JP2005079235A - ジャンパーチップ部品及びジャンパーチップ部品の製造方法 - Google Patents

ジャンパーチップ部品及びジャンパーチップ部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ジャンパーチップ部品において、硫化雰囲気のような腐食性の強い雰囲気中においても、導体の耐腐食性を高めることができて、それにより導体の抵抗値の変化を防止でき、さらに、低コストで製造することができるジャンパーチップ部品を提供する。
【解決手段】 ジャンパーチップAにおいて、導体12を2層に構成し、下側の第1導体13は、銀系厚膜により形成し、上側の第2導体14は、樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成する。樹脂銀系厚膜としては、体積比で銀35〜45%、樹脂55〜65%とし、低温焼成の銀系厚膜としては、体積比で銀65〜75%、ガラス25〜35%とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ジャンパーチップ部品に関するものである。
従来より、プリント基板上の配線の欠損部を接続するための部品として、ジャンパーチップ部品(「ジャンパーチップ」、「ジャンパー抵抗器」、「0Ω抵抗器」ともいう)が知られている。
ここで、従来におけるジャンパーチップ部品(以下単に「ジャンパーチップ」とする)としては、図5に示す構成のものが一般的である。つまり、従来におけるジャンパーチップBは、絶縁基板110と、導体112と、側面電極116と、保護膜120と、メッキ121と、を有している。メッキ121は、ニッケルメッキ122と、錫メッキ124とから構成される。そして、導体112としては、一般に銀系厚膜が用いられている。この銀系厚膜を使用した場合には、抵抗値が低く低コストであるために適している。
また、Ag系の金属からなる一次上面電極層を覆うように設けられたAu系の金属からなる二次上面電極層を備えることにより、硫化雰囲気のような腐食性の強い雰囲気中においても抵抗値が変化することのないようにしたものが存在する(特許文献1参照)。
特開2000−156304号公報
しかし、図5に示すジャンパーチップにおいては、銀系厚膜は硫化しやすいため、ジャンパーチップを硫化雰囲気中で使用すると、銀系厚膜で構成された導体が硫化してしまい、断線に至るおそれがある。つまり、具体的には、保護膜120とメッキ121の接合部分から硫化雰囲気(例えば、硫化水素)が侵入して、導体112が硫化され、硫化銀が該接合部分から露出する現象を呈してしまう。特に、近年のチップサイズが小型化する傾向のもとでは、導体面積が縮小されるので、硫化断線のおそれが高くなる。
また、上記特許文献1のジャンパー抵抗器によれば、Ag系の金属からなる一次上面電極層を覆うように設けられた二次上面電極層をAu系の金属により構成するので、ジャンパー抵抗器としてのコストが高くなるという問題があった。
そこで、本発明は、ジャンパーチップ部品において、硫化雰囲気のような腐食性の強い雰囲気中においても、導体の耐腐食性を高めることができて、それにより導体の抵抗値の変化を防止でき、さらに、低コストで製造することができるジャンパーチップ部品を提供することを目的とするものである。
本発明は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、ジャンパーチップ部品であって、一対の電極部間に形成された導体で、銀系厚膜により形成された第1導体と、該第1導体の上面に形成された第2導体で、樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成された第2導体と、を有する導体を有することを特徴とする。
この第1の構成のジャンパーチップ部品においては、導体が第1導体と第2導体とで形成され、第2導体は、樹脂銀系厚膜、又は、低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、ジャンパーチップが硫化雰囲気のような腐食性の強い雰囲気中で使用されても、第2導体の耐腐食性を高めることができ、また、第1導体も第2導体の下側にあるので、少なくとも硫化雰囲気が侵入する可能性のある位置に第2導体を形成しておくことにより、第1導体の耐腐食性も高めることができ、結果として、導体全体の耐腐食性を高めることができる。よって、腐食性の強い雰囲気中にあっても、抵抗値の変化を防止することができる。また、導体は上記の材質により形成されているので、導体のコストを小さくでき、よって、ジャンパーチップを低コストで製造することができる。特に、第2導体が樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、第2導体のコストを低く抑えることが可能となる。
