JP2005069205A - ターボコンパウンドエンジンの排気還流装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 燃費の低下を抑制しつつ、排気を低公害化させる。
【解決手段】 排気マニホールド6aと吸気マニホールド8aとを連通するEGR通路19に空冷式のEGRクーラ22を介装するとともに、EGR通路19を通過する排気により駆動しEGRクーラ22に強制的に送風するブロワ20を設ける。これにより、EGR通路19を通過して還流する排気が効率よく冷却されるので、エンジン1の吸気温度が上昇することを抑制し、排気中の窒素酸化物を充分に低減させることができる。このとき、ブロワ20を駆動するのに、EGR通路19を通過する排気が利用されるので、エンジン出力又はバッテリを使用する必要がなく、燃費の低下を抑制することができる。また、排気の一部が還流することによって、エンジン1の背圧が低下し、ポンピング損失が低下するので、エンジン出力及び燃費の低下を抑制することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 排気マニホールド6aと吸気マニホールド8aとを連通するEGR通路19に空冷式のEGRクーラ22を介装するとともに、EGR通路19を通過する排気により駆動しEGRクーラ22に強制的に送風するブロワ20を設ける。これにより、EGR通路19を通過して還流する排気が効率よく冷却されるので、エンジン1の吸気温度が上昇することを抑制し、排気中の窒素酸化物を充分に低減させることができる。このとき、ブロワ20を駆動するのに、EGR通路19を通過する排気が利用されるので、エンジン出力又はバッテリを使用する必要がなく、燃費の低下を抑制することができる。また、排気の一部が還流することによって、エンジン1の背圧が低下し、ポンピング損失が低下するので、エンジン出力及び燃費の低下を抑制することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ターボコンパウンドエンジンに設けられた排気還流装置において、エンジン出力及び燃費の低下を抑制しつつ、排気を低公害化させる技術に関する。
従来から、特開平9−222026号公報(特許文献1)に記載されているようなターボコンパウンドエンジンが提案されている。かかるターボコンパウンドエンジンは、ターボチャージャと排気エネルギー回収装置とを有している。ターボチャージャは、排気系に設けられたタービンと、このタービンに連結されるとともに吸気系に設けられたコンプレッサと、を含んで構成されており、排気によりタービンが回転することによってコンプレッサが回転しエンジンへの吸気を過給させる。排気エネルギー回収装置は、ターボチャージャの下流の排気系に更にタービンを設け、排気により回転するこのタービンの回転力をエンジンの出力軸に伝達する。これらにより、ターボコンパウンドエンジンは、出力及び燃費が向上する。
また、エンジンの排気の一部を吸気マニホールドに戻し、これを一種の不活性気体として燃焼温度を下げることで、排気中の窒素酸化物の低減を図る排気還流装置が知られている。
特開平9−222026号公報
ところで、このような排気還流装置は、排気マニホールド内と吸気マニホールド内との圧力差を利用して、排気の一部を吸気系に還流する構成であるため、ターボコンパウンドエンジンに排気還流装置を設けると、次のような問題点があった。即ち、高温、高圧の排気が吸気系に還流するので、吸気が高温になってしまい、エンジンの燃焼温度の低下が抑制され、窒素酸化物が低減しにくくなってしまう。このため、吸気系に還流される排気をEGRクーラによって冷却する技術が公知となっているが、EGRクーラをエンジン冷却水で冷却する方式では、ラジエータの負荷が大きくなってしまう。また、EGRクーラの冷却効率を向上させるために、ブロアにより外気をEGRクーラに強制的に送風すると、ブロアを駆動するためのエネルギーが必要となり、燃費が低下してしまう。
また、ターボコンパウンドエンジンでは、排気が複数のタービンを通過するため、エンジンの背圧が高くなってしまう。このため、ポンピング損失が大きくなり、特に低負荷時ではエンジン出力及び燃費を低下させてしまうという問題点があった。
本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、エンジン出力及び燃費の低下を抑制しつつ、排気の温度を効率よく低下させて排気を低公害化させるターボコンパウンドエンジンの排気還流装置を提供することを目的とする。
本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、エンジン出力及び燃費の低下を抑制しつつ、排気の温度を効率よく低下させて排気を低公害化させるターボコンパウンドエンジンの排気還流装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の発明は、排気エネルギーにより吸気を過給するターボチャージャを有するとともに、前記ターボチャージャの高圧タービンを通過した後の排気により低圧タービンを回転させることによって排気のエネルギーを回収するターボコンパウンドエンジンにおいて、排気通路と吸気通路とを連通する排気還流通路に空冷式の冷却手段を介装するとともに、前記排気還流通路を通過する排気により駆動し前記冷却手段に強制的に送風する送風手段を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記送風手段は、外気を導入して前記冷却手段に送風するブロワと、前記排気還流通路を通過する排気により回転し、前記ブロワを回転駆動させるブロワ駆動用タービンと