JP2005072634A - 同期保護装置ならびに受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同期保護装置および受信装置に関し、特に複数の無線局から送信される位置情報や音声情報等を含む送信波を、1台の受信装置で、送信された信号の特性に対応した同期保護状態で受信することが可能な同期保護装置および受信装置を提供する。
【解決手段】複数の無線局からの送信波を混在して受信する受信装置および同期保護装置であり、バースト信号と連続信号とを識別する信号識別手段を持ち、バースト信号を受信した場合には同期保護を行わず、連続信号を受信した場合には、同期保護を行う。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は同期保護装置に関し、特に複数の無線局からの送信波を混在して受信する受信装置ならびに同期保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタル変復調方式を用いた通信方式では、送信側タイミングを受信側で検出する「同期検出」処理が必要となる。誤同期を防止するために、「同期保護」処理では、複数回連続して同期検出した場合にだけ同期状態へ遷移してデコード処理を開始する「後方保護」と、その同期状態において複数回連続して同期検出できない場合にだけ同期外れ状態へ遷移する「前方保護」とが用いられる。
【0003】
図1は、従来の同期保護の一例を示したものである。また、図2には、スロットの信号フォーマットの一例を示している。
図1では、携帯電話や業務用無線等で採用されているTDMA(Time Division Multiple Access )方式の上りストリームの一例を示しており、繰り返し送信されるフレームを3つのスロット#0〜#2に時分割し、スロット毎にユーザA〜Cを割り付けている。そして、音声通信やデータ通信等による伝送データの種別を区別することなく、スロット毎に上記の同期保護処理を実行していた(例えば、特許文献1及び2参照)。
【0004】
図2の(a)に示すように、1スロットは、ランプシンボル(R)、同期ワード(SW)、データ(DATA)の各フィールドで構成され、図2の(b)に示すようにデータフィールドにはスロット番号(#;0〜2)を含めることができる。1スロットは、一例として、8ビットのランプシンボル、20ビットの同期ワード(1E56Fhex)、344ビットのデータ、及び8ビットのランプシンボルによって構成される。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−53954号公報
【特許文献2】
特開平6−29919号公報
【特許文献3】
特開2002−135156号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の同期保護方式では全てのスロットに対して同じ同期保護処理が施されており、位置情報等のバースト的な短いデータと、音声データや長文のデータ等の複数スロットにまたがって連続的に送信される信号とを区別して、それぞれのデータ特性に基づいて適切な同期保護処理を施すことは困難であった。
【0007】
例えば周波数別に個別のユーザを割り当てて固定的に使用するような業務用無線では、1搬送波で伝送できる情報の伝送速度が限られている。このような場合には、一般的に1つの時間単位を「スロット」とは呼ばずに「フレーム」と呼び、音声信号を送信している場合には全フレームを割り当てて、受信側では前方保護が適用される。
このような音声信号伝送の移動通信システムに、多数の移動局から位置情報等の少量のデータを収集する位置情報を収集する機能を持たせた場合、位置情報は一度に通信するデータ量が非常に少ないために、単一または数個のスロットで通信が完結する。
そこで、音声などの連続的な信号を全フレームではなく、Nフレーム中N−1フレームで伝送し、残りの1フレームで前記のような少量のデータを伝送する方法が提案されている(例えば、特許文献3参照)。なお、特許文献3において、フレーム、スーパーフレームと記載されている時間単位は、本願においてはスロット、フレームに対応している。
【0008】
一方、広域内に位置する多数の移動局と基地局との間の距離は互いに異なるため、電波の伝搬遅延によって基地局にデータが到着するタイミングが異なってくる。したがって、音声信号などの連続信号の受信時に前方保護を施すと、前記のような少量のデータの到着タイミングが同期保護されているタイミングと異なっていると、少量のデータの受信ができない可能性が高くなる。
このため、従来は、受信側に、前方保護を施した連続信号用の受信装置と、同期保護を施さないバースト波用の受信装置の2台を設置する必要があった。
