JP2005068881A - 外装材の接続部の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多少の下地のバラツキや柄の凹凸があってもカバー材にずれや浮きを生じず滑らかに連結できるようにする。
【解決手段】 外壁本体1の外面に沿って外装材2を並べ、左右に隣り合う外装材2の継ぎ目にジョイナーAのベース材6を配置してベース材6を外壁本体1に固定し、ジョイナーAのカバー材7を左右に隣り合う外装材2の端縁間を覆うように配置すると共にカバー材7の背面に設けた嵌合部8をベース材6に設けた受け部9に嵌合してカバー材7をベース材6に取り付けた外装材の接続部の構造である。これにおいて、カバー材1の下端部に内部が空洞となった嵌合雌部11を設けると共にカバー材7の上端に嵌合雄部12を設け、複数のカバー材7を上下に並べて上下に隣り合うカバー材7間で上に位置するカバー材7の下端部の嵌合雌部11内に下に位置するカバー材7の上端部の嵌合雄部12を差し込んで嵌合する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外壁本体の外面側に外装材を並べて外装の施工をするとき左右に隣り合う外装材間の継ぎ目を仕舞う外装材の接続部の構造に関するものである。
従来、建物の外壁本体1の外面側に外装材2を貼る施工をするときは例えば図10に示すように行われる。外壁本体1の外面側に断熱ボード3を介して胴縁4を取り付けてあり、この胴縁4の外面側に左右及び上下に複数枚の外装材2を並べて取り付けてある。この外装材2は例えば表面に凹凸模様10を設けた金属板の背面に合成樹脂発泡体を裏打ちした所謂金属サイディング材と称されるものである。外装材2の上端には雄実5を下端には雌実を設けてあり、上下に隣り合う外装材2は雄実5と雌実とを嵌合することで接続してある。
左右に隣り合う外装材2間はベース材6とカバー材7からなるジョイナーAを介して接続される(例えば、特許文献1の従来技術及び図9参照)。左右に隣り合う外装材2間で外装材2より裏側には胴縁4に沿ってベース材6が配置されてベース材6が胴縁4に取り付けられ、左右に隣り合う外装材2間で外装材2より表側にはカバー材7が上下方向に配置され。カバー材7の背部に設けた嵌合部8がベース材6に設けた受け部9に嵌合されてカバー材7が取り付けられ、カバー材7の両側で外装材2の端縁の外面側が押さえられる。
ジョイナーAには図11(a)に示すように直線部で接続する平ジョイナーA1と図11(b)に示すように出隅部で接続する出隅ジョイナーA2とがある。平ジョイナーA1は平板状のベース材6aと平板状のカバー材7aとで構成されており、出隅ジョイナーA2はL字板状のベース材6bとL字板状のカバー材7bとで構成されている。
ところで、凹凸模様10を有する外装材2の外観と同じ外観の凹凸模様10を有するようにするために図12(a)に示すように外装材2の上下方向の長さと同じ長さに形成された長尺でない所定長さのカバー材7を上下方向に並べるように施工する場合、上下方向に並べた複数のカバー材7間に夫々継ぎ目ができる。そこで、上下に隣り合うカバー材7の継ぎ目の部分では図12(b)に示すように下に位置するカバー材7の上端部の外面に上に位置するカバー材の下端部を重ね合わせている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−115073号公報 特開2003−27707号公報
ところが、上記のように上下に隣り合うカバー材7の継ぎ目で下に位置する外装材の上端部の外面に上に位置するカバー材7の上端部を重ね合わせるだけで上下のカバー材7を連結する構造では、外装材2の柄や外壁本体1の不陸によっては上下のカバー材7の連結部にずれや浮きが生じる場合があり、水密性能や外観的な問題が生じやすい。例えば、図13の符号Xに示す部分のように下地としての胴縁4が反ったり、ひねったりした場合、ベース材6が正しく取り付けられず、カバー材7もひねった取り付け状態となる。また図13の符号Yに示す部分のようにベース材6の継ぎ目がずれて取り付けられている場合、この部分の付近にカバー材7の端部がくると、カバー材7にもずれが生じるという問題がある。また図13の符号Zに示す部分のようにベース材7を挟む両側の外装材2の柄位置(凹凸模様の柄の凸部のトップや目地位置)によりカバー材7の密着力が異なり、歪んだ形でカバー材7が取り付けられてしまう。
