JP2005074070A - ゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハーフミラー等の反射板を用いた画像表示装置の反射像とメカニカルリール等の図柄変動表示装置の図柄とを組み合わせて表示するゲーム装置において、三次元的な表示を可能にし、図柄変動表示装置の図柄の視認性を向上する。
【解決手段】 反射透過領域25aと全反射領域25bとを有する反射板25を水平面に対して傾斜して配置し、その上部に表示面24aを下にした画像表示装置24を配置する。また、想定遊技者目位置Aから反射板25を透した奥部の画像表示装置24下部にリールユニット26を配置する。リールユニット26の前面には窓29を有するカバー28を配置し、リール27の図柄の有効表示領域を窓29で画定する。遊技者は、表示面24aに表示される画像が反射板25で反射された反射画像を、有効表示領域に変動表示される図柄の奥の位置30に視認する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、図柄の組み合わせが所定の入賞ライン上に所定の入賞態様で揃うと入賞態様に応じた遊技価値の払出しが行われるゲーム装置に関する。特に、リールまたはリール画像による図柄表示と、画像表示装置による画像とを複合化させたゲーム装置に適用して好適な技術に関する。
いわゆるスロットマシン(パチスロ、回胴式遊技装置と称される場合もある。以下スロットマシンと称する)には図柄変動表示装置を有し、個々のリールに対応したストップボタンを操作して図柄の変動表示を停止し、ベットしたメダル枚数に応じて有効化された入賞ラインに所定の図柄が揃うと、図柄に応じた枚数のメダル(遊技価値)の払出しが行われる。図柄を変動表示する図柄変動表示装置としては、周面に図柄を配置し回転可能に構成した複数のリール、あるいは、たとえば液晶表示装置のような画像表示装置に図柄が一定方向に移動表示されるリール画像を複数表示するものが例示される。
スロットマシンの基本動作は、ベット操作、図柄変動表示装置(たとえばリール)の始動(スタートレバー操作)、各リールの回転停止(ストップボタン操作)、入賞(遊技価値の払出し)またはハズレの確定であり、表示手段として図柄変動表示装置があれば一応のゲームの進行に支障はない。しかし、図柄変動表示装置はゲームに最も重要な図柄の表示を行うものではあるが、それだけではゲームの演出を効果的に高めることはできない。たとえば、入賞した場合に音楽を鳴らしたり、ランプを発光させたりしてゲームを盛り上げるのが効果的である。特に、液晶表示装置等の画像表示装置は、表示できる画像表示が多様であり、ゲームの演出を高めるには極めて効果的である。たとえばゲームの進行に併せてキャラクタを出現させたり、当選役の内容を文字や記号などを使用して報知したりする用途には画像表示装置が優れている。
このため、各種の画像表示装置を搭載したスロットマシンが開発されている。たとえば、図柄変動表示装置の上部に5インチ程度の液晶表示装置を配置したり、図柄変動表示装置の側部あるいは下部に長方形状の液晶表示装置あるいは7セグメント表示装置を縦置きまたは横置きに配置したりしたスロットマシンが知られている。
しかし、これら図柄変動表示装置の周辺に画像表示装置を配置する場合には、配置できるスペースが限られ、大画面の画像表示装置を配置することができないという制約がある。画像表示装置は詳細な画像を動画として表示できる点に特徴がある。動画は大画面に表示してこそ迫力のある演出を効果的に行えるものである。よって、画像表示装置の表示領域を大きくしたいという要請がある。
また、画像表示装置を図柄変動表示装置の周辺に配置する場合には、図柄変動表示装置と連動した複合的な演出が困難であるという問題もある。図柄変動表示装置と連動した動画による演出は、図柄変動表示装置に重ねて動画を表示することが効果的であるが、画像表示装置を図柄変動表示装置の周辺に配置する場合には物理的にこのような表示を行うことはできない。
さらに遊技者の関心は主に図柄変動表示装置に注がれるため、画像表示装置に演出画像を表示しても遊技者が注目しない場合もある。何らかの報知を画像表示装置で行う場合には、遊技者は画像表示装置と図柄変動表示装置の両方に注意を分散する必要が生じ、遊技者のゲームへの集中を阻害する要因にもなり得る。よって、遊技者が視線移動することなく画像表示装置と図柄変動表示装置の両方を視野に収めることができる配置とすることが好ましい。
これら図柄変動表示装置の周辺に画像表示装置を配置する構成における問題への一つの解決策として、非表示状態では透明な画像表示装置を画像表示装置に重ねて配置する例が知られている。画像表示装置としては透明EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置が用いられている。このような構成によれば遊技者は視線移動を行うことなく画像表示装置と図柄変動表示装置の両方を視野に収めることができ、遊技者のゲームへの集中を促すことができる。
また、図柄変動表示装置に画像表示装置の画像を重ねて表示できる技術に、ハーフミラーを用いた技術がある。これは図柄変動表示装置の前面にハーフミラーを配置し、図柄変動表示装置はハーフミラーを透してこれを視認し、画像表示装置の表示はハーフミラーに反射した像を以ってこれを視認する。このような構成によれば、図柄変動表示装置と画像表示装置の画像とを重ねて表示することが可能である。例えば、特許文献1には、画像表示装置に表示した画像をハーフミラーに映して表示し、メカニカルリールに表示した図柄に重ね合わせる技術が開示されている。また逆に、特許文献2には、メカニカルリールに表示した図柄をハーフミラーに映して表示し、画像表示装置に表示した画像に重ね合わせる技術が開示されている。これらの技術によれば、遊技者は、視点を動かすことなくゲームの演出に集中することが可能になる。
図9は、メカニカルリールと画像表示装置とを併用した場合の一般的な構成を示す図である。図9には、メカニカルリール51、画像表示装置52、ハーフミラー53、ハーフミラー53で反射された画像表示装置52の表示を遊技者に認識されるであろう位置に示した反射像54、メカニカルリール51の有効図柄表示領域55、遊技者の視線56、デッドスペース57が示されている。反射像54は、遊技者の視線56上でメカニカルリール51の有効図柄表示領域55と重なり合う。
特開2002−182150 特開2003−154047