【0009】
そこで本発明の目的は、上記問題点に鑑み、1台の受信装置で少ないスロットで完結するバースト信号と、複数のスロットにまたがって連続的に通信が行われる連続信号と、を区別してそれぞれに適切な同期保護処理を施すことにより、同時期に発生する異なる特性のデータを確実に且つ効率良く受信可能とした同期保護装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、情報を一定時間長のスロットに収容して送信する移動通信システムで使用される受信装置内の同期保護装置であって、前記移動通信システムに使用される送信装置には、1スロットで情報の送信が完了する第1のバースト信号と、複数スロットで情報の送信が完了する連続信号とを、受信側で区別可能な信号属性通知手段を含み、前記同期保護装置には受信信号が前記第1のバースト信号であるか前記連続信号であるかを識別する信号識別手段を持ち、前記第1のバースト信号を受信したと認識した場合には、同期保護を行わず、
前記連続信号を受信したと認識した場合には、同期保護を行う、同期保護装置が提供される。
【0011】
さらに、前記移動通信システムには、スロット内の一定位置に一定のビットパターンを配置することで、スロットの同期位置を判定するための同期ビットを予め規定し、さらに、前記同期ビットは、前記第1のバースト信号に付加される第1の同期ビットと、前記連続信号に付加される第2の同期ビットとに区別され、前記信号識別手段は、第1の同期ビットを検出することで、受信信号が前記第1のバースト信号であることを識別し、第2の同期ビットを検出することで、受信信号が前記連続信号であることを識別する。
【0012】
また、本発明によれば、前記同期保護装置を含む受信装置であって、前記信号識別手段には、前記第1の同期ビットを識別するための第1の受信誤り許容ビット数を保持する、第1の許容ビット数保持手段と、前記第2の同期ビットを識別するための第2の受信誤り許容ビット数であって、前記第1の受信誤り許容ビット数より少ないビット数を保持する、第2の許容ビット数保持手段とを持つことを特徴とする、受信装置が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以降では、位置情報システムと関連して、主にタクシー無線等の業務用無線を対象にした実施例について説明するが、それらが他の無線通信システムにも容易に適用し得ることは明らかである。
【0014】
図3は、本発明の第1の実施例を示したものである。図4には、第1の実施例における同期保護の処理フロー例を示している。
図3において、移動局から基地局への上りストリーム上では、4つのスロット#0〜3から成るフレームが繰り返し送信されている。ここでは、スロット#0に対して同期保護処理を適用しないで、残りのスロット#1〜3に対して同期保護処理を適用している。一般には、m+n個のスロットからなる1フレームのうち、m個に同期保護処理を適用しないで、他のn個のスロットに同期保護処理を適用する(請求項4及び5)。本例ではm=1及びn=3である。
【0015】
本例では、スロット#0を位置情報等のバースト信号用に割り当てて、スロット#1〜3を音声信号等の連続信号用に割り当てている。移動局B〜Dは同期保護のないスロット#0に対して自己の位置情報等をバースト的に送信する。一方、移動局Aはスロット#1〜3を全て使用して、基地局側のオペレータ等と同期保護処理が施された音声通信を行う。
【0016】
図4は、「バーストスロットと連続スロットの送信タイミングを規定するタイミング規定手段を含んだ場合(請求項5)」についてのフローチャートであり、受信側ではこれらのタイミングを共に、受信スロット番号を増加させる場合を説明している。ここでは、スロット番号“0”を受信するタイミングから同期保護処理を開始する場合について説明する。
図4において、基地局側に設置された同期保護装置は、先ず初期値としてスロット番号nを“n=0”に設定する(S101)。次に、受信信号の同期ワード(SW)を検出し(S102)、受信したスロットの番号nが“0”か否かを判断する。“n=0”以外の場合には従来通り連続波(音声信号)に対する同期保護処理を実行する(S103及び107)。
【0017】
一方、“n=0”の場合には、同期保護処理を実行しないで、同期ワードが検出されていれば受信した情報のデコード処理を行い(S104及び105)、同期ワードが検出されていなければそのまま処理を終了する。以降、スロット番号nのモジュロ4の演算処理によって(S106)、他のスロット(n=1〜3)に対しても同様の処理を繰り返し実行する。
【0018】
図5には、連続波(音声信号)に対する同期保護の一例を図式的に示している。また、図6には、その同期保護の処理フロー例を示している。なお、この処理は従来のものと同様である。
