JP2005080878A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Koji Mukoyama
幸治 向山
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Abstract

【課題】大当たり中であっても遊技者が積極的に介入することを可能にして、大当たり遊技の画一性を防ぐことができるパチンコ遊技機を提供することを課題とする。
【解決手段】液晶表示部6の左右には、対称的な位置に複数の大当たり入賞口8,9が設けられている。ラウンドを継続するための継続条件が設定される。液晶表示部6の中央下方にナビ表示部14を設け、大当たり入賞口8,9のうち、ラウンド継続条件を満たす継続入賞口を表示するようにしている。ラウンド毎に継続入賞口は抽選で切換えられる。大当たりとして、S大当たりとN大当たりとが設定される。S大当たりの場合、最終ラウンドまで継続入賞口を遊技者に報知し、N大当たりの場合、3ラウンドまでしか報知しない。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
一般によく知られた「セブン機」と称されるパチンコ遊技機として、例えば特許文献1に示すようにスタート入賞口(始動入賞口ともいう)に入賞すると、乱数抽選によって大当たり判定が行われ、この判定結果に基づき、可変表示装置に当たり図柄が表示される。大当たり入賞(特賞入賞)が発生すると、機種毎に定められた大当たり遊技が実行される。大当たり遊技として、大当たり入賞口が開放される。従来、この種のパチンコ遊技機は、大当たり中の出玉数が一定となるように設計されており、大当たりが発生すれば遊技者はただハンドルを固持しているだけで設計値通りの出玉の獲得が可能であり、大当たりの際の遊技が画一的であった。
特開平8−318030号公報
このようなパチンコ遊技機は、平等性という点では優れているものの、大当たり中の遊技が単調となり、なかには遊技者が退屈してしまうということもあり問題があった。
本発明は上記した背景をもとになされたもので、大当たり中であっても遊技者が積極的に介入することを可能にして、大当たり遊技の画一性を防ぐことができるパチンコ遊技機を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明パチンコ遊技機は、遊技盤に配置され、開放状態と閉鎖状態とを呈する複数の可変入賞口と、
当たりの発生に応じて、複数の可変入賞口を同一時期に開放状態とする開放制御を実行するとともに、この開放制御中に所定のラウンド継続条件が成立した場合は、開放制御を繰り返し実行する開放制御手段と、
ラウンド継続条件を遊技者に報知する報知手段と、を備えたパチンコ遊技機であって、
ラウンド継続条件は、複数の可変入賞口のうち、所定の可変入賞口(継続入賞口ともいう)における入賞個数が所定数に達することであるとされ、
当たりは、報知手段によりラウンド継続条件を必ず報知する第1当たりと、ラウンド継続条件を必ずしも報知しない第2当たりとを含むことを特徴とする。
上記本発明のパチンコ遊技機では、当たり(特賞入賞)のときに同時に開放される複数の可変入賞口が設けられ、ラウンドを繰り返すためのラウンド継続条件が設定され、遊技者にはラウンド継続条件が知らされていない設定としている。ラウンド継続条件は、複数の可変入賞口のうち、所定の可変入賞口(継続入賞口ともいう)における入賞個数が所定数に達することとされている。そして、ラウンド継続条件を遊技者に報知する報知手段が設けられている。当たりには、ラウンド継続条件を報知する第1当たりと、必ずしも報知しない第2当たりとが設定されている。報知されれば、遊技者はラウンド継続条件を知り得て、ラウンド継続条件を満たすように遊技を行うことができる。報知されなければ、遊技者は勘に頼った遊技を行うことが要求される。当たりの遊技が画一的になることが防止される。ラウンド継続条件が満たされない場合には、当たりの遊技がその時点で終了となる。ラウンドを継続する入賞口を積極的に狙って玉を発射する操作が遊技者に要求される。遊技の単調性が緩和されるとともに、遊技者の介入に応じてラウンドの継続または終了が決まる。従って、獲得する出玉も変動させることができる。また、複数の可変入賞口が同時に開放されるため、報知されるか報知されないかの違いによる、ラウンド継続の成立し易さも顕著となる。
