JP2005075619A - 操作レバー安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成を有して確実に作業機械の誤作動を防止する操作レバー安全装置を安価に提供する。
【解決手段】 作業機械の操作装置14において、中立位置Nにある操作レバー16に係合して操作レバーの動きを拘束する係合個所34を有する安全カバー24と、係合個所34と操作レバー16とが係合する方向の力を安全カバー24に与えるバネと、操作レバー16と共に把持することにより操作レバー16を係合個所34による拘束状態から解放可能な解放レバー26とから、操作レバー安全装置22を構成する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、作業機械の操作レバーの誤操作を防止する操作レバー安全装置に関する。
従来、各種作業機械の中には、操作レバーを手動操作することにより作動するものが数多く存在する。かかる作業機械は、操作レバーの誤操作を防止するためのセフティロックを備えており、作業員が手動操作によりセフティロックの施錠と開錠を行う。
作業機械を作動させるには、作業員がセフティロックを開錠してから、操作レバーを操作しなければならず、作業員がセフティロックを開錠し忘れることはない。しかし、作業機械による作業を終了したり一時的に中断するとき、作業員がセフティロックを施錠しなくても、作業機械の機能には問題を生じない。このため、作業機械による作業を終了したり中断しても、セフティロックを施錠し忘れることがある。セフティロックを施錠し忘れると、作業員の体が誤って操作レバーに触れる等した場合に、操作レバーが動き、作業員の意図に反して作業機械が誤作動するおそれがある。
そこで、作業機械の操作回路にインターロック機構を導入し、作業機械の誤作動を防止することが行われている。かかるインターロック機構の一例として、特許文献1記載の作業機械の安全装置がある。この作業機械の安全装置は、作業機械が走行中に作業用アクチュエータが作動することを防止するものであり、走行モータを駆動させるパイロット操作装置が操作状態にあるときは、作動油の切換弁を切り換えて作業機械を駆動させるパイロット操作装置への圧油の供給を遮断し、走行中に作業機械が誤作動することを防止する。
特開平9−278362号公報
しかしながら、作業機械の操作回路にインターロック機構を導入すると、各種のセンサや回路装置が必要となり、インターロック機構の構築のための経費も必要となり、作業機械のコスト増につながる。
また、各種のセンサや回路装置を備えるインターロック機構は、複雑な内部構成を有し、トラブル発生の確率が高まり、安全装置としての信頼性が低下するおそれがある。
本発明は、上記問題を解決するものであり、その目的とするところは、簡単な構成を有し、確実に作業機械の誤作動を防止可能であり、安価な操作レバー安全装置を提供することである。
本発明は、その課題を解決するために以下のような構成をとる。本発明に係る操作レバー安全装置は、操作レバーが中立位置と作動位置とをとる作業機械の操作装置において、中立位置にある操作レバーに係合して、操作レバーの動きを拘束する係合個所を有する誤操作防止部と、係合個所を操作レバーに係合させる方向への力を誤操作防止部に与える係合維持部と、操作レバーと共に把持することにより、誤操作防止部の係合個所による拘束状態から操作レバーを解放する解放レバーとを備える。
本発明によると、操作レバーが中立位置にあり、作業員が操作レバーと解放レバーとを共に把持していない状態では、係合維持部から誤操作防止部に与えられる力によって、誤操作防止部の係合個所が操作レバーと係合し、操作レバーの動きが拘束され、操作レバーが中立位置に固定されるので、作業員の意図に反して操作レバーが作動位置へ動くことは防止されている。操作レバーが作動位置をとるためには、作業員が操作レバーと解放レバーとを共に把持し、誤操作防止部による操作レバーの拘束を解放した上で、操作レバーを作動位置まで動かさなくてはならない。
本発明は、上記のような操作レバー安全装置であるので、簡単な構成により確実に作業機械の誤作動を防止でき、安価に操作レバー安全装置を提供できるという効果がある。
本発明を実施するための最良の形態を図1ないし図6に基づいて説明する。
走行台車を有する作業機械(図示略)の操作室(図示略)には、図1及び図2に示すステアリングポスト10が立設されており、ステアリングポスト10の上端部にステアリングホイール12が設けられている。ステアリングポスト10及びステアリングホイール12は従来のものと同様の構成を有し、ステアリングホイール12を操作することにより、走行台車の方向を制御可能に構成されている。
