JP2005077985A - 液晶表示素子及びそれを備えた液晶プロジェクタ - Google Patents

液晶表示素子及びそれを備えた液晶プロジェクタ Download PDF

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Abstract

【課題】補助容量周りの電界の変動に起因するTFTの特性のばらつきが抑止される液晶表示素子を提供する。
【解決手段】相互に並行に延びるように設けられた遮光性材料からなる複数の容量線11と、複数の容量線11のそれぞれに沿って配設された複数の画素電極17と、複数の画素電極17のそれぞれに対応して設けられたTFT18と、を備え、TFT18は、ソース電極領域4cとチャネル領域4aとドレイン電極領域4dとを含有する半導体膜4を有し、半導体膜4のドレイン電極領域4dとそれに容量絶縁膜10aを介して位置付けられた容量線11との間で補助容量22を構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクティブマトリクス基板を備えた液晶表示素子に関し、特に、液晶プロジェクタに係るものである。
アクティブマトリクス型の液晶表示素子は、画像の最小単位である画素毎にスイッチング素子を備え、個々の画素を確実に点灯することができるため、精細な画像表示が可能である。
近年、このアクティブマトリクス型の液晶表示素子は、小型・高精細化され、液晶プロジェクタの液晶ライトバルブとして用いられている。
ところで、画素のスイッチング素子である薄膜トランジスタ(Thin Film Transisitor、以下、「TFT」と称する)の半導体膜として用いられるアモルファスシリコンやポリシリコンは、光が入射することによりキャリアを生成してリーク電流を発生する。液晶プロジェクタ用の液晶表示素子では、パーソナルコンピュータのモニター等に用いられている液晶表示素子と比較して、極めて高輝度な光源を使用しているので、TFTのチャネル領域に強い光が入射する恐れがあり、光によるリーク電流の発生を無視することができない。この光によるリーク電流が発生すると、画像信号の実効電位が低下したり、表示画面のコントラストが低下したりする等、表示品位が低下することになるので、光によるリーク電流の発生の防止、つまり、TFTの耐光性の向上が求められている。
また、液晶プロジェクタは、液晶表示素子の画像表示をレンズ等の投影光学系を介してスクリーン上に拡大投写するものであるので、その液晶表示素子は小型である。そのため、液晶表示素子の各画素の大きさは極めて小さく、その画素の個々の表示(透過)領域の面積、つまり、画素の開口面積が狭く、表示される画像が暗くなってしまう恐れがあるので、画素の高開口率化が必要である。
そこで、TFTの耐光性の向上及び画素の高開口率化を図るため、特許文献1に記載されているような手段が用いられている。
以下に、その手段について図面を用いて説明する。
図7は、従来の液晶表示素子の等価回路図であり、図8は、その液晶表示素子を構成するアクティブマトリクス基板30の断面模式図である。
このアクティブマトリクス基板30では、複数の走査線7と、複数の信号線14とが、互いに直交するように設けられ、その各交差部分にTFT18が配設している。そして、複数の走査線7と相互に並行に複数の容量線11が設けられ、画素電極17と容量線11との間に補助容量Csが、液晶容量Clcと電気的に並列に設けられている。
また、アクティブマトリクス基板30には、絶縁基板1上にTFT18に重なるように下部遮光膜2が設けられ、その下部遮光膜2上に下部絶縁膜3を介してTFT18及び走査線7が設けられている。そして、TFT18を構成する半導体膜4のドレイン電極領域4dに、容量線11と対向する部分が容量電極となる中継層9が接続され、その中継層9に画素電極17が接続されている。同じく、半導体膜4のソース電極領域4cに、信号線14が接続されている。なお、中継層9は、TFT18を上層側から覆うように設けられている。
