JP2005071379A - 独立メモリにデータを記憶させる方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 メモリへの物理的な衝撃によりアプリケーション・データを失う可能性を少なくする。
【解決手段】 冗長な一そろいの独立メモリに、アプリケーション・データを記憶させる。一実施形態では、アプリケーション・データを第1のメモリ(メモリA)に入力する。第1のメモリ(メモリA)は、アプリケーション・データを受け取ったときにパークされる。第2のメモリ(メモリB)がアンパークされて、アプリケーション・データが第2のメモリ(メモリB)に入力される。第2のメモリ(メモリB)はまた、アプリケーション・データを受け取ったときにパークされ、それにより、各メモリ(メモリAおよびB)への物理的な衝撃によりアプリケーション・データを失う可能性を少なくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冗長な一そろいの独立メモリにアプリケーション・データを記憶させる方法およびシステムに関するものである。
ディジタル方式の音楽、音声、画像、ムービー、または他の符号化されたデータを取り込み、生成し、記憶させ、処理し、あるいは、転送するために製造されたポータブル電子装置は、より安価な半導体処理および拡大した消費者需要の出現とともに、さらに普及するようになった。ポータブルMP3(Moving Picture Experts Group layer3規格)プレーヤ、ディジタルカメラ、PDA(電子式携帯情報端末)、ディジタル・ボイスレコーダなどの一般消費者向け製品が、引き続き人気を博している。これらの商用装置のそれぞれに対する一般的な傾向は、引き下げられた値段で、データ記憶能力をさらに大きくさせることである。
あいにく、これらの装置内のメモリを大きくすると、それにともなって、そのような大量のデータが失われた場合に、無駄となる費用や時間も増大する。多くのポータブル電子装置は、冗長性(redundancy)なしの内蔵メモリを持っており、したがって、データは、メモリ障害が発生すれば、復元できない。装置が、バックアップ・データを提供できる場合でも、以前にバックアップされたデータを復元するのに必要な時間や洗練されたやり方は、普通の消費者にとって、わずらわしいかもしれない。PC(パーソナルコンピュータ)を使用して、冗長なデータおよびバックアップを提供するには、Microsoft Windows(登録商標)、MAC(登録商標)、または他のオペレーティング・システムのソフトウェアを設計し、使用して、ポータブル電子装置とPCとの間に互換性をもたせることも必要であるから、製造者は、さらに広範な設計プロセスにも直面する。さらに、購入者が、万一、自分の製品内のメモリ素子をアップグレードしたいと思ったら、購入者は、しばしば、PCを用いてデータをバックアップして、その取替えメモリ上にデータを復元することで、時間のかかるプロセスがもたらされる。
製造者の中には、PCへのデータ・スループットを高めて、バックアップおよびファイル転送を行うことによって、これらの問題を解決しようとしているものもある。あいにく、落下などの物理的衝撃、あるいは標準的な摩耗および損傷により、バックアップの前に、これらの装置内の単一内部メモリまたはリムーバブル・メモリが障害を起こすことが多い。PCを使用せずに、データ冗長性と、容易なメモリ・アップグレードを可能にするポータブル電子装置システムが必要である。
冗長な一そろいの独立メモリに、アプリケーション・データを記憶させる方法が開示されている。一実施形態では、この方法は、このアプリケーション・データを第1のメモリに入力すること、第1のメモリがこのアプリケーション・データを受け取ったときに、第1のメモリをパークする(退避させる、park)こと、第2のメモリをアンパークする(退避解除する、unpark)こと、このアプリケーション・データを第2のメモリに入力すること、および、第2のメモリがこのアプリケーション・データを受け取ったときに第2のメモリをパークし、それにより、これらのメモリへの物理的な衝撃によりアプリケーション・データを失う可能性を少なくすること、を含む。
