JP2005073608A - 抗菌剤組成物および該組成物でなる食品用保存性向上剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 黒房すぐり抽出物を、食品の色調や味覚に変化を与えることなく、食品用抗菌剤として利用する方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の抗菌剤組成物は、黒房すぐり抽出物および食品保存料を含有する。好ましくは、黒房すぐり抽出物と食品保存料とは、重量比で1:1〜1:1000の割合で含まれる。
【選択図】 なし
【解決手段】 本発明の抗菌剤組成物は、黒房すぐり抽出物および食品保存料を含有する。好ましくは、黒房すぐり抽出物と食品保存料とは、重量比で1:1〜1:1000の割合で含まれる。
【選択図】 なし
Description
本発明は、抗菌剤組成物、この抗菌剤組成物でなる食品用保存性向上剤、この食品用保存性向上剤を用いる食品および食品の保存性向上方法に関する。
近年、植物抽出物、特にポリフェノールを含有する植物抽出物が、抗酸化作用、発癌抑制作用、免疫賦活作用などを有することが報告され、注目を浴びている。例えば、特許文献1は、ユキノシタ科の黒房すぐり(Ribes nigrum L)の抽出物が抗ウイルス活性および抗菌活性を有することを報告している。この文献には、黒房すぐり抽出物濃縮液の100〜200倍の希釈液がヘルペスウイルス、大腸菌、サルモネラ菌などの生育を抑制できること、並びにこの希釈液をのど飴、加工魚肉類、ジャム、ドレッシング、菓子類、飲料に使用できることが記載されている。
しかし、黒房すぐり抽出物濃縮液の100倍〜200倍の希釈物(すなわち、0.5〜1重量%の黒房すぐり抽出物含有液)は、黒く着色しており、この濃度で食品などに使用すると、得られる食品が変色する、味覚に変化を与えるなどの問題があり、そのため、実際に食品用の抗菌剤としては利用できない。
特開2000−212092号公報
本発明は、黒房すぐり抽出物を、食品の色調や味覚に変化を与えることなく、食品用抗菌剤として利用する方法を提供することを目的とする。
本発明は、黒房すぐり抽出物および食品保存料を含有する抗菌剤組成物を提供する。
好ましい実施態様においては、上記食品保存料が、有機酸またはその塩、アミノ酸またはその塩、リン酸またはその塩、ε−ポリリジン、しらこ抽出物、ソルビン酸またはその塩、醸造酢、およびエチルアルコールからなる群から選択される少なくとも一つの物質である。
また、好ましい実施態様においては、上記有機酸またはその塩が、クエン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、およびアジピン酸からなる群から選択される少なくとも一つである。
別の実施態様においては、上記黒房すぐり抽出物と上記食品保存料とが、重量比で1:1〜1:1000の割合で含まれる。
さらに、本発明は、上記のいずれかの抗菌剤組成物でなる食品用保存性向上剤を提供する。
また、別の本発明は、上記の食品用保存性向上剤を含有する食品を提供する。
さらに、本発明は、上記の食品用保存性向上剤を食品に添加する工程を含む、食品の保存性向上方法を提供する。
黒房すぐり抽出物と食品保存料とを所定の割合で含有する本発明の抗菌剤組成物は、食品の色調や味覚に変化を与えることなく、相乗的に抗菌作用を発揮し得る。
本発明の抗菌剤組成物に用いられる黒房すぐり抽出物は、ユキノシタ科黒房すぐり(Ribes nigrum L)の抽出物であれば、特に制限なく使用される。中華人民共和国黒竜江省原産の野生種から得られる黒房すぐり抽出物が好ましく用いられる。このような抽出物としては、例えば、株式会社黒五本舗から商標名「黒加倫」として販売されている黒房すぐり抽出物の濃縮液(以下、「黒房すぐり濃縮液」という)あるいはその乾燥物(例えば、スプレー乾燥物、凍結乾燥物など)が用いられる。この黒房すぐり濃縮液は、100℃、60分間熱風乾燥したとき、約31±2重量%程度の固形分を含む。また、この黒房すぐり濃縮液は、デルフィニジンを0.01重量%、ベオニジンを0.0002重量%、およびシアニジンを0.011重量%含む。さらに、黒房すぐり濃縮液は、アスコルビン酸を0.15重量%、クエン酸を17.7重量%含み、そしてpHは3以下である。
