JP2005082824A - TiAl系合金の耐高温酸化表面改質法およびその製品 - Google Patents

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Takaya Ishii
孝也 石井
Kazuhisa Fujita
藤田  和久
Yutaka Hibino
豊 日比野
Kiyokazu Nakagawa
精和 中川
Yuki Matsuoka
由記 松岡
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Abstract

【課題】 Ti−Al系合金からなる3次元形状を有する部材の耐高温酸化性を十分に向上させることができる表面改質処理方法を提供する。
【解決手段】 Ti−Al系合金からなる複雑形状を有する部材をイオン含有プラズマ中において、元素周期律表のIV,VaおよびVIa族のうちから選ばれる少なくとも1種の金属イオンをプラズマベースイオン注入法により注入することでTi−Al系合金の耐高温酸化を向上させる。
【選択図】
図1

Description

本発明は、Ti−Al系合金の高温での耐酸化性を向上させるための表面改質方法に関する。
Ti−Al系合金は、軽量で且つ高温強度、クリープ強度が高いため、航空機用タービンエンジン、発電用ガスタービン、自動車エンジンのバルブやターボチャージ、高温ダイスや軸受け部品などの高温構造材料として実用化が進められている。
しかしながら、実用化するためには、Ti−Al系合金の二つの課題を解決する必要がある。一つは、Ti−Al系合金の常温での延性を改善することである。2元系のTi−Al系合金にCr(クロム), Mn(マンガン)、V(バナジウム)等の第3元素を添加することにより、Ti−Al系合金の常温での延性が改善されたことが既に報告されている。
もう一つはTi−Al系合金の800℃以上の温度での耐酸化性を向上させることである。Ti−Al系合金は、酸化雰囲気中において800℃以上の温度では、酸化が急速に進行するという問題を有する。特に、常温延性を改善するためのCr,Mn,Vなどの添加で、無添加材のTiAl合金に比べて高温での耐酸化性が著しく劣化することがある。800℃以上の高温環境でTi−Al系合金を実用するためにはTi−Al系合金の耐酸化性を向上させる必要がある。
従来より、Ti−Al系合金にMo、W、Si、Nb、Taなどの元素を合金元素として添加する方法や、アルミナイジング処理などの表面処理法などの検討がなされている。W、Mo、Nbなど合金元素の添加により、ある程度の耐酸化性の改善効果は得られるが、実用上はまた十分ではない、特にCr、Mn、Vなど元素を含有する場合、耐酸化性改善の効果が小さいというのは現状である。
最近、Ti−Al系合金にNb、Siなどの元素を注入することにより、TiAl合金の上に保護性のAl23酸化皮膜の形成が促進され、耐酸化性が改善されることが報告されている。
しかしながら、通常のイオン注入法では電場により加速したイオンビームには指向性があるため、平面に対して表面改質はできるが、複雑な形状物の表面改質への応用は困難で、さらに、コストが高くなる。
そこで、Ti−Al系を高温構造材料として実用化するために、Ti−Al系合金の耐高温酸化性を十分に向上させることができる表面改質方法が望まれる。
本発明の目的は、Ti−Al系合金からなる3次元形状を有する部材の耐高温酸化性を十分に向上させることができる表面改質方法を提供することである。
本発明に係るTi−Al系合金の表面改質法は、Ti−Al系合金からなる3次元形状を有する部材をイオン含有プラズマ中においてプラズマベースイオン注入法で金属イオンを注入する。
プラズマベースイオン注入法とは、プラズマ中に配置された対象物に負のパルス電圧を印加することにより、プラズマ中のイオンを引き出し、全方向からイオン注入することで、複雑な形状を有する対象物の表面を均一に改質できる方法である。このプラズマベースイオン注入(Plasma Based Ion Implantation(PBII)法は、例えば、Conrad J. R., “Sheath Thickness and Potential Profile Ion Matrix Sheaths for Cylindrical and Spherical Electrodes”, Journal of Applied Physics, Vol 62( 1987) 777 に報告されている。
本発明に係る耐高温酸化表面改質法においては、Ti−Al系合金からなる複雑な形状を有する部材が金属イオンプラズマに配置され、部材の全面に金属イオンを均一に注入する。高温酸化性雰囲気に暴露される時、金属イオンが基材中のチタンの酸化速度を抑制する。高温において、基材の表層部に高濃度のアルミが形成される。それにより、保護性を有する緻密で且つ連続なAl23(アルミナ)皮膜が形成されるとともに、保護性のないTiO2の成長が抑制される。その結果、Ti−Al系合金からなる基材の高温での耐酸化性が大きく向上する。