図5の上段には「後方保護状態(非同期状態)」の一例を示している。本例では後方保護段数を3段としており、連続波用のスロット(n=1〜3)で4回連続して同期ワード(SW)の検出に成功すると前方保護状態に遷移する。
【0019】
一方、図5の下段には「前方保護状態(同期状態)」の一例を示している。本例では前方保護段数を50段としており、連続波用のスロット(n=1〜3)で51回連続して同期ワード(SW)の検出に失敗すると後方保護状態に遷移する。
【0020】
図6の処理フローでは、初期値として後方同期保護カウンタ(bgrd)に“3”を、そして前方同期保護カウンタ(fgrd)に“−1”をそれぞれ設定し、非同期状態からスタートする。連続波の同期保護処理(S107)においては、同期が検出できたか否かで処理を分岐させる(S202)。
【0021】
同期ワードが検出されていれば、後方同期保護カウンタ(bgrd)の値により、後方保護状態(bgrd0)又は前方保護状態(bgrd=−1)のいずれの状態にあるかを判定する(S202及び203)。後方保護状態であれば、後方同期保護カウンタを1デクリメントして同期保護処理を終了する(S204及び205)。また、前方保護状態であれば、前方同期保護カウンタ(bfrd)に初期値“50”を設定して、受信データのデコード処理を行う(S203、206、及び207)。
【0022】
一方、同期ワードが検出されていなければ、前方同期保護カウンタ(fgrd)の値により、前方保護状態(fgrd0)又は後方保護状態(fgrd=−1)のいずれの状態にあるかを判定する(S202及び208)。前方保護状態であれば、前方同期保護カウンタを1デクリメントし、その値が“−1”に到達しない間は同期状態にあるから受信データのデコード処理を行う(S209、210、及び207)。また、後方保護状態であれば、後方同期保護カウンタ(bgrd)に初期値“3”を設定して処理を終了する(S208及び211)。
【0023】
その結果、後方保護状態では、4回連続して同期ワードを検出しない限り(S205)、後方同期保護カウンタがリトリガブル動作を繰り返して後方保護状態を維持する。そして、4回連続して同期ワードを検出できた場合にのみ、前方同期保護カウンタ値を“50”にして前方保護状態へ遷移し、デコード処理を開始する(S206及び207)。
【0024】
また、前方保護状態では、同期ワードの不検出が51回連続しない限り、前方同期保護カウンタがリトリガブル動作を繰り返して前方保護状態を維持し、同期状態であるからデコード処理を継続する(S210及び207)。そして、51回連続して同期ワードを検出できなかった場合には後方保護カウンタの値を“3”にして後方保護状態へ遷移し、デコード処理を停止する(S211)。
【0025】
このように、本発明の第1の実施例によれば、連続データ用のスロットのみが同期保護の対象となり、その処理はバースト信号用のスロットの受信状態には影響されない。一方、バースト信号用のスロットは、従来の同期保護処理に代えて、スロット毎の同期判定が行われ、同期検出されたスロットの受信データだけがデコードされる。その結果、複数の移動局から送信されるバースト信号と、ある特定の移動局から連続して送信される連続信号とは、同時期に効率良く受信される。
【0026】
図7は、本発明の第2の実施例を示したものである。図8には、第2の実施例における同期保護の処理フロー例を示している。
ここでは、m+n個のスロットからなるフレームのうち、m(2以上の整数)個に本発明の簡易な同期保護処理を適用し、他のn個のスロットには従来の同期保護処理を適用する。本例ではm=2及びn=3である。
【0027】
本例の場合、バースト信号にも連続する複数のスロット#0〜1が使用される。スロット#0〜1には以降で説明する簡易な同期保護処理が行われ、連続信号用のスロット#2〜4には従来と同じ同期保護処理が行われる。移動局B〜Dは、連続するスロット#0〜1を使って自己の位置情報等をバースト的に送信する。移動局Aは、スロット#2〜4を全て使用して同期保護処理がなされた音声通信を行う。
【0028】
図8は、「バーストスロットと連続スロットの送信タイミングを規定するタイミング規定手段を含んだ場合(請求項5)」についてのフローチャートであり、受信側ではこれらのタイミングを共に、受信スロット番号を増加させる場合を説明している。ここでは、スロット番号“0”を受信するタイミングから同期保護処理を開始する場合について説明する。
図8に示すように、基地局側に設置された同期保護装置は、初期値としてスロット番号nに“0”を設定する(S301)。次に、受信信号の同期ワード(SW)を検出し(S302)、受信したスロット番号nが“0又は1”か否かを判断する。“n=1又は0”以外の場合には連続信号用の同期保護処理を行う(S303及び311)。
