JP2005076352A - 手摺笠木継手装置 - Google Patents

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JP2005076352A JP2003310163A JP2003310163A JP2005076352A JP 2005076352 A JP2005076352 A JP 2005076352A JP 2003310163 A JP2003310163 A JP 2003310163A JP 2003310163 A JP2003310163 A JP 2003310163A JP 2005076352 A JP2005076352 A JP 2005076352A
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Takashi Tsukui
隆 津久井
Shigeru Sayama
茂 佐山
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Abstract

【課題】管状笠木に対して脱落の虞がなく、外観が優美であると共にいたずらによって取り外されたりすることのない継手部材を有する手摺笠木継手装置を提供することにある。
【解決手段】継手部材2には、基部3から軸線内方にむけて管状笠木1の内周面に沿う外面4および軸線内方に向けて拡径する内面5を形成する円周方向に数分割した圧着片部6と基部を貫通する通孔7に連通する螺孔8を有する中央筒部9とが形成され、筒状コーン部材10は、截頭円錐外面11を有すると共にその底板12には透孔13が穿設され、螺孔8に螺合される頭付きボルト14の先端には、通孔7から挿入回転操作される多角レンチ嵌合用の多角孔15が形成され、圧着片部の付け根箇所は板厚を減少させた薄肉部16に形成され、圧着片部を拡開させた時に薄肉部の変形により圧着片部の外面全体が管状笠木の内周面に密着する。
【選択図】図2

Description

本発明は、管状笠木の端部部材として使用される場合や、管状笠木の端部に他の手摺桿を連結する連結部材として使用される場合等の手摺笠木継手装置に関する。
環状笠木の端部部材として使用される場合や、管状笠木の端部に他の手摺間を連結する場合における連結部材として使用される場合等の手摺笠木継手装置について、例えば管状笠木の端部に拡径して抜け止めを形成する分割拡径片を有する拡径部材、拡径部材の拡径を誘導する誘導部材、誘導を行うために拡径部材と誘導部材との相対的移動を行う螺子部材とよりなる装置は従来知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。これらの継手装置では誘導部材を移動して拡径部材の分割拡径片を拡径させると、この拡径片のそれぞれの先端部分のみが管状笠木の内面を押圧して抜け止め状態を形成するために、使用中に抜け止めが緩んで継手部材が抜け出す虞がある。またこれらの継手装置では誘導部材を操作する螺子部材の操作位置が外部に明らかに現れており、外観を損なう上にいたずら等によって継手装置が外されたりする虞がある。
特開昭60−138160号公報 特開2002−310111号公報
本発明が解決しようとする課題は、管状笠木に対して脱落の虞がなく、外観が優美であると共にいたずらによって取り外されたりすることのない継手部材を有する手摺笠木継手装置を提供することにある。
継手部材における円周方向に数分割した管状笠木に圧着すべき圧着片部の基部への付け根箇所は板厚を減少させた薄肉部に形成され、圧着片部を拡開させた時に薄肉部の変形により圧着片部の外面全体を管状笠木の内周面に密着させ、また圧着片部の拡開操作は基部の奥に位置する多角レンチ嵌合用多角孔により行うようにしたことを特徴とする。
本発明は次のような効果を奏する。
A.周囲方向に押圧された圧着片部は、薄肉で最も変形しやすい薄肉部が、拡開状に変形するから、圧着片部の外面全体が管状笠木の内周面に密着する。したがって継手部材と管状笠木との接触面積を拡大することができるから両者は確実に接合され、基部に加わる軸方向あるいは放射状方向の応力に対して緩みを生じて脱落することがない。また圧着片部が管状笠木を局部的に押圧して管状笠木の局部変形を生じさせたりすることもない。
B.継手部材の基部における表面に露出しない通孔の奥に存在する頭付きボルト先端の多角孔を操作することによって組立体の取付を行うことは、外部から設置した継手部材を取り外すいたずらを防止する効果を奏する。
本発明の手摺笠木継手装置は、管状笠木の端部に嵌合止着され該管状笠木より突出する基部を有する継手部材を備えた手摺笠木継手装置において、該継手部材には、該基部の外周側において該基部から軸線内方にむけて該管状笠木の内周面に沿う外面および軸線内方に向けて拡径する内面を形成する円周方向に数分割した圧着片部と該基部の中心側において該基部から軸線内方に向けて該基部を貫通する通孔に連通する螺孔を有する中央筒部とが形成され、該継手部材の該圧着片部と該中央筒部との間に軸線外方に向けて挿入される筒状コーン部材は、軸線外方に向けて縮径した截頭円錐外面を有すると共にその底板には透孔が穿設され、軸線外方に向けて該筒状コーン部材の該透孔を通じて該継手部材の該螺孔に螺合される頭付きボルトの先端には、該継手部材の該通孔から挿入回転操作される多角レンチ嵌合用の多角孔が形成され、該継手部材における該圧着片部の該基部への付け根箇所は板厚を減少させた薄肉部に形成され、該頭付きボルトの回転により該継手部材における該圧着片部を拡開させた時に該薄肉部の変形により該圧着片部の該外面全体が該管状笠木の該内周面に密着することを基本的な特徴とする。
また前記継手部材の前記基部は、該基部自体が手摺端部を形成する外形を形成していることを特徴とする。
さらに前記継手部材の前記基部は、他の手摺桿端部を被覆して連結する支持体とされることを特徴とする。
本発明の詳細な特徴について、添付図面に記載された実施例を参照して説明する。
図1乃至図3において、管状笠木1の端部に嵌合止着される継手部材2には、設置時に管状笠木1より外方に突出する基部3が設けられている。この例では、継手部材2は笠木の端部を形成する端部部材であり、基部3の外形は簡素な截頭円錐形状をなしている。継手部材2には、基部3の外周側において基部3から軸線内方にむけて管状笠木1の内周面に沿う外面4および軸線内方に向けて拡径する内面5を形成する円周方向に数分割した圧着片部6と基部3の中心側において基部3から軸線内方に向けて基部3を貫通する通孔7に連通する螺孔8を有する中央筒部9とが形成されている。継手部材2の圧着片部6と中央筒部9との間に軸線外方に向けて挿入される筒状コーン部材10は、軸線外方に向けて縮径した截頭円錐外面11を有すると共にその底板12には透孔13が穿設されている。また軸線外方に向けて筒状コーン部材10の透孔13を通じて継手部材2の螺孔8に螺合される頭付きボルト14の先端には、継手部材2の通孔7から挿入回転操作される多角レンチWを嵌合するための多角孔15が形成されている。そして本発明では継手部材2における圧着片部6の基部3への付け根箇所は板厚を減少させた薄肉部16に形成されている特徴を有する。
管状笠木1に継手部材2を嵌合止着するには、先ず継手部材2の圧着片部6と中央筒部9との間隙に筒状コーン部材10を緩く嵌合し、次いで筒状コーン部材10の底板12における透孔13から頭付きボルト14を挿入して継手部材2の中央筒部9における螺孔8を緩く螺合させた組立体を用意する。この組立体を管状笠木1の端部に挿入し、位置調整を行った後に、継手部材2の基部3における通孔7から多角レンチWを挿入して頭付きボルト14先端の多角孔15に嵌合させ、多角レンチWを回転させる。多角レンチWの回転によって継手部材2の中央筒部8における螺孔8に螺合している頭付きボルト14も回転されて筒状コーン部材10を軸線外方に移動させ、筒状コーン部材10の截頭円錐外面11が圧着片部6の内面を外方に拡開するように押圧する。押圧された圧着片部6は、薄肉で最も変形しやすい薄肉部16が、図4において鎖線の位置から実線の位置に移動するように拡開状に変形するから、圧着片部6の外面4全体が管状笠木1の内周面に密着する。圧着片部6の外面4全体が管状笠木1の内周面に密着することによって、継手部材2と管状笠木1との接触面積を拡大することができるから両者は確実に接合され、基部3に加わる軸方向あるいは放射状方向の応力に対して緩みを生じて脱落することがない。また圧着片部6が管状笠木1を局部的に押圧して管状笠木1の局部変形を生じさせたりすることもない。
さらに継手部材2の基部3における表面に露出しない通孔7の奥に存在する頭付きボルト14先端の多角孔15を操作することによって組立体の取付を行うことは、外部から設置した継手部材2を取り外すいたずらを防止する効果を奏する。図5には、継手部材2の基部3について平板状に形成されている例が示されている。手摺笠木の端部材としては前記例のように截頭円錐形状をなすものの他、種々の形状のものを採用することができる。また継手部材2の基部3は、他のL字状手摺桿やT字状手摺桿の端部を被覆して連結する支持体としても利用することができる。
手摺笠木継手装置の分解斜視図である。 手摺笠木継手装置の縦断面図である。 手摺笠木継手装置の横断面図である。 圧着片部の拡開状況を示す縦断面図である。 継手部材における基部の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 管状笠木
2 継手部材
3 基部
4 外面
5 内面
6 圧着片部
7 通孔
8 螺孔
9 中央筒部
10 筒状コーン部材
11 截頭円錐外面
12 底板
13 透孔
14 頭付きボルト
15 多角孔
16 薄肉部

