液体を予め区切って第1の液体からなる複数の液体の塊を列状に配列するとともに、この複数の液体の塊に、前記画像情報に応じて前記第2の液体を注入することにより、前記セグメント流体列を生成してもよい。
また、前記第1の液体の例として、R(赤)、G(緑)およびB(青)の3つの色素、あるいは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)およびK(黒)の4つの色素のうち、少なくとも1つの色素を用いて着色された液体を挙げることができる。
また、前記流路には、前記セグメント流体列形成手段により前記セグメント流体列の移動が停止したとき、前記セグメント流体列の各液体の塊の位置が調整される位置調整手段を有していてもよい。
ここで、前記位置調整手段として、前記セグメント流体列の各液体の塊を保持するための、前記流路の壁面に形成された撥水処理部あるいは親水処理部を挙げることができる。
また、前記位置調整手段の他の例として、前記セグメント流体列の各液体の塊を保持するための、前記流路の壁面に形成された凹部を挙げることができる。
また、前記流路の例として、流路入口および流路出口をそれぞれ1つ有し、前記流路入口と前記流路出口との間で1つのセグメント流体列の移動経路を成すものを挙げることができる。
また、前記流路の他の例として、流路入口および流路出口をそれぞれ2つ以上有し、前記流路入口と前記流路出口は一対一に対応し、前記流路入口と前記流路出口との間で、2つ以上のセグメント流体列の移動経路を成すものを挙げることができる。
また、前記移動経路は、互いに平行に設けられているのが好ましい。
本発明の画像表示方法は、液体を用いて画像を表示する画像表示方法であって、画像を表示する画像表示領域に対応して設けられた流路へ、所定の色素を有する第1の液体を、表示しようとする画像の画像情報に応じて所定量ずつ順次間歇的に供給することにより、お互いに分断された第1の液体を有する複数の液体の塊が列状に配列されたセグメント流体列を生成し、生成した前記セグメント流体列を前記流路の所定の位置に移動させることにより、前記第1の液体によって前記画像表示領域に所望の画像を表示する。
本発明によれば、外部からエネルギー供給がなくても画像を保持でき、高耐久性かつ高彩度の画像を形成でき、構造が簡単で、小型化が可能な画像表示装置および画像表示方法が得られる。
(第一の実施形態)
以下、本発明の第一の実施形態に係る画像表示装置について説明する。図1は本実施形態に係る画像表示装置10の平面図であり、図2(a)は同画像表示装置10を図1中のA−A´線を通り紙面に垂直な平面で切断した切断面を示した縦断面図(以下、紙面又は後述する画像表示板1と直交する平面で切断した断面を示した図を「縦断面図」という。)であり、図2(b)は同画像表示装置10を図1中のB−B´線を通る平面で切断した縦断面図である。
図1に示したように、この画像表示装置10は、平板状の画像表示板1と、この画像表示板1に隣接配置されたセグメント流体列形成ユニット(セグメント流体列形成手段)3とから構成されている。画像表示板1は透明な材料で形成されていればよく、材料は特に限定されない。例えば、ガラス、アクリル、塩化ビニルのような、透明の樹脂などが挙げられる。
ここで、セグメント流体列形成ユニットで形成されるセグメント流体列とは、所定の色素を有する液体の塊が流体によって分断されて配列された列状のものである。この液体の塊を液体D(図13参照)とし、液体Dを分断する流体を分断流体V(図13参照)とする。
図1、図2(a)および図2(b)に示したように、画像表示板1の内部には中空状の流路2が貫挿されている。画像表示板1の上表面には、複数の画素相当部がマトリックス状に配置されて画像表示領域が形成されている。流路2は画像表示領域に形成された各画素相当部の下側を通過するように形成されている。すなわち、流路2は、全ての画素相当部の下側をいわゆる「一筆書き」でなぞるようなツヅラ折形状に形成されている。流路2の形状としては、この他に、例えば渦巻き形に形成されたものが挙げられる。
本実施形態に係る流路2は、画像表示板1内でツヅラ折形状に形成された、一つの管状の孔によって形成されている。すなわち、図1に示したように、流路2は、画像表示板1の幅方向の一方の端から他方の端にのび、他方の端で180度折り返されて、前記一方の端にのびた、いわゆるジグザグ状に形成されている。この流路2には、第1の液体が流れるようになっており、流体の移動方向を規制する一本の移動経路となっている。
なお、図2(a)および図2(b)に示すように、本実施形態に係る画像表示装置10では、流路2は矩形の断面を備えているが、断面形状は矩形には限定されない。矩形以外の断面、例えば円形、楕円形或いは閉じた曲線状の断面を備えた流路2を形成してもよい。さらに、図1に示したように、本実施形態に係る画像表示装置10では、流路2は画像表示板1の左右両端付近で直角に折れ曲がった形に形成されているが、これに限定されるものではない。例えば、流路2のうち、隣接する二つの直線部分の端部を接続する部分の流路は、その横断面(表示板の上表面に平行な面で切断した断面)が円弧を描くような曲面状に形成されていてもよい。
流路2の断面の形や面積は、後述する第1の液体、および分断流体の表面張力にかかわらず、円滑に流れる限り、特に限定されない。例えば、流路2の断面の大きさ(幅、高さ又は直径)としては、0.2〜5mm×0.2〜5mmを挙げることができ、流路2の断面積としては0.04×25mm2 を挙げることができる。また、後述するように、流路2は一つの画像表示板1内に複数形成されていてもよい。例えば、複数の流路2を互いに平行に、画像表示板1の頂部11又は側部13に平行に配設してもよい。その場合、後述するセグメント流体列形成ユニット3は一つのセグメント流体列形成ユニットから全ての流路2に第1の液体および分断流体を供給してもよく、複数の流路2の各々にセグメント流体列形成ユニット3を配設してもよい。さらに流路2は透明材料で形成された管状のものであってもよい。