図柄変動表示装置に透明EL表示装置を重ねて配置することにより、あるいは、ハーフミラーを用いて画像表示装置の画像と図柄変動表示装置とを重ねて表示することにより、前記した画像表示領域の大きさが限られる問題の解決を図ることが可能になる。しかし、何れの場合であっても図柄変動表示装置に変動表示する図柄の視認性を低下させる問題がある。透明EL表示装置は、遊技者と図柄変動表示装置との間に配置されるので、遊技者には透明EL表示装置の画像が図柄変動表示装置の図柄に重なって見え、図柄の視認性を低下させることになる。また、ハーフミラーを用いて画像表示装置の画像と図柄変動表示装置とを重ねて表示する場合には、図9に示すように画像表示装置52の反射像54がメカニカルリール51の有効図柄表示領域55に表示されることとなり、両者を分離して認識することが困難になる。これはメカニカルリール51の図柄の視認性を阻害していることとなる。スロットマシンの場合、図柄が変動表示されている間は図柄の視認性を確保することが法律等に基づく規制で要請される。このため、透明EL表示装置の表示や画像表示装置52の反射像54の表示は図柄変動表示装置やメカニカルリール51による図柄の表示が停止している期間に限られることになる。
また、図9の構成の場合、画像表示装置52と反射像54とはハーフミラー53について面対称の関係にあるため、必然的にハーフミラー53と反射像54との間にデッドスペース57が形成されてしまう点に問題がある。デッドスペースは少ない方が好ましいことは勿論であるが、特に、スロットマシンにおいては、装置の外形寸法(特に奥行きの寸法)がパチンコホールにおける設置場所(いわゆる「島」)のスペースによって制限される。このため、装置内部のデッドスペースを可能な限り排除したいという要請がある。一方、遊技者に図柄を視認させやすくするためには、メカニカルリールのサイズとしてある程度の大きさが必要である。この点からスロットマシンの場合にはメカニカルリールの自由な小型化は困難であり、図9の構成としたスロットマシンは実現が難しい。図9における画像表示装置52とメカニカルリール51の位置関係を入れ替える構成にすれば、装置の奥行き寸法の問題は解決できるものの、メカニカルリールを直視できないため図柄の視認性が低下するという問題がある。
本発明の目的は、ハーフミラー等の反射板を用いた画像表示装置の反射画像とメカニカルリール等の図柄変動表示装置の図柄とを組み合わせて表示するゲーム装置において、複数の像が同一でない平面の空間に存在するかのような三次元的な表示を可能にし、図柄変動表示装置の図柄の視認性を向上することにある。また、同ゲーム装置において、装置内部のデッドスペースを削減することにある。
前記した課題を解決するため、本発明のゲーム装置は、以下のような構成を有する。すなわち、本発明のゲーム装置は、その有効表示領域に図柄を変動表示する図柄変動表示装置と、その表示面に動画像または静止画像を表示する画像表示装置と、入射光の反射および透過の何れもが可能な反射透過領域を有する反射板と、を有するゲーム装置であって、前記反射板が、想定遊技者目位置と前記図柄変動表示装置の表面との間に、水平面に対して傾斜して配置され、前記図柄変動表示装置が、前記反射透過領域を透して、前記想定遊技者目位置から前記有効表示領域を視認できる位置に配置され、前記画像表示装置が、前記反射板の反射により、前記想定遊技者目位置から前記表示面に表示された前記動画像または静止画像を視認できる位置に配置され、前記想定遊技者目位置から前記有効表示領域の中心までの透過光光路距離が、前記想定遊技者目位置から前記表示面の中心までの反射光光路距離より短いことを特徴とする。あるいは、本発明のゲーム装置は、その有効表示領域に図柄を変動表示する図柄変動表示装置と、その表示面に動画像または静止画像を表示する画像表示装置と、入射光の反射および透過の何れもが可能な反射透過領域を有する反射板と、を有し、前記反射板は、前記画像表示装置の前記表示面に対して傾斜して配置され、前記図柄変動表示装置の前記有効表示領域の中心を通過する直線であって前記中心前記有効表示領域の平均面の法線に平行な直線が前記反射板と交差する点を第1交点とし、前記第1交点から引いた鉛直方向に延伸する直線が前記画像表示装置の前記表示面と交差する点を第2交点とするとき、前記有効表示領域の中心から前記第1交点までの第1距離が、前記第1交点から前記第2交点までの第2距離より短くなるように、前記画像表示装置と前記図柄変動装置とを配置したことを特徴とする。
このようなゲーム装置によれば、図柄変動表示装置と想定遊技者目位置との間に反射板を配置するため、画像表示装置の表示面に表示する画像(動画像または静止画像)を反射板からの反射画像として遊技者に視認させることができ、この画像と図柄変動表示装置に変動表示される図柄とは、遊技者に視線移動をほとんどすることなく組み合わせて認識されることになる。このため、画像表示装置の表示領域を大きくするとともに遊技者の視線移動を必要とせず、かつ、図柄変動表示装置の図柄に重ねて演出画像を表示することが可能になる。そして、本発明では、想定遊技者目位置から図柄変動表示装置の有効表示領域までの透過光光路距離を画像表示装置の表示面までの反射光光路距離より短くする。この結果遊技者には、画像表示装置の表示面からの反射画像が、図柄変動表示装置の図柄より奥に位置するよう認識され、図柄の視認性を高めることが可能になる。つまり遊技者からみれば、図柄と画像とは目の焦点距離が異なり、距離感をもって重ねて認識されるので、画像の存在が図柄の認識を妨げることが無い。よって、本発明のゲーム装置では、図柄を変動表示しながら画像表示による演出が可能であり、変動表示中の図柄と演出画像との複合的な演出が可能になる。
ここで、「反射板」とは、少なくとも反射透過領域で入射光を反射しかつ透過する平板型の光学部材である。ガラス板や平面鏡のように入射光を均一に反射または透過させるものである。「反射透過領域」とは、反射板の一領域であって、入射光の一部を反射し一部を透過する領域、あるいは、時分割で入射光を透過または反射させる領域である。所謂ハーフミラーや液晶シャッターが例示できる。ここで入射光のうち反射光となる強度割合および透過光となる強度割合は典型的には入射光1に対して反射光が0.5、透過光が0.5である。ただし、厳密に0.5である必要は無く、反射光が0.1〜0.9の範囲(したがって透過光は0.9〜0.1の範囲)で変動させることは可能である。また、反射板に光吸収がある場合には、その吸収分に相当するだけ透過光強度が低下する(反射光が低下する場合もある)。ここでは光吸収はないものとみなし、仮に光吸収があったとしても吸収された光は透過光に含めるものとする。
「図柄変動表示装置」は、図柄を変動表示する表示装置であり、図柄変動表示装置には「有効表示領域」を有する。「図柄」とは、所定の文字、キャラクタ、絵、記号、パターン等の図形であり、図柄を変動表示させることによってゲームまたは演出に用いるものである。たとえばスロットマシンの場合には、所定の入賞ラインに所定の図柄の組み合わせが揃って入賞となるようゲームを構成する。あるいはパチンコ遊技機の場合には所定の図柄の組み合わせや特定の図柄を表示させて所謂大当たりの演出に用いる。「変動表示」とは、図柄の位置、形、色、輝度等を変化させて表示することをいう。たとえば図柄を上から下への方向等一定方向に移動させる態様、図柄を回転させる態様、図柄の形を大きくしたり小さくしたりして変化させる態様、図柄を消滅あるいは発生させる態様、図柄の色を任意の色から異なる色に変化させる態様、図柄を暗く表示している状態から明るい状態に変化させる態様、これら態様を組み合わせる態様等を例示できる。
