JP2005076555A - 内燃機関の可変圧縮比機構 - Google Patents

内燃機関の可変圧縮比機構 Download PDF

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Abstract

【課題】 位置センサを油圧アクチュエータに容易に搭載することができるとともに、位置センサの検出精度を向上させることができる内燃機関の可変圧縮比機構を得る。
【解決手段】 制御軸14を駆動する油圧アクチュエータ16は、前端部がフロントカバー8から外側に突出するようにラダーフレーム3に取り付ける。油圧アクチュエータ16とフロントカバー8の間にシール部材(Oリング又はオイルシール等)41を配置する。位置センサ17はフロントカバー8の外側において油圧アクチュエータ16に搭載することができ、オイルの影響から隔絶することができる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、制御軸を運転状態に応じて駆動して圧縮比を変更する内燃機関の可変圧縮比機構に関する。
従来の内燃機関の可変圧縮比機構においては、ロックピンの部分へのオイルの供給は、エンジンシリンダブロックからクランクシャフトへオイルを供給するオイル供給口をクランクシャフト内に形成されたオイル通路と接続し、さらに該オイル通路を偏心軸受内に形成されたオイル通路と接続することによりなされる。オイル通路へのオイルの供給は、オイルパン内のオイルをオイル供給パイプで加圧装置に導き、これをオイル供給口に送ることにより行われる。加圧装置にはオイルリターンパイプが設けられていて、余分のオイルをオイル溜めに戻すようになっている。加圧装置におけるオイルの加圧制御系統はつぎのようになっている。すなわち、クランクシャフトとともに回転するリングの周囲に配設された電磁ピックアップにより、ギヤの歯の数をカウントしてピストン位置が検出できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の他の内燃エンジンの可変圧縮比機構は、偏心スリーブ、位相保持手段および位相制御手段等より構成されている。偏心スリーブは、内周面の軸心に対して外周面の軸心を偏心させて形成された円筒形状の軸受部材で、クランクシャフトのクランクピンと、コンロッドの大端部との間に、これらに相対回転可能に介在されている。また、偏心スリーブの一端面には、クランクアームの端面との間に第1のスプロケットが一体形成されている。位相保持手段は、第1のスプロケット、第2のスプロケット、チェーン、およびシャフト等より構成されている。位相制御手段は、第3のスプロケット、第4のスプロケット、チェーンおよび回動制御装置等より構成されている。回動制御装置は、例えば、ステッピングモータおよびコントローラ等より構成され、エンジン本体側、例えば、シリンダブロックに取り付けられている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、従来のその他の内燃機関の可変圧縮比機構は、クランクピンに対して偏心ベアリングを回転させるためのアクチュエータは、クランクシャフト内に形成されている。そのため、圧縮比を低圧縮比または高圧縮比に維持するためにアクチュエータの作動を停止する、つまり、ヘリカルピストンの往復運動を停止し、クランクシャフトに対してアクチュエータを不動にしたとき、クランクシャフトが回転していても、アクチュエータに駆動連結された偏心ベアリングを、クランクシャフトに対して不動にすることができる(例えば、特許文献3参照)。
特開昭58−38343号公報(第2頁下左欄第18行−同下右欄第4行、および同下右欄第9行−第3頁上左欄第1行、並びに第1図および第4図) 特開平4−22717号公報(第3頁上右欄第16行−同下左欄第9行、第4頁上左欄第2行−同第4行、および同左欄第18行−同右欄第1行、並びに第1図) 特開2000−38937公報(第4頁第5欄第2行−同第11行、並びに図1および図2)
