JP2005070921A - プレゼンス情報処理システムおよびプレゼンス情報処理方法 - Google Patents

プレゼンス情報処理システムおよびプレゼンス情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 過去のプレゼンス情報の履歴を参考としたサービスをユーザに提供することにより、深度化・多様化されたサービスの提供を可能とする。
【解決手段】 プレゼンス情報取得手段51〜5nは、自己が属する通信端末41〜4nを監視し、当該ユーザ101〜10nのプレゼンス情報を取得する。情報蓄積手段11は、通信ネットワーク3を経由してプレゼンスサーバ2により収集されたプレゼンス情報の履歴データを蓄積する。サービス提供手段12は、プレゼンス情報の履歴データとTODOデータベース6および環境センサデータベース7から取得した情報とを基にユーザ101〜10nへのサービスを提供する上で最適と判断される情報や警告や要求を生成・送出する処理を行うことにより、当該ユーザ101〜10nにサービスを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地理的な空間やWeb空間等におけるユーザの現在の各種の状態(地理的な空間における位置やWeb空間におけるURL(Uniform Resource Locator)等)を示す情報であるプレゼンス情報に関する処理を行うプレゼンス情報処理システムに関する。
従来の情報処理システムにおいてプレゼンス情報が取り扱われる場合には、プレゼンス情報は、その現在値そのものだけが参照されることや、直接的な値の変化としてのみ捉えられることが多かった。すなわち、従来においては、プレゼンス情報によって表される現在値によって示される状態に至った過程や、ユーザによって反復される行動(地理的な移動やWeb空間上の移動(アクセス対象のURLの変遷)等)は、処理・考察の対象とされていなかった。
例えば、特許文献1に記載された発明(電話システムにおいてアベイラビリティ・サービスを実施する方法およびシステム)では、電話システムの通信制御の技術分野におけるプレゼンス情報の直接的な値の変化(例えば、話中状態と空き状態との間の変化)のみが取り扱われていた。
特開2002−16696号公報
上述した従来のプレゼンス情報処理システム(プレゼンス情報を取り扱う情報処理システム)では、上記のように、現在値によって示される状態に至った過程や、ユーザによって反復される行動(地理的な移動やWeb空間上の移動等)が処理・考察の対象とされていなかったため、プレゼンス情報に基づいてユーザに提供されるサービスの深度やバラエティ(多様性)に限界が存在するという問題点があった。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、プレゼンス情報の履歴を蓄積し、その蓄積情報に基づいて、過去のプレゼンス情報の履歴を参考としたサービスをユーザに提供することにより、深度化・多様化されたサービスの提供を可能とするプレゼンス情報処理システムを実現することにある。
本発明のプレゼンス情報処理システムは、ユーザにより使用される通信端末が通信ネットワークに接続されているネットワークシステムにおいて、自己が属する通信端末を監視し、当該通信端末を使用するユーザのプレゼンス情報を取得するプレゼンス情報取得手段と、各通信端末の前記プレゼンス情報取得手段により取得されたプレゼンス情報を通信ネットワークを経由して収集するプレゼンスサーバと、前記プレゼンスサーバにより収集されたプレゼンス情報の履歴データを蓄積するプレゼンス情報処理装置内の情報蓄積手段と、前記情報蓄積手段に蓄積されたプレゼンス情報の履歴データ(最新のプレゼンス情報を含む)を基にユーザへのサービスを提供する上で最適と判断される情報や警告や要求を生成・送出する処理を行うことにより、当該ユーザにサービスを提供するプレゼンス情報処理装置内のサービス提供手段とを有する。
ここで、上記のプレゼンス情報処理システムは、プレゼンス情報処理装置により行われる処理の過程で必要となる各ユーザのスケジュールを保持するTODOデータベースおよび/または各ユーザを取り巻く環境を保持する環境センサデータベースを有し、サービス提供手段がプレゼンス情報履歴に加えて前記TODOデータベースおよび/または前記環境センサデータベースから取得した情報を使用してサービス提供のための処理を行うことを特徴とするように、構成することも可能である。
また、本発明は、各ユーザに係る通信端末のプレゼンス情報取得手段が、自己の属する通信端末の状態を監視し、プレゼンス情報の履歴データをサービス提供に利用する上での適切なタイミングで当該各ユーザに関するプレゼンス情報を取得する第1のステップと、プレゼンスサーバが、通信ネットワークを介して、各通信端末のプレゼンス情報取得手段から、前記第1のステップで取得された各ユーザに関するプレゼンス情報を収集する第2のステップと、プレゼンス情報処理装置内の情報蓄積手段が、前記第2のステップにおいてプレゼンスサーバにより収集されたプレゼンス情報を受け取ることにより、各ユーザに関するプレゼンス情報の履歴データを蓄積していく第3のステップと、プレゼンス情報処理装置内のサービス提供手段が、各ユーザに対するサービス(プレゼンス情報処理装置においてあらかじめ提供内容が設定されているサービス)の提供を行うために、当該各ユーザに関するプレゼンス情報の履歴データ(前記第1のステップで取得された最新のプレゼンス情報を含む)を情報蓄積手段から抽出する第4のステップと、サービス提供手段が提供するサービスの内容に応じてTODOデータベースから情報を取得する第5のステップと、サービス提供手段が提供するサービスの内容に応じて環境センサデータベースから情報を取得する第6のステップと、サービス提供手段が、前記第4のステップ,前記第5のステップ,前記6のステップで取得した情報に基づき、サービス提供対象のユーザに対するサービスの提供を実現する上で必要な情報や警告や要求を生成し、当該情報・警告・要求を送出する第7のステップとからなるプレゼンス情報処理方法として実現することも可能である。
