JP2005075592A - コンテナヤードの荷役方法および荷役システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、コンテナ荷役手段の負荷を均等にして荷役効率を向上するコンテナヤードの荷役方法および荷役システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のコンテナヤード7の荷役方法では、船3からあるいは外来シャーシ11からコンテナヤード7へのコンテナ6の搬送作業が発生した都度、各レーン17でのRTG(コンテナ荷役手段)19の稼動状況および各蔵置場所でのコンテナ積み段数の情報を入手して、その情報に基づいてコンテナ蔵置位置を決定して、コンテナ蔵置位置へコンテナを蔵置することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテナヤードの荷役方法および荷役システムに関するものである。
コンテナヤードにおいて、船からのコンテナの陸揚げ時、および陸側の外来シャーシからのコンテナ搬入時にコンテナを蔵置する蔵置位置は、例えば前日等事前にヤードプランナが、船の荷役予定、および陸側からの搬入、搬出作業の予測を基に決定していた。そして、例えば特許文献1に示すように、事前に決定した蔵置計画に基づいて、トランスファクレーン等によるコンテナ荷役手段の最適経路をシステム的に決めて、コンテナ荷役手段の効率的な運用を図るものが提案されている。
特開2001−356819号公報(段落[0028]〜[0031],及び図1)
ところで、従来は、コンテナの蔵置位置が、コンテナの入出庫状況を予想してヤードプランナにより前以って決定されていたので、次のような問題があった。
コンテナヤードでは、陸側と船側の作業が同時に行われているが、船を留めておくことはコストが掛かるので、船側の作業を優先して行うのが一般的であり、船側の作業はほぼ予定どおりに作業が進められる。一方、陸側においては、外来シャーシは、予め予測したとおりに到着することが見込めないため、予期しないタイミングで陸側のコンテナ搬送作業が入って来ることになる。そのため、例えば船側の作業をしているレーンに、予定されていた陸側の搬送作業が予想外のタイミングで入って来るので、特定のコンテナ荷役手段に負荷が集中して、結果としてコンテナヤードの荷役能力が低下することになっていた。
また、これにより陸側でコンテナの受け渡しを行う外来シャーシの待ち時間が多くなり、シャーシが有効に使用されていなかった。従来、コンテナヤードでは、船側作業を重視していたので、この外来シャーシの待ち時間の多さはあまり注目されていなかった。しかし、最近では、外来シャーシが待ち時間中に行うアイドリングによる排ガス、騒音等の環境問題および周辺住民への配慮から、外来シャーシの待ち時間を減らすことが求められて来ている。
本発明は、上記問題点に鑑み、コンテナ荷役手段の負荷を均等にして荷役効率を向上するコンテナヤードの荷役方法および荷役システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のコンテナヤードの荷役方法および荷役システムは以下の手段を採用する。
本発明のコンテナヤードの荷役方法では、船からあるいは外来シャーシからコンテナヤードへのコンテナの搬送作業が発生した都度、各レーンでのコンテナ荷役手段の稼動状況および各蔵置場所でのコンテナ積み段数の情報ならびに選択的に蔵置コンテナが搭載される本船・揚港の情報を入手して、前記情報に基づいてコンテナ蔵置位置を決定して、該コンテナ蔵置位置へ前記コンテナを蔵置することを特徴とする。
このように、コンテナの搬送作業が発生した都度、各レーンでのコンテナ荷役手段の稼動状況と、各蔵置場所でのコンテナ積み段数を判断し、および必要に応じて蔵置コンテナが搭載される本船・揚港をも判断して、コンテナの蔵置位置を決定しているので、その場の状況に応じた最適な蔵置位置を決定できる。これにより、コンテナの搬送作業が、状況の変化に応じて効率的に行えることになり、荷役能力が向上すると共に荷役作業がもたつくことの少ないコンテナヤードの運用が行える。したがって、従来、外来シャーシで発生していた荷役作業の遅れによる待ち時間が減少して、外来シャーシが有効に使えることにより物流効率が上がることになるので、物流コストを低減させることができる。
また、本発明のコンテナヤードの荷役方法では、船からコンテナヤードへコンテナを搬送する場合、前記コンテナ蔵置位置は、作業負荷の最も軽い前記コンテナ荷役手段が存在するレーンに決定されることを特徴とする。