【0029】
一方、スロット番号“n=0又は1”のいずれかのスロットで同期ワードが検出されていれば、同期検出フラグfに“1”を設定して受信データをデコードする(S304〜307)。
【0030】
このデコード処理は、最初に同期検出されたスロットの番号が“n=0”であれば、後続のスロット(n=1)に対しても、前記同期検出フラグの値が“1”のため、自動的に実行される(S310及びS304〜307)。後続のスロット(n=1)のデコード処理は、その同期検出の有無に関係なく実行されるため、簡易な前方保護(同期保護状態)が実現される。
【0031】
一方、最初に同期検出されたスロットの番号が“n=1”であれば、そのスロットだけがデコードされる。それにより、同期検出フラグが“0”に設定されて簡易な前方保護が解除される(S308及び309)。本例によれば、連続信号とは独立に、バースト信号についても伝送容量を増加させ且つ簡易な前方保護によって効率的なデータ転送が可能となる。
【0032】
図9は、本発明の第3の実施例を示したものである。図10には、第3の実施例における同期保護の処理フロー例を示している。
ここでも、m+n個のスロットからなるフレームのうち、m(2以上の整数)個には本発明による簡易な同期保護処理を適用し、他のn個のスロットには従来の同期保護処理を適用している。本例ではm=2及びn=3である。
【0033】
本例と前述した第2の実施例との相違は、第2の実施例では1つの移動局が連続するスロット#0〜1を両方とも使用するのに対して、本例ではスロット#0とスロット#1とをそれぞれ別の移動局が独立して使用できる点にある。また、フレーム番号(Fn)を新たに設けて、第2の実施例と同様な簡易な「前方保護」を各移動局のスロット内で利用可能にしている。
【0034】
図9において、移動局Bはスロット#0を、移動局Cはスロット#1をそれぞれ使用して自己の位置情報をバースト的に送信する。また、移動局Aはスロット#2〜4を全て使用して同期保護処理がなされた音声通信を行う。本例では、さらに2つのフレーム番号(#0又は1)を各フレームに交互に付して、いわゆるマルチフレームを構成している。なお、フレーム番号は、フレーム番号に対応した異なる同期ワードの使用等によっても付すことができる。
【0035】
図10は、「バーストスロットと連続スロットの送信タイミングを規定するタイミング規定手段を含んだ場合(請求項5)」についてのフローチャートであり、受信側ではこれらのタイミングを共に、受信スロット番号を増加させる場合を説明している。ここでは、スロット番号“0”、フレーム番号“0”を受信するタイミングから同期保護処理を開始する場合について説明する。
図10において、基地局側に設置された同期保護装置は、先ず初期値としてスロット番号“n=0”及びフレーム番号“Fn=0”を設定する(S401)。次に、受信信号の同期ワード(SW)を検出し(S402)、受信したスロット番号nを判断して、“n=2〜4”の場合には連続信用の同期保護処理を行う(S403及び417)。
【0036】
一方、“n=0”の場合には、スロット#0に対する処理S404〜409を実行する。同様に“n=1”の場合には、スロット#1に対する処理S411〜416を実行する。“n=0”の場合、本例における同期検出からデコードまでの処理ステップS404〜407は、第2の実施例の対応する処理S304〜307と同様である。なお、スロット#0及び1毎に独立した簡易「前方保護」を実現するため、スロット毎に別の同期検出フラグf0及びf1を使用している。
【0037】
次に、フレーム番号(Fn)を判断して、同一スロット内で簡易な「前方保護」を行う(S408及び409)。第2の実施例では異なるスロット間で「前方保護」を実現していたのに対して、本例では同一スロット内で「前方保護」が実現される。ただし、その保護動作は第2の実施例のものと同様である。
【0038】
他の処理ステップは第2の実施例のものと同様であり、ここでは説明しない。
本例によれば、バースト信号の情報量をスロット毎に独立して増加させることが可能となる。
【0039】
図11は、本発明の第4の実施例を示したものである。図12には、第4の実施例における同期保護の処理フロー例を示している。図12は、「バーストスロットと連続スロットの送信タイミングを規定するタイミング規定手段を含んだ場合(請求項5)」についてのフローチャートであり、受信側ではこれらのタイミングを共に、受信スロット番号を増加させる場合を説明している。