他の実施形態では、プロセッサ、このプロセッサと通信するバス、および、このバスから隔たった第1のデータ・パスと第2のデータ・パスを持つマスタ/スレーブ・データ管理システムが、開示されている。この第1のデータ・パスと第2のデータ・パスは、それぞれ、第1のメモリと第2のメモリとの通信を、上記プロセッサに与えている。第2のメモリをパークし、かつ第1のメモリをアンパークする場合を除き、このプロセッサは、第1のメモリにアプリケーション・データを書き込めないように設定されている。
これらの図中の構成要素は、必ずしも定尺ではなく、その代わり、本発明の模範的な実施形態の原理を図解することに重点が置かれている。さらに、これらの図において、同じ参照番号は、異なる図面全体にわたって、それぞれの対応する部分を表わしている。
本明細書の実施形態は、データを管理して、データをメモリに記憶させる方法およびシステムを含む。本発明は、ディジタル方式の音楽、音声、画像、ムービー、または他の符号化されたデータを取り込み、生成し、記憶させ、処理し、あるいは、転送することを可能にするMP3プレーヤ、ディジタル・レコーダ、および、他のポータブル電子装置システムのように、様々な一般消費者向け用途に適応でき、しかも、特に機械的な衝撃を免れないポータブル・ハンドヘルド・システムに使用することを主目的としているが、本発明の実施形態はまた、さらに大きく、かつさらに動かない(定置式の)システムにも適用できる。特定のハンドヘルド・ポータブル・システムでは、コントローラ・モジュール、および、1つまたは複数の一般消費者向け用途に対して、冗長な一そろいの独立メモリが利用できる。アプリケーション・データを、或るメモリに書き込んでいる間、他のメモリ(1つまたは複数)をパークして、それらのメモリが受けるかもしれない衝撃、振動、または他の物理的な力によりデータが失われないようにしている。本明細書中に用いられる「パークする(parking)」とは、ディスクのうちデータを載せた部分から離れている位置に、ディスクドライブの読取りヘッドを位置づけることを指している。第1のメモリへの書込みが完了したときには、第1のメモリもまたパークして、このような損傷を防止し、第1のメモリが、冗長データ転送に使えるようにする。
図1は、一対の上記メモリを制御するコントローラ・モジュール100の実施例を示している。コントローラ・モジュール100は、「コンパクト・無制限ライブラリ・コントローラ(Compact Unlimited Library Controller)」と呼ばれることもあり、メモリAとメモリB、およびアプリケーション・モジュール105と通信している状態で図示されている。コントローラ・モジュール100は、コントローラ115、ユーザ・インターフェース120、内部メモリ122、プロセッサ125と通信するバス110を含む。これらの構成要素は、アプリケーション・モジュール105に至るデータ・パス130およびバス110に沿ったコントローラ・モジュール100とアプリケーション・モジュール105間のアプリケーション・データの流れ、並びに、コントローラ・モジュール100と、メモリAおよびメモリBとの間のデータフローを管理し、制御する。プロセッサ125とコントローラ115は、単一の素子に組み入れられてもよい。同様に、内部メモリ122は、単一のチップ上で、プロセッサ125か、コントローラ115のいずれか、あるいはその両方と一体化されてもよい。さらに、コントローラ・モジュール100とアプリケーション・モジュール105は、個別「モジュール」として表わされているが、このシステムは、個別モジュールを持たず、単一部品に組み入れられることもある。
プロセッサ125は、いくつかの機能を提供するものであって、トラブル・モニタ(trouble monitor)140、デュプリケータ145、読出し/書込み回路150を含む。トラブル・モニタ140は、プロセッサ125に接続されたメモリが正しく動作しているかどうか検出して、問題を、ユーザ・インターフェース120を通じて、ユーザに通知する。デュプリケータ(duplicator)145は、メモリを取り替えるときに、アプリケーション・データを、PCなどの他の外部装置を使用せずに、メモリAとメモリB間で直接にコピーできるようにしている。デュプリケータ145はまた、バス110を通じて、ユーザ・インターフェース120と通信して、コピー作業に関して、情報をユーザに提供する。