このような構成のアクティブマトリクス基板30と、そのアクティブマトリクス基板30と対向して共通電極を有する対向基板と、それらの両基板間に挟持された液晶層と、を備える液晶表示素子において、画像を表示する際には、所定の走査線7にゲート信号を送り、その走査線7に接続されているTFT18をオン状態にし、同時に、信号線14からソース信号を送り、ソース電極(ソース電極領域4c)及びドレイン電極(ドレイン電極領域4d及び中継層9)を介して、画素電極17に所定の電荷を書き込むことにより、画素電極17と共通電極との間で電位差が生じ、液晶層からなる液晶容量及び補助容量22に所定の電圧が印加される。そして、その印加電圧によって液晶層の液晶分子の配向状態を変えることにより、外部から入射する光の透過率を調整して画像が表示される。
この液晶表示素子では、TFT18の上層側にある中継層9と、TFT18の下層側にある下部遮光膜2とによって、TFT18の上層側及び下層側から入射する光が遮断されることになるので、TFT18の耐光性が向上している。また、中継層9が、上述のような遮光膜として機能と補助容量Csの容量電極としての機能とを併せ持つため、画素の高開口率化が図られている。
特開2002−215064号公報
しかしながら、この液晶表示素子において、TFT18の上層側の補助容量22の容量電極(中継層9)と画素電極17とが、TFT18を構成する半導体膜4のドレイン電極領域4dに接続され、同電位となっている。そのため、画像を表示する際には、画素電極17の電位の変動に合わせて、容量電極(中継層9)の電位が変動することになる。この容量電極(中継層9)の変動電位に起因する電界によって、容量電極(中継層9)の下層側にあるTFT18の特性にばらつきが生じるという問題がある。
以下に、TFT18の特性のばらつきについて具体的に説明する。
一般に、ポリシリコン型のTFT18を構成する半導体膜4では、チャネル領域4aとソース電極領域4c及びドレイン電極領域4dとの間にLDD領域4bを設けられることにより、チャネル領域4aとドレイン電極領域4dとの間のドレイン接合に加わる電界を、チャネル領域4aとソース電極領域4cとの接合及びチャネル領域4aとドレイン電極領域4dとの接合に分散させ、ドレイン接合に集中する電界を緩和させて、TFT18のオフ状態に流れる微小なリーク電流(オフ電流)の発生を低減する手段がとられている。
このLDD領域4bが上述のような電界中に存在すると、その電界によって、LDD領域4bを構成する半導体膜4の抵抗の大きさが変動することになる。これに伴って、TFT18のオフ電流、並びに、オン電流の大きさが変わることになり、TFT18の特性にばらつきが生じてしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、補助容量周りの電界の変動に起因するTFTの特性のばらつきが抑止される液晶表示素子及びそれを備えた液晶プロジェクタを提供することにある。
本発明の液晶表示素子は、相互に並行に延びるように設けられた遮光性材料からなる複数の容量線と、該複数の容量線のそれぞれに沿って配設された複数の画素電極と、該複数の画素電極のそれぞれに対応して設けられた薄膜トランジスタと、を備え、上記薄膜トランジスタは、ソース電極領域とチャネル領域とドレイン電極領域とを含有する半導体膜を有し、該半導体膜のドレイン電極領域とそれに容量絶縁膜を介して位置付けられた上記容量線との間で補助容量を構成していることを特徴とする。
上記の構成によれば、薄膜トランジスタ(TFT)の半導体膜のドレイン電極領域とそれに容量絶縁膜を介して位置付けられた容量線との間で補助容量が構成されているので、半導体膜のドレイン電極領域が補助容量の容量電極となる。そのため、従来のように補助容量の容量電極がTFTに覆設されている場合よりも、TFTが、補助容量の容量電極に起因する電界の影響を受けにくくなる。これにより、液晶表示素子において、補助容量周りの電界の変動に起因するTFTの特性のばらつきが抑止されることになる。
本発明の液晶表示素子は、上記容量線が、上記薄膜トランジスタを覆うように設けられていてもよい。
上記の構成によれば、容量線がTFTを覆うように設けられているので、TFTに上層側から入射する光を遮断することができる。これにより、光によるリーク電流の発生が抑止されることになる。
本発明の液晶表示素子は、上記薄膜トランジスタの容量線側とは反対側に、該薄膜トランジスタに重なるように設けられた走査線をさらに備えてもよい。
上記の構成によれば、走査線がTFTに重なるように設けられているので、TFTに下層側から入射する光を遮断することができる。これにより、光によるリーク電流の発生が抑止されることになる。