本発明の抗菌剤組成物に、黒房すぐり抽出物とともに含まれる食品保存料としては、一般に食品保存料として用いられるものであれば、特に制限はない。本発明に用いられる食品保存料としては、有機酸またはその塩、アミノ酸またはその塩、リン酸またはその塩、ε−ポリリジン、しらこ抽出物、ソルビン酸またはその塩、醸造酢、エチルアルコールなどが挙げられる。これらの食品保存料は、1種類のみを用いてもよく、2種類以上の食品保存料を組合わせて用いてもよい。
有機酸としては、酢酸、クエン酸、リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、酒石酸、アジピン酸、乳酸等が挙げられ、有機酸の塩としては、酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム、フマル酸ナトリウム、乳酸ナトリウムなどが挙げられる。
アミノ酸またはその塩としては、グリシン、アラニンなどが挙げられる。
リン酸またはその塩としては、酸性ピロリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウムなどが挙げられる。
本発明の組成物中に、黒房すぐり抽出物と食品保存料とは任意の比率で含まれ得るが、重量比で、1:1〜1:1000の割合で、好ましくは1:1〜1:500の割合で、より好ましくは1:1〜1:300の割合で含まれる。黒房すぐり抽出物が液体の場合は、乾燥重量換算でこの範囲に入ることが好ましい。
本発明の抗菌剤組成物は、粉末あるいは液体の形状であり得る。
本発明の抗菌剤組成物は、食品用保存性向上剤として食品に添加され得る。食品用保存性向上剤を食品に添加する方法に制限はない。例えば、食品と食品用保存性向上剤とを直接混ぜ合わせるだけでもよく、あるいは、食品を、食品用保存性向上剤を溶解した調味液とともに調理することによって、食品中に食品用保存性向上剤を添加してもよい。
食品用保存性向上剤は、食品、特に調理された食品に、黒房すぐり抽出物が食品全体の重量に対して0.5重量%未満、好ましくは0.1重量%以下、より好ましくは0.05重量%以下、さらに好ましくは0.01重量%以下となるように添加される。黒房すぐり抽出物を0.5重量%以上添加すると、食品の味覚に影響を与え、出来上がった食品の色調が悪くなる。また、食品保存料との相乗効果を発揮するためには、黒房すぐり抽出物が0.001重量%以上含まれることが好ましく、0.005重量%以上含まれることがより好ましい。なお、後述の比較例で示すように、黒房すぐり抽出物を単独で0.5重量%未満の量で含む場合、抗菌作用は発現されない。
食品用保存性向上剤を食品に添加した場合、食品中の食品保存料の好ましい量は、食品全体の重量に対して、例えば、以下の通りである:酢酸ナトリウムは0.1〜1重量%;クエン酸は0.01〜0.2重量%;アジピン酸は0.01〜0.2重量%;酸性ピロリン酸ナトリウムは0.01〜0.2重量%;ε−ポリリジン、しらこ抽出物、およびソルビン酸またはその塩は0.005〜0.1重量%;醸造酢は0.1〜2重量%;およびエチルアルコールは0.5〜5重量%。なお、この範囲は、食品用保存性向上剤中の黒房すぐり抽出物の量に応じて変動し、上記範囲から逸脱する場合があるが、黒房すぐり抽出物との相乗効果を発揮しうる限り、本発明の範囲に含まれることはいうまでもない。また、後述の比較例で示すように、これらの食品保存料は、上記の量を単独で添加した場合、抗菌作用はほとんど発現されない。
黒房すぐり抽出物および食品保存料を含む食品用保存性向上剤は、抗菌作用を発揮し、食品中の微生物の増殖を抑制するため、食品の保存性を向上させることができる。
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明がこの実施例に制限されないことはいうまでもない。