このように、船からコンテナヤードへコンテナを搬送する場合、まず作業負荷の最も軽いコンテナ荷役手段の存在するレーンを選択して、コンテナ蔵置位置を決定するので、コンテナ荷役手段の作業負荷が平準化されることになる。これにより、特定のコンテナ荷役手段に負荷が集中して荷役作業が停滞することもなくなる。また、コンテナ搬送作業自体は全体として多いにも拘らず稼動しない状態のコンテナ荷役手段が存在することがなくなる。したがって、コンテナヤード全体の荷役能力が向上することになる。
さらに、本発明のコンテナヤードの荷役方法では、外来シャーシからコンテナヤードへコンテナを搬送する場合、前記コンテナ蔵置位置は、船からあるいは船へのコンテナ搬送作業を行っていないレーンに決定されることを特徴とする。
このように、外来シャーシからコンテナヤードへコンテナを搬送する場合、船からあるいは船へのコンテナ搬送作業を行っていないレーンに蔵置するので、船側作業を優先することができる。したがって、船側作業が予定どおり進むことになり、船の係留時間が長期化することを防ぎ、コストの増加をなくすことができる。
また、本発明のコンテナヤードの荷役方法では、請求項2に記載のコンテナヤードの荷役方法によってレーンが決定された後に、前記コンテナ蔵置位置は、前記コンテナ荷役手段の現在位置の近くで、かつ該レーンの現在の平均積み段数に所定調整量を加えた値より低い平均積み段数のベイに決定されることを特徴とする。
このように、コンテナ荷役手段の現在位置に近いベイを選択し、かつ選択されたベイの平均積み段数が、レーンの平均積み段数に所定調整量を加えた値を越えるまでは、コンテナ荷役手段は移動しないので、コンテナ荷役手段の移動が少なくなり、荷役効率が向上する。
また、平均積み段数を基本的な目標として積んでいるので、各ベイの積み段数は平準化されることになる。これにより、コンテナは積み段数が低い蔵置ができるので、下側に積まれたコンテナを搬送するために上側に積まれたコンテナを別の場所に積み直すマーシャリング作業を減少させることができる。
さらに、所定調整量の設定を変更することで、コンテナ荷役手段の移動量と、コンテナの積み段数との優先度を調整できるので、状況に応じて最適の荷役効率を求めることができる。
さらに、本発明のコンテナヤードの荷役方法では、請求項3に記載のコンテナヤードの荷役方法によってレーンが決定された後に、前記コンテナ蔵置位置は、蔵置コンテナが搭載される本船・揚港別にロウ単位で蔵置されるように、既に該当するロウがある場合で、さらに上に蔵置可能であれば、そのロウに、また、該当するロウがないか、あっても上に蔵置できない場合には、前記コンテナ荷役手段の現在位置の近くにある積段数0のロウに決定されることを特徴とする。
このように、外来シャーシからコンテナヤードへコンテナを搬送する場合、本船・揚港別にロウ単位で、コンテナが蔵置されるので、異なる本船のコンテナの1ロウ中への混在がなくなり、本船にコンテナを積み込む際に、マーシャリング作業をなくすことができる。また、同一本船向けのコンテナがロウ単位でまとまっているため、コンテナ荷役手段の移動が少なくなり、荷役効率が向上する。
さらに、また本発明のコンテナヤードの荷役方法では、請求項4または請求項5に記載のコンテナヤードの荷役方法によってベイが決定された後に、前記コンテナ蔵置位置は、積み段数の低い場所を優先し、同じ積み段数の場合には、コンテナ荷役手段のコンテナ受け取り位置より離れた場所を優先して蔵置位置を決定することを特徴とする。
このように、決定されたベイ内では、積み段数の低い場所を優先してコンテナを蔵置するので、全体としてコンテナの積み段数が低い蔵置ができる。
また、同じ積み段数の場合には、コンテナ荷役手段のコンテナ受け取り位置より離れた場所を優先してコンテナを蔵置するので、手前が高い積み段数となるのを避けることができる。したがって、コンテナ荷役手段は、コンテナを積み段数以上に吊り上げる必要がなくなる。これにより、コンテナ荷役手段の荷役効率が向上する。
また、さらに、本発明のコンテナヤードの荷役システムでは、各レーンのコンテナ荷役
各レーンのコンテナ荷役手段の位置を検知する位置検知手段と、各蔵置場所でのコンテナ積み段数を検知する段数検知手段と、蔵置コンテナが搭載される本船、揚港を記憶する本船・揚港記憶手段と、前記位置検出手段と前記段数検知手段からの情報および選択的に前記本船・揚港記憶手段からの情報を得て、搬送する目標コンテナの蔵置位置を算出する演算手段と、該演算手段の算出結果に基づいて前記目標コンテナを蔵置する指令を発信する指令手段と、を備えることを特徴とする。