さらに、本発明は、ユーザにより使用される通信端末が通信ネットワークに接続されているネットワークシステムにおいて、自己が属する通信端末を監視し、当該通信端末を使用するユーザのプレゼンス情報を取得するプレゼンス情報取得手段と、各通信端末の前記プレゼンス情報取得手段により取得されたプレゼンス情報を通信ネットワークを経由して収集するプレゼンスサーバとが存在することを前提として、プレゼンス情報処理装置を、前記プレゼンスサーバにより収集されたプレゼンス情報の履歴データを蓄積する情報蓄積手段,および前記情報蓄積手段に蓄積されたプレゼンス情報の履歴データを基にユーザへのサービスを提供する上で最適と判断される情報や警告や要求を生成・送出する処理を行うことにより当該ユーザにサービスを提供するサービス提供手段として機能させるためのプログラムの態様で実現することも可能である。
本発明によると、プレゼンス情報の過去の履歴を参考としたサービスをユーザに対して提供することにより、深度化・多様化されたサービスの提供が可能になるという効果が生じる。具体的には、例えば、以下のa〜dに示すようなサービスを各ユーザのために提供することができるという効果が生じる。
a.車載端末に対して、いくつかの予測経路に対する道路の混み具合を適切に通知するというサービス。
b.携帯電話等の無線端末に関して、ユーザの移動に先立ってあらかじめ、通信リソース予約要求を無線エリア管理部に対して発行するというサービス。
c.ユーザの通信端末に対して、特定の地点への当該ユーザの接近を通知するというサービス。
d.Web空間上のサーチエンジンにユーザが与えるキーワード(ユーザ提示の検索条件に係るキーワード)に、過去に当該ユーザが参照したWebページで抽出されたキーワードを付加するというサービス。
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を実施するための最良の形態に係るプレゼンス情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、このプレゼンス情報処理システムは、プレゼンス情報処理装置1と、プレゼンスサーバ2と、通信ネットワーク3(無線通信ネットワーク部分を含みうることはいうまでもない)と、TODOデータベース6と、環境センサデータベース7と、ユーザ101〜10n(nは正整数)により使用される通信端末41〜4n(通信や通話用の端末)とを含んで構成されている。
通信端末41〜4nは、各ユーザ(ユーザ101〜ユーザ10nの各々)のプレゼンス情報を監視(観測)・取得するプレゼンス情報取得手段51〜5nを備えている。
プレゼンスサーバ2は、各通信端末41〜4n内のプレゼンス情報取得手段51〜5nにより取得されたプレゼンス情報を、通信ネットワーク3を経由して収集する。
ここで、プレゼンス情報とは、端末種別,通信状態,移動体通信の場合における移動体の位置(移動経路を構成する地理的な位置),Web空間におけるURL(Web空間内での位置)等の情報や、ユーザの置かれている環境条件(例えば、移動中か否か、車両による移動中か、公共交通機関による移動中か、などの情報)等の、ユーザの置かれた諸々の項目・条件に関する現在の状態を示す情報を意味する。
プレゼンス情報処理装置1は、プレゼンスサーバ2が収集した情報を蓄積する情報蓄積手段11と、情報蓄積手段11に蓄積された過去のプレゼンス情報の履歴データとプレゼンスサーバ2から取得した最新のプレゼンス情報とを基にユーザ101〜10nへのサービスを提供する上で最適と判断される情報や警告や要求を生成・送出する処理を行うことによりユーザ101〜10nにサービスを提供するサービス提供手段12とを含んで構成されている。なお、サービス提供手段12は、プレゼンスサーバ2により収集された情報に加えて、さらに、TODOデータベース6および環境センサデータベース7から取得した情報を使用して、サービス提供のための処理を行うことも可能である。
TODOデータベース6は、プレゼンス情報処理装置1が行う処理の過程で必要となるユーザ101〜10nのスケジュールを保持するデータベースである。
環境センサデータベース7は、ユーザ101〜10nを取り巻く環境、例えば、ユーザ101〜10nが使用している公共交通機関の運行状況や道路の渋滞状態等を保持するデータベースである。
なお、本発明のプレゼンス情報処理システムの構成としては、TODOデータベース6および環境センサデータベース7の一方または両方が存在しない構成も可能である。また、図1に示すプレゼンス情報処理システムのシステム構成は、本発明に必要な各機能のブロックの一例を表現するものであって、同様の機能を他の構成で実現することも可能である。例えば、以下のa〜eに示すような構成を考えることができる。
a.プレゼンス情報処理装置1とプレゼンスサーバ2とを、同一の情報処理装置上の2つのプロセスとして実現する。
b.プレゼンス情報処理装置1とプレゼンスサーバ2とを、通信ネットワーク3を介して接続する。
c.プレゼンス情報取得手段51〜5nの一部または全部の機能を、例えばセンサの態様で、通信端末41〜4nの外部に接続される装置として実現する。
d.プレゼンス情報処理装置1およびTODOデータベース6の機能における各ユーザ101〜10nに関する部分を各通信端末41〜4nに分散して設置し、プレゼンス情報処理装置1における各ユーザ101〜10nに関する部分が、通信ネットワーク3を経由して環境センサデータベース7からの情報取得を行う。
e.プレゼンス情報処理装置1が、内部に保持するデータの一部として、TODOデータベース6のデータを収容する。
図2は、図1に示すプレゼンス情報処理システムの処理を示す流れ図である。この処理は、プレゼンス情報取得ステップA1と、プレゼンス情報収集ステップA2と、プレゼンス情報履歴データ蓄積ステップA3と、プレゼンス情報履歴データ抽出ステップA4と、TODOデータベース内情報取得ステップA5と、環境センサデータベース内情報取得ステップA6と、情報・警告・要求生成および送出ステップA7とからなる。
次に、図1および図2を参照して、上記のように構成された本形態に係るプレゼンス情報処理システムの全体の動作について説明する。