本発明の液晶表示素子は、上記薄膜トランジスタが、上記半導体膜上に設けられたゲート絶縁膜と、該ゲート絶縁膜上に設けられたゲート電極と、をさらに有し、上記容量絶縁膜が、上記ゲート絶縁膜と同一層に形成され、且つ、該ゲート絶縁膜よりも単位面積当たりの蓄電容量が大きくてもよい。
上記の構成によれば、容量線と半導体膜のドレイン電極領域との間の容量絶縁膜が、ゲート電極と半導体膜との間のゲート絶縁膜と同一層に形成され、且つ、ゲート絶縁膜よりも単位面積当たりの蓄電容量が大きいので、補助容量の占有面積を維持する場合には、補助容量の蓄電容量を増やすことができ、液晶表示素子の保持動作を向上させることができ、また、補助容量の蓄電容量の大きさを維持する場合には、補助容量の面積を縮小することができ、画素の開口率を高くすることができる。
本発明の液晶表示素子は、上記容量絶縁膜が、上記ゲート絶縁膜と同一材料で形成され、且つ、該ゲート絶縁膜よりも膜厚が薄いことを特徴とする液晶表示素子。
上記の構成によれば、容量絶縁膜が、ゲート絶縁膜と同一材料で形成され、且つ、ゲート絶縁膜よりも膜厚が薄いので、容量絶縁膜の単位面積当たりの蓄電容量をゲート絶縁膜よりも大きくすることができる。これにより、補助容量の占有面積を維持する場合には、補助容量の蓄電容量を増やすことができ、液晶表示素子の保持動作を向上させることができ、また、補助容量の蓄電容量の大きさを維持する場合には、補助容量の面積を縮小することができ、画素の開口率を高くすることができる。
本発明の液晶表示素子は、上記容量絶縁膜が、上記ゲート絶縁膜よりも誘電率の高い材料で形成されていてもよい。
上記の構成によれば、容量絶縁膜が、ゲート絶縁膜よりも誘電率の高い材料で形成されているので、容量絶縁膜の単位面積当たりの蓄電容量をゲート絶縁膜よりも大きくすることができる。これにより、補助容量の占有面積を維持する場合には、補助容量の蓄電容量を増やすことができ、液晶表示素子の保持動作を向上させることができ、また、補助容量の蓄電容量の大きさを維持する場合には、補助容量の面積を縮小することができ、画素の開口率を高くすることができる。
本発明の液晶表示素子は、上記容量絶縁膜の膜表面が平坦に形成されていてもよい。
上記の構成によれば、容量絶縁膜の膜表面が平坦に形成されているので、その上層にある容量線とその下層にある半導体膜のドレイン電極領域との間において、リーク電流の発生が抑止される。さらに、リーク電流を防ぐために容量絶縁膜の膜厚を厚くする必要がなくなり、容量絶縁膜を薄い膜厚に設定することができ、補助容量の蓄電容量を増やすことができる。
以上のような液晶表示素子は、大光量下で使用され、各画素当たりの面積が小さい液晶プロジェクタにおいて、特にその効果が有効に発揮される。
本発明によれば、TFTの半導体膜のドレイン電極領域とそれに容量絶縁膜を介して位置付けられた容量線との間で補助容量が構成されているので、半導体膜のドレイン電極領域が補助容量の容量電極となる。これにより、TFTが、補助容量の容量電極に起因する電界の影響を受けにくくなり、補助容量周りの電界の変動に起因するTFTの特性のばらつきが抑止されることになる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、他の構成であってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る液晶表示素子100の断面構造を示す。図2は、液晶表示素子100の画素領域を拡大して示す。なお、図1は、図2中のA−A’断面における断面模式図である。
この液晶表示素子100は、アクティブマトリクス基板50と、それに対向するように設けられた対向基板60と、それらの両基板50,60の間に挟持されるように設けられた液晶層70と、を備えている。
アクティブマトリクス基板50は、相互に並行に延びるように設けられた複数の走査線7と、それらの走査線7に直交する方向に相互に並行に延びるように設けられた複数の信号線14と、走査線7及び信号線14の各々の交差部分に設けられたTFT18と、各TFT18に対応して一対の走査線7及び信号線14で囲われる表示領域に設けられた画素電極17と、を有する。
また、アクティブマトリクス基板50は、絶縁基板1上に、下部絶縁膜3、ゲート絶縁膜5、第1層間絶縁膜8、第2層間絶縁膜12及び第3層間絶縁膜15が順に積層された多層積層構造になっている。