以下の実施例および比較例においては、株式会社黒五本舗から商標名「黒加倫」として販売されている黒房すぐり抽出物の濃縮液(黒房すぐり濃縮液:固形分含量31重量%)および、黒房すぐり濃縮液の乾燥物31重量部とデキストリン69重量部との混合物(以下、黒房すぐり乾燥物という)を用いた。なお、黒房すぐり濃縮液の固形分含量は、100℃、60分間の熱風乾燥により測定した。
(実施例1)
にんじんを約15gの大きさにカットし、にんじん50重量部、および調味液50重量部の割合で合わせ、20分間弱火で加熱した。調味液には、予め酢酸ナトリウムを0.5重量部、黒房すぐり濃縮液を0.01重量部含むように配合した。すなわち、にんじんの重量と調味液の合計量に対して、酢酸ナトリウムが終濃度0.5重量%、黒房すぐり濃縮液が終濃度0.01重量%となるように調整した。
にんじんを約15gの大きさにカットし、にんじん50重量部、および調味液50重量部の割合で合わせ、20分間弱火で加熱した。調味液には、予め酢酸ナトリウムを0.5重量部、黒房すぐり濃縮液を0.01重量部含むように配合した。すなわち、にんじんの重量と調味液の合計量に対して、酢酸ナトリウムが終濃度0.5重量%、黒房すぐり濃縮液が終濃度0.01重量%となるように調整した。
加熱調理したにんじんを調味液から取り出して液切りし、冷却後、枯草菌を10〜102個/gとなるように接種し、30℃の恒温器で培養し、0時間、24時間、および48時間に生菌検査を行い、抗菌剤組成物(食品用保存性向上剤)の効果を測定した。結果を表1に示す。
(実施例2〜8、比較例1〜12)
調味液に、表1に記載の黒房すぐり濃縮液および食品保存料を、表1に記載の量で用いたこと以外は実施例1と同様にして、抗菌剤組成物(食品用保存性向上剤)の効果を測定した。結果を表1に示す。
調味液に、表1に記載の黒房すぐり濃縮液および食品保存料を、表1に記載の量で用いたこと以外は実施例1と同様にして、抗菌剤組成物(食品用保存性向上剤)の効果を測定した。結果を表1に示す。
比較例2〜5から、にんじんに、0.5〜0.01重量%の黒房すぐり濃縮液を単独で添加した場合、ほとんど抗菌効果を奏しなかったことがわかる。比較例6〜9から、にんじんに、酢酸ナトリウムを0.5重量%、グリシンを0.5重量%、クエン酸を0.1重量%、および酸性ピロリン酸ナトリウムを0.1重量%、それぞれ単独で添加した場合、ほとんど抗菌効果を奏しなかったことがわかった。そして、比較例10〜12から、これらの食品保存料を組合わせた場合、わずかに抗菌効果を奏することがわかる。
これに対して、黒房すぐり濃縮液と、酢酸ナトリウム0.5重量%、グリシン0.5重量%、クエン酸0.1重量%、および酸性ピロリン酸ナトリウム0.1重量%とをそれぞれ組合わせて使用した実施例1〜4では、抗菌効果が発揮されて、48時間後でも、生菌数がほとんど増加しなかった。また、黒房すぐり濃縮液と複数の食品保存料とを組合わせた実施例5〜8は、さらに優れた抗菌効果を発揮した。
これらのことから、黒房すぐり抽出物と食品保存料とを組合わせることにより、枯草菌に対して相乗的に抗菌効果が発揮されることが明かとなった。
(実施例9)
生卵200gと調味液20gとをよく混合し、液卵を調製した。この液卵に酢酸ナトリウムを1.1g、黒房すぐり濃縮液を0.11g混合し、最終的に酢酸ナトリウムが約0.5重量%、黒房すぐり濃縮液が約0.05重量%となるようにした。得られた液卵に、セレウス菌を102個/gとなるように添加し、加熱した卵焼き器に流し入れて、卵焼きを調理した。得られた卵焼きを冷却後、30℃の恒温器に入れ、0時間、24時間、および48時間に生菌検査を行い、抗菌剤組成物(食品用保存性向上剤)の効果を評価した。結果を表2に示す。
生卵200gと調味液20gとをよく混合し、液卵を調製した。この液卵に酢酸ナトリウムを1.1g、黒房すぐり濃縮液を0.11g混合し、最終的に酢酸ナトリウムが約0.5重量%、黒房すぐり濃縮液が約0.05重量%となるようにした。得られた液卵に、セレウス菌を102個/gとなるように添加し、加熱した卵焼き器に流し入れて、卵焼きを調理した。得られた卵焼きを冷却後、30℃の恒温器に入れ、0時間、24時間、および48時間に生菌検査を行い、抗菌剤組成物(食品用保存性向上剤)の効果を評価した。結果を表2に示す。
(実施例10〜12、比較例13〜17)