これを避けるために下地の調整を高い精度で行う必要があり、工事としては非常に手間、時間がかかる。また柄の凹凸によるカバー材のずれや浮きは下地調整では克服できないため問題として残る。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、多少の下地のバラツキや柄の凹凸があってもカバー材にずれや浮きを生じず滑らかに連結できる外装材の接続部の構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る外装材の接続部の構造は、外壁本体1の外面に沿って外装材2を並べ、左右に隣り合う外装材2の継ぎ目にジョイナーAのベース材6を配置してベース材6を外壁本体1に固定し、ジョイナーAのカバー材7を左右に隣り合う外装材2の端縁間を覆うように配置すると共にカバー材7の背面に設けた嵌合部8をベース材6に設けた受け部9に嵌合してカバー材7をベース材6に取り付けた外装材の接続部の構造において、カバー材1の下端部に内部が空洞となった嵌合雌部11を設けると共にカバー材7の上端に嵌合雄部12を設け、複数のカバー材7を上下に並べて上下に隣り合うカバー材7間で上に位置するカバー材7の下端部の嵌合雌部11内に下に位置するカバー材7の上端部の嵌合雄部12を差し込んで嵌合して成ることを特徴とする。
上記のように嵌合雌部11に嵌合雄部12を嵌合して上下のカバー材7を連結することにより多少の下地の不陸や柄の凹凸があってもカバー材7端部同士が相互に位置決めして連結されて上下に隣り合うカバー材7同士が滑らかに繋がれて外観がよくなる。上記のように上下に隣り合うカバー材7を相互に位置決めして所定位置に取り付けられるために下地の施工の精度が緩和され、施工性を向上することができる。また上記のように取り付けることでカバー材7の浮きがなくなり、水密性が確保しやすくなる。
また嵌合雄部12の根元に段差部13を設け、嵌合雄部12の先端の幅を嵌合雌部11の内幅より小さくすると共に嵌合雄部12の段差部13の部分の幅を嵌合雌部11の内幅と略同幅にして成ることを特徴とすることも好ましい。嵌合雄部12の根元に段差部13が設けてあるため、嵌合雌部12に嵌合雄部12を挿入して嵌合するとき所定深さまで挿入されて精度よい接続ができると共に雨水が浸入しにくいように接続できる。また嵌合雄部12の先端の幅を嵌合雌部11の内幅より小さくすると共に嵌合雄部12の段差部13の部分の幅を嵌合雌部11の内幅と略同幅にしたことにより、嵌合雌部11を嵌合雄部12に差し込むとき、幅方向である左右の差し込み量を片方づつ変えて差し込むことができ、嵌合雌部11と嵌合雄部12の嵌合がスムーズにできる。
また嵌合雌部11の下端から嵌合雄部12を誘い込むガイド片14を突設したことを特徴とすることも好ましい。嵌合雌部11を嵌合雄部12に差し込みときガイド片14で差し込むようにガイドされて嵌合雌部11と嵌合雄部12の嵌合がスムーズにできる。
本発明は、上述のように嵌合雌部に嵌合雄部を嵌合して上下のカバー材を連結することにより多少の下地の不陸や柄の凹凸があってもカバー材端部同士が相互に位置決めして連結されて上下に隣り合うカバー材同士が滑らかに繋がれて外観がよくなるという効果があり、また上記のように上下に隣り合うカバー材を相互に位置決めして所定位置に取り付けられるために下地の施工の精度が緩和され、施工性を向上することができるという効果があり、また上記のように取り付けることでカバー材の浮きがなくなり、水密性が確保しやすくなるという効果がある。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。背景技術で述べたように外壁本体1の外面側には断熱ボード3を介して胴縁4を取り付けてあり、この胴縁4の外面側には外装材2を左右及び上下方向に並べて貼られる。この外装材2は例えば表面板2aが金属板で表面板2aの裏面側に合成樹脂発泡体を裏打ちして形成される所謂金属サイディング材と称されるものである。表面板2aには凹凸模様を施すと共に塗装を施して外観模様を形成してある。外装材2の上端には雄実を設けてあり、外装材2の下端には雄実に嵌合し得る雌実を設けてある。そして上下に隣り合う外装材2は雄実と雌実との嵌合にて接続してある。このとき、外装材2の雄実部分から釘、ビス等の固着具を打入して外装材2を胴縁4に固定してある。