特許文献1の内燃機関の可変圧縮比機構では、この位置センサである電磁ピックアップは回転体を検出するが本アクチュエータは揺動型の為検出不可能である。特許文献2の内燃エンジンの可変圧縮比機構では、回動制御装置がシリンダブロックに取り付けられていることが記載されているが、位置センサについては記載されていない。同様に、特許文献3の内燃機関の可変圧縮比機構でも、アクチュエータがクランクシャフト内に形成されていることが記載されているが、位置センサについては記載されていない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、位置センサを油圧アクチュエータに容易に搭載することができるとともに、位置センサの検出精度を向上させることができる内燃機関の可変圧縮比機構を得るものである。
また、第2の目的は、内燃機関の軸方向の長さを増大させずに油圧アクチュエータや位置センサを搭載することができる内燃機関の可変圧縮比機構を得るものである。
この発明に係る内燃機関の可変圧縮比機構においては、制御軸を運転状態に応じて駆動して圧縮比を変更する内燃機関の可変圧縮比機構において、オイル漏れ防止用のカバーから外側に突出するようにエンジン本体に取り付けられ制御軸を駆動する油圧アクチュエータと、カバーと油圧アクチュエータの間に配置されたシール部材とを備えたものである。
また、この発明に係る内燃機関の可変圧縮比機構においては、制御軸を運転状態に応じて駆動して圧縮比を変更する内燃機関の可変圧縮比機構において、オイル漏れ防止用のカバーの内面に近接するようにエンジン本体に取り付けられ制御軸を駆動する油圧アクチュエータを備えたものである。
この発明によれば、油圧アクチュエータは端部がオイル漏れ防止用のカバーから外側に突出するようにエンジン本体に取り付けたので、位置センサをカバーの外側において油圧アクチュエータに容易に搭載することができる。また、油圧アクチュエータとカバーの間にシール部材を配置したので、位置センサを油圧アクチュエータに搭載した場合にオイルから隔絶することができ、検出精度を向上させることができる。さらに、位置センサは油圧アクチュエータに搭載しても補機駆動機構よりも外側に突出することがないので、内燃機関の軸方向の長さが増大することはない。そして、シール部材を介してカバーを油圧アクチュエータに固定したので、カバーの膜振動を抑制することができるという効果がある。
この発明によれば、油圧アクチュエータは端部がオイル漏れ防止用のカバーの内面に近接するようにエンジン本体に取り付けたので、位置センサを外側からカバーに取り付けることによって油圧アクチュエータに直結することができる。また、位置センサを外側からカバーに取り付けることができるので、位置センサをオイルから隔絶することができ、検出精度を向上させることができる。さらに、位置センサは油圧アクチュエータに搭載しても補機駆動機構よりも外側に突出することはないので、内燃機関の軸方向の長さが増大することはない。そして、位置センサを介してカバーを油圧アクチュエータに固定することができるので、カバーの膜振動を抑制することができるという効果がある。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における可変圧縮比機構を備えたエンジン(内燃機関)の概略構成を示す部分切欠側面図である。エンジン本体1はシリンダブロック2、ラダーフレーム3、シリンダヘッド4、およびオイルパン5から構成されている。シリンダブロック2とラダーフレーム3の間にはクランクシャフト6が回転自在に支持されている。エンジン本体1の前壁の外面には、カムシャフト、ウォーターポンプなどをクランクシャフト6の回転駆動力によって駆動するためのチェーン式駆動機構7が設けられている。このチェーン式駆動機構7はフロントカバー(オイル漏れ防止用のカバー)8によって覆われ、潤滑可能とされている。そして、フロントカバー8の外面には、オルタネータなどをクランクシャフト6の回転駆動力によって駆動するための補機駆動機構9が設けられている。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエンジンの可変圧縮比機構の構成図である。シリンダブロック2の下部はクランクシャフト6を回転可能に保持するホルダ部2aとされ、シリンダブロック2の上部にはピストン11を個々に収容する複数のシリンダ部2bが設けられている。クランクシャフト6のクランクピン6aにはロアリンク12が回転可能に取り付けられている。ピストンピン11aにはアッパリンク13の上端が回転可能に連結され、アッパリンク13の下端はロアリンク12の一部に第1連結ピン12aを介して回転可能に連結されている。