本例は、第3の実施例と第1の実施例との組み合わせに相当し、連続するバースト信号用のスロット#0〜1のうち、スロット#0には簡易な同期保護処理を行い、スロット#1は同期保護処理を行わない。従って、図12に示す処理フローでは、実施例3のスロット番号n=1に関する処理ステップ(図10)が、実施例1の処理ステップに置き換えられている(図4)。
【0040】
その処理内容はすでに説明したとおりである。本例によれば、各移動局は、自己の情報量に応じていずれかのスロット#0又は1を選択して、伝送するバーストデータの情報量の大小によって1スロットで完結するデータと複数のスロットにまたがるデータとを混在させて通信可能となる。その結果、バースト信号の伝送効率をさらに向上させることが可能となる。
【0041】
図13は、本発明の第5の実施例を示したものである。
図13では、バースト信号用のスロット#0及び1の長さを半分にしており、位置情報等のようにバースト信号で伝送する情報量が少ない時に、多くの移動局B〜Gがバースト信号を多頻度に伝送可能となる。
【0042】
なお、バースト信号用に割り当てるスロットの長さは上記の長さに限定されない。また、長さが半分のスロットは、スロット#0及び1からなる通常の大きさのスロットを検出し、それを2分割する等の簡易な手法によっても検出できる。
【0043】
本例では、第1の実施例と同様にスロット#0及び1に対して同期保護処理を行っていない。しかしながら、第3の実施例のようにスロット#0及び1毎にそれぞれ簡易な同期保護処理を行ってもよいし、また第4の実施例のようにそのうちの一方のスロット#0又は1にだけ簡易な同期保護処理を行ってもよい。さらに、移動局の数を増加させなければ、第2の実施例のように連続するスロット#0及び1に対して簡易な同期保護処理を行うこともできる。
【0044】
これまでの実施例では、バースト信号用のスロットと連続信号用のスロットとをあらかじめ明確に区別していた。しかしながら、フレーム内でバースト信号用のスロットと連続信号用のスロットとを固定的に割り付けておく必然性はない。
従って、連続信号用のスロットが音声通信に使用されていない時には、それらを動的にバースト信号用のスロットに割り付けるようにしてもよい。
【0045】
また、通常時は全てバースト信号用のスロットに割り付けておき、音声通信の発生時にだけ動的に連続信号用のスロットを割り付けるようにしてもよい。これらについても、本発明によるバースト信号用のスロットに対する「同期保護」が適用できる。そのため、本例によればバースト信号の伝送容量やバースト信号を送出できる移動局の数を顕著に増大させることができる。
【0046】
以降の実施例では、本発明の同期保護装置で使用する同期検出手段について説明する。ここでの特徴は、バースト信号用の同期検出手段と連続信号用の同期検出手段とを別個に設けている点である。
【0047】
図14は、本発明の第6の実施例を示したものである。
図14において、同期保護装置で受信したQPSK等によるデジタル変調信号は、アナログ−デジタル変換器(A/D)11によってオーバサンプリングされる。そのサンプリング信号は、ローパスフィルタ(LPF)12でノイズ成分が除去されてから、フレーム同期ビット照合部13に入力される。
【0048】
フレーム同期ビット照合部13は、検出したシンボルタイミングでデコード処理を行い、デコードビット列と同期シンボル(SW)のビット列との照合によってフレーム同期を判定する。この判定は、誤り許容ビット数切替え部17から与えられる誤り許容ビット数に基づいて行われる。例えば、誤り許容ビット数が“2”の場合には、デコードビット列と同期シンボルビット列との間で2ビットまでの相違が許容される。
【0049】
本発明によればバースト信号用の誤り許容ビット数と連続信号用の誤り許容ビット数とが個別に設定される。本例の場合、誤り許容ビット数設定レジスタ15に連続信号用の誤り許容ビット数“1”が、そして別の誤り許容ビット数設定レジスタ16にはバースト信号用の誤り許容ビット数“2”が設定される。
【0050】
誤り許容ビット数切替え部17は、バースト信号の同期判定時に誤り許容ビット数設定レジスタ16の側を選択し、誤り許容ビット数“2”を出力する。また、連続信号の同期判定時には、誤り許容ビット数設定レジスタ15の側を選択して、誤り許容ビット数“1”を出力する。その結果、フレーム同期ビット照合部13は、与えられた誤り許容ビット数に基づいてフレーム同期を判定する。
【0051】
このように、連続信号用のスロットには誤り許容ビット数を少なく設定して同期条件を厳しくし、反対にバースト信号用のスロットに対しては誤り許容ビット数を多く設定して同期条件を緩くしている。連続信号用のスロットに対して同期条件を厳しく設定するのは、誤ったタイミングで同期検出してしまうと同期保護が外れるまで正しいデコードができなくなるためである。