次に、流路2の壁面に形成された位置調整手段としての位置調整部について説明する。図3(a)は画像表示板1の平面図を部分的に拡大した図であり、図3(b)は画像表示板1の断面図である。図3(a)および(b)中、二点鎖線は一つの画素に相当する画素相当部Xの境界を示す。図3(a)に示したように、画像表示板1では、流路2(2a、2b、2c)の流路壁面の上部において、撥インク処理部23が設けられ、この撥インク処理部23により区画されて一つの画素に相当する画素相当部X(X1 ,X2 ,X3 ,…Xn )が設けられている。
ここで「撥インク処理部」とは、撥インク処理が施された部分であり、後述する液体Dをはじく性質を付与された部分である。例えば、液体Dを構成する第1の液体として水性インクを用いる場合は、撥水処理が「撥インク処理」に該当し、油性インクを用いる場合には、親水処理が「撥インク処理」に該当する。撥インク処理部の一つである、撥水処理部を形成する方法としては、フッ素樹脂などのフッ素系材料を塗布した後、リソグラフィー加工を施してフッ素樹脂をパターニングする方法、シリコーン系材料を塗布する方法、および表面粗さを変化させるなどの方法が挙げられる。
画像表示装置10では、流路2内の画素相当部と画素相当部との境界部周辺に撥インク処理部23が形成されているので、隣接する二つの撥インク処理部23と撥インク処理部23との間の流路2の上部壁面が、液体Dを構成するインクに対して、相対的に親和性を有する位置調整部22となる。そのため、位置調整部22の位置で保持させるべき液体Dが位置調整部22と位置調整部22との間の位置で停止した場合、この位置には撥インク処理部23が形成されているため、液体Dは、より親和性の高い位置調整部22の位置まで移動する。このように、流路2自身の性質により、流路2内に供給された液体Dの位置を調整することのできる効果、すなわち「セルフアライメント効果」が得られる。なお、撥インク処理部23は画像表示板1の一部にのみ形成してもよい。
次に、本実施形態に係るセグメント流体列形成ユニット3について説明する。図1に示したように、画像表示装置10の図1中の左側上部にはセグメント流体列形成ユニット(セグメント流体列形成手段)3が配設されている。このセグメント流体列形成ユニット3は、流路2内に液体Dと分断流体Vとを交互に供給してセグメント流体列を生成し、このセグメント流体列を流路2内に移動させることにより画像表示板1上に画像を形成する。
図4は本実施形態に係るセグメント流体列形成ユニット3の内部の概略構成を示した図である。図4に示したように、セグメント流体列形成ユニット3の内部には、第1の液体を収容する容器41a、41bおよび41c、第1の液体を供給するポンプ43a、43bおよび43c、第2の液体を収容する容器45a、45bおよび45c、第2の液体を供給するポンプ46a、46bおよび46c、分断流体Vを供給するポンプ50、および制御部30が配設されている。ポンプ43a、43b、43c、46a、46bおよび46cとしては、ダイアフラムポンプを用いることができる。ダイアフラムポンプのダイアフラム部を駆動するアクチュエータとしては、静電力、ピエゾ、熱バイモルフ、熱圧力効果(サーモニューマチック)などを動力とするものを挙げることができる。
ここで、「第1の液体」とは、色素を有するインクである。第1の液体は、流路2内を移動でき、流路2内に保持されたときに特定の色を表示できる液体であればよく、特に限定されない。例えば、顔料や染料を無色透明の液体と混合したもの、例えば、R(赤)、G(緑)およびB(青)、あるいはY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)またはK(黒)などの色素を有し特定の色を呈するインク、或いはインクをその希釈液で希釈したものなどが挙げられる。本実施形態では第1の液体としてY(イエロー)、M(マゼンタ)およびC(シアン)のインクを使用し、容器41aにY(イエロー)のインクが収容され、容器41bにM(マゼンタ)のインクが収容され、容器41cにC(シアン)のインクが収容されている。
また「第2の液体」とは、上記第1の液体に対して相溶性を有する液体である。第2の液体は、第1の液体と混合されて所望の光学濃度(以下、単に「濃度」という。)の液体Dを構成する。第1の液体だけで所望の濃度の色を呈する液体Dが得られる場合には、第2の液体は省略してもよい。第2の液体としては、第1の液体に対する相溶性を備え、無色透明の液体であればよく、特に限定されない。例えば、水、各種炭化水素類、シリコーンオイルなどを挙げることができる。本実施形態では第2の液体としてキャリア液体Sを用いる。本実施形態では容器45a、45bおよび45cにキャリア液体Sが収容されている。
「分断流体V」とは、流路2内において、流体の移動方向の前後で分断流体Vを介して隣り合う、二つの液体Dどうしを分断し、かつ、その二つの液体Dどうしの間隔を一定に維持するための流体である。分断流体Vとしては、液体Dに対する相溶性がなく、流体の移動方向の前後で隣り合う二つの液体Dどうしの間隔を一定に維持できる流体であればよく、特に限定されない。分断流体Vは気体でも液体でもよい。液体の分断流体Vの例としては、水、各種炭化水素類、シリコーンオイルなどを挙げることができる。また、気体の分断流体Vの例としては、空気、窒素ガス、不活性ガスなどを挙げることができる。本実施形態では空気を分断流体Vとして使用する。
本実施形態に係るセグメント流体列形成ユニット3では、ポンプ50と流路2との間は配管37および配管37から三方に分岐した三つの配管36a、36bおよび36cで接続されている。配管36a、36bおよび36cは流路2の流体移動方向上流側(図1中の左上)の端部に設けられた合流点21で合流している。