クランクシャフト6の下方には、制御軸14が前後方向に向けてクランクシャフト6と平行に配置されている。制御軸14には偏心カム14aが設けられており、この偏心カム14aを備えた制御軸14は強度が確保されている部分、例えばラダーフレーム3に回転可能に支持されている。ロアリンク12の他部には制御リンク15の上端が第2の連結ピン12bを介して回転可能に連結され、制御リンク15の下端は偏心カム14aに回転可能に連結されている。そして、制御軸14の前端には油圧アクチュエータ16が取り付けられている。
図3は油圧アクチュエータ16を含む油圧回路の構成図である。油圧アクチュエータ16は例えばロータリ・ダブルベーン方式とされ、油圧アクチュエータ16には制御軸14の回転位置を検出するための位置センサ17が搭載されている。油圧アクチュエータ16は例えばオイルパン5に第1配管18と第2配管19を介して接続されている。第1配管18には、オイルパン5側から順次に油圧ポンプ20、チェックバルブ21、アキュムレータ22、油圧フィルタ23、油圧センサ24、および油圧制御弁(OCV)25が配置されている。第2配管19は油圧制御弁25を介してオイルパン5に接続され、第1配管18と第2配管19は油圧ポンプ20とチェックバルブ21の間においてリリーフバルブ26を介して接続されている。
そして、油圧ポンプ20には電動モータ27が接続され、位置センサ17、油圧センサ24、油圧制御弁25および電動モータ27はコントローラ28に接続されている。コントローラ28には電源29が接続されているとともに、ECU(不図示)から信号が入力されるようになっている。なお、電動モータ27はクランクシャフト6の駆動力に代えることができる。
図4は位置センサ17を備えた油圧アクチュエータ16の正面図、そして図5は図4のA−A線断面図であり、油圧アクチュエータ16の近傍を含んでいる。油圧アクチュエータ16はチェーン式駆動機構7の下方においてラダーフレーム3に固定されている。すなわち、油圧アクチュエータ16はラダーフレーム3に固定されたハウジング31と、制御軸14に固定されてハウジング31の内部に回転可能に配置されたロータ32とを備えている。
ハウジング31は、ラダーフレーム3にボルト33によって固定されたリヤパネル34、このリヤパネル34の前面に固定されてロータ32を囲むケース35、このケース35の前端面に固定されたフロントパネル36、およびケース35とフロントパネル36の間に配置されたシール部材(Oリング又はオイルシール等)37によって構成され、これらのリヤパネル34、ケース35、およびフロントパネル36は複数のボルト38によって固定されている。なお、フロントパネル36には1対の給油ポート36aと1対の排油ポート36bが設けられている。
図3にも示すように、ロータ32の1対のベーン部32aの外周面と、ケース35の内周面には、シール部材39がそれぞれ設けられている。シール部材39は、軸線に沿った方向に延びて径方向をシールする径方向シール部39aと、この径方向シール部39aの両端部からそれぞれ径方向に延びて軸方向をシールする1対の軸方向シール部39bとを有している。そして、各シール部材39の径方向シール部39aの内面側には、径方向シール部39aの内面を付勢する複数の板ばね40が配置されている。
ここで、フロントカバー8には油圧アクチュエータ16のハウジング31を前方に突出させる穴8aが形成され、この穴8aを介してハウジング31の端部側の略半分がフロントカバー8の前方に突出されている。穴8aの周壁は前後に線対称な肉厚部8bとされ、この肉厚部8bの前後の中央にシール部材(Oリング又はオイルシール等)41が配置されている。このシール部材又はオイルシール41は、フロントカバー8と油圧アクチュエータ16の間におけるオイルの漏れを防止するとともに、フロントカバー8の膜振動を抑制するようになっている。