左右に隣り合う外装材2の間はジョイナーAにて上下方向に亙って接続されるようになっている。ジョイナーAはベース材6とカバー材7とで構成されている。ベース材6はアルミニウムや合成樹脂の押し出し成形品や金属材料の板金加工品にて形成されており、長手方向に同一断面の長尺物に形成されている。このベース材6の表面側には受け部9を長手方向全長に亙って設けてある。この受け部9は一対の平行な突片9aと一対の突片9aから内側に返り状の突設した受け爪9bとで構成されている。
カバー材7は例えば金属板材の板金加工品にて形成されており、表面には外装材2の表面板2aと同質の外観模様となるように凹凸模様や塗装を施してある。このカバー材7はベース材6のような長尺物でなく、所定の長さの定尺物であり、例えば、外装材2の上下方向の長さと同じ長さに形成してある。カバー材7の裏側には嵌合部8を設けてあり、嵌合部8は裏側に突設した一対の突片8aと一対の突片8aから外側に返り状に突設した嵌合爪8bにて形成されている。カバー材7の両側の裏側に水密材15を装着してある。
上記ジョイナーAには直線部で接続する平ジョイナーA1と出隅部で接続する出隅ジョイナーA2とがある。平ジョイナーA1は平板状のベース材6aと平板状のカバー材7aとで構成されており、出隅ジョイナーA2はL字板状のベース材6bとL字板状のカバー材7bとで構成されている。
外装材2を貼るとき、左右に隣り合う外装材2間に位置する部分では胴縁4の外面に沿って上下全長に亙るようにベース材6が配置され、釘、ビス等の固着具にてベース材6が胴縁4に固着される。左右に隣り合う外装材2が同一平面に並ぶ部分では平ジョイナーA1のベース材6が胴縁4に取り付けられ、左右に隣り合う外装材2が直角に隣り合う出隅部分では出隅ジョイナーA2のベース材6bが胴縁4に取り付けられる。このようにベース材6を取り付けた後に外装材2が貼られるのであるが、ベース材6の受け部9を隣り合う外装材2の端部間に挟んで外装材2の端縁がベース材6の上に重ねられる。
外装材2を貼った後にジョイナーAのカバー材7が取り付けられるのであるが、平ジョイナーA1のカバー材7aを取り付ける場合次のように取り付けられる。複数個のカバー材7aは下から上に向けて順に取り付けられるものであり、各カバー材7aを取り付けるとき図3に示すように嵌合部8が隣り合う外装材2の側端間の隙間から受け部9に挿入され、嵌合部8の嵌合爪8bと受け部9の受け爪9bが嵌合係止される。出隅ジョイナーA2のカバー材7bを取り付ける場合も上記と同様に次のように取り付けられる。複数個のカバー材7bは下から上に向けて順に取り付けられるものであり、各カバー材7bを取り付けるとき、図4に示すように嵌合部8が直角に隣り合う外装材2の側端間の隙間から受け部9に挿入され、嵌合部8の嵌合爪8bと受け部9の受け爪9bとが嵌合係止される。
上記のようにカバー材7が取り付けられるが、本発明では図1に示すようにカバー材7の下端部に内部が空洞となった嵌合雌部11を設けてあり、カバー材7の上端部に嵌合雌部11内に挿入し得る嵌合雄部12を設けてあり、嵌合雄部12の根元に段差部13を設けある。カバー材7は上記のように下から順に上に向けて取り付けられるのであるが、下に位置するカバー材7の上端の嵌合雄部12が上に位置するカバー材7の下端の嵌合雌部11内に挿入されるように嵌合雄部12に嵌合雌部11が嵌合される。このとき、嵌合雄部11の根元に段差部13があるために上下に隣り合うカバー材7の外面が面一になるように接続され、また嵌合雄部12が嵌合雌部11に所定深さまで挿入される。上記のように嵌合雄部12と嵌合雌部11とを嵌合して上下のカバー材7が相互に位置決めして接続され、多少の下地の不陸や柄の凹凸があっても上下に隣り合うカバー材7同士が滑らかにつながり外観よく施工できる。