このように、位置検知手段で検知した各レーンでのコンテナ荷役手段の位置情報と、段数検知手段で検知した各蔵置場所でのコンテナ積み段数検知情報と、および必要に応じて本船・揚港記憶手段により得られる蔵置コンテナが搭載される本船、揚港に関する情報と、を得て、演算手段によって搬送する目標コンテナの蔵置位置を決定しているので、その場の状況に応じた最適な蔵置位置を決定できる。これにより、目標コンテナの搬送作業が、状況の変化に応じて効率的に行えることになり、荷役能力が向上すると共に荷役作業がもたつくことの少ないコンテナヤードの運用が行える。したがって、従来、外来シャーシで発生していた荷役作業の遅れによる待ち時間が減少して、シャーシが有効に使えることにより物流効率が上がることになるので、物流コストを低減させることができる。
さらに、本発明のコンテナヤードの荷役システムでは、前記演算手段は、コンテナ荷役手段の稼動状況および稼動予定状況を判断する稼動状況判断手段を備えていることを特徴とする。
このように、稼動状況判断手段によりコンテナ荷役手段の稼動状況および稼動予定状況を判断して、コンテナ蔵置位置を決定するので、作業負荷の最も軽いコンテナ荷役手段の存在するレーンを選択することによりコンテナ荷役手段の作業負荷が平準化されることになる。これにより、特定のコンテナ荷役手段に負荷が集中して荷役作業が停滞することもなくなる。また、コンテナ搬送作業自体は全体として多いにも拘らず稼動しない状態のコンテナ荷役手段をも作業させることができる。したがって、コンテナヤード全体の荷役能力が向上することになる。
また、さらに、本発明のコンテナヤードの荷役システムでは、前記演算手段は、各レーンおよび各ベイのコンテナ平均積み段数を算出する平均積み段数算出手段と、所定調整量を設定する調整量設定手段と、を備えていることを特徴とする。
このように、演算手段は、平均積み段数算出手段により蔵置するレーンのコンテナ平均積み段数に、調整量設定手段により設定された所定調整量を加えた値を目標値として、各ベイのコンテナ平均積み段数が前記目標値より下のベイを選択して蔵置するベイを選択する。したがって、選択されたベイの平均積み段数が、レーンの平均積み段数に所定調整量を加えた値を越えるまでは、コンテナ荷役手段は移動しないので、コンテナ荷役手段の移動が少なくなり、荷役効率が向上する。
また、平均積み段数を基本的な目標として積んでいるので、各ベイの積み段数は平準化されることになる。これにより、コンテナは積み段数が低い蔵置ができるので、下側に積まれたコンテナを搬送するために上側に積まれたコンテナを別の場所に積み直すマーシャリング作業を減少することができる。
さらに、所定調整量の設定を変更することで、コンテナ荷役手段の移動量と、コンテナの積み段数との優先度を調整できるので、状況に応じて最適の荷役効率を求めることができる。
請求項1に記載の発明によれば、コンテナの搬送作業が発生した都度、各レーンでのコンテナ荷役手段の稼動状況と、各蔵置場所でのコンテナ積み段数を判断して、コンテナの蔵置位置を決定しているので、コンテナの搬送作業が、状況の変化に応じて効率的に行えることになり、荷役能力が向上すると共に荷役作業がもたつくことの少ないコンテナヤードの運用が行える。これにより、従来外来シャーシで発生していた荷役作業の遅れによる待ち時間が減少して、シャーシが有効に使えることにより物流効率が上がることになるので、物流コストを低減させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、船からコンテナヤードへコンテナを搬送する場合、まず作業負荷の最も軽いコンテナ荷役手段の存在するレーンを選択して、コンテナ蔵置位置を決定するので、コンテナ荷役手段の作業負荷が平準化され、コンテナヤード全体の荷役能力が向上することになる。
請求項3に記載の発明によれば、シャーシからコンテナヤードへコンテナを搬送する場合、船からあるいは船へのコンテナ搬送作業を行っていないレーンに蔵置するので、船側作業は予定どおり進み、船の係留時間増加に伴うコストの増加を防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、レーンが決定された後に、コンテナ荷役手段の現在位置に近いベイを選択し、かつ選択されたベイの平均積み段数が、レーンの平均積み段数に所定調整量を加えた値を越えるまでは、コンテナ荷役手段は移動しないので、コンテナ荷役手段の移動が少なくなり、荷役効率が向上する。