【0052】
一方、バースト信号用のスロットは、同期保護がされないか又は同期保護がなされてもその同期保護期間が短いために、同期が誤検出されても特に問題は生じない。そのため、同期検出条件を緩くして検出することを優先させている。
【0053】
本例によれば、連続信号に対して同期の誤検出を防止し、またバースト信号に対して同期検出率を向上させることで、全体としては受信率を向上させることができる。
【0054】
図15は、本発明の第7の実施例を示したものである。図16には、その動作の一例を示している。
受信デジタル変調信号から同期シンボルを検出する手法のうち、本例は受信デジタル変調信号の同期検出信号のレベルが、受信状態に応じて変化するような同期検出の手法に適用される。
【0055】
図16には、本願出願人が先にした出願(特開2000−165465)の「同期タイミング再生装置」の発明における同期シンボルの検出信号の一例を示している。その出願では、受信信号をサンプリングして、この信号を1シンボル期間だけ逐次遅延させ、遅延信号を同期シンボルのベクトル値で除算した値と隣接出力値との減算値を加算した評価値、あるいは遅延信号の平均受信ベクトルへの集中度合いを評価値として、この評価値を予め設定した閾値と比較することによって同期検出判定を行っている。
【0056】
図15の同期検出評価値算出部23が上記評価値を算出しており、その評価値は受信した同期シンボルの最後のビットタイミングで図16に示すように極小(又は極大)になる。この極小値(又は極大値)は、受信デジタル変調信号の受信レベル等により変化するため、特に複数の移動局から送信される位置情報等のバースト信号のレベル変化が大きくなる。
【0057】
本例では前記極小値又は極大値を検出する判定閾値を設定する2つのレジスタを設けて、連続信号用の閾値レジスタ26には同期シンボルの判定閾値を厳しく設定(Vth1)し、もう一方のバースト信号用の閾値レジスタ27には同期シンボルの判定閾値を緩く設定(Vth2)している。
【0058】
閾値切替え部28は、バースト信号の同期判定時に、閾値レジスタ27の側を選択して閾値“Vth2”を出力する。また、連続信号の同期判定時には、閾値レジスタ26の側を選択して閾値“Vth1”を出力する。閾値判定部24は、その与えられた閾値に基づいて同期シンボルを検出する。
【0059】
本例によれば、連続信号に対しては同期の誤検出を防止することができ、バースト信号に対しては同期検出率を向上させることができ、全体として受信率を向上させることが可能となる。
【0060】
図17は、本発明の第8の実施例を示したものである。
図17において、シンボル同期検出部33は、サンプリングした受信信号の中からシンボルタイミングに最も近いサンプルを検出し、デコード処理を開始する(これを「シンボルタイミング」と呼ぶ)。一旦、同期保護状態になると、内部の自走クロックでシンボルタイミングをカウントしながらデコード処理を継続する。
【0061】
このため、比較的長い連続データを受信するときには、送信側のクロックと受信側のクロックのずれが累積されてシンボルタイミングにずれが生じる。これを補正するには、受信側ではシンボルタイミングの微調整が必要となる。シンボルタイミングの調整方法には、サンプリングタイミングそのものを調整する方法と、サンプリングタイミングは変更せずにシンボルタイミングとして検出したサンプルを変更する方法とがあるが、図17は前者の例である。
【0062】
シンボルタイミング調整部34内のシンボルタイミングずれ検出部36は、シンボルタイミングのずれを検出するとクロック位相調節部35にその補正を指示し、クロック位相調節部35はその補正のためにサンプリングクロック生成部37から供給されるクロックの位相を遷移させてA/D変換器31に出力する。これにより、サンプリングタイミング自体が調整される。
【0063】
一方、バースト信号は短時間で通信が終了するため、シンボルタイミングの微調整がなくても正しくデコードすることが可能である。しかしながら、バースト信号の場合には、基地局との距離がバースト信号を送信する移動局と連続信号を送信する他の移動局との間で異なるため、電波の伝搬遅延によって生じるシンボルタイミングのずれが生じる。
【0064】
そのため、バースト信号を基準にシンボルタイミングを調整すると、連続信号のシンボルタイミングに誤差が生じて正しく受信できなくなる。本例では、このような不都合を解消するため、シンボルタイミング調整有無切替え部38を設けて、連続信号用のスロットに対してのみ受信シンボルタイミングの微調整を許可し、バースト信号用のスロットにはそれを禁止している。
【0065】