具体的には、開放した可変入賞口に入賞した玉数を各可変入賞口別に計数する計数手段を備え、
報知手段は、複数の可変入賞口のうち、継続入賞口を特定する視覚情報を表示画面に表示するとともに、計数手段が計数する可変入賞口の入賞玉数を表示画面に表示する表示手段を含むことを特徴とするとしている。これにより、遊技者はラウンドが継続される継続入賞口の入賞玉数を知ることができ、ラウンド継続条件を満たすように継続入賞口を狙って玉を発射することができる。遊技者は安心感をもって遊技ができる。また、これら視覚情報が1つの表示画面に集約して表示され、遊技者にとって見易く遊技に集中できる。
また、具体的には、複数の可変入賞口のうち、ラウンド毎にラウンド継続条件を満たす継続入賞口を決定するための抽選を実行する継続条件抽選手段を備えたとしている。これにより、ラウンド継続条件を満たす継続入賞口が固定的ではなく、このようにラウンド毎に切換えの抽選が行われるため、継続入賞口が頻繁に切換えられる。ラウンド継続条件が報知される場合において、遊技者は切換えに対応した遊技が要求される。遊技者は継続入賞口を狙って玉を発射することになる。遊技者の介入性が高められる。
さらに、具体的には、第2当たりが発生した場合において、当該第2当たり中において所定の昇格条件が成立したときは、当該昇格条件が成立した以降は報知手段によりラウンド継続条件を必ず報知することを特徴とするとしている。これにより、第2当たりが発生した場合であっても自力で第1当たりに昇格する可能性があるため、遊技者の遊技意欲を喪失させてしまうことがない。
(実施例)
以下、本発明の実施の形態につき、図面に示すパチンコ遊技機の実施例を参照して説明する。図1は、本発明のパチンコ遊技機1の正面模式図である。パチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた透明ガラス扉2と、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3は、円状の遊技領域を形成している。遊技盤3の下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉は、ハンドル5を含んで構成される玉発射機構によって遊技盤3に向けて発射される。遊技盤3に達した玉は、その遊技盤3の面上を落下する。
遊技盤3の面上には、その中央付近に液晶表示部6が配設されている。液晶表示部6には、3つのキャラクタ(数字)で構成された図柄が可変表示される図柄表示部13と、ラウンド継続のための継続条件を満たす継続入賞口を表示するナビ表示部14とが設けられている。液晶表示部6の下方には、スタート入賞口7が配置されている。液晶表示部6の左右には、対称的な位置に複数(本実施例では2個)の大当たり入賞口(可変入賞口)8,9が設けられている。スタート入賞口7の下方には、玉を回収するためのアウト口10が設けられている。
大当たり入賞口8,9は、入賞口の両側に可動部材11,11および12,12が可動自在に設けられ、動作時に左右に開くように可変式の入賞口として構成されている。すなわち、非動作時には閉鎖した第1状態(図1に実線で示す状態)を呈し、動作時には開放した第2状態(図1に破線で示す状態)を呈するものである。閉鎖した第1状態では、玉が入賞不可能(又は入賞困難)となる。
次に、図2に示すのは、パチンコ遊技機1の遊技制御装置20の構成を示すブロック図である。遊技制御装置20は、メイン基板21、このメイン基板21に搭載されたCPU22、遊技プログラムを格納したROM23、RAM24、入出力回路25、CPU22からの制御信号の出力が接続される表示制御基板26、音声制御基板27、ランプ制御基板28、払出制御基板29、発射制御基板30、およびこの遊技制御装置20に電源を供給する電源回路31を含み構成される。