配管36aは容器45aおよびポンプ46aと接続部362aで接続され、ポンプ46aが作動すると容器45a内のキャリア液体Sが配管36aの接続部362aに供給される。同様に、配管36aは容器41aおよびポンプ43aと接続部361aで接続され、ポンプ43aが作動すると容器41aに収容されたY(イエロー)のインクが配管36aの接続部361aに供給される。配管36aにはさらにバルブ35aが設けられ、バルブ35aを開閉することにより配管36aへの分断流体Vの供給および停止が制御される。
配管36bは容器45bおよびポンプ46bと接続部362bで接続され、ポンプ46bが作動すると容器45b内のキャリア液体Sが配管36bの接続部362bに供給される。同様に、配管36bは容器41bおよびポンプ43bと接続部361bで接続され、ポンプ43bが作動すると容器41bに収容されたM(マゼンタ)のインクが配管36bの接続部361bに供給される。配管36bにはさらにバルブ35bが設けられ、バルブ35bを開閉することにより配管36bへの分断流体Vの供給および停止が制御される。
配管36cは容器45cおよびポンプ46cと接続部362cで接続され、ポンプ46cが作動すると容器45c内のキャリア液体Sが配管36cの接続部362cに供給される。同様に、配管36cは容器41cおよびポンプ43cと接続部361cで接続され、ポンプ43cが作動すると容器41cに収容されたC(シアン)のインクが配管36cの接続部361cに供給される。配管36cにはさらにバルブ35cが設けられ、バルブ35cを開閉することにより配管36cへの分断流体Vの供給および停止が制御される。
ポンプ43aと制御部30とは配線33aで接続され、ポンプ46aと制御部30とは配線34aで接続され、バルブ35aと制御部30とは配線32aで接続されている。ポンプ43bと制御部30とは配線33bで接続され、ポンプ46bと制御部30とは配線34bで接続され、バルブ35bと制御部30とは配線32bで接続されている。ポンプ43cと制御部30とは配線33cで接続され、ポンプ46cと制御部30とは配線34cで接続され、バルブ35cと制御部30とは配線32cで接続されている。
したがって、制御部30でポンプ43a、46aおよびバルブ35aを作動させることにより、配管36a内へのキャリア液体SおよびY(イエロー)のインクと、分断流体Vとの供給および停止が制御される。同様に、制御部30でポンプ43b、46b、およびバルブ35bを作動させることにより、配管36b内へのキャリア液体SおよびM(マゼンタ)のインクと、分断流体Vとの供給および停止が制御される。同様に、制御部30でポンプ43c、46c、およびバルブ35cを作動させることにより、配管36c内へのキャリア液体SおよびC(シアン)のインクと、分断流体Vとの供給および停止が制御される。液体Dの供給開始と停止との切り換えは、ポンプ43a〜43cおよびポンプ46a〜46cの作動とバルブ35a〜35cの開閉とを制御することにより行う。
次に、本実施形態の画像表示装置で特定の色を有する液体Dを形成する手順について説明する。液体Dとして複数の種類のインクとキャリア液体Sとを含む液体Dを供給するには、液体Dを構成する複数の第1の液体を配管36(36a、36b、36c)内で形成し、これらを合流点21で合流させて混合し、所望の色を呈する液体Dを形成する。例えば、Y(イエロー)のインク、M(マゼンタ)のインク、およびC(シアン)のインクとキャリア液体Sとを含む液体Dを形成するには、まず、ポンプ46aを作動させて配管36aの接続部362aに所定量のキャリア液体S1 を供給する。次いで、ポンプ46aを停止させ、バルブ35aを極く短時間開いてキャリア液体S1 を接続部361aまで移動させる。
次いで、ポンプ43aを作動させて所定量のY(イエロー)のインクをキャリア液体S1 に注入する。こうして所定の濃度の色を有するY(イエロー)の第1の液体Y1 を接続部361aの位置に形成する。一方、M(マゼンタ)およびC(シアン)の各インクについても、Y(イエロー)のインクのポンプ46a、43aおよびバルブ35aの操作と同期してポンプ46b、43b、バルブ35b、およびポンプ46c、43c、バルブ35cを作動させて、所定の濃度の色を有するM(マゼンタ)の第1の液体M1 を接続部361bの位置に形成し、所定の濃度の色を有するC(シアン)の第1の液体C1 を接続部361cの位置に形成する。
次いで、バルブ35a〜35cを開いて所定量の分断流体Vを配管36a〜36cに供給すると、分断流体Vの圧力により各第1の液体Y1 、M1 およびC1 は配管36a〜36c内を移動し、合流点21で合流し、一体化する。一体化することにより第1の液体Y1 、M1 およびC1 は混合され、所定の色および濃度を有する液体Dが形成される。この液体Dは分断流体Vの圧力により移動し、流路2に供給される。なお、液体Dとして、キャリア液体Sを使用しない場合には、インクを直接配管36a〜36cの接続部361a〜361cに供給し、分断流体Vの圧力で移動させてもよい。また、液体Dに表示させる色に応じて注入するインクの量や種類、キャリア液体Sの量を適宜調節する。
さらに、上記の例では、配管36(36a、36b、36c)の流体の移動方向上流側にキャリア液体Sを供給するポンプ46(46a、46b、46c)および容器45(45a、45b、45c)を設け、流体の移動方向下流側にインクを供給するポンプ43(43a、43b、43c)および容器41(41a、41b、41c)を設けて、配管36(36a、36b、36c)に供給されたキャリア液体Sに対してインクを注入する場合を例にして説明したが、これには限定されない。例えば、配管36(36a、36b、36c)の流体移動方向上流側にインクを供給するポンプ43(43a、43b、43c)および容器41(41a、41b、41c)を設け、下流側にキャリア液体Sを供給するポンプ46(46a、46b、46c)および容器45(45a、45b、45c)を設けて、配管36(36a、36b、36c)に供給されたインクに対してキャリア液体Sを注入する構成にしてもよい。