図1ないし図3に示すように、ステアリングポスト10には、作業機械の操作装置14が設けられており、操作装置14はステアリングホイール12の下側に位置している。操作装置14は、操作レバー16、手動セフティロック18及び操作レバー安全装置22から構成されている。操作装置14は、そのステアリングポスト10周辺部分をカバー20により覆われている。
操作レバー16は、ステアリングポスト10側から外側へ向かって横方向に突設されており、ステアリングポスト10側の基端を中心として水平に動いて中立位置N、前進位置F及び後退位置Rの3位置をとり、操作レバー16の位置に応じて作業機械の制御弁の位置が切り換わり、作業機械の作動(例えば、作業機械の前進と後退)を制御可能に構成されている(図3及び図6を参照)。なお、図6において、前進位置Fにある操作レバー16を一点鎖線で示し、後退位置Rにある操作レバー16を二点鎖線で示す。
操作レバー16の基端近傍には、手動セフティロック18が設けられており、手動セフティロック18のノブ18nが側方へ突出している。操作レバー16が中立位置Nにあるときにノブ18nが押されると、手動セフティロック18が施錠されて、操作レバー16が中立位置Nに固定され、ノブ18nが引かれると、手動セフティロック18が開錠されて、操作レバー16が前進位置F及び後退位置Rへ動くことを可能に構成されている。なお、図1において、引かれた状態のノブ18nを一点鎖線で示す。
操作レバー安全装置22は、安全カバー24、解放レバー26、トルクヒンジ28及びバネ30から構成されている。安全カバー24は誤操作防止部をなし、天板24a、正面板24b及び側板24cとからなる。天板24a及び正面板24bはともに四辺形の板であり、天板24aの一辺はヒンジ36を介してカバー20の端に連結されており、反対側の一辺から正面板24bが垂下し、正面板24bの両側に側板24cがある。
正面板24bの中央には四角形の窓32が形成されており、窓32を操作レバー16の軸が貫通し、操作レバー16先端のグリップ16gが窓32から外へ突出している。窓32の横幅は、操作レバー16が前進位置Fから後退位置Rまで動く際に、操作レバー16の軸が窓32の縁にあたらずに窓32内を動ける寸法である(図4(iii)を参照)。なお、図4(iii)において、中立位置Nにある操作レバー16を実線で示し、前進位置Fにある操作レバー16を一点鎖線で示し、後退位置Rにある操作レバー16を二点鎖線実線で示す。
窓32の上側縁の中央には窪みがあり、この窪みが係合個所34を形成している。係合個所34の幅と深さの各寸法は、操作レバー16の軸の直径よりも僅かに大きな寸法である。係合個所34は中立位置Nにおける操作レバー16の軸の直上に位置している(図4(i)及び(ii)を参照)。
正面板24b上で窓32の下側にトルクヒンジ28が取り付けられており、トルクヒンジ28を介して解放レバー26が正面板24bに取り付けられている。解放レバー26はトルクヒンジ28を中心として図1の左右方向に動くことができ、且つ任意の位置を保持可能に構成されている。
また、操作レバー16のグリップ16gと解放レバー26のグリップ26gとは、作業員が片手でグリップ16gとグリップ26gとを共に把持可能な位置にあり、作業員がグリップ16gとグリップ26gとを共に把持すると、解放レバー26が上方へ持ち上がり、グリップ26gがグリップ16gの直下に重なる構成となっている(図5を参照)。
安全カバー24の側板24cの下部とカバー20の下部との間には、係合維持部をなすバネ30が設けられており、常時、バネ30が安全カバー24に引張力を与えて、安全カバー24には常に正面板24bを下方に引き下げる方向の力が働く構成となっている。
本実施の形態は上記のように構成されており、次にその作用について説明する。
作業機械が長期間にわたって操作されないとき、操作レバー16は中立位置Nにあり、窓32において、操作レバー16の軸の直上には係合個所34が位置し、安全カバー24はバネ30によって引っ張られて引き下げられ、係合個所34が操作レバー16に係合している(図4(i)を参照)。また、手動セフティロック18は、ノブ18nが押されて施錠されており、操作レバー16は中立位置Nに固定されている。
作業機械の操作を行うとき、先ず、作業員は手動セフティロック18のノブ18nを引き、手動セフティロック18を開錠する。次いで、作業員は操作レバー16のグリップ16gと解放レバー26のグリップ26gを片手で共に把持する。操作レバー16のグリップ16gと解放レバー26のグリップ26gを共に把持することにより、解放レバー26のグリップ26gが操作レバー16のグリップ16gの直下に引き寄せられ、解放レバー26と共に安全カバー24の正面板24aも持ち上げられる。正面板24aが持ち上げられると、窓32が操作レバー16の軸に対して上方へ動き、係合個所34が操作レバー16の軸から離脱し、操作レバー16が係合個所34による拘束から解放される(図4(ii)及び図5を参照)。拘束から解放された操作レバー16は、窓32内で前進位置Fや後退位置Rへ移動可能となる。なお、図4(ii)において、操作レバー16に係合個所34が係合した状態における安全カバー24の位置を一点鎖線で示す。