、を含んで構成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記ブロワ駆動用タービンは、前記冷却手段の上流側の排気還流通路に設けられたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記ブロワ駆動用タービンは、前記冷却手段の上流側の排気還流通路に設けられたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記排気還流通路の流路断面積を増減させる可変絞り弁と、前記ターボコンパウンドエンジンの運転状態に基づいて、前記可変絞り弁の作動制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記制御手段は、前記エンジンの回転速度及び負荷に基づいて、前記可変絞り弁の作動制御を行うことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記制御手段は、前記エンジンの回転速度及び負荷に基づいて、前記可変絞り弁の作動制御を行うことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、送風手段により冷却手段に外気が強制的に送風されることによって、冷却手段の冷却効率が向上するので、排気還流通路を通過して還流する排気が効率よく冷却され、エンジンの吸気温度が上昇することが抑制される。このとき、送風手段を駆動するのに、排気還流通路を通過する排気が利用されるので、エンジン出力又はバッテリを使用する必要がない。また、排気通路から吸気通路へ排気の一部が還流するので、エンジンの背圧が低下し、ポンピング損失が低下する。従って、エンジン出力及び燃費を抑制しつつ、排気中の窒素酸化物が充分に低減され、排気を低公害化することができる。更に、冷却手段の冷却効率が向上するので、冷却手段を小型化して設置スペースを低減させることもできる。
請求項2記載の発明によれば、排気還流通路を通過する排気により駆動し冷却手段に送風する送風手段を容易に構成することができる。
請求項3記載の発明によれば、排気還流通路を通過して還流する排気は、冷却手段を通過する前にブロワ駆動用タービンを通過する。これにより、ブロワ駆動用タービンを高圧の排気が通過するので、効率よくブロワ駆動用タービンが回転し、ブロワの出力を向上させることができる。
請求項3記載の発明によれば、排気還流通路を通過して還流する排気は、冷却手段を通過する前にブロワ駆動用タービンを通過する。これにより、ブロワ駆動用タービンを高圧の排気が通過するので、効率よくブロワ駆動用タービンが回転し、ブロワの出力を向上させることができる。
請求項4記載の発明によれば、エンジンの運転状態に基づいて排気還流通路の流路断面積が増減するので、最適な排気還流を行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、エンジンの回転速度及び負荷に基づいて、可変絞り弁の作動制御が行なわれるので、エンジンの制御等を行うために設けられているセンサを流用して排気還流の制御を行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、エンジンの回転速度及び負荷に基づいて、可変絞り弁の作動制御が行なわれるので、エンジンの制御等を行うために設けられているセンサを流用して排気還流の制御を行うことができる。
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、本発明の実施例の構成図である。
ターボコンパウンドエンジン(以下エンジンという)1は、エネルギー回収装置2を有している。エネルギー回収装置2は、低圧タービン3、減速装置4及び流体継手5を含んで構成されている。低圧タービン3は、エンジン1の排気通路6に介装され、排気通路6内を通過する排気により回転する。減速装置4は、低圧タービン3の回転を減速する。流体継手5は、エンジン1の回転変動によるエンジン1の出力軸7と減速装置4との間の相対変位を吸収しつつ、減速装置4からエンジン1の出力軸7へ回転力を伝達する。これにより、エネルギー回収装置2は、排気エネルギーを回収してエンジン1の回転エネルギーに用いることによって、エンジン1の熱効率を向上させることができる。
図1は、本発明の実施例の構成図である。
ターボコンパウンドエンジン(以下エンジンという)1は、エネルギー回収装置2を有している。エネルギー回収装置2は、低圧タービン3、減速装置4及び流体継手5を含んで構成されている。低圧タービン3は、エンジン1の排気通路6に介装され、排気通路6内を通過する排気により回転する。減速装置4は、低圧タービン3の回転を減速する。流体継手5は、エンジン1の回転変動によるエンジン1の出力軸7と減速装置4との間の相対変位を吸収しつつ、減速装置4からエンジン1の出力軸7へ回転力を伝達する。これにより、エネルギー回収装置2は、排気エネルギーを回収してエンジン1の回転エネルギーに用いることによって、エンジン1の熱効率を向上させることができる。
エンジン1の吸気通路8には、上流より、外気から塵埃等の不純物を取り除くエアクリーナ9、ターボチャージャ10を構成するコンプレッサ11、吸気を冷却するインタークーラ12が介装されている。
一方、低圧タービン3の上流側の排気通路6には、ターボチャージャ10を構成する高圧タービン14が介装されている。更に、低圧タービン3の下流側の排気通路6には、排気を消音するマフラ15が介装されている。
一方、低圧タービン3の上流側の排気通路6には、ターボチャージャ10を構成する高圧タービン14が介装されている。更に、低圧タービン3の下流側の排気通路6には、排気を消音するマフラ15が介装されている。