また、平均積み段数を基本的な目標として積んでいるので、下側に積まれたコンテナを搬送するために上側に積まれたコンテナを別の場所に積み直すマーシャリング作業を減少することができる。
さらに、所定調整量の設定を変更することで、コンテナ荷役手段の移動量と、コンテナの積み段数との優先度を調整できるので、状況に応じて最適の荷役効率を求めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、本船、揚港別にロウ単位で、コンテナが蔵置されるので、異なる本船のコンテナの1ロウ中への混在がなくなり、本船にコンテナを積み込む際に、マーシャリング作業をなくすることができる。また、同一本船向けのコンテナがロウ単位でまとまっているため、コンテナ荷役手段の移動が少なくなり、荷役効率が向上する。
請求項6に記載の発明によれば、決定されたベイ内では、積み段数の低い場所を優先してコンテナを蔵置するので、コンテナの積み段数が低い蔵置ができる。
また、同じ積み段数の場合には、コンテナ荷役手段のコンテナ受け取り位置より離れた場所を優先してコンテナを蔵置するので、コンテナ荷役手段の荷役効率が向上する。
請求項7に記載の発明によれば、位置検知手段で検知した各レーンでのコンテナ荷役手段の位置情報と、および段数検知手段で検知した各蔵置場所でのコンテナ積み段数検知情報とを得て、演算手段によって搬送する目標コンテナの蔵置位置を決定しているので、目標コンテナの搬送作業が、状況の変化に応じて効率的に行えることになり、荷役能力が向上すると共に荷役作業がもたつくことの少ないコンテナヤードの運用が行える。これにより、従来外来シャーシで発生していた荷役作業の遅れによる待ち時間が減少して、物流コストを低減させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、稼動状況判断手段によりコンテナ荷役手段の稼動状況および稼動予定状況を判断して、コンテナ蔵置位置を決定するので、コンテナ荷役手段の作業負荷が平準化されることになる。これにより、コンテナヤード全体の荷役能力が向上することになる。
請求項9に記載の発明によれば、選択されたベイの平均積み段数が、レーンの平均積み段数に所定調整量を加えた値を越えるまでは、コンテナ荷役手段は移動しないので、コンテナ荷役手段の移動が少なくなり、荷役効率が向上する。
また、平均積み段数を基本的な目標として積んでいるので、下側に積まれたコンテナを搬送するために上側に積まれたコンテナを別の場所に積み直すマーシャリング作業を減少することができる。
さらに、所定調整量の設定を変更することで、コンテナ荷役手段の移動量と、コンテナの積み段数との優先度を調整できるので、状況に応じて最適の荷役効率を求めることができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
図1には、コンテナターミナル1の一部が示されている。コンテナターミナル1には、船3が接岸する岸壁5と、コンテナ6を蔵置し、保管するコンテナヤード7と、コンテナターミナル1を管理するターミナルビル9と、コンテナ6を運ぶ外来シャーシ11が出入りするゲート13とが設けられている。
岸壁5には、船3に対してコンテナ6を揚げ降ろしするコンテナクレーン15が設置されている。
ターミナルビル9には、コンテナターミナル1を集中管理する中央司令室22が設けられている。
コンテナヤード7には、コンテナ6が蔵置される複数のレーン17が設けられている。複数のレーン17は、それぞれが岸壁5と平行に延在するとともに、岸壁5に直交する方向に、それぞれが離間して配設されている。レーン17は、蔵置レーンを特定するために番号が付されている。例えば、岸壁5に近い方からL01、L02、L03、L04、L05、L06と名づけられている。
各レーン17には、それぞれコンテナ6の荷役を行うRTG(Rubber Tierd Gatry crane:コンテナ荷役手段)19が設置されている。
なお、コンテナ荷役手段としては、RTG19に限定されるものではなく、RMG(Rail Mounted Gantry crane)でも、ストラドルキャリアでもよい。
各レーン17には、その長手方向にコンテナ6の長手方向の単位分ずつ区切ってできるベイ20という単位でコンテナ6を蔵置している。本実施形態では、各レーン17に、11個のベイ20が設けられている。ベイ20は、蔵置ベイを特定するために番号が付されている。例えば、AGV(Automated Guided Vehicle:無人搬送台車)21が入ってくる方向(図1の左側)からB01、B02、B03、・・・・・
