JP2005081688A - 糊付けシート - Google Patents

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仁志 堀切
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

【課題】 新聞切抜きなど貼付片への糊付け位置と幅を簡便に決めて、糊の付いていない台紙スペースを繰返し使えるので、糊使用量の少ない、無駄になる台紙の要らない、案内文鎮付き下敷として利用する糊付けシートを提案する。
【解決手段】 撥水性シートと、当該シートの上下縁辺に固定または左右に移動可能に係止して、押さえると当該シート面に密着する案内バーとからなり、貼付片のずれや捲れを防ぎ、糊付けの蛇行を防ぐ当該案内バーは、密着時には当該シート面と乖離した案内縁を有して、糊の縁裏への浸出を防ぐ。望ましくは、案内バーの湾曲乃至復元性伸縮体の両端への介在により、貼付片に付けた糊が案内バーの底面に転着することを防ぐ。更に、撥水性シートに位置決め用の碁盤目表示を入れ、案内バー中間部に案内縁と反対側に押さえ乃至持ち上げ用の突片を備えて簡便化する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、貼付片への糊付け時に案内文鎮付き下敷として利用するシートに関する。
新聞切り抜き等の貼付手作業は、糊の過剰使用、はみ出し、手などの汚れ等の問題を伴う。液糊のほかスティック糊やテープ糊など改良品も、辺縁や角隅部への過不足や貼付片の取扱いに注意が必要である。その改良工夫は、糊塗布用の対向ガイド装置(特許文献1)、位置決めストッパ式糊付け台に立設する糊付け具(特許文献2)、糊付けローラー(特許文献3)等、専ら取扱い管理に注意が必要な糊付け具に限られている。ところで、糊付け具を適用する貼付片の取扱い方は、大抵は掌と指で抑えるだけのため、貼付片のずれや捲れ、無駄になる台紙上での蛇行する糊付けの繰り返しを伴ない、糊の付いていない台紙スペースの確保も煩わしく、工夫が望まれる。
特開平08−142595号公報 特開2000−211293号公報 特開2003−191693号公報
本発明は、上の不都合を解決する、新聞切抜きなど貼付片への糊付け位置と幅を簡便に決めて、糊の付いていない台紙スペースを繰返し使えるので、糊使用量の少ない、無駄になる台紙の要らない、案内文鎮付き下敷として用いる糊付けシートを提案する。
上記目的を達成するために、本発明における糊付けシートは、撥水性シートと、当該シートの上下縁辺に固定または左右に移動可能に係止して、押さえると当該シート面に密着する案内バーとからなり、貼付片のずれや捲れを防ぎ、糊付けの蛇行を防ぐ当該案内バーは、密着時には当該シート面と乖離した案内縁を有して、糊の縁裏への浸出を防ぐ。望ましくは、案内バーの湾曲乃至復元性伸縮体の両端への介在により、貼付片に塗布した糊が案内バーの底面に転着することを防ぐ。更に、撥水性シートに位置決め用の碁盤目表示を入れ、案内バー中間部に案内縁と反対側に押さえ乃至持ち上げ用の突片を備えて簡便化する。
本発明の糊付けシートにおける、撥水性シートは、少なくとも貼付片を載せて糊付けする領域面が撥水性材料からなり、貼付片の縁に沿って過剰な糊を塗布される。撥水性材料として、単乃至複数枚のポリオレフィン製シートを用いるが、シリコン樹脂、フッ素樹脂、離型紙等も採用できる。汎用サイズとして、A4紙サイズ(縦297mm横210mm)が便利であり、横幅は貼付片の扱いに支障ない数10mmでもよく、厚みは0.5mm以下にすると貼付片を載せやすい。撥水性シートに碁盤目表示を入れることにより、貼付片を一定の位置に載せて、その表側への糊の付着を防ぐとともに糊の使用量を減らすことが一層容易になる。繰返し使用ができるので、無駄になる台紙を使う必要がなく、糊の乾燥固化分は容易に剥離して除かれる。
本発明の糊付けシートにおける、撥水性シートの上下縁辺に固定または左右に移動可能に係止して、押さえると当該シート面に密着する案内バーは、貼付片をシート面上に確実に抑えて貼付片のずれや捲れを防ぎ、糊付けの蛇行を防ぐので、塗布の繰り返し、はみ出し、手などの汚れ等を減らし、点付けを含め糊付けをより整然と実施できる。通常、プラスチックス乃至金属製の三角棒や四角棒、半円棒を用いることができるが、サイズと形状に応じて下方に多少湾曲して、押さえると撥水性シート面に密着する復元性靭性材料から選択できる。押さえると撥水性シート面に密着する工夫は、案内バーの両端に復元性伸縮環を嵌める、撥水性シートを案内バーに緊張係止する等によっても実現できる。案内バーを撥水性シートに固定乃至係止する、下方に大きく突出させない種々の方法が考えられ、単純な接着固定から、移動可能なクリップ係止まで可能である。案内バーに目盛等の表示を入れることもできる。