ゲート絶縁膜5と第1層間絶縁膜8との層間には、走査線7に接続されたゲート電極7aが設けられている。
下部絶縁膜3とゲート絶縁膜5との層間には、半導体膜4が設けられている。この半導体膜4は、ゲート電極7aの対応部分に、チャネル領域4aが形成され、そのチャネル領域4aの両側に、LDD(Lightly Doped Drain)領域4bが形成され、そのLDD領域4bの外側の領域に、ソース電極領域4c及びドレイン電極領域4dが形成されている。さらに、ドレイン電極領域4dは、部分的に容量電極4eとなっている。
第1層間絶縁膜8と第2層間絶縁膜12との層間には、TFT18を覆うように、容量絶縁膜形成膜10とその上層の容量線11との積層膜が設けられている。これにより、TFT18の上層側(液晶層70側)から入射する光が遮断される。また、容量絶縁膜形成膜10と容量線11との積層膜の容量電極4eの対応部分については、第1層間絶縁膜8及びゲート絶縁膜5が取り除かれて、容量絶縁膜形成膜10が容量電極4eを直接覆うように設けられ容量絶縁膜10aを形成している。これにより、容量電極4eと容量線11とは容量絶縁膜10aを介して補助容量22を構成することになる。
第2層間絶縁膜12と第3層間絶縁膜15との層間には、ソース電極領域4cに第2コンタクトホール13aを介して接続された信号線14が設けられていると共に、ドレイン電極領域4dに第3コンタクトホール13bを介して接続された引出電極14aが信号線14から離間して設けられている。
さらに、第3層間絶縁膜15上には、引出電極14aに接続された画素電極17が設けられ、その画素電極17上には、配向膜19が設けられている。
以上のようにゲート電極7a、ソース電極領域4c、ゲート電極領域4dによって、各画素電極17のスイッチング素子としてのトップゲート構造のTFT18が構成されている。
絶縁基板1と下部絶縁膜3との間の層には、TFT18に重なるように走査線7が設けられている。これにより、TFT18の下層側(絶縁基板1側)から入射する光が遮断される。なお、走査線7とゲート電極7aとは、第1コンタクトホール6を介して接続されている。
対向基板60は、絶縁基板1’上に、カラーフィルタ層(不図示)、ブラックマトリクス(不図示)、オーバコート層(不図示)、共通電極20及び配向膜19’が順に積層された多層積層構造になっている。
液晶層70は、電気光学特性を有するネマチック液晶材料から構成されている。
この液晶表示素子100は、各画素電極17ごとに1つの画素が構成されており、各画素において、走査線7からゲート信号が送られてTFT18をオン状態になったときに、信号線14からソース信号が送られてソース電極領域4c、ドレイン電極領域4d及び中継層9を介して、画素電極17に所定の電荷を書き込まれ、画素電極17と共通電極との間で電位差が生じることになり、液晶層70からなる液晶容量及び補助容量22に所定の電圧が印加されるように構成されている。そして、その印加電圧によって液晶層70の液晶分子の配向状態を変えることにより、外部から入射する光の透過率を調整して画像が表示される。
次に、本発明の実施形態に係る液晶表示素子100の製造方法について説明する。
<アクティブマトリクス基板作製工程>
図5は、図2中のA−A’断面におけるアクティブマトリクス基板50の製造工程の前半を示し、図6は、その製造工程の後半を示す断面模式図である。なお、図5(d)については、図5(c)と同じ工程における図2中のB−B’断面を示す。
まず、石英ガラス基板等の絶縁基板1上に、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により、リン(P)がドープされたポリシリコン膜(厚さ100nm程度)及びタングステンシリサイド膜(厚さ100nm程度)を順に成膜した後、フォトリソグラフィ技術(Photo Engraving Process、以下、「PEP技術」と称する)によりパターン形成して走査線7を形成する。
なお、走査線7は、クロム、タングステン、モリブデン、タンタル及びチタン等の金属単体、それらの金属の合金又はシリサイド、それらの金属のシリサイドとその下層に形成されたポリシリコン膜との積層膜(すなわち、ポリサイド)で構成されていてもよい。
次いで、走査線7上の基板全体に、CVD法により、シリコン酸化膜(厚さ400nm程度)を成膜し、図5(a)に示すように下部絶縁膜3を形成する。