と名づけられている。各ベイ20には、コンテナ6を蔵置するロウ(列)23が6箇所設けられている。
ロウ23は、蔵置ロウを特定するために番号が付されている。例えば、岸壁5に近い方から(図1の下側から)R01、R02、R03、・・・と名づけられている。
本実施形態では、コンテナ6のコンテナヤード内の搬送をAGV21としているが、これに限定されるものではなく、外来シャーシ11が直接RTG19のところにコンテナ6を搬送するようにしてもよい。
各ベイ20のコンテナ6を蔵置するロウ23には、図1には図示していないコンテナ積み段数を検知する段数検知手段30が設けられている。段数検知手段30としては、各コンテナ6の蔵置位置の上に一定の高さに設置され、蔵置されたコンテナ6の上面までの距離を測定して積み段数を算出するものが用いられている。なお、段数検知手段30としては、これに限定されるものではなく、適宜なものが利用できる。
また、これも図1には図示していないが、蔵置されているコンテナが搭載される本船・揚港を記憶する本船・揚港記憶手段31が設けられている。
コンテナヤード7内には、各レーン17と、コンテナクレーン15と、移載機18との間を結んでコンテナ6を搬送する複数のAGV21が備えられている。AGV21は、ターミナルビル3に設けられている中央司令室22からの指示を受けて、コンテナヤード7内を所定経路に沿って自動で移動するようになっている。レーン17の部分では、AGV21は、隣接する2つのレーン17を単位として、その間を走行するようになっている。
RTG19は、レーン17の延在する方向に移動しながら、AGV21とレーン17との間でコンテナ6の荷役を行う。また、レーン17内で荷役を行うために、ベイ20間を移動する。
RTG19は、ベイ20の単位で移動する。RTG19の移動経路には、適宜手段による位置検知手段32が設けられている。位置検知手段32はRTG19がどのベイ20のところにいるかを検知して、そのベイ20の番号を中央司令室22へ送信する。
移載機18は、ゲート13を通過した外来シャーシ11からAGV21に、あるいは、AGV21から外来シャーシ11にコンテナを受け渡すものである。
本実施形態によるコンテナの荷役システムについて、図2により説明する。本荷役システムには、各蔵置位置のコンテナ積み段数を検知する検知手段30と、蔵置されているコンテナの搭載される本船、揚港を記憶する本船・揚港記憶手段31と、各レーン17でのRTG19の位置を検知する位置検知手段32、蔵置位置を算出する演算手段34と、算出された蔵置位置にコンテナ6を搬送し、蔵置するよう移載機18、AGV21、RTG19、コンテナクレーン15等に指示する指令手段36とが備えられている。演算手段34には、平均積み段数算出手段40と、調整量設定手段42と、作業種別設定手段44と、稼動状況判断手段38と、蔵置位置決定手段35と、を備えている。
平均積み段数算出手段40は、検知手段30からの各蔵置位置でのコンテナ積み段数の情報を得て、各レーン17および各ベイでのコンテナ6の平均積み段数を算出する。例えば、L03レーン17に、コンテナ6が90個積まれているとしたら、レーン17には一段に66個のコンテナ6を置けるので、コンテナ6の平均積み段数は90÷66=1.364と計算する。また、各ベイ20では、6列のコンテナ6が置けるとすると、あるベイ20に9個のコンテナ6が蔵置されている場合には、9÷6=1.5と計算する。これらは、コンテナの数が変動する都度、算出して蔵置位置決定手段35にその結果を送っている。
調整量設定手段42は、RTG19の移動量を少なくすることを重視するか、コンテナ6の積み段数を低くすることを重視するかを決める調整量(以下、「α」とする。)を設定するものである。
作業種別設定手段44は、そのコンテナ6搬送作業が船から送られるものか(船側作業か)、あるいは外来シャーシ11から送られるものか(陸側作業か)を設定するものである。この設定された作業種別が蔵置位置決定手段35に送られる。蔵置位置決定手段35
では、この情報に基づいてコンテナ6の蔵置位置を決定している。
稼動状況判断手段38は、蔵置位置決定手段35で決定された蔵置位置の情報と、搬出作業や船積み作業を指示する他のシステムで決定された蔵置位置からの船への、または外来シャーシ11への搬送作業の情報とを得る。これらの情報は、より具体的には、各RTG19の作業量と、船作業あるいは陸側作業のどちらを行っているかと、である。稼動状況判断手段38はこれらの情報に基づいてRTG19の稼動状況および稼動予定状況を算出する。また、稼動状況判断手段38は、算出したRTG19の稼動状況および稼動予定状況を、蔵置位置決定手段35に逐次情報として送信する。
