JP2005080467A - 差動リレ−方式及び差動リレ−装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部故障状態下で外部故障検出要素が動作状態となった場合の前記リレ−出力不要ロックの発生を防止する。
【解決手段】差動電流要素111及び抑制電流要素112による差動リレ−基本機能部11の出力時に外部故障検出要素12が不動作であれば内部故障と判定して出力する差動リレ−装置において、前記内部故障判定出力1outと前記外部故障検出要素12の出力12outとを入力するAND機能31、及びこのAND機能31の出力31outと前記内部故障判定出力1outとを入力するOR機能32を備え、前記OR機能32の出力が差動リレ−装置の出力2outとなる。
【選択図】図2

Description

この発明は、差動電流要素及び抑制電流要素の出力時に外部故障検出要素が不動作であれば内部故障と判定する差動リレ−方式及び差動リレ−装置に関するものである。
電力配電線網など電力系統においては、その故障の一種別として、例えば特開平10−42455号公報(特許文献1)に見られるように、当該故障から電力系統を保護する保護リレ−装置の保護範囲内の故障である内部故障と、保護範囲外である外部故障とがある。
保護リレ−装置の保護範囲内の故障である内部故障の判定は、一般的には、図8に示してあるように、差動電流要素111と抑制電流要素112とAND機能要素113とからなる差動リレ−基本機能部11と、波形判別手段等の外部故障検出要素12と、インヒビットAND機能要素13とから内部故障判定部1が構成され、該内部故障判定部1の出力が電流差動リレ−出力2となる。
前記差動電流要素111の出力111outと前記抑制電流要素112の出力112outとのAND演算結果が動作域内にあれば前記AND機能要素113が出力113outし、即ち前記差動リレ−基本機能部11が出力11outし、当該AND機能要素113の出力状態下で、前記外部故障検出要素12が不動作であれば前記インヒビットAND機能要素13が出力13outし、内部故障と判定する差動リレ−方式が採用されている。
特開平10−42455号公報(図1〜17及びその説明)
前述のような、保護リレ−装置の保護範囲内の故障である内部故障の判定は、一般的には、差動電流要素及び抑制電流要素の出力時に波形判別手段等の外部故障検出要素が不動作であれば内部故障と判定するリレ−方式においては、例えば、図9に示すように、現に内部故障であり差動リレ−出力部2の出力2outが時点t91以降出ている状態において、例えば、時点t92〜t93の間、強い風などによる樹木の枝の送電線への一時的接触などによって各相電流の波形が崩れた場合他一時的に外部故障状態となった場合、波形判別手段等の外部故障検出要素12が一時的に動作状態となると、該外部故障検出要素12の動作時間中(前記時点t92〜t93の間)は、現に内部故障であるにも拘わらず差動リレ−出力部2の出力2outはロックされ中断してしまう(以下「リレ−出力不要ロック」と呼称する)場合が生じる。その結果、差動リレ−出力2outにより動作する能動要素(例えば、故障点切り離しを行う遮断器や開閉器、内部故障警報表示装置など)の動作遅れが生じたり、電流差動リレ−出力回数に基づいて管理される内部故障回数管理デ−タが、前記リレ−出力不要ロックによりその前後のリレ−出力を2回とカウントすることから実内部故障回数より多い内部故障回数を記録してしまう不都合が生じたりする。
この発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、内部故障状態下で外部故障検出要素が動作状態となった場合の前記リレ−出力不要ロックの発生を防止することを目的とするものである。
この発明に係る差動リレ−方式は、差動電流要素及び抑制電流要素による差動リレ−基本機能部の出力時に外部故障検出要素が不動作であれば内部故障と判定する差動リレ−方式において、前記外部故障検出要素が動作する電力系統状態の場合に当該電力系統状態の場合の前記差動電流要素及び抑制電流要素による差動リレ−基本機能部の出力を保持させるものである。
また、この発明に係る差動リレ−装置は、差動電流要素及び抑制電流要素による差動リレ−基本機能部の出力時に外部故障検出要素が不動作であれば内部故障と判定して出力する差動リレ−装置において、前記内部故障判定出力と前記外部故障検出要素の出力とを入力するAND機能、及びこのAND機能の出力と前記内部故障判定出力とを入力するOR機能を備え、前記OR機能の出力が差動リレ−装置の出力となるものである。