「有効表示領域」は図柄変動表示装置の表示可能領域の一領域であり、遊技者が視認可能な表示領域である。具体的には、円柱状リールを3つ備え3つの図柄の並びで3×3の図柄を表示するストッロマシンにおいては、この3×3の図柄表示領域が有効表示領域である。ただし、3×3の図柄表示領域の変動表示方向の両図柄が一部見える領域(変動表示が上から下の場合は3×3の図柄表示領域の上下領域)も有効表示領域に含めることができる。これは、入賞ラインに関わる図柄ではないが特に遊技者に見せるための図柄の一部(典型的には図柄の半分)を表示する領域である。3×3の図柄表示領域の変動表示上流側の領域は、特に遊技者の目押しを行い易くするのに役立つ。図柄の一部(典型的には図柄の半分)とするのは、遊技者に入賞ラインに係わる図柄と混同させない為である。有効表示領域は、図柄変動表示装置の表示可能領域のうち、その全部の場合または一部の場合がある。有効表示領域が表示可能領域の一部の場合には、たとえば有効表示領域に相当する開口を持つ部材で他の領域を見えないように遮蔽する態様がある。また、有効表示領域にのみバックライトを設け、遊技者には有効表示領域に表示した図柄のみ視認できるように構成しても良い。有効表示領域は平面の場合と曲面の場合とがある。たとえば図柄変動表示装置がメカニカルリールで構成される場合には有効表示領域は曲面になる。
図柄の変動表示の実現手法としては、図柄を配置した部材を機械的に動かして図柄を移動表示させる方法や表示装置に図柄を動画として表示する方法等が例示できる。たとえば、周面に複数の図柄を配置し回転可能に構成した円柱状リールやベルトを複数備える構成や、複数の図柄を所定方向に移動表示するリール画像を複数表示するリール画像表示装置を例示できる。「周面」は円柱状リールの円周面であり、「回転可能」は、円柱状リールの回転対称軸を中心に回転させることが可能なことをいう。円柱状リールを複数、たとえば3つ備えることにより、3つの図柄の並びを上横、中横、下横、右上がり斜め、右下がり斜め等のラインで表現できる。「所定方向」とはたとえば上から下への縦方向、左から右への横方向等一定の方向である。「リール画像」とは、複数の図柄が所定方向に移動して表示されるように構成した画像である。リール画像を複数、たとえば3つ表示することにより、3つの図柄の並びを上横、中横、下横、右上がり斜め、右下がり斜め等のラインで表現できる。
「画像表示装置」とは、画像をその表示面に表示する装置であり、たとえば液晶表示装置、CRT表示装置等を例示できる。表示される画像は任意である。文字、キャラクタ、絵、記号、パターンの他、背景も表示できる。画像は動画または静止画である。動画は時間的に変動する画像であり、静止画は時間的に変動しない画像である。
「想定遊技者目位置」は、設計が意図する遊技者の目の位置である。現実の遊技者の目の位置が必ずしも想定遊技者目位置にあるとは限らない。具体的には、想定遊技者目位置は、ゲーム装置の正面前方の中空にあり、斜めに配置した反射板の上端から下端の高さ範囲および反射板の左端から右端の幅範囲およびゲーム装置前面から10〜30cm程度離間した奥行き範囲の範囲内にある。
「水平面」は仮想的な平面でありゲーム装置の特定の部材を構成する平面ではない。ただし、本明細書で想定する「水平面」はゲーム装置を水平に配置した場合を前提にするため、ゲーム装置を意図的に傾斜して配置するような場合には「水平面」はその傾斜に応じて傾いているものとする。
「透過光光路距離」とは、反射板の反射透過領域を透して想定遊技者目位置から図柄変動表示装置の有効表示領域の中心に至る光路の距離である。「有効表示領域の中心」とは有効表示領域の対角中心をいう。「反射光光路距離」とは、反射板を反射して想定遊技者目位置から画像表示装置の表示面の中心に至る光路の距離である。「表示面の中心」とは表示面の対角中心をいう。
「有効表示領域の平均面」とは、有効表示領域の単位表面に立てた単位法線ベクトルの平均ベクトルが法線ベクトルとなる平面をいう。「有効表示領域の中心を通過する直線」、「平均面の法線」、「法線に平行な直線」および「鉛直方向に延伸する直線」は、何れも仮想的な線であって、実際のゲーム装置の機械的な部材として構成されるものではない。
また、前記したゲーム装置において、前記画像表示装置の前記表示面の下部に前記図柄変動表示装置を配置することができる。このため、ゲーム装置の奥行きを短縮することが可能となり、ゲーム装置内部のデッドスペースを少なくできる。また、このように配置することにより、透過光光路距離を反射光光路距離より短くするための図柄変動表示装置と画像表示装置との配置を実現できる。
また、前記したゲーム装置において、前記反射板と前記有効表示領域との最近接距離を20mm以下とすることができる。図柄変動表示装置は前記した通り反射板の奥側に配置されるが、図柄変動表示装置がゲーム装置の奥深くに配置されると遊技者に図柄表示の奥まり感を与えることになる。そこで図柄変動表示装置を出来るだけ反射板に近接して配置することとし、図柄表示の奥まり感を抑制したものである。ここで「最近接距離」とは、反射板の任意の点と有効表示領域の任意の点とを結んだ線分のうち、その長さが最も短くなる線分の長さである。
また、前記したゲーム装置において、前記想定遊技者目位置から視認する前記有効表示領域の上部と、前記想定遊技者目位置から視認する前記表示面が前記反射板に反射された反射画像面の下部と、を重ねることができる。スロットマシンの場合、図柄は上方から下方に移動表示されるのが通例である。そこで、本発明では、有効表示領域(スロットマシンの場合リールが回転する領域)の上流側に反射画像を視認できるように配置し、遊技者の視線移動を少なくできるようにしたものである。なお「反射画像」とは、画像表示装置の表示面に表示された画像が、反射板で反射されて遊技者に認識される画像である。遊技者から見れば、反射板の奥に存在するよう認識される画像である。「反射板に反射された反射画像面」は、画像表示装置で表示する画像の表示可能領域(表示面)に対応する反射画像の表示可能領域である。実際に反射画像が反射画像面に反射表示されているかを問うものではない。また、「重ねる」は距離感が一致して重ねられる従来技術とは異なり、距離感をもって重ねられていることは勿論である。
また、前記したゲーム装置において、前記想定遊技者目位置から前記表示面の中心への反射光光路の前記反射板における反射点の高さが、前記有効表示領域の中心より高い位置となるようにすることができる。これにより、画像表示装置からの反射画像の中心位置が有効表示領域の中心位置より上に認識され、前記した想定遊技者目位置から視認する有効表示領域の上部と想定遊技者目位置から視認する反射画像面の下部とが距離感をもって重ねられる構成を実現できる。