玉の通過を検知したとき検知信号を出力する検知スイッチとして、スタート入賞検出器32、大当たり入賞検出器33,34が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。大当たり開放用ソレノイド35,36が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。CPU22からの制御信号により大当たり開放用ソレノイド35,36が駆動され、可動部材11,11および12,12の開閉が制御される。表示制御基板26ではCPU22からの制御信号が入力され、該制御信号に応じて液晶表示部6の図柄表示部13およびナビ表示部14の表示を制御する。また、音声制御基板27では音声信号を作成し、音声信号が増幅されスピーカ40から音声が出力される。ランプ制御基板28にはCPU22からの制御信号が入力され制御信号に応じてランプ41が制御される。また、払出制御基板29では制御信号に応じて賞球や貸球の払出装置42を制御する。発射制御基板30では同様に玉の発射装置43を制御する。発射制御基板30にはハンドル5からの入力が接続される。
CPU22(当否抽選手段)は、所定のスタート条件が成立することに応じて大当たりを発生させるか否かを決定するための当否抽選処理を実行する機能を有している。CPU22(開放制御手段)は、当否抽選手段から当たり決定情報を取得することに応じて、大当たり入賞口8,9を開放する制御を実行する機能を有している。ナビ表示部14(報知手段、表示手段)は、ラウンド継続を満たす継続入賞口を表示する機能を有している。CPU22(継続条件抽選手段)は、ラウンド毎にラウンド継続条件を満たす継続入賞口を決定するための抽選を実行する機能を有している。RAM24(計数手段)は、大当たり入賞口8,9に入賞した玉数は各大当たり入賞口8,9別に計数し記憶する機能を有している。入賞個数表示部15a,15b(報知手段、表示手段)は、RAM24が記憶する大当たり入賞口8,9に入賞した玉数をそれぞれ表示する機能を有している。
図3(a)に示すように、液晶表示部6の中央下方にナビ表示部14を設け、矢印で大当たり入賞口8,9のうち継続入賞口を指示するようにしている。図3(a)の例では右を指し液晶表示部6の右側にある大当たり入賞口8が継続入賞口であることを表わしている。下方の左側に入賞個数表示部15が設けられている。入賞した個数がRAM24の入賞個数記憶領域に記憶され、結果として入賞個数表示部15に表示される。入賞個数表示部15は2つの表示部15a,15bにより構成され、向かって右側にある図中に「6」が表示されている表示部15aが液晶表示部6の右側にある大当たり入賞口8の入賞個数を表示し、同様に向かって左側にある図中に「3」の表示がある表示部15bは大当たり入賞口9の入賞個数を表示している。
下方の右側にラウンド数表示部16が設けられている。大当たり動作のうち、既に実行されたラウンド数がRAM24のラウンド数量記憶領域に記憶され、結果として現在何ラウンド目かが表示される。なお、ナビ表示部14の上方には保留玉の表示をする保留玉表示部17が設けられている。この保留玉表示部17には、スタート入賞口7に入賞した玉の個数を記憶しこれを表示するものである。図3(a)において4個を表し、大当たりの抽選結果があと4回得られることを示している。本実施例では保留玉の上限個数は4個に設定されている。また、図柄表示部13の上方には、メッセージ表示部18が設けられている。メッセージ表示部18では、例えば大当たりが発生した場合等に、その旨を遊技者に伝えるメッセージが表示される。
大当たり抽選について説明する。スタート入賞口7に付設されたスタート入賞検出器32により玉を検知すると、入賞検知信号がCPU22に伝送される。CPU22に入賞検知信号が入力されたタイミングに応じて、CPU22が大当たり判定用カウンタから乱数値(カウンタ値)を取得し、その乱数値が大当たり乱数に一致するか否かを判定することにより大当たりの抽選を行っている。抽選処理で乱数値が大当たり乱数である場合、大当たり条件成立となる。図柄表示部13に、例えば「777」などの特定図柄が停止図柄として表示される。
大当たりに当選した場合、本実施例では、2個設けられた大当たり入賞口8,9が同時に開放するように設定されている。大当たり動作として実行される処理について、本実施例では大当たり入賞口8,9の開放回数を15ラウンドとしている。すなわち、開放状態と閉鎖状態とが15ラウンド繰り返される。そして、ラウンドを繰り返すためのラウンド継続条件が設定されている。ラウンド継続条件が成立したとき、開放と閉鎖が繰り返し実行される。最大15ラウンドまで実行される。ラウンド継続条件が不成立のとき、閉鎖状態となり大当たり処理は終了する。ラウンド継続条件は、遊技者は知り得ないように設定されている。