また、第2には、ジャンパーチップ部品であって、絶縁基板と、該絶縁基板の上面に形成された導体で、銀系厚膜により形成された第1導体と、該第1導体の上面に形成された第2導体で、樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成された第2導体と、を有する導体と、該導体の上面の一部に形成された保護膜と、該導体の上面の一部に形成されたメッキで、その端部が保護膜に接合して形成されたメッキと、を有し、該第2導体は、少なくとも該保護膜とメッキの接合位置の下側領域に形成されていることを特徴とする。
この第2の構成のジャンパーチップ部品においては、導体が第1導体と第2導体とで形成され、第2導体は、樹脂銀系厚膜、又は、低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、ジャンパーチップが硫化雰囲気のような腐食性の強い雰囲気中で使用されても、第2導体の耐腐食性を高めることができ、また、第1導体も第2導体により腐食を防ぐことができる。つまり、保護膜とメッキの接合位置から硫化雰囲気が侵入しても、その接合位置の下方には第2導体が設けられているので、第1導体が腐食することはない。また、導体は上記の材質により形成されているので、導体のコストを小さくでき、よって、ジャンパーチップを低コストで製造することができる。特に、第2導体が樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、第2導体のコストを低く抑えることが可能となる。
また、第3には、ジャンパーチップ部品であって、絶縁基板と、該絶縁基板の上面に形成された導体で、銀系厚膜により形成された第1導体と、該第1導体の上面に形成された第2導体で、樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成された第2導体と、を有する導体と、該絶縁基板の一対の側面に形成された側面電極で、該導体と接続された側面電極と、該導体の上面の一部に形成された保護膜と、該導体の上面の一部と該側面電極を被覆するように形成されたメッキで、その端部が保護膜に接合して形成されたメッキと、を有し、該第2導体は、少なくとも該保護膜とメッキの接合位置の下側領域に形成されていることを特徴とする。
この第3の構成のジャンパーチップ部品においては、導体が第1導体と第2導体とで形成され、第2導体は、樹脂銀系厚膜、又は、低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、ジャンパーチップが硫化雰囲気のような腐食性の強い雰囲気中で使用されても、第2導体の耐腐食性を高めることができ、また、第1導体も第2導体により腐食を防ぐことができる。つまり、保護膜とメッキの接合位置から硫化雰囲気が侵入しても、その接合位置の下方には第2導体が設けられているので、第1導体が腐食することはない。また、導体は上記の材質により形成されているので、導体のコストを小さくでき、よって、ジャンパーチップを低コストで製造することができる。特に、第2導体が樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、第2導体のコストを低く抑えることが可能となる。
また、第4には、上記第2又は第3の構成において、上記第1導体は、平面視において、絶縁基板における一対の端部にまで形成されていることを特徴とする。
また、第5には、上記第2から第4までのいずれかの構成において、上記第2導体は、平面視において、絶縁基板における一対の端部にまで形成されていることを特徴とする。
また、第6には、上記第1から第5までのいずれかの構成において、第1導体と第2導体とは、平面視において、同じ大きさで同じ形状に形成され、その周端が一致して形成されていることを特徴とする。
また、第7には、上記第1から第6までのいずれかの構成において、上記第2導体を構成する樹脂銀系厚膜は、銀と樹脂とが混合して構成され、その混合割合は、体積比で銀35〜45%、樹脂55〜65%であることを特徴とする。
また、第8には、上記第1から第6までのいずれかの構成において、上記第2導体を構成する低温焼成の銀系厚膜は、銀とガラスとが混合して構成され、その混合割合は、体積比で銀65〜75%、ガラス25〜35%であることを特徴とする。