次に、画像表示板1と画像情報との関係について説明する。本実施形態に係る画像表示装置10に画像を表示させるには、例えばスキャナーなどの入力装置と画像表示装置10とを接続し、入力装置から画像情報を入力する。図5は本実施形態に係る画像表示装置10を、入力画面16を備えた入力装置と接続した場合の、入力画面16と画像表示板1との関係を示した図である。図5に示したように、画像表示板1では、その上表面に画像表示領域15が形成されている。流路2には、液体Dと分断流体Vの供給が停止した際、液体Dが所定の位置に調整されて位置決めされるように位置調整部が設けられており、この位置調整部の位置に応じて、画像表示領域15には複数個の画素相当部X1 ,X2 ,X3 ,…がマトリックス状に形成されている。これら画素相当部X1 ,X2 ,X3 ,…の各々が、画像表示領域15に画像を表示する場合の画素、すなわち画像を構成する最小単位となっている。一方、入力装置で得られる画像上の点pは、画像表示板1の上表面に点線で示した画像表示領域15中の点Pに対応する。従って、点pの画像情報が入力されると、画像表示領域15の点Pに位置決めされるべき液体Dの色や濃度が定まる。
次に、点pの画像情報が入力された後、画像表示板1上に点Pの点画像(ドット)が形成されるまでの手順について説明する。図6は画像情報の入力から実際に画像が形成されるまでの処理の流れを示したフローチャートである。
スキャナーなどの入力装置から、各画素に対応した画像情報が入力されると(ステップ1)、制御部30では、各画素に相当する画像表示板1上の点(画素の点pに対応する点P)に点画像(ドット)を形成するのに必要なセグメント流体列として、順次、液体Dおよび分断流体Vからなる流体列が決定される。この流体列は、液体D、および、液体Dどうしを分断する分断流体Vから構成され、流路2内に移動させた際に、液体Dが、流路2の所定位置(具体的には、画像表示領域15上に表示しようとする画像を構成するドットの位置)に供給されるようなセグメント流体列である。
例えば、図5に示した画像表示板1上の点Pに点画像(ドット)を形成するためのセグメント流体列は、先頭部すなわち画像表示領域15の右下の画素相当部Xz から点Pの直前の画素相当部(Xn+1 )までの流路2を満たす量の分断流体V、点Pに点画像(ドット)を形成する画素相当部Xn の流路2を満たす量の液体D、および、点Pの直後の画素相当部(Xn-1 )から最後尾すなわち画素相当部X1 までの流路2を満たす量の分断流体Vを、この順序に配列したセグメント流体列である。
より具体的には、セグメント流体列を形成するのに必要なデータ、すなわち、液体Dおよび分断流体Vに関するデータ(以下「流体データ」という。)を算出する。すなわち、点Pに点画像(ドット)を形成するのに必要な液体Dの量(w)、点Pの点画像(ドット)の色を表示するのに必要な、Y(イエロー)、M(マゼンタ)またはC(シアン)の各色インクの必要量(体積)、キャリア液体Sの必要量(体積)、上記液体Dを点Pの位置まで移動させるのに必要な分断流体V(画素相当部Xz から画素相当部Xn+1 までの流路2を満たす量の分断流体V、および、画素相当部Xn-1 から画素相当部X1 までの流路2を満たす量の分断流体V)の体積などの流体データを算出する(ステップ2)。
次いで、上記算出した流体データに基づいて、ポンプ43a〜43c、ポンプ46a〜46cの作動タイミング、バルブ35a〜35cの開閉タイミングなどの、装置の作動タイミングに関するデータ(以下「タイミングデータ」という。)を算出し(ステップ3)、このタイミングデータに基づいてポンプ43a〜43c、ポンプ46a〜46c、バルブ35a〜35cを作動させ(ステップ4)、必要量の各色インクY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、キャリア液体Sおよび分断流体Vを流路2内に供給する。
具体的には、点Pに点画像(ドット)を形成するのに必要な量のインクY(イエロー)、M(マゼンタ)またはC(シアン)、或いはさらにキャリア液体Sを含む液体が、ポンプ43a〜43c、ポンプ46a〜46cの作動により配管36(36a、36b、36c)に供給され、それぞれの配管36a、36bおよび36c内に供給された第1の液体が、合流点21で合流して混合され、所定の色および濃度を有する液体Dが形成される。次いでバルブ35(35a、35b、35c)を所定のタイミングで開閉することにより液体Dが流路2内に供給される。次いでバルブ35(35a、35b、35c)を所定時間開き、所定量の分断流体Vを流路2内に供給する。
所定量の分断流体V、具体的には流路2の入口の合流点21から点Pまでの流路2の容積に相当する体積の分断流体Vの供給が終わった時点でバルブ35(35a、35b、35c)を閉じる。所定体積の分断流体Vの供給が終わった時点で液体Dは点Pの位置まで移動しており、点Pに液体Dによる点画像(ドット)が表示される。
次に、画像表示板1上にアルファベットの文字「A」を表示する場合の操作について説明する。図7は表示しようとする画像と画像表示領域15との関係を示した図である。上述した点Pに画像を表示する場合と同様に、スキャナーなどの入力装置からアルファベットの文字「A」の画像情報が入力されると、制御部30では、文字「A」を表示するために必要なセグメント流体列が決定される。このセグメント流体列は、画像表示領域15上に文字「A」の画像を表示させる複数の点P1 ,P2 ,P3 ,…Pz に点画像(ドット)を形成する液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dz )と、各液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dz )どうしを分断して流路2内の所定位置に各液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dz )を供給するための分断流体Vとを交互に配列してなるセグメント流体列である。