次いで、下部絶縁膜3上に、原料ガスとしてジシラン(Si26)を用いて減圧CVD法又はプラズマCVD法により、アモルファスシリコン膜(厚さ45nm程度)を成膜した後、窒素雰囲気中で600℃24時間程度の加熱処理を行い、ポリシリコン膜に変成する。その後、PEP技術によりパターン形成して半導体膜4を形成する。
なお、半導体膜4を、減圧CVDでポリシリコン膜を蒸着させて形成してもよい。この場合、必要に応じてシリコン原子をイオン注入してポリシリコン膜を非晶質化させた後、600℃程度での加熱処理によって多結晶化させてもよい。さらには、アモルファスシリコン膜、又は、ポリシリコン膜に、レーザアニール処理を行って結晶性を向上させてもよい。
次いで、半導体膜4上の基板全体に、減圧CVD法によりHTO膜(High Temperature Oxide)と呼ばれるシリコン酸化膜(厚さ80nm程度)を成膜し、図5(b)に示すようにゲート絶縁膜5を形成する。
次いで、下部絶縁膜3とゲート絶縁膜5との積層膜の第1コンタクトホール6を形成する部分をエッチング除去する。
次いで、ゲート絶縁膜5上に、CVD法により、リンがドープされたポリシリコン膜(厚さ150nm程度)及びタングステンシリサイド膜(厚さ150nm程度)を順に成膜した後、図5(c)に示すように、PEP技術によりパターン形成してゲート電極7aを形成する。これにより、図5(d)に示すように、ゲート電極7aが第1コンタクトホール6を介して走査線7に接続される。
次いで、ゲート電極7aをマスクとして半導体膜4にリンを1×1013cm-2程度注入する。
次いで、ゲート電極7aを覆うようにレジストを塗布し、そのレジストをマスクとしてリンを3×1015cm-2程度注入する。これらのリンの注入により、半導体膜4のゲート電極7の下層側に対応する部分にはチャネル領域4aが、その外側のレジストに被覆されている部分には相対的に少量のリンを注入したLDD領域4bが、そのLDD領域4bの両側には、相対的に多量のリンを注入したソース電極領域4c及びドレイン電極領域4dが、それぞれ形成される。
次いで、ゲート電極7a上の基板全体に、CVD法により、シリコン酸化膜(厚さ200nm程度)を成膜し、図6(a)に示すように第1層間絶縁膜8を形成する。
次いで、図6(b)に示すように、ゲート絶縁膜5と第1層間絶縁膜8との積層膜の容量電極4eに対応する部分をエッチング除去する。
次いで、図6(c)に示すように、第1層間絶縁膜8上の基板全体に、HTO膜(厚さ30nm程度)10’を成膜する。なお、HTO膜の代わりに、原料ガスとしてTEOS(Tetraethoxysilane)を用いてプラズマCVD法によって形成されるシリコン酸化膜を成膜してもよい。
次いで、HTO膜10’上の基板全体に、CVD法により、リンがドープされたポリシリコン膜(厚さ100nm程度)及びタングステンシリサイド膜(厚さ100nm程度)を順に成膜した後、図6(d)に示すように、PEP技術によりパターン形成して容量線11及び容量絶縁膜形成膜10を形成する。
なお、容量線11は、クロム、タングステン、モリブデン、タンタル及びチタン等の金属単体、それらの金属の合金又はシリサイド、それらの金属のシリサイドとその下層に形成されたポリシリコン膜との積層膜(ポリサイド)、低温CVD法によるアルミニウム金属膜、アルミニウム/ケイ素合金、アルミニウム/チタン合金で構成されていてもよい。
さらに、容量絶縁膜形成膜10とゲート絶縁膜5とは互いに独立して形成することになるので、同一層に同一材料で形成して、容量絶縁膜形成膜10の膜厚(30nm程度)をゲート絶縁膜5の膜厚(80nm程度)より薄くすることにより、容量絶縁膜10aの単位面積当たりの蓄電容量をゲート絶縁膜5よりも大きくすることができる。また、容量絶縁膜形成膜10を誘電率の高い材料で形成することにより、容量絶縁膜10aの単位面積当たりの蓄電容量をゲート絶縁膜5よりも大きくすることもできる。
具体的には、容量絶縁膜形成膜10としてHTO膜(シリコン酸化膜)の代わりに、比誘電率の高い薄膜、例えば、窒化シリコン膜、酸化窒化シリコン膜、タンタル酸化膜、チタン酸バリウム・ストロンチウム膜(BST、Barium Strontium Titanate)、ハフニウム酸化膜、ランタン酸化膜、プラセオジム酸化膜、アルミニウム酸化膜、ジルコニウム酸化膜等の高誘電率膜の単層、それらの高誘電率膜と薄いシリコン酸化膜との積層膜、又は、それらの高誘電率膜からなる積層膜を用いることにより、容量絶縁膜10aの単位面積当たりの蓄電容量を向上させることができる。