実施例9において、黒房すぐり濃縮液と酢酸ナトリウムの代わりに、表2に記載の黒房すぐり濃縮液および食品保存料を、表2に記載の量配合したこと以外は実施例9と同様にして、抗菌剤組成物(食品用保存性向上剤)の効果を測定した。結果を表2に示す。
実施例9において、黒房すぐり濃縮液と酢酸ナトリウムの代わりに、表2に記載の黒房すぐり濃縮液および食品保存料を、表2に記載の量配合したこと以外は実施例9と同様にして、抗菌剤組成物(食品用保存性向上剤)の効果を測定した。結果を表2に示す。
比較例13〜17に示すように、黒房すぐり抽出物および食品保存料単独では、抗菌効果を発揮しなかった。一方、実施例9〜12のように、これらを組合せて用いることにより、セレウス菌に対して相乗的に抗菌作用が発現することがわかった。特に、食品保存料を3種類組合せた実施例12において、最も抗菌作用が強かった。
(実施例13)
以下の表3の実施例13に示すように、酢酸ナトリウムを60重量部、グリシンを25重量部、クエン酸を5重量部、クエン酸ナトリウムを2重量部、アジピン酸を3重量部、および黒房すぐり乾燥物を5重量部混合して、粉末状の抗菌剤組成物(粉末製剤)を調製した。
以下の表3の実施例13に示すように、酢酸ナトリウムを60重量部、グリシンを25重量部、クエン酸を5重量部、クエン酸ナトリウムを2重量部、アジピン酸を3重量部、および黒房すぐり乾燥物を5重量部混合して、粉末状の抗菌剤組成物(粉末製剤)を調製した。
(実施例14)
以下の表3の実施例14に示すように、酢酸ナトリウム24重量部、グリシンを10重量部、クエン酸を2重量部、クエン酸ナトリウムを0.8重量部、アジピン酸1.2重量部、黒房すぐり濃縮液(固形分含量31重量%)を2重量部、および精製水を60重量部混合して、液状の抗菌剤組成物(液体製剤)を調製した。
以下の表3の実施例14に示すように、酢酸ナトリウム24重量部、グリシンを10重量部、クエン酸を2重量部、クエン酸ナトリウムを0.8重量部、アジピン酸1.2重量部、黒房すぐり濃縮液(固形分含量31重量%)を2重量部、および精製水を60重量部混合して、液状の抗菌剤組成物(液体製剤)を調製した。
(比較例18)
黒房すぐり乾燥物の代わりにデキストリンを5重量部添加したこと以外は実施例13と同様にして、比較例18の粉末状の抗菌剤組成物(粉末製剤)を調製した(表3参照)。
黒房すぐり乾燥物の代わりにデキストリンを5重量部添加したこと以外は実施例13と同様にして、比較例18の粉末状の抗菌剤組成物(粉末製剤)を調製した(表3参照)。
(比較例19)
黒房すぐり濃縮液の代わりに精製水を2重量部添加したこと以外は実施例14と同様にして、比較例19の液状の抗菌剤組成物(液体製剤)を調製した(表3参照)。
黒房すぐり濃縮液の代わりに精製水を2重量部添加したこと以外は実施例14と同様にして、比較例19の液状の抗菌剤組成物(液体製剤)を調製した(表3参照)。
(実施例15)
皮むき里芋を50g、調味液を50gの割合で鍋に入れ、20分間弱火で加熱した。調味液には、予め、実施例13の抗菌剤組成物(粉末製剤)を、里芋と調味液との合計量の0.6重量%となるように(黒房すぐり乾燥物が0.03重量%となるように)溶解した。加熱調理した里芋を調味液から取り出して液切りした。冷却後、里芋に枯草菌を10〜102個/gとなるように接種し、30℃の恒温器で培養し、0時間、24時間、および48時間に生菌検査を行い、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表4に示す。
皮むき里芋を50g、調味液を50gの割合で鍋に入れ、20分間弱火で加熱した。調味液には、予め、実施例13の抗菌剤組成物(粉末製剤)を、里芋と調味液との合計量の0.6重量%となるように(黒房すぐり乾燥物が0.03重量%となるように)溶解した。加熱調理した里芋を調味液から取り出して液切りした。冷却後、里芋に枯草菌を10〜102個/gとなるように接種し、30℃の恒温器で培養し、0時間、24時間、および48時間に生菌検査を行い、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表4に示す。
(実施例16)