本例によれば、複数の移動局から送信されるバースト信号と、ある特定の移動局から送信される連続信号とが混在していても、基地局側でそれらを受信可能となる。また、バースト信号を受信しながら連続信号を受信する時でも、連続信号のシンボルタイミングにのみ基づく微調整により、長時間の連続受信が可能となる。
【0066】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば少ないスロットで完結するバースト信号と、複数のスロットにまたがって連続的に通信が行われる連続信号と、を区別してそれぞれに適切な同期保護処理を施すことにより、同時期に発生する特性の異なるデータを1台の受信装置で確実に且つ効率良く受信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の同期保護の一例を示した図である。
【図2】スロットの信号フォーマットの一例を示した図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示した図である。
【図4】図3の同期保護の処理フロー例を示した図である。
【図5】連続信号に対する同期保護状態の遷移図である。
【図6】図5の処理フロー例を示した図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示した図である。
【図8】図7の同期保護の処理フロー例を示した図である。
【図9】本発明の第3の実施例を示した図である。
【図10】図9の同期保護の処理フロー例を示した図である。
【図11】本発明の第4の実施例を示した図である。
【図12】図11の同期保護の処理フロー例を示した図である。
【図13】本発明の第5の実施例を示した図である。
【図14】本発明の第6の実施例を示した図である。
【図15】本発明の第7の実施例を示した図である。
【図16】図15の動作の一例を示した図である。
【図17】本発明の第8の実施例を示した図である。
【符号の説明】
11、21、31…アナログ−デジタル変換器
12、22、32…ローパスフィルタ
13…フレーム同期ビット照合部
14、25、37…サンプリングクロック生成部
15、16…誤り許容ビット数設定レジスタ
17…誤り許容ビット数切替え部
23…同期検出評価値算出部
24…閾値判定部
26、27…閾値設定レジスタ
28…閾値切替え部
33…シンボル同期検出部
34…シンボルタイミング調整部
35…クロック位相調整部
36…シンボルタイミングずれ検出部
38…シンボルタイミング調整有無切替え部

Claims (14)

  1. 情報を一定時間長のスロットに収容して送信する移動通信システムで使用される受信装置内の同期保護装置であって、
    前記移動通信システムに使用される送信装置には
    1スロットで情報の送信が完了する第1のバースト信号と、複数スロットで情報の送信が完了する連続信号とを、受信側で区別可能な信号属性通知手段を含み、
    前記同期保護装置には受信信号が前記第1のバースト信号であるか前記連続信号であるかを識別する信号識別手段を持ち、
    前記第1のバースト信号を受信したと認識した場合には、同期保護を行わず、
    前記連続信号を受信したと認識した場合には、同期保護を行う、ことを特徴とする、同期保護装置。
  2. 請求項1に記載の同期保護装置であって、
    前記移動通信システムには、スロット内の一定位置に一定のビットパターンを配置することで、スロットの同期位置を判定するための同期ビットを予め規定し、さらに、前記同期ビットは、
    前記第1のバースト信号に付加される第1の同期ビットと、
    前記連続信号に付加される第2の同期ビットとに区別され、
    前記信号識別手段は、第1の同期ビットを検出することで、受信信号が前記第1のバースト信号であることを識別し、
    第2の同期ビットを検出することで、受信信号が前記連続信号であることを識別する、ことを特徴とする、同期保護装置。
  3. 請求項1に記載の同期保護装置であって、
    前記信号識別手段は、
    スロット内の一定位置に一定の符号化パターンで配置される情報ビットを検出することで前記第1のバースト信号と前記連続信号とを識別することを特徴とする、同期保護装置。
  4. 請求項1〜3に記載の同期保護装置であって、
    前記移動通信システムにおいて、一連のk個(kは3以上の整数)のスロットをフレームとして規定し、
    前記連続波の伝送情報中に、フレーム内におけるスロットの位置を示すスロット番号を含み、前記連続波の送出が許可されるスロット番号が1フレーム内でn個(nはkの1/2を超える整数)規定され、
    連続波を受信したと認識した場合には、スロット番号を検出し、連続波の送信が許可されたスロット番号のタイミングにおいて同期保護を行うことを特徴とする、同期保護装置。