また嵌合雌部11や嵌合雄部12に次のような構造を採用することも好ましい。図2のように嵌合雌部11の下端には嵌合雌部11から下方に突出するように誘い込み用のガイド片14を突設してある。このようにしてあると、嵌合雌部11を嵌合雄部12に嵌合するとき、ガイド片14にてガイドされ、嵌合雌部11内に嵌合雄部12をスムーズに挿入することができる。また嵌合雄部12の段差部13の近傍の部分の幅が嵌合雌部11の内幅と略同じ幅にしてあるが、嵌合雄部12の先端部分の幅を嵌合雄部12の内幅より小さい幅にしてある。具体的には嵌合雄部12の左右の形状を対称にしないで一方を切り欠いた状態にしてある。このようにしてあると、嵌合雌部11を嵌合雄部12に嵌合するとき、左右で差し込み量を変えることで片方づつ差し込めるうようにして施工性を向上できる。つまり、片側(符号のa点側)を先ず挿入して仮差し込み状態にした状態で、もう片側(符号のb点側)を差し込むこと嵌合雌部11と嵌合雄部12とを嵌合して接続することができる。
次に平ジョイナーA1のカバー材7aの具体的な例を図5により説明する。カバー材7aの両側の裏面側には側部折り返し片17を設けてあり、側部折り返し片17間に嵌合部8を設けてある。カバー材7aの上端となる一端から側部折り返し片17がない嵌合雄部12を連出してあり、この嵌合雄部12の根元に段差部13を設けてある。段差部13により嵌合雄部12がカバー材7aの表面より一段凹没した凹段部状に嵌合雄部12が形成され、嵌合雄部12が水返し部の機能も有するようになっている。嵌合雄部12の先端の中央から裏側に突出部18を連出してあり、この突出部18から端部方向に突出する設置片19を突設してあり、設置片19には透孔20を貫通するように形成してある。カバー材7aの下端となる他端には裏側に折り返した下部折り返し片21を設けてあり、この下部折り返し片21と下部折り返し片21より裏側に位置する側部折り返し片17との間が挿入隙間22になっており、この挿入隙間22により上記嵌合雄部12と嵌合する嵌合雌部11を形成してある。カバー材7aの下端側である他端側の裏面には嵌合部8を設けていない切り欠き23を設けてある。この切り欠き23を設けてある部分で側部折り返し片17に窓部24を設けてあり、この窓部24が突出部18を挿通し得る幅にしてある。カバー材7aの両側の側部折り返し片17の裏面側には一端から他端に亙るように水密材15を装着してある。
外装材2を貼った後に上記カバー材7aを取り付ける場合、次のように取り付けられる。複数個のカバー材7aは下から上に向けて順に取り付けられるものであり、各カバー材7aを取り付けるとき、図3に示すように嵌合部8が隣り合う外装材2の側端間の隙間から受け部9に挿入され、嵌合部8の嵌合爪8bと受け部9の受け爪9bとが嵌合係止される。各カバー材7aの設置片19は受け部9上に位置させられ、設置片19の透孔20から釘、ビス等の固着具が挿入され、固着具の先端がベース材6aを介して胴縁4に打入されて設置片19が固定される。このように設置片19を固着具にて固着することで、カバー材7aが長手方向に動かないように固定できる。上下に隣り合うカバー材7a間では下に位置するカバー材7aの嵌合雄部12が上に位置するカバー材7aの嵌合雌部11内の挿入隙間22に挿入されるように嵌合雄部12と嵌合雌部11とが嵌合される。このように嵌合雄部12と嵌合雌部11とを嵌合して図6に示すように上下のカバー材7aを連結することで上下のカバー材7aが相互に位置決めされる。
次に出隅ジョイナーA2のカバー材7bの具体的な例を図7、図8により説明する。カバー材7bの両側の裏面側には側部折り返し片17を設けてあり、側部折り返し片17間に嵌合部8を設けてある。カバー材7bの上端となる一端から側部折り返し片17がない嵌合雄部12を連出してあり、この嵌合雄部12の根元に段差部13を設けてある。段差部13により嵌合雄部12がカバー材7bの表面より一段凹没した凹段部状に嵌合雄部12が形成され、嵌合雄部12が水返し部の機能も有するようになっている。嵌合雄部12の先端部の両側の形状を対称にしないで一方を切り欠いた形状にしてある。つまり、図7(a)の符号cに示す部分と符号dに示す部分との形状が異なって両側が非対称となっている。嵌合雄部12の先端部には嵌合雄部12よりさらに凹没した設置片19を架設するように設けてあり、設置片19に透孔20を穿孔してある。設置片19の両側には裏側に凸曲するように案内部25を突設してある。カバー材7bの下端となる他端には裏側に折り返した下部折り返し片21を設けてあり、この下部折り返し片21と下部折り返し片21より裏側に位置する側部折り返し片17との間が挿入隙間22になっており、この挿入隙間22により上記嵌合雄部12と嵌合する嵌合雌部11を形成してある。カバー材7bの下端側である他端側の裏面には嵌合部8を設けていない切り欠き23を設けてある。この切り欠き23を設けてある部分では側部折り返し片17に窓部24を設けてある。