この発明に係る差動リレ−方式は、差動電流要素及び抑制電流要素による差動リレ−基本機能部の出力時に外部故障検出要素が不動作であれば内部故障と判定する差動リレ−方式において、前記外部故障検出要素が動作する電力系統状態の場合に当該電力系統状態の場合の前記差動電流要素及び抑制電流要素による差動リレ−基本機能部の出力を保持させるので、内部故障状態下で外部故障検出要素が動作状態となった場合のリレ−出力不要ロックの発生を防止することができる効果がある。
また、この発明に係る差動リレ−装置は、差動電流要素及び抑制電流要素による差動リレ−基本機能部の出力時に外部故障検出要素が不動作であれば内部故障と判定して出力する差動リレ−装置において、前記内部故障判定出力と前記外部故障検出要素の出力とを入力するAND機能、及びこのAND機能の出力と前記内部故障判定出力とを入力するOR機能を備え、前記OR機能の出力が差動リレ−装置の出力となるので、内部故障状態下で外部故障検出要素が動作状態となった場合のリレ−出力不要ロックの発生を防止する具体的な差動リレ−装置を実現することができる効果がある。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について、図1〜図7により説明する。図1は差動リレ−の全体システム図、図2は図1におけるリレ−機能部の機能構成ブロック図である。図3〜図7は図2における各部の出力状態を示す図で、図3は前述の図8と同じ系統状態の場合(内部故障期間中に外部故障が発生した場合)の各部の出力状態を示す図、図4は例えば外部故障期間中にCT飽和が発生した場合の各部の出力状態を示す図、図5は例えば外部故障から内部故障への移行時にチャタリングが発生した場合の各部の出力状態を示す図、図6は例えば内部故障期間中から期間後亘って外部事故が発生している期間中にチャタリングが発生した場合の各部の出力状態を示す図、図7は例えば内部故障期間中に外部事故が発生している期間中にチャタリングが発生した場合の各部の出力状態を示す図である。
電力系統における差動リレ−方式は、図1に示すように、母線BUSの内部故障時に、当該母線BUSに接続の各送電線L1,L2の各遮断器CB1,CB2をトリップして内部故障の母線を電力系統から切り離すために、差動リレ−装置Rydを設け、当該差動リレ−装置Rydのリレ−機能部Ryfが各送電線L1,L2の電流から内部故障の有無を判定し、外部故障時には前記差動リレ−装置Rydの前記リレ−機能部Ryfは動作出力を出さず、内部故障時に動作出力を出し、当該動作出力が、対応する遮断器CB1,CB2のトリップ指令信号となる。
なお、差動リレ−装置Rydの動作出力は、前述のような遮断器トリップ指令として使用されるだけでなく、内部故障警報表示装置(図示省略)の内部故障表示指令、監視制御装置(図示省略)におけるリレ−動作履歴管理デ−タのデ−タ源、などにも使わる。
この発明の実施の形態1における差動リレ−装置は、図2に示すように、内部故障判定(従前リレ−機能部)1と差動リレ−出力部2との間に、内部故障判定部出力保持部(ラッチ機能部)3を設けたものである。
前記内部故障判定部(従前リレ−機能部)1は、周知のように、差動電流要素111と抑制電流要素112とAND機能要素113とからなる差動リレ−基本機能部11と、波形判別要素などの外部故障検出要素12と、インヒビットAND機能要素13と、で構成されている。また、前記差動リレ−基本機能部11は、周知のように、縦軸を差動電流、横軸を抑制電流とした動作特性図に基づいて出力する(前記AND機能要素113の機能により動作出力/不動作出力となる)ものである。
前記内部故障判定部出力保持部(ラッチ機能部)3は、AND機能要素31と、0R機能要素と、で構成されている。
前記内部故障判定部出力保持部(ラッチ機能部)3は、図示機能構成により、前記外部故障検出要素12が動作する電力系統状態の場合に当該電力系統状態の場合の前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112による前記差動リレ−基本機能部11の出力11outを保持させる機能を有している。
つまり、この発明の実施の形態1における差動リレ−方式は、前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112による前記差動リレ−基本機能部11の出力時に前記外部故障検出要素12が不動作であれば内部故障と判定する差動リレ−方式において、前記外部故障検出要素12が動作する電力系統状態の場合に当該電力系統状態の場合の前記差動電流要素111及び抑制電流要素112による差動リレ−基本機能部11の出力11outを保持させるものである。