各ユーザ10i(iは1〜nの任意の正整数)に係る通信端末4i内のプレゼンス情報取得手段5iは、自己の属する通信端末4iの状態を監視しており、所定のタイミングで、ユーザ10iに関するプレゼンス情報の取得を行っている(ステップA1)。ここで、上記の「所定のタイミング」とは、プレゼンス情報の履歴データをサービス提供に利用する上での適切なタイミングを意味する。すなわち、具体的には、例えば、地理的な空間に関するプレゼンス情報の収集については、一定の時間間隔(一般的には、離散値を連続値とみなせる程度に短い時間間隔)毎の各時点を意味し、Web空間に関するプレゼンス情報の収集については、各Webページへのアクセスの時点を意味する。
プレゼンスサーバ2は、通信ネットワーク3を介して、各通信端末4i内のプレゼンス情報取得手段5iから、ステップA1で取得された各ユーザ10iに関するプレゼンス情報を収集する(ステップA2)。
プレゼンス情報処理装置1内の情報蓄積手段11は、ステップA2においてプレゼンスサーバ2により収集されたプレゼンス情報を受け取ることにより、各ユーザ10iに関するプレゼンス情報の履歴データを蓄積していく(ステップA3)。
プレゼンス情報処理装置1内のサービス提供手段12は、各ユーザ10iに対するサービス(プレゼンス情報処理装置1においてあらかじめ提供内容が設定されているサービス)の提供を行うために、当該各ユーザ10iに関するプレゼンス情報の履歴データ(ステップA1で取得された最新のプレゼンス情報を含む)を情報蓄積手段11から抽出する(ステップA4)。
また、サービス提供手段12は、提供するサービスの内容に応じて、TODOデータベース6から必要な情報を取得し(ステップA5)、環境センサデータベース7から必要な情報を取得する(ステップA6)。なお、サービスの内容によっては、TODOデータベース6からの情報の取得および環境センサデータベース7からの情報の取得の一方または両方が不要となる。
さらに、サービス提供手段12は、ステップA4〜ステップA6で取得した情報に基づき、サービス提供対象のユーザ10iに対するサービスの提供を実現する上で必要な情報や警告や要求を生成し、当該情報・警告・要求を送出する(ステップA7)。なお、この情報等の送出先としては、サービス提供対象のユーザ10iの通信端末4iであることが一般的であるが、当該サービスをユーザ10iに提供するための他の箇所(例えば、図7中の無線エリア管理部200)であってもよい。
以下に、いくつかの実施例(図1に示す形態とはカテゴリの異なる実施例を含む)について、さらに具体的な説明を行う。
図3は、本発明のプレゼンス情報処理システムの第1の実施例の構成を示すブロック図である。
図3を参照すると、本実施例に係るプレゼンス情報処理システムは、プレゼンス情報処理装置1と、プレゼンスサーバ2と、通信ネットワーク3と、環境センサデータベース7と、通信端末41〜4nを使用するユーザ101〜10nとを含んで構成されている。本実施例においては、図1のシステム構成において、TODOデータベース6が存在しない構成となっている。また、通信端末41〜4nは、ユーザ101〜10nの車両に搭載される車載端末として実現される。
ここで、通信端末41〜4nは、図1に示すように、プレゼンス情報取得手段51〜5nを備えている。
また、プレゼンス情報処理装置1は、図1に示すように、プレゼンス情報の履歴データ(プレゼンス情報履歴)を保持する情報蓄積手段11と、サービス提供手段12とを含んで構成されている。なお、サービス提供手段12は、プレゼンス情報の履歴データに加えて、環境センサデータベース7から取得した情報を使用して、サービス提供のための処理を行う。
本実施例では、プレゼンス情報として、少なくとも、移動中のユーザ101〜10nの現在位置が収集される。その収集のタイミングとしては、各ユーザ10i(iは1〜nの任意の正整数)について、一定時間間隔(離散値を連続値とみなせる程度に短い時間間隔)で行われる。
また、本実施例では、「過去のユーザ10iの移動経路に鑑みて予測される当該ユーザ10iのこれからの移動経路上の道路の混み具合を、いくつかの予測経路について、当該ユーザ10iに提示するサービス」が、ユーザ101〜10nに対して提供される。
図4は、本実施例におけるサービス提供対象のユーザ101〜10nの中の1つのユーザ10a(aは1〜nの中のある正整数)の移動経路の具体例を示す図である。
図5は、プレゼンス情報処理装置1内の情報蓄積手段11に保持されているプレゼンス情報の履歴データの具体例を示す図である。
図6は、環境センサデータベース7の内容(経路,混み具合,および予想所要時間を有する環境センサデータ項目)の具体例を示す図である。
次に、上記のように構成された本実施例に係るプレゼンス情報処理システムの全体の動作について説明する。ここでは、ユーザ10aに対するサービス提供処理に注目して以下の説明を行う。
各ユーザ10iが使用している各通信端末4i内のプレゼンス情報取得手段5iは、ユーザ10iのプレゼンス(現在の状態)を監視しており、一定時間毎に、プレゼンス情報(少なくとも、現在位置を示す情報が含まれる)を取得する。
プレゼンス情報処理装置1内の情報蓄積手段11は、上記のようにして各ユーザ10i側で取得された各ユーザ10iの過去の移動経路等を示すプレゼンス情報の履歴データ(通信ネットワーク3を介してプレゼンスサーバ2によって収集されたプレゼンス情報履歴)を蓄積している。
ここで、ユーザ10aの現在位置が図4中の地点tである場合におけるユーザ10aに対するサービス提供処理を考える。図4中の実線の矢線で示すように、ユーザ10aは、直前の移動経路として地点t−2および地点t−1を経ており、現在は地点tに位置している。
なお、本実施例では、移動経路の一致の判断等を適切に行うために、移動経路を考察する場合の特定の地点(図4中の地点t−1や地点t等の地点)が設定されている。その上で、あるプレゼンス情報収集時点における現在位置が特定地点の一定の近傍に達していれば、当該現在位置を当該特定地点とみなすという取扱いが行われるものとする(実施例2および実施例3においても同様)。