また、第9には、ジャンパーチップ部品の製造方法であって、ジャンパーチップ部品における絶縁基板の素体となる基板素体で、該絶縁基板の複数個分の大きさを少なくとも有する基板素体の上面に、複数のジャンパーチップ部品分の第1導体で、銀系厚膜により形成された第1導体を形成する第1導体形成工程と、該第1導体形成工程において形成された第1導体の上面に第2導体を形成する第2導体形成工程で、樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成された第2導体を形成する第2導体形成工程と、該基板素体を分割する分割工程と、を有することを特徴とする。
この第9の製造方法により製造されたジャンパーチップ部品によれば、第2導体は、樹脂銀系厚膜、又は、低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、ジャンパーチップが硫化雰囲気のような腐食性の強い雰囲気中で使用されても、第2導体の耐腐食性を高めることができ、また、第1導体も第2導体の下側にあるので、少なくとも硫化雰囲気が侵入する可能性のある位置に第2導体を形成しておくことにより、第1導体の耐腐食性も高めることができ、結果として、導体全体の耐腐食性を高めることができる。よって、腐食性の強い雰囲気中にあっても、抵抗値の変化を防止することができる。また、導体は上記の材質により形成されているので、導体のコストを小さくでき、よって、ジャンパーチップを低コストで製造することができる。特に、第2導体が樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、第2導体のコストを低く抑えることが可能となる。
また、第10には、上記第9の構成において、上記第2導体形成工程において、第1導体形成工程で形成された第1導体と同じ大きさ及び同じ形状に形成され、その周端を第1導体と一致させて第2導体を形成することを特徴とする。
また、第11には、上記第9又は第10の構成において、上記ジャンパーチップ部品の製造方法は、さらに、上記第2導体形成工程と分割工程の間に行う保護膜形成工程で、上記第1導体と第2導体とからなる導体を保護する保護膜を形成する保護膜形成工程と、上記分割工程の後に行うメッキ形成工程で、該導体の上面の一部に形成されたメッキで、その端部が保護膜に接合したメッキを形成するメッキ形成工程と、を有し、上記第2導体形成工程においては、少なくとも該保護膜とメッキの接合位置の下側領域に、上記第2導体を形成することを特徴とする。
よって、保護膜とメッキの接合位置から硫化雰囲気が侵入しても、その接合位置の下方には第2導体が設けられているので、第1導体が腐食することはない。なお、この第11の構成において、実際には、上記分割工程(これが一次分割となる)の後に側面電極を形成する側面電極形成工程が行われ、その後、二次分割を行う第2の分割工程が行われ、その後に、該メッキ工程が行われることになる。
また、第12には、上記第9から第11までのいずれかの構成において、上記第2導体を構成する樹脂銀系厚膜は、銀と樹脂とが混合して構成され、その混合割合は、体積比で銀35〜45%、樹脂55〜65%であることを特徴とする。
また、第13には、上記第9から第11までのいずれかの構成において、上記第2導体を構成する低温焼成の銀系厚膜は、銀とガラスとが混合して構成され、その混合割合は、体積比で銀65〜75%、ガラス25〜35%であることを特徴とする。
本発明に基づくジャンパーチップ部品及びジャンパーチップ部品の製造方法によれば、第2導体は、樹脂銀系厚膜、又は、低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、ジャンパーチップが硫化雰囲気のような腐食性の強い雰囲気中で使用されても、第2導体の耐腐食性を高めることができ、結果として、導体全体の耐腐食性を高めることができる。よって、腐食性の強い雰囲気中にあっても、抵抗値の変化を防止することができる。また、導体は上記の材質により形成されているので、導体のコストを小さくでき、よって、ジャンパーチップを低コストで製造することができる。特に、第2導体が樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、第2導体のコストを低く抑えることが可能となる。
本発明の実施の形態としての実施例を図面を利用して説明する。本発明は、上記の課題を以下に説明するようにして解決した。
本発明の実施例に基づくジャンパーチップについて説明する。本実施例に基づくジャンパーチップ(ジャンパーチップ部品)Aは、図1に示すように、絶縁基板10と、導体12と、側面電極16と、保護膜20と、メッキ21と、を有している。
ここで、上記絶縁基板10は、含有率96%(重量比)程度のアルミナにて形成された絶縁体である。この絶縁基板10は、直方体形状を呈しており、平面視すると、略長方形形状を呈している。この絶縁基板10は、上記ジャンパーチップAの基礎部材として用いられている。