本実施形態において、大当たり入賞口8,9は、同時に開放され、同時に閉鎖されるようになっている。ただし、1秒程度の時間差を設けて、大当たり入賞口8,9を順次的に開放するようにしてもよい。他方、閉鎖時においては、同時に閉鎖されることが好ましいが、わずかな時間差で順番に閉鎖するようにしてもよい。なお、開放時期が重なることはいうまでもなく必須である。
次に、図4〜図6に示すフローチャートに従って制御フローについて説明する。図4は大当たり処理を示している。ステップS1において、大当たりフラグが「1」か否かを判定する。YESの場合(大当たりの場合)、ステップS2において、液晶表示部6を大当たり画面に切換え表示する。次に、ステップS3において、ラウンドを継続するための継続入賞口を決定する。
本実施例では、ラウンド継続条件は次のように設定している。大当たり入賞口8,9のうち、一方の入賞口がラウンド毎に抽選で決定され、決定された入賞口(継続入賞口ともいう)へ6個以上の玉を入賞させると、ラウンド継続条件が成立する。1ラウンドの入賞可能個数は、大当たり入賞口8,9に入賞した玉数の合計を10個に設定している。すなわち合計入賞個数が10個に達した場合、ラウンドは終了する。従って、継続入賞口の入賞個数が6個未満で、合計入賞個数が10個に達するとラウンドは継続されない。なお、ラウンド開始時に、CPU22が行うラウンド継続条件抽選で継続入賞口を決定している。ラウンド継続条件抽選は、専用のカウンタを用いて行う。
次に、ステップS4において、ナビフラグが「1」か否かを判定する。本実施例では、大当たりとして2種類の遊技動作が設定されている。スーパー大当たり(S大当たり)とノーマル大当たり(N大当たり)が設定される。S大当たりの場合、大当たり入賞口8,9のうち、ラウンド継続条件を満たす継続入賞口を最終ラウンドまで報知するようにしている。N大当たりの場合、ラウンド継続条件を満たす継続入賞口を3ラウンドまで報知し、4ラウンド以降報知しないようにしている。
大当たり抽選の結果、大当たりに当選した場合、S大当たりかN大当たりかが決定される。図柄表示部13の表示例として、例えばS大当たりの場合、「777」等奇数のゾロ目を停止図柄とし、またN大当たりの場合、「222」等偶数のゾロ目を停止図柄として表示されるようにしている。
ステップS4において、YESの場合(報知する場合)、ステップS5において、継続入賞口をナビ表示部14で表示する。当否抽選結果の決定に基づく制御信号がCPU22から表示制御基板26に入力され、液晶表示部6のナビ表示部14の表示が制御される。図3(a)はS大当たり中の液晶表示部6の画面を示している。図3(a)の例では右を指し液晶表示部6の右側にある大当たり入賞口8が継続入賞口であることを表わしている。遊技者はナビ表示部14を見て、ラウンド継続条件を満たすように大当たり入賞口8を狙って6個以上入賞させるように玉を打つことになる。なお、N大当たりの場合、4ラウンド以降、継続入賞口を報知しない制御がされる。
次に、ステップS6において、大当たり入賞口8,9が同時に開放される。CPU22から制御信号が大当たり開放用ソレノイド35および36に入力される。大当たり開放用ソレノイド35および36が駆動され、大当たり入賞口8,9の可動部材11,11および12,12の開閉が制御される。大当たり入賞口8,9が開放され、玉が入賞可能な状態になる。次に、ステップS7において、ラウンド継続条件判定処理が実行される。
図5に基づいて、ラウンド継続条件判定処理について説明する。ステップS21において、左(大当たり入賞口9)に入賞があったか否かを判定する。YESの場合、賞球の払出し(本実施例では15個)が実行される。あわせてステップS22において、左(大当たり入賞口9)の入賞個数を「+1」インクリメントする。入賞した個数がRAM24の入賞個数記憶領域に記憶され、結果として入賞個数表示部15bに表示される。図3(a)の例では、入賞個数表示部15bに「3」と表示されている。
次に、ステップS21において、NOの場合(入賞がない場合)、ステップS23において、右(大当たり入賞口8)に入賞があったか否かを判定する。YESの場合の場合、ステップS24において、右(大当たり入賞口8)の入賞個数を「+1」インクリメントする。入賞した個数がRAM24の入賞個数記憶領域に記憶され、結果として入賞個数表示部15aに表示される。図3(a)の例では、入賞個数表示部15aに「6」と表示されており、ラウンド継続条件成立を示す。図3(b)の場合、入賞個数表示部15aが「2」で、入賞個数表示部15bが「7」を表示しており、合計個数が既に9個で、入賞個数表示部15aが6個以上となることは不可能な状態を示し、ラウンド継続条件不成立となる。