また、前記したゲーム装置において、前記有効表示領域の平均面が水平面に対して傾斜して上向きに配置され、前記想定遊技者目位置が前記有効表示領域の中心より高い位置とすることができる。画像表示装置からの反射画像を有効表示領域の上方に視認するよう配置する場合、遊技者は有効表示領域を見下ろすように見ることとなる。本発明では、有効表示領域の平均面を上向きに配置するので、遊技者の図柄の視認性を高めることができる。
また、前記したゲーム装置において、前記図柄変動表示装置の上部の、前記反射板の前記図柄変動表示装置に面する側の面に、発光表示装置を配置できる。ここで「発光表示装置」は、自ら発光して遊技者に認識される画像表示装置、素子、部品、機構部品等の部材である。発光表示装置には、LED等の発光素子、ランプ、7セグメント表示装置、光源を内蔵した人形等の構成部品等が含まれる。図柄変動表示装置上部の空きスペースを活用するものである。
また、前記したゲーム装置において、前記反射透過領域以外の前記反射板の領域は、入射光の全部を反射する全反射領域であり、前記反射透過領域は、前記想定遊技者目位置から前記有効表示領域を望む透過光光路が通過する領域を含むものとすることができる。反射透過領域(ハーフミラー部)は有効表示領域の前方部分のみ、あるいは反射板の裏面に発光部品を備える場合はその前面部分と有効表示領域の前方部分にあれば十分であり、他の部分は全反射領域にして有効表示領域等以外の反射板奥部を見えないようにすることができる。
また、前記したゲーム装置において、前記反射板と水平面との為す角度α[deg]と、前記表示面と水平面との為す角度β[deg]とは、α≦45、0≦β≦2×(45−α)、の関係を満足するものとすることができる。このような関係を満足することにより、反射板への上部方向からの照明等の写り込みを抑制できる。同時に画像表示装置の表示面からの反射画像の傾きを調整し、反射画像が適度な傾斜を以って視認できるようにすることができる。
本発明によれば、ハーフミラー等の反射板を用いた画像表示装置の反射画像とメカニカルリール等の図柄変動表示装置の図柄とを組み合わせて表示するゲーム装置において、三次元的な表示を可能にでき、図柄変動表示装置の図柄の視認性を向上できる。また、同ゲーム装置において、装置内部のデッドスペースを削減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本実施の形態の記載内容に限定して解釈すべきではない。なお、原則として、実施の形態の全体を通して同じ要素には同じ番号を付するものとする。
図1は、本発明の一実施の形態であるゲーム装置の一例を示した斜視図である。図2は、図1のゲーム装置の扉を開いてその内部構造の一部を見えるようにした斜視図である。本実施の形態のゲーム装置1は、いわゆるスロットマシンである。ゲーム装置1は、筐体部11、扉部12とを有し、扉部12の上部には、遮光板13、14および保護板15を有する。扉部12の中央部には、メダル投入口16、メダル返却ボタン17、開始レバー18、停止ボタン19〜21が設けられている。扉部12の下部には、メダル払い出し口22、受け皿23が設けられている。筐体部11の内部には、画像表示装置24、反射板25、リールユニット26が設けられている。
遮光板13は、ゲーム装置1の上方から入射する光を遮る不透明部材である。遮光版14は、ゲーム装置1の側方から入射する光を遮る不透明部材である。遮光板13,14により、ゲーム装置1の内部への光入射を遮り、ゲーム装置1の内部を適度に暗く維持してリールの図柄あるいは演出画像の視認性を高めることができる。保護板15は、扉窓を構成する透明部材である。保護板15により、ゲーム装置1内部に表示されるリールの図柄および演出画像を視認するとともに遊技者が装置内部に触れることを防止できる。メダル投入口16は遊技価値であるメダルを投入する開口である。メダル返却ボタン17はゲーム装置1内部に貯留されたメダルを払い戻す際に押下するボタンである。開始レバー18は、ベット操作後にリールの回転を始動するため遊技者によって操作されるレバーである。停止ボタン19〜21は、リールの回転を停止する際に遊技者によって操作されるボタンであり、左ボタンが左リールに、中ボタンが中リールに、右ボタンが右リールに各々対応する。これらゲームを進行させるために遊技者によって操作されるメダル投入口16、開始レバー18および停止ボタン19〜21は、遊技者の視線移動が少なくなるように、リールの近傍下部に配置されている。メダル払い出し口22はゲーム装置1内部に備えられたメダル払出し装置(ホッパー)から払い出されるメダルを排出する開口である。払い出されたメダルは受け皿23に貯蓄される。
ゲーム装置1の筐体部11および扉部12には、他の構成部品として、制御基板、演出あるいは報知用の発光部品(LED、ランプ等)、音響演出用あるいは報知用のスピーカ、メダル払い出し装置(ホッパー)、メダル貯留部、設定・電源装置、これらを接続する接続ケーブル等が備えられるが図示は省略する。制御基板には、ゲームの主な流れを制御する主制御基板、主制御基板からの信号を受けて報知演出等の演出制御を行う副制御基板、発光部品制御基板、入出力制御基板、サウンド制御基板等の各種制御を行う基板が含まれる。
図3は、ゲーム装置1の画像表示装置24、反射板25およびリールユニット26の部分を抜き出して示した斜視図である。図4は図3の各構成部品を横から見た側面図である。ここで想定遊技者目位置Aについてまず説明する。想定遊技者目位置Aは、設計が意図する遊技者の目の位置であり、ゲーム装置1の前面中空にある。現実に遊技を行っている遊技者の目の位置ではない。典型的な想定遊技者目位置Aは反射板25の上端部Bを含む垂直面の前方約430mm、反射板25の上端部Bを含む水平面31の下方約50mmの位置であって、ゲーム装置1の幅方向の中心に位置する。ただし、現実の遊技者の目の位置が必ずしも想定遊技者目位置Aの近傍になるとは言えないのである程度の許容範囲を想定遊技者目位置Aに与える。本実施の形態で許容される想定遊技者目位置Aの範囲は、高さ方向については反射板25の上端部Bを含む水平面31の位置からリールユニット26の有効表示領域の中心Cを含む水平面32の位置までの範囲である。なお、反射板25、リールユニット26、有効表示領域については後述する。奥行き方向については、前記典型的な想定遊技者目位置Aの前後400mm(前200mmおよび後200mm)の範囲である。横方向については反射板25の幅の範囲である。図4では典型的な想定遊技者目位置Aを図示している。