また、導体12は、第1導体13と、第2導体14とを有している。この第1導体13は、絶縁基板10の上面に形成され、層状で平面形状は四角形状を呈している。すなわち、第1導体13は、絶縁基板10の電極部間方向(X方向)の端から端まで形成されている。つまり、絶縁基板10におけるX方向の一方の端部から他方の端部にまで第1導体13が形成されている。なお、第1導体13は、Y方向(このY方向は、X方向及びZ方向に垂直な方向である)には、絶縁基板10の端部との間に所定の距離が設けられている。この第1導体13は、銀系厚膜により形成されている。つまり、この銀系厚膜は、銀とガラスにより構成(つまり、銀とガラスとが混合して構成)され、その混合割合は、体積比で銀85〜95%、ガラス5〜15%(好適には、銀90%、ガラス10%)となっている。
また、第2導体14は、第1導体13の上面に形成され、層状で平面形状は四角形状を呈している。この第2導体14の平面形状・大きさは、第1導体13と同様であり、第2導体14は、絶縁基板10の電極部間方向(X方向)の端から端まで形成されている。つまり、絶縁基板10におけるX方向の一方の端部から他方の端部にまで第1導体14が形成されている。また、第2導体14は、Y方向(このY方向は、X方向及びZ方向に垂直な方向である)には、絶縁基板10の端部との間に所定の距離が設けられている。また、この第2導体14の厚みは、第1導体13よりも薄く形成されている。この第2導体14は、樹脂銀系厚膜により形成されている。つまり、この樹脂銀系厚膜は、銀と樹脂により構成(つまり、銀と樹脂とが混合して構成)され、その混合割合は、体積比で銀35〜45%、樹脂55〜65%(好適には、銀40%、樹脂60%)となっている。
なお、第2導体14を低温焼成の銀系厚膜により形成してもよい。この低温焼成の銀系厚膜とは、通常の銀系厚膜の場合と同様に、銀とガラスにより構成(つまり、銀とガラスとが混合して構成)されているが、ガラスの混合割合を通常よりも多くしたものであり、その混合割合は、体積比で銀65〜75%、ガラス25〜35%(好適には、銀70%、ガラス30%)となっている。
また、側面電極16は、図1に示すように、上記絶縁基板10の長手方向(X方向)の両端に一対形成されており、上面及び側面及び底面を被覆するように略コ字状に形成されている。つまり、この側面電極16は、上記第2導体14の一部と、絶縁基板10の側面と、絶縁基板10の下面の一部とを被覆している。この側面電極16は、銀系厚膜、又は、樹脂・銀系厚膜、又は、銅ニッケル合金、ニッケルクロム合金等の金属からなる薄膜材料により形成されている。
また、上記保護膜20は、図1に示すように、上記第2導体14の上面の一部を被覆するように配設されている。すなわち、この保護膜20の配設位置をさらに詳しく説明すると、Y方向には、第2導体14のY方向の幅よりも広く形成され、該絶縁基板10の幅よりも若干小さくされていて、Y方向には第2導体14を被覆している。さらに、X方向には、第2導体14の長さよりも若干短めに形成されている。つまり、第2導体14におけるX方向の両端部側領域は、保護膜20にはカバーされていない。この保護膜20は、ほう珪酸鉛ガラス又は樹脂(エポキシ、フェノール、シリコン等)により形成されている。
次に、メッキ21は、ニッケルメッキ22と、錫メッキ24とを有している。ここで、ニッケルメッキ22は、電気メッキにより上記保護膜20の端部に接触し、かつ、上記導体12と、側面電極16とを被覆するように略均一の膜厚で配設されている。つまり、メッキ21は、導体12の露出部分と側面電極16とを被覆し、さらには、絶縁基板10の上面の一部と下面の一部とY方向の側面の一部にも及んでいる。このニッケルメッキ22は、ニッケルにて形成されており、上記導体12、側面電極16等のはんだ喰われを防止するために形成されている。なお、このニッケルメッキ22は、ニッケルメッキ以外にも銅メッキが用いられる場合もある。
上記錫メッキ24は、電気メッキ法を用いて上記ニッケルメッキ22の上面を被覆するように略均一の膜厚で配設されている。この錫メッキ24は、錫にて形成されており、上記ジャンパーチップAの配線基板へのはんだ付けを良好に行うために形成されている。なお、この錫メッキ24は、錫以外にはんだが用いられる場合もある。