そして、位置センサ17は油圧アクチュエータ16のフロントパネル36にシール部材42を介して組み付けられ、固定ネジ43によって固定されている。この際に、位置センサ17に設けられて固定ネジ43が挿通される穴17aは長穴とされ、位置センサ17の回転方向の位置が調節されている。また、位置センサ17の検出部17bは制御軸14の前端面の中央に設けられた突部14bに係合され、位置センサ17と制御軸14は直結されている。なお、油圧アクチュエータ16と位置センサ17を上記のように搭載すれば、位置センサ17の前端面が補機駆動機構9の最前面よりも突出することはなく、エンジン全体の軸方向の長さが増大することはない。
このように構成されたエンジンの可変圧縮比機構においては、位置センサ17からの信号がコントローラ28に入力し、圧縮比の変更の指令がECUからコントローラ28に入力すると、コントローラ28は油圧制御弁25を制御して油圧アクチュエータ16を作動させる。圧縮比を高圧縮比から低圧縮比(または低圧縮比から高圧縮比)に変更する場合には、ロータ32が時計回り方向(または反時計回り方向)に回転し、制御軸14がロータ32と一体に回転し、その回転は制御軸14の負荷と平衡した時点で停止する。
これにより、制御軸14と一体の偏心カム14aが制御リンク15を上方(または下方)に駆動し、ロアリンク12をクランクシャフト6に対して反時計回り方向(または時計回り方向)に回転させ、アッパリンク13を介してピストン11を下方(または上方)へ移動させ、圧縮比を低下(または上昇)させる。この間に、シール部材39と板ばね40はハウジング31とロータ32の間の径方向と軸方向のシール力を適正に確保する。
この実施の形態1では、油圧アクチュエータ16のハウジング31の端部をフロントカバー8から前方に突出させたので、位置センサ17をフロントカバー8の外側において油圧アクチュエータ16に容易に搭載することができ、いわゆる位置センサ17の搭載性を向上させることができる。また、位置センサ17をフロントカバー8から離して位置させたので、オイルの影響から隔絶させることができ、検出精度を向上させることができる。そして、油圧アクチュエータ16をフロントカバー8にシール部材41を介して接触させたので、フロントカバー8の膜振動、すなわち騒音の発生を低減することができる。
また、油圧アクチュエータ16をチェーン駆動機構7の下方に配置したので、位置センサ17の前端面が補機駆動機構9の最前面よりも突出することはなく、エンジン全体の軸方向の長さが増大することはない。そして、フロントカバー8には油圧アクチュエータ16を前方に突出させる穴8aを形成し、穴8aの周壁を前後に線対称な肉厚部8bとし、この肉厚部8bの前後の中央にシール部材41を配置するだけであるので、従来のフロントカバーを容易に改造することによって対応することができる。
さらに、位置センサ17の検出部17bを制御軸14の突部14bに直結したので、位置センサ17の検出制度を向上させることができる。そして、フロントカバー8と油圧アクチュエータ16の間をシールするシール部材41をフロントカバー8の前後の中間に配置したので、シール性を効果的に向上させることができる。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2における図5に対応する図である。図5と同一の部分および同一の部材について同じ符号を付し、その説明を省略する。この実施の形態2における油圧アクチュエータ16Aは、全体的に実施の形態1の油圧アクチュエータ16と同様とされているが、この実施の形態2のロータ51の形状は実施の形態1のロータ32とは異なる形状とされ、位置センサ17はロータ51に直結されている。すなわち、ロータ51には、制御軸14の前方への移動を規制する規制部52と、この規制部52の前面の中央に設けられた突部53と、これらの突部53と規制部52に形成された穴部54とが加えられ、位置センサ17の検出部17bは突部53と穴部54に係合されている。この実施の形態2でも実施の形態1と同様な効果が得られる。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3における図5に対応する図である。図5と同一の部分および同一の部材について同じ符号を付し、その説明を省略する。この実施の形態3における油圧アクチュエータ16Bは、全体的に実施の形態1の油圧アクチュエータ16と同様とされているが、油圧アクチュエータ16Bは端部がフロントカバー8の内面に近接するようにエンジン本体1に取り付けられ、位置センサ17はフロントカバー8に取り付けられている。このため、制御軸14はその突部14bがフロントカバー8の内面の近傍に位置するように延ばされている。また、位置センサ17はその検出部17bが制御軸14の突部14bと直結するようにフロントカバー8に取り付けられている。