案内バーが撥水性シート面と密着時に乖離した案内縁を有することによって、糊の縁裏への浸出を防いで糊付けを綺麗にする。乖離の構造として例えば勾配面や曲面或いは段違い層化等から適当に選択できる。更に、案内バー自体の幅は短いほど貼付片の出し入れに便利なので、バー中間部に案内縁と反対側に糊付けの障害にならない突片を設けることにより、貼付片の押さえを容易確実にできるとともに、案内バーを持上げやすくなる。例えば、アクリル樹脂製の一辺6mm程度の透明三角棒の少なくとも1稜の糊付け使用範囲に底面から勾配面を作製して案内縁を形成し且つバーに下反り湾曲性を持たせ、バー央部に、半円形突片を嵌める。
本発明の糊付けシートの形状とサイズ及び材質は、上記の特徴を満たして目的に応じて選択できる。例えば撥水性シートとして、ポリプロピレン製のシートを用いるが、シリコン樹脂,フッ素樹脂、離型紙等を全面的或いは発泡プラスチック製シート面の糊使用領域のみにフィルムコーティングする等の複合シートを採用できる。案内バーとして、例えば、ポリプロピレンやアクリル樹脂等プラスチック製の或いはアルミニウムやステンレス鋼等の金属製の三角棒や扁平四角棒、半円棒、扁平楕円棒等を用いることができる。サイズと形状に応じて上反りし難い、押さえると撥水性シート面に密着する単一或いは複合材料製の復元性靭性バーとして作製する。
本発明は、上述のとおり構成されているので、撥水性シート上の一定位置に種々形状の貼付片を載せて、その表側への糊の付着を防ぐとともに余分な糊の量を減らすことを一層容易にする。繰返し使用ができるので、無駄になる台紙を使う必要がなく、糊の乾燥固化分は容易に剥離し除かれる。案内バーで貼付片をシート面上に確実に押さえてずれや捲れを防ぎ、糊付け位置を一定化して、塗布の繰り返し、はみ出し、手などの汚れ等を減らし、点付けを含め糊付けをより整然と実施できる。密着時に撥水性シート面と乖離した案内縁は、糊の縁裏への浸出を防いで糊付けを綺麗にする。案内バーの湾曲乃至復元性伸縮体の両端への介在は、貼付片に付けた糊が案内バーの底面に転着することを防ぐ。更に、案内バー中間部の突片は、貼付片の押さえを簡便化すると共に、案内バーを持上げやすく、貼付片の出し入れを容易にする。
新聞切抜き等の貼付片への糊付けを簡便に実施できるという目的を、軽量、安価、堅牢で製作容易な構成により実現した。
図1において、撥水性シート(1)は、縦297mm横10mm厚み0.2mmのポリプロピレン製で、中ほど上下縁から5mm位置に幅5mm長さ10mmの係止用切込み帯(2)を有し、糊付け使用領域に5mm間隔の碁盤目表示(3)を有する。案内バー(4)は、アクリル樹脂製の底辺6mm高さ3.5mm長さ297mmの透明二等辺三角棒で、1稜に底面から約45度勾配面を作製して案内縁(5)を形成し且つバーに下反り湾曲性を持たせて両端から5mm位置に幅5mmの頂角を除いた凹帯を形成し撥水性シートの係止用切込み帯(2)に係止する。バー央部の頂角を除いた中広の凹帯に、半円形突片(6)の弦央の下太の舌片を嵌めこむ。使用法は、撥水性シート(1)と案内バー(4)の間に貼付片(7)を通して、糊付け位置の碁盤目に合わせて突片(6)を押さえて固定し、糊付け具(8)の先端横を案内縁(5)に沿わせて糊を付ける。突片(6)を押しやめ、それでは間隔不充分な場合は持上げて、案内バー(4)下の糊付け貼付片(7)を抜いて、位置合わせからの操作を繰り返す。
基本的な情報整理、すなわち、新聞切り抜き、写真、パンフレット、メモ書き等の種々形状の情報資料の貼付け・一元化に、スクラップシート、ブック化に有用である。
本発明の糊付けシートの実施方法例を示した平面図(A)と中央部断面図(B−1)、端部断面図(B−2)及び側方断面図(B−3)を概略図として示す。 (実施例1)
符号の説明
1 撥水性シート
2 係止用切込み帯
3 碁盤目表示
4 案内バー
5 案内縁
6 突片
7 貼付片
8 糊付け具

Claims (1)

  1. 撥水性シートと、当該シートの上下縁辺に両端を固定しまたは左右に移動可能に係止して、押さえると当該シート面に密着する案内バーとからなり、密着時に当該シート面と乖離した案内縁を有することを特徴とする、糊付けシート。
JP2003316164A 2003-09-09 2003-09-09 糊付けシート Pending JP2005081688A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016190482A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 金 明壽 糊の下敷き

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016190482A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 金 明壽 糊の下敷き

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