読出し/書込み回路150は、アプリケーション・モジュール105などの外部アプリケーションと通信して、マスタ/スレーブ・メモリであるメモリAまたはメモリBへのデータの読出し/書込みを、正常動作の間、管理している。要素140、要素145、要素150は、ファームウェアで実施されるか、あるいは、ソフトウェア制御式の汎用DSP(ディジタル信号処理装置)を用いて、実施されることがある。バス110は、プロセッサ125、コントローラ115、ユーザ・インターフェース120、内部メモリ122の間の導電路で示されている。信号経路、媒体、または信号方式の任意のやり方だけでなく、光バスも使用されてもよい。このような機能を実施することの詳細は、当技術分野においてよく知られている。
メモリAとメモリBは、プロセッサ125と直接に通信している状態で図示されている。これらのメモリはまた、バス110を通じて、プロセッサ125とも通信し、プロセッサ125およびコントローラ115で管理されるアドレス指定方式を持つデータ・プロトコルを利用して、これらの2つのメモリを区別することもある。
代替実施形態では、ハブ155を、コントローラ・モジュール100内に設けて、コントローラ・モジュール100を追加用途に使用できるようにしている。バス110が、ハブ155を介して、アプリケーション・モジュール105と通信する場合には、データ・パス130を削除することになる。コントローラ・モジュール100、メモリAとメモリB、アプリケーション・モジュール105の間のデータ・パスに対しては、Bluetooth(商標)無線技術を利用する無線方式、もしくは、何か他の無線方式も提供することもある。
図2は、メモリAまたはメモリBに使用できる模範的なディスクドライブを示している。このディスクドライブは、基部端205を持つアクチュエータ・モータ・アーム200、基部端205から延びているパーキング・レバー(退避レベー、parking lever)210、および、末端220上の読取りヘッド215を持っている。アクチュエータ・モータ・アーム200は、ハードディスク板225の上方に保持されており、基部端205に作用する、永久磁石235とコイル240間の駆動力を利用して、主軸230を中心として枢動する。アクチュエータ・モータ・アーム200は、読取りヘッド215をディスク板225に揃える位置Aなどの使用中位置から、読取りヘッド215をディスク板225からずらせた位置Bなどのパーク位置(退避位置)まで回転する。前記モータ・アームがパーク位置にあるときに、パーキング機構245は、パーキング・レバー210を捕捉する。この図示されたパーキング機構は、ばね押しラッチ・アームである。
アクチュエータ・モータ・アーム200は、ディスクのデータ部分から遠ざかって、ハードディスク板225の中心に向けてパークされることがある。パーキング・レバー210は、このような代替位置で使用するように、適切に改造される。使用されるパーキング機構は、決定的なものではなく、よく知られている様々なパーキング機構のどれでも使用できる。例えば、コイル240を除勢するときに、弱いばねを使用して、読取りヘッド215を、わきへ引き寄せるか、あるいは、高効率の引き込み回路(retract circuit)を使用して、主軸のバックEMFからの電流を、アクチュエータ・モータ・アーム200に加えることがある。このような動作は、これらのディスクがスピンダウンしている間に、アクチュエータを、そのパーク位置に移動させる。これらの実施形態のそれぞれにおいて、ハードディスク板225は、ディスクドライブをパークしているときも、引き続き回転することがある。パークの間、読取りヘッド215を、ハードディスク板225のデータを載せた部分から隔たった位置に移動させれば、読取りヘッド215が、たまたまハードディスク板225にぶつかったとしても、ハードディスク板225上のデータに対する損傷を避けることができる。さらに、アクチュエータ・モータ・アーム200は、永久磁石235とコイル240間を移動するものとして述べられているが、アクチュエータ・モータ・アーム200は、コイルまたは電磁石などの他の機構により駆動されることがある。