Ti−Al系合金からなる部材を、プラズマベースイオン注入法により少なくとも、表面層に元素周期律表のIV,VaおよびVIa族のうちから選ばれる少なくとも1種の金属元素を1〜70at%含むものとしたイオンを注入することを特徴とする。
金属プラズマベースイオン注入では、基材に印加する負のパルスバイアス電圧が−5kV以上であることが望ましい。この場合、金属イオンが基材により深く注入される。それにより、保護性のある緻密で連続なAl23皮膜がTi−Al系合金の表層部に形成されやすくなり、保護性のないTiO2の形成が十分に抑制される。その結果、Ti−Al系合金からなる基材の耐高温酸化性が著しく向上する。
本発明の表面改質法により処理されたTi−Al系合金は、自動車エンジンのバルブやターボチャージャ、航空機用タービンエンジン、発電用ガスタービン、高温ダイス、軸受け部品等複雑形状を有する高温構造材料への応用が可能となる。
以下、本発明の実施の形態におけるTi−Al系合金の耐高温酸化表面改質方法を説明する。
Ti−Al系合金からなる基材を真空容器にセットし、真空引きを行った後、不活性ガスを真空容器に導入する。金属イオン発生電源によるアーク放電で金属イオン含有プラズマを発生させる。金属イオンプラズマ中に浸せきされたTi−Al系合金部材に負のパルスバイアス電圧を印加することにより、金属イオンが全方向から均一にTi−Al系合金基材に注入されることになる。注入した金属イオンの働きにより、Ti−Al系合金の表面に保護性のある連続なAl23皮膜の形成が促進されるとともに、保護性のないTiO2の成長が抑えられる。それにより、Ti−Al系合金からなる基材の耐高温酸化性が著しく向上する。
金属元素がモリブデン(Mo),タングステン(W),ニオブ(Nb)およびタンタル(Ta)のうちから選ばれるものを選択してよい。
Ti−Al系合金基材に印加する負のパルスバイアス電圧が−10kV以上であることが好ましい。それにより、金属イオンはTi−Al系合金基材により深く注入され、高温酸化初期段階において保護性を有する緻密で連続なAl23皮膜が形成されやすくなり、保護性のないTiO2の形成が十分に抑制される。その結果、Ti−Al系合金からなる基材の耐高温酸化性が著しく向上する。
図1および図2は金属イオンプラズマベースイオン注入処理の模式図である。
図1に示すように、部材1はTi−Al系合金からなる部材がセットされる。プラズマ発生源である金属イオン源2より、金属イオンプラズマ3は真空容器6の中に発生させられる。金属イオンは3次元形状を有する部材1に対して、均一に注入することができうるように、図2にあるように金属イオン源2を真空容器6の4面に配置している。部材1に高電圧パルス電源3より、負のパルス状のバイアス電圧を印加することにより、基材1の形状に沿ってイオンシース4が形成され、金属イオンはイオンシース4の中で全方向から基材1に均一に注入される。プラズマ発生源である金属イオン源の構造は図3に示す。
以下、本発明の実施例を比較例と対比して説明する。
Ti−Al系合金からなる基材を真空容器にセットし、1.0×10−3Pa以下の真空度に排気した後、不活性ガスを真空容器に導入する。金属イオン発生電源によるアーク放電で金属イオン含有プラズマを発生させる。基材に−30kVの負のパルスバイアス電圧を印加することにより金属プラズマベースイオン注入を行った。パルスバイアス電圧の繰り返し周波数を100Hz、パルス巾を100μsとした。イオン注入処理時間は約20分とした。
実施例1の条件で金属イオン注入を実施したTiAl合金において、X線光電子分光法(XPS)によりNb金属イオンの深さ方向分布の分析を行った結果を図4に示す。Nbイオンは深さ80nmまで分布し、約20nmで分布のピークを示す。ピークにおけるNbイオン濃度は20at%に達していることがわかる。
基材の形状による影響を見るため、ロータリーターボチャージャーを模した羽根型形状物で間隔を10mmにセットし、パルス電圧を−10〜−40kVの範囲で変化させて金属イオン注入を実施し注入濃度、深さを調査した。
http://www8.ipdl.jpo.go.jp/Tokujitu/tjitemdrw.ipdl?N0000=235&N0500=9E_N/;%3e;%3c%3c=:96///&N0001=114&N0552=9&N0553=000005図5にX線光電子分光法による金属イオン注入の深さ方向の分析結果をまとめたものである。−30kV以上の電圧で注入深さ、ピーク注入量とも平板形状のものと比較しても、70at%以上確保されており、形状による影響は少なくTiAlの高温耐酸化性維持に十分効果をもつものである。