次に、ステップS25において、合計入賞個数をインクリメントする。RAM24の入賞個数記憶領域に合計入賞個数が記憶される。次に、ステップS26において、継続フラグが「1」か否かを判定する。NOの場合(継続条件が成立していない場合)、ステップS27において、継続入賞口の入賞個数が6個に達しているか否かを判定する。YESの場合(達している場合)、ステップS28において、継続フラグを「1」とする。あわせてステップS29において、メッセージ表示部18にラウンド継続を伝えるメッセージを表示する。次に、ステップS30において、合計入賞個数が10個に達したか否かを判定する。YESの場合(達した場合)、そのラウンドを終了する。
なお、ステップS26において、YESの場合、ステップS30に移行し、合計入賞個数が10個に達したか否かを判定する。YESの場合(達した場合)、そのラウンドを終了する。また、ステップS27において、NOの場合、ステップS30に移行し、合計入賞個数が10個に達したか否かを判定する。YESの場合(達した場合)、そのラウンドを終了する。
また、ステップS23において、NOの場合、ステップS21に戻り、前述の通り、左(大当たり入賞口9)に入賞があったか否かを判定が行われる。また、ステップS30において、NOの場合、ステップS21に戻り、前述同様、左(大当たり入賞口9)に入賞があったか否かを判定が行われる。以降、前述のステップが繰り返し実行される。
次に、図4に戻り、ステップS8において、大当たり入賞口8,9が閉鎖される。1つのラウンドが終了する。次に、ステップS9において、ラウンド数が15ラウンドに達したか否かを判定する。YESの場合、ステップS10において、大当たり終了処理を実行する。NOの場合、ステップS11において、継続フラグが「1」か否かを判定する。YESの場合、ステップS12において、ラウンド継続処理を実行する。
図6に基づいて、ラウンド継続処理について説明する。ステップS31において、ラウンド数をインクリメントする。RAM24のラウンド数記憶領域に記憶され、結果としてラウンド数表示部16に表示される。図3(a)の例では、ラウンド数表示部16に「3」と表示されている。次に、ステップS32において、メッセージ表示部18にラウンド更新を伝えるメッセージを表示する。
次に、ステップS33において、N大当たりフラグが「1」か否かを判定する。YESの場合(N大当たりの場合)、ステップS34において、ラウンド数が4ラウンドに達したか否かを判定する。YESの場合、ナビフラグを「0」とする。N大当たりの場合、4ラウンド以降は、ナビ表示をしない制御が行われる。
なお、ステップS33において、NOの場合、ラウンド継続処理は終了する。また、ステップS34において、NOの場合、同様にラウンド継続処理は終了する。
次に、図4に戻り、ステップS12のラウンド継続処理に続いて、ステップS3に移行し、継続入賞口の切換え抽選が行われ、継続入賞口が決定される。以降、ステップS4以下、前述のステップが実行される。なお、ステップS11において、NOの場合(継続条件が成立していない場合)、ステップS10に移行し、大当たり終了処理を実行する。
このように、大当たりのときに同時に開放される大当たり入賞口8,9が設けられ、ラウンドを繰り返すためのラウンド継続条件が設定され、遊技者にはラウンド継続条件が知らされていない設定とされている。ラウンド継続条件を満たす継続入賞口を報知する報知手段が設けられ、スーパー大当たりに当選した場合、報知されるようにしている。遊技者は、ラウンド継続条件を知り得て、継続条件を満たすように遊技を行うことができる。ノーマル大当たりに当選した場合、ラウンド継続条件が必ずしも報知されないため、勘を頼りに遊技をすることになる。大当たりの遊技が画一的になることが防止できる。また、ラウンド継続条件がラウンド毎に抽選で切換えられるため、遊技者は切換えに対応した遊技が要求される。遊技者は継続入賞口を狙って玉を発射することになる。遊技者の介入性が高められる。また、複数の可変入賞口が同時に開放されるため、報知されるか報知されないかの違いによる、ラウンド継続の成立し易さも顕著となる。