出隅ジョイナーA2のカバー材7bを取り付ける場合も上記と同様に次のように取り付けられる。複数個のカバー材7bは下から上に向けて順に取り付けられるものであり、各カバー材7bを取り付けるとき、図4に示すように嵌合部8が直角に隣り合う外装材2の側端間の隙間から受け部9に挿入され、嵌合部8の嵌合爪8bと受け部9の受け爪9bとが嵌合係止される。このとき設置片19の両側に設けた案内部25が受け部9にガイドされて出隅でも嵌合部8の位置と受け部9の位置が合致しやすく、嵌合爪8bと受け爪9bとをスムーズに嵌合係止できる。設置片19は案内部25でガイドされて受け部9上に位置させられ、設置片19の透孔20から釘、ビス等の固着具が挿入され、固着具の先端がベース材6bを介して胴縁4に打入されて設置片19が固定される。このように設置片19を固着具にて固着することでカバー材7bが長手方向に動かないように固定できる。上下に隣り合うカバー材7b間では下に位置するカバー材7bの嵌合雄部12が上に位置するカバー材7bの嵌合雌部11内の挿入隙間22に挿入されるように嵌合雄部12と嵌合雌部11とが嵌合される。このとき嵌合雄部12の左右の形状が非対称であるため左右で差し込み量を変えて片方づつ差し込むことができて嵌合雄部12と嵌合雌部11とを差し込む施工性を向上できる。このように嵌合雄部12と嵌合雌部11とを嵌合して図9に示すように上下のカバー材7bを連結することで上下のカバー材7bが相互に位置決めされる。
本発明の実施の形態の一例の上下に隣り合うカバー材を接続する状態を示す分解斜視図である。 同上の他の例の上下に隣り合うカバー材を接続する状態を示す分解斜視図である。 同上の外装材を接続した状態の一例を示す断面図である。 同上の外装材を接続した状態の他例を示す断面図である。 同上のカバー材の具体的な構造の一例を示し、(a)は一部切欠平面図、(b)は一部切欠正面図、(c)は(b)のB−B線断面図、(d)は(b)のC−C線断面図である。 同上のカバー材を上下に接続した状態の一部切欠正面図である。 同上のカバー材の具体的な構造の他の例を示し,(a)は一部切欠平面図、(b)は一部切欠正面図、(c)は側面図である。 (a)は図7(b)のD−D線断面図、(b)は図7(b)のE−E線断面図、(c)は図7(c)のF方向矢視図、(d)は図7(c)のG方向矢視図、(e)は図7(c)のH−H線断面図である。 同上のカバー材を上下に接続した状態の一部切欠正面図である。 従来例の外装材を接続した構造を示す斜視図である。 (a)は同上の平ジョイナーの分解斜視図、(b)は出隅ジョイナーの分解斜視図である。 (a)は複数のカバー材を上下に並べた状態を示す概略斜視図、(b)は上下の隣り合うカバー材の接続状態を示す斜視図である。 従来例の問題を説明する斜視図である。
符号の説明
A ジョイナー
1 外壁本体
2 外装材
6 ベース材
7 カバー材
8 嵌合部
9 受け部
11 嵌合雌部
12 嵌合雄部
13 段差部
14 ガイド片

Claims (3)

  1. 外壁本体の外面に沿って外装材を並べ、左右に隣り合う外装材の継ぎ目にジョイナーのベース材を配置してベース材を外壁本体に固定し、ジョイナーのカバー材を左右に隣り合う外装材の端縁間を覆うように配置すると共にカバー材の背面に設けた嵌合部をベース材に設けた受け部に嵌合してカバー材をベース材に取り付けた外装材の接続部の構造において、カバー材の下端部に内部が空洞となった嵌合雌部を設けると共にカバー材の上端に嵌合雄部を設け、複数のカバー材を上下に並べて上下に隣り合うカバー材間で上に位置するカバー材の下端部の嵌合雌部内に下に位置するカバー材の上端部の嵌合雄部を差し込んで嵌合して成ることを特徴とする外装材の接続部の構造。
  2. 嵌合雄部の根元に段差部を設け、嵌合雄部の先端の幅を嵌合雌部の内幅より小さくすると共に嵌合雄部の段差部の部分の幅を嵌合雌部の内幅と略同幅にして成ることを特徴とする請求項1記載の外装材の接続部の構造。
  3. 嵌合雌部の下端から嵌合雄部を誘い込むガイド片を突設したことを特徴とする請求項1記載の外装材の接続部の構造。
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