図3は、読取りヘッド215がディスク板225に接触することにより、データを失うおそれもなく、アプリケーション・データをメモリに保存する本発明の一実施形態を述べている。コントローラ・モジュール100は、プロセッサ125中の読出し/書込み回路150の制御のもとに、アプリケーション・モジュール(1つまたは複数)105から、アプリケーション・データを受け取る(ブロック300)。このアプリケーション・データをメモリに保存する(ブロック310)ことになっている場合には、プロセッサは、このアプリケーション・データを、内部メモリ122、および、メモリAなどの第1のメモリに書き込む(ブロック315)。保存を要望しなければ、この時点で、その保存プロセスが終わる(ブロック317)。プロセッサが、第1のメモリへの書込みが完了した(ブロック320)という指示を受け取ると、プロセッサ125は、第1のメモリをパークする信号を送り、後で、メモリBなどの第2のメモリをアンパークする信号を送る(ブロック325)。次に、プロセッサ125は、アプリケーション・データを、内部メモリ122から第2のメモリに書き込み(ブロック330)、また、この書込みが完了する(ブロック335)と、第2のメモリをパークする信号を送る(ブロック340)。したがって、以前に第1のメモリに保存されたアプリケーション・データ(ブロック315)は、このアプリケーション・データを第2のメモリにコピーしている間、衝撃または物理的な振動から守られる。メモリBが、書込みの間、傷つけられるほどの力を受ける場合には、第1のメモリ中のアプリケーション・データは、ユーザ向けに、冗長性(代理機能)を与える。
一例では、内部メモリ122の構造に基づいて、アプリケーション・モジュール105からのアプリケーション・データをアプリケーション・データ・セグメントに構文解析して、メモリAとメモリBに書き込む。このようにして、このアプリケーション・データのそれぞれの連続するセグメントを、まず最初にメモリAに書込み、次に、メモリBに書き込んで、アプリケーション・ファイル全体が双方のメモリに保存されるまで続ける。毎回のそれぞれの書込みの間、書込みを受けているメモリだけをアンパークする。このようにして、メモリとメモリBは、衝撃および物理的な振動に耐えるデータ冗長性を与える。さらに、プロセッサは、メモリをロックする前に書込みが完了した(ブロック320)という指示を受け取るが、プロセッサは、アプリケーション・データを、後続するパーク・コマンドを付けて、正規の所定量だけメモリに送り、したがって、第1のメモリをパークし、かつ第2のメモリをアンパークする(ブロック325)前に、メモリからの書込み完了指示の必要性がないようにすることがある。さらに、メモリがパーク・コマンドを受け取るのではなく、このメモリは、特定の書込みが終わると、自動的にパークするように製造されていることもある。
「パーキング(parking)」は、ディスクドライブに関連して述べられてきたが、同じ概念が、機械的な振動または衝撃からデータが失われるおそれのあるどんなデータ記憶装置にも適用されることがある。例えば、データ記憶媒体に物理的または電気的な変化を与えてデータを記憶させるために、可動鉄片(armture)の移動に依存するようなデータ記憶システムでは、この可動鉄片は、第1のメモリ素子への書込みと、第2のメモリ素子への書込みとの間で、交互にパークされる。可動ミラーが放射線を、データ記憶媒体の表面に向けるメモリでは、このミラーは、アプリケーション・データを書き込んで、パークする。次に、第2のメモリを「アンパークして」、以前に第1のメモリに書き込まれたアプリケーション・データを受け取る。次に、第2のメモリは、アプリケーション・データの受取りを完了したときに、パークする。別法として、これらのメモリは、異なるタイプのものであることもある。例えば、ディスクドライブは、半導体メモリ素子とパラレルに実装される。このアプリケーション・データは、ディスクドライブに書き込まれ、このディスクドライブがパークされ、次に、そのアプリケーション・データが、半導体メモリ素子に書き込まれることになる。