また、この発明の実施の形態1における差動リレ−装置は、前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112による前記差動リレ−基本機能部11の出力(11out)時に前記外部故障検出要素12が不動作であれば内部故障と判定して出力1outする差動リレ−装置において、前記内部故障判定出力1outと前記外部故障検出要素12の出力12outとを入力するAND機能要素31、及びこのAND機能要素31の出力31outと前記内部故障判定出力1outとを入力するOR機能32を備え、前記OR機能32の出力32outが差動リレ−装置の出力2outとなるものである。
次に、電力系統の各種状態における差動リレ−装置内の各機能の出力について、図3〜図7により図1及び図2と関連付けながら説明する。
前述の図8と同じ系統状態の場合(内部故障期間中に外部故障が発生した場合)を示す図3において、図示のように、時点t31において前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に作動し出力111out,112outを出すと前記差動リレ−基本機能部11が出力11outする。時点t31においては前記外部故障検出要素12は不動作状態でありその出力12outは無いので、内部故障判定部1は内部故障と判定して出力1outし、該出力1outが前記OR機能要素32に入力され、該OR機能要素32が動作し、その出力32out(図2)が前記差動リレ−出力部2の入力2inとなり、前記差動リレ−出力部2は動作出力2outする。
時点t31において、前記OR機能要素32の出力32out(図2)は、前記外部故障検出要素12の出力段の前記AND機能要素31にも入力されるが、前記外部故障検出要素12の出力は無いので、前記AND機能要素31の出力31out(図2)は出ない。
前述の状態は、母線BUS(図1)の内部故障状態であり、この内部故障は、図3において時点t34まで続いている。
この内部故障の期間(t31〜t34)中に、時点t32〜t33の間に送電線L1やL2(図1)に故障状態が発生すると、前記外部故障検出要素12が動作してその出力12outが発生する。この外部故障検出要素12の出力12outは、前記AND機能要素31に入力され、該AND機能要素31には前述のように前記OR機能32の出力32out(図2)が入力されている状態であるので、前記AND機能要素31の出力32out(図2)は前記OR機能32に入力される。
一方、前記外部故障検出要素12の出力12outは、前記インヒビットAND機能要素13(図2)に入力されるので該インヒビットAND機能要素13(図2)の出力13outは無くなり、その出力13outの前記OR機能32への入力は無くなるが、前述のように前記AND機能要素31の出力32out(図2)が前記OR機能32に入力されているので、前記OR機能32はその出力32outを出し続け、即ち前記差動リレ−出力部2は入力2inされ続け、前記差動リレ−出力部2の出力2outは、図3に示されているように、外部故障期間中(外部故障検出要素12の動作中)t32〜t33においても保持(ラッチ)される。
前述のように、前述の内部故障期間t31〜t34中に、外部故障(t32〜t33)が発生しても、前記差動リレ−出力部2の出力2outは外部故障(t32〜t33)によって中断されること無く、保持される。即ち、従来の差動リレ−方式(装置)のような「差動リレ−出力の不要ロック期間」は無くなる。
次に、例えば外部故障期間中にCT飽和が発生した場合の各部の出力状態を示す図4により説明する。図4に図示のように、例えば外部故障期間t43〜t45中に、電流の異常急変によるCT飽和が発生し、前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に動作してしまい前記差動リレ−基本機能部11が出力11outを発生し、前記インヒビットAND機能要素13に入力された場合、外部故障期間中であり前記外部故障検出要素12の出力12outが前記インヒビットAND機能要素13に入力されているので、該インヒビットAND機能要素13の出力13outは発生しない。従って、差動リレ−出力2outは生じない。
従って、内部故障が発生していない期間t42〜t47中における外部故障期間t43〜t45中にCT飽和等により一時的に前記差動リレ−基本機能部11が出力11outを発生しても、差動リレ−出力部2はその出力2outが無い状態を保持し続ける。
なお、時点t41〜t42の期間は、通常の内部故障発生時の各部の動作状態を示してある。