上記構成のジャンパーチップAの製造方法について、図2、図3等を使用して説明する。まず、予め一次スリットJ1や二次スリットJ2が設けられたアルミナ基板(基板素体)(このアルミナ基板は、複数のジャンパーチップの絶縁基板の大きさを少なくとも有する大判のものである)の表側の面に、第1導体G13を形成する(S11、第1導体形成工程)。つまり、導体ペーストを印刷した後に乾燥・焼成する。この場合の導体ペーストは、銀とガラスが混合された導体ペーストであり、その混合割合は、体積比で銀85〜95%、ガラス5〜15%(好適には、銀90%、ガラス10%)である。なお、焼成温度としては、例えば、850℃とする。この第1導体G13は、X方向の複数の第1導体13分の導体であり、導体ペーストの印刷の際、アルミナ基板においてX方向(電極部間方向)に導体ペーストを帯状に連続して印刷する。つまり、アルミナ基板において、一次スリットと二次スリットとで囲まれる個々の領域においてX方向につながる領域について一度に印刷する。つまり、X方向に複数のジャンパーチップ分まとめて一連の帯状に導体ペーストを印刷する。なお、Y方向には、導体ペーストは、絶縁基板10のY方向の幅よりも小さい幅に形成する。
次に、第2導体G14を第1導体G13の上面に形成する(S12、第2導体形成工程)。つまり、導体ペーストを印刷した後に乾燥・硬化させる。この場合の導体ペーストは、第2導体14が樹脂銀系厚膜の場合には、銀と樹脂とが混合された導体ペーストであり、その混合割合は、体積比で銀35〜45%、樹脂55〜65%(好適には、銀40%、樹脂60%)であり、その硬化温度は、例えば、200℃とする。なお、この第2導体G14は第1導体G13の形成領域と同じ領域に重ねて形成する。つまり、この第2導体G14は、X方向の複数の第2導体14分の導体であり、導体ペーストの印刷の際、アルミナ基板においてX方向(電極部間方向)に導体ペーストを帯状に連続して印刷する。つまり、X方向に複数のジャンパーチップ分まとめて一連の帯状に導体ペーストを印刷する。なお、Y方向には、導体ペーストは、第1導体G13と同様に、絶縁基板10のY方向の幅よりも小さい幅に形成する。
なお、第2導体14を低温焼成の銀系厚膜とする場合には、銀とガラスとが混合された導体ペーストを印刷した後に乾燥・焼成させる。この場合の導体ペーストにおける混合割合としては、ガラスの混合割合が通常よりも多くなっていて、体積比で銀65〜75%、ガラス25〜35%(好適には、銀70%、ガラス30%)となっている。また、この低温焼成の銀系厚膜の場合の焼成温度は、例えば、600℃とする。
そして、図3に示すように、保護膜20を形成する(S13(つまり、保護膜を印刷・乾燥・焼成(又は硬化)させる)、保護膜形成工程)。つまり、一次スリットJ1と二次スリットJ2とで区画された各領域ごとに保護膜20を形成する。なお、焼成・硬化温度としては、ほう珪酸鉛ガラスの場合には、600℃程度で焼成し、樹脂の場合には、200℃程度で硬化させる。
その後は、一次スリットJ1に沿ってアルミナ基板を一次分割した(S14、分割工程)後、側面電極を形成し(具体的には、複数のジャンパーチップ分の側面電極を形成する)(S15)、その後、二次スリットJ2に沿って二次分割する(S16)。そして、メッキ21を形成して(S17、メッキ工程)ジャンパーチップAを形成する。
本実施例のジャンパーチップAによれば、導体12が第1導体13と第2導体14とで形成され、導体12における上側の層、すなわち、第2導体14は、樹脂銀系厚膜、又は、低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、ジャンパーチップAが硫化雰囲気のような腐食性の強い雰囲気中にあっても、第2導体14の耐腐食性を高めることができ、また、第1導体13も第2導体14にカバーされているので、第1導体13の耐腐食性も高めることができ、結果として、導体12の耐腐食性を高めることができる。よって、腐食性の強い雰囲気中にあっても、抵抗値の変化を防止することができる。特に、保護膜20とメッキ21の接合位置Pから硫化雰囲気(例えば、硫化水素)が侵入しても、その接合位置の下方には第2導体14が設けられているので、硫化を防ぐことができ、第2導体14でカバーされた第1導体13も硫化することがない。つまり、第2導体14においては、樹脂が含まれているか又はガラスの体積比における混合割合が大きいので、ジャンパーチップ部品Aを硫化雰囲気中で使用して第2導体14中の銀が流出した場合でも、銀が流出した跡には、樹脂による網目状のブロック又はガラスによる網目状のブロックが形成されるため、これらのブロックが硫化雰囲気の侵入や銀のさらなる流出を防止する作用をする。よって、腐食性の強い雰囲気中にあっても、抵抗値の変化を防止することができる。
また、本実施例においては、導体12は上記の材質により形成されているので、導体12のコストを小さくでき、よって、ジャンパーチップAを低コストで製造することができる。特に、第2導体14が樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、第2導体14のコストを低く抑えることが可能となる。
なお、第1導体13は、銀系厚膜により形成されているので、第1導体13の抵抗値を低く抑えることができ、ジャンパーチップAは、ジャンパーチップとして好適である。