具体的には、図7に示した画像表示領域15の右下の画素相当部XZ から点P1 までの流路2を満たす量の分断流体V1 、点P1 の点画像(ドット)を形成する液体D1 、点P1 と点P2 との間の流路2を満たす量の分断流体V2 、点P2 の点画像(ドット)を形成する液体D2 、点P2 と点P3 との間の流路2を満たす量の分断流体V3 、点P3 の点画像(ドット)を形成する液体D3 、点P3 と点P4 との間の流路2を満たす量の分断流体V4 、…、点PZ の点画像(ドット)を形成する液体DZ 、および点PZ と画素相当部X1 との間の流路2を満たす量の分断流体VZ+1 を、この順に配置してなるセグメント流体列を決定する。
すなわち、点P1 ,P2 ,P3 ,…Pz の点画像(ドット)を形成する液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dz )を構成するのに必要なインク(Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン))およびキャリア液体Sの体積、各点P1 ,P2 ,P3 ,…Pz の位置にそれぞれ液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dz )を移動させるのに必要な分断流体V1 ,V2 ,V3 ,…Vz の体積などの流体データを算出する。次いで算出した流体データに基づいて、ポンプ46a〜46cおよびポンプ43a〜43cの駆動タイミング、およびバルブ35a〜35cを開閉するタイミングに関するタイミングデータを算出する。次に算出したタイミングデータに基づいて、ポンプ46a〜46cおよびポンプ43a〜43cを駆動し,バルブ35a〜35cを開閉すると、所定体積の液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dz )、および各分断流体V1 ,V2 ,V3 ,…Vz が流路2内に供給される。
その結果、各点P1 ,P2 ,P3 ,…Pz の位置に所定体積の液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dz )が移動し、各点P1 ,P2 ,P3 ,…Pz の位置に液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dz )が配置されて点画像(ドット)が形成され、画像表示板1の画像表示領域15に文字「A」の画像が表示される。この様子を示したのが図8および図9である。図8は画像形成開始から画像形成完了までの動作を示したタイミングチャートであり、図9は画像形成開始から画像形成完了までの画像表示領域15上の変化を示した画像表示装置10の平面図である。
即ち、最初に分断流体V1 を供給するために、時間t0 〜t1,1 でバルブ35(35a〜35c)を開いて配管36(36a〜36c)内に分断流体Vを供給する。次いで、点P1 の位置に点画像(ドット)を形成する液体D1 を形成するために、時間t1,1 〜t1,2 でポンプ46(46a〜46c)を作動させて液体D1 に対応する量のキャリア液体Sを配管36(36a〜36c)に供給する。次いで時間t1,2 〜t1,3 でバルブ35(35a〜35c)を開いて配管36内に所定量の分断流体Vを供給してキャリア液体Sをポンプ43(43a〜43c)の位置まで移動させる。次いで時間t1,3 〜t1,4 でポンプ43(43a〜43c)を作動させて配管36(36a〜36c)内を移動してきたキャリアSに容器41(41a〜41c)内のインクを注入する。
こうしてキャリア液体SにY(イエロー)のインクが注入されて所定の濃度のY(イエロー)の第1の液体が形成される。同様に、M(マゼンタ)およびY(イエロー)についても上記タイミングでポンプ46b、46cおよびポンプ43b、43cとバルブ35b、35cを作動させることにより、時間t1,4 で配管36a〜36cのインク接続部361a〜361cのそれぞれにY(イエロー)の第1の液体、M(マゼンタ)の第1の液体、C(シアン)の第1の液体が形成される。次いで時間t1,4 〜t2,1 でバルブ35a〜35cを開いて所定量(V2 )の分断流体Vを配管36a〜36c内に供給すると、Y(イエロー)、M(マゼンタ)およびC(シアン)の三つの第1の液体は合流点21で合流して一体化し、Y(イエロー)、M(マゼンタ)およびC(シアン)の各インクが混合されて所定の色を呈する液体D1 を形成して流路2に供給される。なお、もちろん、表示しようとする色や濃度に応じてポンプ43a〜43cの各バルブの開閉の有無や開閉時間は異なっていてもよい。
以下同様に、時間t2,1 〜t2,2 でポンプ46a〜46cを作動させ、時間t2,2 〜t2,3 でバルブ35a〜35cを開き、時間t2,3 〜t2,4 でポンプ43a〜43cを作動させ、時間t2,4 〜t3,1 でバルブ35a〜35cを開くことにより液体D2 および分断流体V3 が流路2に供給される。同様に、時間t3,1 〜t3,2 でポンプ46a〜46cを作動させ、時間t3,2 〜t3,3 でバルブ35a〜35cを開き、時間t3,3 〜t3,4 でポンプ43a〜43cを作動させ、時間t3,4 〜t4,1 でバルブ35a〜35cを開くことにより液体D3 および分断流体V4 が流路2に供給される。