排気通路6の最上流に設けられた排気マニホールド6aと、吸気通路8の最下流に設けられた吸気マニホールド8aとは、EGR通路19(排気還流通路)により連通している。EGR通路19には、排気通路6側から順番に、ブロワ20が連結されたブロワ駆動用タービン21、空冷式のEGRクーラ22(冷却手段)及びEGRバルブ23(可変絞り弁)が介装されている。ブロワ駆動用タービン21は、EGR通路19を通過する排気により回転し、ブロワ20を回転駆動させる。ブロワ20は、エアクリーナ9により不純物が取り除かれた吸気の一部を導入し、EGRクーラ22に強制的に送風する。なお、ブロワ20及びブロワ駆動用タービン21は、送風手段に該当する。EGRクーラ22は、EGR通路19を流通する排気を冷却する。EGRバルブ23は、マイクロコンピュータを内蔵したコントローラ25(制御手段)からの信号により、EGR通路19の流路断面積を増減させる。
エンジン1には、回転速度を検出する回転速度センサ26と、燃料供給量、吸入空気流量、又は吸入負圧等の負荷を検出する負荷センサ27と、が設けられている。コントローラ25は、回転速度センサ26及び負荷センサ27からエンジン1の回転速度及び負荷を入力して、EGR流量を演算し、このEGR流量に基づいてEGRバルブ23をデューティ制御する。なお、このEGR流量の演算は、あらかじめコントローラ25に、エンジン1の回転速度及び負荷に対応したEGR流量を設定したマップを記憶させておき、このマップから、エンジン1の回転速度及び負荷に対応したEGR流量を読み出すことによって行われる。
次に、このようなエンジン1の排気還流装置の動作について説明する。
エンジン1から排出された排気は、高圧タービン14に供給される。これにより、高圧タービン14が回転し、コンプレッサ11が回転駆動する。高圧タービン14を通過した排気は、低圧タービン3を通過した後、マフラ15を通過して大気中へ放出される。低圧タービン3は、この排気により回転駆動する。低圧タービン3の回転は、減速装置4により減速され、流体継手5を介してエンジン1の回転変動を吸収しつつ、エンジン1の出力軸7に伝達される。これにより、エンジン1の排気エネルギーが回収されエンジン1の回転エネルギーに用いられるので、エンジン1の出力及び燃費が向上する。
エンジン1から排出された排気は、高圧タービン14に供給される。これにより、高圧タービン14が回転し、コンプレッサ11が回転駆動する。高圧タービン14を通過した排気は、低圧タービン3を通過した後、マフラ15を通過して大気中へ放出される。低圧タービン3は、この排気により回転駆動する。低圧タービン3の回転は、減速装置4により減速され、流体継手5を介してエンジン1の回転変動を吸収しつつ、エンジン1の出力軸7に伝達される。これにより、エンジン1の排気エネルギーが回収されエンジン1の回転エネルギーに用いられるので、エンジン1の出力及び燃費が向上する。
一方、エアクリーナ9に吸い込まれた外気は、エンジン1の吸気として、エアクリーナ9により塵埃等の不純物が除去された後、コンプレッサ11により圧縮される。この圧縮された吸気は、高温となるが、インタークーラ12を通過することによって冷却される。これにより、吸気の体積が減少し、エンジン1の吸気効率が向上する。インタークーラ12にて冷却された吸気は、エンジン1に供給される。
エンジン1から排出された排気の一部は、排気マニホールド6aからEGR通路19に流入し、ブロワ駆動用タービン21を通過する。これにより、ブロワ駆動用タービン21が回転し、ブロワ20が回転駆動される。ブロワ駆動用タービン21を通過した排気は、タービン21で膨張する際に温度低下するとともに、EGRクーラ22を通過することによって更に冷却されて、吸気マニホールド8aに還流する。ブロワ20は、回転駆動することにより、エアクリーナ9を通過して不純物が取り除かれた吸気の一部を導入し、EGRクーラ22に強制的に送風する。これにより、EGRクーラ22から効率的に放熱されるので、EGRクーラ22の冷却効率が向上し、吸気マニホールド8aに還流する排気が効率よく冷却される。このようにして、低温になった排気が吸気系に還流するので、エンジン1の燃焼温度が低下し、排気中の窒素酸化物を低減させることができる。このとき、ブロワ20を駆動するのに、還流する排気が利用されるので、エンジン出力又はバッテリを使用する必要がない。これにより、燃費の低下を抑制することができる。また、EGRクーラ22の冷却効率が向上するので、EGRクーラ22を小型化して設置スペースを低減させることができる。更に、ブロワ駆動用タービン21は、EGRクーラ22の上流側のEGR通路19に設けられたので、ブロワ駆動用タービン21を高圧の排気が通過する。これにより、ブロワ駆動用タービン21が効率よく回転し、ブロワ20の出力を向上させることができる。
また、排気マニホールド6aから吸気マニホールド8aへ排気の一部が還流するので、エンジン1の背圧が低下し、ポンピング損失が低下する。これにより、エンジン出力及び燃費の低下を抑制することができる。
また、回転速度センサ26及び負荷センサ27により夫々検出されたエンジン1の回転速度及び負荷に基づいて、コントローラ25は、EGR通路19に介装されたEGRバルブ23を作動制御し、EGR通路19の流路断面積を増減させる。これにより、エンジン1の制御等を行うために設けられているセンサを流用して、最適な排気還流を行うことができる。
また、回転速度センサ26及び負荷センサ27により夫々検出されたエンジン1の回転速度及び負荷に基づいて、コントローラ25は、EGR通路19に介装されたEGRバルブ23を作動制御し、EGR通路19の流路断面積を増減させる。これにより、エンジン1の制御等を行うために設けられているセンサを流用して、最適な排気還流を行うことができる。