次に、例えば外部故障から内部故障への移行時にチャタリングが発生した場合の各部の出力状態を図5により説明する。図5に図示のように、例えば前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に不動作で前記差動リレ−基本機能部11が出力11outを発生していない状態下で前記外部故障検出要素12が動作しその出力12outが出ている所謂外部故障の期間t53〜t57中に内部故障(前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に動作し前記差動リレ−基本機能部11が出力11outを発生)がt55〜t58が発生する所謂外部故障から内部故障への移行時に、内部故障への移行直前に電流値が動作判定基準値の閾値近傍になっている状態下で電流の微小変動が発生すると、電流が短時間(t54〜t55)であるが動作判定基準に入るチャタリング現象が発生した場合、前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に動作してしまい前記差動リレ−基本機能部11が出力11outを出す場合がある。
この場合、前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に動作してしまい前記差動リレ−基本機能部11が出力11outを発生し、前記インヒビットAND機能要素13に入力されても、前記外部故障期間t53〜t57中であり、前記外部故障検出要素12の出力12outが前記インヒビットAND機能要素13に入力されているので、該インヒビットAND機能要素13の出力13outは発生しない。従って、差動リレ−出力2outは生じない。
従って、外部故障から内部故障への移行時に電流値が動作判定基準値の閾値近傍になっている状態下で電流の微小変動が発生して前記差動リレ−基本機能部11が出力11outを発生しても、差動リレ−出力部2はその出力2outが無い状態を保持し続ける。
時点t57で外部故障が無くなると前記外部故障検出要素12が不動作となりその出力12outが無くなる。前記外部故障検出要素12の出力12outが無くなると、この時点では前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に動作し前記差動リレ−基本機能部11が出力11outを発生しているので、前記インヒビットAND機能要素13が出力13outを出し、前記OR機能32を介して前記差動リレ−出力部2の入力2inに供給され、前記差動リレ−出力部2が出力2outを出す。
なお、時点t51〜t52の期間は、通常の内部故障発生時の各部の動作状態を示してある。
次に、例えば内部故障期間中から期間後亘って外部事故が発生している期間中にチャタリングが発生した場合の各部の出力状態を図6により説明する。図6に図示のように、前記内部故障の期間t61〜t65中の時点t62に外部故障が発生し、該外部故障が前記内部故障の期間t61〜t65終了後の時点t66まで継続する状態において、電流値が動作判定基準値の閾値近傍になっている状態下で電流の微小変動が発生すると、電流が短時間(t63〜t64)であるが動作判定基準外となりその後t64〜t65に再び動作判定基準に入るチャタリング現象が発生した場合、一時的に前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に不動作となり前記差動リレ−基本機能部11が出力11outが前記t63〜t64の間は中断し、その後のt64に再び前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に動作し前記差動リレ−基本機能部11が出力11outを出す場合がある。
この場合、前述のように一時的に前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に不動作となり前記差動リレ−基本機能部11が出力11outが前記t63〜t64の間は中断しても、前述の図3の場合と同じように前記差動リレ−出力部2の出力2outは、外部故障期間(外部故障検出要素12の動作中)t61〜t66中は保持(ラッチ)されているので、前記t63〜t64の間に前記差動リレ−出力部2の出力2outが中断されることはない。
なお、時点t67〜t68の期間は、通常の内部故障発生時の各部の動作状態を示してある。