作業員は、操作レバー16のグリップ16gと解放レバー26のグリップ26gを共に把持したまま、操作レバー16を中立位置N、前進位置F及び後退位置Rの間で切り換え、作業機械の操作を行う(図4(iii)及び図6を参照)。操作レバー16を中立位置N、前進位置F及び後退位置Rの間で切り換えると、操作レバー16はその基端を中心として動き、操作レバー16の動きと共に解放レバー26もトルクヒンジ28を中心として動き、作業員は、作業機械の操作中、操作レバー16のグリップ16gと解放レバー26のグリップ26gを共に把持し続けることができる。なお、図6において、中立位置Nにある操作レバー16を実線で示し、前進位置Fにある操作レバー16を一点鎖線で示し、後退位置Rにある操作レバー16を二点鎖線実線で示す。
作業員が作業機械の操作を一時的に中断するとき、操作レバー16を中立位置へ戻し、係合個所34を操作レバー16の軸の直上に位置させ、操作レバー16のグリップ16g及び解放レバー26のグリップ26gから手を離す。作業員が解放レバー26のグリップ26gを離すと、バネ30の引張力によって、正面板24bと共に窓32が下方へ動き、係合個所34が操作レバー16の軸と係合する(図4(iv)を参照)。操作レバー16に係合個所34が係合すると、操作レバー16は中立位置Nに固定される(図4(iv)を参照)。
作業員が解放レバー26を離せば、自動的に操作レバー16に係合個所34が係合し、操作レバー16は中立位置Nに固定されるので、作業機械の操作を中断している間に、作業員の身体の一部が操作レバー16に触れることがあっても、作業機械が作業員の意図に反して作動してしまうことは防止されている。
作業機械の操作を再開するときは、再び、作業員が操作レバー16のグリップ16gと解放レバー26のグリップ26gを共に把持する。操作レバー16は係合個所34との係合から解放され、作業機械の操作が可能な状態となる。
作業員が作業機械の操作を終え、その後、長時間にわたって作業機械を操作しないときは、操作を中断するときと同様にして、操作レバー16に係合個所34を係合させ、さらに、手動セフティロック18のノブ18nを押して手動セフティロック18を施錠する(図4(i)を参照)。万一、手動セフティロック18を施錠し忘れても、操作レバー16は係合個所34と係合して中立位置Nに固定されており、作業機械が誤操作により作動してしまうことは防止されている(図4(iv)を参照)。
以上に説明した通り、操作レバー安全装置22は単純な構成となっており、各構成部品も単純な構成であり、センサや複雑な回路装置を必要としていない。したがって、構造上から操作レバー安全装置22の信頼性は高く、簡単に設置でき、製造コストも安価である。
本発明に係る操作レバー安全装置の正面図である。 本発明に係る操作レバー安全装置の側面図である。 図2のA−A線断面図である。 操作レバーと窓との位置関係を示す説明図である。 操作レバーが係合個所による拘束から解放された状態にある操作レバー安全装置の側面図である。 操作レバーが係合個所による拘束から解放された状態にある操作レバー安全装置の上面図である。
符号の説明
10 ステアリングポスト
12 ステアリングホイール
14 操作装置
16 操作レバー
16g 操作レバーのグリップ
18 手動セフティロック
18n ノブ
20 カバー
22 操作レバー安全装置
24 安全カバー
24a 天板
24b 正面板
24c 側板
26 解放レバー
26g 解放レバーのグリップ
28 トルクヒンジ
30 バネ
32 窓
34 係合個所
36 ヒンジ
N 中立位置
F 前進位置
R 後退位置

Claims (1)

  1. 操作レバーが中立位置と作動位置とをとる作業機械の操作装置において、
    中立位置にある操作レバーに係合して、操作レバーの動きを拘束する係合個所を有する誤操作防止部と、
    係合個所を操作レバーに係合させる方向への力を誤操作防止部に与える係合維持部と、
    操作レバーと共に把持することにより、誤操作防止部の係合個所による拘束状態から操作レバーを解放する解放レバーとを備えることを特徴とする操作レバー安全装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012236700A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフト
CN108892044A (zh) * 2018-07-11 2018-11-27 祖全达 一种塔式起重机用开关控制器

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