画像表示装置24は、文字、キャラクタ、絵、記号、パターンあるいは背景等の動画あるいは静止画の画像が表示できる表示装置である。画像表示装置24には表示面24aを有し、表示面24aが下向きになるよう画像表示装置24は配置される。本実施の形態では、画像表示装置24の表示面24aと水平面との為す角度がβとなるよう水平面に対し傾けて配置する例を示す。角度βについては後述する。画像表示装置24は、その表示面24aが想定遊技者目位置Aの方向に開く方向、つまり画像表示装置24の手前側の端部が持ち上がる方向に傾ける。画像表示装置24として、液晶表示パネル、EL(エレクトロルミネッセンス)表示パネル、ドットマトリクス表示パネル、プラズマ表示パネル、FED(フィールドエミッションディスプレイ)、バーサライタ(直線状にLED等の発光体を配列し、この直線状光源を往復運動または回転運動させるとともに位置に応じた発光体を発光させることによって運動領域に映像を映し出す装置)、CRTディスプレイ等が例示できる。
反射板25は、入射光の一部を反射し一部を透過する反射透過領域25aと入射光の全部を反射する全反射領域25bとを有する平板型の光学部品である。反射透過領域25aはいわゆるハーフミラーである。全反射領域25bは鏡である。ハーフミラーおよび鏡は周知の通り、たとえば真空蒸着法や無電解メッキ法により金属薄膜をガラス面に付着させて製造できる。反射透過領域25aの光の反射率と透過率の制御は金属薄膜の膜厚によって行える。本実施の形態の場合、反射透過領域25aの光の反射率Rおよび透過率T(T=1−R)は、典型的にはR=50%(T=50%)である。しかし、後に説明するように、反射板25はその反射によって画像表示装置24による画像を遊技者に見せ、その透過によってリールユニット26の図柄を遊技者に見せる機能を有するため、その機能が実現され得る限り、透過率および反射率は任意である。本発明者の検討によれば、反射率Rが10%〜90%の範囲(従って透過率Tが90%〜10%の範囲)であることが好ましい。
反射板25は、画像表示装置24の下部に配置され、水平面との為す角度がαとなるようその奥側の端部が持ち上がる方向に傾けて配置される。角度αについては後述する。このような配置により、反射板25は、画像表示装置24の表示面24aに表示される画像を反射して遊技者に見せるよう機能する。また、次に説明するリールユニット26を想定遊技者目位置Aから見た反射板25の奥側に配置することによりリールユニット26で変動表示する図柄を透過して遊技者に見せるように機能する。遊技者が反射板25を透して図柄を視認するためには、少なくとも窓29の前面の反射板25は反射透過領域25aであることを要する。窓29の前面以外の反射板25は必要に応じて反射透過領域25aを設けるが、その他の領域は全反射領域25bとすることができる。これにより不要な光の透過を防止して反射板25の奥側を適度に暗く保ち、リール27の周面の図柄のみを遊技者に視認性良く見せることができる。
なお、本実施の形態では、反射板25の上端部Bが画像表示装置24の奥側端部に接するよう配置している。しかし、反射板25の上端部Bと、画像表示装置24の奥側端部とを接して配置する必要はなく、画像表示装置24を図示するよりゲーム装置1の手前側になるよう配置することも可能である。
リールユニット26は、図柄を変動表示する図柄変動表示装置の一態様である。リールユニット26には右リール27a、中リール27b、左リール27cの3つのリールを備える。3つの各リール(右リール27a、中リール27bおよび左リール27c)は各々が別個に回転動作して図柄の並び(入賞ラインにおける図柄の組み合わせ)を表現するものである。しかし、各リールの機械的な構成はほぼ同一であるため、以下の説明では特に断らない限り3つのリールの何れかのリールを表現する場合に単にリール27ということとする。なお、ここでは、リール27が3つの場合を例示しているが3以上の個数のリールが備えられていても良いことは勿論である。また、図3および図4以下の図面では、リールユニット26の筐体等一部部品を省略して示している。
リール27は、その周面に図柄が配置され回転動作する図柄変動表示部材である。リール27の外形は図示する通り円柱状であり、その周面には複数の図柄が配置されている。周面に配置される図柄の個数はたとえば21である。図柄は「7」の数字、「ベル」、「スイカ」、「プラム」、「チェリー」等の絵や「リプレイ」、「BAR」等の文字をデザインした絵である。ゲーム性を考慮して動物等他の絵が当てられる場合もある。所定の組み合わせで図柄が有効な入賞ライン上に揃うと入賞となる。つまり、図柄は役を構成する標識あるいは指標であり、たとえば有効入賞ラインに「7」の図柄が3つ揃うとBB賞に入賞とする場合が多い。リール27は回転軸Dを中心に回転動作する。回転にはステッピングモータ等の回転機を用いることができる。リール27の回転方向は通常矢印Eの方向であり、上方から下方に図柄が移動する。3つのリール27が回転動作することにより3列の図柄の移動表示が実現する。なお、リール27の回転方向は任意であり、リール27を横回転させる構成であっても構わない。回転機構として回転軸Dにモータの回転軸を配置する構成が例示できるが、周面近傍にモータを配置して内歯および外歯を用いてリールを回転させることも可能である。本実施の形態の場合、リール27の周面内側にバックライトを配置するが図示を省略している。
リールユニット26には、さらに窓29を有するカバー28を備える。カバー28は窓29を通してのみリール27の図柄を遊技者に視認させる遮蔽部材である。カバー28の材料は任意であるが、黒色であることが好ましい。艶消し加工された黒色のプラスチックを例示できる。遊技者からはカバー28で覆われた各リール27の部分は見えず、窓29から見えるリール27の周面の図柄が遊技者に視認されることとなる。従って、カバー28の窓29で開口した領域がリールユニット26の有効表示領域となる。
リールユニット26は、想定遊技者目位置Aから見た反射板25の奥側に配置される。リールユニット26が反射板25の奥に配置されるので、遊技者は、反射板25の反射透過領域25aを透してリール27の図柄を視認することになる。前記した通り反射板25の上部には画像表示装置24が配置されるので、遊技者は、反射板25を透したリール27の図柄に距離感をもって重ねて反射板25を反射した画像表示装置24からの反射画像を見ることになる。これにより、遊技者は視線をほとんど移動させることなく、図柄と演出画像を同時に見ることができる。