本発明は、複数のメモリ・システム一般に適用できるが、本発明の模範的な実施形態は、図4、図5、図6に示されるようなポータブル、ハンドヘルド、モジュラ方式の一般消費者向け電子製品には特に有用である。このようなモジュラ・システムを用いれば、どちらでも消費者が要望する方のアプリケーション・モジュールとともに、コントローラ・モジュールと複数のメモリを、消費者がいっしょに実装することができる。図4では、コントローラ・モジュール100は、アプリケーション・モジュール105中の電気コネクタ415と、コントローラ・モジュール100中の相補形の向かい合ったコネクタ(図示されてない)、および機械式接合具420を通じて、電気的にも機械的にもアプリケーション・モジュール105と接続するように揃えられた状態で示されている。コントローラ・モジュール100は、アプリケーション・モジュール105から、メモリAとメモリBに送られるアプリケーション・データを管理する。
アプリケーション・モジュール105は、ビデオ/スチル画像プレーヤまたはレビュア(reviewer)、PDA、ディジタル・スチルカメラまたはビデオカメラ、あるいは、MP3プレーヤなどの任意の一般消費者向けポータブル電子製品用途であることもある。さらに、アプリケーション・モジュール105を、電気コネクタ415および機械式接合具420と同様な電気コネクタおよび機械式接合具を通じて、第2のアプリケーション・モジュール(図示されてない)に接続することもできる。このような場合、コントローラ・モジュール100は、データ・アドレス指定方式を用いて、これらの異なるアプリケーション・モジュールを区別することがある。
対称的な電気コネクタ415により、アプリケーション・モジュール105を、多数の異なる向きで、このシステムに接続することができ、それにより、未熟な消費者でも、組立てが容易になる。前記モジュールを、このシステムから取り外して、別のアプリケーション・モジュールに代えることができるか、あるいは、追加のアプリケーション・モジュールを、それらの正確な向きを顧慮せずに、さらにアプリケーション・モジュール105に接続することができる。機械式接合具420は、機械式接合具420が所要の位置に置かれると、これらのモジュールをつなぎ合わせる。電気コネクタ415は、アプリケーション・モジュールとコントローラ・モジュール100を通る軸線に関して対称的であって、機械式接合具420を係合したか、あるいは再係合した後では、電気的接触を失うことなく、モジュール間で、異なる回転方向を可能にしている。この図示された電気コネクタ415は、4つの円形電気コンタクト(接点)を持っており、これにより、装置100と装置105との間に、2つのデータ・パスと、2つの電源路(power path)が提供される。隣り合ったモジュールの用のコネクタは、メス・オス両用(unisex)のタイプであって、しかも、バネ偏倚されて、それぞれのモジュールから外向きにわずかに突出し、それにより、互いに接触させて、機械式接合具420を用いて所定の場所に固定すると、確実な電気的接触が得られる。
別法として、電気コネクタ415は、それらの軸線に関して対称的ではないが、ただし、機械式接合具420を再係合した後では、適切な電気的接続を維持しながらも、方向修正できるようにすることもある。電気コネクタ415は、メス・クランプとオス・クランプ、もしくは、それらに類するものを備えて、電気コネクタだけでなく、機械式接合具としても働くようにすることがあり、したがって、別個の機械式接合具420の必要性がなくなる。これらの電気コネクタは、目的とするモジュールのデータおよび電源の要件に応じて、図示された4つよりも、多いか、または少ないコンタクトを持つこともある。
メモリAとメモリBは、コントローラ・モジュール中の一対の電気コネクタ415と、これらのメモリ中の相補形の一対の電気コネクタ(メモリごとに、1つ)(図示されてない)を通じて、コントローラ・モジュール100と電気的に接続するように揃えられた状態で示されている。それぞれのメモリは、不良になれば、個々に取り替えることができ、新品のメモリを、コントローラ・モジュール100に対して、同じ向き、あるいは、180°回転した向きで取り付けることができる。コントローラ・モジュールとメモリ・モジュールとの間の電気コネクタ415は、プロセッサ125と、メモリAおよびメモリBとの間のコネクタ線に対応するものと同じ設計でできており、また、コントローラ・モジュールとアプリケーション・モジュールとの間の電気コネクタ415は、図1中のコネクタ線130に対応している。