プレゼンス情報処理装置1内のサービス提供手段12は、情報蓄積手段11に蓄積されているユーザ10aに関するプレゼンス情報の履歴データに基づいて、過去の軌跡として「地点t−2→地点t−1→地点t」と進んできたユーザ10aが次に向かう地点を示す予測経路を求める。すなわち、「地点t−2→地点t−1→地点t」という経路と同様の過去の軌跡をとった場合の次の地点として過去に頻度が高かったいくつかの地点を探索し抽出する。ここでは、例えば、図5で示されるような情報(地点t−2→地点t−1→地点tと進んできたユーザ10aは、次に、地点t+1,地点t+1’,または地点t+1’’に向かうと予測する情報)を抽出するものとする。
次に、サービス提供手段12は、環境センサデータベース7に照会して、ユーザ10aの現在位置の地点tから上記の予測経路における次の地点までの所要時間を取得する。すなわち、上記の3地点(次の地点として予測される地点である地点t+1,地点t+1’,および地点t+1’’)までの所要時間を予想するため、各経路(地点tから地点t+1までの経路,地点tから地点t+1’までの経路,および地点tから地点t+1’’までの経路)の混み具合(渋滞状況)を環境センサデータベース7に照会し、その照会結果として、図6に示すような情報を得る。
その上で、サービス提供手段12は、通信ネットワーク3を経由して、抽出した各予測経路と各予測経路の予想所要時間とを、ユーザ10aの通信端末装置4aに送出する。
本実施例に係るプレゼンス情報処理システムでは、プレゼンス情報処理装置1を用いることによって、以上なような一連の処理により、「各ユーザ10iの過去の移動経路を基に、ユーザ10iが次に取る経路を予測し、各予測経路の渋滞状況を調査して各目的地(次の地点)までの所要時間を推定するという一連の作業を自動的に行い、その予測結果をユーザ10iに提示する」というサービスを提供することが可能になる。
図7は、本発明のプレゼンス情報処理システムの第2の実施例の構成を示すブロック図である。
図7を参照すると、本実施例に係るプレゼンス情報処理システムは、プレゼンス情報処理装置1と、プレゼンスサーバ2と、通信ネットワーク3と、環境センサデータベース7と、通信端末41〜4nを使用するユーザ101〜10nと、無線ネットワークのエリア管理を行う無線エリア管理部200とを含んで構成されている。本実施例においては、図1のシステム構成において、TODOデータベース6が存在しない構成となっている。また、通信端末41〜4nは、ユーザ101〜10nによって使用される携帯電話,PHS(Personal Handyphone System),無線LAN(LocalArea Network)端末などの無線端末として実現される。本実施例が適用されるシステムでは、無線エリア管理部200によって、各無線エリア(「セル」や「ゾーン」と呼ばれる場合もある)における通信リソースが管理されている。各通信端末4iは、当該各通信端末4iが存在する各無線エリアにおける通信リソースを使用する。
ここで、通信端末41〜4nは、図1に示すように、プレゼンス情報取得手段51〜5nを備えている。
また、プレゼンス情報処理装置1は、図1に示すように、プレゼンス情報の履歴データ(プレゼンス情報履歴)を保持する情報蓄積手段11と、サービス提供手段12とを含んで構成されている。なお、サービス提供手段12は、プレゼンス情報の履歴データに加えて、環境センサデータベース7から取得した情報を使用して、サービス提供のための処理を行う。
本実施例では、プレゼンス情報として、少なくとも、移動中のユーザ101〜10nの現在位置が収集される。その収集のタイミングとしては、各ユーザ10i(iは1〜nの任意の正整数)について、一定時間間隔(離散値を連続値とみなせる程度に短い時間間隔)で行われる。
また、本実施例では、「過去のユーザ10iの移動経路に鑑みて予測される当該ユーザ10iのこれからの移動経路上にある各無線エリアにおける通信リソースをあらかじめ予約するための通信リソース予約要求を、当該ユーザ10iのために、無線エリア管理部200に発行するサービス」が、ユーザ101〜10nに対して提供される。
図8は、本実施例におけるサービス提供対象のユーザ101〜10nの中の1つのユーザ10a(aは1〜nの中のある正整数)の移動経路の具体例を示す図である。
図9は、プレゼンス情報処理装置1内の情報蓄積手段11に保持されているプレゼンス情報の履歴データの具体例を示す図である。
次に、上記のように構成された本実施例に係るプレゼンス情報処理システムの全体の動作について説明する。ここでは、ユーザ10aに対するサービス提供処理に注目して以下の説明を行う。
各ユーザ10iが使用している各通信端末4i内のプレゼンス情報取得手段5iは、ユーザ10iのプレゼンス(現在の状態)を監視しており、一定時間毎に、プレゼンス情報(少なくとも、現在位置を示す情報が含まれる)を取得する。
プレゼンス情報処理装置1内の情報蓄積手段11は、上記のようにして各ユーザ10i側で取得された各ユーザ10iの過去の移動経路等を示すプレゼンス情報の履歴データ(通信ネットワーク3を介してプレゼンスサーバ2によって収集されたプレゼンス情報履歴)を蓄積している。
ここで、ユーザ10aの現在位置が図8中の地点tである場合におけるユーザ10aに対するサービス提供処理を考える。図8中の実線の矢線で示すように、ユーザ10aは、直前の移動経路として地点t−2および地点t−1を経ており、現在は地点tに位置している。
プレゼンス情報処理装置1内のサービス提供手段12は、情報蓄積手段11に蓄積されているユーザ10aに関するプレゼンス情報の履歴データに基づいて、過去の軌跡として「地点t−2→地点t−1→地点t」と進んできたユーザ10aが次に向かう地点を示す予測経路を求める。すなわち、「地点t−2→地点t−1→地点t」という経路と同様の過去の軌跡をとった場合の次の地点として過去に頻度が高かったいくつかの地点を探索し抽出する。ここでは、例えば、図9で示されるような情報(地点t−2→地点t−1→地点tと進んできたユーザ10aは、次に、地点t+1,地点t+1’,または地点t+1’’に向かうと予測する情報)を抽出するものとする。
次に、サービス提供手段12は、環境センサデータベース7に照会して、ユーザ10aの上記の予測経路における次の地点をカバーしている無線エリアの特定を行う。すなわち、上記の3地点(次の地点として予測される地点である地点t+1,地点t+1’,および地点t+1’’)をカバーしている無線エリアを環境センサデータベース7に照会し、その照会結果である特定情報として図8中のエリアT+1,エリアT+1’,およびエリアT+1’’を示す情報を取得する。