1 ターボコンパウンドエンジン
3 低圧タービン
6 排気通路
6a 排気マニホールド
8 吸気通路
8a 吸気マニホールド
10 ターボチャージャ
11 コンプレッサ
14 高圧タービン
19 EGR通路
20 ブロワ
21 ブロワ駆動用タービン
22 EGRクーラ
23 EGRバルブ
26 コントローラ
3 低圧タービン
6 排気通路
6a 排気マニホールド
8 吸気通路
8a 吸気マニホールド
10 ターボチャージャ
11 コンプレッサ
14 高圧タービン
19 EGR通路
20 ブロワ
21 ブロワ駆動用タービン
22 EGRクーラ
23 EGRバルブ
26 コントローラ
Claims (5)
- 排気エネルギーにより吸気を過給するターボチャージャを有するとともに、前記ターボチャージャの高圧タービンを通過した後の排気により低圧タービンを回転させることによって排気のエネルギーを回収するターボコンパウンドエンジンにおいて、
排気通路と吸気通路とを連通する排気還流通路に空冷式の冷却手段を介装するとともに、前記排気還流通路を通過する排気により駆動し前記冷却手段に強制的に送風する送風手段を設けたことを特徴とするターボコンパウンドエンジンの排気還流装置。 - 前記送風手段は、
外気を導入して前記冷却手段に送風するブロワと、
前記排気還流通路を通過する排気により回転し、前記ブロワを回転駆動させるブロワ駆動用タービンと、
を含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のターボコンパウンドエンジンの排気還流装置。 - 前記ブロワ駆動用タービンは、前記冷却手段の上流側の排気還流通路に設けられたことを特徴とする請求項2に記載のターボコンパウンドエンジンの排気還流装置。
- 前記排気還流通路の流路断面積を増減させる可変絞り弁と、
前記ターボコンパウンドエンジンの運転状態に基づいて、前記可変絞り弁の作動制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のターボコンパウンドエンジンの排気還流装置。 - 前記制御手段は、前記エンジンの回転速度及び負荷に基づいて、前記可変絞り弁の作動制御を行うことを特徴とする請求項4に記載のターボコンパウンドエンジンの排気還流装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003303833A JP2005069205A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | ターボコンパウンドエンジンの排気還流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005069205A true JP2005069205A (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=34407690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003303833A Pending JP2005069205A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | ターボコンパウンドエンジンの排気還流装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005069205A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012509437A (ja) * | 2008-11-19 | 2012-04-19 | ボルボ ラストバグナー アーベー | 車両の内燃機関の排気ガス内のNOx含有量を低減する方法及び装置 |
DE102019202342A1 (de) * | 2019-02-21 | 2020-08-27 | Ford Global Technologies, Llc | Brennkraftmaschine und Kraftfahrzeug aufweisend eine Kurbelgehäuseentlüftung und einen Ölnebelabscheider |
-
2003
- 2003-08-28 JP JP2003303833A patent/JP2005069205A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012509437A (ja) * | 2008-11-19 | 2012-04-19 | ボルボ ラストバグナー アーベー | 車両の内燃機関の排気ガス内のNOx含有量を低減する方法及び装置 |
DE102019202342A1 (de) * | 2019-02-21 | 2020-08-27 | Ford Global Technologies, Llc | Brennkraftmaschine und Kraftfahrzeug aufweisend eine Kurbelgehäuseentlüftung und einen Ölnebelabscheider |
DE102019202342B4 (de) | 2019-02-21 | 2022-07-07 | Ford Global Technologies, Llc | Brennkraftmaschine und Kraftfahrzeug |
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