図4には、想定遊技者目位置Aから見た遊技者が認識するであろう画像表示装置24の反射像を像30として示している。いうまでもなく像30は実際にそこに存在するものではなく、その位置にあるかのように遊技者が認識するというものである。なお、画像表示装置24の表示面24aに表示される画像が反射板25で反射された反射画像は、像30の遊技者側の面30aの位置に認識されることとなる。この面30aを本明細書では反射画像面と称することとする。像30は、反射板25の反射面を対称面とした画像表示装置24の対称位置に位置し、リールユニット26の有効表示領域である窓29を透して遊技者が視認する図柄より奥に位置するように認識される。このため、遊技者は、画像表示装置24の表示面24aに表示される演出画像がリール27の図柄より奥に存在するよう認識する。たとえば、遊技者には、リールの図柄の有効表示領域における中心は点Cの位置に見え、表示面24aの画像の中心Gは反射板25の対称位置である点G'の位置に見える。想定遊技者目位置Aから有効表示領域の中心Cまでの光路の距離(透過光光路距離)は、想定遊技者目位置Aから表示面24aの中心Gまでの反射板25で反射した光路の距離(すなわち想定遊技者目位置Aから面30aの中心G'までの距離:反射光光路距離)より短い。この結果、遊技者が図柄と演出画像とを混同して見てしまうことを抑制できる。すなわち、リールの図柄の視認性を向上できる。よって図柄が変動表示中であっても、遊技者の視認性を阻害することなく変動表示している図柄に演出画像を距離感をもって重ねて表示でき、図柄と演出画像とを複合化した従来にない演出を行うことが可能となる。
また、リールユニット26は、画像表示装置24の下部に配置される。この結果、ゲーム装置1の奥行きを短縮することが可能となり、ゲーム装置1の内部のデッドスペースを少なくできる。また、このように配置することにより、図柄の表示位置(代表的には点C)から想定遊技者目位置Aまでの距離(透過光光路距離)短くし、表示面24aからのを反射光光路距離より短くするための図柄変動表示装置(リールユニット26)と画像表示装置24との配置を実現できる。
図5は、リールユニット26の有効表示領域の近傍を拡大して示した側面図である。リールユニット26と反射板25とはできるだけ近接して配置することが好ましく、本発明者の検討によれば、最近接距離40を20mm以下にすることが好ましい。ここで最近接距離40は、反射板25と図柄表示部(つまりリール27の表面)とが最も近接した部分の距離である。最近接距離40を前記以下の距離とすることにより、図柄表示の奥まり感を抑制できる。
図5には、図柄表示面であるリールユニット26の有効表示領域の平均面38を点線で示している。平均面38は、カバー28の窓29から見えるリール27の表面(曲面)を平面で代表させた面である。窓29から見える表面(曲面)を単位面で区切り、この単位面に立てた単位法線ベクトルを平均して得られる平均法線ベクトル39がその法線となる平面として平均面38が定義できる。本実施の形態では、平均法線ベクトル39は上向きであり、従って窓29から見えるリール27の表面も平均として上向きである。図4に示すように想定遊技者目位置Aは有効表示領域の中心より上に位置し、遊技者は常に有効表示領域を見下ろすように想定されている。このように有効表示領域の平均面を上向きにすることにより、遊技者は図柄を見やすくなり、図柄の視認性を高めることに寄与できる。
なお、前記した通り、本発明の特徴の一つは、想定遊技者目位置Aから有効表示領域の中心Cまでの透過光光路距離を想定遊技者目位置Aから表示面24aの中心Gまでの反射光光路距離より短くすることにある。このような特徴は、別の観点からも把握することも可能である。すなわち、有効表示領域の中心Cを通る直線であって、平均面38の法線(平均法線ベクトル39)に平行な直線が反射板25と交差する点を点Jとし、点Jから引いた鉛直方向の直線が画像表示装置24の表示面24aと交差する点を点Kとした場合に、有効表示領域の中心Cと点Jとの間の距離(第1距離)が、点Jと点Kとの間の距離(第2距離)より短いものとして把握することができる。このような第1距離と第2距離との関係を満足するような画像表示装置24、反射板25およびリールユニット26(図柄変動表示装置)の配置とすることにより、遊技者から見た画像表示装置24の表示面24aの画像の反射板25による反射画像がリールユニット26の有効表示領域に表示される図柄より遠方にあるかのように認識され、図柄が浮き出たように感じられ、反射画像と図柄とが距離感をもって重ねて見ることができるようになる。
図6は、想定遊技者目位置Aから見た有効表示領域における3つのリール27(リール27a〜27c)と画像表示装置24の表示面24aに対応する反射板25で反射された反射画像面35の一例を示したイメージ図である。なお、反射画像面35の画像(反射画像)が像30の遊技者側の面30aの位置にあるかのように認識されることは前記の通りである。リール27の各々には図柄36が表示され、図柄36はカバー28の窓29を通してその有効表示領域のみが遊技者に認識される。また、反射画像面35には反射画像37が表示され、反射画像37は図柄36の背後に認識される。なお、図柄36、反射画像37は一例であり、何れも変動して表示され得る。
本実施の形態の場合、反射板25で反射された画像表示装置24の表示面24aに対応する反射画像面35は、図6に示すようにその下部に図柄の上部(リールユニット26の有効表示領域の上部)が重ねて表示される。ここで「重ねて」は単に重ね合わされるだけでなく、距離感をもって重ね合わされることはもとよりである。本実施の形態のゲーム装置1では図柄36は上から下に移動表示される。有効表示領域に表示される図柄の上流側に反射画像面35とそれに表示される反射画像37を配置することにより、図柄36と反射画像37を認識する遊技者の目線移動を少なくすることができる。また、このような構成は、図4に示すC点(リールユニット26の有効表示領域の中心)よりも高い位置に点F(画像表示装置24の表示面24aの中心への光路が反射板25で反射される点)があるように画像表示装置24、反射板25およびリールユニット26を配置することで実現される。
本実施の形態では、反射板25と水平面との為す角度αとして、たとえば39度を例示している。しかし、角度αは45度以下の任意の角度とすることが出来る。角度αを45度以下とすることにより、天井面の反射板25への写り込みを防止でき、かつ、前記したような想定遊技者目位置Aから見た図柄36と反射画像37との配置を実現できる。角度αが45度より小さいと、天井面からの写り込みに対してより有利に作用するが、あまりに小さいと画像表示装置24の表示面24aの視認(反射板25の反射による視認)を阻害する。具体的には、角度αの下限は画像表示装置24が備える好ましい視野角の範囲で制限される。画像表示装置24が液晶表示装置である場合、たとえば液晶表示装置の視野角が30度(±15度)であると仮定すれば、角度αの下限は45−15度、つまり30度である。視野角が45度である場合、αの下限は22.5度になる。画像表示装置24がCRTディスプレイの場合、原理的に視野角は存在しないが、画面の見易さを考慮した好ましい視野角は120度程度である。表示面24aの視野角が90度以上である場合αの下限は0(つまり水平面)となるが、これは現実的でない。この場合は、角度αで配置する反射板25の奥行き方向のサイズで制限されるのが現実的である。本発明者の検討によれば、αの下限は30度程度であることが好ましい。よって、αは45度から30度の範囲で設定することが好ましい。