蔵置位置決定手段35では、次のようにしてコンテナ6の蔵置位置を決定している。
船からの搬送作業の場合には、その作業発生の都度、まず、稼動状況判断手段38からのRTG19の稼動状況の情報を得て、作業負荷の最も軽いレーン17を選択する。
次に、平均積み段数算出手段40から、選択されたレーン17でのコンテナ6の平均積み段数RLを得る。そして、RL+αの値を評価値として、RTG19の現在位置の近くで、かつベイの平均積み段数RBが前記評価値より低いベイ20を蔵置するベイ20と決定する。決定されたベイ20の中では、コンテナ6の積み段数が低いロウ23を優先し、同じ積み段数の場合には、RTG19のコンテナ受け取り位置50より離れたロウ23を蔵置位置と決定する。
外来シャーシから搬入されるコンテナ6の蔵置位置は、その作業の発生の都度、まず、稼動状況判断手段38からのRTG19の稼動状況の情報を得て、船との間で搬送作業が行われていないレーン17を選択する。
次に、選択されたレーン17で、本船名・揚港記憶手段からの情報に基づき、外来シャーシから搬入されるコンテナを蔵置するベイ20、ロウ22を次のようにして決定する。
(1)レーン17のなかに、搬入されてくるコンテナ6と同じ本船名・揚港を有するロウ22があり、しかも、そのロウ22に1個のコンテナ6を上に積むことが可能な場合、そのロウ22を選択する。
(2)もし、(1)に述べたロウ22が存在しなければ、積段が0のロウでRTG19の現在位置に一番近くのベイ20を選択する。さらに、同一ベイ20のなかに積段0のロウ22が複数ある場合には、RTG19のコンテナ受け取り位置50より離れたロウ22を蔵置位置と決定する。
以上の構成を有する、コンテナヤードの荷役方法および荷役システムは、次のように動作する。
船3からコンテナ6を荷揚げする場合、その作業開始時点で、演算手段34により、コンテナ6の蔵置位置を決定する。すなわち、まず、稼動状況判断手段38からのRTG19の稼動状況の情報を得て、作業負荷の最も軽いレーン17を選択する。この場合、例えば、L02レーン17の作業予定が最も少なかったとすると、L02レーン17を蔵置するレーン17として決定する。
現在、L02レーン17のRTG位置が図3に示すようにB03ベイの位置にあるとする。蔵置位置決定手段35は、平均積み段数算出手段40からL02レーン17におけるコンテナの平均積み段数(上記1.364)を得る。ここでは、αは0.1と設定しておくことにする。
蔵置位置決定手段35は、L02レーン17の各ベイ20におけるコンテナの平均積み段数を得る。そして、B03ベイ20の近くで、そのベイ20におけるコンテナの平均積み段数が、評価値である1.364+0.1=1.464より低いベイ20を探す。ここでは、B03ベイ20に、図4に示すように5個しかコンテナが積まれていなかったので、B03ベイ20の平均積み段数は5÷6=0.833で、前記評価値より低い。したがって、コンテナ6をB03ベイ20に蔵置することに決定する。
B03ベイ20内では、最初のC01コンテナ06は一段も積まれていない図示位置に蔵置される。B03ベイ20に次に搬入されるC02コンテナ06は、6ロウすべてに一段積まれているので、RTG19がコンテナ6を受け渡しするコンテナ受け取り位置50より遠く離れた図示位置に蔵置されることになる。
蔵置位置決定手段35で蔵置位置が決定されると、指令手段36がAGV21へ指令を出して、コンテナクレーン15のところでコンテナ6を受け取り、L02レーンのB03ベイ20のところにコンテナ6を搬送する。そして、そこで、RTG19にコンテナが渡されて、所定位置に蔵置される。
図4に示すように、B03ベイ20の3箇所C01,C02,C03にコンテナ6が3個搬入されたところで、B03ベイ20におけるコンテナ6の平均積み段数は1.333となる。この時、前記評価値は、93÷66+0.1=1.509であり、さらに、B03ベイ20にコンテナ6を蔵置することになる。
B03ベイ20に、コンテナ6がさらに2個搬入された時、コンテナ6の平均積み段数は1.667となる。その時、評価値は95÷66(1.439)+0.1=1.539となる。したがって、評価値1.539はB03ベイ20におけるコンテナの平均積み段数1.667より小さくなるので、次に搬入されるコンテナはB03ベイ20の近くで、その平均積み段数が、前記評価値より少ないベイ20を選択することになる。