その上で、サービス提供手段12は、通信ネットワーク3を経由して、上記の3つの無線エリアに関する通信リソース予約要求を無線エリア管理部200に対して送出する。
本実施例に係るプレゼンス情報処理システムでは、プレゼンス情報処理装置1を用いることによって、以上なような一連の処理により、「各ユーザ10iの過去の移動経路を基に、ユーザ10iが次に取る経路を予測し、予測される経路上の位置(次の地点)をカバーする無線エリアを特定することにより、ユーザ10iの移動中における呼あるいは通信が切断される可能性を低減し、より高品位な接続サービスを実現する」というサービスを提供することが可能になる。
図10は、本発明のプレゼンス情報処理システムの第3の実施例の構成を示すブロック図である。
図10を参照すると、本実施例に係るプレゼンス情報処理システムは、プレゼンス情報処理装置1と、プレゼンスサーバ2と、通信ネットワーク3と、TODOデータベース6と、通信端末41〜4nを使用するユーザ101〜10nとを含んで構成されている。本実施例においては、図1のシステム構成において、環境センサデータベース7が存在しない構成となっている。また、通信端末41〜4nは、ユーザ101〜10nの車両に搭載される車載端末や、ユーザ101〜10nによって使用される携帯電話,PHS,無線LAN端末などの無線端末として実現される。
ここで、通信端末41〜4nは、図1に示すように、プレゼンス情報取得手段51〜5nを備えている。
また、プレゼンス情報処理装置1は、図1に示すように、プレゼンス情報の履歴データ(プレゼンス情報履歴)を保持する情報蓄積手段11と、サービス提供手段12とを含んで構成されている。なお、サービス提供手段12は、プレゼンス情報の履歴データに加えて、TODOデータベース6から取得した情報を使用して、サービス提供のための処理を行う。
本実施例では、プレゼンス情報として、少なくとも、移動中のユーザ101〜10nの現在位置が収集される。その収集のタイミングとしては、各ユーザ10i(iは1〜nの任意の正整数)について、一定時間間隔(離散値を連続値とみなせる程度に短い時間間隔)で行われる。
また、本実施例では、「TODOデータベース6内にユーザ10iについての特定地点に関する記述がある場合(あらかじめ登録されている場合)に、当該特定地点に当該ユーザ10iが接近したとき、その旨(当該ユーザ10iが当該特定地点に接近しつつあること)を当該ユーザ10iに通知するサービス」が、ユーザ101〜10nに対して提供される。
図11は、本実施例におけるサービス提供対象のユーザ101〜10nの中の1つのユーザ10a(aは1〜nの中のある正整数)の移動経路の具体例を示す図である。
図12は、TODOデータベース6の内容(TODOデータベース項目)の具体例を示す図である。
次に、上記のように構成された本実施例に係るプレゼンス情報処理システムの全体の動作について説明する。ここでは、ユーザ10aに対するサービス提供処理に注目して以下の説明を行う。
各ユーザ10iが使用している各通信端末4i内のプレゼンス情報取得手段5iは、ユーザ10iのプレゼンス(現在の状態)を監視しており、一定時間毎に、プレゼンス情報(少なくとも、現在位置を示す情報が含まれる)を取得する。
プレゼンス情報処理装置1内の情報蓄積手段11は、上記のようにして各ユーザ10i側で取得された各ユーザ10iの過去の移動経路等を示すプレゼンス情報の履歴データ(通信ネットワーク3を介してプレゼンスサーバ2によって収集されたプレゼンス情報履歴)を蓄積している。
ここで、ユーザ10aの現在位置が図11中の地点tである場合におけるユーザ10aに対するサービス提供処理を考える。図11中の実線の矢線で示すように、ユーザ10aは、直前の移動経路として地点t−2および地点t−1を経ており、現在は地点tに位置している。
プレゼンス情報処理装置1内のサービス提供手段12は、地点t−2→地点t−1→地点tと進んできたユーザ10aの現在位置(地点t)を認識する。
また、サービス提供手段12は、TODOデータベース6を検索し、TODOデータベース6内のユーザ10aの記載内容を取得し、ユーザ10aについての特定地点に関するエントリを検出する。ここでは、このような検索で地点xのエントリを検出するものとする(図12参照)。
その上で、サービス提供手段12は、ユーザ10aの現在位置がユーザ10aについてのエントリによって示される特定地点に接近している(両者の距離があらかじめ設定されている一定の間隔以内となっている)か否かを判定する。
サービス提供手段12は、上記の判定で「ユーザ10aの現在位置がユーザ10aについてのエントリによって示される特定地点に接近している」と判定した場合には、通信ネットワーク3を経由して、当該特定地点に関する情報とともに、当該接近を示す警告を、ユーザ10aの通信端末装置4aに送出する。ここでは、ユーザ10aの現在位置が地点tであることの認識に基づき、「当該地点tが上記の地点xに接近している」と判定する(図11参照)。したがって、サービス提供手段12は、図11に示すような状態では、通信ネットワーク3を経由して、TODOデータベース6内の当該エントリ(地点xに関するエントリ)の情報を、警告とともに、ユーザ10a側の通信端末4aに送出する。
本実施例に係るプレゼンス情報処理システムでは、プレゼンス情報処理装置1を用いることによって、以上なような一連の処理により、「あらかじめTODOデータベース6に入力され登録されている各ユーザ10iに関するデータ(エントリ)の検索を行い、当該エントリに記録されている特定の地点がユーザ10iの現在位置に近いことをユーザ10iに知らせる」というサービスを提供することが可能になる。
図13は、本発明のプレゼンス情報処理システムの第4の実施例の構成を示すブロック図である。
図13を参照すると、本実施例に係るプレゼンス情報処理システムは、プレゼンス情報処理装置1と、プレゼンスサーバ2と、通信ネットワーク3(インターネット)と、通信ネットワーク3を介してWebページにアクセスする通信端末41〜4nを使用するユーザ101〜10nとを含んで構成されている。本実施例においては、図1のシステム構成において、TODOデータベース6および環境センサデータベース7が存在しない構成となっている。また、通信端末41〜4nは、インターネットである通信ネットワーク3に接続されているPC(Personal Computer)等として実現される。