メモリAとメモリB、コントローラ・モジュール100、アプリケーション・モジュール105の物理的形状は、便宜上、長方形として図示されているが、要望に応じて、他の形状を使用することができる。これらのモジュールは、様々な幾何学的形状で組み立てることができる。限定するものとしてではなく、例として、これらのモジュールは、L字形またはT字形で、もしくは正方形状で、あるいは、他の何らかの商業的に望ましい形状で、直線の軸線に沿って端と端を相互接触させる場合がある。このような場合、これらのモジュール間にある電気コネクタ415と機械式接合具420は、それぞれのモジュール上の他の位置に移す必要があるかもしれない。
コントローラ・モジュール100は、キーパッド・ユーザ・インターフェース120とディスプレイ460を持つものとして図示されている。ユーザ・インターフェース120は、別法として、音声認識用のマイクロフォン、薄膜トランジスタ(TFT)を用いる感圧式タッチスクリーン、あるいは、情報を入力する他の何らかの装置、または装置の組合せ(図示されてない)であることもある。ディスプレイ460は、アプリケーション・データの転送、メモリ素子の活動、データ検索に関して、情報をユーザに提供する。別法として、ディスプレイ460は、例えばTFTスクリーンを利用して、ユーザ・インターフェース120に組み入れられ、それにより、情報の表示と受取りが双方とも可能になる。
図1〜図3に示される実施形態はまた、図5に示されるように実現されることもある。図5では、メモリAとメモリBは、標準化フォームファクタ・メモリを受け取るように設計された共通メモリ・ストレージ・モジュール500に納められている。この例では、メモリAとメモリBはそれぞれ、共通メモリ・ストレージ・モジュール500に挿入されたマイクロディスク・ドライブである。マイクロディスク・ドライブの例として、IBM(登録商標)社で販売されている340MB(商標)と170MB(商標)の製品がある。共通メモリ・ストレージ・モジュール500に用いられることがある、他の現在入手できる小形フォームファクタ・メモリとして、SmartMedia(登録商標) Card、Memory Stick、Multimedia Card、またはMiniature Cardがある。メモリAとメモリBは、共通メモリ・ストレージ・モジュール500の一端に挿入されるとはいえ、共通メモリ・ストレージ・モジュール中の異なる場所に入れられることがある。例えば、これらのメモリ・スロットは、共通メモリ・ストレージ・モジュールの端部ではなくて、その上面または底面に移すこともある。カバー540は、メモリAとメモリBを損傷から守るために、これらのメモリ用のスロットを覆う状態で図示されている。このカバーは、ヒンジ、ネジ、スナップ・タブ、または他の便利な機械式の機構で所定の場所に固定されている。このカバーは、これらのメモリのそれぞれに対して、別々の着脱できるカバーとして備えられることもある。コントローラ・モジュール502の向かい合った面上の同様なただ1つのコネクタ510と接合するように、メモリ・モジュール500上には、ただ1つの電気コネクタ510しか設けられていない。この実施形態では、メモリAとメモリBは両方とも、共通電気コネクタ510に接続されているが、コントローラ・モジュール502は、異なるディジタル識別符号を、これらのメモリに割り当てることで、メモリAとメモリBを区別している。
図6を参照すると、コントローラ・モジュール502、アプリケーション・モジュール105、メモリ・モジュール600は、互いに、異なる形状で示されている。すなわち、メモリ・モジュール600は、ここで、アプリケーション・モジュール105とコントローラ・モジュール502との間に接続され、しかも、メモリ・モジュール600のメモリは、図5に示されるようにシステム軸線にパラレルではなくて、上面から装填される。この実施形態におけるメモリ・モジュール600は、この目的で、システム軸線に沿って、その両側に電気コネクタ415を持っている。
本願の様々な実施形態が述べられてきたが、本発明の範囲内にある、さらに多くの実施形態および実施例が可能であることが、通常の当業者には明らかになろう。