実施例13の粉末製剤の代わりに、実施例14の抗菌剤組成物(液体製剤)を、里芋と調味液との合計量の1.5重量%となるように(黒房すぐり濃縮液が0.03重量%となるように)添加したこと以外は実施例15と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表4に示す。
実施例13の粉末製剤の代わりに、実施例14の抗菌剤組成物(液体製剤)を、里芋と調味液との合計量の1.5重量%となるように(黒房すぐり濃縮液が0.03重量%となるように)添加したこと以外は実施例15と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表4に示す。
(比較例20〜21)
実施例13の粉末製剤の代わりに、抗菌剤を添加せず(比較例20)、あるいは黒房すぐり濃縮液のみを里芋と調味液との合計量の0.03重量%となるように添加(比較例21)たこと以外は実施例15と同様にして、抗菌効果を測定した。結果を表4に示す。
実施例13の粉末製剤の代わりに、抗菌剤を添加せず(比較例20)、あるいは黒房すぐり濃縮液のみを里芋と調味液との合計量の0.03重量%となるように添加(比較例21)たこと以外は実施例15と同様にして、抗菌効果を測定した。結果を表4に示す。
(比較例22)
黒房すぐり抽出物を含まない比較例18の粉末製剤を用いたこと以外は実施例15と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表4に示す。
黒房すぐり抽出物を含まない比較例18の粉末製剤を用いたこと以外は実施例15と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表4に示す。
(比較例23)
実施例16の液体製剤の代わりに、黒房すぐり抽出物を含まない比較例19の抗菌剤組成物(液体製剤)を用いたこと以外は実施例15と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表4に示す。
実施例16の液体製剤の代わりに、黒房すぐり抽出物を含まない比較例19の抗菌剤組成物(液体製剤)を用いたこと以外は実施例15と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表4に示す。
黒房すぐり抽出物を単独で0.03重量%用いた場合(比較例21)、ほとんど抗菌効果がなかったが、黒房すぐり抽出物および所定量の食品保存料を含む実施例13の粉末製剤および実施例14の液体製剤を用いると(実施例15および16)、黒房すぐり抽出物が0.03重量%の濃度でも相乗的に抗菌効果を発揮し得ることがわかった。
(実施例17)
合びき肉(牛:豚=50:50)100重量部に、炒めた玉ねぎ40重量部、パン粉10重量部、調味料5重量部を混合した。これに、実施例13の粉末製剤を0.8重量%(すなわち、黒房すぐり抽出物が0.04重量%となるように)加えて、均一に混合した。この混合したハンバーグ具材を適切な大きさに成形し、180℃のオーブンで15分間焼成した。焼きあがったハンバーグを冷却した後、30℃の恒温器に入れ、0時間、24時間、および48時間に生菌検査を行い、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表5に示す。
合びき肉(牛:豚=50:50)100重量部に、炒めた玉ねぎ40重量部、パン粉10重量部、調味料5重量部を混合した。これに、実施例13の粉末製剤を0.8重量%(すなわち、黒房すぐり抽出物が0.04重量%となるように)加えて、均一に混合した。この混合したハンバーグ具材を適切な大きさに成形し、180℃のオーブンで15分間焼成した。焼きあがったハンバーグを冷却した後、30℃の恒温器に入れ、0時間、24時間、および48時間に生菌検査を行い、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表5に示す。
(実施例18)
実施例13の粉末製剤の代わりに、実施例14の抗菌剤組成物(液体製剤)を2.0重量%用いたこと以外は実施例17と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表5に示す。