ここで、通信端末41〜4nは、図1に示すように、プレゼンス情報取得手段51〜5nを備えている。
また、プレゼンス情報処理装置1は、図1に示すように、プレゼンス情報の履歴データ(プレゼンス情報履歴)を保持する情報蓄積手段11と、プレゼンス情報の履歴データを使用してサービス提供のための処理を行うサービス提供手段12とを含んで構成されている。
本実施例では、プレゼンス情報として、少なくとも、アクセス対象のWebページのURLと当該Webページで抽出されたキーワードとが収集される。その収集のタイミングとしては、各ユーザ10iの通信端末4iがWebページをアクセスした時点が該当する。
また、本実施例では、「ユーザ10iが通信端末4iによってサーチエンジンのWebページにアクセスする時に、その時点から一定時間以前までの過去の期間における当該ユーザ10iによるWeb空間上の移動経路(URL参照履歴)において各Webページから抽出されたキーワードを、当該ユーザ10iが直接提示した検索条件のキーワードに加えるサービス」が、ユーザ101〜10nに対して提供される。
図14は、本実施例におけるサービス提供対象のユーザ101〜10nの中の1つのユーザ10a(aは1〜nの中のある正整数)のURL参照履歴の具体例を示す図である。
図15は、本実施例に係るプレゼンス情報処理システムの処理シーケンスの具体例を示す図である。
次に、上記のように構成された本実施例に係るプレゼンス情報処理システムの全体の動作について説明する。ここでは、ユーザ10aに対するサービス提供処理に注目して以下の説明を行う。
各ユーザ10iが使用している各通信端末4i内のプレゼンス情報取得手段5iは、ユーザ10iのプレゼンス(現在の状態)を監視しており、ユーザ10iによる新たなWebページへのアクセスが行われる毎に、プレゼンス情報(少なくとも、アクセス対象のWebページのURLと当該Webページから抽出されたキーワードとが含まれる)を取得する。
プレゼンス情報処理装置1内の情報蓄積手段11は、上記のようにして各ユーザ10i側で収集され、通信ネットワーク3を介してプレゼンスサーバ2によっ収集された、各ユーザ10iの過去のプレゼンス情報の履歴データ(当該ユーザ10iの過去のURL参照履歴および各URLにおけるWebページで抽出されたキーワード)を蓄積している。
ここで、ユーザ10aの最近のURL参照履歴が図14に示すものである場合におけるユーザ10aに対するサービス提供処理を考える。図14に示すように、ユーザ10aは、直前のURL参照履歴として、一般のWebページ(サーチエンジンのWebページ以外のWebページ)のアドレス(図15中の「一般URL」)であるURLt−m(mは正整数),…,URLt−2,URLt−1へのアクセスを経て、サーチエンジンのWebページのアドレス(図15中の「サーチエンジンURL」)であるURLtをアクセスしている。
プレゼンス情報処理装置1内のサービス提供手段12は、ユーザ10aの現在の状態がサーチエンジンへのアクセス時(URLtのWebページへのアクセス時)であることを認識する。
そこで、サービス提供手段12は、このような「ユーザ10aによるサーチエンジンのWebページの参照」に際して、図15に示すように、一般URLのWebページ(URLt−m〜URLt−1のWebページ)から抽出されて情報蓄積手段11に蓄積されているキーワードを、当該ユーザ10aから提示された検索要求に係るキーワードに付加し、被参照サーチエンジンのURL(URLt)宛に送出する。
本実施例に係るプレゼンス情報処理システムでは、プレゼンス情報処理装置1を用いることにより、「サーチエンジンによるキーワードに基づく検索処理時に、各ユーザ10iが提示するキーワードの他に、ユーザ10iが参照済みのWebページから抽出したキーワードを追加することによって、より高精度の検索を実現する」というサービスを提供することが可能になる。
次に、本発明の第5の実施例に係るプレゼンス情報処理方法について説明する。
本実施例に係るプレゼンス情報処理方法は、図1に示すようなプレゼンス情報処理システムに適用され、各ユーザ10iに係る通信端末4i内のプレゼンス情報取得手段5iが、自己の属する通信端末4iの状態を監視し、所定のタイミング(プレゼンス情報の履歴データをサービス提供に利用する上での適切なタイミング)でユーザ10iに関するプレゼンス情報の取得を行う第1のステップと、プレゼンスサーバ2が、通信ネットワーク3を介して、各通信端末4i内のプレゼンス情報取得手段5iから、前記第1のステップで取得された各ユーザ10iに関するプレゼンス情報を収集する第2のステップと、プレゼンス情報処理装置1内の情報蓄積手段11が、前記第2のステップにおいてプレゼンスサーバ2により収集されたプレゼンス情報を受け取ることにより、各ユーザ10iに関するプレゼンス情報の履歴データを蓄積していく第3のステップと、プレゼンス情報処理装置1内のサービス提供手段12が、各ユーザ10iに対するサービス(プレゼンス情報処理装置1においてあらかじめ提供内容が設定されているサービス)の提供を行うために、当該各ユーザ10iに関するプレゼンス情報の履歴データ(前記第1のステップで取得された最新のプレゼンス情報を含む)を情報蓄積手段11から抽出する第4のステップと、サービス提供手段12が提供するサービスの内容に応じてTODOデータベース6から情報を取得する第5のステップと、サービス提供手段12が提供するサービスの内容に応じて環境センサデータベース7から情報を取得する第6のステップと、サービス提供手段12が、前記第4のステップ〜前記6のステップで取得した情報に基づき、サービス提供対象のユーザ10iに対するサービスの提供を実現する上で必要な情報や警告や要求を生成し、当該情報・警告・要求を送出する第7のステップとからなる。
ここで、上記の図2は、本発明の第5の実施例に係るプレゼンス情報処理方法の処理手順を示す流れ図にも該当する。