次いで、容量線11上の基板全体に、原料ガスとしてTEOSを用いてプラズマCVD法により、シリコン酸化膜(厚さ500nm程度)を成膜して、第2層間絶縁膜12を形成する。
次いで、ゲート絶縁膜5と第1層間絶縁膜8と第2層間絶縁膜12との積層膜のソース電極領域4c及びドレイン電極領域4dに対応する部分をエッチング除去する。
次いで、第2層間絶縁膜12上の基板全体に、CVD法により、チタン/タングステン膜(厚さ150nm程度)、アルミニウム膜(厚さ400nm程度)及びチタン/タングステン膜(厚さ100nm程度)を順に成膜した後、図6(e)に示すように、PEP技術によりパターン形成して信号線14及び引出電極14aを形成する。これにより、信号線14が第2コンタクトホール13aを介してソース電極領域4cに接続されると共に、引出電極14aが第3コンタクトホール13bを介してドレイン電極領域4dに接続される。
次いで、信号線14及び引出電極14a上の基板全体に、原料ガスとしてTEOSを用いてプラズマCVD法により、シリコン酸化膜(厚さ800nm程度)を成膜して、第3層間絶縁膜15を形成する。
次いで、第3層間絶縁膜15の引出電極14aに対応する部分をエッチング除去する。
次いで、第3層間絶縁膜15上の基板全体に、ITO(Indium Tin Oxide)膜を厚さ100nm程度で成膜した後、図3に示すように、PEP技術によりパターン形成して画素電極17を形成する。これにより、画素電極17が第4コンタクトホール13cを介して引出電極14aに接続される。
次いで、印刷法により、ポリイミド系樹脂の薄膜を成膜した後、ラビング法により、その表面に配向処理を施し配向膜19を形成する。
以上のようにして、本発明を構成するアクティブマトリクス基板50を作製することができる。
<対向基板作製工程>
絶縁基板1’上に、クロム薄膜を厚さ100nm程度で成膜した後、PEP技術によりパターン形成してブラックマトリクスを形成する。
次いで、ブラックマトリクス間のそれぞれに、2μm程度の厚さで、赤、緑及び青の何れかの着色層をパターン形成してカラーフィルタ層を形成する。
次いで、カラーフィルタ層上の基板全体に、1μm程度の厚さでアクリル樹脂を塗布してオーバコート層を形成する。
次いで、オーバコート層上の基板全体に、ITO(Indium Tin Oxide)膜を厚さ100nm程度で成膜して共通電極20を形成する。
次いで、印刷法により、ポリイミド系樹脂の薄膜を成膜した後、ラビング法により、その表面に配向処理を施し配向膜19を形成する。
以上のようにして、本発明を構成する対向基板60を作製することができる。
<液晶表示素子製造工程>
アクティブマトリクス基板50上に印刷法により、熱硬化性樹脂からなるシール部を形成し、対向基板60を貼り合わせた後、両基板間に減圧法により液晶材料を注入して封止して、液晶層70を形成する。
以上のようにして、本発明の液晶表示素子100を製造することができる。
従来のように、補助容量22がTFT18に覆設している場合、補助容量22の容量電極周りの電界がTFT18に与える影響を小さくするために、図9に示すように、TFT18を構成する半導体膜4と中継層9(容量電極)との間の第1層間絶縁膜8及びゲート絶縁膜5の膜厚tを厚くする手段も考えられるが、膜厚tを厚くすることにより、遮光膜として機能する補助容量22と半導体層4との間隔が広くなり、斜めから入射する光が半導体膜4に達する可能性が高くなり、光によるリーク電流が発生してしまうという問題がある。
さらに、補助容量22の容量電極(中継層9)とTFT18のゲート電極7aとの間に大きな寄生容量Cgdが形成されている。
ΔVg=(Vgh−Vgl)×(Cgd/(Cgd+Clc+Cs))
ΔVg:突き抜け電圧
Vgh:ゲート電圧のオンレベル
Vgl:ゲート電圧のオフレベル
Cgd:寄生容量(ゲート電極/ドレイン電極)
Clc:液晶容量
Cs :補助容量