なお、ラウンド継続条件を本実施例では、左右の大当たり入賞口8,9のうち、抽選で決定された継続入賞口に6個以上の入賞としているが、これに限定されるものではなく、例えば入賞可能個数の最後の10個目を継続入賞口に入れるようにしてもよい。ラウンド継続条件の変更は可能である。
また、大当たりの種類としてS大当たりとN大当たりの2種類を設定して、大当たり入賞口8,9のうち、ラウンドを継続する継続入賞口を、N大当たりの場合、4ラウンド以降報知しないようにしているが、これに限定されるものではなく、大当たりの種類の変更あるいはラウンド数の変更は可能である。
なお、N大当たりの場合、4ラウンド以降はラウンド継続条件を報知しないようにしたが、4ラウンド以降において所定の昇格条件が成立した場合にS大当たりに格上げし、格上げ後はラウンド継続条件を報知するようにしてもよい。例えば4ラウンドから9ラウンドまで継続した場合に昇格条件が成立し、10ラウンド以降はラウンド継続条件を報知するようにしてもよい。このような構成にすれば、N大当たりが発生した場合であっても自力でS大当たりに昇格する可能性があるため、遊技者の遊技意欲を喪失させてしまうことがない。
また、本実施例においては、いわゆる「セブン機」と称されるパチンコ遊技機を例にしたが、例えば「ハネモノ」と称されるパチンコ遊技機に適用することも可能である。
本発明に係るパチンコ遊技機の正面図。 本発明に係るパチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 液晶表示部の表示例を示す説明図。 大当たり処理を示すフローチャート。 継続条件判定処理を示すフローチャート。 ラウンド継続処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
6 液晶表示部
7 スタート入賞口
8,9 大当たり入賞口(可変入賞口)
13 図柄表示部
14 ナビ表示部(報知手段、表示手段)
15a,b 入賞個数表示部(報知手段、表示手段)
22 CPU(当否抽選手段、開放制御手段、継続条件抽選手段)
24 RAM(計数手段)

Claims (4)

  1. 遊技盤に配置され、開放状態と閉鎖状態とを呈する複数の可変入賞口と、
    当たりの発生に応じて、前記複数の可変入賞口を同一時期に開放状態とする開放制御を実行するとともに、この開放制御中に所定のラウンド継続条件が成立した場合は、前記開放制御を繰り返し実行する開放制御手段と、
    前記ラウンド継続条件を遊技者に報知する報知手段と、を備えたパチンコ遊技機であって、
    前記ラウンド継続条件は、前記複数の可変入賞口のうち、所定の可変入賞口(継続入賞口ともいう)における入賞個数が所定数に達することであるとされ、
    前記当たりは、前記報知手段により前記ラウンド継続条件を必ず報知する第1当たりと、前記ラウンド継続条件を必ずしも報知しない第2当たりとを含むことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 開放した前記可変入賞口に入賞した玉数を各可変入賞口別に計数する計数手段を備え、
    前記報知手段は、複数の前記可変入賞口のうち、前記継続入賞口を特定する視覚情報を表示画面に表示するとともに、前記計数手段が計数する前記可変入賞口の入賞玉数を前記表示画面に表示する表示手段を含むことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 複数の前記可変入賞口のうち、ラウンド毎に前記ラウンド継続条件を満たす継続入賞口を決定するための抽選を実行する継続条件抽選手段を備えた請求項1又は2記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記第2当たりが発生した場合において、当該第2当たり中において所定の昇格条件が成立したときは、当該昇格条件が成立した以降は前記報知手段により前記ラウンド継続条件を必ず報知することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
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