実施例13の粉末製剤の代わりに、実施例14の抗菌剤組成物(液体製剤)を2.0重量%用いたこと以外は実施例17と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表5に示す。
(比較例24〜25)
実施例13の粉末製剤の代わりに、抗菌剤を添加せず(比較例24)、あるいは黒房すぐり濃縮液のみをハンバーグ具材の0.04重量%となるように添加(比較例25)したこと以外は実施例17と同様にして、抗菌効果を測定した。結果を表5に示す。
実施例13の粉末製剤の代わりに、抗菌剤を添加せず(比較例24)、あるいは黒房すぐり濃縮液のみをハンバーグ具材の0.04重量%となるように添加(比較例25)したこと以外は実施例17と同様にして、抗菌効果を測定した。結果を表5に示す。
(比較例26)
黒房すぐり抽出物を含まない比較例18の粉末製剤を用いたこと以外は実施例17と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表5に示す。
黒房すぐり抽出物を含まない比較例18の粉末製剤を用いたこと以外は実施例17と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表5に示す。
(比較例27)
実施例18の液体製剤の代わりに、黒房すぐり抽出物を含まない比較例19の抗菌剤組成物(液体製剤)を用いたこと以外は実施例17と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表5に示す。
実施例18の液体製剤の代わりに、黒房すぐり抽出物を含まない比較例19の抗菌剤組成物(液体製剤)を用いたこと以外は実施例17と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表5に示す。
黒房すぐり抽出物を単独で0.04重量%用いた比較例25は、ハンバーグに対してほとんど抗菌効果がなかったが、黒房すぐり抽出物および所定量の食品保存料を含む実施例13の粉末製剤および実施例14の液体製剤を用いると(実施例17および18)、黒房すぐり抽出物が0.04重量%の濃度であっても相乗的に抗菌効果を発揮し得ることがわかった。
(実施例19)
白菜を水洗いした後、ボイルした。他方、実施例13の粉末製剤を用いて1重量%溶液を調製し、エビをボイルした。この白菜100重量部、エビ10重量部、および八宝菜調味料40重量部を混合し、3分間、加熱調理した。この八宝菜調味料は、実施例13の粉末製剤が食品全体の量に対して0.7重量%となるように(黒房すぐり抽出物として、0.035重量%となるように)溶解して調製した。八宝菜を冷却した後、30℃の恒温器に入れ、0時間、24時間、および48時間に生菌検査を行い、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表6に示す。
白菜を水洗いした後、ボイルした。他方、実施例13の粉末製剤を用いて1重量%溶液を調製し、エビをボイルした。この白菜100重量部、エビ10重量部、および八宝菜調味料40重量部を混合し、3分間、加熱調理した。この八宝菜調味料は、実施例13の粉末製剤が食品全体の量に対して0.7重量%となるように(黒房すぐり抽出物として、0.035重量%となるように)溶解して調製した。八宝菜を冷却した後、30℃の恒温器に入れ、0時間、24時間、および48時間に生菌検査を行い、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表6に示す。
(実施例20)
実施例13の粉末製剤の代わりに、実施例14の抗菌剤組成物(液体製剤)を1.8重量%用いたこと以外は実施例19と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表6に示す。
実施例13の粉末製剤の代わりに、実施例14の抗菌剤組成物(液体製剤)を1.8重量%用いたこと以外は実施例19と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表6に示す。