上記の式より、Cgdが増加すると、ΔVgが大きくなってしまう。ΔVgが大きくなると、液晶の交流電圧駆動において、液晶にかかる電圧が非対称となり焼き付けやフリッカーが生じ、表示品位が低下してしまう。そこで、Cgdを小さくするために、ゲート電極7aと中継層9との間の第1層間絶縁膜8の膜厚を厚くすると、上述の電界の影響を小さくするために膜厚tを厚くする場合と同様に、斜めから入射する光が半導体膜4に達してしまう可能性が高くなるという問題がある。
本発明の液晶表示素子100によれば、TFT18を構成する半導体膜4のドレイン電極領域4dとそれに容量絶縁膜10aを介して位置付けられた容量線11との間で補助容量22が構成されているので、半導体膜4のドレイン電極領域4dが部分的に補助容量22の容量電極4eとなる。そのため、従来のように補助容量22がTFT18に覆設されている場合よりも、TFT18が、補助容量22の容量電極4eに起因する電界の影響を受けにくくなる。これにより、補助容量22周りの電界の変動に起因するTFT18の特性のばらつきが抑止されることになる。
さらに、寄生容量Cgdが、従来のようにTFT18の上層側ではなく、ゲート電極7aに接続された走査線7とドレイン電極領域4dとの間、つまり、TFT18の下層側に形成され、また、液晶プロジェクタにおいて、TFT18に入射する光は、通常、その下層側から入射するよりも上層側から入射する場合が圧倒的に多いため、走査線7とドレイン電極領域4dとの間の下部絶縁膜3の膜厚を厚くすることにより、TFT18の下層側から入射する光に対する遮光性を維持しながら、寄生容量Cgdを小さくすることができる。これにより、焼き付けやフリッカーが低減され、表示品位を向上することができる。
また、容量線11がTFT18を覆うように設けられているので、TFT18に上層側及び斜めから入射する光を遮断することができると共に、走査線2がTFT18に重なるように設けられているので、TFT18に下層側から入射する光を遮断することができる。これらにより、光によるリーク電流の発生が抑止されることになる。
さらに、容量線11と半導体膜4のドレイン電極領域4dとの間の容量絶縁膜10aは、ゲート電極7aと半導体膜4との間のゲート絶縁膜5と同一層に形成され、且つ、ゲート絶縁膜5よりもその膜厚が薄いので、容量絶縁膜10aの単位面積当たりの蓄電容量をゲート絶縁膜5よりも大きくすることができる。これにより、補助容量22の占有面積を維持する場合には、補助容量22の蓄電容量を増やすことができ、液晶表示素子の保持動作を向上させることができ、また、補助容量22の蓄電容量の大きさを維持する場合には、補助容量22の面積を縮小することができ、画素の開口率を高くすることができる。
また、容量絶縁膜10aを、ゲート絶縁膜5よりも誘電率の高い材料で形成することにより、容量絶縁膜10aの単位面積当たりの蓄電容量をゲート絶縁膜5よりも大きくすることもできる。
また、従来のアクティブマトリクス基板30では、図8に示すように容量絶縁膜10が複数の段差部分を有しているので、その段差部分で電界集中が起こりリーク電流が発生してしまうのに対して、本発明のアクティブマトリクス基板50では、容量絶縁膜10aの膜表面が平坦に形成されているので、その上層にある容量線11とその下層にある半導体膜4のドレイン電極領域4dとの間において、リーク電流の発生が抑止される。さらに、リーク電流を防ぐために容量絶縁膜10aを厚くする必要がなくなり、容量絶縁膜10aを薄く形成することにより、補助容量22の蓄電容量を増やすこともできる。
図3は、本発明の液晶プロジェクタ200の概略構成図である。
この液晶プロジェクタ200は、リフレクター25と、光源26と、集光レンズ27、本発明の液晶表示素子100と、投写レンズ28と、スクリーン29と、を備えている。
リフレクター25は、その表面に反射膜が設けられ、光源26から出た光を効率よく集めて集光レンズ27に入れるものである。
この液晶プロジェクタ200は、画像を表示する際には、光源26から出た光を集光レンズ27を介して液晶表示素子100に入れて、上述のように液晶表示素子100によって画像を作り出して、その画像を投写レンズ28を介してスクリーン29に投影することにより、その拡大された画像がスクリーン29上に表示するように構成されている。
なお、本実施形態では、液晶プロジェクタ200として単板式の液晶プロジェクタを例示しているが、カラーフィルタ層を除いて液晶表示素子100を構成すれば、3板式の液晶プロジェクタにも適用することができる。