この場合に、上記の第1のステップ〜第7のステップは図2中のステップA1〜ステップA7に該当する。
なお、本実施例に係るプレゼンス情報処理方法の動作は、図1に示すプレゼンス情報処理システムの説明で述べた図2に示す動作(処理)の内容と同様のものになる。
図16は、本発明の第6の実施例の構成を示すブロック図である。
図16を参照すると、本発明の第6の実施例は、図1に示したプレゼンス情報処理システムに対して、プレゼンス情報処理制御プログラム1600を備える点が異なっている。
プレゼンス情報処理制御プログラム1600は、プレゼンス情報処理装置1,プレゼンスサーバ2,通信ネットワーク3,TODOデータベース6,環境センサデータベース7,およびユーザ101〜10nにより使用される通信端末41〜4n(プレゼンス情報取得手段51〜5nを有している)を含んで構成されるプレゼンス情報処理システムにおけるプレゼンス情報処理装置1に読み込まれ、当該プレゼンス情報処理装置1の動作を、情報蓄積手段11およびサービス提供手段12として制御する。プレゼンス情報処理制御プログラム1600の制御による情報蓄積手段11およびサービス提供手段12の動作は、図1に示すプレゼンス情報処理システムにおける情報蓄積手段11およびサービス提供手段12の動作と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
本発明を実施するための最良の形態に係るプレゼンス情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図1に示すプレゼンス情報処理システムの処理を示す流れ図であり、本発明の第5の実施例に係るプレゼンス情報処理方法の処理手順を示す流れ図でもある。 本発明の第1の実施例に係るプレゼンス情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図3に示すプレゼンス情報処理システムにおけるユーザの移動経路の具体的を示す図である。 図3中のプレゼンス情報処理装置内の情報蓄積手段に保持されているプレゼンス情報の履歴データの具体例を示す図である。 図3中の環境センサデータベースの内容の具体例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係るプレゼンス情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図7に示すプレゼンス情報処理システムにおけるユーザの移動経路の具体的を示す図である。 図7中のプレゼンス情報処理装置内の情報蓄積手段に保持されているプレゼンス情報の履歴データの具体例を示す図である。 本発明の第3の実施例に係るプレゼンス情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図10に示すプレゼンス情報処理システムにおけるユーザの移動経路の具体例を示す図である。 図10中のTODOデータベース内の内容の具体例を示す図である。 本発明の第4の実施例に係るプレゼンス情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図13に示すプレゼンス情報処理システムにおけるユーザのURL参照履歴の具体例を示す図である。 図13に示すプレゼンス情報処理システムの処理シーケンスの具体例を示す図である。 本発明の第6の実施例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 プレゼンス情報処理装置
2 プレゼンスサーバ
3 通信ネットワーク
6 TODOデータベース
7 環境センサデータベース
11 情報蓄積手段
12 サービス提供手段
41〜4n 通信端末
51〜5n プレゼンス情報取得手段
101〜10n ユーザ
1600 プレゼンス情報処理制御プログラム
A1 プレゼンス情報取得ステップ
A2 プレゼンス情報収集ステップ
A3 プレゼンス情報履歴データ蓄積ステップ
A4 プレゼンス情報履歴データ抽出ステップ
A5 TODOデータベース内情報取得ステップ
A6 環境センサデータベース内情報取得ステップ
A7 情報・警告・要求生成および送出ステップ

Claims (11)

  1. ユーザにより使用される通信端末が通信ネットワークに接続されているネットワークシステムにおいて、
    自己が属する通信端末を監視し、当該通信端末を使用するユーザのプレゼンス情報を取得するプレゼンス情報取得手段と、
    各通信端末の前記プレゼンス情報取得手段により取得されたプレゼンス情報を通信ネットワークを経由して収集するプレゼンスサーバと、
    前記プレゼンスサーバにより収集されたプレゼンス情報の履歴データを蓄積するプレゼンス情報処理装置内の情報蓄積手段と、
    前記情報蓄積手段に蓄積されたプレゼンス情報の履歴データ(最新のプレゼンス情報を含む)を基にユーザへのサービスを提供する上で最適と判断される情報や警告や要求を生成・送出する処理を行うことにより、当該ユーザにサービスを提供するプレゼンス情報処理装置内のサービス提供手段と
    を有することを特徴とするプレゼンス情報処理システム。
  2. プレゼンス情報処理装置により行われる処理の過程で必要となる各ユーザのスケジュールを保持するTODOデータベースを有し、サービス提供手段がプレゼンス情報履歴に加えて前記TODOデータベースから取得した情報を使用してサービス提供のための処理を行うことを特徴とする請求項1記載のプレゼンス情報処理システム。
  3. 各ユーザを取り巻く環境(例えば、ユーザが使用している公共交通機関の運行状況や道路の渋滞状態)を保持する環境センサデータベースを有し、サービス提供手段がプレゼンス情報履歴に加えて前記環境センサデータベースから取得した情報を使用してサービス提供のための処理を行うことを特徴とする請求項1記載のプレゼンス情報処理システム。
  4. プレゼンス情報処理装置により行われる処理の過程で必要となる各ユーザのスケジュールを保持するTODOデータベースと、各ユーザを取り巻く環境を保持する環境センサデータベースとを有し、サービス提供手段がプレゼンス情報履歴に加えて前記TODOデータベースおよび前記環境センサデータベースから取得した情報を使用してサービス提供のための処理を行うことを特徴とする請求項1記載のプレゼンス情報処理システム。