この実施の形態3では、油圧アクチュエータ16の全体をフロントカバー8の内部に配置し、位置センサ17をフロントカバー8に取り付けたので、油圧アクチュエータ16からの或る程度のオイル漏れが許容される。したがって、実施の形態1、2では必要とされたケース35とフロントパネル36の間のシール部材37を省略することができる。また、実施の形態1では必要とされたフロントカバー8と油圧アクチュエータ16の間のシール部材41が不要となる。そして、位置センサ17をフロントカバー8に取り付けるためには、実施の形態1,2において位置センサ17をフロントパネル36に取り付けるために用いたシール部材42と固定ネジ43を用いることができる。その他には、実施の形態1と同様な効果が得られる。
ところで、上記説明では、図1にエンジンの概略構成を示したが、この構成はこの発明を容易に説明するための一つの例であって、それに限定するものではない。また、チェーン式駆動機構7をエンジン本体1の前部に設けたが、エンジン本体1の後部に設けた場合にもこの発明を適用することができる。そして、可変圧縮比機構に位置保持装置や負荷緩衝装置を設ける場合には、それらを油圧アクチュエータ16と同様に設けることにより、この発明を適用することができる。
この発明の実施の形態1における可変圧縮比機構を備えたエンジンの概略構成を示す部分切欠側面図である。 この発明の実施の形態1におけるエンジンの可変圧縮比機構の構成図である。 油圧アクチュエータを含む油圧回路の構成図である。 位置センサを備えた油圧アクチュエータの正面図である。 図4のA−A線断面図であり、油圧アクチュエータの近傍を含んでいる。 この発明の実施の形態2における図5に対応する図である。 この発明の実施の形態3における図5に対応する図である。
符号の説明
1 エンジン本体、6 クランクシャフト、7 チェーン式駆動機構、8 フロントカバー(オイル漏れ防止用のカバー)、8a 穴、8b 肉厚部、14 制御軸、16,16A,16B 油圧アクチュエータ、17 位置センサ、17a 穴、17b 検出部、31 ハウジング、32,51 ロータ、37,41,42 シール部材(Oリング又はオイルシール等)。

Claims (7)

  1. 制御軸を運転状態に応じて駆動して圧縮比を変更する内燃機関の可変圧縮比機構において、オイル漏れ防止用のカバーから外側に突出するようにエンジン本体に取り付けられ上記制御軸を駆動する油圧アクチュエータと、上記カバーと上記油圧アクチュエータの間に配置されたシール部材とを備えたことを特徴とする内燃機関の可変圧縮比機構。
  2. 制御軸の回転位置を検出するための位置センサを油圧アクチュエータの端部に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の可変圧縮比機構。
  3. シール部材をカバーの内外面の中間に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関の可変圧縮比機構。
  4. 制御軸を運転状態に応じて駆動して圧縮比を変更する内燃機関の可変圧縮比機構において、オイル漏れ防止用のカバーの内面に近接するようにエンジン本体に取り付けられ上記制御軸を駆動する油圧アクチュエータを備えたことを特徴とする内燃機関の可変圧縮比機構。
  5. 制御軸の回転位置を検出するための位置センサをカバーに取り付けたことを特徴とする請求項4記載の内燃機関の可変圧縮比機構。
  6. 位置センサの検出部を制御軸に直結したことを特徴とする請求項2または請求項5記載の内燃機関の可変圧縮比機構。
  7. 油圧アクチュエータをベーン式とし、位置センサの検出部を油圧アクチュエータのロータに直結したことを特徴とする請求項2または請求項5記載の内燃機関の可変圧縮比機構。
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