以下同様にして、ポンプ43a〜43c、ポンプ46a〜46cおよびバルブ35a〜35cを、所定のタイミングで作動させることにより、液体D4 、分断流体V5 、…液体Dn 、分断流体Vn+1 、…の順に供給し、最後に液体Dz 、次いで分断流体Vz+1 を供給する。時間の経過とともに、液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dn )と分断流体V(V1 ,V2 ,V3 ,…Vn )が流路2内に供給され、液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dn )どうしは互いに一定の間隔を保ちながら図9(a)および図9(b)に示したように流路2の下流方向に移動する。そして最後の分断流体Vz+1 を供給し終わると、流路2内に上記決定したセグメント流体列が形成される。このセグメント流体列では、画像表示領域15にアルファベットの文字「A」を表示させる点画像(ドット)の位置、すなわち点P1 ,P2 ,P3 ,…Pz に所定体積の液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dz )が供給されるように分断流体V(V1 ,V2 ,V3 ,…Vz+1 )と液体D(D1 ,D2 ,D3 ,…Dz )とが配列されている。そのため、流路2内に上記決定したセグメント流体列が形成されると、図9(c)に示したように、文字「A」が画像表示板1の表面の画像表示領域15に現れる。
以上説明したように、本実施形態に係る画像表示装置10では、流路2内に供給する液体Dおよび分断流体Vの量(体積)を調節することにより画像を形成し保持するので、装置の外部からエネルギーを供給することなく画像を保持することができる。また画像保持の為にエネルギーを必要としないので、耐久性に富む画像を形成する画像表示装置が提供される。さらに、画像表示板1自体には、流路2が形成されている以外に、電極や回路などの微細な部品を備えていない。そのため構造が簡単で、小型化可能な画像表示装置を提供することができる。
なお、本実施形態では入力装置から入力画面16上の点pを入力するたびに制御部30が画像表示領域15上の点Pを割り出し、さらに点Pの画像(ドット)を形成する液体Dの体積、液体Dを構成するのに必要なインク(Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン))およびキャリア液体S、液体Dを点Pの位置まで搬送するのに必要な分断流体Vに関する流体データ、およびタイミングデータをその都度制御部30で算出する例について説明したが、入力する画像情報(例えば「A」の文字)と、画像表示装置1の表示板10上に「A」の画像を表示するために必要なタイミングデータとの関係をルックアップテーブルとして予め作成して制御部30内の記憶部などに記憶させておき、入力装置から画像情報を入力すると、画像表示装置1上に画像を出力するのに必要なタイミングデータなどが得られるようにしてもよい。
(第二の実施形態)
以下、本発明の第二の実施の形態について説明する。本実施形態では、流路内に供給された液体Dの位置を調整する位置調整手段として、親インク処理部を流路の一部の壁面に設けたものである。図10は本発明の第二の実施形態に係る画像表示装置10cの平面図である。図10に示したように、本実施形態では、画像表示板1cの左右両端部周辺の流路2の上部壁面にのみ位置調整手段としての親インク処理部23aを設け、流路2のそれ以外の壁面には撥インク処理部が設けられている。ここで、「親インク処理部」とは、液体Dに対する親和性を付与された部分をいう。例えば液体Dを構成するインクとして、水性インクを用いる場合には、親水処理を施した親水処理部が「親インク処理部」に該当し、油性インクを用いる場合には、撥水処理を施した撥水処理部が「親インク処理部」に該当する。本実施形態に係る画像表示装置10cでは、親インク処理部23aを設けたことにより、セルフアライメント効果が得られる一方、画像表示板1cの左右両端部周辺の流路2にのみ親インク処理部23aを設けたので、位置調整手段としての親インク処理部23aを形成する工数を少なくすることができる。
(第三の実施形態)
以下、本発明の第三の実施の形態について説明する。本実施形態では、流路の、画像表示板の厚さ方向の幅を変化させることにより、流路内の第1の液体の位置を調整する位置調整手段としての位置調整部を設けたものである。図11は本実施形態に係る画像表示装置10dの画像表示板1dを、流路230に沿って、流路230と平行かつ画像表示板1dの表面と直交する平面で切断した縦断面図である。図11に示すように、本実施形態に係る画像表示板1dでは、流路230の画像表示板1dの厚さ方向(図11中、上下方向)の幅が、位置調整部230aと位置調整部230aとの間に位置する通過部230bで狭くなっている。即ち、図11中の流路230において、各画素に相当する位置調整部230aでは、画像表示板1dの厚さ方向の流路230の幅がh1 であるのに対し、位置調整部230aと位置調整部230aとの間(境界)に位置する通過部230bでは、流路230の幅がh2 と狭く形成されている。これらの幅、h1 対h2 の比率は、h1 :h2 =1.05〜1.4:1であるのが好ましい。このh1 対h2 の比率は、液体Dを構成するインクの物性、流路230の流路表面の物性、流路の長さなどの寸法、インクを加圧するポンプの出力などによって決めるのが望ましい。