なお、ここではαを0.1としているが、これは荷役作業の状況に応じて適宜選択するものである。すなわち、評価にコンテナの平均積み段数を用いているので、αを0にするとコンテナ6が平均的に1段積まれた場合に、その後は、コンテナ6が搬入される毎にベイ20におけるコンテナの平均積み段数が評価値を越えることになる。したがって、コンテナ6が搬入される度に、RTG19が移動することになる。本実施形態のように、αを0.1に設定すると、0.1×6=0.6が、平均積み段数に加えられることになり、同じベイ20に対し、ほぼ1個余計にコンテナを搬入できることになる。これにより、RTG19の移動が半分近くに低減する。
また、相当多数のコンテナ6が搬入される場合には、コンテナの積み段数が大きくなるので、予めαを大きく設定しておいてもよい。αを大きく設定すれば、RTG19の移動はさらに少なくなる。
外来シャーシ11からコンテナ6を搬入する場合には、その作業の発生の都度、まず、稼動状況判断手段38からのRTG19の稼動状況の情報を得て、船との間で搬送作業が行われていないレーン17を選択する。
次に、該当ロウ検出手段41により、選択されたレーン17で、本船名・揚港記憶手段からの情報に基づき、外来シャーシから搬入されるコンテナを蔵置するベイ20、ロウ22を次のようにして決定する。
(1)レーン17のなかに、搬入されてくるコンテナ6と同じ本船名・揚港を有するロウ22があり、しかも、そのロウ22に1個のコンテナ6を上に積むことが可能な場合、そのロウ22を選択する。
(2)もし、(1)に述べたロウ22が存在しなければ、積段が0のロウでRTG19の現在位置に一番近くのベイ20を選択する。さらに、同一ベイ20のなかに積段0のロウ22が複数ある場合には、RTG19のコンテナ受け取り位置50より離れたロウ22を蔵置位置と決定する。
この決定にしたがって、指令手段36はAGV21へ指令を出して、移載機18のところで外来シャーシ11からコンテナ6を受け取り、決定されたレーン17のベイ20のところにコンテナ6を搬送する。そして、そこで、RTG19にコンテナが渡されて、所定位置に蔵置される。従来一つの船に積まれるコンテナは、ヤードプランナの指示により、一つのレーンに集中する等まとまって蔵置されることが多かったが、いくつかのレーンに分散して蔵置されることになる。
以下、本実施形態の作用・効果について説明する。
このように、本実施形態では、コンテナ6の搬送作業が発生した都度、各レーン17でのRTG19の稼動状況と、各蔵置場所でのコンテナ積み段数を判断して、コンテナの蔵置位置を決定しているので、その場の状況に応じた最適な蔵置位置を決定できる。これにより、コンテナ6の搬送作業が、状況の変化に応じて効率的に行えることになり、荷役能力が向上すると共に荷役作業がもたつくことの少ないコンテナヤードの運用が行える。したがって、従来、外来シャーシで発生していた荷役作業の遅れによる待ち時間が減少して、シャーシが有効に使えることにより物流効率が上がることになるので、物流コストを低減させることができる。
また、船からコンテナヤード7へコンテナ6を搬送する場合、まず作業負荷の最も軽いRTG19の存在するレーン17を選択して、コンテナ蔵置位置を決定するので、RTG19の作業負荷が平準化されることになる。これにより、特定のRTG19に負荷が集中して荷役作業が停滞することもなくなるし、また、コンテナ6搬送作業自体は全体として多いにも拘らず稼動しない状態のRTG19をも作業させることができる。したがって、コンテナヤード全体の荷役能力が向上することになる。
さらに、外来シャーシ11からコンテナヤード7へコンテナ6を搬送する場合、船3からあるいは船3へのコンテナ6搬送作業を行っていないレーン17に蔵置するので、船側作業を優先することができる。したがって、船側作業が予定どおり進むことになり、船の係留時間が長期化することを防ぎ、コストの増加をなくすことができる。
また、さらに、選択されたレーン17では、RTG19の現在位置に近いベイ20を選択し、かつ選択されたベイ20の平均積み段数が、レーンの平均積み段数にαを加えた値を越えるまでは、RTG19は移動しないので、RTG19の移動が少なくなり、荷役効率が向上する。
また、平均積み段数を基本的な目標として積んでいるので、各ベイ20の積み段数は平準化されることになる。これにより、コンテナ6の積み段数が低い蔵置ができるので、下側に積まれたコンテナ6を搬送するために上側に積まれたコンテナ6を別の場所に積み直すマーシャリング作業を減少することができる。
さらに、αの設定を変更することで、RTG19の移動量と、コンテナ6の積み段数との優先度を調整できるので、状況に応じてαの設定を変更して最適の荷役効率を求めることができる。