金属Nb注入部材に対して、パルス電圧を−10〜−40kVの範囲で850℃にて、高温酸化試験を実施した。金属プラズマベースイオン注入処理を行った基材を高温酸化試験炉に導入し、大気中で850℃における200時間の繰り返し酸化試験を行った。1サイクルの繰り返し酸化試験としては、850℃に昇温した酸化試験炉に基材を15分かけて導入し、高温酸化試験炉内で20時間保持して酸化させた後、15分かけて酸化試験炉から基材を取り出した。1サイクルの繰り返し酸化ごとに、酸化による基材の重量変化を測定した。測定した重量変化により基材の耐高温酸化性を評価した。
実施例4では、実施例1と同じTi−Al系合金からなる基材を用い、注入元素としてNb,Mo,Wなどを選定し注入を実施した。実施例3と同じように金属プラズマベースイオン注入処理を行った。ただし、負のバイアス電圧を−40kVとした。そして、実施例3と同じ条件で基材に対して高温酸化試験を行った。
比較例1
比較例1では、実施例1と同じTi−Al系合金からなる基材を用い、金属プラズマベースイオン注入処理を行わずに、実施例1と同じ条件で基材に対して直接高温酸化試験を行った。
実施例3におけるNb注入部材に対しての、高温繰り返し酸化試験の評価結果を図6に示す。
金属プラズマベースイオン注入処理を行わなかった比較例1では、50時間までの酸化初期では、酸化による重量増加が急速に増大した。その後は、重量減少が観察された。その重量の減少は高温酸化時間の増加につれて大きく増大した。このような酸化挙動は次の理由によるものと考えられる。
高温酸化反応により基材の表面に保護性のない厚いTiO2とAl23からなる酸化皮膜が形成され、そのため、酸化初期における急速な重量増加が見られた。高温酸化時間の増加につれて保護性のない酸化皮膜が急速に成長し、高温から室温への冷却過程で熱応力が発生し、これにより厚いTiO2とAl23混合物の酸化皮膜が基材から剥離する。このように、保護性のない酸化皮膜の急速成長と剥離の繰り返しで、基材の重量は高温酸化時間の増加につれて大きく減少することが観察された。
これに対して、金属プラズマベースイオン注入処理を行った実施例1と実施例2の基材では、重量がわずか増加しただけであった。特に実施例1の部材は850℃で200時間の繰り返し酸化試験を行った後にも、重量増加は1mg/cmと非常に少なく、優れた耐高温酸化性を示した。
これは、均一に注入された金属イオンの働きによりTi−Al系合金の表面に緻密で連続なAl23皮膜が形成されることによって基材の酸化が抑制されるためであると考えられる。
実施例4におけるNb,Mo,W注入部材に対しての、高温繰り返し酸化試験の評価結果を図7に示す。
Nb,Mo,Wなど元素周期律表のIV,VaおよびVIa族のうちから選ばれる少なくとも1種の金属イオンを注入することにより、Ti−Al系合金について優れた耐高温酸化性を有することを示す。
金属プラズマベースイオン注入装置の構成を示した断面図である。 金属プラズマベースイオン注入装置の構成を示した平面図である。 金属イオン源の構成を示した断面図である。 金属プラズマベースイオン注入によりNbイオン注入を施したTiAl合金のXPS法による深さ方向元素分析結果 注入電圧別の平板・羽根形状各部によるNb注入深さおよびピーク濃度の比較 Nbイオン注入したTiAl合金の高温耐酸化性評価結果 TiAl合金の高温耐酸化性におよぼす注入元素の影響
符号の説明
1 部材
2 金属イオン源
3 高電圧パルス電源
4 イオンシース
5 金属イオンプラズマ
6 真空容器
7 アノード
8 カソード
9 アーク電源
10 パルストリガ電源
11 冷却ユニット
12 冷却水パイプ

Claims (5)

  1. Ti−Al系合金からなる部材を、プラズマベースイオン注入法により少なくとも、表面層に元素周期律表のIV,VaおよびVIa族のうちから選ばれる少なくとも1種の金属イオンを注入することを特徴とするTi−Al系合金の耐高温酸化表面改質法
  2. 前記金属イオンプラズマベースイオン注入では、前記部材に−1〜−40kV、10〜1000サイクルの高圧負パルスを印加して、金属イオンをTi−Al系合金表面に注入することを特徴とする請求項1記載のTi−Al系合金の耐高温酸化表面改質法。
  3. 請求項1および2項で規定した方法により、 金属イオン注入層の厚さが5nm以上1000nm以下であり、注入される金属元素濃度が1〜70at%であることを特徴とするTi−Al系合金からなる部材。
  4. 金属元素がハフニウム(Hf),モリブデン(Mo),タングステン(W),ニオブ(Nb)およびタンタル(Ta)のうちから選ばれることを特徴とする請求項3の部材。
  5. 自動車エンジンのバルブやターボチャージャ、航空機用タービンエンジン、発電用ガスタービン、高温ダイス、軸受け部品等に用いられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のTi−Al系合金からなる3次元形状を有する部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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