本発明の一実施形態に係る、プロセッサと直結している冗長メモリのシステムのブロック図である。 使用してない間、アクチュエータ・モータ・アームをパークする機構を有するハードディスク・ドライブの平面図である。 図1のシステムに適用できる複数のメモリに書き込む方法の流れ図である。 図3の方法を使用できる冗長メモリ・システムを例示した分解斜視図である。 図3の方法を使用でき、かつメモリ・ストレージ・モジュールを使用する異なるモジュラ冗長メモリ・システムを例示した分解斜視図である。 図3の方法を使用でき、かつメモリ・ストレージ・モジュールを使用する異なるモジュラ冗長メモリ・システムを例示した分解斜視図である。
符号の説明
110 共通バス
122 内部コントローラ・メモリ
125 プロセッサ
150 読出し/書込み部分
200 アクチュエータ・モータ制御アーム
225 ハードディスク板

Claims (8)

  1. 冗長な一そろいの独立メモリに、アプリケーション・データを記憶させる方法であって、
    前記アプリケーション・データを第1のメモリに入力するステップと、
    前記第1のメモリが前記アプリケーション・データを受け取ったときに、前記第1のメモリをパークするステップと、
    第2のメモリをアンパークするステップと、
    前記アプリケーション・データを前記第2のメモリに入力するステップと、
    前記第2のメモリが前記アプリケーション・データを受け取ったときに、該第2のメモリをパークし、それにより、前記各メモリへの物理的な衝撃によりアプリケーション・データを失う可能性を少なくするステップと、
    を有する方法。
  2. 前記第1のメモリは、初めにパークされ、次に、アンパークされた後で、前記アプリケーション・データを受け取ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記各メモリのそれぞれは、ハードディスク板を有するそれぞれのディスクドライブを具備し、また、前記それぞれのディスクドライブは、前記ディスクドライブ上のアクチュエータ・モータ制御アームを、前記ハードディスク板のデータ部分から隔たった位置に移動し、かつ、その位置に固定して、前記メモリが衝撃を受けたときに、前記アクチュエータ制御アームが前記ハードディスク板に接触しないようにすることで、パークされ得ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記アプリケーション・データを内部コントローラ・メモリに入力するステップと、
    前記内部コントローラ・メモリで前記アプリケーション・データを検索して、前記アプリケーション・データを前記第2のメモリに入力するステップと、
    により、前記アプリケーション・データが前記第2のメモリに入力されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記アプリケーション・データは、共通バスを含むプロセッサから、前記バスから隔たったデータ・パスに沿って、前記第1のメモリに送られることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. プロセッサと、
    前記プロセッサと通信するバスと、
    前記バスから隔たった第1および第2のデータ・パスであって、それぞれ第1および第2のメモリとの通信を前記プロセッサに与える第1および第2のデータ・パスと、
    を備え、
    前記プロセッサは、前記第2のメモリがパークされ、かつ前記第1のメモリがアンパークされる場合を除き、前記第1のメモリにアプリケーション・データを書き込めないように設定されていることを特徴とするマスタ/スレーブ・データ管理システム。
  7. 前記プロセッサが、読出し/書込み部分を含み、かつ、前記読出し/書込み部分を通じて、前記第1のメモリに書き込むことを特徴とする請求項6に記載のシステム。
  8. 前記プロセッサは、前記第1のメモリがパークされ、かつ前記第2のメモリがアンパークされる場合を除き、前記第2のメモリにアプリケーション・データを書き込めないように設定されていることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
JP2004247697A 2003-08-27 2004-08-27 独立メモリにデータを記憶させる方法およびシステム Withdrawn JP2005071379A (ja)

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