角度αをたとえば45度とした場合、像30の面30aの位置に認識される反射画像面35が垂直に立って見えるためには、画像表示装置24の表示面24aと水平面との為す角度βは0度であることを要する。本実施の形態の場合、αは39度であるから、反射画像面35(面30a)を垂直に立てて見せるにはβは2×(45−α)=12度にすることを要する。つまり、反射板25と表示面24aとの為す角度はα+β=51度である。しかしながら、反射画像面35(面30a)は必ずしも垂直に立てる必要は無く、むしろ本実施の形態の場合のようにリールユニット26の有効表示領域を想定遊技者目位置Aから見下ろして見るような場合、反射画像面35(面30a)は、図7に示すように垂直面に対しγの角度で傾けて見せる方が遊技者に視認しやすくできる場合がある。このような反射画像面35(面30a)を傾けた見せ方は、画像表示装置24の表示面24aの水平面との為す角度βを調節することにより可能である。図7に示す場合は、α=39、β=0とした場合であり、γ=12度となっている。βをマイナスにすることは想定遊技者目位置Aから見た反射板25の全体の視認を阻害するため好ましくないから、βは0以上であることが好ましい。また、反射画像面35(面30a)が下向きに表示されるような見え方(つまりγを0より小さくする)を採用することも、遊技者が下向き視線であることを考慮すれば好ましくない。よって、βの範囲は0以上2×(45−α)以下であることが好ましい。したがって、αおよびβの範囲は、α≦45、0≦β≦2×(45−α)、(単位はdeg)であることが好ましい。
本実施の形態のゲーム装置1では、図4に示すように、リールユニット26の上部であって、反射板25の奥側面に発光表示装置33を備えている。発光表示装置33はカバー部材34で覆われ、光がカバー部材34の外部に漏れないよう配慮している。発光表示装置33は、発光する部品であればどのようなものであっても構わない。たとえばランプ、LED、バーサライタ、7セグメント表示装置等を例示できる。カバー部材34の内面は黒色であることが好ましく、黒色にすることによって、発光表示装置33が消灯している場合の反射板25を透した遊技者からの視認を効果的に防止できる。発光表示装置33は、それが点灯しているときには反射板25の反射透過領域25aを透して遊技者に発光が認識される。遊技者は発光表示装置33の発光と反射板25を反射した表示面24aの反射画像37とを同時に視認するため、発光表示装置33の発光を浮遊感を持って認識することができる。発光表示装置33の発光は、演出や報知に用いることができる。なお、発光表示装置33の前面の反射板25は反射透過領域25aであることを要するのは勿論である。
以上説明した本実施の形態のゲーム装置1では、ゲーム進行の中心となるリール(図柄表示)を中心として、上側に演出画像の表示、下側に操作されるレバーやボタンを配置する。このため、全体としての遊技者の視線移動を極めて少なくすることができる。さらに、遊技者のほぼ正面に演出画像の表示が位置することになり、遊技者は、視線を正面から下側斜めの一方向(上を向いたり下を向いたりではない)の範囲の視線移動のみでゲームを進行できる。このため、遊技者に無用な疲労(上を向いたり下を向いたりの視線あるいは首の運動)を与えることなく、遊技への集中を促すことが出来る。長時間にわたって遊技される場合が多いスロットマシンにおいては特に好適な構成であると言える。
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更することが可能である。
たとえば、前記実施の形態では、図柄変動表示装置の例としてリールユニット26を例示した、しかし、図8に示すように、リールユニット26に代えて画像表示装置41を用いても良い。画像表示装置41の表示面にも図柄を変動表示させることは可能であり、このような図柄変動表示装置を用いても前記同様、図柄を画像表示装置24からの反射画像37に対して前方に浮き上がって見えるようにすることが可能である。画像表示装置41としては液晶表示装置、CRTディスプレイ等を例示できる。なお、画像表示装置41を用いる場合には有効表示領域42を画像表示装置41の表示面の全体とすることも可能であるし、また、前記実施の形態と同様に窓を有するカバー部材を用いてこの窓から見た領域を有効表示領域42とすることも可能である。あるいは、反射板25の反射透過領域を用いて有効表示領域42を画定しても良い。
前記実施の形態では、反射板25の反射透過領域25aとしてハーフミラーを例示した。入射した光束の一部を反射し、残りを透過する機能を備えているという点では、ビームスプリッタ(たとえば特定の偏光のみを反射または透過する偏光ビームスプリッタ)も同様の機能を有する。また、液晶シャッターによって入射した光束を時分割に反射あるいは透過し、同様の効果を発生させることも可能である。前記実施の形態の反射板25に代えてビームスプリッタや液晶シャッターを用いても良い。
前記実施の形態では、図3において、画像表示装置24のみを図示しているが、画像表示装置24に近接するように画像制御手段を設け、両者を一体化した画像制御ユニットを構成しても良い。画像制御手段は、主制御基板等から信号を受け取り、ゲームプログラムに従って画像表示装置24に表示すべき画像データを生成し、表示制御を行う手段である。画像制御手段は、単一の制御基板とすることもできるし、複数の制御基板とすることもできる。
前記実施の形態では、リールユニット26の有効表示領域をカバー28の窓29によって画定する例を示した。しかし、カバー28を設けず、反射板25の反射透過領域25aによってリール27の図柄の見える範囲を制限し、これを有効表示領域としても良い。
前記実施の形態では、図柄が表示される有効表示領域の上部が画像表示装置24からの反射画像面35の下部とが重ねられる例を示した。しかし、有効表示領域の全部を反射画像面35に重ねて表示されるように構成しても良く、また、有効表示領域の下部に反射画像面35の一部が表示されても良い。有効表示領域の全部を反射画像面35に重ねる場合、遊技者の視線移動を極めて少なくすることが可能となり、また、図柄と反射画像面35に表示される反射画像37とをより強く関連付けた複合的な演出が可能になる。ここで「重ねて」は単に重ね合わせるだけでなく距離感をもって重ね合わせることは勿論である。
また、図柄変動表示装置と共に発光部品、表示装置、人形等の構成部品を配置することも可能である。遊技者は、反射板25を透してこれら構成部品を透視することができる。