  5. 全ての情報を一定時間長のスロットに収容して送信する移動通信システムで使用される受信装置内の同期保護装置であって、
    前記移動通信システムにおいて、一連のk個(kは3以上の整数)のスロットをフレームとして規定し、
    1スロットで情報の送信が完了する第1のバースト信号の送信を許可する、
    m個(mは1以上の整数)の第1のバーストスロットと、
    複数スロットで情報の送信が完了する連続信号の送信を許可する、
    n個(nはm+1以上の整数、n+m=k)の連続スロットとを区別して規定し、
    前記移動通信システムには、第1のバーストスロットと連続スロットの送信タイミングを規定するタイミング規定手段を含み、
    前記第1のバースト信号が送信されるスロットを受信するタイミングでは同期保護を行わず、前記連続信号を送信されるスロットを受信するタイミングでは同期保護を行う、ことを特徴とする、同期保護装置。
  6. 請求項1〜5に記載の同期保護装置において、前記第1のバースト信号に替えて、同一フレーム内の2スロット以上の所定スロット数で構成される第2のバースト信号が規定され、
    第2のバースト波が送信される所定スロット数の間、前記連続波の同期保護とは独立した同期保護を行うことを特徴とする、同期保護装置。
  7. 請求項1〜5に記載の同期保護装置において、前記第1のバースト信号に替えて、異なるフレームにおける同一のスロット番号の2スロット以上の所定スロット数で構成される第3のバースト信号が規定され、
    第3のバースト波が送信される当該スロットにおいては、所定スロット数の間、前記連続波の同期保護とは独立した同期保護を行うことを特徴とする、同期保護装置。
  8. 請求項1〜7に記載の同期保護装置であって、
    前記第1のバースト波、前記第2のバースト波、前記第3のバースト波のうち2種以上が混在し、それぞれ独立に同期保護を行うことを特徴とする、同期保護装置。
  9. 請求項1〜8に記載の同期保護装置であって、
    前記第1のバースト波、前記第2のバースト波、前記第3のバースト波のうち少なくとも1種のスロット長を前記連続波用のスロット長より短く規定した移動通信システムで使用される受信装置内の同期保護装置。
  10. 請求項2,4,6〜9に記載の同期保護装置を含む受信装置であって、
    前記信号識別手段には、
    前記第1の同期ビットを識別するための第1の受信誤り許容ビット数を保持する、第1の許容ビット数保持手段と、
    前記第2の同期ビットを識別するための第2の受信誤り許容ビット数であって、前記第1の受信誤り許容ビット数より少ないビット数を保持する、第2の許容ビット数保持手段とを持つことを特徴とする、受信装置。
  11. 請求項2,4,6〜9に記載の同期保護装置を含む受信装置であって、
    前記信号識別手段は、
    受信信号と前記第1の同期ビットまたは前記第2の同期ビットとより演算される比較演算値に基づいて、前記第1の同期ビットまたは前記第2の同期ビットを検出することを特徴とし、
    前記第1の同期ビットを識別するための第1の比較演算値の閾値を保持する、第1の閾値保持手段と、
    前記第2の同期ビットを識別するための第2の比較演算値の閾値であって、前記第1の閾値より受信誤りが小さい方向の閾値を保持する、第2の閾値保持手段とを持つことを特徴とする、受信装置。
  12. 請求項1〜9に記載の同期保護装置を含む受信装置であって、
    受信信号を復調すべきタイミングを調整する、タイミング調整手段を持ち、
    受信信号が前記連続信号であると認識した場合には、タイミング調整手段を用いて復調すべきタイミングを調整し、
    受信信号が前記第1のバースト波、前記第2のバースト波、前記第3のバースト波のうちいずれかである場合は、タイミング調整手段を用いずに復調すべきタイミングを認識することを特徴とする、受信装置。
  13. 請求項1〜12に記載の受信装置であって、前記連続波の伝送が終了したことを検出する最終信号検出手段を持ち、
    最終信号検出手段で前記連続波の伝送が終了したと認識した場合には同期保護を解除することを特徴とする受信装置。
  14. 請求項1〜12に記載の受信装置であって、前記連続波が音声であるか音声以外であるかを識別する音声信号検出手段と、
    前記連続波の伝送が終了したことを検出する最終信号検出手段とを持ち、
    音声信号受信中に、最終信号検出手段で前記連続波の伝送が終了したと認識した場合には音声信号を外部へ出力することを停止することを特徴とする受信装置。
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