本実施形態に係る画像表示装置10dでは、流路230の幅が、位置調整部230aで大きく、通過部230bで小さく形成されているので、液体Dが位置調整部230aに保持されやすい。そのため、位置調整部230aの位置で保持させるべき液体Dの塊が通過部230bの位置で停止した場合、液体Dはより流路の幅が広く、より保持されやすい位置調整部230aの位置まで移動する。このように流路230内に供給された液体Dの位置を調整する「セルフアライメント効果」が得られる。なお、流路230の流路壁面には撥インク処理部が形成されていることが好ましい。さらに、通過部230bの壁面には撥インク処理部が形成され、かつ、位置調整部230aの壁面には親インク処理部が形成されていることがより好ましい。
(第四の実施形態)
以下、本発明の第四の実施の形態について説明する。図12は本実施形態に係る画像表示装置10eの画像表示板1eをその上表面に平行な平面で切断したときの横断面図である。図12に示すように、本実施形態に係る画像表示板1eでは、流路24の画像表示板1eの平面方向(図中上下方向)の幅が、各画素に相当する位置調整部24aで大きく、通過部24bで小さく形成されている。即ち、図12中の流路24において、各画素に相当する位置調整部24aでは、画像表示板1eの平面方向の流路24の幅がI1 であるのに対し、位置調整部24aと位置調整部24aとの間に位置する通過部24bでは画像表示板1eの平面方向の流路24の幅がI2 と小さく形成されている。これらの幅、I1 対I2 の比率は、I1 :I2 =1.05〜1.4:1であるのが好ましい。また、このI1 対I2 の比率は、液体Dを構成するインクの物性、流路24の流路壁面の物性、流路の長さなどの寸法、液体Dを構成するインクを加圧するポンプの出力などによって決めるのが望ましい。
本実施形態に係る画像表示装置10eでは、画像表示板1e内の流路24の平面方向の幅が、位置調整部24aで大きく、通過部24bで小さく形成されているので、液体Dは位置調整部24aに保持されやすい。そのため、位置調整部24aの位置で保持させるべき液体Dの塊が通過部24bの位置で停止した場合、液体Dはより流路の幅が広く、より保持されやすい位置調整部24aの位置まで移動する。このように流路24内に供給された液体Dの位置を調整する「セルフアライメント効果」が得られる。なお、流路24の流路壁面には撥インク処理部が形成されていることが好ましい。さらに、通過部24bの壁面には撥インク処理部が形成され、かつ、位置調整部24aの壁面には親インク処理部が形成されていることがより好ましい。
(第五の実施形態)
以下、本発明の第五の実施の形態について説明する。本実施形態に係る画像表示装置10iは、画像表示板1iの、流路28の下側に光を反射する反射板210を備えていること以外は、第一の実施形態に係る画像表示装置10と同じ構造である。図13は本実施形態に係る画像表示装置10iの画像表示板1iを流路28の長手方向に沿って切断した縦断面図である。図13に示したように、本実施形態に係る画像表示装置10iでは、画像表示板1iの流路28の下側に反射板210が配設されている。反射板210としては、可視光を反射する性質を備えているものであればよく、特に限定されない。例えば金属板或いはメッキを施した樹脂板などが挙げられる。また、画像表示板1iの下面側に反射板210を貼り付けたり、画像表示板1iの下面側に直接メッキ処理を施すことにより反射板210を形成してもよい。
本実施形態に係る画像表示装置10iでは、画像表示板1iの、流路28の下側に反射板210を設けたので、液体Dとして、色素を有し、透明性を有する液体を用いた場合、画像表示板1の上面から入射して反射板210表面で反射した反射光が、画像表示板1の表面に現れる。そのため、バックライトなどの照明光源を用いなくても鮮明な画像を表示することができる。
(第六の実施形態)
以下、本発明の第六の実施の形態について説明する。本実施形態に係る画像表示装置10jは、画像表示板1jの内部に複数かつ互いに平行な流路29,29,…を備えている。図14は本実施形態に係る画像表示装置10jの平面図である。図14に示したように、本実施形態に係る画像表示装置10jでは、画像表示板1jの内部に複数の流路29,29,…が形成されている。これらの複数の流路29,29,…は、画像表示板1の一辺の方向に互いに平行に形成されている。これら複数の流路29,29,…は画像表示板1の両側面にそれぞれ入口29iと出口29oとを備えている。
本実施形態では、図14に示したように、複数の流路29,29,…の入口29iは図中画像表示板1jの左側面に配設され、同出口29oは画像表示板1jの右側面に配設されている。画像表示板1jの左側面にはセグメント流体列形成ユニット301が隣接配置され、画像表示板1jの右側面には流体回収ユニット302が隣接配置されている。セグメント流体列形成ユニット301から各流路29,29,…にはそれぞれ独立して分断流体および第1の液体が供給される。
本実施形態に係る画像表示装置10jでは、複数の流路29,29,…が短いので、画像形成開始から完成までを短時間に行うことができる。また、各流路29,29,…には独立して液体Dおよび分断流体Vが供給されるので、液体Dで形成される画像の流体移動方向のずれが最小限に抑えられる。
(第七の実施形態)
以下、本発明の第七の実施の形態について説明する。なお、画像表示装置の構成自体は第一の実施形態と同じであるので、説明を省略する。本実施形態に係る画像表示装置10では、セグメント流体列形成ユニットを操作することにより、画像の階調表現を行う。図15は本発明に係る画像表示板1を流路2の長手方向に沿って切断した縦断面を拡大した図である。図15中、二点鎖線は一画素に相当する部分を示す。図15に示したように、本実施形態に係る画像表示装置10では、セグメント流体列形成ユニット3内の液体Dを供給するポンプ43a〜43cおよび46a〜46cと、分断流体Vの供給を制御するバルブ35a〜35cとを極めて短い間隔で交互にオン/オフすることにより、一つの画素相当部の中で分断流体Vと液体Dとが縞模様を描くように供給する(図4参照)。このように供給することで、一つの画素相当部内に占める液体Dの割合を調節することができ、それにより、画像の階調表現が可能となる。