次に、第2実施例のジャンパーチップについて説明する。第2実施例のジャンパーチップは、上記第1実施例のジャンパーチップと略同様の構成であるが、第2導体が第1導体の上面を全てカバーするのではなく、第2導体が保護膜とメッキの接合位置の下側にのみ設けられている点が異なる。
つまり、図4に示すように、一対の第2導体14が、第1導体13の上面に形成され、各第2導体14は、保護膜20とメッキ21の接合部分の下側に形成されている。この各第2導体14は、層状で四角形状に形成されているが、X方向には短く形成され、保護膜20とメッキ21の接合位置から硫化雰囲気が侵入しても第1導体13にまで至らないようにX方向に所定の長さに形成されている。なお、第2導体14のY方向の長さは、第1導体13と同様に形成されている。なお、この第2導体14の厚みは、第1導体13よりも薄く形成されている。この第2導体14は、上記第1実施例と同様に、樹脂銀系厚膜により形成されている。つまり、この銀系厚膜は、銀と樹脂により構成(つまり、銀と樹脂とが混合して構成)され、その混合割合は、体積比で銀35〜45%、樹脂55〜65%(好適には、銀40%、樹脂60%)となっている。
なお、第2導体14を樹脂銀系厚膜の代わりに、低温焼成の銀系厚膜により形成してもよいことは、上記第1実施例の場合と同様である。この低温焼成の銀系厚膜とは、通常の銀系厚膜の場合と同様に、銀とガラスにより構成(つまり、銀とガラスとが混合して構成)されているが、ガラスの混合割合を通常よりも多くしたものであり、その混合割合は、体積比で銀65〜75%、ガラス25〜35%(好適には、銀70%、ガラス30%)となっている。
なお、上記第1導体13の構成は上記第1実施例と同様であり、絶縁基板10の電極部間方向(X方向)の端から端まで形成されている。つまり、絶縁基板10におけるX方向の一方の端部から他方の端部にまで第1導体13が形成されている。なお、第1導体13は、Y方向(このY方向は、X方向及びZ方向に垂直な方向である)には、絶縁基板10の端部との間に所定の距離が設けられている。この第1導体13は、銀系厚膜により形成されている。つまり、この銀系厚膜は、銀とガラスにより構成(つまり、銀とガラスとが混合して構成)され、その混合割合は、体積比で銀85〜95%、ガラス5〜15%(好適には、銀90%、ガラス10%)となっている。
なお、ジャンパーチップBにおける導体12以外の構成は上記第1実施例と同様である。すなわち、絶縁基板10は、含有率96%程度のアルミナにて形成された絶縁体である。この絶縁基板10は、直方体形状を呈しており、平面視すると、略長方形形状を呈している。この絶縁基板10は、上記ジャンパーチップBの基礎部材として用いられている。
また、側面電極16は、図4に示すように、上記絶縁基板10の長手方向(X方向)の両端に一対形成されており、上面及び側面及び底面を被覆するように略コ字状に形成されている。つまり、この側面電極16は、上記第1導体13の一部と、絶縁基板10の側面と、絶縁基板10の下面の一部とを被覆している。この側面電極16は、銀系厚膜、又は、樹脂・銀系厚膜、又は、銅ニッケル合金、ニッケルクロム合金等の金属からなる薄膜材料により形成されている。
また、上記保護膜20は、図4に示すように、上記第1導体13の上面の一部と第2導体の上面の一部とを被覆するように配設されている。すなわち、この保護膜20の配設位置をさらに詳しく説明すると、Y方向には、第2導体14のY方向の幅よりも広く形成され、該絶縁基板10の幅よりも若干小さくされていて、Y方向には第2導体14を被覆している。さらに、X方向には、一方の第2導体14の中央付近から他方の第2導体14の中央付近にまで形成されている。この保護膜20は、ほう珪酸鉛ガラス又は樹脂(エポキシ、フェノール、シリコン等)により形成されている。
次に、メッキ21は、ニッケルメッキ22と、錫メッキ24とを有している。ここで、ニッケルメッキ22は、電気メッキにより上記保護膜20の端部に接触し、かつ、上記導体12と、側面電極16とを被覆するように略均一の膜厚で配設されている。つまり、メッキ21は、導体12の露出部分と側面電極16とを被覆し、さらには、絶縁基板10の上面の一部と下面の一部とY方向の側面の一部にも及んでいる。このニッケルメッキ22は、ニッケルにて形成されており、上記上面電極14及び側面電極16等の内部電極のはんだ喰われを防止するために形成されている。なお、このニッケルメッキ22は、ニッケルメッキ以外にも銅メッキが用いられる場合もある。