また、稼動状況判断手段38によりRTG19の稼動状況および稼動予定状況を判断して、コンテナ6蔵置位置を決定するので、作業負荷の最も軽いコンテナ荷役手段の存在するレーンを選択することになりRTG19の作業負荷が平準化されることになる。これにより、特定のRTG19に負荷が集中して荷役作業が停滞することもなくなるし、また、コンテナ6搬送作業は多いにも拘らず稼動しない状態のコンテナ荷役手段が存在することがなくなる。したがって、コンテナヤード全体の荷役能力が向上することになる。
この発明を実施したコンテナヤードを示す部分平面図である。 この発明に実施したコンテナヤードの荷役システムを示す概略構成図である。 図1の一部を拡大して示す平面図である。 図3のB03ベイでのコンテナ積み上げ状況を示す説明図である。
符号の説明
3 船
7 コンテナヤード
11 外来シャーシ
15 コンテナクレーン
17 レーン
19 RTG
20 ベイ
30 段数検知手段
31 本船・揚港記憶手段
32 位置検知手段
34 演算手段
36 指令手段
38 稼動状況判断手段
40 平均積み段数算出手段
42 調整量設定手段

Claims (9)

  1. 船からあるいは外来シャーシからコンテナヤードへのコンテナの搬送作業が発生した都度、各レーンでのコンテナ荷役手段の稼動状況および各蔵置場所でのコンテナ積み段数の情報ならびに選択的に蔵置コンテナが搭載される本船・揚港の情報を入手して、前記情報に基づいてコンテナ蔵置位置を決定して、該コンテナ蔵置位置へ前記コンテナを蔵置することを特徴とするコンテナヤードの荷役方法。
  2. 前記船から前記コンテナヤードへコンテナを搬送する場合、前記コンテナ蔵置位置は、作業負荷の最も軽い前記コンテナ荷役手段が存在するレーンに決定されることを特徴とする請求項1に記載されたコンテナヤードの荷役方法。
  3. 外来シャーシからコンテナヤードへコンテナを搬送する場合、前記コンテナ蔵置位置は、船からあるいは船へのコンテナ搬送作業を行っていないレーンに決定されることを特徴とする請求項1に記載されたコンテナヤードの荷役方法。
  4. 請求項2に記載のコンテナヤードの荷役方法によってレーンが決定された後に、前記コンテナ蔵置位置は、前記コンテナ荷役手段の現在位置の近くで、かつ該レーンの現在の平均積み段数に所定調整量を加えた値より低い平均積み段数のベイに決定されることを特徴とするコンテナヤードの荷役方法。
  5. 請求項3に記載のコンテナヤードの荷役方法によってレーンが決定された後に、前記コンテナ蔵置位置は、蔵置コンテナが搭載される本船・揚港別にロウ単位で蔵置されるように、既に該当するロウがある場合で、さらに上に蔵置可能であれば、そのロウに、また、該当するロウがないか、あっても上に蔵置できない場合には、前記コンテナ荷役手段の現在位置の近くにある積段数0のロウに決定されることを特徴とするコンテナヤードの荷役方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載のコンテナヤードの荷役方法によってベイが決定された後に、前記コンテナ蔵置位置は、積み段数の低い場所を優先し、同じ積み段数の場合には、コンテナ荷役手段のコンテナ受け取り位置より離れた場所を優先して蔵置位置を決定することを特徴とするコンテナヤードの荷役方法。
  7. 各レーンのコンテナ荷役手段の位置を検知する位置検知手段と、
    各蔵置場所でのコンテナ積み段数を検知する段数検知手段と、
    蔵置コンテナが搭載される本船・揚港を記憶する本船・揚港記憶手段と、
    前記位置検出手段と前記段数検知手段からの情報および選択的に前記本船・揚港記憶手段からの情報を得て、搬送する目標コンテナの蔵置位置を算出する演算手段と、
    該演算手段の算出結果に基づいて前記目標コンテナを蔵置する指令を発信する指令手段と、を備えることを特徴とするコンテナヤードの荷役システム。
  8. 前記演算手段は、コンテナ荷役手段の稼動状況および稼動予定状況を判断
    する稼動状況判断手段を備えていることを特徴とする請求項7に記載されたコンテナヤードの荷役システム。
  9. 前記演算手段は、各レーンおよび各ベイのコンテナ平均積み段数を算出する平均積み段数算出手段と、
    所定調整量を設定する調整量設定手段を備えていることを特徴とする請求項8に記載されたコンテナヤードの荷役システム。
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