この液晶プロジェクタ200は、本発明の液晶表示素子100により構成されているので、各画素当たりの面積が小さく、大光量下に使用される場合においても、高い表示品位を有することになる。
以上説明したように、本発明の液晶表示素子は、補助容量周りの電界の変動に起因するTFTの特性のばらつきが抑止されると共に、光によるリーク電流の発生が抑止され、画素の開口率も高めることができるので、大光量下で使用され、各画素当たりの面積が小さい表示素子を有する液晶プロジェクタ等について有用である。
本発明の実施形態に係る液晶表示素子100の断面模式図である。 本発明の実施形態に係る液晶表示素子100の画素領域の拡大図である。 本発明の実施形態に係る液晶表示素子100を構成するアクティブマトリクス基板50の断面模式図である。 本発明の実施形態に係る液晶プロジェクタ200の概略構成図である。 図2中の断面A−A’におけるアクティブマトリクス基板50の製造工程の前半を示す模式図である。 図2中の断面A−A’におけるアクティブマトリクス基板50の製造工程の後半を示す模式図である。 従来の液晶表示素子の等価回路図である。 従来の液晶表示素子のアクティブマトリクス基板30の断面模式図である。 従来の液晶表示素子のアクティブマトリクス基板30の問題点を示す模式図である。
符号の説明
1,1’ 絶縁基板
2a 下部遮光膜
3 下部絶縁膜
4 半導体膜
4a チャネル領域
4b LDD領域
4c ソース領域
4d ドレイン領域
4e 容量電極
5 ゲート絶縁膜
6 第1コンタクト
7 走査線
7a ゲート電極
8 第1層間絶縁膜
9 中継層
9a 補助容量電極
10 容量絶縁膜形成膜
10a 容量絶縁膜
11 容量線
12 第2層間絶縁膜
13a 第2コンタクト
13b 第3コンタクト
13c 第4コンタクト
14 信号線
14a 引出電極
15 第3層間絶縁膜
17 画素電極
18 TFT
19,19’ 配向膜
20 共通電極
21 コンタクトホール
22 補助容量
25 リフレクター
26 光源
27 集光レンズ
28 投写レンズ
29 スクリーン
30,50 アクティブマトリクス基板
60 対向基板
70 液晶層
100 液晶表示素子
200 液晶プロジェクタ

Claims (8)

  1. 相互に並行に延びるように設けられた遮光性材料からなる複数の容量線と、該複数の容量線のそれぞれに沿って配設された複数の画素電極と、該複数の画素電極のそれぞれに対応して設けられた薄膜トランジスタと、を備え、
    上記薄膜トランジスタは、ソース電極領域とチャネル領域とドレイン電極領域とを含有する半導体膜を有し、該半導体膜のドレイン電極領域とそれに容量絶縁膜を介して位置付けられた上記容量線との間で補助容量を構成していることを特徴とする液晶表示素子。
  2. 請求項1に記載された液晶表示素子において、
    上記容量線は、上記薄膜トランジスタを覆うように設けられていることを特徴とする液晶表示素子。
  3. 請求項1に記載された液晶表示素子において、
    上記薄膜トランジスタの容量線側とは反対側に、該薄膜トランジスタに重なるように設けられた走査線をさらに備えたことを特徴とする液晶表示素子。
  4. 請求項1に記載された液晶表示素子において、
    上記薄膜トランジスタは、上記半導体膜上に設けられたゲート絶縁膜と、該ゲート絶縁膜上に設けられたゲート電極と、をさらに有し、
    上記容量絶縁膜は、上記ゲート絶縁膜と同一層に形成され、且つ、該ゲート絶縁膜よりも単位面積当たりの蓄電容量が大きいことを特徴とする液晶表示素子。
  5. 請求項4に記載された液晶表示素子において、
    上記容量絶縁膜は、上記ゲート絶縁膜と同一材料で形成され、且つ、該ゲート絶縁膜よりも膜厚が薄いことを特徴とする液晶表示素子。
  6. 請求項4に記載された液晶表示素子において、
    上記容量絶縁膜は、上記ゲート絶縁膜よりも誘電率の高い材料で形成されていることを特徴とする液晶表示素子。
  7. 請求項1に記載された液晶表示素子において、
    上記容量絶縁膜は、膜表面が平坦に形成されていることを特徴とする液晶表示素子。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載された液晶表示素子を備えた液晶プロジェクタ。
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