上記錫メッキ24は、電気メッキ法を用いて上記ニッケルメッキ22の上面を被覆するように略均一の膜厚で配設されている。この錫メッキ24は、錫にて形成されており、上記ジャンパーチップBの配線基板へのはんだ付けを良好に行うために形成されている。なお、この錫メッキ24は、錫以外にはんだが用いられる場合もある。
なお、上記構成のジャンパーチップBの製造工程は、上記第1実施例の場合と同様であるので、詳しい説明を省略する。なお、第2導体14の形成に際しては、第1実施例とは異なり、第1導体13の上面の所定の領域にのみ形成する。
本実施例のジャンパーチップBによれば、導体12が第1導体13と第2導体14とで形成され、導体12における上側の層は、樹脂銀系厚膜、又は、低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、ジャンパーチップBが硫化雰囲気のような腐食性の強い雰囲気中にあっても、第2導体14の耐腐食性を高めることができる。特に、保護膜20とメッキ21の接合位置Pから硫化雰囲気が侵入しても、その接合部分の下方には第2導体14が設けられているので、硫化を防ぐことができ、第1導体13は該硫化雰囲気にさらされないので、第1導体13も硫化することがない。つまり、第2導体14においては、樹脂が含まれているか又はガラスの体積比における混合割合が大きいので、ジャンパーチップ部品Aを硫化雰囲気中で使用して第2導体14中の銀が流出した場合でも、銀が流出した跡には、樹脂による網目状のブロック又はガラスによる網目状のブロックが形成されるため、これらのブロックが硫化雰囲気の侵入や銀のさらなる流出を防止する作用をする。よって、腐食性の強い雰囲気中にあっても、抵抗値の変化を防止することができる。
また、本実施例においては、導体12は上記の材質により形成されているので、導体12のコストを小さくでき、よって、ジャンパーチップBを低コストで製造することができる。特に、第2導体14が樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成されているので、第2導体14のコストを低く抑えることが可能となる。
また、第1導体13は、銀系厚膜により形成されているので、第1導体13の抵抗値を低く抑えることができ、ジャンパーチップBは、ジャンパーチップとして好適である。
なお、上記各実施例の説明においては、第1導体13の厚みを第2導体14の厚みよりも大きいものとして説明したが、これには限られず、第1導体13の厚みと第2導体14の厚みを同じ厚みとしてもよい。
また、上記第1実施例において、側面電極16は、第2導体14の上面の一部に形成されているが、側面電極16は、第2導体14の上面には至らず、第1導体13及び第2導体14の側端にのみ接するようにしてもよい。また、上記第2実施例においても、側面電極16は、第1導体13の上面の一部に形成されているが、側面電極16は、第1導体13の上面には至らず、第1導体13の側端にのみ接するようにしてもよい。
また、上記第1実施例においては、第2導体14は、絶縁基板10のX方向の端部から端部にまで形成されているが、X方向の端部にまで形成されていなくてもよく、少なくとも、保護膜20とメッキ21の接合部分Pの位置に設けられていればよい。例えば、X方向において、該接合部分Pのやや外側の位置の間に設けられていればよい。
本発明のジャンパーチップは、硫化雰囲気等の腐食性の高い雰囲気中で使用するジャンパーチップに特に有効である。
本発明の実施例に基づくジャンパーチップの構成を示す断面図である(第1実施例)。 本発明の実施例に基づくジャンパーチップの製造工程を示すフローチャートである。 本発明の実施例に基づくジャンパーチップの製造工程を説明するための説明図である。 本発明の実施例に基づくジャンパーチップの構成を示す断面図である(第2実施例)。 従来におけるジャンパーチップの構成を示す断面図である。
符号の説明
A、B ジャンパーチップ
10 絶縁基板
12 導体
13 第1導体
14 第2導体
16 側面電極
20 保護膜
21 メッキ
22 ニッケルメッキ
24 錫メッキ

Claims (13)

  1. ジャンパーチップ部品であって、
    一対の電極部間に形成された導体で、
    銀系厚膜により形成された第1導体と、
    該第1導体の上面に形成された第2導体で、樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成された第2導体と、
    を有する導体を有することを特徴とするジャンパーチップ部品。
  2. ジャンパーチップ部品であって、
    絶縁基板と、
    該絶縁基板の上面に形成された導体で、
    銀系厚膜により形成された第1導体と、
    該第1導体の上面に形成された第2導体で、樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成された第2導体と、