Claims (3)

  1. 管状笠木の端部に嵌合止着され該管状笠木より突出する基部を有する継手部材を備えた手摺笠木継手装置において、該継手部材には、該基部の外周側において該基部から軸線内方にむけて該管状笠木の内周面に沿う外面および軸線内方に向けて拡径する内面を形成する円周方向に数分割した圧着片部と該基部の中心側において該基部から軸線内方に向けて該基部を貫通する通孔に連通する螺孔を有する中央筒部とが形成され、該継手部材の該圧着片部と該中央筒部との間に軸線外方に向けて挿入される筒状コーン部材は、軸線外方に向けて縮径した截頭円錐外面を有すると共にその底板には透孔が穿設され、軸線外方に向けて該筒状コーン部材の該透孔を通じて該継手部材の該螺孔に螺合される頭付きボルトの先端には、該継手部材の該通孔から挿入回転操作される多角レンチ嵌合用の多角孔が形成され、該継手部材における該圧着片部の該基部への付け根箇所は板厚を減少させた薄肉部に形成され、該頭付きボルトの回転により該継手部材における該圧着片部を拡開させた時に該薄肉部の変形により該圧着片部の該外面全体が該管状笠木の該内周面に密着することを特徴とする手摺笠木継手装置。
  2. 前記継手部材の前記基部は、該基部自体が手摺端部を形成する外形を形成していることを特徴とする請求項1記載の手摺笠木継手装置。
  3. 前記継手部材の前記基部は、他の手摺桿端部が被覆されて連結する支持体とされることを特徴とする請求項1記載の手摺笠木継手装置。
JP2003310163A 2003-09-02 2003-09-02 手摺笠木継手装置 Pending JP2005076352A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101193141B1 (ko) 2012-03-05 2012-10-26 최은규 난간동자 고정구

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