次に、例えば内部故障期間中に外部事故が発生している期間中にチャタリングが発生した場合の各部の出力状態を図7により説明する。図7に図示のように、前記内部故障の期間t71〜tt76中の時点t72〜t75に外部故障が発生している状態において、該外部故障の期間t72〜t75中に、電流値が動作判定基準値の閾値近傍になっている状態下で電流の微小変動が発生すると、電流が短時間(t73〜t74)であるが動作判定基準外となりその後t74〜t75に再び動作判定基準に入るチャタリング現象が発生した場合、一時的に前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に不動作となり前記差動リレ−基本機能部11が出力11outが前記t73〜t74の間は中断し、その後のt74に再び前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に動作し前記差動リレ−基本機能部11が出力11outを出す場合がある。
この場合、前述のように一時的に前記差動電流要素111及び前記抑制電流要素112が共に不動作となり前記差動リレ−基本機能部11が出力11outが前記t73〜t74の間は中断しても、前述の図3の場合と同じように前記差動リレ−出力部2の出力2outは、外部故障期間(外部故障検出要素12の動作中)t72〜t75中は保持(ラッチ)されているので、前記t73〜t74の間に前記差動リレ−出力部2の出力2outが中断されることはない。
なお、時点t77〜t78の期間は、通常の内部故障発生時の各部の動作状態を示してある。
実施の形態2。
前述の実施の形態1は、図2に示すように機能ブロック図で示してあるが、機能ブロックの各機能をS/Wで実現してもよい。
この発明の実施の形態1を示す図で、差動リレ−の全体システム図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、図1におけるリレ−機能部の機能構成ブロック図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、図8と同じ系統状態の場合(内部故障期間中に外部故障が発生した場合)の各部の出力状態を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、例えば外部故障期間中にCT飽和が発生した場合の各部の出力状態を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、例えば外部故障から内部故障への移行時にチャタリングが発生した場合の各部の出力状態を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、例えば内部故障期間中から期間後亘って外部事故が発生している期間中にチャタリングが発生した場合の各部の出力状態を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、例えば内部故障期間中に外部事故が発生している期間中にチャタリングが発生した場合の各部の出力状態を示す図である。 従来方式(装置)におけるリレ−機能部の機能構成ブロック図である。 従来方式(装置)における各部の出力状態を示す図である。
符号の説明
1 内部故障判定部(従前リレ−機能部)、
11 差動リレ−基本機能部、
111 差動電流要素、
112 抑制電流要素、
113 AND機能要素、
12 外部故障検出要素、
13 インヒビットAND機能要素、
2 電流差動リレ−出力、
3 内部故障判定部出力保持部(ラッチ機能部)、
31 AND機能要素、
32 0R機能要素、
1out 内部故障判定出力、
2out 差動リレ−装置の出力(差動リレ−出力部2の出力)、
12out 外部故障検出要素12の出力、
31out AND機能31の出力。

Claims (2)

  1. 差動電流要素及び抑制電流要素による差動リレ−基本機能部の出力時に外部故障検出要素が不動作であれば内部故障と判定する差動リレ−方式において、前記外部故障検出要素が動作する電力系統状態の場合に当該電力系統状態の場合の前記差動電流要素及び抑制電流要素による差動リレ−基本機能部の出力を保持させることを特徴とする差動リレ−方式。
  2. 差動電流要素及び抑制電流要素による差動リレ−基本機能部の出力時に外部故障検出要素が不動作であれば内部故障と判定して出力する差動リレ−装置において、前記内部故障判定出力と前記外部故障検出要素の出力とを入力するAND機能、及びこのAND機能の出力と前記内部故障判定出力とを入力するOR機能を備え、前記OR機能の出力が差動リレ−装置の出力となることを特徴とする差動リレ−装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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