  5. 通信端末がユーザの車両に搭載される車載端末であるネットワークシステムに適用され、少なくとも移動中のユーザの現在位置を含むプレゼンス情報が一定時間間隔で収集され、「過去のユーザの移動経路に鑑みて予測される当該ユーザのこれからの移動経路上の道路の混み具合を、いくつかの予測経路について、当該ユーザに提示するサービス」が各ユーザに対して提供されることを特徴とする請求項3記載のプレゼンス情報処理システム。
  6. 通信端末が無線端末であり、無線エリア管理部によって各無線エリアにおける通信リソースが管理されており、各通信端末が当該各通信端末の存在する各無線エリアにおける通信リソースを使用するネットワークシステムに適用され、少なくとも移動中のユーザの現在位置を含むプレゼンス情報が一定時間間隔で収集され、「過去のユーザの移動経路に鑑みて予測される当該ユーザのこれからの移動経路上にある各無線エリアにおける通信リソースをあらかじめ予約するための通信リソース予約要求を、当該ユーザのために、無線エリア管理部に発行するサービス」が各ユーザに対して提供されることを特徴とする請求項3記載のプレゼンス情報処理システム。
  7. 少なくとも移動中のユーザの現在位置を含むプレゼンス情報が一定時間間隔で収集され、「TODOデータベース内にユーザについての特定地点に関する記述がある場合に、当該特定地点に当該ユーザが接近したとき、当該ユーザが当該特定地点に接近しつつあることを当該ユーザに通知するサービス」が各ユーザに対して提供されることを特徴とする請求項2記載のプレゼンス情報処理システム。
  8. 通信ネットワークがインターネットであり、通信ネットワークを介してWebページにアクセスする通信端末が存在し、少なくともアクセス対象のWebページのURLと当該Webページで抽出されるキーワードとを含むプレゼンス情報が各ユーザの通信端末によるWebページへのアクセス時に収集され、「ユーザが通信端末によってサーチエンジンのWebページにアクセスする時に、その時点から一定時間以前までの過去の期間における当該ユーザによるWeb空間上のURL参照履歴において各Webページから抽出されたキーワードを、当該ユーザが直接提示した検索条件のキーワードに加えるサービス」が各ユーザに対して提供されることを特徴とする請求項1記載のプレゼンス情報処理システム。
  9. 各ユーザに係る通信端末のプレゼンス情報取得手段が、自己の属する通信端末の状態を監視し、プレゼンス情報の履歴データをサービス提供に利用する上での適切なタイミングで当該各ユーザに関するプレゼンス情報を取得する第1のステップと、
    プレゼンスサーバが、通信ネットワークを介して、各通信端末のプレゼンス情報取得手段から、前記第1のステップで取得された各ユーザに関するプレゼンス情報を収集する第2のステップと、
    プレゼンス情報処理装置内の情報蓄積手段が、前記第2のステップにおいてプレゼンスサーバにより収集されたプレゼンス情報を受け取ることにより、各ユーザに関するプレゼンス情報の履歴データを蓄積していく第3のステップと、
    プレゼンス情報処理装置内のサービス提供手段が、各ユーザに対するサービス(プレゼンス情報処理装置においてあらかじめ提供内容が設定されているサービス)の提供を行うために、当該各ユーザに関するプレゼンス情報の履歴データ(前記第1のステップで取得された最新のプレゼンス情報を含む)を情報蓄積手段から抽出する第4のステップと、
    サービス提供手段が提供するサービスの内容に応じてTODOデータベースから情報を取得する第5のステップと、
    サービス提供手段が提供するサービスの内容に応じて環境センサデータベースから情報を取得する第6のステップと、
    サービス提供手段が、前記第4のステップ,前記第5のステップ,前記6のステップで取得した情報に基づき、サービス提供対象のユーザに対するサービスの提供を実現する上で必要な情報や警告や要求を生成し、当該情報・警告・要求を送出する第7のステップと
    を有することを特徴とするプレゼンス情報処理方法。
  10. ユーザにより使用される通信端末が通信ネットワークに接続されているネットワークシステムにおいて、
    自己が属する通信端末を監視し、当該通信端末を使用するユーザのプレゼンス情報を取得するプレゼンス情報取得手段と、各通信端末の前記プレゼンス情報取得手段により取得されたプレゼンス情報を通信ネットワークを経由して収集するプレゼンスサーバとが存在することを前提として、
    プレゼンス情報処理装置を、前記プレゼンスサーバにより収集されたプレゼンス情報の履歴データを蓄積する情報蓄積手段,および前記情報蓄積手段に蓄積されたプレゼンス情報の履歴データを基にユーザへのサービスを提供する上で最適と判断される情報や警告や要求を生成・送出する処理を行うことにより当該ユーザにサービスを提供するサービス提供手段として機能させるためのプログラム。
  11. ユーザにより使用される通信端末が通信ネットワークに接続されているネットワークシステムにおいて、
    自己が属する通信端末を監視し、当該通信端末を使用するユーザのプレゼンス情報を取得するプレゼンス情報取得手段と、各通信端末の前記プレゼンス情報取得手段により取得されたプレゼンス情報を通信ネットワークを経由して収集するプレゼンスサーバと、プレゼンス情報処理装置により行われる処理の過程で必要となる各ユーザのスケジュールを保持するTODOデータベースと、各ユーザを取り巻く環境を保持する環境センサデータベースとが存在することを前提として、
    プレゼンス情報処理装置を、前記プレゼンスサーバにより収集されたプレゼンス情報の履歴データを蓄積する情報蓄積手段,ならびに前記情報蓄積手段に蓄積されたプレゼンス情報の履歴データと前記TODOデータベースおよび前記環境センサデータベースから取得した情報とを基にユーザへのサービスを提供する上で最適と判断される情報や警告や要求を生成・送出する処理を行うことにより当該ユーザにサービスを提供するサービス提供手段として機能させるためのプログラム。
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