(比較例28〜29)
実施例13の粉末製剤の代わりに、抗菌剤を添加せず(比較例28)、あるいは黒房すぐり濃縮液のみを0.04重量%となるように添加(比較例29)したこと以外は実施例19と同様にして、抗菌効果を測定した。結果を表6に示す。
実施例13の粉末製剤の代わりに、抗菌剤を添加せず(比較例28)、あるいは黒房すぐり濃縮液のみを0.04重量%となるように添加(比較例29)したこと以外は実施例19と同様にして、抗菌効果を測定した。結果を表6に示す。
(比較例30)
黒房すぐり抽出物を含まない比較例18の粉末製剤を用いたこと以外は実施例19と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表6に示す。
黒房すぐり抽出物を含まない比較例18の粉末製剤を用いたこと以外は実施例19と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表6に示す。
(比較例31)
実施例20の液体製剤の代わりに、黒房すぐり抽出物を含まない比較例19の抗菌剤組成物(液体製剤)を用いたこと以外は実施例19と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表6に示す。
実施例20の液体製剤の代わりに、黒房すぐり抽出物を含まない比較例19の抗菌剤組成物(液体製剤)を用いたこと以外は実施例19と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表6に示す。
黒房すぐり抽出物を単独で0.04重量%用いた比較例29は、八宝菜に対してほとんど抗菌効果がなかったが、黒房すぐり抽出物および所定量の食品保存料を含む実施例13の粉末製剤および実施例14の液体製剤を用いると(実施例19および20)、0.035重量%の黒房すぐり抽出物の濃度であっても抗菌活性があり、相乗的に抗菌効果を発揮し得ることがわかった。
(実施例21)
鶏ムネ肉を約20gにカットした。鶏ムネ肉100重量部に対して30重量部の調味液に、2時間漬け込んだ。この調味液は、実施例13の粉末製剤を、鶏ムネ肉に対して1重量%となるように(黒房すぐり抽出物が鶏ムネ肉に対して0.05重量%となるように)溶解して調製した。調味液を漬け込んだ鶏ムネ肉に唐揚げ用バッターを付けて、175℃に調整したフライヤーで、4分間フライした。調理した唐揚げを冷却後、30℃の恒温器に入れ、0時間、24時間、および48時間に生菌検査を行い、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表7に示す。
鶏ムネ肉を約20gにカットした。鶏ムネ肉100重量部に対して30重量部の調味液に、2時間漬け込んだ。この調味液は、実施例13の粉末製剤を、鶏ムネ肉に対して1重量%となるように(黒房すぐり抽出物が鶏ムネ肉に対して0.05重量%となるように)溶解して調製した。調味液を漬け込んだ鶏ムネ肉に唐揚げ用バッターを付けて、175℃に調整したフライヤーで、4分間フライした。調理した唐揚げを冷却後、30℃の恒温器に入れ、0時間、24時間、および48時間に生菌検査を行い、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表7に示す。
(実施例22)
実施例13の粉末製剤の代わりに、実施例14の抗菌剤組成物(液体製剤)を2.5重量%用いたこと以外は実施例21と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表7に示す。
実施例13の粉末製剤の代わりに、実施例14の抗菌剤組成物(液体製剤)を2.5重量%用いたこと以外は実施例21と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表7に示す。
(比較例32〜33)
実施例13の粉末製剤の代わりに、抗菌剤を添加せず(比較例32)、あるいは黒房すぐり濃縮液のみを0.05重量%となるように添加(比較例33)したこと以外は実施例21と同様にして、抗菌効果を測定した。結果を表7に示す。