本発明の第一の実施形態に係る画像表示装置の平面図である。 (a)および(b)は本発明の第一の実施形態に係る画像表示装置の縦断面図である。 (a)および(b)は本発明の第一の実施形態に係る画像表示装置を部分的に拡大した平面図と断面図である。 本発明の第一の実施形態に係るセグメント流体列形成ユニット内部の概略構成図である。 本発明の第一の実施形態に係る入力画面と画像表示板との関係を示した図である。 本発明の第一の実施形態に係る画像情報の入力から画像形成までのフローチャートである。 本発明の第一の実施形態に係る入力画面と画像表示板との関係を示した図である。 本発明の第一の実施形態に係る画像形成開始から画像形成完了までのタイミングチャートである。 (a)〜(c)は本発明の第一の実施形態に係る画像形成開始から完了までの変化を示した画像表示装置の平面図である。 本発明の第二の実施形態に係る画像表示装置の平面図である。 本発明の第三の実施形態に係る画像表示装置の縦断面図である。 本発明の第四の実施形態に係る画像表示装置の横断面図である。 本発明の第五の実施形態に係る画像表示装置の縦断面図である。 本発明の第六の実施形態に係る画像表示装置の平面図である。 本発明の第七の実施形態に係る画像表示装置の縦断面図である。
符号の説明
1 画像表示板
2 流路
3 セグメント流体列形成ユニット(セグメント流体列形成手段)
10 画像表示装置
X 画素相当部
210 反射板(反射層)
D 第1の液体
V 分断流体

Claims (12)

  1. 液体を用いて画像を表示する画像表示装置であって、
    画像表示領域を有する画像表示板と、
    前記画像表示領域に応じて設けられ、流体の移動方向を規制する流路と、
    所定の色素を有する第1の液体を、表示しようとする画像の画像情報に応じて所定量ずつ前記流路へ順次間歇的に供給することにより、お互いに分断された第1の液体を有する複数の液体の塊が列状に配列されたセグメント流体列を生成するとともに、このセグメント流体列を前記流路内で移動させるセグメント流体列形成手段と、を有し、
    前記セグメント流体列が前記流路の所定の位置に移動することにより、前記第1の液体によって前記画像表示領域に所望の画像が表示される画像表示装置。
  2. 前記セグメント流体列の前記複数の液体の塊は、気体または液体によって互いに分断されている請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記セグメント流体列形成手段は、透明性を有する第2の液体を予め区切って第2の液体からなる複数の液体の塊を列状に配列するとともに、この複数の液体の塊に、前記画像情報に応じて前記第1の液体を注入することにより、前記セグメント流体列を生成する請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 前記セグメント流体列形成手段は、前記第1の液体を予め区切って第1の液体からなる複数の液体の塊を列状に配列するとともに、この複数の液体の塊に、前記画像情報に応じて前記第2の液体を注入することにより、前記セグメント流体列を生成する請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 前記第1の液体は、R(赤)、G(緑)およびB(青)の3つの色素、あるいは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)およびK(黒)の4つの色素のうち、少なくとも1つの色素を用いて着色された液体である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記流路は、前記セグメント流体列形成手段により前記セグメント流体列の移動が停止したとき、前記セグメント流体列の各液体の塊の位置が調整される位置調整手段を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記位置調整手段は、前記セグメント流体列の各液体の塊を保持するための、前記流路の壁面に形成された撥水処理部あるいは親水処理部である請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 前記位置調整手段は、前記セグメント流体列の各液体の塊を保持するための、前記流路の壁面に形成された凹部である請求項6に記載の画像表示装置。
  9. 前記流路は、流路入口および流路出口をそれぞれ1つ有し、前記流路入口と前記流路出口との間で1つのセグメント流体列の移動経路を成す請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  10. 前記流路は、流路入口および流路出口をそれぞれ2つ以上有し、前記流路入口と前記流路出口とは一対一に対応し、前記流路入口と前記流路出口との間で、2つ以上のセグメント流体列の移動経路を成す請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  11. 前記移動経路は、互いに平行である請求項10に記載の画像表示装置。
  12. 液体を用いて画像を表示する画像表示方法であって、画像を表示する画像表示領域に対応して設けられた流路へ、所定の色素を有する第1の液体を、表示しようとする画像の画像情報に応じて所定量ずつ順次間歇的に供給することにより、お互いに分断された第1の液体を有する複数の液体の塊が列状に配列されたセグメント流体列を生成し、生成した前記セグメント流体列を前記流路の所定の位置に移動させることにより、前記第1の液体によって前記画像表示領域に所望の画像を表示する画像表示方法。
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