また、前記した実施の形態で説明した構成の全てが本発明に必須の構成ではない、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜構成を省略することが可能である。たとえば、発光表示装置33とそれに付随するカバー部材34は必須の構成部品ではない。発光表示装置33を設けない場合、その前面の反射板25は全反射領域25bとすることができる。また、反射板25に全反射領域25bを必ずしも設ける必要はない。また、カバー28も必ずしも設ける必要は無い。カバー28を設けない場合、図柄の有効表示領域を画定するための反射透過領域25aと全反射領域25bが反射板25に必要である。
また、メダル投入器から投入されたメダルがメダルチャッカーを通過すると図柄変動表示装置の図柄が変動表示されて、所定の役が揃うと多数のメダルがフィールドに払い出される、いわゆるプッシャーゲーム装置にも本発明を適用できる。
本発明の一実施の形態であるゲーム装置の一例を示した斜視図である。 図1のゲーム装置の扉を開いてその内部構造の一部を見えるようにした斜視図である。 ゲーム装置1の画像表示装置24、反射板25およびリールユニット26の部分を抜き出して示した斜視図である。 図3の各構成部品を横から見た側面図である。 リールユニット26の有効表示領域の近傍を拡大して示した側面図である。 ゲーム装置を正面から見た場合の図柄および表示画像の一例を示したイメージ図である。 本実施の形態の他の例を示した側面図である。 本実施の形態のさらに他の例を示した側面図である。 メカニカルリールと画像表示装置とを併用した場合の一般的な構成を示す図である。
符号の説明
1…ゲーム装置、11…筐体部、12…扉部、13…遮光板、14…遮光版、15…保護板、16…メダル投入口、17…メダル返却ボタン、18…開始レバー、19〜21…停止ボタン、22…メダル払い出し口、23…受け皿、24…画像表示装置、24a…表示面、25…反射板、25a…反射透過領域、25b…全反射領域、26…リールユニット、27…リール、27a…右リール、27b…中リール、27c…左リール、28…カバー、29…窓、30…像、30a…面、31…水平面、32…水平面、33…発光表示装置、34…カバー部材、35…反射画像面、36…図柄、37…反射画像、38…平均面、39…平均法線ベクトル、40…最近接距離、41…画像表示装置、42…有効表示領域、51…メカニカルリール、52…画像表示装置、53…ハーフミラー、54…反射像、55…有効図柄表示領域、56…視線、57…デッドスペース、A…想定遊技者目位置。

Claims (11)

  1. その有効表示領域に図柄を変動表示する図柄変動表示装置と、その表示面に動画像または静止画像を表示する画像表示装置と、入射光の反射および透過の何れもが可能な反射透過領域を有する反射板と、を有するゲーム装置であって、
    前記反射板が、想定遊技者目位置と前記図柄変動表示装置の表面との間に、水平面に対して傾斜して配置され、
    前記図柄変動表示装置が、前記反射透過領域を透して、前記想定遊技者目位置から前記有効表示領域を視認できる位置に配置され、
    前記画像表示装置が、前記反射板の反射により、前記想定遊技者目位置から前記表示面に表示された前記動画像または静止画像を視認できる位置に配置され、
    前記想定遊技者目位置から前記有効表示領域の中心までの透過光光路距離が、前記想定遊技者目位置から前記表示面の中心までの反射光光路距離より短いことを特徴とするゲーム装置。
  2. その有効表示領域に図柄を変動表示する図柄変動表示装置と、その表示面に動画像または静止画像を表示する画像表示装置と、入射光の反射および透過の何れもが可能な反射透過領域を有する反射板と、を有し、
    前記反射板は、前記画像表示装置の前記表示面に対して傾斜して配置され、
    前記図柄変動表示装置の前記有効表示領域の中心を通過する直線であって前記中心前記有効表示領域の平均面の法線に平行な直線が前記反射板と交差する点を第1交点とし、前記第1交点から引いた鉛直方向に延伸する直線が前記画像表示装置の前記表示面と交差する点を第2交点とするとき、前記有効表示領域の中心から前記第1交点までの第1距離が、前記第1交点から前記第2交点までの第2距離より短くなるように、前記画像表示装置と前記図柄変動装置とを配置したことを特徴とするゲーム装置。
  3. 前記図柄変動表示装置は、周面に複数の図柄を配置し回転可能に構成した円柱状リールを複数備える第1の構成、または、複数の図柄を所定方向に移動表示するリール画像を複数表示するリール画像表示装置である第2の構成、の何れかの構成であることを特徴とする請求項1または2記載のゲーム装置。
  4. 前記画像表示装置の前記表示面の下部に前記図柄変動表示装置を配置することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のゲーム装置。
  5. 前記反射板と前記有効表示領域との最近接距離が20mm以下であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のゲーム装置。
  6. 前記想定遊技者目位置から視認する前記有効表示領域の上部と、前記想定遊技者目位置から視認する前記表示面が前記反射板に反射された反射画像面の下部と、が重ねられることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のゲーム装置。
  7. 前記想定遊技者目位置から前記表示面の中心への反射光光路の前記反射板における反射点の高さが、前記有効表示領域の中心より高い位置にあることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のゲーム装置。
  8. 前記有効表示領域の平均面が水平面に対して傾斜して上向きに配置され、前記想定遊技者目位置が前記有効表示領域の中心より高い位置にあることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のゲーム装置。
  9. 前記図柄変動表示装置の上部の、前記反射板の前記図柄変動表示装置に面する側の面に、発光表示装置が配置されることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のゲーム装置。
  10. 前記反射透過領域以外の前記反射板の領域は、入射光の全部を反射する全反射領域であり、
    前記反射透過領域は、前記想定遊技者目位置から前記有効表示領域を望む透過光光路が通過する領域を含むことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載のゲーム装置。
  11. 前記反射板と水平面との為す角度α[deg]と、前記表示面と水平面との為す角度β[deg]とは、
    α≦45、
    0≦β≦2×(45−α)、
    の関係を満足するものであることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載のゲーム装置。
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