実施例13の粉末製剤の代わりに、抗菌剤を添加せず(比較例32)、あるいは黒房すぐり濃縮液のみを0.05重量%となるように添加(比較例33)したこと以外は実施例21と同様にして、抗菌効果を測定した。結果を表7に示す。
(比較例34)
黒房すぐり抽出物を含まない比較例18の粉末製剤を用いたこと以外は実施例21と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表7に示す。
黒房すぐり抽出物を含まない比較例18の粉末製剤を用いたこと以外は実施例21と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表7に示す。
(比較例35)
実施例22の液体製剤の代わりに、黒房すぐり抽出物を含まない比較例19の抗菌剤組成物(液体製剤)を用いたこと以外は実施例21と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表7に示す。
実施例22の液体製剤の代わりに、黒房すぐり抽出物を含まない比較例19の抗菌剤組成物(液体製剤)を用いたこと以外は実施例21と同様にして、抗菌剤組成物の効果を測定した。結果を表7に示す。
黒房すぐり抽出物を単独で0.05重量%用いた比較例33は、唐揚げに対してほとんど抗菌効果がなかったが、黒房すぐり抽出物および所定量の食品保存料を含む実施例13の粉末製剤および実施例14の液体製剤を用いると(実施例21および22)、0.05重量%の黒房すぐり抽出物濃度であっても、相乗的に抗菌効果を発揮し得ることがわかった。
本発明の抗菌剤組成物は、従来の食品保存料を単独で用いるよりも優れた抗菌作用を有する食品保存性向上剤として、種々の食品に添加して利用できる。
Claims (7)
- 黒房すぐり抽出物および食品保存料を含有する、抗菌剤組成物。
- 前記食品保存料が、有機酸またはその塩、アミノ酸またはその塩、リン酸またはその塩、ε−ポリリジン、しらこ抽出物、ソルビン酸またはその塩、醸造酢、およびエチルアルコールからなる群から選択される少なくとも一つの物質である、請求項1に記載の抗菌剤組成物。
- 前記有機酸またはその塩が、クエン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、およびアジピン酸からなる群から選択される少なくとも一つである、請求項2に記載の抗菌剤組成物。
- 前記黒房すぐり抽出物と前記食品保存料とが、重量比で1:1〜1:1000の割合で含まれる、請求項1から3のいずれかの項に記載の抗菌剤組成物。
- 請求項1から4のいずれかの項に記載の抗菌剤組成物でなる、食品用保存性向上剤。
- 請求項5に記載の食品用保存性向上剤を含有する、食品。
- 請求項5に記載の食品用保存性向上剤を食品に添加する工程を含む、食品の保存性向上方法。
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JP2003309223A JP2005073608A (ja) | 2003-09-01 | 2003-09-01 | 抗菌剤組成物および該組成物でなる食品用保存性向上剤 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011155858A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Ueno Fine Chem Ind Ltd | 食品用粉末製剤 |
WO2013070045A1 (ko) * | 2011-11-10 | 2013-05-16 | 주식회사 내츄럴스페이스 | 피톤치드가 함유된 천연 식품보존제 및 그 제조방법 |
JP2015017092A (ja) * | 2013-07-14 | 2015-01-29 | アシロス・エ/エス | リベス種から誘導可能な新たな生物活性アルカロイドおよびアルカロイド画分 |
-
2003
- 2003-09-01 JP JP2003309223A patent/JP2005073608A/ja active Pending
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