    を有する導体と、
    該導体の上面の一部に形成された保護膜と、
    該導体の上面の一部に形成されたメッキで、その端部が保護膜に接合して形成されたメッキと、
    を有し、
    該第2導体は、少なくとも該保護膜とメッキの接合位置の下側領域に形成されていることを特徴とするジャンパーチップ部品。
  3. ジャンパーチップ部品であって、
    絶縁基板と、
    該絶縁基板の上面に形成された導体で、
    銀系厚膜により形成された第1導体と、
    該第1導体の上面に形成された第2導体で、樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成された第2導体と、
    を有する導体と、
    該絶縁基板の一対の側面に形成された側面電極で、該導体と接続された側面電極と、
    該導体の上面の一部に形成された保護膜と、
    該導体の上面の一部と該側面電極を被覆するように形成されたメッキで、その端部が保護膜に接合して形成されたメッキと、
    を有し、
    該第2導体は、少なくとも該保護膜とメッキの接合位置の下側領域に形成されていることを特徴とするジャンパーチップ部品。
  4. 上記第1導体は、平面視において、絶縁基板における一対の端部にまで形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のジャンパーチップ部品。
  5. 上記第2導体は、平面視において、絶縁基板における一対の端部にまで形成されていることを特徴とする請求項2又は3又は4に記載のジャンパーチップ部品。
  6. 第1導体と第2導体とは、平面視において、同じ大きさで同じ形状に形成され、その周端が一致して形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に記載のジャンパーチップ部品。
  7. 上記第2導体を構成する樹脂銀系厚膜は、銀と樹脂とが混合して構成され、その混合割合は、体積比で銀35〜45%、樹脂55〜65%であることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載のジャンパーチップ部品。
  8. 上記第2導体を構成する低温焼成の銀系厚膜は、銀とガラスとが混合して構成され、その混合割合は、体積比で銀65〜75%、ガラス25〜35%であることを特徴とする1又は2又は3又は4又は5又は6に記載のジャンパーチップ部品。
  9. ジャンパーチップ部品の製造方法であって、
    ジャンパーチップ部品における絶縁基板の素体となる基板素体で、該絶縁基板の複数個分の大きさを少なくとも有する基板素体の上面に、複数のジャンパーチップ部品分の第1導体で、銀系厚膜により形成された第1導体を形成する第1導体形成工程と、
    該第1導体形成工程において形成された第1導体の上面に第2導体を形成する第2導体形成工程で、樹脂銀系厚膜又は低温焼成の銀系厚膜により形成された第2導体を形成する第2導体形成工程と、
    該基板素体を分割する分割工程と、
    を有することを特徴とするジャンパーチップ部品の製造方法。
  10. 上記第2導体形成工程において、第1導体形成工程で形成された第1導体と同じ大きさ及び同じ形状に形成され、その周端を第1導体と一致させて第2導体を形成することを特徴とする請求項9に記載のジャンパーチップ部品の製造方法。
  11. 上記ジャンパーチップ部品の製造方法は、さらに、
    上記第2導体形成工程と分割工程の間に行う保護膜形成工程で、上記第1導体と第2導体とからなる導体を保護する保護膜を形成する保護膜形成工程と、
    上記分割工程の後に行うメッキ形成工程で、該導体の上面の一部に形成されたメッキで、その端部が保護膜に接合したメッキを形成するメッキ形成工程と、
    を有し、
    上記第2導体形成工程においては、少なくとも該保護膜とメッキの接合位置の下側領域に、上記第2導体を形成することを特徴とする請求項9又は10に記載のジャンパーチップ部品の製造方法。
  12. 上記第2導体を構成する樹脂銀系厚膜は、銀と樹脂とが混合して構成され、その混合割合は、体積比で銀35〜45%、樹脂55〜65%であることを特徴とする請求項9又は10又は11に記載のジャンパーチップ部品の製造方法。
  13. 上記第2導体を構成する低温焼成の銀系厚膜は、銀とガラスとが混合して構成され、その混合割合は、体積比で銀65〜75%、ガラス25〜35%であることを特徴とする請求項9又は10又は11に記載のジャンパーチップ部品の製造方法。
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